JP2001147885A - ディスクデバイスインターフェース装置 - Google Patents

ディスクデバイスインターフェース装置

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JP2001147885A
JP2001147885A JP33015099A JP33015099A JP2001147885A JP 2001147885 A JP2001147885 A JP 2001147885A JP 33015099 A JP33015099 A JP 33015099A JP 33015099 A JP33015099 A JP 33015099A JP 2001147885 A JP2001147885 A JP 2001147885A
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serial
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disk device
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Shunji Okada
俊二 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たな追加実装が必要なく取り扱いが容易
で、高速転送でケーブル接続線数の削減ができるディス
クデバイスインターフェース装置を提案する。 【解決手段】 ディスクデバイスインターフェース装置
は、少なくともデータ線についてはパラレル信号の各ビ
ットを所定のビット順序で1信号のシリアル信号化した
後、一対の差動シリアル伝送で双方向送受信する16ビ
ットデータパラレル/シリアル変換送受信入出力部1、
2を設け、このシリアル伝送のフレーム信号としてホス
トのアドレスデコード部8のデバイスアドレス信号S1
を用いるものであり、これにより、複雑な接続確認のシ
リアル通信プロトコルの追加を不要として、そのままA
TA/ATAPIディスクデバイスを接続してデータの
読み出し書き込みを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクデバイス
のインターフェース装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ATA/ATAPIインターフ
ェースに準拠したディスクデバイスのインターフェース
信号は、パラレルケーブル信号線を使用してパラレルで
送受信していた。なお、ここで使用されるデータは16
ビットパラレルデータであった。
【0003】図7に、従来の16ビットパラレルのAT
A/ATAPIインターフェースを有するディスクデバ
イスインターフェース装置の接続方法を示す。図7にお
いて、80はアドレス変換部であり、ATA/ATAP
Iインターフェースのディスクドライブ83にデバイス
アドレスビットのCS0−(−はアクティブローを示
す。),CS1−,DA[2:0]の5ビットを出力す
る。
【0004】81はホストのコントロール信号入出力部
であり、ディスクドライブ83からは転送要求信号IO
RDY,INTRQ,DMARQを受けて入力され、ホ
スト側からは少なくとも転送確認信号IOR−,IOW
−,DMACK−が出力される。なお、デバイス側から
はさらにDASP信号が入力されて、ATA/ATAP
I4デバイスのデバイスアクティブ、スレーブプレゼン
ト(スレーブ存在)を示してもよい。
【0005】なお、ケーブル85上にはPDIAG信号
が存在するが、これはホストとは接続されずにデバイス
0のディスクドライブ1(83)とデバイス1のディス
クドライブ2(84)との間のデバイス番号を決定する
ために使用されるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のディスクデバイスのインターフェース装置で
は、データ信号線はパラレルである一方、データ信号の
受け渡しのレートが高速になってきたため、パラレル信
号ではデータスキューが発生しやすく高速化に限界が生
じてきた。その対策として各パラレルケーブル信号線の
間にグランド線(GND)を挟むようにしたが、信号線
の本数がますます多くなってきて、ケーブルの引き回し
の取り扱いが困難になってしまうという不都合があっ
た。
【0007】そこで、取り扱いが容易で、かつ高速転送
であってもデータ線にスキューの発生しないで容易にケ
ーブル接続線数の削減ができるインターフェース装置が
要求されていた。
【0008】ここで、従来SCSIインターフェースの
デバイスはケーブル線に与えられる外部ノイズ干渉を防
止するために、各信号線をツイストペアのパラレルケー
ブル信号線に置き換えて使用していた例があった。しか
しこの場合には差動ドライブがパラレル線数分必要とな
りコストアップになった。また、信号線に使用するパラ
レルケーブルの信号線本数は差動化することによってさ
らに増加して取り扱いが一層不便になるという不都合が
あった。
【0009】他方、データのシリアル伝送手段として、
シリアルIEEE1394に代表される、外部にデバイ
スを設けて通信することによって自由な接続を実現する
データ転送手段があったが、そのデータ転送開始終了の
ために通信プロトコルの新たな追加実装とその実行処理
動作が必要とされるという不都合があった。
【0010】そこで、ケーブルを接続すれば直ちに動作
するプラグアンドプレイには対応しなくてもよいもので
あって、機器内部に限定してパラレル配線ケーブルでは
ATA/ATAPIプロトコルをそのまま使用できる実
装簡便で取り扱い容易な高速データ転送インターフェー
ス装置が要求されていた。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、新たな追加実装が必要なく、取り扱いが容易で、か
つ高速転送においてケーブル接続線数の削減ができるデ
ィスクデバイスインターフェース装置を提案しようとす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明のディスクインターフェース装置は、ホスト側
からディスクデバイス側に対するインターフェースを行
うディスクデバイスインターフェース装置にかかるもの
である。第1の発明は、少なくともデータ線については
パラレル信号の各ビットを所定のビット順序で1信号の
シリアル信号化した後、一対の差動シリアル伝送で双方
向送受信する多ビットパラレルシリアル変換手段を設
け、このシリアル伝送のフレーム信号としてホストのア
ドレスデコード選択手段のアドレス選択出力信号を用い
るものである。
【0013】第1の発明によれば、以下の作用をする。
複雑な接続確認のシリアル通信プロトコルの追加を不要
として、そのままATA/ATAPIディスクデバイス
を接続してデータの読み出し書き込みを可能とする。
【0014】第2の発明は、多ビットパラレルシリアル
変換手段の読み出し書き込みのデータフロー方向を制御
する制御信号として、ホストからの論理回路の合成によ
る制御信号を使用するものである。
【0015】第2の発明によれば、以下の作用をする。
読み出し書き込みの方向を指示するためのプロトコルを
追加せずに、ATA/ATAPIプロトコルのまま、デ
ータ転送プロトコルの開始終了が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。本実施の形態のディスク
デバイスインターフェース装置の特徴は、少なくともデ
ータ線をシリアル変換して伝送する点である。
【0017】図1は、本実施の形態のディスクデバイス
インターフェース装置の構成を示すブロック図である。
【0018】図1において、1はホスト側の16ビット
データのパラレル/シリアル変換送受信入出力部であ
る。2はディスクデバイス側の同様の16ビットデータ
のパラレル/シリアル変換送受信入出力部である。3は
バスクロック逓倍/分周回路である。4はクロック分周
/逓倍回路である。5はディスクデバイス側のリファレ
ンスOSC回路であり、クロック分周逓倍回路4にリフ
ァレンス信号S13を入力してインターフェース動作リ
ファレンスクロックS12を得る。
【0019】6はさらに、複数のコントロール信号をパ
ラレル信号線であったものをシリアル化する際のホスト
側のパラレル/シリアル変換送信および受信回路であ
る。7は同じくディスクデバイス側のパラレル/シリア
ル変換送信および受信回路である。
【0020】8は図示しないホストCPUあるいはシー
ケンサ制御部からのアドレス信号を受けてアドレス選択
動作を行っている、アドレスデコード部である。ここか
らは、ディスクデバイス側に対して、アドレス信号を5
ビットのディスク用デバイスアドレス信号S1に変換し
て送出し、かつ、アドレス選択される期間中のコントロ
ール信号にラッチエッジのタイミングに同期する信号有
効タイミング期間信号であるフレーム信号S2、S8を
パラレル/シリアル変換送受信入出力部1、2に供給す
ると共に、フレーム信号S4、S11をパラレル/シリ
アル変換送信および受信回路6、7に供給する。
【0021】このフレーム信号は、多ビットパラレル信
号が、一対の1ビットシリアル信号に変換される際の開
始ビットタイミングを示す同期信号として用いられる。
【0022】9は論理回路であって、ホスト側から直接
入力されたデバイスアドレス信号S1を遅延させる遅延
回路部9−1と、デバイスアドレス信号S1の遅延信号
とフレーム信号S8の論理積を演算する論理積回路部9
−2とを有する。
【0023】なお、図1においては、パラレルデータ線
のパラレルシリアル変換双方向伝送のための構成の他
に、1方向性である各コントロール信号線のホスト側か
らディスクデバイス側またはディスクデバイス側からホ
スト側へのそれぞれ1方向への送信のためのシリアルパ
ラレル変換送信部および受信部をホスト側のコントロー
ル信号パラレル/シリアル変換送信および受信回路部
6、およびディスクデバイス側のコントロール信号パラ
レル/シリアル変換送信および受信回路部7に有してい
る。これは制御信号線はデータ線よりもノイズによる誤
動作に弱く、制御信号はデータ信号同等以上のタイミン
グを必要とする高速データ信号であることから、追加と
して差動伝送として耐ノイズ機能を向上させているため
である。
【0024】図2は本実施の形態のパラレル/シリアル
変換送受信入出力部の10ビットシリアル/パラレル変
換回路の例を示す図である。ここでは10ビットパラレ
ル信号をシリアル差動信号に変換するシリアライザブロ
ック20−1およびシリアル差動信号を10ビットパラ
レル信号に変換するデシリアライザブロック30−1を
示す。
【0025】シリアライザブロック20−1ではパラレ
ル入力信号データをラッチする入力ラッチ部21−1
と、外部入力クロックを受けて送信クロックを生成する
PLL部23−1と、ラッチされたパラレル信号データ
をシリアル化するシリアル部22−1と、タイミングお
よびコントロール信号を各部に供給するタイミングコン
トロール部24−1と、タイミングコントロール信号に
より制御されてシリアルデータを差動シリアル送信する
送信出力部25−1と、シンク1、2からフレーム信号
を生成してタイミングコントロール部24−1に供給す
るロジック入力部26−1とを有している。ここで、コ
ントロール信号は、ホストから供給され、送信出力部2
5−1における伝送方向を切替制御するために用いる。
また、フレーム信号のためのシンク信号は、図1に示し
たアドレスデコード部8から供給される。また、エンコ
ード信号は、ホストから供給され、タイミングコントロ
ール部24−1におけるタイミングコントロール信号の
生成のために用いられる。
【0026】また、デシリアライザ30−1では、差動
シリアル受信入力信号を受ける受信入力部31−1と、
受信クロックを受けて処理クロックを生成するPLL部
32−1と、シリアル信号をパラレルデータ化するデシ
リアル部35−1と、受信シリアル信号をパラレル信号
に変換するためのタイミングコントロール信号を各部に
供給するタイミングコントロール部33−1と、出力パ
ラレル信号データをラッチする出力ラッチ部36−1
と、コントロール信号からフレーム信号を生成してタイ
ミングコントロール部に供給するロジック入力部34−
1とを有している。ここで、コントロール信号は、ホス
トから供給され、送信出力部35−1における伝送方向
を切替制御するために用いる。また、フレーム信号は、
図1に示したアドレスデコード部8から供給される。ま
た、エンコード信号およびリファレンスクロック信号は
ディスクデバイスから供給され、タイミングコントロー
ル部33−1におけるタイミングコントロール信号の生
成のために用いられる。
【0027】図3は本実施の形態の16ビットパラレル
/シリアル変換送受信入出力部のシリアル/パラレル変
換回路の例を示す図である。なお、図2に対応する部分
には同一の符号を付してある。ここでは8ビットパラレ
ル信号(1/2)をシリアル差動信号に変換するシリア
ライザブロック20−1およびシリアル差動信号を8ビ
ットパラレル信号(2/2)に変換するデシリアライザ
ブロック20−2を一対としてホスト側に設け、同様に
シリアル差動信号を8ビットパラレル信号(1/2)に
変換するデシリアライザブロック30−1および8ビッ
トパラレル信号(2/2)をシリアル差動信号に変換す
るシリアライザブロック30−2を一対としてディスク
デバイス側に設けている。このような構成によりパラレ
ル/シリアル変換を行っている。
【0028】また、図3において、シリアライザ20−
1には信号処理部27−1からフレーム信号、コントロ
ール信号、データ信号、クロック信号が供給され、デシ
リアライザ30−1から信号処理部37−1にはフレー
ム信号、コントロール信号、データ信号、クロック信号
が出力される。また、シリアライザ30−2には信号処
理部37−2からフレーム信号、コントロール信号、デ
ータ信号、クロック信号が供給され、デシリアライザ2
0−2から信号処理部27−2にはフレーム信号、コン
トロール信号、データ信号、クロック信号が出力され
る。
【0029】また、シリアルケーブル39上で、シリア
ライザ20−1の送信出力部25−1よりデシリアライ
ザ30−1の受信入力部31−1側の差動信号間に終端
抵抗28が設けられ、シリアライザ30−2の送信出力
部35−2よりデシリアライザ20−2の受信入力部2
1−2側の差動信号間に終端抵抗38が設けられる。ま
た、シリアルケーブル39には、シリアライザ20−1
からデシリアライザ30−1へシンク信号が供給され、
シリアライザ30−2からデシリアライザ20−2へシ
ンク信号が供給される。
【0030】図4は、本実施の形態のシリアライザに対
する複数のデシリアライザの接続を示す図である。図4
は1つのシリアライザの送信出力部40からデータが伝
送されて、複数、この場合ATA/ATAPI標準の2
つのデシリアライザの受信入力部41、42で受信する
場合のケーブル44の接続構成を示している。この場
合、ケーブル44の差動信号線間に接続される終端抵抗
43はデバイス0のデシリアライザの受信入力部41側
だけに接続され、追加のデバイス1のデシリアライザの
受信入力部42側には接続されない。なお、この終端抵
抗43は、例えば差動シリアル規格の1つであるLVD
S規格においては120Ωである。
【0031】次に、上述したディスクデバイスインター
フェース装置の動作を図5および図6のタイミングチャ
ートを用いて説明する。まずデータ読み出しのアクセス
の場合には図5Aに示すホストからのアドレス信号がア
ドレスデコード部8に与えられる。ここでアドレスデコ
ード部8は、アドレス信号をデコード選択して、所定の
デバイスアドレス信号S1として、5ビットのCS0
−,CS1−,DA[2:0]を出力すると共に、アド
レス選択期間中であることを示す出力信号を、フレーム
信号S2およびS8としてホスト側のパラレル/シリア
ル変換送受信入出力部1、およびディスクデバイス側の
パラレル/シリアル変換送受信入出力部2へ出力する。
【0032】ディスクデバイス側のパラレル/シリアル
変換部2は、データ読み出しの場合には図5Bに示す1
6ビットデータ信号DD[15:0]を受けて、かつ、
クロック逓倍分周回路4より逓倍分周出力S9としてシ
リアル伝送クロックを同じくパラレル/シリアル変換送
受信入出力部2に供給する。これにより、ディスクデバ
イス側のパラレル/シリアル変換部2は、図5Cに示す
ホストからのIOR−に基づいて、16ビットパラレル
データ信号DD[15:0]を図5Dに示すデータ信号
シリアルDD15〜DD0に変換してシリアルケーブル
10を介して伝送する。
【0033】ホスト側のパラレル/シリアル変換送受信
入出力部1は、図5Dに示すデータ信号シリアルDD1
5〜DD0を差動シリアル受信した後、入力される図5
Eに示すフレーム同期信号S2に基づき所定のビット順
で各データビットをパラレルデータに並べ直しするデシ
リアライズ動作を行う。これにより、パラレル/シリア
ル変換送受信入出力部1は、図5Gに示す遅延IOR−
に基づいて、図5Fに示す遅延データ信号として16ビ
ットパラレルデータを出力する。この後、図5Eに示す
フレーム信号S2の同期信号有効タイミングを、ホスト
側の受信出力部1の出力ラッチ部により延長することに
より、図5Dに示すデータ信号シリアルのT3を図5C
に示すIOR−のT4まで延長し、さらに図5Eに示す
遅延データ信号をT4からT5まで延長してデータ信号
有効期間を延長する。
【0034】バスクロック分周逓倍回路3では、逓倍前
のサイクルのバスクロックS5でホストから伝送されて
きたインターフェースクロック分周逓倍を行って分周逓
倍出力S6をパラレル/シリアル変換送受信入出力部1
に供給していて、パラレル/シリアル変換送受信入出力
部1のシリアライズ部におけるシリアライズ化論理回路
の動作クロックとしている。
【0035】次に、データ書き込みのアクセスの場合に
は図6Aに示すホストからのアドレス信号がアドレスデ
コード部8に与えられる。ここでアドレスデコード部8
は、アドレス信号をデコード選択して、所定のデバイス
アドレス信号S1として、5ビットのCS0−,CS1
−,DA[2:0]を出力すると共に、アドレス選択期
間中であることを示す出力信号を、フレーム信号S2お
よびS8としてホスト側のパラレル/シリアル変換送受
信入出力部1、およびディスクデバイス側のパラレル/
シリアル変換送受信入出力部2へ出力する。
【0036】ホスト側のパラレル/シリアル変換部1
は、データ書き込みの場合には図6Bに示す16ビット
データ信号DD[15:0]を受けて、かつ、ホストバ
スクロックの、例えばPCIバスからの33MHzバス
同期クロックS5を逓倍するバスクロック逓倍分周回路
3より逓倍分周出力S6としてシリアル伝送クロックを
同じくパラレル/シリアル変換送受信入出力部1に供給
する。例えば、シリアル伝送部の動作上限が400Mb
psの場合、最大クロック逓倍数を使用する場合には、
33MHzの12逓倍クロックを生成して396Mbp
s動作とすればよい。これにより、ホスト側のパラレル
/シリアル変換部1は、図6Cに示すIOW−に基づい
て、16ビットパラレルデータ信号DD[15:0]を
図6Dに示すデータ信号シリアルDD15〜DD0に変
換してシリアルケーブル10を介して伝送する。
【0037】ディスクデバイス側のパラレル/シリアル
変換送受信入出力部2は、図6Dに示すデータ信号シリ
アルDD15〜DD0を差動シリアル受信した後、入力
される図6Eに示すフレーム同期信号S8に基づき所定
のビット順で各データビットをパラレルデータに並べ直
しするデシリアライズ動作を行う。これにより、パラレ
ル/シリアル変換送受信入出力部2は、図6Hに示す遅
延IOW−に基づいて、図6Gに示す遅延データ信号と
して16ビットパラレルデータを出力する。この後、図
6Eに示すフレーム信号S8の同期信号有効タイミング
を論理積回路部9−2でデバイスアドレス信号S1の遅
延信号と論理積をとって、デバイスアドレスS7である
図6Fに示す遅延アドレス信号としてディスクデバイス
に供給する。
【0038】クロック分周逓倍回路4では、逓倍前のサ
イクルのバスクロックS9でホストから伝送されてきた
インターフェースクロック分周逓倍を行って分周逓倍出
力S10をパラレル/シリアル変換送受信入出力部2に
供給していて、パラレル/シリアル変換送受信入出力部
2のシリアライズ部におけるシリアライズ化論理回路の
動作クロックとしている。
【0039】なお、特にここで、この分周逓倍回路4に
ついては、UltraDMA転送モードの場合の読み出
し転送の場合には、データストローブ信号はデバイスか
ら送信されてホストに受信されることから、ストローブ
信号を基準OSC信号発生器5として切り替えてパラレ
ルデータストローブ信号に同期する基準クロックを発生
させて基準クロックとして使用することとする。このク
ロックに基づいて1ビット差動シリアル化されたデータ
信号をパラレル/シリアル変換送受信入出力部2からシ
リアル伝送信号として送出する。
【0040】なお、図1においては、上述したように、
パラレルデータ線のパラレルシリアル変換双方向伝送の
ための構成の他に、1方向性である各コントロール信号
線のホスト側からディスクデバイス側またはディスクデ
バイス側からホスト側へのそれぞれ1方向への送信のた
めのシリアルパラレル変換送信部および受信部をホスト
側のコントロール信号パラレル/シリアル変換送信およ
び受信回路部6、およびディスクデバイス側のコントロ
ール信号パラレル/シリアル変換送信および受信回路部
7に有することにより、制御信号線はデータ線よりもノ
イズによる誤動作に弱く、制御信号はデータ信号同等以
上のタイミングを必要とする高速データ信号であること
から、追加として差動伝送として耐ノイズ機能を向上さ
せている。
【0041】特にこの場合、コントロール線のシリアル
信号化の実施の形態として2通りが考えられる。この場
合のフレーム信号はデータ信号の場合と同じものを使用
することができる。この場合にコントロール線のシリア
ル信号のフレームタイミング同期信号期間の中で使用し
なければならないビット信号は、それよりビット数の多
い16ビットデータシリアル信号のフレームタイミング
信号と同じ周期タイミングを使用することになる。
【0042】ここで、データ各信号線に割り当てられた
16ビットよりも少ない本数の各コントロール信号線の
割り当てビットの残りの未使用ビットをパディング信号
として例えば0信号を入れる場合があり、あるいは望ま
しくは必要なホストからデバイスへのコントロール信号
数が3本、例えばIOR−,IOW−,DMACK−と
し、またデバイスからホストへのコントロール信号線数
が3本、例えばIORDY,DMARQ,INTRQの
場合には、それぞれ5クロック、5クロック、6クロッ
クで16クロック分占有し、差動シリアル化を行えば、
データよりも低いサイクル周期でコントロール線信号を
安定して送出することができる。なお、極めてサイクル
信号の長い、希にしか論理を変化しないコントロール信
号である、ホストからデバイスへのRESET−信号、
デバイスからホストへのDASP信号はそれぞれ別のパ
ラレルケーブル信号線で接続しておいてよい。
【0043】さらには、マルチワードDMA転送におい
て、ホストからデバイスへのコントロール信号であるD
MACK−信号サイクルがIOR−,IOW−信号の複
数サイクルに比較して1サイクルが低速な場合、つまり
1DMACK−信号の有効期間中に10数回以上のIO
R−あるいはIOW−信号の発生することが前提の場合
には、このDMACK−信号をコントロール信号のシリ
アル化から外してパラレル結線で残しても、信号のスキ
ューの問題とはならいので、可能である。
【0044】その場合には、IOR−あるいはIOW−
信号がそれぞれ8クロック、8クロックの連続シリアル
ビットを割り当てられる。割り当てられた連続ビットの
うち1ビットがノイズ影響を受けてビット変化しても、
ビット多数決で安定したコントロール信号の伝送動作と
なる。
【0045】これと同じくデバイスからホストへのコン
トロール信号の送り出しにおいて、INTRQ信号は比
較的遅いサイクル信号である。すなわちIOR−信号、
IOW−信号が数100nsから数10nsであるのに
比較して、1マイクロ秒以上の、数マイクロ秒サイクル
信号である。このためINTRQ信号をシリアル化する
信号線から外してパラレル結線で残しておいても信号ス
キューは問題とならない。
【0046】この場合にも、IORDY,DMARQ信
号はそれぞれ連続8サイクルクロック信号、連続8サイ
クルクロック信号でシリアル化されて差動シリアル伝送
信号とされる。ホストからデバイスへのコントロール信
号のシリアル伝送の場合と同じく、安定したコントロー
ル信号の伝送動作が実現できる。
【0047】本実施の形態においては、ホストからディ
スクデバイスへの書き込み、あるいはディスクデバイス
からホストへの読み出しのデータフロー方向の制御は、
別途設けられるデータ方向制御信号によってデータ方向
が制御される。これはディスクデバイスとの間の読み出
し書き込みのフロー方向制御は、最も高速な制御が要求
されるデータ転送期間中は1方向固定で済むためにパラ
レルケーブル上の別信号線として設けている。
【0048】なお、シリアライズの際のデータは、所定
のビット順序の、MSB−FirstあるいはLSB−
Firstの順で順番を固定したシリアル信号とされて
送出され受信される。
【0049】なお、本実施の形態のディスクデバイスイ
ンターフェース装置は、上述した図示例にのみ限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、こうして数100Mb
psから数Gbpsのデータ転送がATA/ATAPI
のホストインターフェース、デバイス内部インターフェ
ースにとって追加動作時間および追加動作プロトコルな
しに、インターフェース部分の信号変換ブロックの単純
な追加によって、シリアルデータ伝送を実現することが
できる。シリアル信号伝送はパラレル伝送に比較してそ
の高速化が容易であり、しかもケーブル構成が細かく機
構的な取り扱いが容易であり、差動シリアルでまた低電
圧差動シリアル伝送であれば機器外部への信号不要輻射
も同時に低減され、システムの動作安定に極めて有益な
結果をもたらすことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のディスクデバイスインタ
ーフェース装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態のパラレル/シリアル変換
送受信入力部の10ビットパラレル/シリアル変換回路
の例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の16ビットパラレル/シ
リアル変換送受信入力部のパラレル/シリアル変換回路
の例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態のシリアライザに対する複
数のデシリアライザの接続を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態のデータ読み出し動作を示
すタイミングチャートであり、図5Aはアドレス信号、
図5Bはデータ信号、図5CはIOR−、図5Dはデー
タ信号シリアル、図5Eはフレーム信号、図5Fは遅延
データ信号、図5Gは遅延IOR−である。
【図6】本発明の実施の形態のデータ書き込み動作を示
すタイミングチャートであり、図6Aはアドレス信号、
図6Bはデータ信号、図6CはIOW−、図6Dはデー
タ信号シリアル、図6Eはフレーム信号、図6Fは遅延
アドレス信号、図6Gは遅延データ信号、図6Hは遅延
IOW−である。
【図7】従来のディスクデバイスインターフェース装置
の接続方法を示す図である。
【符号の説明】
1,2……16ビットパラレル/シリアル変換送受信入
出力部、3……バスクロック逓倍/分周回路、4……ク
ロック分周/逓倍回路、5……リファレンスOSC回
路、6,7……8ビットパラレル/シリアル変換送信お
よび受信回路、8……アドレスデコード部、9……論理
回路、9−1……遅延回路部、9−2……論理積回路
部、10……シリアルケーブル、20−1……シリアラ
イザ、21−1……入力ラッチ部、22−1……シリア
ル部、23−1…PLL、24−1……タイミングコン
トロール部、25−1……送信出力部、26−1……ロ
ジック入力部、30−1……デシリアライザ、31−1
……受信入力部、32−1……PLL、33−1……タ
イミングコントロール部、34−1……ロジック入力
部、35−1……デシリアル部、36−1……出力ラッ
チ部、30−2……シリアライザ、31−2……入力ラ
ッチ部、32−2……シリアル部、33−2…PLL、
34−2……タイミングコントロール部、35−2……
送信出力部、20−2……デシリアライザ、21−2…
…受信入力部、22−2……PLL、23−2……タイ
ミングコントロール部、24−2……ロジック入力部、
25−2……デシリアル部、26−2……出力ラッチ
部、27−1,27−2,37−1,37−2……信号
処理、28,38……終端抵抗、39……シリアルケー
ブル、40……送信出力部、41、42……受信入力
部、43……終端抵抗、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト側からディスクデバイス側に対す
    るインターフェースを行うディスクデバイスインターフ
    ェース装置において、 少なくともデータ線のシリアル伝送を可能とするシリア
    ルケーブルと、 上記データ線について差動シリアル伝送で送受信する多
    ビットパラレルシリアル変換手段と、 上記ホスト側から上記ディスクデバイス側に対するアド
    レス選択の出力信号を上記シリアル伝送のフレーム信号
    として上記多ビットパラレルシリアル変換手段に供給す
    るアドレス選択手段と、 を備えたことを特徴とするディスクデバイスインターフ
    ェース装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスクデバイスインタ
    ーフェース装置において、 上記多ビットパラレルシリアル変換手段におけるデータ
    伝送の送受信を切り替えるデータフロー方向制御信号は
    上記ホスト側から供給されることを特徴とするディスク
    デバイスインターフェース装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011146953A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Rib Laboratory Inc 通信回路、通信ネットワークおよび連結装置
US8631166B2 (en) 2010-08-03 2014-01-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Storage devices with bi-directional communication techniques and method of forming bi-directional communication layer between them

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