JP2001146610A - 保温サポータ - Google Patents

保温サポータ

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JP2001146610A
JP2001146610A JP33111799A JP33111799A JP2001146610A JP 2001146610 A JP2001146610 A JP 2001146610A JP 33111799 A JP33111799 A JP 33111799A JP 33111799 A JP33111799 A JP 33111799A JP 2001146610 A JP2001146610 A JP 2001146610A
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heating element
supporter
heat
fabric
heat retaining
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JP33111799A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamada
賢二 山田
Saori Inogakura
佐織 猪ケ倉
Ujiteru Niwa
氏輝 丹羽
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、保温性と柔軟性に優れる上に、肌触
りや、見た目の安らぎ性や、撥水性、制菌性および消臭
性などの機能を併せ有する保温サポータを提供せんとす
るものである。 【解決手段】本発明の保温サポータは、発熱体が面状の
正特性サーミスタからなり、該発熱体を構成する基板と
して、繊維構造体またはフイルムが用いられており、か
つ、その周囲が電気絶縁性被覆物にて被覆され、更に該
電気絶縁性被覆物の周囲が繊維布帛にて被覆されている
ことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発熱機能を有し、
主として手、足の保温に用いるサポータに関するもので
ある。更に詳しくは、医療、介護現場において行われる
注射や点滴において、血管の浮遊を促進し、針の挿入作
業を容易にする保温サポータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】消極的な保温手法としては、一般的にサ
ポータと呼ばれる厚手の編み地を用いたものがあるが、
短時間に血管を浮遊させるには保温力不足である。一
方、積極的な保温手法としては、実開61−39528
や実開62−129008に示されているような、使い
捨てカイロを帯状物にもうけた収納袋に入れて使用する
ことが知られている。これは、事前準備の必要が無く、
設備的な制約もないため有効性が高いと考えられるが、
しかし、使い捨てカイロは常温から有効温度である40
〜50℃までの昇温に時間が掛かり、即応性を求められ
る医療現場などには適していない事に加え、有効温度の
コントロールが出来ない。また、かなり硬度をもってお
り肌触りが硬く、患者の装着感は良くない。これ以外の
積極保温手法としては、湯たんぽ、あんか、こたつ、電
気毛布などが有るが、湯たんぽ、あんか、こたつは使い
捨てカイロ以上に即応性が低く、好ましくない。また、
電気毛布は、昇温の即応性は認められるが、風合い面で
線条発熱体や温度コントロールセンサーとそれの配線の
硬さが有り好ましくない。加えて、注射液などの液体付
着時の感電対策に配慮されておらず安全面で更に好まし
くない。以上のように従来技術では、昇温の即応性と良
好な装着感、安全性を満足し、更に撥水性、制菌性およ
び消臭性などの保管や手入れを容易にする機能を合わせ
て有するものが見受けられなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の背景に鑑み、昇温の即応性、安全性と良好な装着
感に優れる上に、撥水性、制菌性および消臭性などの保
管や手入れを容易にする機能を併せ持つ保温サポータを
提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。すなわち、本発明の保温サポータは、発熱体が面状
の正特性サーミスタからなり、該発熱体を構成する基板
として、繊維構造体またはフイルムが用いられており、
かつ、その周囲が電気絶縁性被覆物にて被覆され、更に
該電気絶縁性被覆物の周囲が繊維布帛にて被覆されてい
ることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、前記課題、つまり昇温
の即応性、安全性と良好な装着感に優れる上に、撥水
性、制菌性および消臭性などの保管や手入れを容易にす
る機能を併せ持つ保温サポータについて、鋭意検討し、
面状発熱体が正特性サーミスタからなり、面状発熱体の
基布として繊維構造体帛やフイルムを用い、更に電気絶
縁性物で被覆し、更に、撥水、防汚、制菌および消臭の
加工を施した、繊維布帛で被覆してなる被覆構造体とし
てみたところ、かかる課題を一挙に解決することを究明
したものである。
【0006】ここで正特性とは、正の抵抗−温度特性、
つまり発熱体の温度上昇に伴い発熱体の電気抵抗が大き
くなり、また発熱体の温度降下に伴い発熱体の電気抵抗
が低下する変化をいい、ここでは正特性またはPTC特
性と略称する。またこの特性は自己温度制御機能と同意
語と定義する。
【0007】本発明の保温サポータの実施形態の一例を
図1および図2に示す。
【0008】一般的に、面状発熱体の発熱体(ヒータ
ー)部分の構造は、発熱部、温度制御部および安全装置
部から構成されている。更に、面状発熱体のヒーター部
分を大別すると、以下のように分類できる。
【0009】1)ポリエステル、ポリエチレン、ポリオ
レフィンなどの熱可塑性樹脂中に、カーボンブラック等
の導電性粒子を均一に分散させたものをシート状あるい
は線状に成形したもので、低温では樹脂中にカーボン粒
子が物理的接触しているため抵抗値が小さく導通が得ら
れる。導電粒子であるカーボンと熱可塑性樹脂との体熱
膨張係数は樹脂の方が極端に大きく、かつ、樹脂はガラ
ス転移点以上でさらに大きい熱膨張係数を示すため、分
散されたカーボン粒子の間隔が温度の上昇と共に広が
り、ガラス転移点より上ではその広がりが加速されるた
め、抵抗値が大きくなり顕著なPTC特性(正の抵抗−
温度特性)を示し、その温度前後で発熱体に電流が流れ
なくなり、自己温度制御特性をもっている。これを活用
したものに電気毛布、ホットカーペットなどの商品があ
る。
【0010】2)上記1項の熱可塑性樹脂中に特殊半導
体微粒子とカーボン粒子を添加することにより、前述の
カーボン粒子のみよりも発熱体のPTC特性が高いもの
が得られ、低温域での自己温度制御特性を持つことが出
来る。これを活用したものに床暖房、道路融雪ヒータ
ー、タンク・配管等の凍結防止ヒーターなどに用いられ
ている。
【0011】3)導電性粒子をシリコーン樹脂やフリッ
トガラスと混合し、有機ビヒクルを混ぜ耐熱性絶縁性基
材上に塗布し焼成したもの。例えば特公昭58−159
13号公報に開示されているものがあり、その内容は、
シリコーン樹脂ワニスにグラファイト粉末、有機溶剤、
流動性調整剤等を混合し、耐熱性絶縁性基材上に塗布
し、250〜450℃で3時間焼成し製造する方法が記
載され、表面温度が200〜360℃までの面状発熱体
が作成できると示されており、抵抗値の安定性も良いと
明記されている。
【0012】4)焼成体自体が発熱体であり、かつ、P
TC温度特性(正の抵抗−温度特性)を持つチタン酸バ
リウム系素子などは、該素子のキューリー点以上の温度
(抵抗急変温度)で抵抗値が極端に上昇する特異な温度
抵抗値特性を有しており、かつ、そのキューリー点がチ
タン酸バリウム中のバリウムをストロンチウム、カルシ
ウムあるいは鉛などで部分的に置換することにより常温
から300℃位まで変化制御出来る。このため、洗濯乾
燥機、布団乾燥機、温風ヒーターなどの各種熱源に広く
用いられている。
【0013】5)絶縁処理を施したアルミニウム板やホ
ーロー基板などにステンレス薄膜やアルミニウム薄膜を
エッチング法や、機械的プレス法で細い線幅のパターン
状に成形したものを、シリコーン樹脂や無機接着剤で張
り付けたものが掘りこたつの補助ヒーターとして使用さ
れている。
【0014】6)ポリエステルフイルム等に、導電カー
ボン粒子を添加したポリウレタン等の樹脂を面状にコー
ティングし、乾燥して得られたPTC特性を持たない面
状ヒーターがあり、電気毛布等に使用されていた。
【0015】7)従来から用いられているニクロム線を
布帛に縫いつけた形のヒーターもある。
【0016】8)芯糸がポリエステルの紡績糸からなり
円周部(鞘)が導電カーボン粒子含有樹脂からなるPT
C特性を持たない糸状発熱体を、製織時ヨコ糸に用いて
織り上げた面状発熱体があり、電気毛布、健康保温マッ
ト、カーシート保温マット等に使用されていた。
【0017】このようにヒーターの機構について分類す
ることができる。
【0018】本発明には、上記1項または2項の発熱部
が、柔軟性、タッチのソフトさの点、さらに温度制御部
及び安全装置部の簡易化が容易である点から好ましく用
いられる。かかる面状発熱体のなかで、柔軟性のある織
編物、不織布などの繊維構造体またはフイルムを基板と
して用いるものが、本発明のサポータとして好ましく使
用される。
【0019】本発明の保温サポータは、体の脚部や腕部
に巻き付かせた状態で使用するために、発熱体の目付が
150〜500g/m2で、サイズが100〜2000c
m2の範囲のものが好ましく使用される。形状としては、
長方形が良く、またタテ/ヨコの割合は、1:1.5〜
1:5の範囲のものが好ましい。
【0020】発熱体基布として、 繊維構構造体を用い
るときには、発熱体となる物質を、含浸するか、また
は、片面または両面コーティングしたものが好ましく用
いられる。一例として、図3に示したものは、織物に発
熱体を含浸した横方向断面概略図である。
【0021】発熱体基布として、フイルムを用いるとき
には、発熱体となる物質を片面コーティングして得られ
るものが好ましく使用される。その一例として、図4に
横方向断面概略図で示した。
【0022】このような面状発熱体のなかでも、含浸や
コーティングで得られた平面状のものは、線状発熱体に
比較して、交流通電により発生するうず電流が少ないた
め、電磁波がほとんど発生せず、人に対する電磁波の悪
影響が少なく、この点は、特に医療現場における使用に
おいて、極めて好都合である。
【0023】本発明で基板に用いる繊維構造体には、通
常の天然繊維、半合成繊維ならびに合成繊維のいずれも
使用することができ、また、天然繊維と合成繊維の混合
物でも良い。これらの中でも特に単繊維繊度が0.1〜
6.6デシテックスの範囲の合成繊維主体からなる織編
物または不織布が好ましく使用される。中でもポリエス
テル系繊維およびポリアミド系繊維から選ばれた少なく
とも1種で構成されているものがより好ましく使用され
る。
【0024】かかるポリエステル系繊維としては、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリヘキサメチレン
テレフタレートなどが好ましく使用されるが、第3成分
として、イソフタル酸、5−スルホイソフタル酸などを
共重合させたものも使用することもできる。また、ポリ
アミド系繊維としては、ナイロン6、ナイロン66、ナ
イロン610、ナイロン12などが好ましく使用され
る。
【0025】本発明で被覆用に使用される繊維布帛は、
注射液や血液等の汚れの拭き取り性向上やホコリ付着を
軽減する観点から、凹凸の少ない表面形態が好ましい
が、これに限定されるものではない。装着感の観点か
ら、立毛を有する布帛が好ましいが、毛足の長い立毛
は、汚れの拭き取り性の低下やホコリが付着し易く、除
去し難くなる傾向があるので好ましくない。
【0026】かかる繊維布帛は、水が浸透しやすいの
で、水系の汚れの浸透防止や、漏電防止の点から、撥水
性を有する布帛が好ましく使用される。繊維布帛が撥水
性を有するとは、JIS L−1092に基づいて測定
される撥水度が70点以上の性能を有するものをいう。
かかる撥水性を付与するための撥水加工としては、公知
の加工を用いればよい。耐久性のある撥水性をもたせる
には、フッ素系撥水剤とメラミン化合物、イソシアネー
ト化合物等を併用した加工が好ましく採用される。
【0027】本発明の繊維布帛は、抗菌性を有する織物
や編物が好ましく使用される。ここで繊維布帛が抗菌性
を有するとは、後述する抗菌評価方法において、一定値
以上の抗菌性を有するものをいう。かかる抗菌加工とし
ては、通常の抗菌加工を用いればよい。一例として、
銀、銅または亜鉛などの無機系抗菌剤を合成繊維の紡糸
段階で練り込む方法と、第四級アンモニウム塩に代表さ
れる有機系抗菌剤を、スプレーあるいはパディング処理
して付与する後加工の方法が好ましく採用される。一
方、特定の分子量のピリジン系抗菌剤を乾熱加熱処理ま
たは湿熱加熱処理により、繊維に吸尽させる方法も好ま
しく採用される。抗菌性の評価方法は、統一試験法を採
用し、試験菌体はMRSA臨床分離株を用いた。
【0028】また、本発明の繊維布帛として、消臭性を
有する布帛が好ましく使用される。繊維布帛が消臭性を
有するということは、消臭未加工品に対して消臭効果の
ある加工布帛をいい、消臭とは、臭いが織編物自体に着
きにくい(着臭防止効果)状態や、または雰囲気の臭い
が減少することを意味するものである。
【0029】かかる消臭加工としては、具体的には、た
とえば消臭剤を原糸への練り込み、紡績工程における付
与、染色時および染色後の付与が行われている。消臭剤
としては、活性炭、シリカ、ゼオライト、リン酸カルウ
ムなどの無機系消臭剤。アミン系化合物、カルボン酸基
や、スルホン酸基を有する有機系消臭剤、光触媒機能を
有するアナターゼ型酸化チタンなどを使用することがで
きる。
【0030】また、本発明の繊維布帛としては、防汚性
を有する布帛が好ましく使用される。ここで繊維布帛が
防汚性を有するとは、防汚未加工品に対して汚れが付着
しにくく、また洗濯時汚れが落ちやすい加工布帛をい
う。具体的な防汚加工方法としては、たとえば繊維布帛
にフッ素系化合物、シリコーン系化合物からなる撥水撥
油剤で処理する方法や、ポリエチレングリコールなどの
親水性樹脂で処理する方法が好ましく使用される。大気
中の黒ずみ汚れに対しては、変性オルガノシリケートな
どの無機性の強い加工剤で処理する方法が好ましく使用
される。これらの手段は、汚れの種類により最適な加工
剤と加工方法を選んで使用することができる。
【0031】また、本発明の繊維布帛が、着脱可能に取
り付けられているものであるのが好ましい。ここで繊維
布帛が着脱可能に取り付けられるとは、発熱体と簡単に
分離が可能であることを意味するものである。具体的に
は、解放部をファスナー、面ファスナー、ボタン、フッ
ク等で閉じるように設けたものである。かかる手段によ
り、手で簡単に繊維布帛(カバー)を取り外すことがで
き、洗濯が簡単にできるようにすることができる。
【0032】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。まず、実施例中での性能、品質評価は次の方法
を用いた。 (洗濯)自動反転渦巻き式電気洗濯機VH−3410
(東芝(株)製)を用い、弱アルカリ性合成洗剤(JI
S K 3371;弱アルカリ性・1種)0.2%、温
度40±2℃、浴比1:50で5分間強反転で洗濯し、
その後、排水、オーバーフローさせながらすすぎを2分
間行う操作を2回繰り返しこれを洗濯1回とした。 (検知管法による消臭性評価)試料を10g入れた50
0mlのポリエチレン製容器に初期濃度が200ppm
になるようにアンモニアガスをいれて密閉し、1時間放
置後、ガス検知管で残留アンモニア濃度を測定した。
【0033】同様な方法でアセトアルデヒド200pp
m−1時間後。メチルメルカプタン60ppm−3時間
後の残留ガス濃度を測定した。 (抗菌評価方法)評価方法は、統一試験法を採用し、試
験菌体は黄色ブドウ状球菌臨床分離株を用いた。試験方
法は、滅菌試験布に上記試験菌を注加し、18時間培養
後の生菌数を計測し、殖菌数に対する菌数を求め、次の
基準にしたがった。
【0034】log(B/A)>1.5の条件下、lo
g(B/C)を菌数増減値差とし、2.2以上を合格と
した。
【0035】ただし、Aは、無加工品の接種直後分散回
収した菌数、Bは、無加工品の18時間培養後分散回収
した菌数、Cは、加工品の18時間培養後分散回収した
菌数を表す。 (防汚性評価/重油除去性評価)10×10cmの試験
片の表を上にしてガラス板上に置き、B重油を試験片の
中央部分に0.1ml滴下し、その上に更にガラス板を
置き、さらに200gの荷重を乗せて1分間放置する。
荷重とガラス板を取り除いて、試験片を濾紙の上へ移し
ティッシュペーパーをかぶせ、その上から宛名印刷用ロ
ーラーで、ローラーがけをし、濾紙やティッシュペーパ
ーに汚れがつかなくなるまで、繰り返す。この試験片を
12時間放置し、その後、上記洗濯条件で5分間洗濯す
る。試験片と追加布を洗濯機付属の遠心脱水機に移し、
約30秒間脱水後、再び常温水を満たした洗濯槽に移し
水をオーバーフローさせながら2分間水洗する。この操
作を2回繰り返す。試験片を絞らず取り出し、濾紙で軽
く押さて水をきり水平状態で自然乾燥する。洗濯後の試
験片について汚染剤付着部分の明度(L値)をミノルタ
(株)製の多光源分光測色計(CM−3700d)を用
いて測定した。L値が大きい程、洗浄性が高く、防汚性
が良好であることを示す。 実施例1 タテ糸、ヨコ糸共に110デシテックス48フィラメン
トのポリエチレンテレフタレート糸を用い両サイド(耳
部)には電極として銅線を同時に織り込み、平織にて織
りあげた、この時の目付は150g/m2であった。次
に面状発熱体樹脂としてエチレン酢酸ビニル共重合体に
平均粒径15μmの導電性カーボンブラックと、PTC
特性をもつキュリー温度62℃のチタン酸バリウム系素
子を練り込み、前述の織物の両面にコーティングを行っ
た。得られた発熱体の目付は260g/m2で、サイズ
を14×39cmにした。その後、絶縁被覆物として厚
み70μmのポリエチレンフイルムを袋状にして完全に
融着シールし、防水加工とした。この状態の横方向断面
を図5に示した。次に温度コントロール用に電圧コント
ローラを設置し、プラグは100V(AC)用とした。
被覆用繊維織編物として、110デシテックス48フィ
ラメントのポリエチレンテレフタレート仮撚加工糸を表
裏に用い、三段両面丸編地を製編した。この編地の目付
は230g/m2であった。次に常法により、精錬、乾
燥、中間セットを行い、うすいピンク色に染めた。この
編物を14×39cmのサイズの袋状に縫い合わせ、着
脱可能なように40cmの一辺をファスナー止めとし
て、保温サポータを作製した。
【0036】この保温サポータの昇温テストをした結
果、約3分で60℃に昇温し、安定した。また、完全断
熱状態で昇温テストした結果、60℃以上温度が上がら
ず安定していて、PTC特性が出ていた。実際に使用し
てみると昇温速度が早いためすぐに暖かく感じ、また遠
赤外線効果が良くゴム製湯たんぽを使用したような体の
芯から温まる感じであった。 実施例2 基板として、厚さ70μmのポリエステルフィルムに実
施例1で用いた面状発熱体樹脂をコーティング、乾燥、
熟成した。更に厚さ70μmのポリエステルフィルムで
サンドイッチした。このとき両サイドには電極としてを
用いた。この状態の横方向断面を図6に示した。この発
熱体の目付は270g/m2でサイズを14×39cm
にした。次に実施例1同様に温度コントロール用に電圧
コントローラを設置し、プラグは100V(AC)用と
した。
【0037】被覆用繊維織編物としては、表面が立毛繊
維からなるものを用いた。製造方法として、パイル糸が
110デシテックス48フィラメントのポリエチレンテ
レフタレート糸、地糸が84デシテックスル36フィラ
メントのポリエチレンテレフタレート糸からなる立毛シ
ングル編みを編成した。次にシャーリングマシンにてパ
イル長さを1.5mmにカットし針布起毛を行い生機熱
セットを実施した。次に液流染色機にて淡いブルーに染
色後、レイジング機で立毛の毛さばきを実施した。得ら
れたものは目付380g/m2のベロア調立毛編物であ
った。この布帛を用いて、実施例1と同じ15×40c
mのサイズの袋状に縫い合わせ、着脱可能なように40
cmの一辺をファスナー止めとして、保温サポータを作
製した。この保温サポータは、非常にソフトな感触と、
色に深み感があり、医療用具とは思えない心が安らぐも
のであった。 実施例3 実施例1で用いた面状発熱体および絶縁被覆物を用い、
更に被覆用繊維布帛としては、表面が極細の立毛繊維か
らなるものを用いた。製造方法として、島成分としてポ
リエチレンテレフタレート、海成分としてポリスチレン
からなる島/海成分比50/50、単糸繊度10デシテ
ックス、島数36の海島型高分子配列体繊維を溶融紡糸
した後、合糸して未延伸トウを作製した。この未延伸ト
ウを80℃の液浴中で3.0倍に延伸し、クリンパーに
通して13山/インチの捲縮を付与し、シリコーン系の
油剤を付与後カット長51mmに切断して原綿をつくっ
た。この原綿をカード、クロスラッパに通してウエッブ
をつくり、さらに3500本/cm2 のニードルパンチを
おこなって不織布シートをつくった。この不織布シート
の目付は、604g/cm2 、見掛け密度0.422g/
cm3 であった。次にこの不織布シートを15%の部分ケ
ン化ポリビニールアルコールの12%水溶液の、90℃
の熱水浴に3分間通し、熱収縮と糊付けを同時に行い乾
燥した。次にトリクレン浴中で海成分であるポリスチレ
ンを抽出除去し、乾燥した。
【0038】次にポリエーテル系ポリウレタンの25%
DMF溶液52重量%と、DMF48重量%からなる含
浸液に不織布シートを含浸させ、その後20%DMF水
溶液中に浸漬し、凝固させ、熱水中で洗浄しDMFを完
全に抽出し、その後乾燥した。
【0039】しかる後に、得られたシートをスライスし
て2枚とし、サンドペーパを用いたバフ機にかけて非ス
ライス面およびスライス面の両表面に立毛を形成せしめ
た。
【0040】次に、該立毛シートを分散染料を用いて、
125℃、60分間液流染色し、目付220g/m2
見掛け密度0.251g/cm3 の淡色のグレー系スエー
ド調人工皮革を得た。そのときの単糸繊度は0.04デ
シテックスで、ポリウレタンの付着量は35重量%であ
った。この布帛を用い実施例1と同じ15×40cmの
サイズの袋状に縫い合わせ、着脱可能なように40cm
の一辺をファスナー止めとして、保温サポータを作製し
た。この保温サポータは、非常に柔軟なスエードタッチ
の感触と、色に深み感があり心が安らぐもので、装着時
は滑りが少なくフィット性の高いものであった。 実施例4 実施例1で用いた面状発熱体および絶縁被覆物を用い、
更に被覆用繊維布帛としては撥水性があるもの用いた。
製造方法として、84デシテックス36フィラメントの
ポリエチレンテレフタレート仮撚加工糸をタテ糸に、1
67デシテックス48フィラメントのポリエチレンテレ
フタレート仮撚加工糸をヨコ糸に使用し、平織にて織り
あげた。次に常法により、精錬、乾燥、中間セットを行
い、うすいピンク色に染めた、この時の目付は190g
/m2であった。この織物をフッ素系撥水剤であるアサ
ヒガードAG−740(明成化学工業、(株))20g
/l水溶液に浸漬し、マングルで絞った、この時のピッ
クアップ率は90%であった。次に130℃で3分乾燥
し、次に180℃で1分の熱処理を行った。この生地の
撥水性をJIS L−1079に規定される試験法(ス
プレー法)で洗濯なしと洗濯20回後を評価した結果、
洗濯なしで100点、洗濯20回後で80点であった。
この布帛を用い実施例1と同じ15×40cmのサイズ
の袋状に縫い合わせ、着脱可能なように40cmの一辺
をファスナー止めとして、保温サポータを作製した。
【0041】得られた保温サポータは、実用において撥
水性が非常にあるため、水気のものをこぼした場合簡単
に処置ができ便利であった。この保温サポータの温度特
性は実施例1と同じく体に心地よいものであった。 実施例5 実施例1で用いた面状発熱体および絶縁被覆物を用い、
更に被覆用繊維布帛としては抗菌性があるものを用い
た。製造方法として、実施例4で用いた染色前の中間セ
ット上がり織物を用い、抗菌性を付与するために、高圧
液流染色機を用い、浴比を1:15とし、コロイド化し
た抗菌剤2−ピリジルチオール−1−オキシド亜鉛を1
%omf、グレー色の分散染料を0、5%omf、それ
に染色助剤を入れ、pH5に調整し、130℃、45分
間の条件で染色加工の常法に従って処理した。処理後、
水洗、乾燥しグレー系の抗菌性織物を得た。抗菌性を評
価した結果、洗濯なしで菌数増減値差4.8、洗濯20
回後で4.5であり合格レベルであった。この布帛を用
い実施例2と同じ15×40cmのサイズの袋状に縫い
合わせ、着脱可能なように40cmの一辺をファスナー
止めとして、保温サポータを作製した。得られた保温サ
ポータの温度特性は、実施例1と同じく体に心地よいも
のであった。 実施例6 実施例1で用いた面状発熱体および絶縁被覆物を用い、
更に被覆用繊維布帛としては消臭機能を有するものを用
いた。製造方法として、実施例4で用いた染色上がりの
生地を用い、光触媒機能性のあるチタンとケイ素の複合
酸化物(SX−T1:日本触媒(株)製)の水分散スラ
リー(固形分濃度20%)1部、シリコーン系樹脂BY
−22−826(トーレ・ダウコーニング・シリコーン
(株)製)2部、メチルシレケート1部と水96部から
なる加工液を用い、その中に生地を浸漬し、マングルで
絞った、この時のピックアップ率は90%であった。次
に130℃で3分乾燥し、次に170℃で1分の熱処理
を行った。この布帛を用い実施例1と同じ15×40c
mのサイズの袋状に縫い合わせ、着脱可能なように40
cmの一辺をファスナー止めとして、保温サポータを作
製した。
【0042】この保温サポータの消臭性を測定した結
果、染色上がり生地(加工なし)で、アンモニア消臭率
55%。アセトアルデヒド38%。メチルメルカプタン
30%で、該光触媒加工した布帛のアンモニア消臭率1
00%。アセトアルデヒド82%。メチルメルカプタン
85%であった。またタバコ消臭性についても評価し
た。染色上がり生地(加工なし)で、雰囲気消臭は3.
5点、着臭は4.0点で、該光触媒加工した布帛の雰囲
気消臭は1.8点、着臭は1.6点であり、明らかに消
臭効果があることが判った。抗菌性についても評価した
結果、染色上がり生地(加工なし)で0.6、該光触媒
加工した布帛で4.0であり、明らかに抗菌効果がある
ことが判った。この生地を用いて実施例1と同じ15×
40cmのサイズの袋状に縫い合わせ、着脱可能なよう
に40cmの一辺をファスナー止めとして、保温サポー
タを作製した。得られた保温サポータの温度特性は、実
施例1と同じく体に心地よいものであった。 実施例7 実施例1で用いた面状発熱体および絶縁被覆物を用い、
更に被覆用繊維布帛としては防汚性を有するものを用い
た。製造方法として、実施例4で用いた染色上がりの生
地を用い、以下の処方にて加工液(水溶解)を調合し、
その中に生地を浸漬し、マングルで絞った、この時のピ
ックアップ率は90%であった。次に130℃で3分乾
燥し、次に180℃で1分の熱処理を行った。
【0043】 撥水防汚剤:アサヒガードAG−930 50g/l (明成化学工業(株)製) 架橋剤 :スミテックスレジンM−3 3g/l (住友化学工業(株)製) 触媒 :スミテックスアクセレータACX 2g/l (住友化学工業(株)製) この布帛を用い実施例1と同じ15×40cmのサイズ
の袋状に縫い合わせ、着脱可能なように40cmの一辺
をファスナー止めとして、保温サポータ用生地を作製し
た。この生地の防汚性を測定した結果、染色上がり生地
(加工なし)で63、該防汚加工した布帛で83であ
り、明らかに防汚効果があることが判った。この布帛を
用い実施例1と同じ15×40cmのサイズの袋状に縫
い合わせ、着脱可能なように40cmの一辺をファスナ
ー止めとして、保温サポータを作製した。得られた保温
サポータの温度特性は、実施例1と同じく体に心地よい
ものであった。 比較例1 芯糸にポリエステル紡績糸20番双糸を用い、円周部
(鞘)に導電性カーボン粒子含有ウレタン樹脂を用いた
PTC特性のない線状発熱体を作成した。次に織り組織
を平織りで製織を行った。そのとき、タテ糸にはポリエ
ステル紡績糸10番単糸を用い、ヨコ糸には、ポリエス
テル紡績糸20番双糸と前述の糸状発熱体を用い、発熱
体を4mmピッチで織り込み、耳部に電極として銅線を同
時に織り込んだ。この発熱体の目付は280g/m2
サイズを15×40cmにした。その後、絶縁被覆物と
して厚み70μmのポリエチレンフイルムを袋状にして
完全に融着シールし、防水加工とした。この状態の縦方
向断面を図7に示した。次に通常のサーモスタットを6
カ所設け、温度コントロール用にコントローラを設置し
温度を60℃に設定、プラグは100V(AC)用とし
た。被覆用繊維織編物として実施例1で用いた編み物を
実施例1と同じ15×40cmのサイズの袋状に縫い合
わせ、着脱可能なように40cmの一辺をファスナー止
めとした。 この保温腕帯の昇温テストをした結果、約
6分で60℃に昇温し、安定したものの、即応性に劣っ
ていた。また、完全断熱状態で昇温テストした結果、6
0℃を越え75℃まで温度が上がったため、実着用が不
可能な状態となった。実際に使用してみると実施例1と
より昇温後の温感であった。しかし、サーモスタット用
配線がごろごろと肌に当たり違和感が強く、ソフトな肌
触りとは言い難いものであった。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、従来になかった昇温の
即応性を有する上に、安全性と良好な装着感に優れ、さ
らに撥水性、制菌性および消臭性などの保管や手入れを
容易にする機能を併せ持つ保温サポータを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この図は、保温サポータの一例である。
【図2】 この図は、保温サポータの一例である。
【図3】 この図は、織物に発熱体を含浸した横方向断
面概略図である。
【図4】 この図は、フイルムに発熱体をコーティング
した横方向断面概略図である。
【図5】この図は、実施例1で用いた保温サポータ用発
熱体の横方向断面概略図である。
【図6】この図は、実施例2で用いた保温サポータ用発
熱体の横方向断面概略図である。
【図7】この図は、比較例1で用いた保温サポータ用発
熱体の縦方向断面概略図である。
【符号の説明】
1:面状の発熱体 2:被覆用織編物 3:織物 4:面状発熱体樹脂 5:フイルム 6:電極 7:糸状発熱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A41D 31/00 501 A41D 31/00 501Z 502 502B 502C 502F 502N 502Q 503 503E 31/02 31/02 J

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体が面状の正特性サーミスタからな
    り、該発熱体を構成する基板として、繊維構造体または
    フイルムが用いられており、かつ、その周囲が電気絶縁
    性被覆物にて被覆され、更に該電気絶縁性被覆物の周囲
    が繊維布帛にて被覆されていることを特徴とする保温サ
    ポータ。
  2. 【請求項2】 該面状の発熱体が、目付150〜500
    g/m2である請求項1記載の保温サポータ。
  3. 【請求項3】 該面状の発熱体が、サイズが100〜2
    000cm2である請求項1または2記載の保温サポー
    タ。
  4. 【請求項4】 該繊維構造体が、単糸繊度0.1〜6.
    6デシテックスの範囲の合成繊維からなるものである請
    求項1〜3のいずれかに記載の保温サポータ。
  5. 【請求項5】 該繊維布帛が、織物または編物からなる
    請求項1〜4のいずれかに記載の保温サポータ。
  6. 【請求項6】 該繊維布帛が、撥水性を有するものであ
    る請求項1〜5のいずれかに記載の保温サポータ。
  7. 【請求項7】 該繊維布帛が、抗菌性を有するものであ
    る請求項1〜6のいずれかに記載の保温サポータ。
  8. 【請求項8】 該繊維布帛が、消臭性を有するものであ
    る請求項1〜7のいずれかに記載の保温サポータ。
  9. 【請求項9】 該繊維布帛が、防汚性を有するものであ
    る請求項1〜8のいずれかに記載の保温サポータ。
  10. 【請求項10】 該繊維布帛が、着脱可能に取り付けら
    れているものである 請求項1〜9のいずれかに記載の
    保温サポータ。
  11. 【請求項11】 該保温腕帯が使用時に40〜70℃の
    範囲にあることを特長とする請求項1〜10のいずれか
    に記載の保温サポータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006219776A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Toyama Prefecture 人体サポート用部材
CN104905620A (zh) * 2015-07-02 2015-09-16 常州市龙润机械有限公司 腿部捆绑式电热毯
CN111011953A (zh) * 2019-12-31 2020-04-17 许昌学院 一种户外运动用关节干燥保暖装置
WO2022030280A1 (ja) * 2020-08-05 2022-02-10 東レ株式会社 防護服およびその製造方法

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