JP2001144325A - 窒化物系iii−v族化合物半導体の製造方法および半導体素子の製造方法 - Google Patents
窒化物系iii−v族化合物半導体の製造方法および半導体素子の製造方法Info
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- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
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- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B29/00—Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
- C30B29/10—Inorganic compounds or compositions
- C30B29/40—AIIIBV compounds wherein A is B, Al, Ga, In or Tl and B is N, P, As, Sb or Bi
- C30B29/403—AIII-nitrides
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低温で成長させた場合においても、窒素が不
足することなく、高い結晶性を有する窒化物系III−
V族化合物半導体の製造方法およびそれを用いた半導体
素子の製造方法を提供する。 【解決手段】 窒素の原料として、ヒドラジンまたはそ
の置換体,アミンあるいはアジ化物などの窒素含有化合
物を含む原料ガスをキャリアガスと共に、MOCVD装
置の反応管の内部に供給する。これらの窒素含有化合物
は、アンモニアよりも分解効率が高いという特性を有し
ている。そのため、MOCVDを行う際の成長温度が9
00℃以下であっても、基板21の成長面(すなわち、
下地層23の上)に、成長に寄与する窒素原料種を多量
に供給することができる。従って、窒化物系III−V
族化合物半導体層24の結晶性を向上させることができ
る。また、V族元素の原料の供給量に対する窒素の原料
の供給量を少なくすることができる。
足することなく、高い結晶性を有する窒化物系III−
V族化合物半導体の製造方法およびそれを用いた半導体
素子の製造方法を提供する。 【解決手段】 窒素の原料として、ヒドラジンまたはそ
の置換体,アミンあるいはアジ化物などの窒素含有化合
物を含む原料ガスをキャリアガスと共に、MOCVD装
置の反応管の内部に供給する。これらの窒素含有化合物
は、アンモニアよりも分解効率が高いという特性を有し
ている。そのため、MOCVDを行う際の成長温度が9
00℃以下であっても、基板21の成長面(すなわち、
下地層23の上)に、成長に寄与する窒素原料種を多量
に供給することができる。従って、窒化物系III−V
族化合物半導体層24の結晶性を向上させることができ
る。また、V族元素の原料の供給量に対する窒素の原料
の供給量を少なくすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒素(N)を含む
窒化物系III−V族化合物半導体を、有機金属化学気
相成長(Metal Organic Chemical Vapor Deposition ;
MOCVD)法を用いて成長させる窒化物系III−V
族化合物半導体の製造方法およびそれを用いた半導体素
子の製造方法に関する。
窒化物系III−V族化合物半導体を、有機金属化学気
相成長(Metal Organic Chemical Vapor Deposition ;
MOCVD)法を用いて成長させる窒化物系III−V
族化合物半導体の製造方法およびそれを用いた半導体素
子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、窒化ガリウム(GaN)に代表さ
れる窒化物系III−V族化合物半導体は、緑色から青
色の可視領域、更には紫外領域までの発光を得ることが
できる発光素子を構成する材料として、また、高周波電
子素子あるいは耐環境電子素子などを構成する材料とし
て有望視されている。特に、この窒化物系III−V族
化合物半導体を用いた発光ダイオード(LED)が実用
化されて以来、窒化物系III−V族化合物半導体は大
きな注目を集めている。また、この窒化物系III−V
族化合物半導体を用いた半導体レーザ(LD)の実現も
報告されており、光ディスク装置の光源を初めとした応
用が期待されている。
れる窒化物系III−V族化合物半導体は、緑色から青
色の可視領域、更には紫外領域までの発光を得ることが
できる発光素子を構成する材料として、また、高周波電
子素子あるいは耐環境電子素子などを構成する材料とし
て有望視されている。特に、この窒化物系III−V族
化合物半導体を用いた発光ダイオード(LED)が実用
化されて以来、窒化物系III−V族化合物半導体は大
きな注目を集めている。また、この窒化物系III−V
族化合物半導体を用いた半導体レーザ(LD)の実現も
報告されており、光ディスク装置の光源を初めとした応
用が期待されている。
【0003】このような窒化物系III−V族化合物半
導体は、通常、サファイア基板や炭化珪素(SiC)基
板の上に成長させることにより作製される。窒化物系I
II−V族化合物半導体を成長させる方法としては、M
OCVD法やMBE(Molecular Beam Epitaxy;分子線
エピタキシー)法などがある。中でも、MOCVD法は
高真空を必要としないため実用上有効であり、多用され
ている。
導体は、通常、サファイア基板や炭化珪素(SiC)基
板の上に成長させることにより作製される。窒化物系I
II−V族化合物半導体を成長させる方法としては、M
OCVD法やMBE(Molecular Beam Epitaxy;分子線
エピタキシー)法などがある。中でも、MOCVD法は
高真空を必要としないため実用上有効であり、多用され
ている。
【0004】従来、MOCVD法により窒化物系III
−V族化合物半導体を成長させる場合には、MOCVD
装置の反応管内に、成長させる窒化物系III−V族化
合物半導体に応じて、ガリウム(Ga),アルミニウム
(Al),インジウム(In)あるいはホウ素(B)な
どの原料である有機金属原料ガスを供給すると共に、窒
素の原料としてアンモニア(NH3 )を供給し、反応管
内に配置した基板の成長面に成長させていた。
−V族化合物半導体を成長させる場合には、MOCVD
装置の反応管内に、成長させる窒化物系III−V族化
合物半導体に応じて、ガリウム(Ga),アルミニウム
(Al),インジウム(In)あるいはホウ素(B)な
どの原料である有機金属原料ガスを供給すると共に、窒
素の原料としてアンモニア(NH3 )を供給し、反応管
内に配置した基板の成長面に成長させていた。
【0005】MOCVDを行う際の成長温度は、一般
に、GaNやAlGaN混晶などのインジウムを含まな
いものを成長させる場合には、1000℃程度である。
また、GaInN混晶などのインジウムを含むものを成
長させる場合には、InNの分解を抑制するためにGa
Nなどの成長温度よりも低くする必要があり、通常、7
00〜800℃程度である。
に、GaNやAlGaN混晶などのインジウムを含まな
いものを成長させる場合には、1000℃程度である。
また、GaInN混晶などのインジウムを含むものを成
長させる場合には、InNの分解を抑制するためにGa
Nなどの成長温度よりも低くする必要があり、通常、7
00〜800℃程度である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、窒素の
原料として用いられるアンモニアは分解効率が低く、1
000℃程度の高温下においても数%程度分解されるの
みである。そのため、成長中に基板の成長面に供給され
る、成長に寄与する窒素原料種が不足してしまってい
た。その結果、窒化物系III−V族化合物半導体は窒
素が不足した状態となり、その結晶性が低下してしまう
という問題があった。特に、青紫色に発光するGaN系
発光素子では、通常、活性層(発光層)がIII族元素
としてインジウムを含む窒化物系III−V族化合物半
導体により形成されており、低温で成長させて形成する
ので、活性層の結晶性の低下に伴い、発光効率が低下し
てしまうという問題があった。
原料として用いられるアンモニアは分解効率が低く、1
000℃程度の高温下においても数%程度分解されるの
みである。そのため、成長中に基板の成長面に供給され
る、成長に寄与する窒素原料種が不足してしまってい
た。その結果、窒化物系III−V族化合物半導体は窒
素が不足した状態となり、その結晶性が低下してしまう
という問題があった。特に、青紫色に発光するGaN系
発光素子では、通常、活性層(発光層)がIII族元素
としてインジウムを含む窒化物系III−V族化合物半
導体により形成されており、低温で成長させて形成する
ので、活性層の結晶性の低下に伴い、発光効率が低下し
てしまうという問題があった。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、低温で成長させた場合において
も、窒素が不足することなく、高い結晶性を有する窒化
物系III−V族化合物半導体の製造方法およびそれを
用いた半導体素子の製造方法を提供することにある。
のであり、その目的は、低温で成長させた場合において
も、窒素が不足することなく、高い結晶性を有する窒化
物系III−V族化合物半導体の製造方法およびそれを
用いた半導体素子の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による窒化物系I
II−V族化合物半導体の製造方法は、III族元素の
うちの少なくとも1種とV族元素のうちの少なくとも窒
素とを含む窒化物系III−V族化合物半導体を、有機
金属化学気相成長法により成長させる窒化物系III−
V族化合物半導体の製造方法であって、成長温度を90
0℃以下とし、かつ、窒素の原料として、窒素原子と窒
素原子との単結合,窒素原子と窒素原子との二重結合ま
たは窒素原子と炭素原子との単結合の少なくとも1種の
結合を有してなる窒素含有化合物を用いるようにしたも
のである。
II−V族化合物半導体の製造方法は、III族元素の
うちの少なくとも1種とV族元素のうちの少なくとも窒
素とを含む窒化物系III−V族化合物半導体を、有機
金属化学気相成長法により成長させる窒化物系III−
V族化合物半導体の製造方法であって、成長温度を90
0℃以下とし、かつ、窒素の原料として、窒素原子と窒
素原子との単結合,窒素原子と窒素原子との二重結合ま
たは窒素原子と炭素原子との単結合の少なくとも1種の
結合を有してなる窒素含有化合物を用いるようにしたも
のである。
【0009】本発明による他の窒化物系III−V族化
合物半導体の製造方法は、III族元素のうちの少なく
とも1種とV族元素のうちの少なくとも窒素とを含む窒
化物系III−V族化合物半導体を、有機金属化学気相
成長法により成長させる窒化物系III−V族化合物半
導体の製造方法であって、成長温度を900℃以下と
し、かつ、窒素の原料として、アンモニア、および窒素
原子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原子との二
重結合または窒素原子と炭素原子との単結合の少なくと
も1種の結合を有してなる窒素含有化合物を用いるよう
にしたものである。
合物半導体の製造方法は、III族元素のうちの少なく
とも1種とV族元素のうちの少なくとも窒素とを含む窒
化物系III−V族化合物半導体を、有機金属化学気相
成長法により成長させる窒化物系III−V族化合物半
導体の製造方法であって、成長温度を900℃以下と
し、かつ、窒素の原料として、アンモニア、および窒素
原子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原子との二
重結合または窒素原子と炭素原子との単結合の少なくと
も1種の結合を有してなる窒素含有化合物を用いるよう
にしたものである。
【0010】本発明による更に他の窒化物系III−V
族化合物半導体の製造方法は、III族元素のうちの少
なくともインジウムとV族元素のうちの少なくとも窒素
とを含む窒化物系III−V族化合物半導体を、有機金
属化学気相成長法により成長させる窒化物系III−V
族化合物半導体の製造方法であって、窒素の原料とし
て、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原
子との二重結合または窒素原子と炭素原子との単結合の
少なくとも1種を有してなる窒素含有化合物を用いるよ
うにしたものである。
族化合物半導体の製造方法は、III族元素のうちの少
なくともインジウムとV族元素のうちの少なくとも窒素
とを含む窒化物系III−V族化合物半導体を、有機金
属化学気相成長法により成長させる窒化物系III−V
族化合物半導体の製造方法であって、窒素の原料とし
て、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原
子との二重結合または窒素原子と炭素原子との単結合の
少なくとも1種を有してなる窒素含有化合物を用いるよ
うにしたものである。
【0011】本発明による更に他の窒化物系III−V
族化合物半導体の製造方法は、III族元素のうちの少
なくともインジウムとV族元素のうちの少なくとも窒素
とを含む窒化物系III−V族化合物半導体を、有機金
属化学気相成長法により成長させる窒化物系III−V
族化合物半導体の製造方法であって、窒素の原料とし
て、アンモニア、および窒素原子と窒素原子との単結
合,窒素原子と窒素原子との二重結合または窒素原子と
炭素原子との単結合の少なくとも1種を有してなる窒素
含有化合物を用いるようにしたものである。
族化合物半導体の製造方法は、III族元素のうちの少
なくともインジウムとV族元素のうちの少なくとも窒素
とを含む窒化物系III−V族化合物半導体を、有機金
属化学気相成長法により成長させる窒化物系III−V
族化合物半導体の製造方法であって、窒素の原料とし
て、アンモニア、および窒素原子と窒素原子との単結
合,窒素原子と窒素原子との二重結合または窒素原子と
炭素原子との単結合の少なくとも1種を有してなる窒素
含有化合物を用いるようにしたものである。
【0012】本発明による半導体素子の製造方法は、I
II族元素のうちの少なくとも1種とV族元素のうちの
少なくとも窒素とを含む窒化物系III−V族化合物半
導体層を備えた半導体素子の製造方法であって、窒化物
系III−V族化合物半導体層を、成長温度を900℃
以下とし、かつ、窒素の原料として、窒素原子と窒素原
子との単結合,窒素原子と窒素原子との二重結合または
窒素原子と炭素原子との単結合の少なくとも1種の結合
を有してなる窒素含有化合物を用いた有機金属化学気相
成長法により成長させるようにしたものである。
II族元素のうちの少なくとも1種とV族元素のうちの
少なくとも窒素とを含む窒化物系III−V族化合物半
導体層を備えた半導体素子の製造方法であって、窒化物
系III−V族化合物半導体層を、成長温度を900℃
以下とし、かつ、窒素の原料として、窒素原子と窒素原
子との単結合,窒素原子と窒素原子との二重結合または
窒素原子と炭素原子との単結合の少なくとも1種の結合
を有してなる窒素含有化合物を用いた有機金属化学気相
成長法により成長させるようにしたものである。
【0013】本発明による他の半導体素子の製造方法
は、III族元素のうちの少なくとも1種とV族元素の
うちの少なくとも窒素とを含む窒化物系III−V族化
合物半導体層を備えた半導体素子の製造方法であって、
窒化物系III−V族化合物半導体層を、成長温度を9
00℃以下とし、かつ、窒素の原料として、アンモニ
ア、および窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原子と
窒素原子との二重結合または窒素原子と炭素原子との単
結合の少なくとも1種の結合を有してなる窒素含有化合
物を用いた有機金属化学気相成長法により成長させるよ
うにしたものである。
は、III族元素のうちの少なくとも1種とV族元素の
うちの少なくとも窒素とを含む窒化物系III−V族化
合物半導体層を備えた半導体素子の製造方法であって、
窒化物系III−V族化合物半導体層を、成長温度を9
00℃以下とし、かつ、窒素の原料として、アンモニ
ア、および窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原子と
窒素原子との二重結合または窒素原子と炭素原子との単
結合の少なくとも1種の結合を有してなる窒素含有化合
物を用いた有機金属化学気相成長法により成長させるよ
うにしたものである。
【0014】本発明による更に他の半導体素子の製造方
法は、III族元素のうちの少なくともインジウムとV
族元素のうちの少なくとも窒素とを含む窒化物系III
−V族化合物半導体層を備えた半導体素子の製造方法で
あって、窒化物系III−V族化合物半導体層を、窒素
の原料として、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原
子と窒素原子との二重結合または窒素原子と炭素原子と
の単結合の少なくとも1種の結合を有してなる窒素含有
化合物を用いた有機金属化学気相成長法により成長させ
るようにしたものである。
法は、III族元素のうちの少なくともインジウムとV
族元素のうちの少なくとも窒素とを含む窒化物系III
−V族化合物半導体層を備えた半導体素子の製造方法で
あって、窒化物系III−V族化合物半導体層を、窒素
の原料として、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原
子と窒素原子との二重結合または窒素原子と炭素原子と
の単結合の少なくとも1種の結合を有してなる窒素含有
化合物を用いた有機金属化学気相成長法により成長させ
るようにしたものである。
【0015】本発明による更に他の半導体素子の製造方
法は、III族元素のうちの少なくともインジウムとV
族元素のうちの少なくとも窒素とを含む窒化物系III
−V族化合物半導体層を備えた半導体素子の製造方法で
あって、窒化物系III−V族化合物半導体を、窒素の
原料として、アンモニア、および窒素原子と窒素原子と
の単結合,窒素原子と窒素原子との二重結合または窒素
原子と炭素原子との単結合の少なくとも1種の結合を有
してなる窒素含有化合物を用いた有機金属化学気相成長
法により成長させるようにしたものである。
法は、III族元素のうちの少なくともインジウムとV
族元素のうちの少なくとも窒素とを含む窒化物系III
−V族化合物半導体層を備えた半導体素子の製造方法で
あって、窒化物系III−V族化合物半導体を、窒素の
原料として、アンモニア、および窒素原子と窒素原子と
の単結合,窒素原子と窒素原子との二重結合または窒素
原子と炭素原子との単結合の少なくとも1種の結合を有
してなる窒素含有化合物を用いた有機金属化学気相成長
法により成長させるようにしたものである。
【0016】本発明による窒化物系III−V族化合物
半導体の製造方法および本発明による半導体素子の製造
方法では、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原子と
窒素原子との二重結合または窒素原子と炭素原子との単
結合の少なくとも1種の結合を有してなる窒素含有化合
物を窒素の原料とした、成長温度900℃以下の有機金
属気相成長法により、窒化物系III−V族化合物半導
体が成長する。
半導体の製造方法および本発明による半導体素子の製造
方法では、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原子と
窒素原子との二重結合または窒素原子と炭素原子との単
結合の少なくとも1種の結合を有してなる窒素含有化合
物を窒素の原料とした、成長温度900℃以下の有機金
属気相成長法により、窒化物系III−V族化合物半導
体が成長する。
【0017】本発明による他の窒化物系III−V族化
合物半導体の製造方法および本発明による他の半導体素
子の製造方法では、アンモニア、および窒素原子と窒素
原子との単結合,窒素原子と窒素原子との二重結合また
は窒素原子と炭素原子との単結合の少なくとも1種の結
合を有してなる窒素含有化合物を窒素の原料とした、成
長温度900℃以下の有機金属気相成長法により、窒化
物系III−V族化合物半導体が成長する。
合物半導体の製造方法および本発明による他の半導体素
子の製造方法では、アンモニア、および窒素原子と窒素
原子との単結合,窒素原子と窒素原子との二重結合また
は窒素原子と炭素原子との単結合の少なくとも1種の結
合を有してなる窒素含有化合物を窒素の原料とした、成
長温度900℃以下の有機金属気相成長法により、窒化
物系III−V族化合物半導体が成長する。
【0018】本発明による更に他の窒化物系III−V
族化合物半導体の製造方法および本発明による更に他の
半導体素子の製造方法では、窒素原子と窒素原子との単
結合,窒素原子と窒素原子との二重結合または窒素原子
と炭素原子との単結合の少なくとも1種の結合を有して
なる窒素含有化合物を窒素の原料とした有機金属気相成
長法により、インジウムを含有する窒化物系III−V
族化合物半導体が成長する。
族化合物半導体の製造方法および本発明による更に他の
半導体素子の製造方法では、窒素原子と窒素原子との単
結合,窒素原子と窒素原子との二重結合または窒素原子
と炭素原子との単結合の少なくとも1種の結合を有して
なる窒素含有化合物を窒素の原料とした有機金属気相成
長法により、インジウムを含有する窒化物系III−V
族化合物半導体が成長する。
【0019】本発明による更に他の窒化物系III−V
族化合物半導体の製造方法および本発明による更に他の
半導体素子の製造方法では、アンモニア、および窒素原
子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原子との二重
結合または窒素原子と炭素原子との単結合の少なくとも
1種の結合を有してなる窒素含有化合物を窒素の原料と
した有機金属気相成長法により、インジウムを含有する
窒化物系III−V族化合物半導体が成長する。
族化合物半導体の製造方法および本発明による更に他の
半導体素子の製造方法では、アンモニア、および窒素原
子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原子との二重
結合または窒素原子と炭素原子との単結合の少なくとも
1種の結合を有してなる窒素含有化合物を窒素の原料と
した有機金属気相成長法により、インジウムを含有する
窒化物系III−V族化合物半導体が成長する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0021】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
の形態に係る窒化物系III−V族化合物半導体の製造
方法は、例えば、III族元素であるガリウム,アルミ
ニウム,インジウムおよびホウ素からなる群のうちの少
なくとも1種と、V族元素である窒素,ヒ素(As)お
よびリン(P)からなる群のうちの少なくとも窒素とを
含む窒化物系III−V族化合物半導体を成長させるも
のである。このような窒化物系III−V族化合物半導
体としては、例えば、InN,GaInN混晶,AlG
aInN混晶,GaN,AlNあるいはAlGaN混晶
がある。また、この窒化物系III−V族化合物半導体
は、必要に応じて、ケイ素(Si)などのn型不純物ま
たはマグネシウム(Mg)などのp型不純物を含む場合
もある。
の形態に係る窒化物系III−V族化合物半導体の製造
方法は、例えば、III族元素であるガリウム,アルミ
ニウム,インジウムおよびホウ素からなる群のうちの少
なくとも1種と、V族元素である窒素,ヒ素(As)お
よびリン(P)からなる群のうちの少なくとも窒素とを
含む窒化物系III−V族化合物半導体を成長させるも
のである。このような窒化物系III−V族化合物半導
体としては、例えば、InN,GaInN混晶,AlG
aInN混晶,GaN,AlNあるいはAlGaN混晶
がある。また、この窒化物系III−V族化合物半導体
は、必要に応じて、ケイ素(Si)などのn型不純物ま
たはマグネシウム(Mg)などのp型不純物を含む場合
もある。
【0022】図1は、本実施の形態に係る窒化物系II
I−V族化合物半導体の製造方法に用いるMOCVD装
置の概略構成を表すものである。このMOCVD装置
は、ガス供給管1とガス排気管2とが接続された反応管
3を備えている。ガス供給管1には、V族元素およびn
型不純物であるケイ素の原料としてそれらの元素を含む
気体原料を供給する気体原料供給部4がバルブ5aを介
して接続されており、気体原料の供給量はマスフローコ
ントローラ6により制御されるようになっている。
I−V族化合物半導体の製造方法に用いるMOCVD装
置の概略構成を表すものである。このMOCVD装置
は、ガス供給管1とガス排気管2とが接続された反応管
3を備えている。ガス供給管1には、V族元素およびn
型不純物であるケイ素の原料としてそれらの元素を含む
気体原料を供給する気体原料供給部4がバルブ5aを介
して接続されており、気体原料の供給量はマスフローコ
ントローラ6により制御されるようになっている。
【0023】ガス供給管1には、また、III族元素お
よびp型不純物であるマグネシウムの原料としてそれら
の元素を含む有機金属原料ガスを供給する有機金属原料
ガス供給部7がバルブ8aを介して接続されている。こ
の有機金属原料ガス供給部7にはキャリアガス供給部9
がマスフローコントローラ10を介して接続されてお
り、水素ガス(H2 )などのキャリアガスの流量によ
り、有機金属原料ガスの供給量が制御されるようになっ
ている。キャリアガス供給部9は、また、マスフローコ
ントローラ11を介して直接ガス供給管1にも接続され
ている。すなわち、反応管3には、キャリアガスと共
に、必要に応じて選択された気体原料と有機金属原料ガ
スとが原料ガスとして供給されるようになっている。
よびp型不純物であるマグネシウムの原料としてそれら
の元素を含む有機金属原料ガスを供給する有機金属原料
ガス供給部7がバルブ8aを介して接続されている。こ
の有機金属原料ガス供給部7にはキャリアガス供給部9
がマスフローコントローラ10を介して接続されてお
り、水素ガス(H2 )などのキャリアガスの流量によ
り、有機金属原料ガスの供給量が制御されるようになっ
ている。キャリアガス供給部9は、また、マスフローコ
ントローラ11を介して直接ガス供給管1にも接続され
ている。すなわち、反応管3には、キャリアガスと共
に、必要に応じて選択された気体原料と有機金属原料ガ
スとが原料ガスとして供給されるようになっている。
【0024】ガス排気管2には、排ガス処理装置12が
接続されている。この排ガス処理装置12には、ガス送
出管13およびバルブ5b,8bを介して気体原料供給
部4および有機金属原料ガス供給部7がそれぞれ接続さ
れており、不要となった気体原料および有機金属原料ガ
スを排気できるようになっている。
接続されている。この排ガス処理装置12には、ガス送
出管13およびバルブ5b,8bを介して気体原料供給
部4および有機金属原料ガス供給部7がそれぞれ接続さ
れており、不要となった気体原料および有機金属原料ガ
スを排気できるようになっている。
【0025】反応管3は、石英ガラスなどの十分な強度
を有しかつ熱的に安定な材料により構成されている。こ
の反応管3の内部には、窒化物系III−V族化合物半
導体を成長させる基板14を載置する例えばグラファイ
ト製のサセプタ15が配設されている。反応管3の外部
には、RF(Radio Frequency )コイル16が反応管3
を取り囲むように配設されており、このRFコイル16
による誘導加熱によりサセプタ15を加熱し、それによ
り基板14および反応管3の内部に供給された原料ガス
を加熱するようになっている。反応管3の両端部の近傍
には、圧力調整装置(図示せず)がそれぞれ配設されて
おり、この圧力調整装置により反応管3の内部の圧力が
所定の値に保たれるようになっている。
を有しかつ熱的に安定な材料により構成されている。こ
の反応管3の内部には、窒化物系III−V族化合物半
導体を成長させる基板14を載置する例えばグラファイ
ト製のサセプタ15が配設されている。反応管3の外部
には、RF(Radio Frequency )コイル16が反応管3
を取り囲むように配設されており、このRFコイル16
による誘導加熱によりサセプタ15を加熱し、それによ
り基板14および反応管3の内部に供給された原料ガス
を加熱するようになっている。反応管3の両端部の近傍
には、圧力調整装置(図示せず)がそれぞれ配設されて
おり、この圧力調整装置により反応管3の内部の圧力が
所定の値に保たれるようになっている。
【0026】本実施の形態では、このようなMOCVD
装置を用い、次のようにして窒化物系III−V族化合
物半導体を成長させる。以下、図2を参照して、本実施
の形態に係る窒化物系III−V族化合物半導体の製造
方法について説明する。
装置を用い、次のようにして窒化物系III−V族化合
物半導体を成長させる。以下、図2を参照して、本実施
の形態に係る窒化物系III−V族化合物半導体の製造
方法について説明する。
【0027】まず、原料として、成長させる窒化物系I
II−V族化合物半導体のIII族元素に対応した有機
金属と、V族元素に対応した気体とをそれぞれ用意す
る。
II−V族化合物半導体のIII族元素に対応した有機
金属と、V族元素に対応した気体とをそれぞれ用意す
る。
【0028】本実施の形態では、窒素の原料として、化
1に示した窒素原子と窒素原子との単結合,化2に示し
た窒素原子と窒素原子との二重結合、または化3に示し
た窒素原子と炭素原子との単結合の少なくとも1種の結
合を有して構成された窒素含有化合物を用意する。
1に示した窒素原子と窒素原子との単結合,化2に示し
た窒素原子と窒素原子との二重結合、または化3に示し
た窒素原子と炭素原子との単結合の少なくとも1種の結
合を有して構成された窒素含有化合物を用意する。
【0029】
【化1】
【化2】
【化3】
【0030】窒素原子と窒素原子との単結合を有する窒
素含有化合物または窒素原子と炭素原子との単結合を有
する窒素含有化合物としては、例えば、ヒドラジンまた
はその置換体やアミンを用いることができる。具体的に
は、モノメチルヒドラジン(CH3 −NH−NH2 )、
化4に示した1,1−ジメチルヒドラジン、化5に示し
た1,2−ジメチルヒドラジン、ヒドラジン(NH2 −
NH2 )あるいはt−ブチルアミン((CH3 )3 C−
NH2 )などを用いることができる。また、窒素原子と
窒素原子との二重結合を有する窒素含有化合物として
は、例えば、エチルアザイド(C2 H5 −N3 )などの
アジ化物(アザイドともいう。)(−N3)を用いるこ
とができる。なお、窒素含有化合物として、これらのガ
スのうちの2種以上を混合して用いるようにしてもよ
い。
素含有化合物または窒素原子と炭素原子との単結合を有
する窒素含有化合物としては、例えば、ヒドラジンまた
はその置換体やアミンを用いることができる。具体的に
は、モノメチルヒドラジン(CH3 −NH−NH2 )、
化4に示した1,1−ジメチルヒドラジン、化5に示し
た1,2−ジメチルヒドラジン、ヒドラジン(NH2 −
NH2 )あるいはt−ブチルアミン((CH3 )3 C−
NH2 )などを用いることができる。また、窒素原子と
窒素原子との二重結合を有する窒素含有化合物として
は、例えば、エチルアザイド(C2 H5 −N3 )などの
アジ化物(アザイドともいう。)(−N3)を用いるこ
とができる。なお、窒素含有化合物として、これらのガ
スのうちの2種以上を混合して用いるようにしてもよ
い。
【0031】
【化4】
【化5】
【0032】上述した窒素含有化合物は、アンモニアよ
りも分解効率が高いという特性を有している。例えば、
V族元素として窒素のみを含有するIII−V族化合物
半導体を成長させる際に、窒素の原料としてアンモニア
を用いた場合には、アンモニアとV族元素の原料である
有機金属とのモル比(供給比)は、アンモニア/有機金
属=10000程度である。これに対して、窒素の原料
として上述した窒素含有化合物を用いた場合には、アン
モニアを用いた場合と同一の成長温度(反応管内部の基
板14の温度、すなわち基板21の温度)で、窒素含有
化合物/有機金属=50程度にまで窒素含有化合物の供
給量を少なくしても、窒化物系III−V族化合物半導
体を成長させることができる。特に、この供給量の差
は、成長温度が低くなるに従って、大きくなる。よっ
て、上述した窒素含有化合物を用いれば、低温であって
も、成長に寄与する窒素原料種を増加させることがで
き、基板21の成長面に多量の窒素原料種を供給するこ
とができる。その結果、成長した窒化物系III−V族
化合物半導体の窒素不足が改善され、結晶性が向上した
窒化物系III−V族化合物半導体が得られる。
りも分解効率が高いという特性を有している。例えば、
V族元素として窒素のみを含有するIII−V族化合物
半導体を成長させる際に、窒素の原料としてアンモニア
を用いた場合には、アンモニアとV族元素の原料である
有機金属とのモル比(供給比)は、アンモニア/有機金
属=10000程度である。これに対して、窒素の原料
として上述した窒素含有化合物を用いた場合には、アン
モニアを用いた場合と同一の成長温度(反応管内部の基
板14の温度、すなわち基板21の温度)で、窒素含有
化合物/有機金属=50程度にまで窒素含有化合物の供
給量を少なくしても、窒化物系III−V族化合物半導
体を成長させることができる。特に、この供給量の差
は、成長温度が低くなるに従って、大きくなる。よっ
て、上述した窒素含有化合物を用いれば、低温であって
も、成長に寄与する窒素原料種を増加させることがで
き、基板21の成長面に多量の窒素原料種を供給するこ
とができる。その結果、成長した窒化物系III−V族
化合物半導体の窒素不足が改善され、結晶性が向上した
窒化物系III−V族化合物半導体が得られる。
【0033】窒素の原料としては、アンモニアも用意す
る。また、ガリウムの原料としては例えばトリメチルガ
リウム((CH3 )3 Ga)を、アルミニウムの原料と
しては例えばトリメチルアルミニウム((CH3 )3 A
l)を、インジウムの原料としては例えばトリメチルイ
ンジウム((CH3 )3 In)を、ホウ素の原料として
は例えばトリエチルボロン((C2 H5 )3 B)をそれ
ぞれ用いる。更に、ヒ素の原料としては例えばアルシン
(AsH3 )を、リンの原料としては例えばホスフィン
(PH3 )をそれぞれ用いる。
る。また、ガリウムの原料としては例えばトリメチルガ
リウム((CH3 )3 Ga)を、アルミニウムの原料と
しては例えばトリメチルアルミニウム((CH3 )3 A
l)を、インジウムの原料としては例えばトリメチルイ
ンジウム((CH3 )3 In)を、ホウ素の原料として
は例えばトリエチルボロン((C2 H5 )3 B)をそれ
ぞれ用いる。更に、ヒ素の原料としては例えばアルシン
(AsH3 )を、リンの原料としては例えばホスフィン
(PH3 )をそれぞれ用いる。
【0034】また、n型不純物としてケイ素を添加する
場合には、例えばシラン(SiH4)を用意し、p型不
純物としてマグネシウムを添加する場合には、例えばビ
ス=シクロペンタジエニルマグネシウム((C5 H5 )
2 Mg)を用意する。
場合には、例えばシラン(SiH4)を用意し、p型不
純物としてマグネシウムを添加する場合には、例えばビ
ス=シクロペンタジエニルマグネシウム((C5 H5 )
2 Mg)を用意する。
【0035】次に、例えばc面サファイアあるいは炭化
ケイ素よりなる基板21を用意し、水素ガス(H2 )雰
囲気中において1100℃で基板21をクリーニングす
る。続いて、クリーンニングした基板21を図1に示し
たようなMOCVD装置のサセプタ15の載置面に載置
し、基板21の温度を例えば500℃に下げて、反応管
3に窒素の原料としてのアンモニアとトリメチルガリウ
ムとを供給しつつ、GaNよりなるバッファ層22を例
えば30nm成長させる。なお、バッファ層22は、窒
素の原料として上述した窒素含有化合物を用いて成長さ
せるようにしてもよい。バッファ層22を成長させたの
ち、例えば、アンモニアのみを反応管内に供給して、R
Fコイル16により基板21の温度を950〜1100
℃ (例えば、1050℃)程度に上昇させ、この温度
を保持しつつ、更に、トリメチルガリウムを供給して、
バッファ層の上にGaNよりなる下地層23を成長させ
る。
ケイ素よりなる基板21を用意し、水素ガス(H2 )雰
囲気中において1100℃で基板21をクリーニングす
る。続いて、クリーンニングした基板21を図1に示し
たようなMOCVD装置のサセプタ15の載置面に載置
し、基板21の温度を例えば500℃に下げて、反応管
3に窒素の原料としてのアンモニアとトリメチルガリウ
ムとを供給しつつ、GaNよりなるバッファ層22を例
えば30nm成長させる。なお、バッファ層22は、窒
素の原料として上述した窒素含有化合物を用いて成長さ
せるようにしてもよい。バッファ層22を成長させたの
ち、例えば、アンモニアのみを反応管内に供給して、R
Fコイル16により基板21の温度を950〜1100
℃ (例えば、1050℃)程度に上昇させ、この温度
を保持しつつ、更に、トリメチルガリウムを供給して、
バッファ層の上にGaNよりなる下地層23を成長させ
る。
【0036】次に、基板21の温度を900℃以下に下
げる。その際、下地層23の上に、GaInN混晶など
のインジウムを含むものを成長させる場合には、InN
の分解を抑制するために、例えば700〜800℃程度
まで温度を下げる。また、GaNあるいはAlGaN混
晶などのインジウムを含まないものを成長させる場合に
は、例えば750〜900℃程度まで温度を下げる。こ
の状態において、反応管3の内部に、適宜の有機金属を
供給すると共に、窒素原料として例えばジメチルヒドラ
ジンを供給する。これにより、反応管3の内部に供給さ
れた原料ガスは、反応管内部において熱分解され、下地
層23の成長面に窒化物系III−V族化合物半導体
(窒化物系III−V族化合物半導体層24)が成長す
る。ここでは、窒素の原料がジメチルヒドラジンである
ので、成長温度が900℃以下の低温であっても、窒素
の原料が効率よく分解される。
げる。その際、下地層23の上に、GaInN混晶など
のインジウムを含むものを成長させる場合には、InN
の分解を抑制するために、例えば700〜800℃程度
まで温度を下げる。また、GaNあるいはAlGaN混
晶などのインジウムを含まないものを成長させる場合に
は、例えば750〜900℃程度まで温度を下げる。こ
の状態において、反応管3の内部に、適宜の有機金属を
供給すると共に、窒素原料として例えばジメチルヒドラ
ジンを供給する。これにより、反応管3の内部に供給さ
れた原料ガスは、反応管内部において熱分解され、下地
層23の成長面に窒化物系III−V族化合物半導体
(窒化物系III−V族化合物半導体層24)が成長す
る。ここでは、窒素の原料がジメチルヒドラジンである
ので、成長温度が900℃以下の低温であっても、窒素
の原料が効率よく分解される。
【0037】なお、反応管3の内部における原料ガスお
よびキャリアガスの流速は、0.4〜2m/sの範囲内
であることが好ましい。流速が2m/s以下であれば、
原料ガスがサセプタ15または基板21により十分加熱
され、0.4m/s以上であれば、原料ガスの熱対流に
打ち勝って、効率的に成長面へ原料ガスを供給できるか
らである。また、反応管3の内部の圧力は、1.013
×105 〜2.026×105 Pa(1〜2atm)の
範囲内であることが好ましい。1.013×105 Pa
以上であれば、基板21に対してより多くの窒素原料種
を供給することができると共に、成長中の窒化物系II
I−V族化合物半導体から窒素が蒸発することを抑制す
ることができ、2.026×105 Pa以下であれば、
現実的に安全であるからである。
よびキャリアガスの流速は、0.4〜2m/sの範囲内
であることが好ましい。流速が2m/s以下であれば、
原料ガスがサセプタ15または基板21により十分加熱
され、0.4m/s以上であれば、原料ガスの熱対流に
打ち勝って、効率的に成長面へ原料ガスを供給できるか
らである。また、反応管3の内部の圧力は、1.013
×105 〜2.026×105 Pa(1〜2atm)の
範囲内であることが好ましい。1.013×105 Pa
以上であれば、基板21に対してより多くの窒素原料種
を供給することができると共に、成長中の窒化物系II
I−V族化合物半導体から窒素が蒸発することを抑制す
ることができ、2.026×105 Pa以下であれば、
現実的に安全であるからである。
【0038】このように本実施の形態に係る窒化物系I
II−V族化合物半導体の製造方法によれば、窒化物系
III−V族化合物半導体層24を成長させる際に、窒
素の原料として、従来のアンモニアに代えて、アンモニ
アよりも分解効率が高い上述した窒素含有化合物を用い
るようにしたので、成長温度が900℃以下の低温であ
っても、基板21の成長面(すなわち、下地層23の
上)に、成長に寄与する窒素原料種を多量に供給するこ
とができる。従って、窒化物系III−V族化合物半導
体層24の結晶性を向上させることができる。また、V
族元素の原料の供給量に対する窒素の原料の供給量を少
なくすることができる。なお、インジウムを含む窒化物
系III−V族化合物半導体を成長させる場合には、低
温で成長させる必要があるので、特に有効である。
II−V族化合物半導体の製造方法によれば、窒化物系
III−V族化合物半導体層24を成長させる際に、窒
素の原料として、従来のアンモニアに代えて、アンモニ
アよりも分解効率が高い上述した窒素含有化合物を用い
るようにしたので、成長温度が900℃以下の低温であ
っても、基板21の成長面(すなわち、下地層23の
上)に、成長に寄与する窒素原料種を多量に供給するこ
とができる。従って、窒化物系III−V族化合物半導
体層24の結晶性を向上させることができる。また、V
族元素の原料の供給量に対する窒素の原料の供給量を少
なくすることができる。なお、インジウムを含む窒化物
系III−V族化合物半導体を成長させる場合には、低
温で成長させる必要があるので、特に有効である。
【0039】次に、図3を参照して、上述した窒化物系
III−V族化合物半導体の製造方法を用いた半導体素
子の製造方法について説明する。なお、窒化物系III
−V族化合物半導体の製造方法と同一の工程について
は、その詳細な説明を省略する。
III−V族化合物半導体の製造方法を用いた半導体素
子の製造方法について説明する。なお、窒化物系III
−V族化合物半導体の製造方法と同一の工程について
は、その詳細な説明を省略する。
【0040】図3は、本実施の形態に係る半導体素子の
製造方法を用いて製造された半導体素子としての半導体
レーザの構成を表すものである。まず、窒素の原料であ
る窒素含有化合物およびアンモニア、III族元素の原
料である有機金属、n型不純物として添加するケイ素の
原料であるシランおよびp型不純物として添加するマグ
ネシウムの原料である有機金属をそれぞれ上述したよう
に用意する。そののち、例えばc面サファイアよりなる
基板21を用意し、MOCVD装置のサセプタ15の載
置面に載置する。
製造方法を用いて製造された半導体素子としての半導体
レーザの構成を表すものである。まず、窒素の原料であ
る窒素含有化合物およびアンモニア、III族元素の原
料である有機金属、n型不純物として添加するケイ素の
原料であるシランおよびp型不純物として添加するマグ
ネシウムの原料である有機金属をそれぞれ上述したよう
に用意する。そののち、例えばc面サファイアよりなる
基板21を用意し、MOCVD装置のサセプタ15の載
置面に載置する。
【0041】次に、反応管3の内部に原料ガスをキャリ
アガスと共に選択的に供給して、基板21の成長面に例
えばGaNよりなるバッファ層22を成長させる。続い
て、バッファ層22の上に、例えばGaNよりなる下地
層23を成長させる。
アガスと共に選択的に供給して、基板21の成長面に例
えばGaNよりなるバッファ層22を成長させる。続い
て、バッファ層22の上に、例えばGaNよりなる下地
層23を成長させる。
【0042】下地層23を成長させたのち、下地層23
の上に、窒化物系III−V族化合物半導体層である各
層をそれぞれ成長させる。すなわち、反応管3の内部に
原料ガスをキャリアガスと共に選択的に供給して、ケイ
素を添加したn型GaNよりなるn側コンタクト層3
1,ケイ素を添加したn型AlGaNよりなるn型クラ
ッド層32,ケイ素を添加したn型GaNよりなるn型
ガイド層33,組成の異なるGaInN層を積層した多
重量子井戸構造を有する活性層34,マグネシウムを添
加したp型GaNよりなるp型ガイド層35,マグネシ
ウムを添加したp型AlGaNよりなるp型クラッド層
36およびマグネシウムを添加したp型GaNよりなる
p側コンタクト層37を順次成長させる。
の上に、窒化物系III−V族化合物半導体層である各
層をそれぞれ成長させる。すなわち、反応管3の内部に
原料ガスをキャリアガスと共に選択的に供給して、ケイ
素を添加したn型GaNよりなるn側コンタクト層3
1,ケイ素を添加したn型AlGaNよりなるn型クラ
ッド層32,ケイ素を添加したn型GaNよりなるn型
ガイド層33,組成の異なるGaInN層を積層した多
重量子井戸構造を有する活性層34,マグネシウムを添
加したp型GaNよりなるp型ガイド層35,マグネシ
ウムを添加したp型AlGaNよりなるp型クラッド層
36およびマグネシウムを添加したp型GaNよりなる
p側コンタクト層37を順次成長させる。
【0043】このとき、例えば、n型ガイド層33,活
性層34およびp型ガイド層35を成長させる際には、
成長温度を900℃以下とすると共に、窒素の原料とし
て上述した窒素含有化合物を用いる。具体的には、n型
ガイド層33およびp型ガイド層35を成長させる際に
は、成長温度を例えば750〜900℃程度とする。ま
た、活性層34を成長させる際には、成長温度を例えば
700〜800℃程度とする。
性層34およびp型ガイド層35を成長させる際には、
成長温度を900℃以下とすると共に、窒素の原料とし
て上述した窒素含有化合物を用いる。具体的には、n型
ガイド層33およびp型ガイド層35を成長させる際に
は、成長温度を例えば750〜900℃程度とする。ま
た、活性層34を成長させる際には、成長温度を例えば
700〜800℃程度とする。
【0044】なお、n側コンタクト層31,n型クラッ
ド層32,p型クラッド層36およびp側コンタクト層
37を成長させる際には、例えば、窒素の原料としてア
ンモニアを用いて、900℃よりも高い成長温度で成長
させる。また、活性層34などと同様にして、窒素の原
料として窒素含有化合物を用い、900℃以下の成長温
度で成長させるようにしてもよい。
ド層32,p型クラッド層36およびp側コンタクト層
37を成長させる際には、例えば、窒素の原料としてア
ンモニアを用いて、900℃よりも高い成長温度で成長
させる。また、活性層34などと同様にして、窒素の原
料として窒素含有化合物を用い、900℃以下の成長温
度で成長させるようにしてもよい。
【0045】n側コンタクト層31からp側コンタクト
層37までを成長させたのち、p型ガイド層35,p型
クラッド層36およびp側コンタクト層37に導入した
p型不純物を活性化させるために、熱処理を行う。熱処
理を行ったのち、p側コンタクト層37の上に、n側電
極38の形成位置に対応してストライプ形状のレジスト
パターンを形成する。そののち、このレジストパターン
をマスクとして反応性イオンエッチング(Reactive Ion
Etching;RIE)法により、p側コンタクト層37,
p型クラッド層36,p型ガイド層35,活性層34,
n型ガイド層33,n型クラッド層32を順次選択的に
除去し、n側コンタクト層31を露出させる。
層37までを成長させたのち、p型ガイド層35,p型
クラッド層36およびp側コンタクト層37に導入した
p型不純物を活性化させるために、熱処理を行う。熱処
理を行ったのち、p側コンタクト層37の上に、n側電
極38の形成位置に対応してストライプ形状のレジスト
パターンを形成する。そののち、このレジストパターン
をマスクとして反応性イオンエッチング(Reactive Ion
Etching;RIE)法により、p側コンタクト層37,
p型クラッド層36,p型ガイド層35,活性層34,
n型ガイド層33,n型クラッド層32を順次選択的に
除去し、n側コンタクト層31を露出させる。
【0046】n側コンタクト層31を露出させたのち、
レジストパターンを除去し、p側コンタクト層37の上
に、例えば、ニッケル(Ni),白金(Pt)および金
(Au)を順次蒸着し、p側電極38を形成する。ま
た、露出させたn側コンタクト層31の上に、例えば、
チタン(Ti),アルミニウム(Al),白金および金
を順次蒸着してn側電極39を形成する。そののち、加
熱処理を行いp側電極38およびn側電極39をそれぞ
れ合金化する。これにより、図3に示した半導体レーザ
を完成させる。
レジストパターンを除去し、p側コンタクト層37の上
に、例えば、ニッケル(Ni),白金(Pt)および金
(Au)を順次蒸着し、p側電極38を形成する。ま
た、露出させたn側コンタクト層31の上に、例えば、
チタン(Ti),アルミニウム(Al),白金および金
を順次蒸着してn側電極39を形成する。そののち、加
熱処理を行いp側電極38およびn側電極39をそれぞ
れ合金化する。これにより、図3に示した半導体レーザ
を完成させる。
【0047】このように本実施の形態に係る半導体素子
の製造方法によれば、活性層34および活性層34に隣
接するn型ガイド層33とp型ガイド層35とを成長さ
せる際に、本実施の形態に係る窒化物系III−V族化
合物半導体の製造方法を用いるようにしたので、活性層
34,n型ガイド層33およびp型ガイド層35の結晶
性を向上させることができる。よって、結晶欠陥などに
起因する、電子と正孔とが再結合しても発光しない非発
光再結合の割合を低くすることができ、発光効率を向上
させることができる。
の製造方法によれば、活性層34および活性層34に隣
接するn型ガイド層33とp型ガイド層35とを成長さ
せる際に、本実施の形態に係る窒化物系III−V族化
合物半導体の製造方法を用いるようにしたので、活性層
34,n型ガイド層33およびp型ガイド層35の結晶
性を向上させることができる。よって、結晶欠陥などに
起因する、電子と正孔とが再結合しても発光しない非発
光再結合の割合を低くすることができ、発光効率を向上
させることができる。
【0048】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態に係る窒化物系III−V族化合物半導体の製造
方法は、窒化物系III−V族化合物半導体層24(図
2参照)を成長させる際に、窒素の原料として、第1の
実施の形態において説明した窒素含有化合物と、アンモ
ニアとを混合して用いることを除き、他は第1の実施の
形態と同一である。よって、ここでは図1および図2を
参照して説明すると共に、第1の実施の形態と同一の部
分の説明を省略する。
の形態に係る窒化物系III−V族化合物半導体の製造
方法は、窒化物系III−V族化合物半導体層24(図
2参照)を成長させる際に、窒素の原料として、第1の
実施の形態において説明した窒素含有化合物と、アンモ
ニアとを混合して用いることを除き、他は第1の実施の
形態と同一である。よって、ここでは図1および図2を
参照して説明すると共に、第1の実施の形態と同一の部
分の説明を省略する。
【0049】窒化物系III−V族化合物半導体層24
を成長させる際に、窒素の原料として窒素含有化合物と
アンモニアとを混合して用いると、以下に述べる理由に
より、アンモニアを使用していても、窒化物系III−
V族化合物半導体層24の結晶性を向上させることがで
きる。すなわち、ジメチルヒドラジンなどの窒素含有化
合物は、第1の実施の形態と同様に成長に寄与する窒素
原料種となると共に、いわゆる触媒作用によってアンモ
ニアの分解を促進する役割を果たしている。そのため、
アンモニアの供給量の数%の量の窒素含有化合物を供給
しただけで、アンモニアは効率よく熱分解され、900
℃以下の低温においても、成長に寄与する窒素原料種を
効果的に供給することができ、窒化物系III−V族化
合物半導体層24の結晶性を向上させることができるの
である。
を成長させる際に、窒素の原料として窒素含有化合物と
アンモニアとを混合して用いると、以下に述べる理由に
より、アンモニアを使用していても、窒化物系III−
V族化合物半導体層24の結晶性を向上させることがで
きる。すなわち、ジメチルヒドラジンなどの窒素含有化
合物は、第1の実施の形態と同様に成長に寄与する窒素
原料種となると共に、いわゆる触媒作用によってアンモ
ニアの分解を促進する役割を果たしている。そのため、
アンモニアの供給量の数%の量の窒素含有化合物を供給
しただけで、アンモニアは効率よく熱分解され、900
℃以下の低温においても、成長に寄与する窒素原料種を
効果的に供給することができ、窒化物系III−V族化
合物半導体層24の結晶性を向上させることができるの
である。
【0050】なお、本実施の形態の製造方法を用いる場
合にも、第1の実施の形態と同様に、成長温度が低くな
るに従って、アンモニアのみを窒素の原料に用いた際の
V族元素の原料供給量に対する窒素の原料供給量の割合
と、アンモニアおよび上述した窒素含有化合物とを窒素
の原料に用いた際のそれとの差が大きくなる。
合にも、第1の実施の形態と同様に、成長温度が低くな
るに従って、アンモニアのみを窒素の原料に用いた際の
V族元素の原料供給量に対する窒素の原料供給量の割合
と、アンモニアおよび上述した窒素含有化合物とを窒素
の原料に用いた際のそれとの差が大きくなる。
【0051】このように本実施の形態に係る窒化物系I
II−V族化合物半導体の製造方法においても、第1の
実施の形態と同様に、低温で成長させても、III族元
素の原料の供給量に対するV族元素の原料の供給量の割
合を小さくすることができ、かつ窒化物系III−V族
化合物半導体層24の結晶性を向上させることができ
る。
II−V族化合物半導体の製造方法においても、第1の
実施の形態と同様に、低温で成長させても、III族元
素の原料の供給量に対するV族元素の原料の供給量の割
合を小さくすることができ、かつ窒化物系III−V族
化合物半導体層24の結晶性を向上させることができ
る。
【0052】なお、本実施の形態に係る窒化物系III
−V族化合物半導体の製造方法は、第1の実施の形態と
同様に、半導体レーザなどの半導体素子の製造方法に適
用することができる。具体的には、例えば、図3に示し
たような活性層34および活性層34に隣接するn型ガ
イド層33とp型ガイド層35とを成長させる際に適用
すると、発光効率を向上させることができ、効果的であ
る。また、バッファ層22は、通常、低温で成長させる
ので、バッファ層22を成長させる際に適用しても、そ
の結晶性を向上させることができ、効果的である。もち
ろん、n側コンタクト層31,n型クラッド層32,p
型クラッド層36およびp側コンタクト層37や下地層
23を成長させる際に適用しても、それらの結晶性を向
上させることができ、効果的である。
−V族化合物半導体の製造方法は、第1の実施の形態と
同様に、半導体レーザなどの半導体素子の製造方法に適
用することができる。具体的には、例えば、図3に示し
たような活性層34および活性層34に隣接するn型ガ
イド層33とp型ガイド層35とを成長させる際に適用
すると、発光効率を向上させることができ、効果的であ
る。また、バッファ層22は、通常、低温で成長させる
ので、バッファ層22を成長させる際に適用しても、そ
の結晶性を向上させることができ、効果的である。もち
ろん、n側コンタクト層31,n型クラッド層32,p
型クラッド層36およびp側コンタクト層37や下地層
23を成長させる際に適用しても、それらの結晶性を向
上させることができ、効果的である。
【0053】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明は上記各実施の形態に限定されるものでは
なく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態で
は、窒素含有化合物として、ヒドラジンまたはその置換
体,アミンおよびアジ化物を例に挙げて説明したが、窒
素含有化合物は、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素
原子と窒素原子との二重結合または窒素原子と炭素原子
との単結合の少なくとも1種の結合を有して構成されて
いれば他の化合物であってもよい。
たが、本発明は上記各実施の形態に限定されるものでは
なく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態で
は、窒素含有化合物として、ヒドラジンまたはその置換
体,アミンおよびアジ化物を例に挙げて説明したが、窒
素含有化合物は、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素
原子と窒素原子との二重結合または窒素原子と炭素原子
との単結合の少なくとも1種の結合を有して構成されて
いれば他の化合物であってもよい。
【0054】また、上記実施の形態では、MOCVD装
置について具体的な一例を挙げて説明したが、本発明に
は、他の構成を有するMOCVD装置を用いることもで
きる。例えば、上記実施の形態においては、反応管3の
内部に基板14の成長面を上向きに配置するようにした
が、基板14の成長面を下向きに配置するようにしても
よい。更に、上記実施の形態においては、RFコイル1
6によりサセプタ15を加熱し、それにより基板14を
加熱するようにしたが、ヒータにより基板を加熱するな
ど、他の方法により基板を加熱するようにしてもよい。
また、反応管3の外周を、石英ガラスあるいはステンレ
ス鋼などにより形成された容器により覆うようにしても
よい。
置について具体的な一例を挙げて説明したが、本発明に
は、他の構成を有するMOCVD装置を用いることもで
きる。例えば、上記実施の形態においては、反応管3の
内部に基板14の成長面を上向きに配置するようにした
が、基板14の成長面を下向きに配置するようにしても
よい。更に、上記実施の形態においては、RFコイル1
6によりサセプタ15を加熱し、それにより基板14を
加熱するようにしたが、ヒータにより基板を加熱するな
ど、他の方法により基板を加熱するようにしてもよい。
また、反応管3の外周を、石英ガラスあるいはステンレ
ス鋼などにより形成された容器により覆うようにしても
よい。
【0055】加えて、上記実施の形態においては、半導
体素子の一例として具体的な半導体レーザを挙げてその
製造方法を説明したが、本発明は、他の構成を有する半
導体レーザを製造する場合にも同様に適用することがで
きる。また、本発明は発光ダイオードなどの他の半導体
発光素子を製造する場合、およびトランジスタなどの半
導体発光素子以外の半導体素子を製造する場合にも広く
適用することができる。すなわち、本発明は、窒化物系
III−V族化合物半導体層を備えた半導体素子を製造
する際に広く適用することができる。
体素子の一例として具体的な半導体レーザを挙げてその
製造方法を説明したが、本発明は、他の構成を有する半
導体レーザを製造する場合にも同様に適用することがで
きる。また、本発明は発光ダイオードなどの他の半導体
発光素子を製造する場合、およびトランジスタなどの半
導体発光素子以外の半導体素子を製造する場合にも広く
適用することができる。すなわち、本発明は、窒化物系
III−V族化合物半導体層を備えた半導体素子を製造
する際に広く適用することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし請求
項5のいずれか1項に記載の窒化物系III−V族化合
物半導体の製造方法によれば、窒素の原料として、窒素
原子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原子との二
重結合または窒素原子と炭素原子との単結合の少なくと
も1種の結合を有してなる窒素含有化合物を用いるよう
にしたので、900℃以下の低温で窒素含有化合物を分
解した場合においても、従来の方法よりも窒素含有化合
物の分解効率を向上させることができる。よって、成長
に寄与する窒素原料種を増加させることができ、成長面
に多量に供給することができる。従って、窒化物系II
I−V族化合物半導体の結晶性を向上させることができ
るという効果を奏する。また、請求項13記載の半導体
素子の製造方法によれば、請求項1記載の窒化物系II
I−V族化合物半導体の製造方法を用いるようにしたの
で、窒化物系III−V族化合物半導体層の結晶性を向
上させることができ、半導体素子の性能を向上させるこ
とができるという効果を奏する。
項5のいずれか1項に記載の窒化物系III−V族化合
物半導体の製造方法によれば、窒素の原料として、窒素
原子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原子との二
重結合または窒素原子と炭素原子との単結合の少なくと
も1種の結合を有してなる窒素含有化合物を用いるよう
にしたので、900℃以下の低温で窒素含有化合物を分
解した場合においても、従来の方法よりも窒素含有化合
物の分解効率を向上させることができる。よって、成長
に寄与する窒素原料種を増加させることができ、成長面
に多量に供給することができる。従って、窒化物系II
I−V族化合物半導体の結晶性を向上させることができ
るという効果を奏する。また、請求項13記載の半導体
素子の製造方法によれば、請求項1記載の窒化物系II
I−V族化合物半導体の製造方法を用いるようにしたの
で、窒化物系III−V族化合物半導体層の結晶性を向
上させることができ、半導体素子の性能を向上させるこ
とができるという効果を奏する。
【0057】更に、請求項6ないし請求項10のいずれ
か1項に記載の窒化物系III−V族化合物半導体の製
造方法によれば、窒素の原料として、アンモニアに加え
て、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原
子との二重結合または窒素原子と炭素原子との単結合の
少なくとも1種の結合を有してなる窒素含有化合物を用
いるようにしたので、窒素含有化合物のいわゆる触媒作
用によりアンモニアの分解が促進され、900℃以下の
低温であっても、成長に寄与する窒素原料種を成長面に
多量に供給することができる。従って、窒化物系III
−V族化合物半導体の結晶性を向上させることができる
という効果を奏する。また、請求項14記載の半導体素
子の製造方法によれば、請求項6記載の窒化物系III
−V族化合物半導体の製造方法を用いるようにしたの
で、窒化物系III−V族化合物半導体層の結晶性を向
上させることができ、半導体素子の性能を向上させるこ
とができるという効果を奏する。
か1項に記載の窒化物系III−V族化合物半導体の製
造方法によれば、窒素の原料として、アンモニアに加え
て、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原
子との二重結合または窒素原子と炭素原子との単結合の
少なくとも1種の結合を有してなる窒素含有化合物を用
いるようにしたので、窒素含有化合物のいわゆる触媒作
用によりアンモニアの分解が促進され、900℃以下の
低温であっても、成長に寄与する窒素原料種を成長面に
多量に供給することができる。従って、窒化物系III
−V族化合物半導体の結晶性を向上させることができる
という効果を奏する。また、請求項14記載の半導体素
子の製造方法によれば、請求項6記載の窒化物系III
−V族化合物半導体の製造方法を用いるようにしたの
で、窒化物系III−V族化合物半導体層の結晶性を向
上させることができ、半導体素子の性能を向上させるこ
とができるという効果を奏する。
【0058】更に、請求項11記載の窒化物系III−
V族化合物半導体の製造方法によれば、窒素の原料とし
て、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原
子との二重結合または窒素原子と炭素原子との単結合の
少なくとも1種の結合を有してなる窒素含有化合物を用
いるようにしたので、従来の方法よりも窒素の原料の分
解効率を向上させることができ、インジウムを含有する
窒化物系III−V族化合物半導体を成長させる場合に
おいても、その結晶性を向上させることができるという
効果を奏する。また、請求項15記載の半導体素子の製
造方法によれば、請求項11記載の窒化物系III−V
族化合物半導体の製造方法を用いるようにしたので、窒
化物系III−V族化合物半導体層の結晶性を向上させ
ることができ、半導体素子の性能を向上させることがで
きるという効果を奏する。
V族化合物半導体の製造方法によれば、窒素の原料とし
て、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原
子との二重結合または窒素原子と炭素原子との単結合の
少なくとも1種の結合を有してなる窒素含有化合物を用
いるようにしたので、従来の方法よりも窒素の原料の分
解効率を向上させることができ、インジウムを含有する
窒化物系III−V族化合物半導体を成長させる場合に
おいても、その結晶性を向上させることができるという
効果を奏する。また、請求項15記載の半導体素子の製
造方法によれば、請求項11記載の窒化物系III−V
族化合物半導体の製造方法を用いるようにしたので、窒
化物系III−V族化合物半導体層の結晶性を向上させ
ることができ、半導体素子の性能を向上させることがで
きるという効果を奏する。
【0059】加えて、請求項12記載の窒化物系III
−V族化合物半導体の製造方法によれば、窒素の原料と
して、アンモニアに加えて、窒素原子と窒素原子との単
結合,窒素原子と窒素原子との二重結合または窒素原子
と炭素原子との単結合の少なくとも1種の結合を有して
なる窒素含有化合物を用いるようにしたので、窒素含有
化合物のいわゆる触媒作用によりアンモニアの分解が促
進され、インジウムを含有する窒化物系III−V族化
合物半導体を成長させる場合においても、その結晶性を
向上させることができるという効果を奏する。また、請
求項16記載の半導体素子の製造方法によれば、請求項
12記載の窒化物系III−V族化合物半導体の製造方
法を用いるようにしたので、窒化物系III−V族化合
物半導体層の結晶性を向上させることができ、半導体素
子の性能を向上させることができるという効果を奏す
る。
−V族化合物半導体の製造方法によれば、窒素の原料と
して、アンモニアに加えて、窒素原子と窒素原子との単
結合,窒素原子と窒素原子との二重結合または窒素原子
と炭素原子との単結合の少なくとも1種の結合を有して
なる窒素含有化合物を用いるようにしたので、窒素含有
化合物のいわゆる触媒作用によりアンモニアの分解が促
進され、インジウムを含有する窒化物系III−V族化
合物半導体を成長させる場合においても、その結晶性を
向上させることができるという効果を奏する。また、請
求項16記載の半導体素子の製造方法によれば、請求項
12記載の窒化物系III−V族化合物半導体の製造方
法を用いるようにしたので、窒化物系III−V族化合
物半導体層の結晶性を向上させることができ、半導体素
子の性能を向上させることができるという効果を奏す
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る窒化物系II
I−V族化合物半導体の製造方法に用いるMOCVD装
置の概略を表す構成図である。
I−V族化合物半導体の製造方法に用いるMOCVD装
置の概略を表す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る窒化物系II
I−V族化合物半導体の製造方法を説明するための断面
図である。
I−V族化合物半導体の製造方法を説明するための断面
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る半導体素子と
しての半導体レーザの製造方法を用いて作製された半導
体レーザの構成を表す断面図である。
しての半導体レーザの製造方法を用いて作製された半導
体レーザの構成を表す断面図である。
1…ガス供給管、2…ガス排気管、3…反応管、4…気
体原料供給部、5a,5b,8a,8b…バルブ、6,
10,11…マスフローコントローラ、7…有機金属原
料ガス供給部、9…キャリアガス供給部、12…排ガス
処理装置、13…ガス送出管、14,21…基板、15
…サセプタ、16…RFコイル、22…バッファ層、2
3…下地層、31…n側コンタクト層、32…n型クラ
ッド層、33…n型ガイド層、34…活性層、35…p
型ガイド層、36…p側コンタクト層、37…p型クラ
ッド層、38…p側電極、39…n側電極
体原料供給部、5a,5b,8a,8b…バルブ、6,
10,11…マスフローコントローラ、7…有機金属原
料ガス供給部、9…キャリアガス供給部、12…排ガス
処理装置、13…ガス送出管、14,21…基板、15
…サセプタ、16…RFコイル、22…バッファ層、2
3…下地層、31…n側コンタクト層、32…n型クラ
ッド層、33…n型ガイド層、34…活性層、35…p
型ガイド層、36…p側コンタクト層、37…p型クラ
ッド層、38…p側電極、39…n側電極
Claims (16)
- 【請求項1】 III族元素のうちの少なくとも1種と
V族元素のうちの少なくとも窒素(N)とを含む窒化物
系III−V族化合物半導体を、有機金属化学気相成長
法により成長させる窒化物系III−V族化合物半導体
の製造方法であって、 成長温度を900℃以下とし、かつ、窒素の原料とし
て、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原
子との二重結合または窒素原子と炭素原子との単結合の
少なくとも1種の結合を有してなる窒素含有化合物を用
いることを特徴とする窒化物系III−V族化合物半導
体の製造方法。 - 【請求項2】 前記窒素含有化合物として、ヒドラジン
またはその置換体を含むガスを用いることを特徴とする
請求項1記載の窒化物系III−V族化合物半導体の製
造方法。 - 【請求項3】 前記窒素含有化合物として、アミンを含
むガスを用いることを特徴とする請求項1記載の窒化物
系III−V族化合物半導体の製造方法。 - 【請求項4】 前記窒素含有化合物として、アジ化物を
含むガスを用いることを特徴とする請求項1記載の窒化
物系III−V族化合物半導体の製造方法。 - 【請求項5】 前記III族元素としてインジウム(I
n)を含むようにしたことを特徴とする請求項1記載の
窒化物系III−V族化合物半導体の製造方法。 - 【請求項6】 III族元素のうちの少なくとも1種と
V族元素のうちの少なくとも窒素(N)とを含む窒化物
系III−V族化合物半導体を、有機金属化学気相成長
法により成長させる窒化物系III−V族化合物半導体
の製造方法であって、 成長温度を900℃以下とし、かつ、窒素の原料とし
て、アンモニア、および窒素原子と窒素原子との単結
合,窒素原子と窒素原子との二重結合または窒素原子と
炭素原子との単結合の少なくとも1種の結合を有してな
る窒素含有化合物を用いることを特徴とする窒化物系I
II−V族化合物半導体の製造方法。 - 【請求項7】 前記窒素含有化合物として、ヒドラジン
またはその置換体を含むガスを用いることを特徴とする
請求項6記載の窒化物系III−V族化合物半導体の製
造方法。 - 【請求項8】 前記窒素含有化合物として、アミンを含
むガスを用いることを特徴とする請求項6記載の窒化物
系III−V族化合物半導体の製造方法。 - 【請求項9】 前記窒素含有化合物として、アジ化物を
含むガスを用いることを特徴とする請求項6記載の窒化
物系III−V族化合物半導体の製造方法。 - 【請求項10】 前記III族元素としてインジウム
(In)を含むようにしたことを特徴とする請求項6記
載の窒化物系III−V族化合物半導体の製造方法。 - 【請求項11】 III族元素のうちの少なくともイン
ジウム(In)とV族元素のうちの少なくとも窒素
(N)とを含む窒化物系III−V族化合物半導体を、
有機金属化学気相成長法により成長させる窒化物系II
I−V族化合物半導体の製造方法であって、 窒素の原料として、窒素原子と窒素原子との単結合,窒
素原子と窒素原子との二重結合または窒素原子と炭素原
子との単結合の少なくとも1種を有してなる窒素含有化
合物を用いることを特徴とする窒化物系III−V族化
合物半導体の製造方法。 - 【請求項12】 III族元素のうちの少なくともイン
ジウム(In)とV族元素のうちの少なくとも窒素
(N)とを含む窒化物系III−V族化合物半導体を、
有機金属化学気相成長法により成長させる窒化物系II
I−V族化合物半導体の製造方法であって、 窒素の原料として、アンモニア、および窒素原子と窒素
原子との単結合,窒素原子と窒素原子との二重結合また
は窒素原子と炭素原子との単結合の少なくとも1種を有
してなる窒素含有化合物を用いることを特徴とする窒化
物系III−V族化合物半導体の製造方法。 - 【請求項13】 III族元素のうちの少なくとも1種
とV族元素のうちの少なくとも窒素(N)とを含む窒化
物系III−V族化合物半導体層を備えた半導体素子の
製造方法であって、 前記窒化物系III−V族化合物半導体層を、成長温度
を900℃以下とし、かつ、窒素の原料として、窒素原
子と窒素原子との単結合,窒素原子と窒素原子との二重
結合または窒素原子と炭素原子との単結合の少なくとも
1種の結合を有してなる窒素含有化合物を用いた有機金
属化学気相成長法により成長させることを特徴とする半
導体素子の製造方法。 - 【請求項14】 III族元素のうちの少なくとも1種
とV族元素のうちの少なくとも窒素(N)とを含む窒化
物系III−V族化合物半導体層を備えた半導体素子の
製造方法であって、 前記窒化物系III−V族化合物半導体層を、成長温度
を900℃以下とし、かつ、窒素の原料として、アンモ
ニア、および窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原子
と窒素原子との二重結合または窒素原子と炭素原子との
単結合の少なくとも1種の結合を有してなる窒素含有化
合物を用いた有機金属化学気相成長法により成長させる
ことを特徴とする半導体素子の製造方法。 - 【請求項15】 III族元素のうちの少なくともイン
ジウム(In)とV族元素のうちの少なくとも窒素
(N)とを含む窒化物系III−V族化合物半導体層を
備えた半導体素子の製造方法であって、 前記窒化物系III−V族化合物半導体層を、窒素の原
料として、窒素原子と窒素原子との単結合,窒素原子と
窒素原子との二重結合または窒素原子と炭素原子との単
結合の少なくとも1種の結合を有してなる窒素含有化合
物を用いた有機金属化学気相成長法により成長させるこ
とを特徴とする半導体素子の製造方法。 - 【請求項16】 III族元素のうちの少なくともイン
ジウム(In)とV族元素のうちの少なくとも窒素
(N)とを含む窒化物系III−V族化合物半導体層を
備えた半導体素子の製造方法であって、 前記窒化物系III−V族化合物半導体を、窒素の原料
として、アンモニア、および窒素原子と窒素原子との単
結合,窒素原子と窒素原子との二重結合または窒素原子
と炭素原子との単結合の少なくとも1種の結合を有して
なる窒素含有化合物を用いた有機金属化学気相成長法に
より成長させることを特徴とする半導体素子の製造方
法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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US09/711,260 US6508879B1 (en) | 1999-11-12 | 2000-11-10 | Method of fabricating group III-V nitride compound semiconductor and method of fabricating semiconductor device |
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---|---|---|---|
JP32330399A JP2001144325A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 窒化物系iii−v族化合物半導体の製造方法および半導体素子の製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001144325A true JP2001144325A (ja) | 2001-05-25 |
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Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004047867A (ja) * | 2002-07-15 | 2004-02-12 | Sony Corp | 窒化物系半導体発光素子の製造方法 |
JP2004087565A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Sony Corp | 窒化ガリウム系半導体発光素子の製造方法 |
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