JP2001141572A - マイクロコンピュータおよびチップ温度検出方法 - Google Patents

マイクロコンピュータおよびチップ温度検出方法

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JP2001141572A
JP2001141572A JP32380999A JP32380999A JP2001141572A JP 2001141572 A JP2001141572 A JP 2001141572A JP 32380999 A JP32380999 A JP 32380999A JP 32380999 A JP32380999 A JP 32380999A JP 2001141572 A JP2001141572 A JP 2001141572A
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microcomputer
temperature
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enable signal
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Masato Koura
正人 小浦
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ温度の検出を適切に行えるマイクロコ
ンピュータおよびチップ温度検出方法を得る。 【解決手段】 温度依存性のない定電流回路2aと抵抗
3とMOSトランジスタスイッチ4とにより構成され基
準電圧7を生成する基準電圧発生回路と、温度依存性を
持つ定電流回路2bと抵抗3とMOSトランジスタスイ
ッチ4とにより構成され比較電圧8を生成する比較電圧
発生回路とを備え、前記基準電圧7と比較電圧8の電圧
値の大小を比較して検出信号10を出力するコンパレー
タ9を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、チップ温度検出
機能を有するマイクロコンピュータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロコンピュータ(以下、M
CUという)においては、内部にMCUのチップ温度を
計測する回路は、特に搭載されていなかった。また、M
CUの各回路を構成するトランジスタは、一般的に高温
になるほど電流駆動能力がなくなるが付加容量には温度
変化がないため、高温になると動作速度が低下する。
【0003】このため、MCUの回路設計では、動作保
証温度範囲内での最大動作周波数での動作保証のため、
高温時に十分な動作マージンを持つように、回路のトラ
ンジスタサイズを大きくして電流駆動能力を大きくする
必要がある。
【0004】しかし、高温時の動作にあわせたトランジ
スタで設計を行うと、常温/低温時においては、逆に回
路の電流駆動能力が増加することで動作速度は速くなる
が、その反面電流駆動能力が大きいことから内部電源電
圧の変動幅が増えることにより、電源ノイズ発生の原因
になる可能性があり、またMCU内部の消費電流値が増
加する。
【0005】刊行物による先行技術としては、特開昭5
5−24655号公報,特開昭57−28227号公報
および特開昭60−25426号公報がある。これらの
先行技術は、温度検出信号を得るための変動要素とし
て、定電流回路と別の、定電流回路から定電流の供給を
受ける抵抗あるいはダイオードの温度依存性を利用した
ものであって、構成が複雑でチップ温度につき適切な温
度検出を行えるというものではなかった。すなわち、特
開昭55−24655号公報のものは、抵抗自身が温度
によって抵抗値が変化することを利用したものである。
特開昭57−28227号公報のものは、対をなす抵抗
が別の温度係数を持つことを利用したものである。特開
昭60−25426号公報のものは、ダイオードの温度
依存性を利用したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、チップ温
度に適応したトランジスタサイズの選択が可能となるよ
うに、チップ温度の検出を適切に行えるマイクロコンピ
ュータおよびチップ温度検出方法を得ようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るマイク
ロコンピュータでは、温度依存性のない第1の定電流回
路と、温度依存性を持つ第2の定電流回路とを回路要素
として備え、前記第1および第2の定電流回路を流れる
電流に応じた信号の大小を比較して検出信号を出力する
温度検出手段を回路要素として設けたものである。
【0008】第2の発明に係るマイクロコンピュータで
は、温度依存性のない第1の定電流回路と、温度依存性
を持つ第2の定電流回路と、前記第1の定電流回路を流
れる電流に応じて基準電圧を生成する基準電圧発生手段
と、前記第2の定電流回路を流れる電流に応じて比較電
圧を生成する比較電圧発生手段とを回路要素として備
え、前記基準電圧と比較電圧の電圧信号の大小を比較し
て検出信号を出力する温度検出手段を回路要素として設
けたものである。
【0009】第3の発明に係るマイクロコンピュータで
は、温度依存性のない定電流回路と抵抗とMOSトラン
ジスタスイッチとにより構成され基準電圧を生成する基
準電圧発生回路からなる基準電圧発生手段と、温度依存
性を持つ定電流回路と抵抗とMOSトランジスタスイッ
チとにより構成され比較電圧を生成する比較電圧発生回
路からなる比較電圧発生手段とを回路要素として備え、
前記基準電圧と比較電圧の電圧信号の大小を比較して検
出信号を出力するコンパレータからなる温度検出手段を
回路要素として設けたものである。
【0010】第4の発明に係るマイクロコンピュータで
は、第1の定電流回路をバンドギャップ型定電流回路に
より構成し、第2の定電流回路をしきい値差型定電流回
路により構成したものである。
【0011】第5の発明に係るマイクロコンピュータで
は、所定のタイミングで印加されるイネーブル信号に応
じて温度検出手段から検出信号を導出するようにしたも
のである。
【0012】第6の発明に係るマイクロコンピュータで
は、MOSトランジスタスイッチとコンパレータに入力
されるイネーブル信号が有効信号レベルのときにのみ、
MOSトランジスタスイッチとコンパレータに動作電流
が発生し、コンパレータからなる温度検出手段から検出
信号が導出されるものである。
【0013】第7の発明に係るマイクロコンピュータで
は、コンパレータからなる温度検出手段はイネーブル信
号が有効信号レベルのときの検出信号を保持するように
したものである。
【0014】第8の発明に係るマイクロコンピュータで
は、MOSトランジスタスイッチの導通/非導通の切り
替えで基準電圧発生手段による基準電圧を変更すること
により、温度検出手段からの検出信号を変化できるよう
にしたものである。
【0015】第9の発明に係るマイクロコンピュータで
は、定電流回路と、前記定電流回路の電流を流通する複
数の抵抗要素と、前記抵抗要素を流れる電流の通電/遮
断を制御する通電制御用MOSトランジスタスイッチ
と、前記抵抗要素を橋絡する橋絡制御用MOSトランジ
スタスイッチとを備え、前記抵抗要素を流れる電流によ
る電圧降下によって基準電圧を生成するとともに、前記
抵抗要素を橋絡する橋絡制御用MOSトランジスタスイ
ッチの導通/不導通を制御することにより前記基準電圧
を調整できるようにしたものである。
【0016】第10の発明に係るマイクロコンピュータ
では、MOSトランジスタスイッチの導通/非導通の切
り替えで比較電圧発生手段による比較電圧を変更するこ
とにより、温度検出手段からの検出信号を変化できるよ
うにしたものである。
【0017】第11の発明に係るマイクロコンピュータ
では、定電流回路と、前記定電流回路の電流を流通する
複数の抵抗要素と、前記抵抗要素を流れる電流の通電/
遮断を制御する通電制御用MOSトランジスタスイッチ
と、前記抵抗要素を橋絡する橋絡制御用MOSトランジ
スタスイッチとを備え、前記抵抗要素を流れる電流によ
る電圧降下によって比較電圧を生成するとともに、前記
抵抗要素を橋絡する橋絡制御用MOSトランジスタスイ
ッチの導通/不導通を制御することにより前記比較電圧
を調整できるようにしたものである。
【0018】第12の発明に係るマイクロコンピュータ
では、所定のイネーブル信号用プログラムが書き込ま
れ、前記イネーブル信号用プログラムによってイネーブ
ル信号を生成するイネーブル信号用レジスタを設けたも
のである。
【0019】第13の発明に係るマイクロコンピュータ
では、マイクロコンピュータの各要素を動作させる動作
用プログラムによってイネーブル信号用レジスタにおけ
るイネーブル信号の書き込みを行うものである。
【0020】第14の発明に係るマイクロコンピュータ
では、イネーブル信号用レジスタをマイクロコンピュー
タのチップにおける集積回路要素として集積化したもの
である。
【0021】第15の発明に係るマイクロコンピュータ
では、監視タイマレジスタにプログラムで書き込みを行
うことにより、イネーブル信号が発生するようにしたも
のである。
【0022】第16の発明に係るマイクロコンピュータ
では、マイクロコンピュータのチップにおける集積回路
要素として集積化された監視タイマレジスタに、プログ
ラムで書き込みを行うことにより、イネーブル信号が発
生するようにしたものである。
【0023】第17の発明に係るマイクロコンピュータ
では、マイクロコンピュータの各要素を動作させる動作
用プログラムによって、監視タイマレジスタに、イネー
ブル信号生成のための書き込みを行うものである。
【0024】第18の発明に係るマイクロコンピュータ
では、イネーブル信号を生成するためのイネーブル信号
用タイマを設けたものである。
【0025】第19の発明に係るマイクロコンピュータ
では、イネーブル信号用タイマをマイクロコンピュータ
のチップにおける集積回路要素として集積化したもので
ある。
【0026】第20の発明に係るチップ温度検出方法で
は、マイクロコンピュータのチップに設けられた温度依
存性のない第1の定電流回路を流れる電流に応じた信号
と、マイクロコンピュータのチップに設けられた温度依
存性を持つ第2の定電流回路を流れる電流に応じた信号
との大小を比較して検出信号を得ることによりチップ温
度を検出するようにしたものである。
【0027】第21の発明に係るチップ温度検出方法で
は、マイクロコンピュータのチップに設けられた温度依
存性のない第1の定電流回路を流れる電流に応じて生成
された基準電圧と、マイクロコンピュータのチップに設
けられた温度依存性を持つ第2の定電流回路を流れる電
流に応じて生成された比較電圧との電圧信号の大小を比
較して検出信号を得ることによりチップ温度を検出する
ようにしたものである。
【0028】第22の発明に係るチップ温度検出方法で
は、所定のタイミングで印加されるイネーブル信号に応
じて検出信号を導出しチップ温度を検出するようにした
ものである。
【0029】第23の発明に係るチップ温度検出方法で
は、有効信号レベルにあるイネーブル信号に応じて検出
信号を導出しチップ温度を検出するとともに、イネーブ
ル信号が有効信号レベルにないときは検出信号を導出せ
ず、イネーブル信号が有効信号レベルにあったときの検
出信号を保持するようにしたものである。
【0030】第24の発明に係るチップ温度検出方法で
は、基準電圧の信号値を変更することにより、チップ温
度を検出するための検出信号を変化するようにしたもの
である。
【0031】第25の発明に係るチップ温度検出方法で
は、比較電圧の信号値を変更することにより、チップ温
度を検出するための検出信号を変化できるようにしたも
のである。
【0032】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
による実施の形態1におけるチップ温度検出回路の構成
を示す接続図である。図1に示す回路図を参照して、チ
ップ温度検出回路動作の概略について説明する。図にお
いて、1は電源、2a,2bは定電流源としての定電流
回路、3は抵抗、4はMOSトランジスタスイッチ、5
はグランド部位(以下、GNDという)、6はイネーブ
ル信号、7は基準電圧、8は比較電圧、9はコンパレー
タからなる温度検出手段、10は検出信号である。
【0033】電源1は、定電流回路2a,2bに接続さ
れている。定電流回路2a,2bは、一定の電流を発生
する働きを持つ。抵抗3は、定電流回路2a,2bで発
生される一定電流により、その抵抗値によって生ずる電
圧降下として、抵抗×一定電流で決まる電圧を発生する
働きを持つ。
【0034】MOSトランジスタスイッチ4の一方の入
力にはGND5が、その制御信号にはイネーブル信号6
が、また、もう一方の入力には抵抗3が接続されてい
る。MOSトランジスタスイッチ4は、イネーブル信号
6が「Hi」信号レベルの時は2つの入力間が導通する
ことで、定電流回路2で発生される一定電流が電源1−
GND5間に流れ、抵抗3で一定電圧を発生させる働き
を持つ。MOSトランジスタスイッチ4は、イネーブル
信号6が「Low」信号レベルの時は2つの入力間を遮
断することにより、電源1とGND5との間に流れる電
流を遮断し、抵抗3で一定電圧を発生させない働きも持
つ。MOSトランジスタスイッチ4においては、イネー
ブル信号6の信号レベルの意味を逆転して、イネーブル
信号6が「Low」信号レベルのときに2つの入力間を
導通し、イネーブル信号6が「Hi」信号レベルのとき
は2つの入力間を遮断するようにして回路を構成するこ
とができるのは勿論である。
【0035】ここで、定電流回路2aは温度依存性を持
たない回路であり、定電流回路2bは温度依存性を持つ
回路で構成する。これらの定電流回路2aは、例えばバ
ンドギャップ型定電流回路を用いることで温度依存性を
持たない回路を作成できる。また、定電流回路2bは、
しきい値差型定電流回路を用いるとMOSトランジスタ
のしきい値が負の温度依存性を持つため、負の温度依存
性を持つ回路を作成することができる。このとき、定電
流回路2aの回路の抵抗3で発生する電圧が基準電圧7
であり、定電流回路2bの回路の抵抗3で発生する電圧
が比較電圧8である。
【0036】コンパレータ9からなる温度検出手段は、
基準電圧7と比較電圧8を入力し、その2つの電圧を比
較して検出信号10を発生する働きを持つ。例えば、基
準電圧7よりも比較電圧8の方が電圧が高い場合は「H
i」信号レベルの検出信号10を、基準電圧7よりも比
較電圧8の方が電圧が低い場合は「Low」信号レベル
の検出信号10を発生することができる。
【0037】このコンパレータ9の電圧比較動作は、イ
ネーブル信号6が「Hi」信号レベルの場合のみ有効と
なる。また、このコンパレータ9は内部にラッチを持っ
ており、イネーブル信号6が「Hi」信号レベルの時に
発生した検出信号10を取り込み、イネーブル信号6が
「Low」信号レベルとなってコンパレータ9の電圧比
較動作が無効になっても検出信号10の「Hi」信号レ
ベルを保持することができる。
【0038】そして、バンドギャップ型定電流回路によ
り構成された定電流回路2a,しきい値差型定電流回路
により構成された定電流回路2b,抵抗3,MOSトラ
ンジスタスイッチ4,およびコンパレータ9からなる温
度検出手段は、それぞれマイクロコンピュータの回路要
素を構成するものであって、これらの回路要素はマイク
ロコンピュータのチップにおける集積回路要素として一
体に集積化されている。
【0039】これらの回路構成により、イネーブル信号
6を「Hi」信号レベルとしたときにチップ温度が低温
の場合は、定電流回路2bの電流が大きいため、基準電
圧7より比較電圧8の方が電圧値が大きくなり、検出信
号10は「Hi」信号レベルとなる。イネーブル信号6
を「Hi」信号レベルとしたときにチップ温度が高温の
場合は、定電流回路2bの電流が小さいため、基準電圧
7より比較電圧8の方が電圧値が小さくなり、検出信号
10は「Low」信号レベルとなる。
【0040】このように、基準電圧7と比較電圧8の電
圧比較によりチップ温度の検出が可能となり、検出信号
10の信号レベルによって例えばMCU内のデータバス
を駆動するトランジスタを複数用意しておき、検出信号
10が「Hi」信号レベル(低温時)には一部のトラン
ジスタのみ動作し残りのトランジスタは動作しないよう
にし、また、検出信号10が「Low」信号レベル(高
温時)には用意した全てのトランジスタが動作すること
で、低温時〜高温時において同じ程度のドライブ能力で
バスを駆動することが可能となる。
【0041】この発明による実施の形態1によれば、バ
ンドギャップ型定電流回路により構成された温度依存性
のない定電流回路2aと抵抗3とMOSトランジスタス
イッチ4とにより構成され基準電圧7を生成する基準電
圧発生回路からなる基準電圧発生手段と、しきい値差型
定電流回路により構成された温度依存性を持つ定電流回
路2bと抵抗3とMOSトランジスタスイッチ4とによ
り構成され比較電圧8を生成する比較電圧発生回路から
なる比較電圧発生手段とを回路要素として備え、基準電
圧7と比較電圧8の電圧信号の大小を比較して検出信号
を出力するコンパレータ9からなる温度検出手段を回路
要素として設けるとともに、定電流回路2a,2b,抵
抗3,MOSトランジスタ4,およびコンパレータ9か
らなる回路要素をマイクロコンピュータのチップの集積
回路要素として集積化し、MOSトランジスタスイッチ
4とコンパレータ9に所定のタイミングで入力されるイ
ネーブル信号6が例えば「Hi」であって有効信号レベ
ルのときにのみ、MOSトランジスタスイッチ4とコン
パレータ9に動作電流が発生し、コンパレータ9からな
る温度検出手段から検出信号が導出され、MOSトラン
ジスタスイッチ4とコンパレータ9に入力されるイネー
ブル信号6が例えば「Low」であって有効信号レベル
にないときは、MOSトランジスタスイッチ4とコンパ
レータ9に動作電流が発生せず、コンパレータ9からな
る温度検出手段から検出信号は導出されないが、コンパ
レータ9からなる温度検出手段はイネーブル信号6が有
効信号レベルのときの検出信号を保持するようにしたの
で、チップ温度に適応したトランジスタサイズの選択が
可能となるように、バンドギャップ型定電流回路により
構成された温度依存性のない定電流源としての定電流回
路2aと、しきい値差型定電流回路により構成された温
度依存性を持つ定電流源としての定電流回路2bとを用
い、これら定電流回路自体の温度依存特性を利用して、
集積回路に組み込まれた回路要素により、チップ温度の
検出を適切に行えるようにするとともに、イネーブル信
号による制御によって消費電流を抑制しつつ温度検出信
号を的確に導出できるマイクロコンピュータを得ること
ができる。
【0042】また、この発明による実施の形態1によれ
ば、マイクロコンピュータのチップに設けられた温度依
存性のない第1の定電流回路を流れる電流に応じて生成
された基準電圧と、マイクロコンピュータのチップに設
けられた温度依存性を持つ第2の定電流回路を流れる電
流に応じて生成された比較電圧との電圧信号の大小を比
較して検出信号を得ることによりチップ温度を検出する
ようにし、所定のタイミングで印加される有効信号レベ
ルにあるイネーブル信号に応じて検出信号を導出しチッ
プ温度を検出するとともに、イネーブル信号が有効信号
レベルにないときは検出信号を導出せず、イネーブル信
号が有効信号レベルにあったときの検出信号を保持する
ようにしたので、チップ温度に適応したトランジスタサ
イズの選択が可能となるように、低い消費電流でチップ
温度の検出を適切に行えるチップ温度検出方法を得るこ
とができる。
【0043】実施の形態2.図2は、この発明による実
施の形態2における基準電圧発生回路の構成を示す図で
ある。図において、1は電源、2aは定電流源としての
定電流回路、3は抵抗、4はMOSトランジスタスイッ
チ、5はGND、6はイネーブル信号、7は基準電圧で
ある。
【0044】この実施の形態2における基準電圧発生回
路は、図1に示す実施の形態1の電源1,定電流回路2
a,抵抗3およびMOSトランジスタスイッチ4からな
る基準電圧発生回路に置き換えられるべきものであっ
て、図1に示す実施の形態1におけると同様のコンパレ
ータ9ならびに電源1,定電流回路2b,抵抗3および
MOSトランジスタスイッチ4からなる比較電圧発生回
路とともに、マイクロコンピュータにおけるチップ温度
検出回路を構成するものである。
【0045】この実施の形態2においては、複数の抵抗
3が定電流回路2とNch型MOSトランジスタ4の間
に接続され、また、それぞれの抵抗3に並列にMOSト
ランジスタスイッチ4が接続されている。また、基準電
圧7は最上位の抵抗3と定電流回路2の接続部分から出
力されている。
【0046】ここで、導通させたMOSトランジスタス
イッチ4と並列接続された抵抗3は、MOSトランジス
タスイッチ4自身の抵抗値が抵抗3と比較して十分に小
さい値となるため、非常に小さい抵抗と大きな抵抗の並
列接続となり、この部分の抵抗はMOSトランジスタス
イッチ4の導通抵抗とほぼ等しくなる。これは、すなわ
ち抵抗3が存在しないことと同等の効果である。また、
非導通としたMOSトランジスタスイッチ4に並列接続
された抵抗3の部分の抵抗値は、もちろん抵抗3自身の
抵抗値そのものとなる。
【0047】このため、非導通としたMOSトランジス
タスイッチ4に並列に接続された抵抗3の合計抵抗値が
この回路の抵抗値となり、基準電圧7はこの抵抗値×定
電流値の電圧となるため、MOSトランジスタスイッチ
4の導通/非導通の切り替えにより、基準電圧7の電圧
値を変化させることが可能となる。
【0048】図3は、このようにして基準電圧7を変化
させた場合の検出温度の変化を示す図である。この図の
横軸は温度を表し、左側が低温で右側が高温となってい
る。また、縦軸は電圧を表している。
【0049】基準電圧7については、温度依存性がない
ため横軸に平行な直線グラフとなるが、比較電圧8の方
は、負の温度特性を持つため、右下がりの直線グラフと
なる。そして、これら2つの直線の交点の温度がこの回
路での検出温度となる。すなわち、この交点の温度より
低い温度では検出信号10は「Hi」信号レベルに、交
点の温度より高い温度では検出信号は「Low」信号レ
ベルとなる。
【0050】この実施の形態では、MOSトランジスタ
スイッチ4の導通/非導通の切り替えにより、基準電圧
7を変化させることが可能であり、基準電圧Aや基準電
圧Bのように電圧値を変化させることができるため、直
線グラフの交点を図に示すように変化させることがで
き、この回路における設定検出温度を温度TaまたはT
bのように変化させることができる。
【0051】すなわち、MOSトランジスタスイッチ4
の導通/非導通の切り替え設定により基準電圧7を温度
Taに対応する基準電圧Aとして設定した場合には、負
の温度特性を持つ比較電圧8が温度上昇にしたがって低
下し、基準電圧Aとの交点に達することによって温度T
aを検出するものである。また、MOSトランジスタス
イッチ4の導通/非導通の切り替え設定により基準電圧
7を温度Tbに対応する基準電圧Bとして設定した場合
には、負の温度特性を持つ比較電圧8が温度上昇にした
がって低下し、基準電圧Bとの交点に達することによっ
て温度Tbを検出する。
【0052】この発明による実施の形態2によれば、定
電流回路2aと、定電流回路2aの電流を流通する複数
の抵抗要素3と、抵抗要素3を流れる電流の通電/遮断
を制御する通電制御用MOSトランジスタスイッチ4
と、抵抗要素3を橋絡する橋絡制御用MOSトランジス
タスイッチ4とを備え、抵抗要素3を流れる電流による
電圧降下によって基準電圧7を生成するとともに、抵抗
要素3を橋絡する橋絡制御用MOSトランジスタスイッ
チ4の導通/不導通を制御することにより基準電圧7を
調整できるようにしたので、基準電圧7の調整により設
定検出温度を変化させることができ、チップ温度に適応
したトランジスタサイズの選択が可能となるように、そ
の利用目的に応じた適切なチップ温度検出信号を得るこ
とができる。
【0053】また、この発明による実施の形態2によれ
ば、基準電圧の信号値を変更することにより、チップ温
度を検出するための検出信号を変化するようにしたの
で、基準電圧7の調整により設定検出温度を変化させる
ことによって、チップ温度に適応したトランジスタサイ
ズの選択が可能となるように、その利用目的に応じた適
切なチップ温度検知を行うことができる。
【0054】実施の形態3.図4は、この発明による実
施の形態3における比較電圧発生回路の構成を示す図で
ある。図において、1は電源、2bは定電流源としての
定電流回路、3は抵抗、4はMOSトランジスタスイッ
チ、5はGND、6はイネーブル信号、8は比較電圧で
ある。
【0055】この実施の形態3における基準電圧発生回
路は、図1に示す実施の形態1の電源1,定電流回路2
b,抵抗3およびMOSトランジスタスイッチ4からな
る比較電圧発生回路に置き換えられるべきものであっ
て、図1に示す実施の形態1におけると同様のコンパレ
ータ9ならびに電源1,定電流回路2a,抵抗3および
MOSトランジスタスイッチ4からなる基準電圧発生回
路とともに、マイクロコンピュータにおけるチップ温度
検出回路を構成するものである。
【0056】この実施の形態においては、実施の形態2
の回路と同一の構成となっており、取り出す電圧が比較
電圧8になっているだけである。このため、実施の形態
2と同様に非導通としたMOSトランジスタスイッチ4
に並列に接続された抵抗3の合計抵抗値がこの回路の抵
抗値となり、比較電圧8はこの抵抗値×定電流値の電圧
となるため、MOSトランジスタスイッチ4の導通/非
導通の切り替えにより、比較電圧8の電圧値を変化させ
ることが可能となる。
【0057】図5は、このようにして比較電圧8を変化
させた場合の検出温度の変化を示す図である。この図の
横軸,縦軸とも図3と同じであって、この図の横軸は温
度を表し、左側が低温で右側が高温となっている。ま
た、縦軸は電圧を表している。この実施の形態では、M
OSトランジスタスイッチ4の切り替えにより、比較電
圧8を変化させることが可能であるため、比較電圧Aや
比較電圧Bのように電圧値を変化させることができるた
め、直線グラフの交点を図に示すように変化させること
ができ、この回路での検出温度を変化させることができ
る。
【0058】この発明による実施の形態3によれば、定
電流回路2bと、定電流回路2bの電流を流通する複数
の抵抗要素3と、抵抗要素3を流れる電流の通電/遮断
を制御する通電制御用MOSトランジスタスイッチ4
と、抵抗要素3を橋絡する橋絡制御用MOSトランジス
タスイッチ4とを備え、抵抗要素3を流れる電流による
電圧降下によって比較電圧8を生成するとともに、抵抗
要素3を橋絡する橋絡制御用MOSトランジスタスイッ
チ4の導通/不導通を制御することにより比較電圧8を
調整できるようにしたので、比較電圧8の調整により設
定検出温度を変化させることができ、チップ温度に適応
したトランジスタサイズの選択が可能となるように、そ
の利用目的に応じた適切なチップ温度検出信号を得るこ
とができる。
【0059】また、この発明による実施の形態3によれ
ば、比較電圧の信号値を変更することにより、チップ温
度を検出するための検出信号を変化できるようにしたの
で、比較電圧8の調整により設定検出温度を変化させる
ことによって、チップ温度に適応したトランジスタサイ
ズの選択が可能となるように、その利用目的に応じた適
切なチップ温度検知を行うことができる。
【0060】実施の形態4.図6は、この発明による実
施の形態4におけるイネーブル信号発生回路の構成を示
す図である。図において、6はイネーブル信号、11は
温度判定レジスタ、12はライト信号である。
【0061】この実施の形態においては、MCU内の温
度判定レジスタ11に対してMCUを動作させるプログ
ラムで書き込みを実施すると、MCUが発生するライト
信号12が温度判定レジスタ11に入力されることによ
り、温度判定レジスタ11からイネーブル信号6が発生
される。
【0062】この構成によってイネーブル信号6を発生
することにより、MCUを動作させるプログラムで温度
を検出する条件を設定することが可能となる。
【0063】この発明による実施の形態4によれば、マ
イクロコンピュータの各要素を動作させる動作用プログ
ラムによってイネーブル信号用レジスタにおけるイネー
ブル信号の書き込みを行うとともに、イネーブル信号用
レジスタをマイクロコンピュータのチップにおける集積
回路要素として集積化したので、マイクロコンピュータ
の動作用プログラムを利用してイネーブル信号の書き込
みを行うことにより確実かつ容易にイネーブル信号を生
成できるとともに、イネーブル信号用レジスタをマイク
ロコンピュータのチップにおける集積回路要素として集
積化することによりチップ温度の検出をチップと一体化
した構成で適切に行うことができる。
【0064】実施の形態5.図7は、この発明における
イネーブル信号発生回路の別の実施形態を示す図であ
る。図において、6はイネーブル信号、12はライト信
号、13は監視タイマレジスタである。
【0065】この実施の形態においては、MCU内に存
在する監視タイマレジスタ13に対してMCUを動作さ
せるプログラムで書き込みを実施すると、MCUが発生
するライト信号12が監視タイマレジスタ13に入力さ
れることにより、監視タイマレジスタ13からイネーブ
ル信号6が発生される。
【0066】監視タイマは、プログラムの暴走を防止す
るためにMCU内に存在する回路であり、カウントオー
バーフローが発生するとMCU内で監視タイマ割り込み
が発生する。しかし、監視タイマレジスタ13へ書き込
みを行うと、その時点でカウントが初期化される。この
ためプログラムの中において一定の周期で監視タイマレ
ジスタ13への書き込みが発生するよう、MCUのユー
ザーがプログラムを作成する。
【0067】このようなプログラムにすることにより、
プログラムが正常に動作しているときは一定周期で監視
タイマレジスタ13への書き込みが発生することで、M
CU内に存在する監視タイマが書き込み毎にカウント初
期化されるため普通にMCUが動作するが、何らかの原
因によりプログラムが暴走して監視タイマレジスタ13
への書き込みが発生しなくなった場合、MCUの監視タ
イマがカウントオーバーすることで監視タイマ割り込み
が発生して、MCU内部で暴走時の対応処理が実施され
る(例えばMCUリセットなど)。
【0068】この実施の形態では、この監視タイマレジ
スタ13への書き込みでイネーブル信号6が発生するた
め、MCUのプログラムによる一定周期後とにチップ温
度検出が可能となり、さらにMCUのユーザーがプログ
ラム作成時において温度計測を意識することなくプログ
ラムを作成できる。さらに既存のMCU内部レジスタを
割り当てることができるため、追加のレジスタ回路が不
要となる。
【0069】この発明による実施の形態5によれば、マ
イクロコンピュータのチップにおける集積回路要素とし
て集積化された監視タイマレジスタに、マイクロコンピ
ュータの各要素を動作させる動作用プログラムによっ
て、イネーブル信号生成のための書き込みを行うように
し、この書き込みによってイネーブル信号を生成するよ
うにしたので、確実かつ容易にイネーブル信号を生成す
ることができるとともに、チップ温度の検出をチップと
一体化した構成で適切に行うことができる。
【0070】実施の形態6.図8は、この発明における
イネーブル信号6を発生するイネーブル信号発生回路の
別の実施形態を示す図である。図において、6はイネー
ブル信号、14はタイマである。
【0071】この実施の形態においては、MCU内にタ
イマ14を設け、そのカウント一定周期毎にタイマ14
からイネーブル信号6を発生するため、MCU動作の一
定周期毎にチップ温度検出が可能となる。
【0072】この発明による実施の形態6によれば、イ
ネーブル信号を生成するためのイネーブル信号用タイマ
を設けるとともに、イネーブル信号用タイマをマイクロ
コンピュータのチップにおける集積回路要素として集積
化したので、タイマにより確実にイネーブル信号を生成
できるとともに、イネーブル信号用タイマをマイクロコ
ンピュータのチップにおける集積回路要素として集積化
することによりチップ温度の検出をチップと一体化した
構成で適切に行うことができる。
【0073】以上のような実施の形態を組み合わせたチ
ップ温度検出回路を作成することにより、検出温度を変
化させることが可能となり、また、温度検出の場合をプ
ログラムで設定したり、一定周期毎に温度検出が可能と
なる。また、イネーブル信号6が無効な場合は、基準電
圧7の発生回路や比較電圧8の発生回路やコンパレータ
9での動作電流を遮断することが可能となり、チップ温
度検出回路追加によるMCUの消費電流の増加をチップ
温度検出時のみとすることが可能となる。
【0074】
【発明の効果】第1の発明によれば、温度依存性のない
第1の定電流回路と、温度依存性を持つ第2の定電流回
路とを回路要素として備え、前記第1および第2の定電
流回路を流れる電流に応じた信号の大小を比較して検出
信号を出力する温度検出手段を回路要素として設けたの
で、チップ温度に適応したトランジスタサイズの選択が
可能となるように、温度依存性のない定電流回路と、温
度依存性を持つ定電流回路とを用い、これら定電流回路
の温度依存特性を利用してチップ温度の検出を適切に行
えるマイクロコンピュータを得ることができる。
【0075】第2の発明によれば、温度依存性のない第
1の定電流回路と、温度依存性を持つ第2の定電流回路
と、前記第1の定電流回路を流れる電流に応じて基準電
圧を生成する基準電圧発生手段と、前記第2の定電流回
路を流れる電流に応じて比較電圧を生成する比較電圧発
生手段とを回路要素として備え、前記基準電圧と比較電
圧の電圧信号の大小を比較して検出信号を出力する温度
検出手段を回路要素として設けたので、チップ温度に適
応したトランジスタサイズの選択が可能となるように、
基準電圧と比較電圧との比較による検出信号によりチッ
プ温度の検出を適切に行えるマイクロコンピュータを得
ることができる。
【0076】第3の発明によれば、温度依存性のない定
電流回路と抵抗とMOSトランジスタスイッチとにより
構成され基準電圧を生成する基準電圧発生回路からなる
基準電圧発生手段と、温度依存性を持つ定電流回路と抵
抗とMOSトランジスタスイッチとにより構成され比較
電圧を生成する比較電圧発生回路からなる比較電圧発生
手段とを回路要素として備え、前記基準電圧と比較電圧
の電圧信号の大小を比較して検出信号を出力するコンパ
レータからなる温度検出手段を回路要素として設けたの
で、チップ温度に適応したトランジスタサイズの選択が
可能となるように、温度依存性のない定電流回路と抵抗
とMOSトランジスタスイッチとにより構成された基準
電圧発生回路からなる基準電圧発生手段によって生成さ
れる基準電圧と、温度依存性を持つ定電流回路と抵抗と
MOSトランジスタスイッチとにより構成された比較電
圧発生回路からなる比較電圧発生手段によって生成され
る比較電圧との、比較による検出信号により、チップ温
度の検出を適切に行えるマイクロコンピュータを得るこ
とができる。
【0077】第4の発明によれば、第1の定電流回路を
バンドギャップ型定電流回路により構成し、第2の定電
流回路をしきい値差型定電流回路により構成したので、
チップ温度に適応したトランジスタサイズの選択が可能
となるように、温度依存性のないバンドギャップ型定電
流回路からなる定電流回路と抵抗とMOSトランジスタ
スイッチとにより構成された基準電圧発生回路からなる
基準電圧発生手段によって生成される基準電圧と、温度
依存性を持つしきい値差型定電流回路からなる定電流回
路と抵抗とMOSトランジスタスイッチとにより構成さ
れた比較電圧発生回路からなる比較電圧発生手段によっ
て生成される比較電圧との、比較による検出信号によ
り、チップ温度の検出を適切に行えるマイクロコンピュ
ータを得ることができる。
【0078】第5の発明によれば、所定のタイミングで
印加されるイネーブル信号に応じて温度検出手段から検
出信号を導出するようにしたので、チップ温度に適応し
たトランジスタサイズの選択が可能となるように、イネ
ーブル信号により制御され基準電圧と比較電圧との比較
により導出される検出信号により、チップ温度の検出を
消費電流を抑制しつつ適切に行えるマイクロコンピュー
タを得ることができる。
【0079】第6の発明によれば、MOSトランジスタ
スイッチとコンパレータに入力されるイネーブル信号が
有効信号レベルのときにのみ、MOSトランジスタスイ
ッチとコンパレータに動作電流が発生し、コンパレータ
からなる温度検出手段から検出信号が導出されるように
したので、イネーブル信号が有効信号レベルにあるかど
うかにより制御され基準電圧と比較電圧との比較により
導出される検出信号によりチップ温度の検出を消費電流
を抑制しつつ適切に行えるマイクロコンピュータを得る
ことができる。
【0080】第7の発明によれば、コンパレータからな
る温度検出手段はイネーブル信号が有効信号レベルのと
きの検出信号を保持するようにしたので、MOSトラン
ジスタスイッチおよびコンパレータに動作電流が発生さ
れないときでも、コンパレータからなる温度検出手段に
よる検出信号を確保することができ、チップ温度の検出
を円滑に行うことができるマイクロコンピュータを得る
ことができる。
【0081】第8の発明によれば、MOSトランジスタ
スイッチの導通/非導通の切り替えで基準電圧発生手段
による基準電圧を変更することにより、温度検出手段か
らの検出信号を変化できるようにしたので、MOSトラ
ンジスタスイッチの導通/非導通の切り替えによる基準
電圧の調整により設定検出温度を変化させることがで
き、チップ温度に適応したトランジスタサイズの選択が
可能となるように、その利用目的に応じた適切なチップ
温度検出信号を導出できるマイクロコンピュータを得る
ことができる。
【0082】第9の発明によれば、定電流回路と、前記
定電流回路の電流を流通する複数の抵抗要素と、前記抵
抗要素を流れる電流の通電/遮断を制御する通電制御用
MOSトランジスタスイッチと、前記抵抗要素を橋絡す
る橋絡制御用MOSトランジスタスイッチとを備え、前
記抵抗要素を流れる電流による電圧降下によって基準電
圧を生成するとともに、前記抵抗要素を橋絡する橋絡制
御用MOSトランジスタスイッチの導通/不導通を制御
することにより前記基準電圧を調整できるようにしたの
で、通電制御用MOSトランジスタスイッチおよび橋絡
制御用MOSトランジスタの導通/非導通の切り替えで
基準電圧発生手段による基準電圧を変更することによ
り、温度検出手段からの検出信号を変化できるようにし
たので、MOSトランジスタスイッチの導通/非導通の
切り替えによる基準電圧の調整により設定検出温度を変
化させることができ、チップ温度に適応したトランジス
タサイズの選択が可能となるように、その利用目的に応
じた適切なチップ温度検出信号を導出できるマイクロコ
ンピュータを得ることができる。
【0083】第10の発明によれば、MOSトランジス
タスイッチの導通/非導通の切り替えで比較電圧発生手
段による比較電圧を変更することにより、温度検出手段
からの検出信号を変化できるようにしたので、MOSト
ランジスタスイッチの導通/非導通の切り替えによる比
較電圧の調整により設定検出温度を変化させることがで
き、チップ温度に適応したトランジスタサイズの選択が
可能となるように、その利用目的に応じた適切なチップ
温度検出信号を導出できるマイクロコンピュータを得る
ことができる。
【0084】第11の発明によれば、定電流回路と、前
記定電流回路の電流を流通する複数の抵抗要素と、前記
抵抗要素を流れる電流の通電/遮断を制御する通電制御
用MOSトランジスタスイッチと、前記抵抗要素を橋絡
する橋絡制御用MOSトランジスタスイッチとを備え、
前記抵抗要素を流れる電流による電圧降下によって比較
電圧を生成するとともに、前記抵抗要素を橋絡する橋絡
制御用MOSトランジスタスイッチの導通/不導通を制
御することにより前記比較電圧を調整できるようにした
ので、MOSトランジスタスイッチの導通/非導通の切
り替えによる比較電圧の調整により設定検出温度を変化
させることができ、チップ温度に適応したトランジスタ
サイズの選択が可能となるように、その利用目的に応じ
た適切なチップ温度検出信号を導出できるマイクロコン
ピュータを得ることができる。
【0085】第12の発明によれば、所定のイネーブル
信号用プログラムが書き込まれ、前記イネーブル信号用
プログラムによってイネーブル信号を生成するイネーブ
ル信号用レジスタを設けたので、チップ温度に適応した
トランジスタサイズの選択が可能となるように、イネー
ブル信号用プログラムによってイネーブル信号用レジス
タで生成されるイネーブル信号による制御により、チッ
プ温度の検出を適切に行えるマイクロコンピュータを得
ることができる。
【0086】第13の発明によれば、マイクロコンピュ
ータの各要素を動作させる動作用プログラムによってイ
ネーブル信号用レジスタにおけるイネーブル信号の書き
込みを行うようにしたので、マイクロコンピュータの動
作用プログラムを利用してイネーブル信号の書き込みを
行うことにより確実かつ容易にイネーブル信号を生成で
き、イネーブル信号による制御によってチップ温度の検
出を適切に行えるマイクロコンピュータを得ることがで
きる。
【0087】第14の発明によれば、イネーブル信号用
レジスタをマイクロコンピュータのチップにおける集積
回路要素として集積化したので、イネーブル信号による
制御によってチップ温度の検出をチップと一体化した構
成で適切に行えるマイクロコンピュータを得ることがで
きる。
【0088】第15の発明によれば、監視タイマレジス
タにプログラムで書き込みを行うことにより、イネーブ
ル信号が発生するようにしたので、監視タイマレジスタ
により確実かつ容易にイネーブル信号を生成することが
でき、イネーブル信号による制御によってチップ温度の
検出を適切に行えるマイクロコンピュータを得ることが
できる。
【0089】第16の発明によれば、マイクロコンピュ
ータのチップにおける集積回路要素として集積化された
監視タイマレジスタにプログラムで書き込みを行うこと
により、イネーブル信号が発生するようにしたので、監
視タイマレジスタにより確実かつ容易にイネーブル信号
を生成することができ、イネーブル信号による制御によ
ってチップ温度の検出をチップと一体化した構成により
適切に行えるマイクロコンピュータを得ることができ
る。
【0090】第17の発明によれば、マイクロコンピュ
ータの各要素を動作させる動作用プログラムによって、
監視タイマレジスタに、イネーブル信号生成のための書
き込みを行うようにしたので、マイクロコンピュータを
動作させる動作用プログラムで書き込みが行われた監視
タイマレジスタにより確実かつ容易にイネーブル信号を
生成することができ、イネーブル信号による制御によっ
てチップ温度の検出をチップと一体化した構成により適
切に行えるマイクロコンピュータを得ることができる。
【0091】第18の発明によれば、イネーブル信号を
生成するためのイネーブル信号用タイマを設けたので、
タイマにより確実にイネーブル信号を生成することがで
き、イネーブル信号による制御によってチップ温度の検
出を適切に行えるマイクロコンピュータを得ることがで
きる。
【0092】第19の発明によれば、イネーブル信号用
タイマをマイクロコンピュータのチップにおける集積回
路要素として集積化したので、タイマにより確実にイネ
ーブル信号を生成することができ、イネーブル信号によ
る制御によってチップ温度の検出をチップと一体化した
構成により適切に行えるマイクロコンピュータを得るこ
とができる。
【0093】第20の発明によれば、マイクロコンピュ
ータのチップに設けられた温度依存性のない第1の定電
流回路を流れる電流に応じた信号と、マイクロコンピュ
ータのチップに設けられた温度依存性を持つ第2の定電
流回路を流れる電流に応じた信号との大小を比較して検
出信号を得ることによりチップ温度を検出するようにし
たので、チップ温度に適応したトランジスタサイズの選
択が可能となるように、チップ温度の検出を適切に行え
るチップ温度検出方法を得ることができる。
【0094】第21の発明によれば、マイクロコンピュ
ータのチップに設けられた温度依存性のない第1の定電
流回路を流れる電流に応じて生成された基準電圧と、マ
イクロコンピュータのチップに設けられた温度依存性を
持つ第2の定電流回路を流れる電流に応じて生成された
比較電圧との電圧信号の大小を比較して検出信号を得る
ことによりチップ温度を検出するようにしたので、チッ
プ温度に適応したトランジスタサイズの選択が可能とな
るように、基準電圧と比較電圧との比較による検出信号
によりチップ温度の検出を適切に行えるチップ温度検出
方法を得ることができる。
【0095】第22の発明によれば、所定のタイミング
で印加されるイネーブル信号に応じて検出信号を導出し
チップ温度を検出するようにしたので、チップ温度に適
応したトランジスタサイズの選択が可能となるように、
イネーブル信号による制御によってチップ温度の検出を
低い消費電流で適切に行えるチップ温度検出方法を得る
ことができる。
【0096】第23の発明によれば、有効信号レベルに
あるイネーブル信号に応じて検出信号を導出しチップ温
度を検出するとともに、イネーブル信号が有効信号レベ
ルにないときは検出信号を導出せず、イネーブル信号が
有効信号レベルにあったときの検出信号を保持するよう
にしたので、イネーブル信号による制御によって、チッ
プ温度の検出を適切かつ円滑に行えるチップ温度検出方
法を得ることができる。
【0097】第24の発明によれば、基準電圧の信号値
を変更することにより、チップ温度を検出するための検
出信号を変化するようにしたので、チップ温度に適応し
たトランジスタサイズの選択が可能となるように、基準
電圧の調整により設定検出温度を変化させることがで
き、その利用目的に応じた適切なチップ温度の検出を行
えるチップ温度検出方法を得ることができる。
【0098】第25の発明によれば、比較電圧の信号値
を変更することにより、チップ温度を検出するための検
出信号を変化できるようにしたので、チップ温度に適応
したトランジスタサイズの選択が可能となるように、比
較電圧の調整により設定検出温度を変化させることがで
き、その利用目的に応じた適切なチップ温度の検出を行
えるチップ温度検出方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態によるチップ温度検出
回路を示す図である。
【図2】 図1の基準電圧発生回路を示す図である。
【図3】 図2の基準電圧発生回路の基準電圧の変化を
示す図である。
【図4】 図1の比較電圧発生回路を示す図である。
【図5】 図4の比較電圧発生回路の基準電圧の変化を
示す図である。
【図6】 この発明の一実施形態によるイネーブル信号
発生回路を示す図である。
【図7】 この発明の別の実施形態によるイネーブル信
号発生回路を示す図である。
【図8】 この発明の別の実施形態によるイネーブル信
号発生回路を示す図である。
【符号の説明】
1 電源、2a,2b 定電流回路、3 抵抗、4 M
OSトランジスタスイッチ、5 GND端子、6 イネ
ーブル信号、7 基準電圧、8 比較電圧、9コンパレ
ータからなる温度検出手段、10 検出信号、11 温
度判定レジスタ、12 ライト信号、13 監視タイマ
レジスタ、14 タイマ。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度依存性のない第1の定電流回路と、
    温度依存性を持つ第2の定電流回路とを回路要素として
    備え、前記第1および第2の定電流回路を流れる電流に
    応じた信号の大小を比較して検出信号を出力する温度検
    出手段を回路要素として設けたことを特徴とするマイク
    ロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 温度依存性のない第1の定電流回路と、
    温度依存性を持つ第2の定電流回路と、前記第1の定電
    流回路を流れる電流に応じて基準電圧を生成する基準電
    圧発生手段と、前記第2の定電流回路を流れる電流に応
    じて比較電圧を生成する比較電圧発生手段とを回路要素
    として備え、前記基準電圧と比較電圧の電圧信号の大小
    を比較して検出信号を出力する温度検出手段を回路要素
    として設けたことを特徴とするマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 温度依存性のない定電流回路と抵抗とM
    OSトランジスタスイッチとにより構成され基準電圧を
    生成する基準電圧発生回路からなる基準電圧発生手段
    と、温度依存性を持つ定電流回路と抵抗とMOSトラン
    ジスタスイッチとにより構成され比較電圧を生成する比
    較電圧発生回路からなる比較電圧発生手段とを回路要素
    として備え、前記基準電圧と比較電圧の電圧信号の大小
    を比較して検出信号を出力するコンパレータからなる温
    度検出手段を回路要素として設けたことを特徴とするマ
    イクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 第1の定電流回路をバンドギャップ型定
    電流回路により構成し、第2の定電流回路をしきい値差
    型定電流回路により構成したことを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載のマイクロコンピュー
    タ。
  5. 【請求項5】 所定のタイミングで印加されるイネーブ
    ル信号に応じて温度検出手段から検出信号を導出するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載のマイクロコンピュータ。
  6. 【請求項6】 MOSトランジスタスイッチとコンパレ
    ータに入力されるイネーブル信号が有効信号レベルのと
    きにのみ、MOSトランジスタスイッチとコンパレータ
    に動作電流が発生し、コンパレータからなる温度検出手
    段から検出信号が導出されることを特徴とする請求項5
    に記載のマイクロコンピュータ。
  7. 【請求項7】 コンパレータからなる温度検出手段はイ
    ネーブル信号が有効信号レベルのときの検出信号を保持
    することを特徴とする請求項6に記載のマイクロコンピ
    ュータ。
  8. 【請求項8】 MOSトランジスタスイッチの導通/非
    導通の切り替えで基準電圧発生手段による基準電圧を変
    更することにより、温度検出手段からの検出信号を変化
    できるようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求
    項7のいずれかに記載のマイクロコンピュータ。
  9. 【請求項9】 定電流回路と、前記定電流回路の電流を
    流通する複数の抵抗要素と、前記抵抗要素を流れる電流
    の通電/遮断を制御する通電制御用MOSトランジスタ
    スイッチと、前記抵抗要素を橋絡する橋絡制御用MOS
    トランジスタスイッチとを備え、前記抵抗要素を流れる
    電流による電圧降下によって基準電圧を生成するととも
    に、前記抵抗要素を橋絡する橋絡制御用MOSトランジ
    スタスイッチの導通/不導通を制御することにより前記
    基準電圧を調整できるようにしたことを特徴とする請求
    項2ないし請求項8に記載のマイクロコンピュータ。
  10. 【請求項10】 MOSトランジスタスイッチの導通/
    非導通の切り替えで比較電圧発生手段による比較電圧を
    変更することにより、温度検出手段からの検出信号を変
    化できるようにしたことを特徴とする請求項1ないし請
    求項9のいずれかに記載のマイクロコンピュータ。
  11. 【請求項11】 定電流回路と、前記定電流回路の電流
    を流通する複数の抵抗要素と、前記抵抗要素を流れる電
    流の通電/遮断を制御する通電制御用MOSトランジス
    タスイッチと、前記抵抗要素を橋絡する橋絡制御用MO
    Sトランジスタスイッチとを備え、前記抵抗要素を流れ
    る電流による電圧降下によって比較電圧を生成するとと
    もに、前記抵抗要素を橋絡する橋絡制御用MOSトラン
    ジスタスイッチの導通/不導通を制御することにより前
    記比較電圧を調整できるようにしたことを特徴とする請
    求項2ないし請求項10のいずれかに記載のマイクロコ
    ンピュータ。
  12. 【請求項12】 所定のイネーブル信号用プログラムが
    書き込まれ、前記イネーブル信号用プログラムによって
    イネーブル信号を生成するイネーブル信号用レジスタを
    設けたことを特徴とする請求項5ないし請求項7のいず
    れかに記載のマイクロコンピュータ。
  13. 【請求項13】 マイクロコンピュータの各要素を動作
    させる動作用プログラムによってイネーブル信号用レジ
    スタにおけるイネーブル信号の書き込みを行うことを特
    徴とする請求項12に記載のマイクロコンピュータ。
  14. 【請求項14】 イネーブル信号用レジスタをマイクロ
    コンピュータのチップにおける集積回路要素として集積
    化したことを特徴とする請求項12に記載のマイクロコ
    ンピュータ。
  15. 【請求項15】 監視タイマレジスタにプログラムで書
    き込みを行うことにより、イネーブル信号が発生するよ
    うにしたことを特徴とする請求項5ないし請求項7に記
    載のマイクロコンピュータ。
  16. 【請求項16】 マイクロコンピュータのチップにおけ
    る集積回路要素として集積化された監視タイマレジスタ
    にプログラムで書き込みを行うことにより、イネーブル
    信号が発生するようにしたことを特徴とする請求項5な
    いし請求項7に記載のマイクロコンピュータ。
  17. 【請求項17】 マイクロコンピュータの各要素を動作
    させる動作用プログラムによって、監視タイマレジスタ
    に、イネーブル信号生成のための書き込みを行うことを
    特徴とする請求項15または請求項16に記載のマイク
    ロコンピュータ。
  18. 【請求項18】 イネーブル信号を生成するためのイネ
    ーブル信号用タイマを設けたことを特徴とする請求項5
    ないし請求項7のいずれかに記載のマイクロコンピュー
    タ。
  19. 【請求項19】 イネーブル信号用タイマをマイクロコ
    ンピュータのチップにおける集積回路要素として集積化
    したことを特徴とする請求項18に記載のマイクロコン
    ピュータ。
  20. 【請求項20】 マイクロコンピュータのチップに設け
    られた温度依存性のない第1の定電流回路を流れる電流
    に応じた信号と、マイクロコンピュータのチップに設け
    られた温度依存性を持つ第2の定電流回路を流れる電流
    に応じた信号との大小を比較して検出信号を得ることに
    よりチップ温度を検出するようにしたことを特徴とする
    チップ温度検出方法。
  21. 【請求項21】 マイクロコンピュータのチップに設け
    られた温度依存性のない第1の定電流回路を流れる電流
    に応じて生成された基準電圧と、マイクロコンピュータ
    のチップに設けられた温度依存性を持つ第2の定電流回
    路を流れる電流に応じて生成された比較電圧との電圧信
    号の大小を比較して検出信号を得ることによりチップ温
    度を検出するようにしたことを特徴とするチップ温度検
    出方法。
  22. 【請求項22】 所定のタイミングで印加されるイネー
    ブル信号に応じて検出信号を導出しチップ温度を検出す
    るようにしたことを特徴とする請求項20または請求項
    21に記載のチップ温度検出方法。
  23. 【請求項23】 有効信号レベルにあるイネーブル信号
    に応じて検出信号を導出しチップ温度を検出するととも
    に、イネーブル信号が有効信号レベルにないときは検出
    信号を導出せず、イネーブル信号が有効信号レベルにあ
    ったときの検出信号を保持することを特徴とする請求項
    22に記載のチップ温度検出方法。
  24. 【請求項24】 基準電圧の信号値を変更することによ
    り、チップ温度を検出するための検出信号を変化するよ
    うにしたことを特徴とする請求項21ないし請求項23
    のいずれかに記載のチップ温度検出方法。
  25. 【請求項25】 比較電圧の信号値を変更することによ
    り、チップ温度を検出するための検出信号を変化できる
    ようにしたことを特徴とする請求項21に記載のチップ
    温度検出方法。
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