JP2001140604A - 圧縮空気貯蔵型ガスタービンのスラスト調整装置及び方法 - Google Patents

圧縮空気貯蔵型ガスタービンのスラスト調整装置及び方法

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JP2001140604A JP32922399A JP32922399A JP2001140604A JP 2001140604 A JP2001140604 A JP 2001140604A JP 32922399 A JP32922399 A JP 32922399A JP 32922399 A JP32922399 A JP 32922399A JP 2001140604 A JP2001140604 A JP 2001140604A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気貯蔵発電に使用するガスタービン(圧縮
空気貯蔵型ガスタービン)で発生する大きなスラスト力
を軸受の許容荷重以下にバランスさせることができ、か
つ高温燃焼ガスによる各部の損傷や燃焼ガスの漏洩を確
実に防止することができる圧縮空気貯蔵型ガスタービン
のスラスト調整装置及び方法を提供する。 【解決手段】 ガスタービンのタービンロータ11の上
流側に連結されたバランスピストン12と、バランスピ
ストンのガスタービン側に圧縮空気を供給する圧縮空気
ライン14と、バランスピストンの反ガスタービン側と
ガスタービンの下流側とを連通する漏れ空気ライン16
とを備え、バランスピストンのガスタービン側と反ガス
タービン側との圧力差ΔPを調整してスラストを調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮空気貯蔵型ガ
スタービンのスラスト調整装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電力エネルギーを夜間などのオフピーク
時に貯蔵し、昼間のピーク時に取り出すために、従来の
揚水発電と共に圧縮空気貯蔵ガスタービン発電システム
(以下、単に空気貯蔵発電と呼ぶ)が検討され、一部で
実用化されている。例えば、1978年に旧***フント
ルフ(29万KW)で商用プラントとして実用化してお
り、1991年には米国マッキントッシュでも商用プラ
ントの運転を開始している。
【0003】この空気貯蔵発電は、夜間や休日の余剰電
力で圧縮空気を作り、それを岩盤内に設けられた貯蔵施
設に貯蔵しておき、昼間のピーク時に取り出して燃料と
ともに燃焼させ、ガスタービン発電に利用する一種の火
力発電である。
【0004】従来の発電システムでは、ガスタービン発
電に高温高圧の空気が必要であり、空気圧縮機を同時に
駆動し高圧空気を作りながら発電を行うため、燃料の約
2/3が空気の圧縮に消費される。これに対して、空気
貯蔵発電では、空気圧縮を余剰電力で行うことにより、
発電時の圧縮機動力が不要となる。そのため、ガスター
ビン出力のほとんどを発電機に伝達することができ、同
量の燃料を使用した場合に通常のガスタービンの2〜3
倍の発電出力が得られる特徴がある。また、同じ発電出
力を得るために必要な燃料は逆に約1/3に節約される
ため、排気ガスも減少し、酸性雨、二酸化炭素などの環
境問題も大幅に改善することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気貯蔵発電
に使用するガスタービン(以下、圧縮空気貯蔵型ガスタ
ービンと呼ぶ)では、コンプレッサ部分を持たないた
め、排気方向に向かって大きなスラスト力が発生し、ス
ラスト軸受の許容荷重を超えて軸受を損傷させるおそれ
がある。
【0006】この問題点を解決するために、コンプレッ
サ部分を持たない蒸気タービンのスラスト調整手段とし
て特公平6−15809号、特開平5−156902号
等が提案されている。特公平6−15809号の「ター
ビンのスラスト力調整装置」は、図2に模式的に示すよ
うに、タービンロータ1の端部に軸径の異なる段差2を
設け、この段差2に隣接するパッキング3とロータ1に
よって構成される閉空間4の流体圧力を調整して、段差
部の面積差により生じるスラスト力を調整するものであ
る。
【0007】また、特開平5−156902号の「ター
ビンのスラスト調整装置及び方法」は、図3に模式的に
示すように、タービンロータ1の端部にバランスピスト
ン5を設け、バランスピストンの動翼側の部屋5aを、
複数のバランス管6a,6b,6cによりタービン下流
の圧力の異なる翼室に連通させ、各バランイス管に設け
た弁8a,8b,8cを開閉制御してバランスピストン
5に作用するスラスト力を調整するものである。
【0008】上述した従来のスラスト調整手段は、両者
とも作動流体である水蒸気を段差部又はバランスピスト
ンに導く構造であるため、ガスタービンに適用すると、
作動流体である高温燃焼ガスにより段差部又はバランス
ピストンのパッキンやラビリンスシールが損傷したり、
燃焼ガスがパッキンやラビリンスシールを通って外部に
漏洩する問題がある。
【0009】また、特公平6−15809号の手段で
は、段差部の面積差が小さいため、スラスト力の微調整
はできても、ガスタービンで発生する大きなスラスト力
をバランスさせるのは困難である。更に、特開平5−1
56902号の手段は、大きなスラスト力を発生できる
が、バランスピストンを通過した燃焼ガスの処理が困難
である。
【0010】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、空気
貯蔵発電に使用するガスタービン(圧縮空気貯蔵型ガス
タービン)で発生する大きなスラスト力を軸受の許容荷
重以下にバランスさせることができ、かつ高温燃焼ガス
による各部の損傷や燃焼ガスの漏洩を確実に防止するこ
とができる圧縮空気貯蔵型ガスタービンのスラスト調整
装置及び方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ガスタ
ービンのタービンロータ(11)の上流側に連結された
バランスピストン(12)と、該バランスピストンのガ
スタービン側に圧縮空気を供給する圧縮空気ライン(1
4)と、バランスピストンの反ガスタービン側とガスタ
ービンの下流側とを連通する漏れ空気ライン(16)と
を備え、バランスピストンのガスタービン側と反ガスタ
ービン側との圧力差ΔPを調整してスラストを調整す
る、ことを特徴とする圧縮空気貯蔵型ガスタービンのス
ラスト調整装置が提供される。
【0012】本発明の構成によれば、タービンロータ
(11)の上流側に連結されたバランスピストン(1
2)のガスタービン側に、圧縮空気ライン(14)から
圧縮空気を供給することにより、高圧の圧縮空気により
バランスピストン(12)にタービンロータ(11)の
上流側に向くスラスト力を発生させることができる。ま
た、漏れ空気ライン(16)がバランスピストンの反ガ
スタービン側とガスタービンの下流側とを連通するの
で、バランスピストンのシール部分(ラビリンスシール
等)を通過した漏れ空気を、圧力の低いガスタービンの
下流側に流し、ガスタービンの出力増大に寄与させるこ
とができる。更に、バランスピストンのガスタービン側
と反ガスタービン側との圧力差ΔPを調整することによ
り、バランスピストンで発生するスラスト力を調整し、
ガスタービンで発生する大きなスラスト力とバランスさ
せて、軸受の許容荷重以下にすることができる。また、
タービンロータ(11)の上流側にバランスピストンが
あるので、高温燃焼ガスの上流側への漏れを圧縮空気圧
を高く設定することで確実に防止することができる
【0013】本発明の好ましい実施形態によれば、ター
ビンロータ(11)のスラスト力を支持する軸受(13
a)に作用するスラスト力を計測するスラスト計測手段
(18)を備え、計測されたスラスト力に応じて前記圧
力差ΔPを調整する。この構成により、実際に発生する
スラスト力をリアルタイムで計測し、自動制御により常
に許容範囲内に調整することができ、許容スラスト荷重
の小さい安価な軸受を用いることができる。
【0014】また、本発明によれば、ガスタービンのタ
ービンロータ(11)の上流側に連結されたバランスピ
ストン(12)と、該バランスピストンのガスタービン
側に圧縮空気を供給する圧縮空気ライン(14)と、バ
ランスピストンの反ガスタービン側とガスタービンの下
流側とを連通する漏れ空気ライン(16)とを備え、バ
ランスピストンのガスタービン側圧力P2をガスタービ
ンの第1段タービンブレードの入口ガス圧力P1より高
く設定し、かつバランスピストンの反ガスタービン側圧
力P3を最下段のタービンブレードの入口ガス圧力P4
よりも高く設定する、ことを特徴とする圧縮空気貯蔵型
ガスタービンのスラスト調整方法が提供される。
【0015】この方法によれば、バランスピストンのガ
スタービン側圧力P2をガスタービンの第1段タービン
ブレードの入口ガス圧力P1より高く設定するので、バ
ランスピストン側からガスタービン側に圧縮空気がシー
ルエアとして流れ、高温の燃焼ガスの漏洩を防止するこ
とができる。また、バランスピストンの反ガスタービン
側圧力P3を最下段のタービンブレードの入口ガス圧力
P4よりも高く設定するので、バランスピストンのシー
ル部分(ラビリンスシール等)を通過した漏れ空気を、
圧力の低いガスタービンの下流側に流し、ガスタービン
の出力増大に寄与させることができる。
【0016】また、タービンロータ(11)のスラスト
力を計測し、計測されたスラスト力に応じて、ガスター
ビン側圧力P2及び又は反ガスタービン側圧力P3を調
整し、これにより前記圧力差ΔPを調整する。この方法
により、ガスタービン側圧力P2又は反ガスタービン側
圧力P3の調整、或いはその両方の調整により、広範囲
にスラスト力を調整することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略す
る。図1は、本発明によるスラスト調整装置の全体構成
図である。この図において、20は圧縮空気貯蔵型ガス
タービンであり、11はタービンロータ、13a,13
bはロータを支持する軸受、20aはタービンケーシン
グ、21a,21bは第1段のタービンノズルとタービ
ンブレード、22a,22bは最終段(この図では第2
段)のタービンノズルとタービンブレードである。
【0018】また、9は圧縮空気貯蔵タンク、23は主
圧縮空気流量調整弁、24はガスタービン燃焼器であ
る。圧縮空気貯蔵タンク9には、夜間や休日の余剰電力
で圧縮した圧縮空気を予め貯蔵しておき、電力需要のピ
ーク時にこの圧縮空気を燃焼器24に供給して燃料Fを
燃焼させ、発生した燃焼ガスGをガスタービン20に供
給し、タービンブレード21b,22bによりロータ1
1を回転駆動し、これに連結された発電機(図示せず)
を駆動して発電するようになっている。
【0019】本発明のスラスト調整装置10は、ガスタ
ービン20のタービンロータ11の上流側に連結された
バランスピストン12と、バランスピストン12のガス
タービン側12aに圧縮空気を供給する圧縮空気ライン
14と、バランスピストン12の反ガスタービン側12
bとガスタービン20の下流側20bとを連通する漏れ
空気ライン16とを備える。
【0020】圧縮空気ライン14には、圧力調整弁14
aが設けられ、バランスピストン12のガスタービン側
圧力P2を調整するようになっている。また、漏れ空気
ライン16には、圧力調整弁16aと逆止弁16bが設
けられ、バランスピストン12の反ガスタービン側圧力
P3を調整し、かつガスタービン20の下流側20bか
ら燃焼ガスがバランスピストン側に逆流しないようにな
っている。なお、ガスタービン20の下流側20bは、
少なくとも最下段のタービンブレードの入口よりも上流
側に設定されている。
【0021】更に、本発明のスラスト調整装置10は、
タービンロータ11のスラスト力を支持する軸受13a
に作用するスラスト力を計測するスラスト計測手段18
を備える。このスラスト計測手段18は、例えば、軸受
13aの軸受箱に貼られた歪ゲージであり、これと温度
補正用熱電対などからスラスト力をリアルタイムに演算
することができる。
【0022】上述した本発明の装置を用い、本発明の方
法によれば、バランスピストン12のガスタービン側圧
力P2をガスタービン20の第1段タービンブレードの
入口ガス圧力P1より高く設定し、かつバランスピスト
ン12の反ガスタービン側圧力P3を最下段のタービン
ブレードの入口ガス圧力P4よりも高く設定する。ま
た、タービンロータ11のスラスト力をスラスト計測手
段18を用いて計測し、計測されたスラスト力に応じ
て、圧力調整弁14aによりガスタービン側圧力P2を
調整し、及び/又は、圧力調整弁16aを用いて反ガス
タービン側圧力P3を調整する。
【0023】上述した本発明の構成によれば、タービン
ロータ11の上流側に連結されたバランスピストン12
のガスタービン側12aに、圧縮空気ライン14から圧
縮空気を供給することにより、高圧の圧縮空気によりバ
ランスピストン12にタービンロータ11の上流側(図
で右側)に向くスラスト力を発生させることができる。
また、漏れ空気ライン16がバランスピストン12の反
ガスタービン側12bとガスタービンの下流側(少なく
とも最下段のタービンブレードの入口よりも上流側)と
を連通するので、バランスピストン12のシール部分
(ラビリンスシール等)を通過した漏れ空気を、圧力の
低いガスタービンの下流側に流し、ガスタービン20の
出力増大に寄与させることができる。更に、バランスピ
ストン12のガスタービン側12aと反ガスタービン側
12bとの圧力差ΔPを調整することにより、バランス
ピストン12で発生するスラスト力を調整し、ガスター
ビンで発生する大きなスラスト力とバランスさせて、軸
受の許容荷重以下にすることができる。また、タービン
ロータ11の上流側にバランスピストンがあるので、高
温燃焼ガスの上流側への漏れを圧縮空気圧を高く設定す
ることで確実に防止することができる
【0024】更に、スラスト計測手段18により、実際
に発生するスラスト力をリアルタイムで計測し、自動制
御により常に許容範囲内に調整することができ、許容ス
ラスト荷重の小さい安価な軸受を用いることができる。
【0025】また、本発明の方法によれば、バランスピ
ストン12のガスタービン側圧力P2をガスタービンの
第1段タービンブレードの入口ガス圧力P1より高く設
定するので、バランスピストン側からガスタービン側に
圧縮空気がシールエアとして流れ、高温の燃焼ガスの漏
洩を防止することができる。また、バランスピストンの
反ガスタービン側圧力P3を最下段のタービンブレード
の入口ガス圧力P4よりも高く設定するので、バランス
ピストンのシール部分(ラビリンスシール等)を通過し
た漏れ空気を、圧力の低いガスタービンの下流側に流
し、ガスタービンの出力増大に寄与させることができ
る。
【0026】更に、タービンロータ11のスラスト力を
計測し、計測されたスラスト力に応じて、ガスタービン
側圧力P2又は反ガスタービン側圧力P3の調整、或い
はその両方の調整により、広範囲にスラスト力を調整す
ることができる。
【0027】なお、本発明は上述した実施形態及び実施
例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更できることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】上述したように、本発明の圧縮空気貯蔵
型ガスタービンのスラスト調整装置及び方法は、空気貯
蔵発電に使用するガスタービン(圧縮空気貯蔵型ガスタ
ービン)で発生する大きなスラスト力を軸受の許容荷重
以下にバランスさせることができ、かつ高温燃焼ガスに
よる各部の損傷や燃焼ガスの漏洩を確実に防止すること
ができる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスラスト調整装置の全体構成図で
ある。
【図2】従来のスラスト調整装置の模式図である。
【図3】従来のスラスト調整装置の別の模式図である。
【符号の説明】
1 タービンロータ、2 段差、3 パッキング、4
閉空間、5 バランスピストン、5a 部屋、6a,6
b,6c バランス管、8a,8b,8c 弁、9 圧
縮空気貯蔵タンク、10 スラスト調整装置、11 タ
ービンロータ、12 バランスピストン、13a,13
b 軸受、14 圧縮空気ライン、14a 圧力調整
弁、16 漏れ空気ライン、16a 圧力調整弁、16
b 逆止弁、18 スラスト計測手段、20 圧縮空気
貯蔵型ガスタービン、20a タービンケーシング、2
0b 下流側、21a,21b 第1段のタービンノズ
ルとタービンブレード、22a,22b 最終段のター
ビンノズルとタービンブレード、23 主圧縮空気流量
調整弁、24 ガスタービン燃焼器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンのタービンロータ(11)
    の上流側に連結されたバランスピストン(12)と、該
    バランスピストンのガスタービン側に圧縮空気を供給す
    る圧縮空気ライン(14)と、バランスピストンの反ガ
    スタービン側とガスタービンの下流側とを連通する漏れ
    空気ライン(16)とを備え、バランスピストンのガス
    タービン側と反ガスタービン側との圧力差ΔPを調整し
    てスラストを調整する、ことを特徴とする圧縮空気貯蔵
    型ガスタービンのスラスト調整装置。
  2. 【請求項2】 タービンロータ(11)のスラスト力を
    支持する軸受(13a)に作用するスラスト力を計測す
    るスラスト計測手段(18)を備え、計測されたスラス
    ト力に応じて前記圧力差ΔPを調整する、ことを特徴と
    する請求項1に記載のスラスト調整装置。
  3. 【請求項3】 ガスタービンのタービンロータ(11)
    の上流側に連結されたバランスピストン(12)と、該
    バランスピストンのガスタービン側に圧縮空気を供給す
    る圧縮空気ライン(14)と、バランスピストンの反ガ
    スタービン側とガスタービンの下流側とを連通する漏れ
    空気ライン(16)とを備え、 バランスピストンのガスタービン側圧力P2をガスター
    ビンの第1段タービンブレードの入口ガス圧力P1より
    高く設定し、かつバランスピストンの反ガスタービン側
    圧力P3を最下段のタービンブレードの入口ガス圧力P
    4よりも高く設定する、ことを特徴とする圧縮空気貯蔵
    型ガスタービンのスラスト調整方法。
  4. 【請求項4】 タービンロータ(11)のスラスト力を
    計測し、計測されたスラスト力に応じて、ガスタービン
    側圧力P2及び/又は反ガスタービン側圧力P3を調整
    し、これにより前記圧力差ΔPを調整する、ことを特徴
    とする請求項3に記載のスラスト調整方法。
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