JP2001137761A - 高粘度物質用ディスペンサー - Google Patents

高粘度物質用ディスペンサー

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JP2001137761A
JP2001137761A JP32552399A JP32552399A JP2001137761A JP 2001137761 A JP2001137761 A JP 2001137761A JP 32552399 A JP32552399 A JP 32552399A JP 32552399 A JP32552399 A JP 32552399A JP 2001137761 A JP2001137761 A JP 2001137761A
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opening
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liquid coating
dispenser
container
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JP32552399A
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English (en)
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Jun Takemoto
潤 竹本
Naoki Goto
直樹 後藤
Hiroyuki Kadowaki
広幸 門脇
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Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口部から前記高粘度物質からなる液状塗布
材を吐出して、液状塗布材を媒体上に付着させて塗布す
る、媒体上への高粘度物質からなる液状塗布材の形成方
法に用いられる高粘度物質用ディスペンサーであって、
開口部列の幅方向の吐出量のバラツキが小さいものを提
供する。 【解決手段】 容器の下部に、孔径50μm〜1mmφ
程度の円形または多角形のオリフィス、ノズル等の開口
部を2個以上有し、且つ、開口部の一部または全体を電
極として配置し、1000cps〜1000000cp
sの高粘度物質を液状塗布材として容器内に充填し、こ
れを開口部から吐出する吐出手段と、吐出手段の容器内
に充填された液状塗布材を加圧する加圧手段と、前記吐
出手段の開口部と媒体間にパルス状電圧を印加する電源
とを備えた高粘度物質用ディスペンサーであって、加圧
手段は、加圧用の高圧気体の供給口を容器の一側面に設
け、高圧気体を液状塗布材の液面上で該一側面と対向す
る側面に向けて導入するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1000cps〜
1000000cpsの高粘度物質を吐出し、これを媒
体上に付着形成させる、高粘度物質用ディスペンサーに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高粘度物質を対象物(媒体とも言
う)上に形成する方法として、蛍光体粉末、バインダ
ー、溶剤からなる蛍光体インキを帯電させてノズルより
射出し、微粒子化した蛍光体インクを高電圧によってパ
ネル内面に付着させて蛍光面を形成する蛍光面形成方法
が提案されている(特開昭55−131948号公
報)。また、インクジェット方式のノズル機構を用いて
蛍光体を吐出塗布し、陰極線管の蛍光面を形成する方法
等も提案されている(特開平7−81057号公報、特
開平8−212915号公報)。しかしながら、これら
従来提案されているものは、ノズル内の高粘度物質を静
電力による吸引または電気機械的に加圧して先端開口か
ら押し出し、押し出された膨出部がある長さになると、
根元部分(ノズル開口部分)から切断され、その後表面
張力によって球状の滴となり、これが対象物上に付着す
るものである。そのため、対象物に付着するドットの大
きさはノズル開口径よりも5〜6倍程度に大きいものと
なってしまい、精細なパターンを対象物上に高粘度物質
で形成するのは困難であった。これらの方法の場合、ノ
ズルから形成される高粘度物質の滴の径(ドット径)を
小さくしようとすれば、ノズレ開口径を小さくするしか
ない。このため、高粘度物質の粘度が非常に大きかった
り、高粘度物質を構成する粒子径が大きくなると、ノズ
ルの目詰まりを起こしてしまうという問題もあった。
【0003】これに対応して、容器の下部に、孔径50
μm〜1mmφ程度の円形または多角形のオリフィス、
ノズル等の開口部を1つ以上有し、且つ、開口部の一部
または全体を電極として配置し、1000cps〜10
00000cpsの高粘度物質を液状塗布材として容器
内に充填し、これを開口部から吐出する吐出手段と、吐
出手段の容器内に充填された液状塗布材を加圧する加圧
手段と、前記吐出手段の開口部と媒体間にパルス状電圧
を印加する電源とを備えた高粘度物質用ディスペンサー
を用い、必要に応じて吐出手段の容器内の液状塗布材に
圧力をかけ、開口部に液状塗布材のメニスカスを形成
し、各開口部の電極を介して吐出手段の各開口部と被塗
布基材間に第1の所定のパルス電圧を印加して、開口部
に液状塗布材のメニスカスを縦長に伸長した伸長部を形
成した状態で伸長部先端から、垂れ流すようにして、あ
るいは、伸長部を形成した状態で、更に、前記各開口の
電極を介して吐出手段の各開口部と被塗布基材間に第2
の所定のパルス電圧を印加することにより、伸長部の先
端よりその一部を分離して、直接ないし間接的に、被塗
布基材に液状塗布材を付着しながら、且つ、吐出手段
を、被塗布基材に対し相対的に移動させ、被塗布基材の
平面上に液状塗布材を塗布する、高粘度物質からなる液
状塗布材の被塗布基材への塗布方法が、本願出願人によ
り提案されている。この塗布方法に用いられる高粘度物
質用ディスペンサーの概略構成を図10に示す。図10
中、10は高粘度物質用、11は制御部、12は容器、
13は開口部、14は電極、15は電源、16は媒体
(対象物)、18は伸長部、19は滴、20は針状物、
30は吐出手段、35は加圧手段である。図10に示す
高粘度物質用ディスペンサーは、複数の開口部からなる
開口部列を容器12下部に配列させたものであるが、こ
の高粘度物質用ディスペンサーを用いたこの塗布方法に
おいては、開口部列の幅方向の吐出量にバラツキが大き
いことが問題となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、図10に
示す、複数の開口部からなる開口部列を容器12下部に
配列させた高粘度物質用ディスペンサーを用い、必要に
応じて吐出手段の容器内の液状塗布材に圧力をかけ、開
口部に液状塗布材のメニスカスを形成し、各開口部の電
極を介して吐出手段の各開口部と被塗布基材間に第1の
所定のパルス電圧を印加して、開口部に液状塗布材のメ
ニスカスを縦長に伸長した伸長部を形成した状態で伸長
部先端から、垂れ流すようにして、あるいは、伸長部を
形成した状態で、更に、前記各開口の電極を介して吐出
手段の各開口部と被塗布基材間に第2の所定のパルス電
圧を印加することにより、伸長部の先端よりその一部を
分離して、直接ないし間接的に、被塗布基材に液状塗布
材を付着しながら、且つ、吐出手段を、被塗布基材に対
し相対的に移動させ、被塗布基材の平面上に液状塗布材
を塗布する、塗布方法においては、開口部列の幅方向の
吐出量にバラツキが大きく、その対応が求められてい
た。本発明はこれに対応するもので、上記のように、開
口部から前記高粘度物質からなる液状塗布材を吐出し
て、液状塗布材を媒体上に付着させて塗布する、媒体上
への高粘度物質からなる液状塗布材の形成方法に用いら
れる高粘度物質用ディスペンサーであって、開口部列の
幅方向の吐出量のバラツキが小さいものを提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の高粘度物質用デ
ィスペンサーは、容器の下部に、孔径50μm〜1mm
φ程度の円形または多角形のオリフィス、ノズル等の開
口部を2個以上有し、且つ、各開口部の一部または全体
を電極として配置し、1000cps〜1000000
cpsの高粘度物質を液状塗布材として容器内に充填
し、これを開口部から吐出する吐出手段と、吐出手段の
容器内に充填された液状塗布材を加圧する加圧手段と、
前記吐出手段の開口部と媒体間にパルス状電圧を印加す
る電源とを備え、必要に応じて吐出手段の容器内の液状
塗布材に圧力をかけ、開口部に液状塗布材のメニスカス
を形成し、各開口部の電極を介して吐出手段の各開口部
と被塗布基材間に第1の所定のパルス電圧を印加して、
開口部に液状塗布材のメニスカスを縦長に伸長した伸長
部を形成した状態で伸長部先端から、垂れ流すようにし
て、あるいは、伸長部を形成した状態で、更に、前記各
開口の電極を介して吐出手段の各開口部と被塗布基材間
に第2の所定のパルス電圧を印加することにより、伸長
部の先端よりその一部を分離して、直接ないし間接的
に、被塗布基材に液状塗布材を付着しながら、且つ、吐
出手段を、被塗布基材に対し相対的に移動させ、被塗布
基材の平面上に液状塗布材を塗布する高粘度物質用ディ
スペンサーであって、加圧手段は、加圧用の高圧気体の
供給口を容器の一側面に設け、高圧気体を液状塗布材の
液面上で該一側面と対向する側面に向けて導入するもの
であることを特徴とするものである。そして、上記にお
いて、液状塗布材を、吐出手段の開口部と被塗布基材間
の、伸長部先端近傍に設けられた、パルス電圧を印加時
の電気力線を制御するための微小な針状物に当て、該微
小な針状物から塗布液を被塗布基材の面上に落下させて
付着させるものであることを特徴とするものである。そ
してまた、上記において、パルス電圧の周波数が10H
z〜100kHzであることを特徴とするものである。
また、上記において、吐出手段の開口部と媒体間の、媒
体に近い位置に、吐出手段の開口部と媒体間にパルス電
圧を印加する際に発生する電気力線を制御する針状物を
設けたもので、メニスカスを縦長に伸長して形成する伸
長部先端より分離された高粘度物質を、前記針状物に当
てるように配置されていることを特徴とするものであ
り、針状物の表面は、フッ素加工されているか、テフロ
ンまたはパーフルオロフッ素化合物からなることを特徴
とするものである。また、上記において、高粘度物質が
蛍光体であることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の高粘度物質用ディスペンサーは、この
ような構成にすることにより、開口部から前記高粘度物
質からなる液状塗布材を吐出して、液状塗布材を媒体上
に付着させて塗布する、媒体上への高粘度物質からなる
液状塗布材の形成方法に用いられる高粘度物質用ディス
ペンサーであって、開口部列の幅方向、各位置の開口部
の吐出量のバラツキが小さいものの提供を可能とするも
のである。結果、開口部に目詰まりを起こさず安定的
に、媒体上へ、精細なパターンを高粘度物質からなる液
状塗布材で精度良く形成することを可能とする高粘度物
質用ディスペンサーの提供を可能とする。具体的には、
容器の下部に、孔径50μm〜1mmφ程度の円形また
は多角形のオリフィス、ノズル等の開口部を2個以上有
し、且つ、各開口部の一部または全体を電極として配置
し、1000cps〜1000000cpsの高粘度物
質を液状塗布材として容器内に充填し、これを開口部か
ら吐出する吐出手段と、吐出手段の容器内に充填された
液状塗布材を加圧する加圧手段と、前記吐出手段の開口
部と媒体間にパルス状電圧を印加する電源とを備え、必
要に応じて吐出手段の容器内の液状塗布材に圧力をか
け、開口部に液状塗布材のメニスカスを形成し、各開口
部の電極を介して吐出手段の各開口部と被塗布基材間に
第1の所定のパルス電圧を印加して、開口部に液状塗布
材のメニスカスを縦長に伸長した伸長部を形成した状態
で伸長部先端から、垂れ流すようにして、あるいは、伸
長部を形成した状態で、更に、前記各開口の電極を介し
て吐出手段の各開口部と被塗布基材間に第2の所定のパ
ルス電圧を印加することにより、伸長部の先端よりその
一部を分離して、直接ないし間接的に、被塗布基材に液
状塗布材を付着しながら、且つ、吐出手段を、被塗布基
材に対し相対的に移動させ、被塗布基材の平面上に液状
塗布材を塗布する高粘度物質用ディスペンサーであっ
て、加圧手段は、加圧用の高圧気体の供給口を容器の一
側面に設け、高圧気体を液状塗布材の液面上で該一側面
と対向する側面に向けて導入するものであることによ
り、これを達成している。
【0007】即ち、加圧手段が、加圧用の高圧気体の供
給口を容器の一側面に設け、高圧気体を液状塗布材の液
面上で該一側面と対向する側面に向けて導入するもので
あることにより、開口部列の幅方向、各位置の開口部の
吐出量のバラツキを小さくできる。
【0008】また、メニスカスを縦長に伸長した伸長部
を形成した状態で伸長部先端から、垂れ流すようにし
て、あるいは、伸長部を形成した状態で、更に、前記各
開口の電極を介して吐出手段の各開口部と被塗布基材間
に第2の所定電圧値以上のパルス電圧を印加することに
より、伸長部の先端よりその一部を分離して、直接ない
し間接的に、被塗布基材に液状塗布材を付着させるもの
で、伸長部を開口部の開口よりもはるかに小さい径とす
ることができ、微細な部分への塗布が可能で、径の大き
い粒子を含む高粘度物質であっても対象物上に高精細に
形成させることができる。
【0009】そして、微小な針状物から高粘度物質を媒
体上に落下させて付着させるものであることより、媒体
上への高粘度物質の滴の形成位置の制御を確実なものと
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を基に説
明する。図1(a)は本発明の高粘度物質用ディスペン
サの実施の形態の第1の例の概略構成図で、図1(b)
は図1(a)のA1側から見た図で、図1(c)は図1
(a)のA2側から見た、吐出部への加圧手段からの高
圧気体の供給口を示した図で、図2(a)は本発明の高
粘度物質用ディスペンサの実施の形態の第2の例の概略
構成図で、図2(b)、図2(c)は液状塗布材の媒体
への塗布形態を示した図で、図3は図1、図2に示すデ
ィスペンサの吐出原理を説明するための図、図4はパル
ス電圧の印加と滴化を説明するための図、図5は液状塗
布材の滴化制御を説明するための図で、図6〜図8はパ
ルス電圧の印加と滴化を説明するための図で、図9は液
状塗布材の吐出の際の位置制御の必要性を説明するため
の図である。図1〜図5中、10は液状塗布材(高粘度
物質)、10Sは液面、11は制御部、12は容器、1
3は開口部、14は電極、15は電源、16は被塗布基
材(媒体ないし塗布対象物とも言う)、17はメニスカ
ス、18は伸長部、19は滴、20は針状物、30は吐
出手段、35は加圧手段である。
【0011】先ず、本発明の高粘度物質用ディスペンサ
の実施の形態の第1の例を挙げ、図1に基づいて説明す
る。本例は、プラズマディスプレイパネル(PDPとも
言う)用の蛍光体層を塗布形成するための高粘度物質用
ディスペンサで、容器12の下部に、円形の開口部13
を複数個有し、且つ、開口部13の一部を電極14とし
て配置し、蛍光体からなる高粘度物質を液状塗布材10
として容器12内に充填し、これを開口部13から吐出
する吐出手段30と、吐出手段30の容器12内に充填
された液状塗布材10を加圧する加圧手段35と、吐出
手段30の開口部13と媒体16間にパルス状電圧を印
加する電源15と、これらを関連つけて制御する制御部
11とを備えたもので、加圧手段35は、加圧用の高圧
気体(通常は圧縮空気を使用)の供給口を容器12の一
側面に設け、高圧気体を液状塗布材10の液面10S上
で該一側面と対向する側面に向けて導入するものであ
る。そして、必要に応じて吐出手段30の容器12内の
液状塗布材10に圧力をかけ、開口部13に液状塗布材
10のメニスカスを形成し、各開口部13の電極14を
介して吐出手段30の各開口部13と被塗布基材16間
に第1の所定のパルス電圧を印加して、開口部13に液
状塗布材10のメニスカスを縦長に伸長した伸長部18
を形成した状態で、図1(a)に示すように、伸長部先
端から、垂れ流すようにして、直接、被塗布基材16に
液状塗布材10を付着しながら、且つ、吐出手段30
を、被塗布基材10に対し相対的に移動させ、被塗布基
材16の平面上に液状塗布材10を塗布するものであ
る。あるいはまた、上記のようにして伸長部18を形成
した状態で、更に、各開口13の電極14を介して吐出
手段30の各開口部13と被塗布基材16間に第2の所
定のパルス電圧を印加することにより、伸長部18の先
端よりその一部を分離して、直接、被塗布基材16に液
状塗布材10を付着しながら、且つ、吐出手段30を、
被塗布基材16に対し相対的に移動させ、被塗布基材1
6の平面上に液状塗布材10を塗布するものである。
尚、被塗布基材16は、搬送ロール(図示していない)
等に支持され、矢印の方向に所定の速度で搬送移動され
る。
【0012】次いで、本発明の高粘度物質用ディスペン
サの実施の形態の第2の例を挙げ、図2にづいて説明す
る。本例も、第1の例と同様、プラズマディスプレイパ
ネル(PDPとも言う)用の蛍光体層を塗布形成するた
めの高粘度物質用ディスペンサで、容器12の下部に、
円形の開口部13を複数個有し、且つ、開口部13の一
部を電極14として配置し、蛍光体からなる高粘度物質
を液状塗布材10として容器12内に充填し、これを開
口部13から吐出する吐出手段30と、吐出手段30の
容器12内に充填された液状塗布材10を加圧する加圧
手段35と、吐出手段30の開口部13と媒体16間に
パルス状電圧を印加する電源15とを備えたもので、加
圧手段35は、加圧用の高圧気体(通常は圧縮空気を使
用)の供給口を容器12の一側面に設け、高圧気体を液
状塗布材10の液面10S上で該一側面と対向する側面
に向けて導入するものであるが、本例は、これに加え、
図2(a)に示すように、吐出手段30の各開口部13
と被塗布基材16間の、伸長部18先端近傍に、パルス
電圧を印加時の電気力線を制御するための微小な針状物
20を設けているものである。そして、液状塗布材10
を、伸長部18先端から針状物20に当て、針状物20
から塗布液10を被塗布基材16の面上に落下させて付
着させるものである。本例の場合も、各開口部の電極1
4を介して吐出手段の各開口部13と被塗布基材16間
に第1の所定のパルス電圧を印加して、開口部に液状塗
布材のメニスカスを縦長に伸長した伸長部した後、図2
(b)に示すように、電極14に第2の所定のパルス電
圧をかけて、伸長部18先端より、その一部を分離し
て、これを被塗布基材16に付着させる形態、あるいは
図2(c)に示すように、第2の所定のパルス電圧をか
けずに、液状塗布材10を伸長部18先端から針状物2
0へ垂れ流し、更に、針状物20から被塗布基材16に
垂れ流すようにして付着させる形態がある。針状物20
としては、液状塗布材10をそのまま被塗布基材16へ
落とすため、液状塗布材10をはじくことが好ましく、
表面が、フッ素加工されているか、テフロンまたはパー
フルオロフッ素化合物からなるものが好ましい。
【0013】例えば、伸長部18の先端からその一部を
分離して、液状塗布材10(滴19)を被塗布基材16
に付着させる場合、図1(a)に示すように、図2
(b)に示す針状物20を備えていない場合でも、安定
的に、図9(a)に示すように、被塗布基材16の進行
方向(太線矢印)に沿い、滴19が配列されれば、針状
物20を備えていなくても良いが、実際には、種々の原
因により、伸長部18の先端位置が不安定となり、その
結果、図9(b)に示すように、媒体16の進行方向
(太線矢印)から、ばらついた位置に滴19は付着され
ることとなる。このため、針状物120を設け、滴19
が被塗布基材16に付着する位置を制御するのである。
勿論、図2(c)に示すように針状物20を介して垂れ
流す場合においても、同様に、被塗布基材16に付着す
る位置制御が精度良く行うことができる。
【0014】次に、開口部13から縦長に伸長する液状
塗布材10の伸長部18の形成と、分離について図3、
図4を基に説明する。液状塗布材10が容器12より充
填されたオリフィスの開口部13に所定の圧力を加える
と、先端開口に突出したメニスカス17が形成される。
(図3(a)) この状態で図4に示すように、10Hz〜100kHz
以下の繰り返し周波数での電圧値V1のパルス電圧を電
極14と対象物16間(図4参照)に加えていくと、次
第にメニスカス17が下方へ伸長して伸長部18が生成
される。(図3(b)、図3(c)) 電圧値V1のパルス電圧を繰り返し印加していくと、伸
長部18はあるところで伸ぴなくなる。(図3(d)) この状態は、液状塗布材10の表面張力と、電界及ぴ重
力による下方への引っ張り力とがバランスした状態であ
る。このとき、図4に示すように、電圧値V2のパルス
電圧を印加すると、伸長部l8が延ぴて先端部が切断分
離して、滴(ドットとも言う)が形成される。(図3
(e)) この状態で印加するパルス電圧を電圧値V1に戻すと、
伸長部18が若干収縮して短くなりその状態で安定し、
滴19の形成は行われなくなる。さらに、パルス電圧の
印加を停止すると、液状塗布材10の表面張力によって
伸長部18はさらに又縮し(図3(c)、図3
(b))、図3(a)に示すメニスカス17の状態に復
帰する。尚、上記の例におけるパルス電圧の電圧値V
1、V2は液状塗布材10の種類によって異なるので、
物質の粘度、表面張力、の開口部13の開口径等に応じ
て適宜電圧を変える必要がある。メニスカス17は吐出
させる開口径とほぼ同じ径を有しているが、メニスカス
先端から延ぴた伸長部18の先端は開口径よりはるかに
小さく、伸長部18の先端から分離して形成される滴1
9の径も開口径よりはるかに小さい。このように、大き
な径の開口から、その先端の径が小さい伸長部18、あ
るいは滴19が得られるので、液状塗布材10を前記伸
長部18の先端のから垂れ流して、あるいは分離して、
目的とする媒体に付着させる場合、細線状に、あるいは
狭い領域に付着させることができる。開口部の径を大き
くすることにより100万cps程度の高粘度の液状塗
布材10であっても、上記のように伸長部18を形成し
て、目的とする媒体に付着させることができる。
【0015】滴19の形成は、図4に示すように、電圧
値V2のパルス電圧の立ち上がり、立ち下がりのタイミ
ングで行われ、この場合、1パルスに対して2つの滴1
9が形成されるが、パルス電圧が印加される時間を極端
に小さくしていくと、1パルスに対して1つの滴19が
形成される。勿論、図4では、パルス電圧が印加される
時間が極端に小でない場合である。図4中、丸印は、そ
の時刻(タイミング)で1回の滴化が行われることを示
している。更に、パルス電圧の電圧値の大きさを小さく
していくと、所定の電圧(電圧値Vm)以下で、滴化は
行われなくなる。パルス電圧が印加される時間が極端に
小になった場合には、前述の所定の電圧(電圧値V0)
以上でも、1パルスに対し1つの滴19しか形成されな
いこともあるが、パルス電圧が前述の所定の電圧(電圧
値V0)以上で、且つ、約10msec以上の印加時間
である場合には、印加時間によらず、パルス電圧の立ち
上がり、立ち下がりのタイミングで滴化がそれぞれ行わ
れる。
【0016】したがって、例えば、所定の電圧(電圧値
V0)より大きい、上記電圧値V3のパルス電圧と、所
定の電圧(電圧値Vm)より小さい、電圧値V4のパル
ス電圧を用い、図5のようにかけて、高粘度物質の滴化
を制御することができる。図5中、丸印は、図4と同
様、その時刻(タイミング)で1回の滴化が行われるこ
とを示している。即ち、電圧値V3のパルス電圧の立ち
上がり、立ち下がりのタイミングで滴化を行い、電圧値
V4のパルス電圧の印加により、伸長部18を所定の長
さに保ちもので、電圧値V4のパルス電圧の印加によ
り、電圧値V3のパルス電圧の立ち上がり、立ち下がり
のタイミングで滴化がスムーズに行えるように制御する
ものである。尚、メニスカスの作成は、所定の電圧(図
4の電圧値V1のパルス電圧に相当)をかけて行うが、
必ずしもV1と上記V4とを同じにする必要はないが、
作業上、V1、V4とをVmに近い(Vmよりも小さ
い)、同じ値とすることもある。勿論、図5は、パルス
電圧が印加される時間が極端に小でない場合である。
【0017】尚、図3(d)の状態から、図6に示すよ
うにパルス電圧をかけた場合にも、滴化が見られること
が知られている。尚、図3(d)の状態から、図7に示
すようにパルス電圧をかけた場合にも、滴化が見られる
ことが知られている。また、図3(d)の状態から図8
のようにかけた場合には、滴化がみられないことも知ら
れている。尚、図6〜図8中、丸印は、図4、図5と同
様、その時刻(タイミング)で1回の滴化が行われるこ
とを示している。勿論、図6〜図8においてもは、パル
ス電圧が印加される時間は極端に小ではない。
【0018】このような液状塗布材10の被塗布基材1
6への付着方法は、1000cps〜1000000c
psの高粘度の液状塗布材の媒体16への形成に適用で
き、開口部の径としては50μm〜1mm程度が好まし
い。1000cps以下では対象物上に付着したドット
の形状が維持できないため好ましくなく、また100万
cpsを超えるものでは高粘度物質のノズルヘの充墳が
困難である。また、吐出させる液状塗布材10に含まれ
る粒子の径は、吐出開口径(50μm〜1mm)のl/
10程度まで可能である。
【0019】電源14の出力電圧としては周波数10H
z〜100kHzが適用できる。開口部13の先端か
ら、被塗布基材16までの距離としては0.1mm〜1
0mmが好ましい。
【0020】
【実施例】実施例は、図1に示す第1の例の高粘度物質
用ディスペンサーで、吐出手段30の、500μm φの
開口径を持つ開口部13を215個、PDP用の背面板
の障壁の3ピッチに合わせ、1080μmピッチで23
1. 12mmの幅領域にわたり容器12の下部に設けたも
ので、これを用い、以下の条件にて伸長部18先端から
PDP用の蛍光体を液状塗布材10として、垂れ流しし
て、吐出部30の各位置の開口部13からの吐出量を調
べた。蛍光体としては、Blue:BaMgAl
1017、Eu,Green:Zn2SiO4 ,Mn,R
ed:(Y,Gd)BO3 、Euの蛍光体とバインダー
からなる組成のものを、粘度40000cpsにして用
いた。 (塗布条件) 加圧手段35の圧 1. 5kg/cm2 電源15の電圧 7kv、800Hz 吐出手段30の各位置の開口部13の吐出量は、図11
の丸印5点のようになった。尚、吐出量は相対的な値で
ある。図11の丸印5点の吐出量バラツキは、6%と、
比較例1、比較例2の高粘度物質用ディスペンサーを用
いた場合の吐出量バラツキ、三角印27%, 四角印20
%に比べ格段に小さくなった。尚、比較例1の高粘度物
質用ディスペンサーは、実施例の高粘度物質用ディスペ
ンサーにおいて、加圧手段35の高圧気体供給口を容器
12の上側に変更して1 個(センター部に)設けたもの
で、従来の図10に示す高粘度物質用ディスペンサーに
相当するものである。また、比較例2の高粘度物質用デ
ィスペンサーは、実施例の高粘度物質用ディスペンサー
において、加圧手段35の高圧気体供給口を容器12の
上側変更して2個(幅方向を3分割する位置にそれぞれ
1個)に設けたものである。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上記のよ
うに、開口部から前記高粘度物質からなる液状塗布材を
吐出して、液状塗布材を媒体上に付着させて塗布する、
媒体上への高粘度物質からなる液状塗布材の形成方法に
用いられる高粘度物質用ディスペンサーであって、開口
部列の幅方向、各位置の開口部の吐出量のバラツキが小
さいものの提供を可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の高粘度物質用ディスペン
サの実施の形態の第1の例の概略構成図で、図1(b)
は図1(a)のA1側から見た図で、図1(c)は図1
(a)のA2側から見た、吐出部への加圧手段からの高
圧気体の供給口を示した図である。
【図2】図2(a)は本発明の高粘度物質用ディスペン
サの実施の形態の第2の例の概略構成図で、図2
(b)、図2(c)は液状塗布材の媒体への塗布形態を
示した図である。
【図3】図1、図2に示すディスペンサの吐出原理を説
明するための図
【図4】パルス電圧の印加と滴化を説明するための図
【図5】液状塗布材の滴化制御を説明するための図
【図6】パルス電圧の印加と滴化を説明するための図
【図7】パルス電圧の印加と滴化を説明するための図
【図8】パルス電圧の印加と滴化を説明するための図
【図9】液状塗布材の吐出の際の位置制御の必要性を説
明するための図
【図10】従来の高粘度物質用ディスペンサーの概略構
成図
【図11】吐出量のバラツキを示したグラフ図
【符号の説明】
10 液状塗布材(高粘度物質) 10S 塗布膜 11 制御部 12 容器 13 開口部 14 電極 15 電源 16 被塗布基材(媒体ないし塗布対象物と
も言う) 17 メニスカス 18 伸長部 19 滴 20 針状物 30 吐出手段 35 加圧手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門脇 広幸 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 4F033 AA14 BA01 CA05 DA05 JA07 PA11 PD06 QA01 QC08 4F041 AA05 AA16 AB01 BA05 BA13 BA54 BA56 5C028 FF16 5C040 FA01 FA02 GA03 GG09 JA13 KA20 MA23 MA24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の下部に、孔径50μm〜1mmφ
    程度の円形または多角形のオリフィス、ノズル等の開口
    部を2個以上有し、且つ、各開口部の一部または全体を
    電極として配置し、1000cps〜1000000c
    psの高粘度物質を液状塗布材として容器内に充填し、
    これを開口部から吐出する吐出手段と、吐出手段の容器
    内に充填された液状塗布材を加圧する加圧手段と、前記
    吐出手段の開口部と媒体間にパルス状電圧を印加する電
    源とを備え、必要に応じて吐出手段の容器内の液状塗布
    材に圧力をかけ、開口部に液状塗布材のメニスカスを形
    成し、各開口部の電極を介して吐出手段の各開口部と被
    塗布基材間に第1の所定のパルス電圧を印加して、開口
    部に液状塗布材のメニスカスを縦長に伸長した伸長部を
    形成した状態で伸長部先端から、垂れ流すようにして、
    あるいは、伸長部を形成した状態で、更に、前記各開口
    の電極を介して吐出手段の各開口部と被塗布基材間に第
    2の所定のパルス電圧を印加することにより、伸長部の
    先端よりその一部を分離して、直接ないし間接的に、被
    塗布基材に液状塗布材を付着しながら、且つ、吐出手段
    を、被塗布基材に対し相対的に移動させ、被塗布基材の
    平面上に液状塗布材を塗布する高粘度物質用ディスペン
    サーであって、加圧手段は、加圧用の高圧気体の供給口
    を容器の一側面に設け、高圧気体を液状塗布材の液面上
    で該一側面と対向する側面に向けて導入するものである
    ことを特徴とする高粘度物質用ディスペンサー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、液状塗布材を、吐出
    手段の開口部と被塗布基材間の、伸長部先端近傍に設け
    られた、パルス電圧を印加時の電気力線を制御するため
    の微小な針状物に当て、該微小な針状物から塗布液を被
    塗布基材の面上に落下させて付着させるものであること
    を特徴とする高粘度物質用ディスペンサー。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2において、パルス電圧
    の周波数が10Hz〜100kHzであることを特徴と
    する高粘度物質用ディスペンサー。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3において、吐出手段の
    開口部と媒体間の、媒体に近い位置に、吐出手段の開口
    部と媒体間にパルス電圧を印加する際に発生する電気力
    線を制御する針状物を設けたもので、メニスカスを縦長
    に伸長して形成する伸長部先端より分離された高粘度物
    質を、前記針状物に当てるように配置されていることを
    特徴とする高粘度物質用ディスペンサー。
  5. 【請求項5】 請求項4において、針状物の表面は、フ
    ッ素加工されているか、テフロンまたはパーフルオロフ
    ッ素化合物からなることを特徴とする高粘度物質用ディ
    スペンサー。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5において、高粘度物質
    が蛍光体であることを特徴とする高粘度物質用ディスペ
    ンサー。
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WO2009119226A1 (ja) 2008-03-27 2009-10-01 セントラル硝子株式会社 吸水性物品の製法

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