JP2001134557A - 中国語入力変換処理装置、中国語入力変換処理方法、中国語入力変換処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

中国語入力変換処理装置、中国語入力変換処理方法、中国語入力変換処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2001134557A
JP2001134557A JP31587799A JP31587799A JP2001134557A JP 2001134557 A JP2001134557 A JP 2001134557A JP 31587799 A JP31587799 A JP 31587799A JP 31587799 A JP31587799 A JP 31587799A JP 2001134557 A JP2001134557 A JP 2001134557A
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海濤 雷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダブルピンインの入力に不慣れなユーザでも、
ダブルピンインとして正しい入力を行って変換結果を得
ることができるようにする。 【解決手段】ダブルピンイン入力モードが設定されてい
る状態で、入力部21から文字列を入力しているとき
に、対応関係表示指示キー21bを押下すると、制御部
22はピンイン対応参照処理部25を起動して、当該入
力文字列に続けて入力可能なダブルピンイン文字列とそ
れに対応したピンイン文字列をキー配列テーブル26か
ら抽出する。これらの文字列は出力部28を通じてユー
ザに提示される。これにより、入力中にダブルピンイン
のキー配列が分からなくなっても、入力すべき文字列を
ピンイン文字列と共に確認した上で、正しく入力するこ
とができ、所望の中国語漢字を変換結果として得ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中国語文書の作成
に用いられる中国語ワードプロセッサ等の中国語入力変
換処理装置に係り、特にダブルピンイン入力方式を用い
て中国語の読みを入力して変換を行う場合に用いて好適
な中国語入力変換処理装置と、この中国語入力変換処理
装置に用いられる中国語入力変換処理方法、中国語入力
変換処理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】中国語の入力方法は、字形情報を利用す
る入力方法(字形入力方法)と字音情報を使用する入力
方法(字音入力方法)の2つに大きく分類することがで
きる。前者の字形情報とは、漢字の形から得られる情報
のことであり、部首、筆画、画数などに相当する。後者
の字音情報とは、漢字の読みから得られる情報である。
字音入力方法では、漢字の読みを音韻的に分解した声
母、介音、韻部、声調や、これらの組み合わせからなる
字音情報(以下、ピンインと称す)がよく使われる。
【0003】ピンイン入力方法には、主にピンインとい
う表音記号が使われ、ピンインはアルファベット26文
字と、u(実際の表記はuの上に¨が付加された文
字)、e(実際の表記はeの上に^が付加された文字)
を使って中国語すべての音節を表すものである。
【0004】すなわち、中国語では、1つの漢字の発音
は必ず1音節になっている。1つの音節はさらに「声
母」と呼ばれる先頭子音(音節の先頭にくる子音)と、
「韻母」と呼ばれる「声母」を除いた部分(母音、二重
母音、鼻音化母音などがある)とで構成されている。ま
た、音節の抑揚を表わす「四声」と呼ばれる声調(日本
語のアクセントに似たようなもの)があり、1つの音節
は声母、韻母と四声の3要素から構成される。
【0005】声母の例:b,p,m,f,d,t,n,
l,zh,ch,sh,… 韻母の例:a,o,e,i,u,ai,en,ang,
iong,… 字音入力方法は、このような声母と韻母をピンインで入
力する方法である。ピンインは近年基礎教育で学べるの
で、ピンインによる字音入力方法は習得しやすい入力方
法といえる。しかし、ピンイン入力の場合、1音節入力
するのに多数のキーを入力しなければならないため、入
力効率が悪いといった問題がある。例えば、「床」と変
換するため、ピンインで音節を入力すると、「chua
ng」と6キー打たなければならない。
【0006】この問題を解決するため、ダブルピンイン
という入力方式が考えられている。ダブルピンイン入力
方式とは、音節の要素である声母と韻母にそれぞれ1キ
ーずつ割り当て、2キーで1音節を入力する方法であ
る。このダブルピンイン入力を用いて、先ほどの「床」
を入力するには、「uh」と2キー入力すれば済む。な
お、「chuang」の声母は「ch」、韻母は「ua
ng」であり、ダブルピンイン入力の場合、一打鍵目の
「u」キーに声母「ch」が、2打鍵目の「h」キーの
韻母に「uang」が割り当たっている。そのため、
「uh」で「chuang」を入力することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したダブルピンイ
ンは簡単に言えば、声母(子音部)は一打鍵、韻母(母
音部)は一打鍵で、ちょうど2回(ダブル)の打鍵によ
り一漢字分の読み(ピンイン)を入力することである。
日本語ローマ字入力の打鍵(子音、母音は各一打鍵→仮
名一文字分)と似ている。
【0008】ここで、ダブルピンイン入力方式はキータ
ッチが少なく、より速く入力できるといった利点があ
る。しかし、一般的に使用する標準中国語の読みである
ピンインとは異なるキー配列(文字列の構成)をとって
いるため、そのキー配列を覚えるのに多大な労力を必要
とし、ダブルピンインのキー配列を習得していないユー
ザにとっては使いづらいといった欠点がある。従来、こ
のようなダブルピンイン入力方式に関し、ダブルピンイ
ンとして入力された文字列の声母(子音部)と韻母(母
音部)の正誤チェックを行うものはあったが、その入力
自体をサーポートするものはなかった。
【0009】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、ダブルピンインの入力に不慣れなユーザでも、ダ
ブルピンインとして正しい入力を行って変換結果を得る
ことのできる中国語入力変換処理装置、中国語入力変換
処理方法、中国語入力変換処理プログラムを記録した記
録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、文字列をピン
イン及びダブルピンインのいずれか一方で選択的に入力
可能な中国語入力変換処理装置において、ダブルピンイ
ン文字列の入力中に、ピンイン対応を指示することによ
り、現在入力中の文字列に続けて入力可能なダブルピン
イン表記の文字列をそれに対応したピンイン表記の文字
列と共に提示する機能を備えたものである。
【0011】このような中国語入力変換処理装置によれ
ば、ダブルピンイン文字列を入力中にダブルピンインの
キー配列(文字列の構成)が分からなくなった場合に、
所定のファンクションキー等の押下によりピンイン対応
を指示することで、当該入力文字列に続けて入力可能な
ダブルピンイン表記の文字列をピンイン表記の文字列と
共に確認することができる。したがって、ダブルピンイ
ン入力に不慣れなユーザでも簡単にダブルピンイン入力
を行うことができる。
【0012】また、本発明は、文字列をピンイン及びダ
ブルピンインのいずれか一方で選択的に入力可能な中国
語入力変換処理装置において、文字列入力中に入力モー
ドの変更指示することにより、当該入力文字列をピンイ
ン及びダブルピンインのいずれかの表記として処理して
いたものを他方の表記として処理する機能を備えたもの
である。
【0013】このような中国語入力変換処理装置によれ
ば、文字列を入力中に所定のファンクションキー等の押
下により入力モードの変更を指示することで、ダブルピ
ンインからピンイン、または、ピンインからダブルピン
インに切り替えて文字列を入力することができる。
【0014】また、本発明は、文字列をピンイン及びダ
ブルピンインのいずれか一方で選択的に入力可能な中国
語入力変換処理装置において、ピンイン文字列入力中
に、ダブルピンイン対応を指示することにより、現在入
力中の文字列に対応したダブルピンイン表記の文字列を
提示する機能を備えたものである。
【0015】このような中国語入力変換処理装置によれ
ば、ピンイン文字列を入力中に所定のファンクションキ
ー等の押下によりダブルピンイン対応を指示すること
で、当該入力文字列に対応したピンイン表記の文字列を
確認することができる。したがって、ピンイン入力をし
ながら、それに対応したダブルピンインの表記を学習す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0017】(第1の実施形態)図1は本発明の中国語
入力変換処理装置のシステム構成を示すブロック図であ
る。本装置は、字音入力方式にて中国語漢字の読みを入
力して漢字に変換するものであり、中国語漢字の読みを
表わすピンインの子音部と母音部をそれぞれ一打鍵で入
力するダブルピンイン入力方式を備えている。
【0018】なお、本実施形態における中国語入力変換
処理装置は、例えば磁気ディスク等の記録媒体に記録さ
れたプログラムを読み込み、このプログラムによって動
作が制御されるコンピュータによって実現される。
【0019】図1に示すように、本実施形態における中
国語入力変換処理装置は、CPU11、メモリ12、入
力装置13、表示装置14、外部記憶装置15、印刷装
置16、通信装置17によって構成される。
【0020】CPU11は、本装置の動作全体を制御す
るものであり、メモリ12に格納されたプログラムの起
動で動作する。なお、メモリ12に格納されたプログラ
ムに基づいて実現される機能としては、アプリケーショ
ンプログラムによるワードプロセッサ等がある。
【0021】メモリ12は、例えばROMやRAMから
なり、本装置で使用される各種プログラムやフォント
(中国語フォントを含む)等のデータを格納する。この
メモリ12には、ワードプロセッサを実現するアプリケ
ーションプログラムなどのプログラムデータを格納する
ためのプログラム領域12aの他、入力バッファ12
b、候補バッファ12c、文書バッファ12dなどが設
けられている。
【0022】入力バッファ12bは、文書作成のために
入力された中国語漢字の読みを表わす文字列を格納す
る。候補バッファ12cは、入力文字列に基づくピンイ
ン漢字変換によって得られた中国語漢字の変換候補を格
納する。文書バッファ12dは、中国語漢字で構成され
た文書データを格納する。
【0023】入力装置13は、例えばキーボードからな
り、本装置に対する指示やデータの入力を行うものであ
り、中国語の読み表記であるピンインの入力や、その入
力されたピンインに対するピンイン漢字変換指示(「変
換」キーの操作による指示)などを行うためのものであ
る。
【0024】表示装置14は、例えばCRT (Cathode
Ray Tube) やLCD (Liquid Crystal Display) からな
り、入力装置13を通じて入力された文字列や変換結果
等を表示する。
【0025】外部記憶装置15は、例えばHDD (Hard
Disk Drive)やCD−ROM(Compact Disc Read Only
Memory)からなり、各種プログラムや文書などのデータ
を保存する。この外部記憶装置15には、ワードプロセ
ッサを実現するためのアプリケーションプログラムの
他、ピンイン漢字変換処理で使用する辞書などのデータ
も含まれる。
【0026】印刷装置16は、文書の印刷等を行うため
に用いられる。この印刷装置16としては、本装置に内
蔵されたものでも、外付けにて接続されるものでも良
い。また、通信装置17は、例えば構内LAN (Local
Area Network) や通信ネットワーク等を介して外部装置
とのデータの送受信制御を行う。
【0027】次に、図1に示すシステム構成によって実
現される中国語入力変換処理装置の機能構成について説
明する。
【0028】図2は図1のシステム構成によって実現さ
れる中国語入力変換処理装置の機能構成を示すブロック
図である。図2に示すように、本装置は、入力部21、
制御部22、辞書検索部23、中国語辞書24、ピンイ
ン対応参照処理部25、ピンイン対応テーブル26、ピ
ンイン切替え判断処理部27、出力部28を有する。
【0029】入力部21は、変換対象とする文字列の入
力や変換指示等を行うものであり、図1の入力装置13
に相当する。この入力部21には、文字列を入力するた
めの文字キー、数字キー等の他に、ここでは特定のファ
ンクションキーとして、ピンイン漢字変換を指示するた
めの変換キー21aや、ピンイン対応関係の表示を指示
するための対応関係表示指示キー21b、大文字/小文
字の切替えを指示するためのシフトキー21c等が設け
られている。
【0030】制御部22は、本装置全体の制御を行うも
のであり、図1のCPU11に相当する。この制御部2
2には、入力ピンインから該当する中国語漢字への変換
を司る変換エンジンが含まれる。
【0031】辞書検索部23は、ピンイン漢字変換時に
ピンインを読みとした見出し(中国語漢字)を中国語辞
書24から検索する処理を行う。この辞書検索部23
は、ピンイン対応参照処理部25、ピンイン切替え判断
処理部27と共に図1のCPU11の処理を示したもの
である。中国語辞書24には、各単語毎に中国語のピン
イン表記の読み、見出し(中国語漢字)、品詞などの情
報が登録されている(図3参照)。この単語辞書24
は、例えば標準辞書として図1の外部記憶装置15に格
納される。
【0032】ピンイン対応参照処理部25は、入力文字
列に基づいて対応テーブル26を参照する処理を行う。
この対応テーブル26は、ピンインとダブルピンインと
の対応関係をテーブルの形で記述したものであり(図7
参照)、例えば中国語辞書24と共に図1の外部記憶装
置15に格納される。ピンイン切替え判断処理部27
は、ダブルピンイン入力モードで入力された文字列をピ
ンイン表記の文字列として受け付けるための判断を行
う。
【0033】出力部28は、入力文字列や変換結果等を
出力するためのものであり、図1の表示装置14に相当
する。
【0034】図3は中国語辞書24の構成を示す図であ
る。
【0035】中国語辞書24には、各単語毎に中国語の
ピンイン読み、見出し、品詞など、ピンイン漢字変換処
理に必要な情報が登録されている。図2の例では、「s
hi」という読みで、「是」,「世」,「時」,
「石」,「室」,…といった中国語漢字が見出しとして
登録されている。また、「xiong」という読みで、
「胸」,「熊」,「兄」,「凶」,「雄」,…といった
中国語漢字が見出しとして登録されている。この中国語
辞書24には、読みはすべてピンイン表記で登録されて
いる。
【0036】ここで、ピンインについて簡単に説明して
おく。
【0037】中国語では、中国音を表すのにピンインと
呼ばれる表音記号を使っている。ピンインはアルファベ
ット26文字とu、eを使って中国語すべての音節を表
すものである。1つの音節は、基本的には「声母」と
「韻母」からなる。「声母」とは、音節の先頭にくる子
音のことであり、図4に示すように21種類定義されて
いる。「韻母」とは、音節中の声母を除いた部分であ
り、図5に示すように35種類定義されている(実際に
は、その他にer等がある)。
【0038】中国音では、一般に1音節は1つの声母と
1つの韻母との組み合わせからなるが、実際にはあり得
ない組み合わせもあるため、約400種類となる。図6
に声母と韻母の組み合わせからなる音節の種類の一部を
示す。図中の「○」で示される組み合わせが現代中国語
の標準音として使われているものである。なお、図6に
は一部の組み合わせのみ示すが、実際にはさらに多数の
組み合わせが存在する。
【0039】このような声母と韻母の組み合わせ文字列
をアルファベットですべて入力する方法をピンイン入力
方式(以下、フルピンイン入力方式と称す)と呼ぶ。一
方、フルピンインによる入力方式とは別にダブルピンイ
ンと呼ばれる入力方式がある。これは、音節の要素であ
る声母と韻母にそれぞれ1キーずつ割り当て、2キーで
1音節を入力する方法である。例えば、ピンインで「c
huang」の声母は「ch」、韻母は「uang」で
あるが、ダブルピンインでは、一打鍵目の「u」キーに
声母「ch」が、2打鍵目の「h」キーの韻母に「ua
ng」が割り当たっている。そのため、「uh」で「c
huang」を入力することができる。
【0040】図7にダブルピンインによる声母と韻母の
組み合わせの一部を示す。上記ピンイン対応テーブル2
6には、このようなダブルピンインによる声母と韻母の
組み合わせ規則が予め記憶されている。中国語漢字の読
みをダブルピンインで入力する場合には、このダブルピ
ンイン規則に従った入力が必要となる。
【0041】上述したように、中国語では、1つの漢字
の発音は必ず1音節になっている。1つの音節はさらに
「声母」と呼ばれる先頭子音(音節の先頭にくる子音)
と、「韻母」と呼ばれる「声母」を除いた部分(母音、
二重母音、鼻音化母音などがある)とで構成されてい
る。また、音節の抑揚を表わす「四声」と呼ばれる声調
(日本語のアクセントに似たようなもの)があり、1つ
の音節は声母、韻母と四声の3要素から構成される。
【0042】表記上では日本語ローマ字の子音母音と違
い、ローマ字母の長さが一定ではないことが特徴の1つ
である。従って、中国語の漢字のピンイン表記を例で表
してみると、図8のようになる。この図8の例から分か
るように、ピンインの表記は文字列の長さが一定ではな
い。長い場合は6文字(xiong)もあることから、
ピンイン文字列を少なく(短く)入力した漢字変換が求
められる。ダブルピンインの入力方法はその一つであ
る。
【0043】ダブルピンインは簡単に言えば、声母(子
音部)は一打鍵、韻母(母音部)は一打鍵で、ちょうど
2回(ダブル)の打鍵により一漢字分の読み(ピンイ
ン)を入力することである。日本語ローマ字入力の打鍵
(子音、母音は各一打鍵→仮名一文字分)と似ている。
図9にダブルピンインの一例を示す。
【0044】ダブルピンインの入力方法はキータッチが
少なくより速く入力できる半面、一般的に使用する標準
中国語の読みであるピンインと異なるキー配列を採って
いるため、キー配列を覚えるのに多大な労力を費やすば
かりでなく、文章の流れを考えながら入力することを妨
げる場合がある。
【0045】そこで、本発明の第1の実施形態では、ダ
ブルピンイン入力方式を用いて中国語の文章を入力する
際に、入力時にダブルピンインのキー配列をユーザに提
示するようなサーポート機能を提供するものである。
【0046】以下に、第1の実施形態としての処理動作
について説明する。
【0047】図2において、入力部21から入力された
ピンイン文字列は、制御部22を介して辞書検索部23
に与えられる。ここで、ユーザから変換キー21aの押
下により変換指示が出されると、辞書検索部23では、
入力されたピンイン文字列を読みとして中国語辞書24
を検索し、該当する中国語漢字の見出しを変換候補とし
て抽出する。制御部22はこの辞書検索部23から得ら
れた変換候補を入力文字列に対する変換結果として出力
部28を通じてユーザに提示する。
【0048】以上はフルピンイン入力方式を用いた場合
での基本的な入力−変換のプロセスである。ここで、ダ
ブルピンイン入力方式を用いる場合には、中国語のピン
イン文字列と異なるキー配列の文字列を入力する必要が
ある。ダブルピンインはあくまで計算機上に簡便に文字
を入力するための手段であり、本来の中国語読み表記で
はないため、なかなか使いこなすことはできない。そこ
で、ダブルピンイン入力時に所定のタイミングでユーザ
にダブルピンインとフルピンインとの対応関係を提示す
ることでダブルピンインの入力をサポートする。
【0049】図10を参照して具体的に説明する。
【0050】ダブルピンイン入力モードが設定されてい
る状態で、図10(a)に示すように、ユーザが「s」
といった文字を入力したが、それに続くダブルピンイン
のキー配列(文字列)が分からなかったとする。このよ
うな場合に、入力部21に設けられた対応関係表示指示
キー21bを押下すると、図10(b)に示すように、
既に入力済みの文字列に続けて入力可能なダブルピンイ
ン表記の文字列(以下、ダブルピンイン文字列と称す)
の候補がそれらに対応したフルピンイン表記の文字列
(以下、フルピンイン文字列と称す)と共にピンイン対
応画面31に表示される。
【0051】この場合の表示方法については様々な方法
があるが、ここではプルダウンメニューの形式でピンイ
ン対応画面31を表示するものとする。また、その表示
指示を行うための対応関係表示指示キー21bとして
は、例えばキーボード上のファンクションキー「Fx」
(xは任意の数字)を用いることができる。
【0052】上記の例では、「s」といった文字が入力
されているので、「sa」,「se」,「si」,「s
u」といった1文字の韻母からなるダブルピンイン文字
列がが挙げられている。なお、1文字韻母では、ダブル
ピンインとフルピンインとで同じ文字列となる。また、
2文字の韻母からなるダブルピンイン文字列とそれに対
応するフルピンイン文字列や、3文字の韻母からなるダ
ブルピンイン文字列とそれに対応するフルピンイン文字
列を確認することができる。
【0053】例えば、ピンイン対応画面31に設けられ
た「2文字韻母」といった項目をマウス等でクリックす
ると、図10(c)に示すような2文字韻母用のピンイ
ン対応画面32が階層表示される。このピンイン対応画
面32にて、入力文字「s」を含んだ2文字韻母のダブ
ルピンイン文字列が「ss」,「sf」,「sd」,
「sr」,「sp」,「sv」,「sz」,「so」で
あり、それらに対応したフルピンイン文字列が「sa
i」,「san」,「sao」,「sen」,「so
u」,「sui」,「sun」,「suo」であること
を確認することができる。図中の括弧内の文字列はフル
ピンインである。
【0054】次に、図11を参照して第1の実施形態の
動作について説明する。
【0055】図11は第1の実施形態における変換処理
動作を示すフローチャートである。
【0056】まず、入力モードとして、ダブルピンイン
入力モードを設定しておく(ステップA11)。なお、
入力モード(フルピンイン入力モード/ダブルピンイン
入力モード)は、例えば図示せぬ環境設定画面などにお
いて、ユーザが任意に設定できるものとする。
【0057】ダブルピンイン入力モードが設定された状
態で、入力部21を通じて変換対象となる文字列(アル
ファベット)が入力されると、制御部22はその入力文
字列を図1に示す入力バッファ12bに保持しておき、
次の指示を待つ(ステップA12)。
【0058】ここで、文字列の入力中に入力部21に設
けられた対応関係表示指示キー21bの押下により対応
関係表示が指示された場合には(ステップA13のYe
s)、制御部22はピンイン対応参照処理部25を起動
し、ピンイン対応テーブル26を参照して当該入力文字
列に対応したダブルピンイン文字列をフルピンイン文字
列と共に出力部28に表示する(ステップA14)。
【0059】詳しくは、入力文字列に続けて入力可能な
ダブルピンイン文字列(入力文字列を含んだダブルピン
イン文字列)をピンイン対応テーブル26から検索し、
該当するダブルピンイン文字列があれば、そのダブルピ
ンイン文字列と共に当該文字列に対応したフルピンイン
文字列を抽出し、図10(b)に示すようなピンイン対
応画面31にて表示する。この場合、各文字列を「1文
字韻母」、「2文字韻母」、「3文字韻母」で分類し、
まず、図10(b)に示すように、「1文字韻母」に属
するダブルピンイン文字列をフルピンイン文字列と対応
させて所定の形式で表示した後、図10(c)に示すよ
うに、ユーザの選択操作に伴い「2文字韻母」または
「3文字韻母」を表示する。「1文字韻母」では、ダブ
ルピンインとフルピンインとは同じ文字列である。例え
ば、入力文字「s」に対して表示される「sa」,「s
e」,「si」,「su」はダブルピンインとフルピン
インの両方の文字列を表している。なお、ダブルピンイ
ン文字列は基本的に2文字で構成されるため、通常は、
初めの1文字目が入力された時点でピンイン対応関係の
表示が指示されることになる。
【0060】このようなピンイン対応関係の表示によ
り、ユーザはダブルピンインとして入力すべきキー配列
を基本的な入力方法であるフルピンインのキー配列と対
比させて確認することができる。確認後、所定の操作で
ピンイン対応画面31を消し、ダブルピンインのキー配
列に従って文字列を続けて入力する(実際にはダブルピ
ンインとして2文字分の入力を行うことになる)。
【0061】文字列の入力後、ユーザが入力部21に設
けられた変換キー21aを押下してピンイン漢字変換を
指示すると(ステップA15のYes)、制御部22は
当該入力文字列を辞書検索部23に与えてピンイン漢字
変換処理を行う(ステップA16)。その場合、当該入
力文字列はダブルピンイン文字列であるため、ピンイン
対応テーブル26を参照して、そのダブルピンイン文字
列をフルピンイン文字列に置換するといった処理が必要
となる。辞書検索部23では、この置換後のフルピンイ
ン文字列を読みとして、該当する見出し(中国語漢字)
を中国語辞書24から検索し、これを当該入力文字列に
対する変換候補として抽出して制御部22に渡す。
【0062】制御部22はこの辞書検索部23から得ら
れた変換候補を保持した後、出力部28を通じて表示す
る(ステップA17)。なお、実際には変換候補は図1
に示す候補バッファ12cに保持された後、ユーザの候
補選択操作に従って第1候補から順に表示される。
【0063】このように、第1の実施形態によれば、ダ
ブルピンイン入力時にダブルピンインとフルピンインと
の対応関係を確認することができる。したがって、ダブ
ルピンインの入力に不慣れなユーザであっても、フルピ
ンインからダブルピンインのキー配列を判断して正しい
入力を行うことができ、所望の中国語漢字を変換結果と
して容易に得ることができるようになる。
【0064】なお、上記第1の実施形態では、対応関係
表示指示キー21bといった特定のキーを入力すること
により、ピンイン対応関係の表示を明示的に指示するよ
うにしたが、例えば所定時間経過しても次の入力がない
ことを条件として、ピンイン対応関係を自動的に表示す
るような構成も可能である。さらに、このような自動表
示の有無をユーザが任意に設定できるようにしても良
い。
【0065】また、ピンイン対応関係が表示された状態
で、その中から所望のダブルピンイン文字列をユーザに
選択させ、その選択されたダブルピンイン文字列を入力
文字列に基づいてピンイン漢字変換処理を行うような構
成も可能である。
【0066】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。
【0067】上記第1の実施形態では、ダブルピンイン
のキー配列をフルピンインと対応させてユーザに提示す
るだけであったが、ここでは、ダブルピンインの入力状
態でフルピンインでの入力を可能とするものである。す
なわち、通常はダブルピンインとフルピンインはそれぞ
れ別の入力モードであり、ダブルピンインからフルピン
インに変更して入力する場合には、所定の操作により入
力モード画面を表示し、その中で入力モードを切替える
といったような繁雑な操作が必要となる。第2の実施形
態では、このような切替え操作を省いて、ダブルピンイ
ン入力状態のままでフルピンインでも入力可能とするも
のである。
【0068】図12を参照して具体的に説明する。
【0069】ここでは、アルファベットの小文字がダブ
ルピンイン、大文字がフルピンインとして定義されてい
るものとして説明する。
【0070】今、ダブルピンイン入力モードが設定され
ている状態で、図12(a)に示すように、ユーザが
「s」といった文字を入力したが、それに続くダブルピ
ンインのキー配列(文字列)が分からなかったため、フ
ルピンインによる入力に切り替えようとしたとする。こ
のような場合に、小文字から大文字に文字種をシフトし
て、図12(b)に示すように「sOU」として入力す
る。この文字種のシフトは、入力部21に設けられたシ
フトキー21cを押下することで行う。小文字から大文
字にシフトすると、それ以降の入力された文字列はフル
ピンインとして解釈される。
【0071】すなわち、入力文字列「sOU」の「O
U」の部分が大文字であるため、それを「フルピンイン
に切り替える」という指示と見なす。そして、辞書検索
の際に入力文字列「sOU」をフルピンイン文字列「s
ou」と読み替えてピンイン漢字変換を行う。これによ
り、図12(c)に示すような変換結果が表示される。
図中の41は同音語一覧画面であり、同音語一覧表示の
指示があった場合に表示される。ダブルピンインで「s
ou」といった入力文字列では、このような変換結果は
得られない。
【0072】なお、フルピンイン入力の文字列はすべて
大文字でなくても、例えば「sOu」といったように先
頭の1文字だけを大文字にし(フルピンイン開始という
指示と見なす)、その後に小文字を入力することでも良
い。
【0073】次に、図13を参照して第2の実施形態の
動作について説明する。
【0074】図13は第2の実施形態における変換処理
動作を示すフローチャートである。
【0075】まず、入力モードとして、ダブルピンイン
入力モードを設定しておく(ステップB11)。なお、
入力モード(フルピンイン入力モード/ダブルピンイン
入力モード)は、例えば図示せぬ環境設定画面などにお
いて、ユーザが任意に設定できるものとする。また、ダ
ブルピンイン入力モードでは、文字列の入力にアルファ
ベットの小文字を使用するものとする。
【0076】ダブルピンイン入力モードが設定された状
態で、入力部21を通じて変換対象となる文字列(アル
ファベット)が入力されると、制御部22はその入力文
字列を図1に示す入力バッファ12bに保持しておき、
次の指示を待つ(ステップB12)。
【0077】ここで、入力中に入力部21に設けられた
対応関係表示指示キー21bの押下により対応関係表示
が指示された場合には(ステップB13のYes)、上
記第1の実施形態と同様に、制御部22はピンイン対応
参照処理部25を通じてピンイン対応テーブル26を参
照して、当該入力文字列に対するダブルピンインとフル
ピンインとの対応関係を出力部28に表示する(ステッ
プB14)。
【0078】上記第1の実施形態で説明したように、こ
のピンイン対応関係の表示により、ユーザはダブルピン
インとして入力すべきキー配列を基本的な入力方法であ
るフルピンインのキー配列と対比させて確認することが
でき、そのダブルピンインのキー配列に従って文字列を
続けて入力できる。
【0079】一方、このようなピンイン対応関係の表示
をせずに、フルピンインで入力したい場合には、入力部
21に設けられたシフトキー21cを押下して文字種を
小文字から大文字へシフトする。この小文字から大文字
へのシフト操作があると、制御部22では入力モードの
切替え指示があったものと判断し(ステップB15のY
es)、入力文字列をフルピンインとして解釈する(ス
テップB16)。
【0080】文字列の入力後、ユーザが入力部21に設
けられた変換キー21aを押下してピンイン漢字変換を
指示すると(ステップB17のYes)、制御部22は
当該入力文字列を辞書検索部23に与えてピンイン漢字
変換処理を行う(ステップB18)。この場合、入力文
字列がフルピンインとして解釈されているか否かによっ
て処理が異なる。
【0081】すなわち、入力中に小文字から大文字への
シフト操作がなかった場合には、当該入力文字列はダブ
ルピンイン文字列である。したがって、ピンイン対応テ
ーブル26を参照して、そのダブルピンイン文字列をフ
ルピンイン文字列に置換するといった処理が必要とな
る。辞書検索部23では、この置換後のフルピンイン文
字列を読みとして、該当する見出し(中国語漢字)を中
国語辞書24から検索し、これを当該入力文字列に対す
る変換候補として抽出して制御部22に渡す。一方、入
力中に小文字から大文字へのシフト操作があった場合に
は、当該入力文字列はフルピンイン文字列である。した
がって、上記のようなダブルピンインからフルピンイン
への置換処理を行うことなく、当該入力文字列をフルピ
ンイン文字列として辞書検索部23に与える。辞書検索
部23では、このフルピンイン文字列を読みとして、該
当する見出し(中国語漢字)を中国語辞書24から検索
し、これを当該入力文字列に対する変換候補として抽出
して制御部22に渡す。
【0082】詳しくは、上記ステップB16において、
入力文字列をフルピンインとして解釈した場合には、そ
の旨を示すフラグをセットしておき、ピンイン漢字変換
の際に、このフラグの状態からダブルピンインかフルピ
ンインかを判断して、ダブルピンインであれば前者の変
換処理を実行し、フルピンインであれば後者の変換処理
を実行することになる。
【0083】制御部22はこの辞書検索部23から得ら
れた変換候補を保持した後、出力部28を通じて表示す
る(ステップB19)。なお、実際には変換候補は図1
に示す候補バッファ12cに保持された後、ユーザの候
補選択操作に従って第1候補から順に表示される。
【0084】このように、第2の実施形態によれば、ダ
ブルピンイン入力時に小文字から大文字へ文字種をシフ
トするだけで、フルピンインでの入力が可能となる。し
たがって、入力モードの切り替え操作を必要とせずに、
現在の入力状態のままで文字列を続けて入力することが
できる。
【0085】なお、上記第2の実施形態では、小文字か
ら大文字へのシフト操作があったときに、入力文字列を
フルピンインとして受け付けるようにしたが、大文字か
ら小文字へのシフト操作や特定のファンクションキーの
操作があったときに、入力文字列をフルピンインとして
受け付けるような構成も可能である。
【0086】また、上記第2の実施形態では、上記第1
の実施形態で説明したピンイン対応関係の表示処理(ス
テップB13,B14)を含めて説明したが、このピン
イン対応関係の表示処理は必ずしも必要なものではな
く、その表示処理を除いて構成することでも良い。
【0087】また、ダブルピンインからフルピンインピ
ンへの変更に限らず、上記同様の手法にて、フルピンイ
ンからダブルピンインへの入力変更も可能である。
【0088】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。
【0089】上記第1の実施形態では、ダブルピンイン
で入力された文字列に対し、その入力文字列に対応した
フルピンイン文字列をユーザに提示するようにしたが、
ここでは、フルピンインで入力された文字列に対し、そ
の入力文字列に対応したダブルピンイン文字列をユーザ
に提示することを特徴とする。
【0090】図14を参照して具体的に説明する。
【0091】ダブルピンイン入力モードが設定されてい
る状態で、上記第2の実施形態で説明したようなシフト
操作または特定の特定のファンクションキーの操作によ
り、フルピンイン入力可能な状態にする。フルピンイン
入力可能な状態では、図14(a)に示すように、ユー
ザが「S」といった文字を入力した後、それに続く文字
列をフルピンインで入力することができる。
【0092】ここで、1文字分(1音節分)の文字列の
入力後、入力部21に設けられた対応関係表示指示キー
21bを押下してピンイン対応関係の表示を指示する
と、図14(b)に示すように、そのときの入力文字列
(フルピンイン)に対応したダブルピンイン文字列がピ
ンイン対応画面51に表示される。この例では、「SA
NG」といったフルピンイン文字列に対するダブルピン
イン文字列として、「sg」が表示されている。
【0093】なお、このようなピンイン対応関係の表示
方法としては様々な方法(I/F)が考えられる。例え
ば、1音節分の入力をしなくとも、図14(c)に示す
ように、ワイルドカード(*)を入力することで、既に
入力済みの文字列に続けて入力可能なフルピンイン文字
列(入力文字列を含むフルピンイン文字列)の候補をダ
ブルピンイン文字列と共にピンイン対応画面51に表示
することも可能である。例えば、「S」といった文字の
入力に対しては、「sa」,「se」,「si」,「s
u」…といったフルピンイン文字列の候補がそれらに対
応したダブルピンイン文字列と共に表示される。図中の
括弧内の文字列はダブルピンインである。
【0094】次に、図15を参照して第3の実施形態の
動作について説明する。
【0095】図15は第3の実施形態における変換処理
動作を示すフローチャートである。
【0096】まず、入力モードとして、ダブルピンイン
入力モードを設定しておく(ステップC11)。なお、
入力モード(フルピンイン入力モード/ダブルピンイン
入力モード)は、例えば図示せぬ環境設定画面などにお
いて、ユーザが任意に設定できるものとする。また、ダ
ブルピンイン入力モードでは、文字列の入力にアルファ
ベットの小文字を使用するものとする。
【0097】ダブルピンイン入力モードが設定された状
態で、入力部21を通じて変換対象となる文字列(アル
ファベット)が入力されると、制御部22はその入力文
字列を図1に示す入力バッファ12bに保持しておき、
次の指示を待つ(ステップC12)。
【0098】ここで、ユーザがダブルピンインのキー配
列が分からず、フルピンインで入力したい場合には、力
部21に設けられたシフトキー21cを押下して文字種
を小文字から大文字へシフトする。この小文字から大文
字へのシフト操作があると、上記第2の実施形態と同様
に、制御部22では入力モードの切替え指示があったも
のと判断し(ステップC13のYes)、入力文字列を
フルピンインとして解釈する(ステップC14)。
【0099】また、フルピンイン入力可能な状態におい
て、ユーザが入力部21に設けられた対応関係表示指示
キー21bを押下してピンイン対応関係の表示を指示す
ると(ステップC15のYes)、制御部22はピンイ
ン対応参照処理部25を通じてピンイン対応テーブル2
6を参照して、当該入力文字列に対するフルピンインと
ダブルピンインとの対応関係を出力部28に表示する
(ステップC16)。
【0100】詳しくは、例えば1音節分の文字列がフル
ピンインで入力された時点で表示指示があったとする
と、そのピンイン文字列に対応したダブルピンイン文字
列をピンイン対応テーブル26から検索し、これを図1
4(b)に示すようなピンイン対応画面51にて表示す
る。例えば、「SANG」といったフルピンイン文字列
に対しては「sg」といったダブルピンイン文字列が表
示されることになる。
【0101】また、文字列の入力途中で表示指示があっ
たとすると、まず、そのときの入力文字列に続けて入力
可能なフルピンイン文字列(入力文字列を含んだフルピ
ンイン文字列)をピンイン対応テーブル26から検索
し、該当するフルピンイン文字列があれば、そのフルピ
ンイン文字列と共に当該文字列に対応したダブルピンイ
ン文字列を抽出し、図14(c)に示すようなピンイン
対応画面52にて表示する。例えば、「s」といった入
力途中のフルピンイン文字に対しては、「sa」,「s
e」,「si」,「su」…といったフルピンイン文字
列の候補とそれらに対応したダブルピンイン文字列が対
応付けられて表示されることになる。
【0102】このようなピンイン対応関係の表示によ
り、ユーザは基本的な入力方法であるフルピンインのキ
ー配列と対比させてダブルピンインのキー配列を確認す
ることができる。確認後、所定の操作でピンイン対応画
面51またはピンイン対応画面52を消し、フルピンイ
ンのキー配列に従って文字列を続けて入力する。
【0103】文字列の入力後、ユーザが入力部21に設
けられた変換キー21aを押下してピンイン漢字変換を
指示すると(ステップC17のYes)、制御部22は
当該入力文字列を辞書検索部23に与えてピンイン漢字
変換処理を行う(ステップC18)。この場合、入力文
字列がフルピンインとして解釈されているか否かによっ
て処理が異なる。
【0104】すなわち、入力中に小文字から大文字への
シフト操作がなかった場合には、当該入力文字列はダブ
ルピンイン文字列である。したがって、ピンイン対応テ
ーブル26を参照して、そのダブルピンイン文字列をフ
ルピンイン文字列に置換するといった処理が必要とな
る。辞書検索部23では、この置換後のフルピンイン文
字列を読みとして、該当する見出し(中国語漢字)を中
国語辞書24から検索し、これを当該入力文字列に対す
る変換候補として抽出して制御部22に渡す。一方、入
力中に小文字から大文字へのシフト操作があった場合に
は、当該入力文字列はフルピンイン文字列である。した
がって、上記のようなダブルピンインからピンインへの
置換処理を行うことなく、当該入力文字列をフルピンイ
ン文字列として辞書検索部23に与える。辞書検索部2
3では、このフルピンイン文字列を読みとして、該当す
る見出し(中国語漢字)を中国語辞書24から検索し、
これを当該入力文字列に対する変換候補として抽出して
制御部22に渡す。
【0105】詳しくは、上記ステップC14において、
入力文字列をフルピンインとして解釈した場合には、そ
の旨を示すフラグをセットしておき、ピンイン漢字変換
の際に、このフラグの状態からダブルピンインかフルピ
ンインかを判断して、ダブルピンインであれば前者の変
換処理を実行し、フルピンインであれば後者の変換処理
を実行することになる。
【0106】制御部22はこの辞書検索部23から得ら
れた変換候補を保持した後、出力部28を通じて表示す
る(ステップC19)。なお、実際には変換候補は図1
に示す候補バッファ12cに保持された後、ユーザの候
補選択操作に従って第1候補から順に表示される。
【0107】このように、第3の実施形態によれば、文
字列がフルピンインで入力された際に、当該入力文字列
に対応したダブルピンイン文字列を確認することができ
る。したがって、ピンイン入力を知っていれば、そのピ
ンインからダブルピンインのキー配列(文字列の構成)
を学習することができ、次回からはダブルピンインにて
文字列を正しく入力して、所望の中国語漢字を得ること
ができるようになる。
【0108】なお、上記第3の実施形態では、対応関係
表示指示キー21bといった特定のキーを入力すること
により、ピンイン対応関係の表示を明示的に指示するよ
うにしたが、例えば入力後、所定時間経過しても次の入
力がないことを条件として、ピンイン対応関係を自動的
に表示するような構成も可能である。さらに、このよう
な自動表示の有無をユーザが任意に設定できるようにし
ても良い。
【0109】また、ピンイン対応関係が表示された状態
で、その中から所望のフルピンイン文字列をユーザに選
択させ、その選択されたフルピンイン文字列に基づいて
ピンイン漢字変換処理を行うような構成も可能である。
【0110】また、上述した各実施形態において記載し
た手法は、コンピュータに実行させることのできるプロ
グラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装
置に適用することも可能である。本装置を実現するコン
ピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込
み、このプログラムによって動作が制御されることによ
り、上述した処理を実行する。
【0111】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ダ
ブルピンイン入力時に、当該入力文字列に続けて入力可
能なダブルピンイン文字列をフルピンイン文字列と共に
確認することができる。したがって、ダブルピンイン入
力に不慣れなユーザであっても、正しい入力を行って所
望の中国語漢字を変換結果として得ることができるよう
になる。
【0112】また、ダブルピンインでの入力時にフルピ
ンインでの入力を受け付けるようにしたため、ダブルピ
ンインのキー配列(文字列の構成)が分からないような
場合に、フルピンインに切り替えて、そのまま続けて入
力することができる。
【0113】また、フルピンインで入力された文字列に
対応したダブルピンイン文字列を提示するようにしたた
め、フルピンインで入力しながら、該当するダブルピン
インのキー配列(文字列の構成)を学習することがで
き、次回からはダブルピンインにて文字列を正しく入力
して、所望の中国語漢字を変換結果として得ることがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中国語入力変換処理装置のシステム構
成を示すブロック図。
【図2】上記中国語入力変換処理装置の機能構成を示す
ブロック図。
【図3】中国語辞書の構成を示す図。
【図4】中国語の声母の種類を示す図。
【図5】中国語の韻母の種類を示す図。
【図6】声母と韻母の組み合わせの一例を示す図。
【図7】ダブルピンインによる声母と韻母の組み合わせ
の一部を示す図。
【図8】ピンイン表記を説明するための図。
【図9】ダブルピンイン表記を説明するための図。
【図10】第1の実施形態におけるピンイン対応画面の
表示を説明するための図。
【図11】第1の実施形態における変換処理動作を示す
フローチャート。
【図12】第2の実施形態におけるダブルピンインから
ピンインへの切替えを説明するための図。
【図13】第2の実施形態における変換処理動作を示す
フローチャート。
【図14】第3の実施形態におけるピンイン対応画面の
表示を説明するための図。
【図15】第3の実施形態における変換処理動作を示す
フローチャート。
【符号の説明】
11…CPU 12…メモリ 13…入力装置 14…表示装置 15…外部記憶装置 16…印刷装置 17…通信装置 21…入力部 21a…変換キー 21b…対応関係表示指示キー 21c…シフトキー 22…制御部 23…辞書検索部 24…中国語辞書 25…ピンイン対応参照処理部 26…ピンイン対応テーブル 27…ピンイン切替え判断処理部 28…出力部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中国語漢字の読みを表わすピンインの子
    音部と母音部をそれぞれ一打鍵で入力するダブルピンイ
    ン入力機能を備えた中国語入力変換処理装置において、 文字列をピンイン及びダブルピンインのいずれか一方で
    選択的に入力する入力手段と、 上記入力手段によるダブルピンイン文字列の入力中に、
    ピンイン対応を指示する指示手段と、 この指示手段による指示に対応し、上記入力手段にて入
    力された文字列に続けて入力可能なダブルピンイン表記
    の文字列をそれに対応したピンイン表記の文字列と共に
    提示する提示手段とを具備したことを特徴とする中国語
    入力変換処理装置。
  2. 【請求項2】 中国語漢字の読みを表わすピンインの子
    音部と母音部をそれぞれ一打鍵で入力するダブルピンイ
    ン入力機能を備えた中国語入力変換処理装置において、 文字列をピンイン及びダブルピンインのいずれか一方で
    選択的に入力する入力手段と、 この入力手段による文字列入力中に、入力モードの変更
    指示を行う指示手段と、 この指示手段によって入力モードの変更指示があった場
    合に、当該入力文字列をピンイン及びダブルピンインの
    いずれかの表記として処理していたものを他方の表記と
    して処理する制御手段とを具備したことを特徴とする中
    国語入力変換処理装置。
  3. 【請求項3】 中国語漢字の読みを表わすピンインの子
    音部と母音部をそれぞれ一打鍵で入力するダブルピンイ
    ン入力機能を備えた中国語入力変換処理装置において、 文字列をピンイン及びダブルピンインのいずれか一方で
    選択的に入力する入力手段と、 上記入力手段によるピンイン文字列入力中に、ダブルピ
    ンイン対応を指示する指示手段と、 この指示手段による指示に対応し、上記入力手段にて入
    力された文字列に対応したダブルピンイン表記の文字列
    を提示する提示手段とを具備したことを特徴とする中国
    語入力変換処理装置。
  4. 【請求項4】 中国語漢字の読みを表わすピンインの子
    音部と母音部をそれぞれ一打鍵で入力するダブルピンイ
    ン入力機能を備えた中国語入力変換処理装置において、 文字列をダブルピンインで入力する入力手段と、 ピンインとダブルピンインとの対応関係が記述されたテ
    ーブル手段と、 上記入力手段による文字列の入力中に、所定のタイミン
    グで上記テーブル手段を参照して当該入力文字列に続け
    て入力可能なダブルピンイン表記の文字列をそれに対応
    したピンイン表記の文字列と共に提示する提示手段とを
    具備したことを特徴とする中国語入力変換処理装置。
  5. 【請求項5】 上記提示手段は、文字列入力中に所定の
    指示があったときに、当該入力文字列に続けて入力可能
    なダブルピンイン表記の文字列をそれに対応したピンイ
    ン表記の文字列と共に提示することを特徴とする請求項
    4記載の中国語入力変換処理装置。
  6. 【請求項6】 上記提示手段は、所定時間経過しても上
    記入力手段から次の入力がなかったときに、当該入力文
    字列に続けて入力可能なダブルピンイン表記の文字列を
    それに対応したピンイン表記の文字列と共に提示するこ
    とを特徴とする請求項4記載の中国語入力変換処理装
    置。
  7. 【請求項7】 中国語漢字の読みを表わすピンインの子
    音部と母音部をそれぞれ一打鍵で入力するダブルピンイ
    ン入力機能を備えた中国語入力変換処理装置において、 文字列をダブルピンインで入力する入力手段と、 この入力手段による文字列入力中に、入力モードの変更
    指示があったか否かを判断する判断手段と、 この判断手段によって入力モードの変更指示があったと
    判断された場合に、当該入力文字列をピンイン表記の文
    字列として解釈して処理する制御手段とを具備したこと
    を特徴とする中国語入力変換処理装置。
  8. 【請求項8】 上記判断手段は、大文字から小文字また
    は小文字から大文字への文字種のシフト操作を入力モー
    ドの変更指示として判断することを特徴とする請求項7
    記載の中国語入力変換処理装置。
  9. 【請求項9】 中国語漢字の読みを表わすピンインの子
    音部と母音部をそれぞれ一打鍵で入力するダブルピンイ
    ン入力機能を備えた中国語入力変換処理装置において、 文字列をピンインで入力する入力手段と、 ピンインとダブルピンインとの対応関係が記述されたテ
    ーブル手段と、 上記入力手段による文字列入力中に、所定のタイミング
    で上記テーブル手段を参照して当該入力文字列に対応し
    たダブルピンイン表記の文字列を提示する提示手段とを
    具備したことを特徴とする中国語入力変換処理装置。
  10. 【請求項10】 上記提示手段は、当該入力文字列が1
    音節分に満たない場合に、当該入力文字列に続けて入力
    可能なピンイン表記の文字列をそれに対応したダブルピ
    ンイン表記の文字列と共に提示することを特徴とする請
    求項9記載の中国語入力変換処理装置。
  11. 【請求項11】 中国語漢字の読みを表わすピンインの
    子音部と母音部をそれぞれ一打鍵で入力するダブルピン
    イン入力機能を備えた装置に用いられる中国語入力変換
    処理方法であって、 文字列をピンイン及びダブルピンインのいずれか一方で
    選択的に入力可能とし、 ダブルピンイン文字列の入力中にピンイン対応が指示さ
    れたか否かを判断し、 ピンイン対応が指示された場合に、当該入力文字列に続
    けて入力可能なダブルピンイン表記の文字列をそれに対
    応したピンイン表記の文字列と共に提示することを特徴
    とする中国語入力変換処理方法。
  12. 【請求項12】 中国語漢字の読みを表わすピンインの
    子音部と母音部をそれぞれ一打鍵で入力するダブルピン
    イン入力機能を備えた装置に用いられる中国語入力変換
    処理方法であって、 文字列をピンイン及びダブルピンインのいずれか一方で
    選択的に入力可能とし、 文字列入力中に入力モードの変更指示があったか否かを
    判断し、 入力モードの変更指示があった場合に、当該入力文字列
    をピンイン及びダブルピンインのいずれかの表記として
    処理していたものを他方の表記として処理することを特
    徴とする中国語入力変換処理方法。
  13. 【請求項13】 中国語漢字の読みを表わすピンインの
    子音部と母音部をそれぞれ一打鍵で入力するダブルピン
    イン入力機能を備えた装置に用いられる中国語入力変換
    処理方法であって、 文字列をピンイン及びダブルピンインのいずれか一方で
    選択的に入力可能とし、 ピンイン文字列入力中にダブルピンイン対応が指示され
    たか否かを判断し、 ダブルピンイン対応が指示された場合に、当該入力文字
    列に対応したダブルピンイン表記の文字列を提示するこ
    とを特徴とする中国語入力変換処理方法。
  14. 【請求項14】 中国語漢字の読みを表わすピンインの
    子音部と母音部をそれぞれ一打鍵で入力するダブルピン
    イン入力機能を備えたコンピュータに、 文字列をピンイン及びダブルピンインのいずれか一方で
    選択的に入力する機能と、 ダブルピンイン文字列の入力中にピンイン対応が指示さ
    れたか否かを判断する機能と、 ピンイン対応が指示された場合に、当該入力文字列に続
    けて入力可能なダブルピンイン表記の文字列をそれに対
    応したピンイン表記の文字列と共に提示する機能とを実
    行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能
    な記録媒体。
  15. 【請求項15】 中国語漢字の読みを表わすピンインの
    子音部と母音部をそれぞれ一打鍵で入力するダブルピン
    イン入力機能を備えたコンピュータに、 文字列をピンイン及びダブルピンインのいずれか一方で
    選択的に入力する機能と、 文字列入力中に入力モードの変更指示があったか否かを
    判断する機能と、 入力モードの変更指示があった場合に、当該入力文字列
    をピンイン及びダブルピンインのいずれかの表記として
    処理していたものを他方の表記として処理する機能とを
    実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可
    能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 中国語漢字の読みを表わすピンインの
    子音部と母音部をそれぞれ一打鍵で入力するダブルピン
    イン入力機能を備えたコンピュータに、 文字列をピンイン及びダブルピンインのいずれか一方で
    選択的に入力する機能と、 ピンイン文字列入力中にダブルピンイン対応が指示され
    たか否かを判断する機能と、 ダブルピンイン対応が指示された場合に、当該入力文字
    列に対応したダブルピンイン表記の文字列を提示する機
    能とを実行させるプログラムを記録したコンピュータ読
    取り可能な記録媒体。
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CN111309158A (zh) * 2020-01-19 2020-06-19 李彦志 一种音形双模中文输入方法、***、设备和计算机可读存储介质

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