JP2001133625A - 屈折異常を予防、治療できる閲読用ライトフィルターシートとライトフィルター眼鏡 - Google Patents

屈折異常を予防、治療できる閲読用ライトフィルターシートとライトフィルター眼鏡

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JP2001133625A
JP2001133625A JP2000261908A JP2000261908A JP2001133625A JP 2001133625 A JP2001133625 A JP 2001133625A JP 2000261908 A JP2000261908 A JP 2000261908A JP 2000261908 A JP2000261908 A JP 2000261908A JP 2001133625 A JP2001133625 A JP 2001133625A
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JP2000261908A
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Akihiro U
旭宏 于
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AKIHIRO U
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AKIHIRO U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】近視と遠視の予防、治療できるライトフィルタ
ーシート、板、フィルム及び掛けつけ式ライトフィルタ
ー眼鏡用レンズを提供する。 【解決手段】長い波長の光を部分或いは全部ろ過して取
り除ける、主に青、グリーン、ブルーとなる透明ライト
フィルターシート、或いはライトフィルター眼鏡、或い
はライトフィルター眼鏡レンズを、また割に短い波長の
光を部分或いは全部ろ過して取り除ける、主にレッドと
なる透明ライトフィルターシート、或いはライトフィル
ター眼鏡、或いはライトフィルター眼鏡レンズを用い、
それぞれ近視と遠視を予防、治療する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近視または遠視性
の屈折異常を予防し、補助的に治療し、閲読等の近距離
目視作業中に使用されるライトフィルターシート、板、
フィルムとライトフィルター眼鏡及び掛けつけ式ライト
フィルター眼鏡レンズに及ぶ。
【0002】
【従来の技術】近視性屈折異常は長時間、持続的に近距
離で目を使用することで引き起こされ、悪化する。特に
青少年の時期では、勉強や読書による目の使いすぎるこ
とは既に高い近視率が落ちない主な原因となっている。
現時点では閲読中に使用できる近視の予防や治療可能な
方法は多くない。なかでも近視の発生と悪化を予防し、
そして一定の条件下で近視を治療できる方法は、中国特
許申請書89219609(授権公告号208110
3)によって提案された保健眼鏡が比較的に代表的であ
る。これは光に対して一定の屈折能力のある光学レンズ
で光線の前進方向を変え、近距離閲読時の目の調節、集
中及び旋回需要を軽減し、目の使用負荷を減じることに
より近視を予防するものである。最近2年来、国際眼科
学研究に立証されつづある閲読性近視の予防に、一定の
効果を持つダブルフォーカス眼鏡は類似した原理を採用
したものであるが、ただ単にその中の調節需要を軽減す
る原理を利用したに過ぎない。しかし、このような眼鏡
の持つ主な予防或いは治療作用は、往々にして閲読時に
目がゼロ調節またはマイナス調節状態に置かれることに
限られている。このことは、このような眼鏡の使用効果
が使用距離や目の使用状態に影響され、実際の応用に一
定な困難を齎している。現有技術の中では、閲読にライ
トフィルターシートやライトフィルターレンズで遠視性
屈折異常を予防や治療できる方法は見られていない。こ
のほかに、現有技術ではある一定の色彩を持つライトフ
ィルター眼鏡によりある病気を治療できるとされている
が、閲読に使用する近視や遠視を効果的に予防や治療で
きる特別なライトフィルター或いはライトフィルター眼
鏡が見当たらない。中国特許申請書96102324
(公告号1078558)が近視治療のできるレッドフ
ィルターレンズ付き眼鏡を提唱したが、本申請書が後に
指摘したように、レッドレンズ眼鏡では、近視を治療で
きないだけでなく、反対に目の近視化プロセスを強める
ものである。
【0003】
【発明が解決するべき課題】本発明の目的は、近距離の
閲読あるいは他の目を使う作業に使用する、閲読距離や
使用者の目の屈折と調節状態の影響を受けずに近視を予
防または補助治療できるライトフィルター(フィルター
シート、板、フィルム)と、近視を予防または補助治療
できるライトフィルター眼鏡または掛けつけ式ライトフ
ィルターレンズ、ならびに遠視を予防または補助治療で
きるライトフィルター(フィルターシート、板、フィル
ム)と、遠視を予防または補助治療できるライトフィル
ター眼鏡または掛けつけ式ライトフィルターレンズを供
給することにある。
【0004】申請者は長年、近視研究に心をゆるめずに
続けてきた結果、自然光線中の異なるスペクトル分画が
閲読時に目に対して性質の異なる屈折異常のストレスを
引き起こすことを発見した。スペクトル560ミリミク
ロンの光波が目のレチノにフォーカスした場合を例に、
波長が560ミリミクロンより低い光波をレチナにフォ
ーカスする前に、その刺激の性質は遠視性方向の屈折異
常を起こすが、しかし波長が560ミリミクロンより高
い光波をレチナにフォーカスすると、刺激の性質は近視
性方向の屈折異常を起こす。通常の自然光線の状態で
は、白の生地に黒の文字の閲読材料を近距離に読む場
合、調節刺激のセンター波長が約580〜590ミリミ
クロンであるが、調節のマイナスフィードバックコント
ロールメカニズムにより上述した波長の光の調節刺激に
対し、調節反応は平均で0.2〜0.4屈折度が遅くな
る。この場合、波長が割に長い560以上、特に580
ミリミクロン以上の光がより強い近視性刺激を引き起こ
すが、波長が割に短い560以下、特に540ミリミク
ロン以下の光が遠視性刺激を引き起こす。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の技術方案は、透
明ライトフィルターシート、フィルター板、フィルター
フィルム、或いはライトフィルター眼鏡または眼鏡フレ
ームに掛けられる掛けつけ式ライトフィルターレンズを
含めた、閲読時に閲読材料と目との間に適当に設置でき
る透明ライトフィルターを利用して、それぞれ波長が割
に長い光波分画を部分、或いは全部ろ過して取り除き、
閲読時に使用すれば、近距離閲読による近視や近視性屈
折異常を予防や補助治療(治療を含める)できる。同様
なアイディアに基づき、ライトフィルターシート、フィ
ルター板、フィルターフィルム、或いはライトフィルタ
ー眼鏡または眼鏡フレームに掛けられる掛けつけ式ライ
トフィルターレンズを含めた、閲読時に閲読材料と目と
の間に適当に設置できる透明ライトフィルターを利用し
て、それぞれ波長が割に短い光波分画を部分、或いは全
部ろ過して取り除き、これも閲読時に使用すれば、遠視
性屈折異常を予防や補助治療(治療を含める)できる。
次は、それぞれ近視性屈折異常と遠視性屈折異常の予防
や治療について本発明の技術方案を一歩深く説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】閲読中の近視予防や治療につい
て、用いられる透明ライトフィルターはその特徴とし
て、割合に短い波長を持つ光を全部または大部分透過し
ながら、割合に長い波長を持つ光(ここではいわゆるラ
イトフィルターの非透過光)を部分、或いは大全部また
は全部吸収または反射(即ちろ過)する、または、割合
に短い波長を持つ光に対し相対的に割に高い透過率を、
割合に長い波長を持つ光に相対的に割に低い透過率を示
し、両者の透過率の比が1.5対1前後以上で、例えば
2:1、或いは3:1、或いは4:1、或いは更に高
く、例えば8:1であることができる。一般的にこの比
が高いほど効果が高い。いわゆる割に短い波長は、59
0ミリミクロン以下の波長で、例えば580或いは56
0以下、或いは555以下、或いは550以下、或いは
540以下、或いは535〜500ミリミクロン以下で
あることができる。透過させた波長は低いほど目の調節
刺激が軽くなり、相対に割合に大きい集中が調節反応に
対する促進作用を導け、このことにより調節遅れを低下
させることに有利である。しかしながら、これと同時に
透過させた波長が低いほど刺激調節用のスペクトルが狭
くなり、狭すぎた場合、目のマイナスフィードバックメ
カニズムに基づく調節誤差が大きくなり、これで集中の
調節反応に対する促進作用に相殺する。従って、目の持
つマイナスフィードバックメカニズムという特徴を元
に、採光条件を考慮に入れて全部或いは部分的に透過さ
せる波長の上限値を確定する。普通570ミリミクロン
前後にすればライトフィルターはより良い通用性がある
が、閲読に使用する場合、近視予防や補助治療の効果が
割に普通的である。しかし上限を550、或いは54
0、或いは540〜490ミリミクロンにすると、閲読
中の近視治療効果を一定の程度で増大でき、そして調節
能力が割合に強い目ではその効果が更に良くなる。49
0ミリミクロンより更に短い波長ではその効果が顕著に
低下する。いわゆる部分、或いは大部分、或いは全部吸
収または反射する波長が割に長い光波とは、その波長の
下限は上述した割に短い波長の上限波長とそれぞれ対応
する。例えば、570、560、555、540、53
5〜500、或いは540〜490ミリミクロン、或い
は590前後、或いは580前後、或いは580〜60
0、或いは600〜650ミリミクロンであることがで
きる。650ミリミクロンより高かった場合その効果が
著しく低下する。特別に、本発明の、閲読中の近視予防
や治療に用いられるライトフィルターの特性は、いわゆ
る低透過バンドを透過するろ過光であり、即ち透過或い
は主に透過させる光の波長が580〜380ミリミクロ
ンという範囲にある、例えば570〜430(水色或い
は青色)、560〜480(青グリーン)、570〜4
90(グリーン)。上述のバンド透過フィルターはより
一層目の色差を減少し、視覚の明快さを高めることがで
きる。指摘すべきこととして、本発明に記述したライト
フィルターは、前述の波長が割に長い光波を部分、ある
いは大部分、或いは全部ろ過して取り除く以外に、また
近赤外部分の光線をろ過して取り除くことが望ましい。
例えば、650〜1000、或いは650〜3000ミ
リミクロンの波長を持つ光波を部分、あるいは大部分、
或いは全部ろ過して取り除く(吸収或いは反射)、或い
は700(或いは760)〜3000(更に1000
0)ミリミクロンの波長を持つ光波のみを部分、あるい
は大部分、或いは全部ろ過して取り除く(吸収或いは反
射)。上述の近赤外線も眼球の成長と近視化を速めるた
めである。次の数字表は本発明の閲読中に近視予防や治
療に用いられるライトフィルターの特性(ライト透過率
で表す)についての具体な例を示している。スペクトル
の連続性や材料が一般に持つ透過率の漸進変化で、本発
明の透過率は通常に、ある波長範囲にある平均値を指
す。
【0007】分かるように、本発明の設計構想即ち使用
する透明遮光物が短波長の可視光に対し透過率が割に高
く、長波長の光に対し透過率が低いことによれば、この
設計思想を変えない限り、上の表の数字を適当にチェン
ジさえすれば、本発明の他の例を多く示せる。但し指摘
すべきことは、スペクトルの透過率を変えることは近視
予防や治療の効果の変化を起こす。より良い効果をあげ
るには短波長の光の透過率は0.7以上に、例えば0.
8〜0.9に、長波長の光の透過率は0.3、例えば
0.2或いは0.1以下にすることが望ましい。スペク
トルの透過率の特性を連続的に変えれば、更に多くの例
を示せる。例えば、その透過率の曲線がそれぞれ図1〜
4に示された形状の異なる曲線である透明遮光物は、ど
れも本発明の近視予防や補助治療に用いられるライトフ
ィルター或いはライトフィルター眼鏡レンズとして使用
できる。図1〜図4では縦軸が透明遮光物の透過率で、
任意の単位を取ることができる。このなかで各曲線のピ
ークポイントの透過率が1より小さい(1は透過率が1
00%であることを表す)。横軸はライトの波長で単位
がミリミクロンである。空間を節約するため、図一つに
4〜5本の、透過率が大きさでそれぞれ独立する透過率
曲線を描いた。一本の透過率曲線は本発明による透明遮
光物の一つの光学特徴を代表し、それぞれ数字1〜5で
示される。目の色覚で感知すると、異なる透過率の材料
が異なる色を帯びる。例えば、透過率のピーク値が平台
型を示す材料ではピーク値の波長はそれぞれ、610以
上、580以上、560〜610、540〜590、5
80或いは570以下、560以下、570〜500、
560〜490、540以下、520以下、500ミリ
ミクロン以下であるが、他の波長の透過率は割合に低い
か、基本的に透過しなく、対応する色は大体、レッド、
レッドピンク、イエロー、イエローグリーン、青(水
色)、濃い青、グリーン、グリーンブルー、ブルーグリ
ーン、ブルーになる。即ち透過率のピーク値になる波長
が長波側より短波側に移行するに連れ、現れる顔色は
「暖色」より徐々に「冷色」に変わる。ライトフィルタ
ー材料の持つスペクトルの透過率が可視スペクトル内で
連続に変わることができるので、色彩もほぼ無限に現れ
る。本発明では近視予防や治療用の透明ライトフィルタ
ーの顔色は基本的に、青(水色)、ブルー、グリーン、
青グリーン、グリーン青、青ブルー、ブルーグリーン、
イエローグリーン等の「冷色」を主とする。
【0008】上記の透明遮光物は、ライトフィルターガ
ラス或いはカラーガラス、または塗装フィルム及びサン
ドイッチ状のライトフィルターシートにより作られる。
よくある移動に便利を図るには、ライトフィルター付き
の、或いはカラーのポリメチル・メタアクリレートシー
ト或いはプラスチック、または合成樹脂あるいは他の類
似材料、特に耐摩耗の材料により上述の透明遮光物に製
作すれば更に有利である。上述の透明遮光物を必要な大
きさ、形状及び厚さ(厚みで透過率を制御でき、異なる
照度下での閲読に適する)に作り、閲読材料と目との間
の適当な位置に設置して閲読材料をカバーできれば、本
発明の閲読中の近視予防や治療用のライトフィルターと
なる。例えば、書物大、或いはモニター画面大のサイズ
に取ればそれぞれ書物閲読や画面閲読用に適する。例え
ば板状、シート状或いはフィルム状に採る。また支え、
固定、手持ち或いは装飾に便利のため透明遮光物に枠、
スタンド、固定物、取っ手、附着物を付けてもよい。例
えば、縁に近い処にクリップまたは剥がし、付けに繰り
返し使用できる粘着剤を固定用にする。非四辺形の形状
にとれば装飾性を増す。例えば、ハート形の一枚状、波
形の縁、或いは縁に出てくる動物の頭或いは爪或いは尻
尾の形状を作る等など。特に、透明遮光物に適当な数量
や大きさのある必要に応じる空洞、透通枠、筋状の形状
をとることで、装飾作用があるのみでなく、材料の節約
も図れ、目で文字のない空白をスキャンするときの調節
反応を高め、トータル調節誤差を低減できることにより
近視予防や治療の効果を増強できる。このほかに、透明
遮光物は全体として遮光面を幾つかの透過率特性の異な
るエリアを任意に分けられ、異なる色、即ち多彩遮光物
になる。これは装飾効果だけでなく、長時間閲読中の単
一透過率の遮光物によるカラーインジケーション現象を
軽減することに有益であり、目疲れを和らげる。
【0009】上記の多彩遮光物と透通構造のある遮光物
を含める透明遮光物をレンズとして眼鏡或いは掛けつけ
式レンズに作ると、本発明の近視予防や治療ライトフィ
ルター眼鏡或いは掛けつけ式ライトフィルターレンズと
なる。閲読中にこのような眼鏡或いはレンズを掛け、付
けると、近視予防や治療効果が収められる。なかでも、
上部に透通構造のあるレンズが遠方と近方を交互に見る
ことに便利を齎す。屈折誤差のある目が使用しやすいた
めにこのレンズは目の屈折誤差に応じて更に近視、近視
散光、或いは遠視、遠視散光用のレンズ、或いはダブル
フォーカスレンズ、多フォーカスレンズ、或いはトリア
ングラープリズムレンズに作ると、斜視或いは潜在斜視
の使用に供給できる。
【0010】本発明のライトフィルターとライトフィル
ターレンズは閲読に使用する場合、割に長い波長の光線
が目に入ることを選択的に阻止或いは減少し、割に長い
波長の光線に作られたレチノスポットによる眼球の成
長、拡張への刺激作用を軽減できる。これと同時に、割
に短い波長の光線に作られたレチノスポットによる目の
遠視化プロセスを相対的に強化する。このほか、より少
ない長波長光とより多くの短波長光との視覚環境は、調
節刺激量を減じ、眼の調節反応量を少なくしながら、閲
読時の目の調節負荷を軽くする。また一方、これも調節
に対する集中の促進作用を強化することを助け、目の近
所目視調節時の遅滞誤差を低下させる。また一部の光線
をろ過して取り除くことで、コントラストを適当に減
じ、目に入る光線のエネルギーを少なくすることにより
目の閲読疲労を軽減する。従って、本発明のライトフィ
ルターとライトフィルター眼鏡に近視への予防や治療効
果を持たせる。
【0011】閲読中の遠視予防や治療については、本発
明に用いられる透明フィルターはその特徴として、割に
長い波長を持つ光を全部または大部分透過させながら、
割に短い波長を持つ光波を部分、或いは大部分、或いは
全部吸収または反射(即ちろ過)する、または、割に長
い波長を持つ光に対し相対的に割に高い透過率を、割に
短い波長を持つ光に相対的に割に低い透過率を示し、両
者の透過率の比が1.5対1前後以上で、例えば2:
1、或いは3:1、或いは4:1、或いは更に高く、例
えば8:1になることができる。一般的にこの比が高い
ほど効果が高い。いわゆる割に長い波長とは、550ミ
リミクロン以上の波長で、例えば580以上、或いは5
70以上、或いは560以上、或いは590以上、或い
は600ミリミクロン以上であることができる。透過さ
せた波長が高いほど目の調節刺激が強くなり、調節反応
に対する相対に割合に小さくなった集中の促進作用とよ
り大きい調節遅れの誤差を導け、このことにより調節ス
ポットが目に対する近視化促進作用を増強する助けとな
り、遠視の予防や治療効果に達する。しかしながら、こ
れと同時に透過させた波長が高いほど透過したスペクト
ルが狭くなり、狭すぎた場合、照度が低すぎることを引
き起こし、眼精が疲労しやすくなる。従って、採光条件
を考慮に入れて全部或いは大部分的に透過させる波長の
下限値を確定する。通常は570ミリミクロン前後にす
ればライトフィルターはより良い通用性があるが、閲読
に使用する場合、遠視への予防や補助治療の効果が割に
普通的である。しかし下限を610、或いは600、或
いは580〜600ミリミクロンにすると、閲読中の遠
視治療効果を一定の程度で増大でき、そして調節能力が
割合に強い目ではその効果が更に良くなる。下限が57
0ミリミクロンより更に短い波長ではその効果が顕著に
低下する。いわゆる部分、或いは大部分、或いは全部吸
収または反射する波長が割に短い光波とは、その波長の
上限は上述した割に長い波長の下限波長とそれぞれ対応
する。例えば、570、610、600、580〜60
0、或いは590前後、或いは580ミリミクロン前後
であることができる。610ミリミクロンより高かった
場合光エネルギーの低下でその効果が影響される。56
0ミリミクロンより低かった場合効果が著しく減少す
る。特別に、本発明の、閲読中に遠視への予防や治療に
用いられるライトフィルターの特性は、いわゆる高透過
バンドを透過するろ過光であり、即ち透過或いは主に透
過させる光の波長が560〜760ミリミクロンという
範囲にある。例えば590〜700、或いは600〜7
50、或いは600〜700ミリミクロン。上述のバン
ド透過フィルターは目の色差をより一層減少し、視覚の
明快さを高めることができる。指摘すべきこととして、
本発明に記述されたライトフィルターは、前述の波長が
割に長い光波を部分、あるいは大部分、或いは全部透過
させる以外に、更に波長760〜3000ミリミクロン
の近赤外光線を部分、あるいは大部分、或いは全部透過
させることが望ましい。上述の赤外光線が眼の成長に対
する促進作用を強めるためである。
【0012】次の数字表は本発明の閲読中に遠視予防や
治療に用いられるライトフィルターのスペクトル特性
(平均透過率で表す)についての具体な例を示してい
る。
【0013】分かるように、本発明の設計構想即ち使用
する透明遮光物が長波長の可視光に対し透過率が割に高
く、短波長の光に対し透過率が低いことによれば、この
設計思想を変えない限り、上の表の数字を適当にチェン
ジさえすれば、本発明の他の例を多く示せる。但し指摘
すべきことは、スペクトルの透過率を変えることは遠視
予防や治療の効果の変化を起こす。一般に長波長の光の
透過率は0.7以上に、例えば0.8〜0.9に、短波
長の光の透過率は0.3、例えば0.2或いは0.1以
下にすることが望ましい。スペクトルの透過率の特性を
連続的に変えれば、更に多くの例を示せる。例えば、そ
の透過率の曲線がそれぞれ図5〜7に示された形状の異
なる曲線の透明遮光物は、どれも本発明の遠視予防や補
助治療に用いられるライトフィルター或いはライトフィ
ルター眼鏡レンズとして使用できる。図5〜図7では縦
軸が透明遮光物の透過率であり、任意の単位を取れば、
各曲線のピークポイントの透過率が1より小さい(1は
透過率が100%であることを表す)。横軸はライトの
波長で単位がミリミクロンである。図一つに4〜5本の
透過率曲線を描いた。一本の透過率曲線は本発明による
透明遮光物の一つの光学特徴を代表し、それぞれ数字1
〜5で示される。
【0014】ライトフィルターガラス或いはカラーガラ
スにより上記の透明遮光物を作ることができる。よくあ
る移動に便利を図り、破裂し難くするには、ライトフィ
ルター付きの、或いはカラーのポリメチル・メタアクリ
レートシート或いはプラスチック、または合成樹脂ある
いは他の高分子材料、特に耐摩耗の材料により上述の透
明遮光物に製作すれば更に有利である。上述の透明遮光
物を必要な大きさ、形状及び厚さ(厚みで透過率を制御
でき、異なる照度下での閲読に適する)に作り、閲読材
料と目との間の適当な位置に設置して閲読材料をカバー
できれば、本発明の閲読中の遠視予防や治療用のライト
フィルターとなる。例えば、書物大、或いはモニター画
面大のサイズに取れば書物閲読や画面閲読用に適する。
例えば板状、シート状或いはフィルム状に採る。また支
え、固定、手持ち或いは装飾に便利のため透明遮光物に
枠、スタンド、固定物、取っ手、附着物を付ける。例え
ば、縁に近い処にクリップまたは剥がし、付けに繰り返
し使用できる粘着剤を固定物とする。非四辺形の形状に
とれば装飾性を増す。例えば、木の葉っぱ形の一枚状、
不規則な縁の形状、或いは縁に出てくる動物の頭或いは
爪或いは尻尾の形状を作る等など。
【0015】このほかに、透明遮光物は全体として遮光
面を幾つかの透過率特性の異なるエリアを任意に分けら
れ、異なる色、即ち多彩遮光物になる。これは装飾効果
だけでなく、長時間閲読中の単一透過率の遮光物による
カラーインジケーション現象を軽減することに有益であ
り、目疲れを和らげる。
【0016】上記の多彩遮光物を含める透明遮光物をレ
ンズとして眼鏡用掛けつけ式レンズ或いは眼鏡に作る
と、本発明の遠視予防や治療用ライトフィルター眼鏡或
いは掛けつけ式ライトフィルターレンズとなる。閲読中
にこのような眼鏡やレンズを掛け、付けると、遠視への
予防や治療効果が収められる。屈折誤差のある目が使用
しやすいためにこのレンズは目の屈折誤差に応じて更に
近視、近視散光、或いは遠視、遠視散光用のレンズ、或
いはダブルフォーカスレンズ、多フォーカスレンズ、或
いはトリアングラープリズムレンズに作ると、斜視或い
は潜在斜視の使用に供給できる。
【0017】本発明のライトフィルターとライトフィル
ター眼鏡は閲読に使用され、割に短い波長の光線が目に
入ることを選択的に阻止或いは減少し、割に短い波長の
光線に作られたレチノスポットによる眼球の成長、拡張
への抑制作用を軽減できる。これと同時に、割に長い波
長の光線に作られたレチノスポットによる目の近視化プ
ロセスを強化する。このほか、より多くの長波長光とよ
り少ない短波長光との視覚環境は、調節刺激量を増加
し、眼の近所目視調節時の遅滞誤差を増加する。一部の
光線をろ過して取り除くことで、コントラストを適当に
減じ、目に入る光エネルギーを少なくし、目の閲読疲労
を軽減する。従って、本発明のライトフィルターとライ
トフィルター眼鏡に遠視への予防や治療効果を持たせ
る。
【0018】
【実施例】次に本発明についての例をあげるが、これら
の例は本発明に対するいかなる制限と看做すべきではな
い。標準な青(水色)減色合成樹脂製のライトフィルタ
ー材料で辺の長さが13と19センチメートルである長
方形フィルターシートを作り、32フォーマットの書物
に挟むことに適し、本発明の閲読中に近視を予防や治療
する青色(水色)透明遮光シートとなる。遮光シートを
紙面に強く貼り付けるため遮光シートの片面に剥がし、
付けに繰り返し使用できる両面接着テープを付けてよ
い。
【0019】外観がグリーンであるポリメチル或いは合
成樹脂製のライトフィルター材料で辺の長さが16と2
2センチメートルである長方形フィルターシートを作
り、16フォーマットの書物に挟むことに適し、本発明
の閲読中に近視を予防や治療するグリーン透明遮光シー
トとなる。遮光シートを紙面に強く貼り付けるため遮光
シートのヘッダー或いはフッターにミニクリップを、ま
たは捲り用折り目を付けてよい。
【0020】外観がブルーであるガラス或いはプラスチ
ック製のライトフィルター材料で辺の長さが34と22
センチメートルである長方形フィルター板を作り、開い
た16フォーマットの書物の左右両面にカバーすること
に適し、本発明の閲読中に近視を予防や治療するブルー
透明遮光シートとなる。遮光シートを支えたり、手持ち
移動したりしやすくするため、遮光板にプラスチック枠
を付けてよい。
【0021】外観が青グリーンであるライトフィルター
材料で辺の長さが16と22センチメートルである長方
形フィルターフィルムを作り、16フォーマットの書物
に挟むことに適し、本発明の閲読中に近視を予防や治療
する青グリーン透明遮光フィルムとなる。遮光フィルム
を紙面に強く貼り付けるため遮光フィルムのヘッダー或
いはフッターに捲り用折り目を付け、紙面下に捲ること
ができ、上下の紙面で挟みやすくなる。
【0022】外観がグリーンであるガラス或いはプラス
チック製のライトフィルター材料で辺の長さが30と2
2センチメートルである長方形フィルター板を作り、固
定装置を付け、14インチモニターをカバーすることに
適し、本発明のモニターを使用する閲読中に近視を予防
や治療するグリーン透明遮光シートとなる。
【0023】外観がイエローグリーンであるライトフィ
ルター材料で縁を波形に修飾した辺の長さが12と18
センチメートルである長方形フィルターシートを作り、
32フォーマットの書物に挟むことに適し、本発明の閲
読中に近視を予防や治療するイエローグリーン透明遮光
シートとなる。遮光シートを紙面に強く貼り付けるため
遮光シートの片側の縁にミニクリップを、または捲り用
折り目を付けてよい。
【0024】外観がグリーンであるライトフィルター材
料で辺の長さが16と22センチメートルである長方形
フィルターシートを作り、16フォーマットの書物に挟
むことに適し、閲読材料の行送りと行送り幅に合わせて
ライトフィルターシートを規則、或いは不規則に並べる
何本かの筋状空白枠を切り掘り、本発明の閲読中に近視
を予防や治療する空白枠付きグリーン透明遮光シートと
なる。
【0025】外観がグリーン、青或いはグリーン、青
(水色)、ブルーをサンドイッチ的に入れたライトフィ
ルター材料で、外径が19と23センチメートルである
葉っぱ形フィルターシートを作り、16フォーマットの
書物に挟むことに適し、本発明の閲読中に近視を予防や
治療する多色彩透明遮光シートとなる。装飾や手持ちし
やすいため、葉っぱの底に葉っぱの蔕に類似した突出縁
を作る。
【0026】それぞれ上記の各実施例に用いられたライ
トフィルター材料をレンズに眼鏡に製作すると、本発明
の閲読中に近視を予防や治療するライトフィルター眼鏡
が得られる。そのレンズは更に屈折異常を補正するレン
ズに作られ、屈折誤差のある目の使用に適する。レンズ
をトリアングラープリズム構造にすれば、斜視或いは潜
在斜視のある目の使用に適する。なかでレンズを底の外
側向きのトリアングラープリズム構造にすると、閲読中
の目の集中作用を増強し、近所目視の調節誤差を一層減
少できる。ほかに眼鏡使用者の使用上の便利を図るた
め、上述したライトフィルター材料を掛け付け式レンズ
型遮光物に作り、使用時に普通の眼鏡フレームに付け、
近視への防止や治療に用いられる。
【0027】本発明の最もよい実施例の一つは、厚さ1
〜2ミリメートル前後で耐摩耗合成樹脂を基礎材料に、
スペクトル透過率が波長490〜570ミリミクロンで
平坦曲線に近いピークを示し、図3の曲線3に示された
ように0.8より高く、他の波長範囲での透過率が割に
低く、特に波長590ミリミクロン以上の光波でその透
過率が0.2或いは0.1より低いライトフィルター
で、必要なサイズに取り、本発明の閲読中に近視を予防
や治療する透明遮光シートとなる。その色のメイン色は
グリーンであり、大多数の目の一般的な読書の使用に適
する。このようなライトフィルター材料をレンズに眼鏡
を作ると、本発明の閲読中に近視を予防や治療するライ
トフィルター眼鏡の最もよい実施例の一つが得られる。
これは大多数の正視と軽い屈折異常眼の使用に適する。
また掛けつけ式レンズに作ると、眼鏡に合わせて使用で
きる。
【0028】本発明の最もよい実施例のもう一つは、厚
さ1〜2ミリメートル前後で耐摩耗合成樹脂を基礎材料
に、スペクトル透過率が波長400〜565ミリミクロ
ンで平坦曲線に近いピークを示し、図1の曲線3に示さ
れたように0.8より高く、他の波長範囲での透過率が
割に低く、特に波長590ミリミクロン以上の光波でそ
の透過率が0.2或いは0.1より低いライトフィルタ
ーで、必要なサイズに取り、本発明の閲読中に近視を予
防や治療する透明遮光シートとなる。その色のメイン色
は青色であり、調節能力がやや弱い大多数の目の一般的
な読書の使用に適する。このようなライトフィルター材
料をレンズに眼鏡あるいは眼鏡用掛けつけ式レンズに作
ると、本発明の閲読中に近視を予防や治療するライトフ
ィルター眼鏡或いは眼鏡用掛けつけ式レンズの最もよい
実施例のもう一つが得られる。これは大多数の調節能力
がやや弱い正視眼と軽い屈折異常眼の使用に適する。
【0029】次に本発明についての幾つかの具体な例を
あげる(本発明の閲読中に遠視を予防や治療するレッド
透明遮光シートとなる)。レッドプラスチック製のライ
トフィルター材料で辺の長さが13と19センチメート
ルである長方形フィルターシートを作り、32フォーマ
ットの書物に挟むことに適し、本発明の閲読中に遠視を
予防や治療するレッド透明遮光シートとなる。遮光シー
トを紙面に強く貼り付けるため遮光シートの片面に剥が
し、付けに繰り返し使用できる両面接着テープを付けて
よい。
【0030】外観がピンク或いはカルミンであるポリメ
チル或いは合成樹脂製のライトフィルター材料で辺の長
さが16と22センチメートルである長方形フィルター
シートを作り、16フォーマットの書物に挟むことに適
し、本発明の閲読中に遠視を予防や治療するピンク或い
はカルミン透明遮光シートとなる。遮光シートを紙面に
強く貼り付けるため遮光シートのヘッダー或いはフッタ
ーにミニクリップを、または捲り用折り目を付けてよ
い。
【0031】外観がレッド、カルミン、イエローレッド
或いはレッドとピンクの混じりいれたライトフィルター
材料で長径、短径がそれぞれ23と19センチメートル
である葉っぱ形フィルターシートを作り、16フォーマ
ットの書物に挟むことに適し、本発明の閲読中に遠視を
予防や治療する多色彩の透明遮光シートとなる。装飾や
手持ちしやすいため、葉っぱの底に葉っぱの蔕に類似し
た突出縁を作る。
【0032】それぞれ上記の各実施例に用いられたライ
トフィルター材料をレンズに眼鏡に製作すると、本発明
の閲読中に遠視を予防や治療するライトフィルター眼鏡
が得られる。そのレンズは更に屈折異常を補正するレン
ズに作られ、屈折誤差のある目の使用に適する。レンズ
をトリアングラープリズム構造にすれば、斜視或いは潜
在斜視のある目の使用に適する。なかでレンズを底の内
側向きのトリアングラープリズム構造にすると、閲読中
の目の集中作用を低減し、近所目視の調節誤差を一層増
強できる。ほかに眼鏡使用者の使用上の便利を図るた
め、上述したライトフィルター材料を付け式レンズ型遮
光物に作り、使用時に普通の眼鏡フレームに付け、遠視
を予防や治療する。
【0033】本発明の最もよい実施例の一つは、厚さ1
〜2ミリメートル前後で耐摩耗合成樹脂を基礎材料に、
スペクトル透過率が波長750〜590ミリミクロンで
平坦曲線に近いピークを示し、図6の曲線2に示された
ように0.8より高く、他の波長範囲での透過率が割に
低く、特に波長570ミリミクロン以下の光波でその透
過率が0.1より低いライトフィルターで、必要なサイ
ズに取り、本発明の遠視を予防や治療する透明遮光シー
トとなる。その色のメイン色はレッドであり、大多数の
目の一般的な読書の使用に適する。このようなライトフ
ィルター材料をレンズに眼鏡を作ると、本発明の遠視を
予防や治療するライトフィルター眼鏡の最もよい実施例
の一つが得られる。これは大多数の正視と軽い屈折異常
の使用に適する。弱視治療用の眼鏡としてレッドライト
フィルター眼鏡を使用することは既に知られているが、
現有の技術ではレッドライトフィルター眼鏡を遠視の予
防や治療に使用することは知られていない。
【0034】
【発明の効果】本発明に記述された近視と遠視を予防、
治療する透明遮光物、眼鏡、または眼鏡使用者に供する
掛け付け式の眼鏡レンズ型遮光物は、目の発育が停止し
ていない青少年が持続に近距離閲読時に、或いは目を使
う他の場合に使用した方が最高の効果が収められる。例
えば、青少年が使用する際、特に10〜16才の屈折状
態の非常に不安定な学生が使用する場合。成人が使用す
る場合、効果が大いに減ずる。
【0035】本発明に記述された上記の近視と遠視を予
防、治療する透明ライトフィルター眼鏡、または眼鏡使
用者に供する掛け付け式の眼鏡レンズ型遮光物は、主と
して近距離の閲読や目を使う他の場合に使用するとき最
大の効果を収められるが、遠方目視で使用する場合でも
近視と遠視の予防、治療効果が一定の程度で収められ
る。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】〜
【図4】本発明の近視予防や補助治療に用いられるライ
トフィルター或いはライトフィルター眼鏡レンズのスペ
クトルの透過率。一本の透過率曲線は本発明による透明
遮光物の一つの光学特徴を代表し、それぞれ数字1〜5
で示される。
【図5】〜
【図7】本発明の遠視予防や補助治療に用いられるライ
トフィルター或いはライトフィルター眼鏡レンズのスペ
クトルの透過率、一本の透過率曲線は本発明による透明
遮光物の一つの光学特徴を代表し、それぞれ数字1〜5
で示される。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選択的に、より多くの短波長の光波を透過
    し、より多くの割長い波長を持つ光波の透過を阻止でき
    る、主に閲読等の近距離目視作業に使用され、目と目視
    作業対象物の間に設置して目視作業対象物をカバーする
    ことに適し、近視の予防や治療に用いられる透明ライト
    フィルターシート(或いはライトフィルター板、ライト
    フィルターフィルム)。
  2. 【請求項2】透過する短波長の光波の透過率と長波長の
    光波の透過率の比が1.5より大きい、請求項1に記述
    された近視の予防や治療に用いられる透明ライトフィル
    ターシート。
  3. 【請求項3】透過する短波長の光波の透過率が0.6よ
    り高く、長波長の光波の透過率が0.3より低い、請求
    項1に記述された近視の予防や治療に用いられる透明ラ
    イトフィルターシート。
  4. 【請求項4】選択的に割に多く透過する短波長の光波が
    波長580ミリミクロン以下の光である、請求項1〜3
    に記述された近視の予防や治療に用いられる透明ライト
    フィルターシート。
  5. 【請求項5】より多く透過する短波長の光波の波長が4
    80〜570ミリミクロンである、請求項1〜3に記述
    された近視の予防や治療に用いられる透明ライトフィル
    ターシート。
  6. 【請求項6】次に示す色のいずれかの単一色彩を、また
    は任意に組み合わせた多色彩が附く、請求項1〜5に記
    述された近視の予防や治療に用いられる透明ライトフィ
    ルターシート、即ち、水色、青、グリーン、ブルー、青
    グリーン、グリーン青、青ブルー、ブルーグリーン、イ
    エローグリーン。
  7. 【請求項7】透き通る構造を持つ、請求項1〜6に記述
    された近視の予防や治療に用いられる透明ライトフィル
    ターシート。
  8. 【請求項8】請求項1〜7に記述されたライトフィルタ
    ーシートによって作られる、主に閲読等の近距離目視作
    業中に使用される、近視の予防や治療に用いられるライ
    トフィルター眼鏡、或いは掛けつけ式ライトフィルター
    レンズ。
  9. 【請求項9】選択的に、より多くの長波長の光波を透過
    し、より多くの割に短い波長を持つ光波の透過を阻止で
    きる、主に閲読等の近距離目視作業に使用され、目と目
    視作業対象物の間に設置して目視作業対象物をカバーす
    ることに適し、遠視の予防や治療に用いられる透明ライ
    トフィルターシート(或いはライトフィルター板、ライ
    トフィルターフィルム)。
  10. 【請求項10】透過する長波長の光波の透過率と短波長
    の光波の透過率の比が1.5より大きい、請求項9に記
    述された遠視の予防や治療に用いられる透明ライトフィ
    ルターシート。
  11. 【請求項11】透過する長波長の光波の透過率が0.6
    より高く、短波長の光波の透過率が0.3より低い、請
    求項9に記述された遠視の予防や治療に用いられる透明
    ライトフィルターシート。
  12. 【請求項12】選択的により多く透過する長波長の光波
    が波長580ミリミクロン以上の光である、請求項9〜
    11に記述された遠視の予防や治療に用いられる透明ラ
    イトフィルターシート。
  13. 【請求項13】より多く透過する長波長の光の波長が6
    00〜730ミリミクロンである、請求項9〜11に記
    述された近視の予防や治療に用いられる透明ライトフィ
    ルターシート。
  14. 【請求項14】次に示す色のいずれかの単一色彩を、ま
    たは任意に組み合わせた多色彩を帯びる、請求項9〜1
    3に記述された遠視の予防や治療に用いられる透明ライ
    トフィルターシート、即ち、レッド、ピンク、カルミ
    ン、イエローレッド。
  15. 【請求項15】請求項10〜14に記述されたライトフ
    ィルターシートによって作られる、主に閲読等の近距離
    目視作業中に使用される、遠視の予防や治療に用いられ
    るライトフィルター眼鏡、或いは掛けつけ式ライトフィ
    ルターレンズ。
JP2000261908A 1999-09-07 2000-07-27 屈折異常を予防、治療できる閲読用ライトフィルターシートとライトフィルター眼鏡 Pending JP2001133625A (ja)

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