JP2001132539A - エンジンの排熱回収装置 - Google Patents

エンジンの排熱回収装置

Info

Publication number
JP2001132539A
JP2001132539A JP31124899A JP31124899A JP2001132539A JP 2001132539 A JP2001132539 A JP 2001132539A JP 31124899 A JP31124899 A JP 31124899A JP 31124899 A JP31124899 A JP 31124899A JP 2001132539 A JP2001132539 A JP 2001132539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
heat
temperature
exhaust
hot water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31124899A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihito Kasai
聡人 笠井
Naohiro Deguchi
尚広 出口
Yoshinori Nakagawa
義徳 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP31124899A priority Critical patent/JP2001132539A/ja
Priority to DE60020484T priority patent/DE60020484T2/de
Priority to EP00122353A priority patent/EP1096120B1/en
Priority to US09/695,710 priority patent/US6435420B1/en
Priority to CNB001319434A priority patent/CN1167871C/zh
Publication of JP2001132539A publication Critical patent/JP2001132539A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N19/00Starting aids for combustion engines, not otherwise provided for
    • F02N19/02Aiding engine start by thermal means, e.g. using lighted wicks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G5/00Profiting from waste heat of combustion engines, not otherwise provided for
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/14Combined heat and power generation [CHP]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温時におけるエンジンの始動性を向上させ
ること。 【解決手段】 低温時はエンジン2の始動性が低下する
と考えられるので、センサTS3で検出されたエンジン
温度が基準温度よりも低いときは、予めポンプ10を運
転して熱媒体を循環させる。熱媒体は貯湯タンク17内
の温水の熱をエンジン2に運搬するので、エンジンは暖
機され、オイルの粘性が小さくなるし、エンジン2内で
の結露も防止でき始動性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの排熱回
収装置に関し、特に、コジェネレーション装置等の動力
源に用いられるエンジンの排熱回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保護の必要性が喧伝さ
れ、都市ガス等を燃料とするガスエンジン等を動力源と
して発電および給湯等を行う自家発電設備としてのコジ
ェネレーション装置が注目されている。この種のコジェ
ネレーション装置は、熱の有効利用の観点から、特に寒
冷地において効果的に利用される。寒冷地での使用に際
し、厳冬期や朝晩等、気温が極めて低い時にはエンジン
オイルの粘性が高くなっている。したがって、エンジン
を始動させる場合には、始動装置に対して大きいトルク
が要求される。
【0003】また、燃料混合気の性状によっては、未燃
焼混合気や残留排気ガスに含まれる水分が低温環境によ
って結露し、点火プラグに付着して着火を妨げる要因に
なることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】低温下で発生する上記
不具合は一般には電気ヒータでエンジンを暖めることに
よって解決できると考えられる。しかし、電気ヒータの
取り付けスペースを大きくとれないような場合には、十
分に大きな容量の電気ヒータを使用できない。また、十
分に大きな容量のヒータを使用できるスペースが確保で
きる場合でも、消費電力が大きいため経済的でないとい
う問題点がある。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、例えば電気ヒータのような大きく
スペースをとる部品を付加することなく、排熱回収用の
ポンプを運転することでエンジンを暖めることができる
エンジンの排熱回収装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンの熱
回収部に熱媒体を循環させてエンジンの排熱を回収する
エンジンの排熱回収装置において、前記熱媒体を外部貯
湯タンク内の熱交換器に循環させるための配管と、前記
配管途中に設けられたポンプと、エンジン始動時に、エ
ンジンの温度がエンジンの始動を許可するための基準温
度よりも低いときにエンジンの始動に先立って前記ポン
プを起動させる指示を出力するコントローラとを具備し
た点に第1の特徴がある。
【0007】また、本発明は、前記エンジンの熱回収部
が、ウォータジャケットを含むエンジン冷却部およびエ
ンジンオイルの熱を回収するオイル熱交換器を有してお
り、前記熱媒体を前記オイル熱交換器および前記エンジ
ン冷却部の順で循環される循環経路を設定した点に第2
の特徴がある。
【0008】また、前記循環経路上で前記エンジン冷却
部よりも上流に前記排気熱交換器を配置するとともに、
前記排気熱交換器へ導入される熱媒体を、該熱媒体と熱
交換される排気中の水蒸気がその露点以下になるよう低
温に設定した点に第3の特徴がある。さらに、本発明
は、前記ポンプが、前記オイル熱交換器の熱媒体入口側
に配置された点に第4の特徴がある。
【0009】第1〜第4の特徴によれば、エンジン始動
時にエンジン温度が基準温度よりも低い場合にはエンジ
ンの始動に先立ってポンプが起動され、寒冷地や早朝等
の外気の影響で低温になっている熱媒体が外部の貯湯タ
ンク内の温水と熱交換されて加温される。この熱媒体が
エンジンの熱回収部に循環されるので、エンジンは暖機
される。
【0010】また、第2の特徴によれば、オイル熱交換
器が設置されるオイルタンクから順に熱媒体が導入され
るので、低温時に粘性が高まっているオイルを効率よく
暖めてその粘性を低下させることができる。エンジンが
始動されて通常運転に移った後は、エンジン運転によっ
て温度上昇したエンジンオイルは熱媒体によって効率よ
く冷却される。
【0011】また、第3の特徴によれば、排熱交換器内
には排気中の水蒸気を露点以下に温度低下させるように
設定された熱媒体が導入される。したがって、熱媒体は
排気が有している熱および排気の凝縮熱を回収した後、
循環経路の下流に配されたエンジン冷却部に導かれてさ
らに温度上昇する。こうして、十分に熱回収した熱媒体
が出力熱交換器に循環させられる。
【0012】さらに、第4の特徴によれば、熱媒体はエ
ンジンから熱回収する前にポンプ内を通過する。したが
って、ポンプは比較的低温に維持されるため、パッキン
等の経時劣化を抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の一
実施形態を詳細に説明する。図2はコジェネレーション
装置に含まれる排熱回収装置の構成を示すブロック図で
ある。排熱回収装置1はエンジン発電機のエンジン部か
ら熱媒体で排熱を回収するよう構成される。排熱回収装
置1にはエンジン2およびエンジン2に機械的に連結さ
れた発電機3が設けられている。発電機3はエンジン回
転数に応じた交流を発生する。エンジン2には潤滑オイ
ルを溜めるオイルパン4が設けられる。オイルパン4に
はオイルクーラ(オイル熱交換器)5が接続されてお
り、オイル熱交換器5はオイルパン4内のオイルと熱交
換を行う。エンジン2のシリンダヘッド6にはエアフィ
ルタ7から空気が取入れられる。エンジン2からの排気
は排気マニホルド8および排気熱交換器9を通って外部
へ排出される。
【0014】エンジン2で発生した熱を効率よく回収す
るための熱媒体(冷却水)の循環経路12が設定されて
いる。熱媒体を循環させるためのウォータポンプ10が
熱媒体の循環経路12の入口側に設けられる。この配置
により、高温の熱媒体との接触が避けられるのでシール
部材等が劣化しにくくなり、ウォータポンプ10の長寿
命化が図られる。ウォータポンプ10で給送された熱媒
体はオイル熱交換器5、排気熱交換器9、エンジン2、
シリンダヘッド6を順に経て、後述の熱負荷へ循環す
る。
【0015】熱媒体が循環経路12を循環することによ
ってエンジン2で発生した熱が回収されて熱負荷へ供給
される。すなわち、熱媒体はオイルパン4内のオイル熱
交換器5に導入され、エンジン2から回収されたオイル
と熱交換してオイルを冷却するとともにそれから熱を得
る。続いて熱媒体は排気熱交換器9でエンジン2からの
排気と熱交換して熱を得る。オイル熱交換器5および排
気熱交換器9で熱を得て温度上昇した熱媒体は、さらに
エンジン2のシリンダ壁やシリンダヘッド6に設けられ
た管路つまりウォータジャケット6Aからなる冷却部お
よびシリンダヘッド6を通って熱回収し、その温度がさ
らに上昇させられる。
【0016】図1は上記エンジン発電機を商用電力系統
に連系させたコジェネレーション装置の構成を示すブロ
ック図である。電力変換装置13は発電機3から出力さ
れた交流電力を商用電力系統と同じ品質(電圧、周波
数、ノイズ等に関して)の交流に変換し、商用電力系統
の位相と同期をとって連系させる機能を有する。具体的
には、発電機3から出力された交流を直流に変換するコ
ンバータ、およびコンバータで変換された直流を商用電
力系統の周波数、電圧に合致した交流に変換するインバ
ータ、ならびにノイズフィルタおよび連系スイッチ等の
機能を有している。系統連系用電力変換装置の一例は特
公平4−10302号公報に開示されている。電力変換
装置13で変換された発電機3の出力交流は商用電力系
統14と連系して電気負荷15に接続されている。
【0017】発電機3の運転に伴って発生したエンジン
2の熱は、エンジン2の冷却部や排気熱交換器9等の熱
交換部(集合的に符号11で示す)で回収される。熱交
換部11で熱回収した熱媒体つまり冷却水は管路18を
通って貯湯タンク17に熱量を運搬する。貯湯タンク1
7には管路18に接続された出力熱交換器(以下、「第
1熱交換器」という)20が設けられ、図示しない水供
給源から貯湯タンク17に供給された水はこの第1熱交
換器20から熱を得て温水になる。貯湯タンク17に蓄
えられた温水は、第1熱負荷としての給湯器21に供給
されて利用される。水供給源と貯湯タンク17との間に
はバルブ(図示せず)が設けられ、貯湯タンク17内の
水量が基準値以下になったときに、このバルブが開かれ
て給水される。
【0018】エンジン2にはエンジン2の温度を検出す
るための温度センサTS3が設けられ、温度Te がコン
トローラ29へ供給されている。ウォータポンプ10
は、前記温度Te がエンジン始動を許可するための基準
温度Tref-e よりも高いときはエンジン2の始動ととも
に起動される。一方、前記温度Te がエンジン始動を許
可するための基準温度Tref-e よりも低いときは、エン
ジンの始動に先立って、まずウォータポンプ10を起動
する。
【0019】このウォータポンプ10の運転によって貯
湯タンク17の第1熱交換器20およびエンジン2の熱
交換部11をつないでいる管路18に熱媒体が循環す
る。そうすると、貯湯タンク17に蓄えられている温水
と熱交換されて熱媒体の温度が上昇し、その熱媒体がエ
ンジン2に導入されてエンジン2が暖機される。ウォー
タポンプ10を起動した後、エンジン2の温度Te が基
準温度Tref-e に達したときにエンジン2を始動する。
【0020】エンジン2の温度を検出する温度センサT
S3は、エンジン2の冷却部内の熱媒体の温度を検出す
るように設置するのがよいが、エンジン2の外壁の温度
やエンジン2の近傍の温度であってもよい。また、外気
温度を測定してエンジン2の温度を代表させるようにし
てもよい。外気温度を採用するときは、予め調査したエ
ンジン温度と外気温度との関係に基づいて基準外気温度
を設定するのがよい。
【0021】なお、ウォータポンプ10を起動した後、
温度Te が基準温度Tref-e に到達したときエンジン2
を始動するのに限らず、ウォータポンプ10を起動した
時にタイマを始動させ、タイマに予めセットした時間が
経過したときにエンジン2を始動させるようにしてもよ
い。
【0022】本実施形態では、エンジン2の熱交換部1
1と貯湯タンク17内の熱交換器20とを管路18で直
接連結しているので、貯湯タンク17内に大量に蓄えら
れた温水の熱量を直接熱媒体で回収してエンジン2に供
給できる。したがって、エンジン2は迅速に暖機され、
短時間で始動可能となる。
【0023】第1熱交換器20の上方には第2熱交換器
22が設けられる。第2熱交換器22に接続された管路
23にはセントラルヒーティングシステムや床暖房シス
テム等、第2熱負荷としての暖房装置24が接続されて
おり、貯湯タンク17内の温水を給湯器21に供給する
温水経路とは独立した第2の温水経路を構成している。
この第2の温水経路によって、貯湯タンク17から2次
的に効率よく熱を回収することができる。
【0024】第2熱交換器22を第1熱交換器20より
も上方の位置に配置したのは、第1熱交換器20から熱
量を得た温度の高い水は、対流により第1熱交換器20
よりも上方に移動しているためである。第1熱交換器2
0よりも第2熱交換器22を上方に配置することによ
り、対流して上方に移動した高温の温水から多くの熱量
を取出すことができる。
【0025】前記第2の温水経路には追い焚きボイラ2
5と三方弁26とが設けられている。追い焚きボイラ2
5には第2の温水経路内で温水を循環させるためのポン
プ27が設けられている。三方弁26はバイパス28側
または暖房装置24側に温水を循環させるための切り替
え手段である。この三方弁26を制御することによっ
て、次のような経路を形成できる。三方弁26を暖房装
置24側に切り替えると、貯湯タンク17から出た温水
が追い焚きボイラ25および暖房装置24を経て貯湯タ
ンク17に戻る温水経路が形成される。一方、三方弁2
6をバイパス28側に切り替えると、貯湯タンク17か
ら出た温水が、追い焚きボイラ25を通過した後、暖房
装置24を経由せず、バイパス28を経て貯湯タンク1
7に戻る温水経路が形成される。
【0026】前記貯湯タンク17内には温度センサTS
1が設けられ、温度センサTS1で検知された温水の温
度情報T1はコントローラ29に供給される。温度セン
サTS1は貯湯タンク17内の、第1熱交換器20の上
端近傍から第2熱交換器22の下端近傍までの適当な高
さに設置されることができるが、最も好ましくは、第1
熱交換器20と第2熱交換器22との中間位置に設置さ
れるのがよい。貯湯タンク17内では、対流により最下
端付近では温度が低くなる傾向があり、最上端近傍では
温度が高くなる傾向があるため、上記位置に温度センサ
TS1を設けて貯湯タンク17内の平均的な温度を検出
できるようにしたものである。
【0027】コントローラ29は温度情報T1に基づい
てエンジン2の始動および停止の制御を行う。すなわ
ち、温度情報T1は、貯湯タンク17の温水を直接的に
利用している給湯器21や、第2熱交換器22を介して
間接的に温水を利用している暖房装置24等の熱需要を
代表しているので、コントローラ29は、この温度情報
T1が基準温度Tref-1 以下であれば熱需要が大きいと
判断してエンジン2を駆動し、熱量を発生させる。ま
た、温度情報T1が基準温度Tref-1 以上になれば、貯
湯タンク17内には十分な熱量が蓄えられたと判断して
エンジン2を停止させる。
【0028】基準温度Tref-1 は熱負荷の種類や大きさ
(つまり給湯器21や暖房装置24の種類や大きさ)、
熱交換部11の熱出力、および貯湯タンク17の容量等
に基づいて決定される。基準温度Tref-1 はエンジン2
の安定運転のため、つまり頻繁な起動・停止を回避する
ためのヒステリシスを有している。
【0029】なお、貯湯タンク17の温水の温度情報T
1が基準温度Tref-1 よりも低い場合であっても、エン
ジン2の温度つまり温度Te が基準温度Tref-e よりも
低い場合は、エンジン2はただちには始動されず、まず
ウォータポンプ10が起動される。
【0030】エンジン2は、発電機3が一定の発電電力
を出力するように運転してもよいし、電力負荷15の大
きさに応じた発電電力を出力するように、電力負荷追随
型で運転してもよい。一定発電出力型においては、駆動
源であるエンジン2は、その回転数がほぼ一定となる定
格運転にすることができるので、燃料消費量が少なくか
つ排気ガスの状態も良好な、高い効率の運転が可能であ
る。ここで、大きい電力需要が生じて発電機3による発
電電力に不足が生じた場合は、商用電源14からの電力
で不足分をまかなうことができる。
【0031】貯湯タンク17内の水温は温水消費量つま
り熱需要の大きさや、発電機3の運転方法つまり一定発
電出力型であるか電力負荷追随型であるかによって大き
く左右される。例えば、温水消費量が少ない場合は、温
度センサTS1で検出された水温に基づいて発電機3を
運転すれば水温は80°C程度に維持できる。しかし、
給湯器21および暖房装置24の双方で熱需要が発生し
た場合のように温水が急激に大量に使用された場合や、
システムの立上げ時には、貯湯タンク17内の温水の温
度は低下し、給水される水の温度程度にしかならないこ
とがある。
【0032】貯湯タンク17内の水温をエンジン2から
の回収熱のみでは基準温度に維持できないときに、追い
焚きボイラ25が有効に機能する。温水コントローラ3
0は、追い焚きボイラ25と三方弁26に追い焚き指令
Bと切替え指令Cを供給する。温水コントローラ30に
は前記基準温度Tref-1 よりも低い下方基準温度Tref-
L が設定されており、貯湯タンク17内の水温T1がこ
の下方基準温度Tref-L を下回った場合に追い焚き指令
Bおよび切替え指令Cをともにオンにする。追い焚き指
令Bがオンのときは追い焚きボイラ25が駆動され、切
替え指令Cがオンのときは三方弁26はバイパス28側
に切り替えられる。これにより、追い焚きボイラ25で
加熱された温水が管路23を循環し、この温度が高めら
れた温水は第2熱交換器22を通じて貯湯タンク17内
の水の温度を上昇させる。
【0033】貯湯タンク17内の水温が下方基準温度T
ref-L を超えたならば追い焚き指令Bおよび切替え指令
Cはともにオフにし、追い焚きボイラ25を稼働させ
ず、三方弁26を暖房装置24側に切り替えて暖房需要
に応えられるよう制御する。下方基準温度Tref-L も基
準温度Tref-1 と同様ヒステリシスを有する。
【0034】三方弁26をバイパス28側に切り替える
ことによって温水は暖房装置24に循環しなくなる。し
かし、給湯器21からの給湯需要が風呂や台所用の給湯
であれば、たいていの場合長時間連続して給湯されるこ
とは少ない。また、熱負荷が暖房装置24の場合、一旦
室内の温度が上昇した後は、熱需要の変化が比較的緩慢
であるため、室温が低くなり過ぎるということは少な
く、実用上の問題は発生しにくい。
【0035】また、暖房装置24の熱需要の増大に応じ
て、三方弁26を暖房装置24側に切り替えたまま、追
い焚きボイラ25を駆動させることができる。これによ
り、暖房装置24に十分な温度の温水をすみやかに供給
することができる。暖房装置24の熱需要の増大は、例
えば、暖房装置24の暖房設定温度に応じて判断するこ
とができる。なお、三方弁26による切り替えにより、
すべての温水の流れを変えるのに限らず、三方弁26の
開度を可変とし、管路23の温水の少なくとも一部を第
2熱交換器22に戻すようにしてもよい。
【0036】排気熱交換器において排気の温度が排気組
成の露点W以下になるようにすれば、熱媒体で排気組成
の凝縮熱をも回収できる。図3は、排気熱交換器9の入
口ないしシリンダヘッド6間での熱媒体の温度を示す図
である。熱媒体の温度変化は線Lm0で示し、排気の温
度はそれぞれ線Lg0で示す。排気熱交換器9は、熱媒
体および排気の流れが互いに対向する向流形式に構成さ
れているので、排気と熱媒体の流れの方向は互いに逆方
向で示している。
【0037】排気熱交換器9の熱媒体の出口つまり排気
の入口での温度gであった排気は、排気熱交換器9の熱
媒体の入口つまり排気の出口では、排気の露点W以下の
温度g´に低下している。したがって、排気熱交換器9
に導入された熱媒体は直ちに排気の凝縮熱を回収して短
時間で温度aから温度a´まで急激に温度上昇する。熱
媒体が急激に温度上昇するときの勾配(線分aa´の勾
配)は、排気熱交換器9へ導入される熱媒体の流量や温
度(温度a)に左右され、流量が大きいほど、また導入
される熱媒体の温度が低いほど急である。
【0038】露点W以上の排気との熱交換においては、
前記温度aから温度a´までの急激な勾配とは異なる
が、緩やかな勾配で熱媒体は温度a´から温度cまで徐
々に加温される。温度cにまで加温された熱媒体はエン
ジン2の冷却部で熱回収して最終的に温度fで排熱回収
装置から排出され、結果的に温度差Δt3を得ている。
【0039】排気組成の凝縮熱を利用して効率的に排気
から熱回収するためには、排気熱交換器9から排出され
る排気の温度が常に露点W以下になるように熱媒体の流
量および/または温度を設定するのが好ましい。まず、
熱媒体が排気熱交換器9へ導入される温度(入口温度)
が固定ならば、熱媒体の流量が大きいときは排気からの
回収熱量が大きく、流量が小さいときは排気からの回収
熱量が小さい。したがって、熱負荷側で要求する温度が
決定されたならば、その温度を満足する熱媒体の温度に
基づいて排気の温度を露点W以下に維持できるような目
標流量を予め実験等によって設定する。設定された目標
流量は、ウォータポンプ10の回転数制御により得るこ
とができる。
【0040】排気が常に露点W以下になるように目標流
量を設定すると、熱負荷側の要求温度が高い場合、その
要求を満足する熱媒体の温度が得られないことがある。
この場合は熱媒体の流量を低減させて入口温度を高く
し、凝縮熱の利用程度を小さくする。但し、この場合で
も、できるだけ効率よく熱回収するため、機器運転時間
のうちに、排気が露点W以下になるような熱媒体の流量
によって運転する時間が含まれていることが好ましい。
【0041】一方、熱媒体の流量を固定した状態で、入
口温度を制御して排気を露点W以下にすることができ
る。排気を露点W以下にするための入口温度の基準温度
Tw を設定する。そして、入口温度がこの基準温度Tw
を超えて、熱回収の効率が低下するようになればエンジ
ン2を停止させる。エンジン2を停止させて、入口温度
が基準温度Tw 以下になれば、再びエンジン2の運転を
始める。この制御により、熱媒体の入口温度は基準温度
Tw に維持され、高い効率で熱回収を行うことができ
る。入口温度制御のための温度センサは排気熱交換器9
の入口に配置するのが望ましいが、熱媒体の循環経路上
において、ウォータポンプ10の上流直近や、シリンダ
ヘッド6の前後に設けることもできる。
【0042】エンジン2の運転および停止の切替制御
は、上述の温度情報T1の基準温度Tref-1 の設定によ
っても行うことができる。すなわち、熱媒体の入口温度
と温度情報T1との関係を予め調査しておき、この関係
に従って基準温度TW に対応する基準温度Tref-1 を設
定する。こうして設定した基準温度Tref-1 に従ってエ
ンジン2の運転および停止を行うことにより、排気を露
点W以下にすることができる。
【0043】排気が常に露点W以下になるように熱媒体
の基準温度TW を設定すると、熱負荷側の要求温度が高
い場合、その要求を満足する熱媒体の温度が得られない
ことがある。この場合は、熱媒体の基準温度TW を高め
に設定しておく。基準温度TW は、排気が露点W以下に
ならない時間を含みつつ、運転時間全体にわたって熱回
収効率を大きく損なうことなく熱負荷側の要求を満たす
ことができるよう予め実験等に基づいて設定する。前記
基準温度Tref-1 のヒステリシスを調節することによ
り、エンジン2の運転および停止のタイミングを制御す
ることによっても同様の作用を行わせることができる。
【0044】貯湯タンク17を有している場合には、こ
の貯湯タンク17内の温水温度を熱負荷の要求に対応さ
せて所望の温度に維持させるのが望ましい。上述のよう
に、温度センサTS1からの温度情報Tが基準温度Tre
f-1 より高いときにエンジン2を停止させるようにして
いる場合は、このエンジン2の運転状況を勘案して熱媒
体の流量を決定すればよい。すなわち、基準温度Tref-
1 に従ってエンジン2の運転・停止が制御されていると
きは、この運転・停止の状況からエンジン2の排熱を経
験的に割り出し、この排熱との関連で基準温度Tw を超
えないように熱媒体Wの流量を決定する。こうしておけ
ば、流量を固定した状態で、エンジン2の断続運転に対
応して熱媒体の温度を基準温度Tw に維持することがで
き、排気温度を露点W以下にすることができる。
【0045】熱媒体の温度を基準にして排気の温度を露
点W以下にする場合も、流量を基準にして排気の温度W
を露点W以下にする場合と同様、機器運転時間中に排気
の温度Wが露点W以下になる運転時間を含むよう熱媒体
の温度を設定することが好ましい。
【0046】なお、熱媒体の流量および温度のいずれか
一方を固定して他方を制御するのに限らず、双方を可変
として制御してもよい。要は、熱負荷側の要求を満足さ
せつつ排気熱交換器9に導入される排気から効率的に熱
を回収できるよう排気熱交換器9に導入される熱媒体の
保有熱量を制御すればよい。
【0047】また、排気が露点W以下になるように、熱
媒体の流量や温度を検出してこれらを基準値に制御する
のに代えて、排気の温度を直接検出し、この排気の温度
を基準値に収斂するように熱媒体の温度や流量を制御し
てもよい。この場合、排気温度センサは排気熱交換器9
の内部およびその上下流直近(排気出口近傍が好まし
い)に設置するとよい。
【0048】上述のように、熱媒体の流量および排気熱
交換器9への導入温度を、排気熱交換器内で排気が露点
W以下になるように設定することにより、排気の凝縮熱
によって熱媒体の熱回収効率を高めることができる。最
終的に、熱媒体の温度はfとなり、回収温度Δt3を得
ることができる。
【0049】なお、上記実施形態では、オイル熱交換器
5を用いてオイルパン4内のオイルからも熱回収するよ
うにした。これは、極寒地のように熱媒体が容易に温度
上昇しない場合に有効であり、オイルの温度を下げる効
果もあるが、使用環境等によっては必ずしもオイル熱交
換器5を設けることはない。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜請求項4の発明によれば、電気ヒータのようなスペ
ースを大きくとる部品を付加することなくポンプを運転
するだけで貯湯タンク内に蓄えられている温水を利用し
てエンジンの暖機を行うことができる。
【0051】特に、請求項2の発明によれば、オイル粘
性を小さくできるのでエンジンのクランキングトルクを
小さくできる。また、通常の運転中には、オイル熱交換
器から最初に熱回収されるのでオイルの冷却効果が高め
られる。
【0052】請求項3の発明によれば、エンジン冷却部
の前に排気熱交換器を置いたので、比較的低温の熱媒体
によって排気中の水蒸気を凝縮させることができ、その
凝縮熱をも回収することができる。請求項4の発明によ
れば、熱媒体を循環させるポンプの寿命を長くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る排熱回収装置を含
むコジェネレーション装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明の一実施形態に係る排熱回収装置の要
部構成を示すブロック図である。
【図3】 熱媒体および排気の温度変化を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…排熱回収装置、 2…エンジン、 3…発電機、
4…オイルパン、 5…オイルタンク、 5A…オイル
熱交換器、 9…排気熱交換器、 10…熱媒体用ポン
プ、 11…熱交換部、 12…循環経路、 13…電
力変換装置、 14…商用電力系統、 15…電気負
荷、 17…貯湯タンク、 20…第1熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01P 7/16 507 F01P 7/16 507F F22B 1/18 F22B 1/18 E C (72)発明者 中川 義徳 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3L021 BA03 CA01 DA08 DA31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの熱回収部に熱媒体を循環させ
    てエンジンの排熱を回収するエンジンの排熱回収装置に
    おいて、 前記熱媒体を外部貯湯タンク内の熱交換器に循環させる
    ための配管と、 前記配管途中に設けられたポンプと、 エンジン始動時に、エンジンの温度がエンジンの始動を
    許可するための基準温度よりも低いときにエンジンの始
    動に先立って前記ポンプを起動させる指示を出力するコ
    ントローラとを具備したことを特徴とするエンジンの排
    熱回収装置。
  2. 【請求項2】 前記エンジンの熱回収部が、ウォータジ
    ャケットを含むエンジン冷却部およびエンジンオイルの
    熱を回収するオイル熱交換器を有しており、 前記熱媒体を前記オイル熱交換器および前記エンジン冷
    却部の順で循環される循環経路を設定したことを特徴と
    する請求項1記載のエンジンの排熱回収装置。
  3. 【請求項3】 エンジンの排気を利用した排気熱交換器
    を具備し、 前記循環経路上で前記エンジン冷却部よりも上流に前記
    排気熱交換器を配置するとともに、 前記排気熱交換器へ導入される熱媒体を、該熱媒体と熱
    交換される排気中の水蒸気がその露点以下になるよう低
    温に設定したことを特徴とする請求項2記載のエンジン
    の排熱回収装置。
  4. 【請求項4】 前記ポンプが、前記オイル熱交換器の熱
    媒体入口側に設けられていることを特徴とする請求項2
    または3記載のエンジンの排熱回収装置。
JP31124899A 1999-11-01 1999-11-01 エンジンの排熱回収装置 Pending JP2001132539A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31124899A JP2001132539A (ja) 1999-11-01 1999-11-01 エンジンの排熱回収装置
DE60020484T DE60020484T2 (de) 1999-11-01 2000-10-24 Vorrichtung zur Brennkraftmaschinenabwärmenutzung
EP00122353A EP1096120B1 (en) 1999-11-01 2000-10-24 Engine waste heat recovering apparatus
US09/695,710 US6435420B1 (en) 1999-11-01 2000-10-25 Engine waste heat recovering apparatus
CNB001319434A CN1167871C (zh) 1999-11-01 2000-11-01 发动机的排热回收装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31124899A JP2001132539A (ja) 1999-11-01 1999-11-01 エンジンの排熱回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001132539A true JP2001132539A (ja) 2001-05-15

Family

ID=18014881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31124899A Pending JP2001132539A (ja) 1999-11-01 1999-11-01 エンジンの排熱回収装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6435420B1 (ja)
EP (1) EP1096120B1 (ja)
JP (1) JP2001132539A (ja)
CN (1) CN1167871C (ja)
DE (1) DE60020484T2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002317697A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Honda Motor Co Ltd エンジンの排熱回収装置
JP2006336606A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Osaka Gas Co Ltd コージェネレーションシステム
JP2006336607A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Osaka Gas Co Ltd コージェネレーションシステム
JP2008202485A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気熱回収装置
JP2009047052A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Honda Motor Co Ltd コージェネレーション装置
JP2010275965A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Osaka Gas Co Ltd エンジンの排熱回収装置

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001086212A1 (en) * 2000-05-11 2001-11-15 Timothy Cremin Central heating
JP2002115801A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Honda Motor Co Ltd 蒸発器の蒸気温度制御装置
GB0124669D0 (en) * 2001-10-13 2001-12-05 Robertson Alastair Improved secondary heat exchanger for water boiler
US6595431B1 (en) * 2002-11-14 2003-07-22 Dennis A. Lieske Exhaust heat trap and redirecting system
NL1022803C2 (nl) * 2003-02-28 2004-08-31 Micro Turbine Technology B V Micro reactie turbine met geïntegreerde verbrandingskamer en rotor.
US8333060B2 (en) * 2003-02-28 2012-12-18 Micro Turbine Technology B.V. Micro reaction turbine with integrated combustion chamber and rotor
CN1683761B (zh) * 2004-02-01 2010-04-28 柴文龙 两路循环型内燃机
ES2416135T3 (es) * 2004-03-16 2013-07-30 Tecogen, Inc. Sistema inversor de potencia accionado por motor, con cogeneración
US7401578B2 (en) * 2004-05-21 2008-07-22 Gemini Energy Technologies, Inc. System and method for the co-generation of fuel having a closed-loop energy cycle
JP4649897B2 (ja) * 2004-07-09 2011-03-16 ダイキン工業株式会社 熱搬送システム
JP2006083720A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Honda Motor Co Ltd コジェネレーション装置
WO2006030603A1 (ja) * 2004-09-17 2006-03-23 Honda Motor Co., Ltd. コジェネレーション装置
KR100644830B1 (ko) * 2004-12-10 2006-11-15 엘지전자 주식회사 열병합 발전 시스템
JP2006254537A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Honda Motor Co Ltd 電源装置
US20070170273A1 (en) * 2006-01-10 2007-07-26 Mcillwain Equipment Company, Inc. System and method for producing on demand high temperature water
KR101270615B1 (ko) * 2006-07-25 2013-06-07 엘지전자 주식회사 코제너레이션 및 그 제어 방법
US20080236561A1 (en) * 2007-03-26 2008-10-02 Mr. Arthur Isaacs Combination gas-fired furnace and gas-powered electrical generator
EP2180261A3 (de) 2008-10-21 2015-03-04 Vaillant GmbH Hydraulische Anbindung für Kraft-Wärme-Kopplungsanlagen
US8172521B2 (en) * 2009-01-15 2012-05-08 General Electric Company Compressor clearance control system using turbine exhaust
CN202188657U (zh) 2010-04-26 2012-04-11 林华谘 受热液体的自驱动装置及热驱动的液体自循环***
CA2702472C (en) * 2010-04-26 2017-08-29 Huazi Lin Fluid heating and storage tank and system
DE102012215784A1 (de) * 2012-09-06 2014-05-15 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Anfahren von Blockheizkraftwerken und Blockheizkraftwerk betrieben nach dem Verfahren
CN103291492A (zh) * 2013-06-21 2013-09-11 高志男 汽车冷却水及机油的余热回收利用装置
CN103485867B (zh) * 2013-08-29 2016-02-10 李建营 一种汽车尾气热能储存转换的方法及装置
JP6452465B2 (ja) * 2015-01-20 2019-01-16 大阪瓦斯株式会社 熱供給システム
DE102016005881A1 (de) * 2016-05-13 2017-11-16 Man Truck & Bus Ag Vorrichtung zum Erwärmen von Schmieröl
WO2019005678A1 (en) * 2017-06-27 2019-01-03 Imby Energy, Inc. COGENERATION SYSTEMS AND METHODS FOR GENERATING HEAT AND ELECTRICITY
US10428713B2 (en) 2017-09-07 2019-10-01 Denso International America, Inc. Systems and methods for exhaust heat recovery and heat storage
EP3530923B1 (en) * 2018-02-21 2024-04-24 Innio Jenbacher GmbH & Co OG Method of pre-heating a internal combustion engine by oil and jacket water cooler
US20220250087A1 (en) * 2018-10-22 2022-08-11 Shanghai Bixiufu Enterprise Management Co., Ltd. Engine exhaust dust removing system and method
WO2022272279A1 (en) 2021-06-23 2022-12-29 Tecogen Inc. Hybrid power system with electric generator and auxiliary power source

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4412509A (en) * 1973-06-11 1983-11-01 Black Robert B Energy conversion system and components thereof
DE2916216A1 (de) * 1979-04-21 1980-11-06 Bosch Gmbh Robert Einrichtung zur erwaermung von teilen einer brennkraftmaschine
DE3032090A1 (de) * 1980-08-26 1982-04-01 Günter Prof. Dr. Dr.-Ing. 7300 Esslingen Wößner Verfahren zur senkung des kraftstoffverbrauchs und der schadstoffemissionen durch verminderung der reibleistung eines verbrennungsmotors waehrend des warmlaufes (verkuerzung der warmlaufzeit) sowie eine vorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens
US4342422A (en) * 1980-10-16 1982-08-03 Davis Maxie C Heating and cooling system using frictional air heating
US5000003A (en) * 1989-08-28 1991-03-19 Wicks Frank E Combined cycle engine
US5279637A (en) * 1990-10-23 1994-01-18 Pcl Environmental Inc. Sludge treatment system
RU2043532C1 (ru) * 1991-04-30 1995-09-10 Гулин Степан Дмитриевич Система разогрева двигателя внутреннего сгорания
US5226594A (en) * 1992-03-30 1993-07-13 Consolidated Natural Gas Service Company, Inc. Hot water storage tank heat exchanger system
US5320166A (en) * 1993-01-06 1994-06-14 Consolidated Natural Gas Service Company, Inc. Heat pump system with refrigerant isolation and heat storage

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002317697A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Honda Motor Co Ltd エンジンの排熱回収装置
JP4548694B2 (ja) * 2001-04-20 2010-09-22 本田技研工業株式会社 エンジンの排熱回収装置
JP2006336606A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Osaka Gas Co Ltd コージェネレーションシステム
JP2006336607A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Osaka Gas Co Ltd コージェネレーションシステム
JP4549234B2 (ja) * 2005-06-06 2010-09-22 大阪瓦斯株式会社 コージェネレーションシステム
JP4614824B2 (ja) * 2005-06-06 2011-01-19 大阪瓦斯株式会社 コージェネレーションシステム
JP2008202485A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気熱回収装置
JP2009047052A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Honda Motor Co Ltd コージェネレーション装置
JP2010275965A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Osaka Gas Co Ltd エンジンの排熱回収装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1302948A (zh) 2001-07-11
EP1096120A2 (en) 2001-05-02
EP1096120B1 (en) 2005-06-01
DE60020484D1 (de) 2005-07-07
CN1167871C (zh) 2004-09-22
EP1096120A3 (en) 2002-04-24
US6435420B1 (en) 2002-08-20
DE60020484T2 (de) 2006-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001132539A (ja) エンジンの排熱回収装置
JP4548694B2 (ja) エンジンの排熱回収装置
JP3767785B2 (ja) エンジンの排熱回収装置
JP3620701B2 (ja) コジェネレーション装置
US20090045625A1 (en) Cogeneration system
JP2007255775A (ja) ハイブリッド型給湯装置
JP2006083720A (ja) コジェネレーション装置
JP5828219B2 (ja) コージェネレーションシステム、排熱利用装置、コージェネレーションシステムの制御方法及びヒートポンプ式給湯装置
JP2000297963A (ja) コジェネレーション装置
JP4482282B2 (ja) コージェネレーションシステム及びそれに用いられるエンジン発電機起動方法
JP6319651B2 (ja) コージェネレーション装置
CN107449012A (zh) 电蓄热***及其控制方法
JP2009121404A (ja) 水素エンジンを用いたコージェネレーションシステム
JP5551971B2 (ja) 貯湯式の給湯装置
JP4535451B2 (ja) 冷温水システム
JP5286104B2 (ja) 排熱回収方法、排熱回収装置及びコジェネレーションシステム
JP3722439B2 (ja) ハイブリッド熱電供給システム
JPH07217915A (ja) 熱電併給システム
JP3886027B2 (ja) コジェネレーション装置
JP3936123B2 (ja) 小容量のガスタービンコージェネレーションシステムの運転制御方法
JP2011179788A (ja) 熱供給システム
WO2022180716A1 (ja) 熱供給システム
WO2022180715A1 (ja) 熱供給システム
JP6797776B2 (ja) 廃棄物処理プラント及び廃棄物処理プラントの運転方法
RU46049U1 (ru) Энергетическая установка

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080702

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081105