JP2001128415A - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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JP2001128415A
JP2001128415A JP30183499A JP30183499A JP2001128415A JP 2001128415 A JP2001128415 A JP 2001128415A JP 30183499 A JP30183499 A JP 30183499A JP 30183499 A JP30183499 A JP 30183499A JP 2001128415 A JP2001128415 A JP 2001128415A
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JP
Japan
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motor
mounting plate
capacitor
conductive members
capacitor chip
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JP30183499A
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Yoshiyuki Mori
栄之 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシノイズ除去用のコンデンサチップをエ
ンドカバーの肉厚内に収めて、モータ本体の形状を全体
的に小型化する。 【解決手段】 モータケース1の一端を塞ぐエンドカバ
ー2内に、ブラシノイズ除去用のコンデンサチップ2
0,21,31を収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジコン等に使用
する小型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】無線によるリモートコントロールによっ
て走行または飛行する玩具用の車両や飛行機は、小型モ
ータを動力源として備える。また、この小型モータはバ
ッテリを電源として駆動されるため、直流モータが用い
られる。
【0003】この直流モータは、バッテリから供給する
電流を、モータブラシを介してこれに摺接する半円形の
整流子に伝え、さらに導体に導いて、この導体(回転
子)の半回転ごとにその電流の方向を切り換えながら、
同一方向の回転トルクを得るというものである。
【0004】このため、このような直流モータでは、モ
ータブラシと整流子との接触,非接触動作によるブラシ
ノイズを発生するところから、これが周辺の電気機器や
通信機器,無線機器に対して雑音誘導の悪影響を及ぼ
す。そこで、従来は、前記のような小型の直流モータで
も、ノイズ防止用のコンデンサをモータブラシに繋る回
路に接続することにより、ブラシノイズをこのコンデン
サに吸収させるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の小型モータにあっては、モータブラシに繋る回路
に接続されるコンデンサが、リード線を介してモータの
エンドカバー外部のプリント基板上に取り付けられた
り、リード線に直付け接続されて取り付けられたりして
いるために、コンデンサ本体,リード線,プリント基盤
などの占有空間相当分、モータ本体の形状が大きくなっ
たり、エンドカバー外部の配線が繁雑化するなどの問題
があった。本発明は前記課題を解決するものであり、ブ
ラシノイズ除去用のコンデンサをエンドカバーの肉厚内
に収めて、エンドカバー周辺を簡素にまとめ、モータ本
体の形状を全体的に小型化できるようにした小型モータ
を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
請求項1の発明にかかる小型モータは、モータケースの
一端を塞ぐエンドカバー内に、ブラシノイズ除去用のコ
ンデンサチップを収納するようにしたものである。
【0007】また、請求項2の発明にかかる小型モータ
は、前記エンドカバーを構成して、モータ軸の貫通孔を
有する取付板と、該取付板の中央部に一体に突設され
て、前記モータ軸を回転自在に支承する軸受突起と、該
軸受突起を両側から挟むように前記取付板上に取り付け
られて、各一のモータブラシに電気的に接続されるL字
状の一対の導電部材とを有し、前記軸受突起に形成され
た貫通孔内に、両端の電極が前記各一の導電部材に電気
的に接続される第1のコンデンサチップをコイルスプリ
ングとともに収納し、アースラグの両端部を、前記各導
電部材の一部に対向するように、前記取付板上に取り付
け、前記アースラグの両端部と、これらの両端部に対向
する位置に臨む前記各導電部材の一部との間に、第2の
コンデンサチップおよび第3のコンデンサチップを介装
し、かつ電気的に接続したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
について説明する。図1は本発明の小型モータの要部を
示す斜視図であり、ここではモータ本体のエンドカバー
側のみを示してある。
【0009】同図において、1はモータ本体の円筒状の
モータケースで、このモータケース1内には界磁コイル
を持った固定子および電機子コイルを持った回転子など
が配置されている。また、前記モータケース1の一端に
は、これの一端を塞ぐようにエンドカバー2が取り付け
られている。
【0010】このエンドカバー2はモータ軸(回転軸)
の貫通孔3を中心に有するリング状の取付板4と、この
取付板4の中央部に一体に突設されて、前記モータ軸を
回転自在に支持する軸受5を持った平側面の軸受突起6
とからなる。なお、この軸受突起6は全体として直方体
の形状をなす。
【0011】前記軸受突起6の対向する一対の平側面上
部には、上方および側方に開口する切欠7,8が設けら
れ、これらのうち切欠7には縦形のチップ挿入溝9が連
設されている。さらに、軸受突起6の肉厚内には、前記
チップ挿入溝9および前記切欠8に連通するスプリング
挿入孔10が設けられている。このスプリング挿入孔1
0はチップ挿入溝9とともに貫通孔を形成している。な
お、切欠7はチップ挿入溝9内に収納した、後述する第
1のコンデンサチップ31ののぞき孔として利用され
る。
【0012】さらに、前記軸受突起6基部の取付板4上
には、これの外周に沿うように、水平面を持つアースラ
グ取付部11が形成されている。このアースラグ取付部
11の両端には、図中水平方向に延びる長溝11a,1
1bが形成され、これらの各長溝11a,11bに連続
するように、それぞれ深溝12,13が形成されてい
る。なお、これらの各深溝12,13には、後述のアー
スラグ18の両端の屈曲部と、後述する第2のコンデン
サチップ20および第3のコンデンサチップ21とが、
それぞれ挿入可能とされている。なお、長溝11a,1
1bは、深溝12,13内の第2のコンデンサチップ2
0および第3のコンデンサチップ21ののぞき孔として
利用される。
【0013】また、前記アースラグ取付部11の中央部
と、軸受突起6に対してこのアースラグ部11とは反対
位置の取付板4上には、この取付板4をモータケースに
ねじにより取り付けるためのねじ取付孔14,15が設
けられている。さらに軸受突起6を挟む位置の取付板4
上には、2個ずつの導電部材取付用のねじ孔16,17
が形成されている。 また、図1において、18はリン
青銅により作成された薄板状のアースラグで全体として
略長三角形をなし、中央部には、前記ねじ取付孔14に
連通する取付孔19を有する。また、このアースラグ1
8の両端部は一定幅の細長片とされて、図上、下方にL
字状に折曲され、その下方でさらにモータ軸方向に延び
た接片18a,18bとされている。なお、この接片1
8a,18bの先端は上方向へ僅か傾いている。
【0014】また、前記アースラグ18は前記取付板4
上のアースラグ取付部11上に載置され、このとき各接
片18a,18bが各長溝11a,11bに沿ってガイ
ドされ、最終的に深溝12,13内に落し込まれる。
【0015】さらに、これらの深溝12,13内には上
下端に電極を持つ第2のコンデンサチップ20および第
3のコンデンサチップ21が挿入され、これらの各コン
デンサチップ20,21の一方の電極が、アースラグ1
8の各接片18a,18b上に、図2に示すように電気
的に接触するように弾性支持されている。前記アースラ
グ18は前記アースラグ取付部11上にあって、前記取
付孔19および取付板4に形成された取付ねじ14に挿
通され、かつモータケース1に形成されたねじ孔(図示
しない)にねじ込まれたねじ22によって、堅く固定さ
れている。なお、23はねじ22の緩み止め用ワッシャ
である。
【0016】また、前記軸受突起6の一対の側面には、
図3に示すように、各一の導電部材24,25が組み付
けられる。これらの導電部材24,25はそれぞれ円弧
部を持つ導電性の金属板をL字状に折曲して形成され
て、それぞれ基部片24a,25aおよび起立片24
b,25bとされる。
【0017】そして、基部片24a,25aには、取付
板4に形成されたねじ孔16,17に対応する位置にね
じ取付孔26,27が形成されている。また、前記起立
24b,25bには、上方に開口する凹部28,29が
形成されている。
【0018】このような導電部材24,25は、図1に
示すチップ挿入溝9に第1のコンデンサチップ31を挿
入し、さらにこの第1のコンデンサチップ31に接触す
るように、導電性のコイルスプリング32をスプリング
挿入孔10内に挿入した後、軸受突起6の両平側面およ
び取付板4の上面に当接するように、この取付板4上に
載置される。そして、各ねじ取付孔26,27にねじ3
0が通されて、取付板4上のねじ孔16,17にねじ込
まれている。
【0019】このため、図4に示すように、各基部片2
4a,25aは取付板4に密に接触し、各起立片24
b,25bは軸受突起6の各平側面に密に接触する。な
お、図示しないが、これらの導電部材24,25には、
モータの正負一対の各ブラシを保持するブラシ保持板が
取り付けられる。
【0020】このため、第1のコンデンサチップ31の
他方の電極は導電部材24の起立片24bに当接され、
前記一方の電極に接触しているコイルスプリング32の
他端は導電部材25の起立片25bに当接される。つま
り、第1のコンデンサチップ31の各電極はそれぞれ導
電部材24および25に電気的に接続される。
【0021】一方、導電部材24の基部片24aおよび
導電部材25の基部片25aはそれぞれ取付板4上に当
接されるとともに、これらの各基部片24a,25aの
対向する各一端部が、前記アースラグ18の各接片18
a,18bに一方の電極が支持された第2のコンデンサ
チップ20および第3のコンデンサチップ21の他方の
電極に接触する。
【0022】このため、これらの第2のコンデンサチッ
プ20および第3のコンデンサチップ21の各一方の電
極は、前記第1のコンデンサチップ31の各電極に、導
電部材24,25をそれぞれ介して接続され、他方の電
極は共にねじ22を介して接地回路であるモータケース
1を介して接地される。
【0023】この結果、図5に示すように、第1のコン
デンサチップ31の各電極に接続され、かつバッテリB
を電源として駆動されるモータMのモータブラシRから
発生するブラシノイズを、これらの各コンデンサ31,
20,21に吸収させることができ、この結果、ノイズ
の不要輻射に伴う周辺機器の誘導障害を未然に防止する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によればモータケ
ースの一端を塞ぐエンドカバー内に、ブラシノイズ除去
用のコンデンサチップを収納するように構成したので、
エンドカバー上にブラシノイズ用のコンデンサを設けた
り、このコンデンサを接続する配線を引き回したりする
必要がなくなり、エンドカバー上の構成をシンプルにで
き、ブラシ配線などとの回路上のショート事故などを未
然に回避できるという効果が得られる。
【0025】また、本発明によれば前記エンドカバーを
構成して、モータ軸の貫通孔を有する取付板と、該取付
板の中央部に一体に突設されて、前記モータ軸を回転自
在に支承する軸受突起と、該軸受突起を両側から挟むよ
うに前記取付板上に取り付けられて、各一のモータブラ
シに電気的に接続されるL字状の一対の導電部材とを有
し、前記軸受突起に形成された貫通孔内に、両端の電極
が前記各一の導電部材に電気的に接続される第1のコン
デンサチップをコイルスプリングとともに収納し、アー
スラグの両端部を、前記各導電部材の一部に対向するよ
うに、前記取付板上に取り付け、前記アースラグの両端
部と、これらの両端部に対向する位置に臨む前記各導電
部材の一部との間に第2のコンデンサチップおよび第3
のコンデンサチップを介装し、かつ電気的に接続するよ
うにしたので、取付板に一体に設けられる軸受突起およ
び取付板のそれぞれの内部に別々にコンデンサチップを
配置でき、これらをブラシ取付用の導電部材およびアー
スラグを介して各一のモータブラシに接続することで、
従来のエンドカバーに僅かな変更を加えただけで、簡単
にブラシノイズ防止回路を形成できるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型モータの一部を破断して示す斜視
図である。
【図2】図1におけるアースラグの取付構造を示す正面
断面図である。
【図3】図1におけるエンドカバーに導電部材を組み付
ける状態を示す組立斜視図である。
【図4】図1におけるエンドカバーにアースラグを取り
付けた状態を示す平面図である。
【図5】本発明におけるノイズ除去回路を示す接続図で
ある。
【符号の説明】
1 モータケース 2 エンドカバー 3 貫通孔 4 取付板 6 軸受突起 9 チップ挿入溝(貫通孔) 10 スプリング挿入孔(貫通孔) 18 アースラグ 20 第2のコンデンサチップ(コンデンサチップ) 21 第3のコンデンサチップ(コンデンサチップ) 24,25 導電部材 31 第1のコンデンサチップ(コンデンサチップ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータケースの一端を塞ぐエンドカバー
    内に、ブラシノイズ除去用のコンデンサチップが収納さ
    れていることを特徴とする小型モータ。
  2. 【請求項2】 前記エンドカバーを構成して、モータ軸
    の貫通孔を有する取付板と、該取付板の中央部に一体に
    突設されて、前記モータ軸を回転自在に支承する軸受突
    起と、該軸受突起を両側から挟むように前記取付板上に
    取り付けられて、各一のモータブラシに電気的に接続さ
    れるL字状の一対の導電部材と、前記軸受突起に形成さ
    れた貫通孔内にコイルスプリングとともに収納され、両
    端の電極が前記各一の導電部材に電気的に接続される第
    1のコンデンサチップと、両端部が前記各導電部材の一
    部に対向するように、前記取付板上に取り付けられたア
    ースラグと、該アースラグの両端部と、これらの両端部
    に対向する位置に臨む前記各導電部材の一部との間に介
    装され、かつ電気的に接続された第2のコンデンサチッ
    プおよび第3のコンデンサチップとを備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の小型モータ。
JP30183499A 1999-10-25 1999-10-25 小型モータ Withdrawn JP2001128415A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010525770A (ja) * 2007-04-19 2010-07-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ブッシング形コンデンサを備えた直流モータ

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