JP2001128398A - 回転電機の突極形回転子 - Google Patents

回転電機の突極形回転子

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JP2001128398A
JP2001128398A JP31068199A JP31068199A JP2001128398A JP 2001128398 A JP2001128398 A JP 2001128398A JP 31068199 A JP31068199 A JP 31068199A JP 31068199 A JP31068199 A JP 31068199A JP 2001128398 A JP2001128398 A JP 2001128398A
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dovetail
groove
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rotor
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健吾 ▲高▼橋
Kengo Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設計・製作容易にして、ダブテールの座屈強度
を高め、大容量で高速回転に耐え得る突極形回転子を提
供する。 【解決手段】外周に軸方向に延びたダブテール溝を有す
るロータリム2と、前記ダブテール溝に嵌合されるダブ
テール凸部を有する磁極1と、前記ダブテール溝の側壁
と前記ダブテール凸部との間に圧入され、前記ダブテー
ル凸部を前記ダブテール溝内に締結するコッタ3とを備
え、前記磁極およびそのダブテール凸部が薄板の積層体
により形成されている回転電機の突極形回転子におい
て、前記ダブテール凸部の先端面,すなわちダブテール
の回転中心側の面に、薄板の積層方向,すなわち回転軸
方向に延びた溝を設けるとともに、この溝に、この溝を
埋める第二のコッタ6を圧入するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機の突極形
回転子に係わり、特に突極磁極とロータリムとの結合
が、ダブテール凹凸(溝と凸部)の嵌合により行なわれ
ている回転電機の突極形回転子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般に採用されているこの種の突極
形回転子は、ロータリムの外周に複数の磁極が周方向に
間隔をおいて並設されて形成されている。この場合、ロ
ータリムと磁極との結合は、ロータリムの外周に設けら
れた鳩尾の形をしたダブテール凹部(溝)と、磁極の根
本部,すなわち磁極の回転中心側に設けられたダブテー
ル凸部との嵌合により行なわれ、かつその締結は、ダブ
テール凹凸の壁面間に圧入介在されたコッタにより行な
われているのが普通である。
【0003】なお、この種の突極形回転子に関連するも
のとしては、例えば特開昭61−54833号公報ある
いは実開昭55−69846号公報などが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように形成されて
いる突極形回転子でも、通常,特に問題になることはな
いのであるが、しかしながら、最近のように回転機が大
容量かつ高速化してくると、機械的強度の面での諸問題
が表面化してくる。すなわち、近年の我国の電力需要は
昼夜の差が著しく、これに伴なってピーク電力の供給と
夜間余剰電力の有効活用のための揚水発電設備が大容量
化してきている。このような大容量揚水発電設備は経済
性向上のため高速回転化が図られ、従来毎分300回転
程度であったものが毎分700回転級に計画される現状
にある。
【0005】このように回転電機の大容量化・高速回転
化した場合の主な問題の一つに、突極形回転子における
磁極取付け部のダブテール座屈現象が考えられる。すな
わち、図4から図8にも示されているように、突極形回
転子の磁極1は、その基部に設けられたダブテール(凸
部)laをロータリム2のダブテール溝2aに係合せし
めダブテール傾斜側面とダブテール溝側壁の間に対しコ
ッタ3を回転軸方向に圧入することによってロータリム
2の外周部に強固に取付けるようにしている。なお、図
中4は磁極1に巻回された界磁コイルを示している。
【0006】このような突極形回転子の回転によって磁
極1に生ずる遠心力Fpは、反力P,すなわちロータリ
ム2のダブテール溝2a側壁からコッタ3を介して与え
られる反カPとベクトル的に釣合い、このため磁極1
は、回転による遠心力によってロータリム2から飛び出
すことなくロータリムに固定される。この力の釣合い状
態を示したのが図7である。
【0007】ところで、このダブテール結合部を拡大し
てみると図8に示されているように、コッタ3からの反
カPは半径方向の分力FRとこれと直角方向の円周方向
分力Fθに分解される。このような2つの分力によって
ダブテール先端面の中点Cを通る半径方向断面X−Xに
は分力Fθによって図9(a)に矢印で示すような圧縮
応力が発生し、分力FRによって図9(b)に矢印で示
すような曲げ応力が発生する。そして、これらの合成応
力は図9(c)の矢印で示すような分布形態となる。
【0008】なお、図9の応力分布状態は理解し易いよ
うに単純化してあるが、図8における寸法SとTの比を
1対2としたときのダブテールの応力分布を電子計算機
を用いて有限要素法と呼ばれる応力計算法によって計算
すると、図10に示されているような分布となる。この
図からもX−X断面の応力分布は、図9(c)に示すと
同様にダブテールlaの先端部分のC点において最大圧
縮応力σcとなることが分かる。
【0009】さて、このようなダブテールlaの先端部
分のC点に生ずる最大圧縮応力σcの分布を回転軸の軸
方向について調べてみると、後述の如く軸方向に関して
一様に分布しているわけではなく磁極の中央においては
小さく磁極端仮5に近いところで大きくなっている。こ
のためダブテールの座屈現象は図5の二点鎖線の円内に
示されているように磁極端板5付近で発生する。このよ
うに磁極端坂5の付近で発生する原因は次の2つが考え
られる。
【0010】すなわち、その一つは薄板からなるダブテ
ールの一枚あたりに加わる遠心力は図4のB−B線で示
す軸方向中心付近では磁極1,ダブテールlaそして磁
極一枚の厚さあたりの界磁コイル4の質量分が遠心力に
効いてくるのに対し、磁極端板5付近では磁極端板5お
よび界磁コイル4のUターン部分,すなわち界磁コイル
4が磁極の円周方向の一方から他方に磁極端板の軸方向
外側を迂回巻きされる部分の質量が余分に遠心力として
効いてくるため、ダブテールの薄板一枚あたりに加わる
遠心力は軸方向中心のものに比べて大きくなること。
【0011】もう一つの原因は、磁極端板における前記
Uターン部の界磁コイルの割増し質量ならびに磁極端板
5の軸方向突起部の質量に基づく遠心力が、磁極端板の
軸方向突起部に働くことによって、磁極端板には図4の
Mで示す曲げモ一メントが図の向きに生ずることであ
る。
【0012】かかるモ一メントが働く結果として、ダブ
テールlaの内周面には図4のFaで示す軸方向の力が
矢印方向に発生する。図4に示されているように薄板積
層板から成る磁極1およびダブテールlaは厚板から成
る磁極端板5によって積層方向両端から挟まれ、これら
に貫通して設けられた通し穴に通されたボルトおよびナ
ットにより両側から締め上げられる。この締付力はダブ
テール部の積層板の板面間に面圧を生じせしめる。然る
に、前述した遠心力に基づく軸方向外向きの力Faは、
この部分における前記ダブテール面圧を減少させ、場合
によってはダブテール部の薄坂間に隙間を生じさせるこ
ととなる。
【0013】ところで、薄板に対し薄板の面に平行する
形で両側から圧縮力を加えたとき、薄板は薄板の断面に
関する中心軸に対する圧縮力の僅かな偏心や材質の不均
一性などが原因で比較的小さな圧縮力で横撓みを起こ
す。この現象は材質の降伏点以内でも生ずるところから
弾性座屈と呼ばれる。この弾性座屈に対する強度を上げ
るには、薄板側面を撓まぬように支えればよい。言い換
えれば側面に面圧を加えて拘束すれば良い。前述した磁
極積層板1およびダブテールlaを磁極端板5で挟み、
通しボルトで締め上げてダブテールlaの積層板間に面
圧を持たせるのはこの目的を達成するためである。
【0014】従って前述した軸方向外向きの力Faによ
って生ずるダブテール面圧の低下は座屈強度の低下その
ものを意味する。以上に述べた二つの観点から磁極ダブ
テールの座屈強度は軸方向分布においてダブテール積層
間面圧が比較的高く保たれる中心付近すなわち図4のB
−B付近では大きく、面圧低下が著しい磁極端板付近で
小さい。かかる傾向は実機運転結果においても現象とし
て確認されている事実である。
【0015】従って、ダブテールの座屈現象はダブテー
ルの先端すなわちダブテールの内周部分であってかつ磁
極端板に近い部分に生じやすい。かかる現象が従来、大
容量で高速回転する回転電機の突極形回転子の設計・製
作を困難にしていた。
【0016】本発明はこれに鑑みなされたもので、その
目的とするところは、設計・製作を容易にしてダブテー
ルの座屈強度を高め、大容量で高速回転に耐え得るこの
種の突極形回転子を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、軸方
向に延びたダブテール溝を外周に有するロータリムと、
前記ダブテール溝に嵌合されるダブテール凸部を有する
磁極と、前記ダブテール溝の側壁と前記ダブテール凸部
との間に圧入され、前記ダブテール凸部を前記ダブテー
ル溝内に締結するコッタとを備え、前記磁極およびその
ダブテール凸部が薄板の積層体により形成されている回
転電機の突極形回転子において、前記ダブテール凸部の
先端面に、薄板の積層方向,すなわち回転軸方向に延び
た溝を設けるとともに、この溝に、この溝を埋める第二
のコッタを圧入するようにし所期の目的を達成するよう
にしたものである。
【0018】また、この場合、前記第二のコッタ圧入用
の溝を、ダブテール凸部先端面の円周方向幅の中央部に
設けるようにしたものである。また、前記溝を複数個設
け、かつ夫々の溝に前記第二のコッタを圧入するように
したものである。また、前記第二のコッタの長さを、前
記磁極の積層方向長さとほぼ等しくなるように形成した
ものである。また、前記第二のコッタを、前記ダブテー
ル凸部先端面側から打ち込み圧入するようにしたもので
ある。
【0019】すなわちこのように形成された突極形回転
子であると、ダブテールの先端面,すなわちダブテール
の回転に関する内周面の円周方向(ダブテールの幅方
向)中点から半径方向外向きに向けてコッタ挿入溝が設
けられ、そしてこのコッタ挿入溝にコッタが圧入されて
いることから、圧縮力の作用方向,すなわちダブテール
の円周方向における座屈有効長さを短くすることがで
き、前述した座屈を充分防止することができるのであ
る。すなわち、具体的には、座屈理論式、例えばオイラ
ーの座屈荷重計算式等によれば座屈に耐えることができ
る最大座屈荷重は下記式に示されているように圧縮荷重
が作用する部材の圧縮荷重作用方向の長さの2乗に反比
例する。すなわち、両端回転端に対するオイラーの座屈
荷重Pcrは、
【0020】
【数1】Pcr=π2EI/(L2) ここで、π:円周率、E:縦弾性係数、I:断面二次モ
一メント,L:部材長さである。
【0021】すなわち、図3を参照すると、この図3
(a)は、図8に示す従来形ダブテールに対する座屈発
生機構であって上式で示す最大圧縮荷重Pcrを加える
ことができる。これに対し長さ以外は同じで長さのみを
半分にした図3(b)には図3(a)に加えることがで
きる最大圧縮力の2×2=4倍の圧縮力を加えることが
できる。同じように長さを3分の1にした図3(c)の
場合は図3(a)の3×3=9倍の力を加えることがで
きる。このように座屈強度に関する部材有効長さLをコ
ッタ打ち込みによってN分割すれば、座屈強度は当初に
対しN×N倍と大幅に向上することができ、これによっ
て大容量で高速回転に耐え得る突極形回転子とすること
ができるのである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図示した実施例に基づいて本
発明を詳細に説明する。図1および図2にはその突極形
回転子の要部が断面で示されている。2がロータリムで
あり、1が磁極、4が界磁コイル、3がダブテール固定
用コッタである。ロータリム2の外周には周方向に所定
の間隔をおいてダブテール溝2aが設けられており、こ
のダブテール溝に、磁極1の基部(根本)に設けられた
ダブテール(凸部)laが嵌合され、ロータリム2に磁
極1が係合されている。また、両者の締付は、ダブテー
ル凸部の傾斜側面とダブテール溝側壁の間にコッタ3が
回転軸方向に圧入され行われている。
【0023】この場合、特に磁極1のダブテール部は、
次のように形成されている。すなわち、ダブテールla
の内周面の中央部(ダブテール幅方向中央部)には、磁
極の長手方向(回転軸方向)にのび、かつ半径外向きに
向けて溝lbが設けられている。そして、この溝1bに
は、コッタ6(第二のコッタ)が軸方向に圧入されてい
る。この構造によって圧縮荷重に対するダブテールの周
方向における圧縮長さはダブテールに圧入したこのコッ
タ6によって2分割される。このときの座屈発生機構
は、図3(b)に対応し、図3(a)に示す従来のダブ
テール結合部に対し座屈強度は理論上2×2=4倍とな
る。
【0024】図11および図12は、本発明のもう一つ
の実施例に係るダブテール結合部を示すものである。前
述した実施例では、ダブテールに設けた半径方向溝1b
がダブテール円周方向中央部に1個であったのに対し図
11,図12ではかかる半径方向溝が円周幅方向にダブ
テール幅を3等分した2個所の分割位置に設けられてい
る。このときの座屈発生機構は図3(c)に対応し、図
3(a)に示す従来のダブテール結合部に対し座屈強度
は理論上3×3=9倍となる。
【0025】なお、図1(b)および図11いづれの場
合も、ダブテールlaに打込むコッタ6は、各々図2,
図12にも示されているように軸方向に貫通するように
形成されている。この場合、コッタの長さは、磁極の積
層方向長さとほぼ等しく(一本もので)形成されるのが
望ましい。
【0026】前述したようにダブテールの座屈現象は軸
方向に一様に発生するのではなく主に磁極端板付近に生
ずることから、コッタlbをこのように軸方向に貫通さ
せることにより、コッタ6の軸方向の移動を押さえるこ
とができ、以って磁極端板付近におけるコッタ反カに基
づく圧縮力による薄板ダブテールの撓み現象,すなわち
座屈現象を押さえることができる。なお、コッタ6は、
図1(b)のようにダブテールの底部側、すなわちロー
タ回転中心側から外側に向けて打ち込まれる。
【0027】このようにダブテール幅を等価的に円周方
向にN分割し、その(N−1)個所の分割位置に半径外
向きで、かつ軸方向にのびた溝を設け、この溝に対しダ
ブテールの回転軸方向の長さ、またはそれに準ずる長さ
を有するコッタ6を(N一1)個、圧入することによっ
て、加え得る最大圧縮荷重を(N−1)個のコッタが無
い場合に比較してNの2乗倍大きくすることができる。
しかも、そのためのダブテール結合部の構造は耐座屈効
果が大きくなる割には特に複雑なものとなることなく従
来品と同程度であるから設計・製作の面からも有利であ
る。
【0028】なお、以上の説明では、コッタ6は一本も
ので形成するように説明してきたが、コッタが挿入(圧
入)し易いように、例えば幅方向に分割してもよいであ
ろう。また、一本物でも、溝およびコッタ6にそれぞれ
合致したテーパ面(奥狭溝)となし挿入し易いようにし
てもよいであろう。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、設計・製作容易にして、ダブテールの座屈強度を高
め、大容量で高速回転に耐え得るこの種の突極形回転子
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転電機の突極形回転子の一実施例を
示す横断正面図および要部拡大図である。
【図2】図1のQ矢印方向よりみた平面図である。
【図3】突極形回転子の座屈に係る効果の理論的説明図
である。
【図4】従来の突極形回転子を示す縦断側面図である。
【図5】図4のA−A線に沿う矢視図である。
【図6】従来の突極形回転子の要部を示す横断正面図で
ある。
【図7】磁極に発生する遠心力とコッタ反力のベクトル
釣合い図である。
【図8】従来の突極形回転子のダブテール結合部の拡大
断面図である。
【図9】ダブテールに発生する応力の発生機構図であ
る。
【図10】従来型ダブテールの計算結果に基づく応力分
布状態図である。
【図11】本発明の突極形回転子の他の実施例を示す縦
断正面図である。
【図12】図11のU矢印方向から見た平面図である。
【符号の説明】
1…磁極、la…ダブテール、lb…第二コッタ打込み
用溝、2…ロータリム、2a…ダブテール溝、3…ダブ
テール固定用コッタ、4…界磁コイル、5…磁極端板、
6…ダブテール打込み第二コッタ、FP…ダブテールに
加わる遠心力、P…コッタ3からの反カ、Fθ…Pの円
周方向分力、FR…Pの半径方向分力、FC…磁極端板
およびその付近の界磁コイルによる遠心力、M…FCに
よる曲げモ一メント、Fa…Mによるダブテール口開き
力、Pcr…加えることができる最大座屈荷重、C…ダ
ブテール先端面中点、S…ダブテールの半径方向高さ、
T…ダブテール先端面の円周方向幅、σc…従来型ダブ
テールにおける最大圧縮応力。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に延びたダブテール溝を外周に有
    するロータリムと、前記ダブテール溝に嵌合されるダブ
    テール凸部を有する磁極と、前記ダブテール溝の側壁と
    前記ダブテール凸部との間に圧入され、前記ダブテール
    凸部を前記ダブテール溝内に締結するコッタとを備え、
    前記磁極およびそのダブテール凸部が薄板の積層体によ
    り形成されている回転電機の突極形回転子において、前
    記ダブテール凸部の先端面に、薄板の積層方向(軸方
    向)に延びた溝が設けられるとともに、該溝に、この溝
    を埋める第二のコッタが圧入されていることを特徴とす
    る回転電機の突極形回転子。
  2. 【請求項2】 前記ダブテール凸部の先端面に設けられ
    た溝が、ダブテール凸部先端面の幅方向(回転子の周方
    向)の中央部に設けられてなる請求項1記載の回転電機
    の突極形回転子。
  3. 【請求項3】 前記ダブテール凸部の先端面に設けられ
    た溝が、前記ダブテール凸部先端面の幅方向(回転子の
    周方向)に関して複数個並設され、かつ夫々の溝に前記
    第二のコッタが圧入されてなる請求項1記載の回転電機
    の突極形回転子。
  4. 【請求項4】 前記第二のコッタの長さが、前記磁極の
    積層方向長さとほぼ等しく形成されてなる請求項1,2
    または3記載の回転電機の突極形回転子。
  5. 【請求項5】 前記第二のコッタが、前記ダブテール凸
    部先端面側から打ち込み圧入されてなる請求項1,2,
    3または4記載の回転電機の突極形回転子。
JP31068199A 1999-11-01 1999-11-01 回転電機の突極形回転子 Pending JP2001128398A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101607780B1 (ko) 2014-12-24 2016-03-30 두산중공업 주식회사 도브테일의 고정장치 및 이의 고정방법

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