JP2001128378A - 車両用非常時電源供給装置 - Google Patents

車両用非常時電源供給装置

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JP2001128378A
JP2001128378A JP30941899A JP30941899A JP2001128378A JP 2001128378 A JP2001128378 A JP 2001128378A JP 30941899 A JP30941899 A JP 30941899A JP 30941899 A JP30941899 A JP 30941899A JP 2001128378 A JP2001128378 A JP 2001128378A
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Hirotomo Asa
弘知 麻
Masafumi Hori
政史 堀
Kenji Takeda
武田  憲司
Etsushi Yamada
悦史 山田
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Soken Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のバッテリー上りが発生し、外部の救援
用電源より電力供給を行う場合、車両の駐車位置によっ
ては、ブースターケーブルが届かない事により電力供給
できない場合がある。また、自動変速機のシフトバイワ
イヤシステムを装備した車両においては、自車両をガレ
ージから出せない事態が発生する可能性がある。 【解決手段】 車室内に非常時電源供給用ソケット11
0を設置し、自車両のボンネットを開けることなしに車
両外部の救援用電源140よりソケット110を介し、
車載電気装置であるECU20に容易かつ安全に電力供
給できる車両用非常時電源供給装置を提供する。シフト
バイワイヤシステムを装備した車両の電力不足時の場合
にも、確実に駐車解除ができ車両移動が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリー上り等
の車載電源の電力不足を起こした車両に対して、車両外
部より容易に電力供給を行うことができる車両用非常時
電源供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バッテリー上りを起こした車両に
車両外部の救援用電源より電力供給を行う場合、自車両
のボンネットを開けバッテリー上りを起こした車載バッ
テリーの電極端子と救援用電源の電極端子をブースター
ケーブル等を用いて直接接続して電力供給するのが一般
的であり、積極的にバッテリー上りを起こした車両への
救援策を車両側において設けることはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常の場合は、ブース
ターケーブル等を用いて簡単に電力供給できるが、自車
両の駐車位置によっては、例えば狭いガレージに前向き
に駐車し自車両のボンネットすら開けられない状況、も
しくはボンネットが開けられてもブースターケーブルが
届かない事により電力供給できない場合がある。
【0004】一方、近年の電子化された車両、例えば自
動変速機の走行レンジ(例えばP,R,N,D)を電気
的に切換える制御装置を搭載したシフトバイワイヤシス
テムの装備車両が、バッテリー上り等により自動変速機
制御用ECUに電源供給が行われない場合、駐車解除が
できず車両の移動すらできない事態が発生する可能性が
ある。
【0005】このように自動変速機のシフトバイワイヤ
システムを装備した車両が、例えば狭いガレージに前向
きに駐車し自車両のボンネットすら開けられない状況、
もしくはボンネットが開けられてもブースターケーブル
が届かない事により電力供給できない場合においては、
自車両をガレージから出せない事態が発生する可能性が
ある。
【0006】そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされ
たものであり、その目的はバッテリー上り等の車載電源
の電力不足を起こした車両の車載電気装置に対して、例
えばボンネットを開けることなしに車両外部より容易に
電力供給できる車両用非常時電源供給装置を提供するこ
とにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、車両用自動変
速機の走行レンジを電気的に切換える制御装置、いわゆ
るシフトバイワイヤシステムを装備した車両の車載電源
の電力不足時にも確実に駐車解除ができ車両移動を可能
とする車両用非常時電源供給装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、次の技術的手段を採用する。
【0009】請求項1記載の発明では、車両外より外部
電力の供給を受けるためのソケット部を車両の所定の位
置に設け、前記受給手段を介して前記外部電力の供給を
受けるときは、車載電源からの電力に代えて前記外部電
力を車載電気装置に供給するように構成した。それによ
り、バッテリー上り等の車載電源が電力不足を起こした
車両であっても、車両外の外部電力より前記ソケット部
を介し、車載電気装置に容易に電力供給できる。しか
も、車両外の外部電力の供給を受けるときは、車載電源
からの電力供給に代えて外部電力を車載電気装置に供給
するように構成したため、車載電源との干渉を防止で
き、外部電力から車載電気装置に対して安定した電力供
給が可能となる。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1記載
の車両用非常時電源供給装置において、前記ソケット部
に挿入され、前記外部電力を前記ソケット部側に与える
プラグと、前記ソケット部側に設けられた第1、第2の
スイッチ手段とを有し、この第1のスイッチ手段は、前
記ソケット部の入口側に設けられ、前記プラグが前記ソ
ケット部の入口側に挿入されたとき、前記車載電源と前
記車載電気装置との接続関係を切離すように構成し、か
つ前記第2のスイッチ手段は、前記ソケット部の奥側に
設けられ、前記プラグが前記ソケット部の奥側まで挿入
されたとき、前記外部電力を前記車載電気装置に供給す
るように構成した。それにより、通常、電力不足の車載
電源に外部電力より電力供給を行うと、外部電力から車
載電源に大電流が流れるが、外部電力を車載電気装置に
供給するようにし外部電力と車載電源の間の接続は切離
す構成としたことにより、外部電力から車載電源と車載
電気装置間の配線および車載ヒューズを経由して車載電
源に大電流が流れることが無くなり、配線の発熱、ある
いは車載ヒューズの切断等の危険を回避できる。しかも
ソケット部にプラグを挿入操作するだけで、車載電源と
車載電気装置との接続の切離しと、外部電力の車載電気
装置への供給の一連の行程が、重ならないように順序正
しく操作できることから、簡単操作で安全な電力供給が
容易に行える。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
車両用非常時電源供給装置において、第1のスイッチ手
段は、前記プラグが前記ソケット部の入口側に挿入され
たとき、前記車載電源と前記車載電気装置とを電気抵抗
体を介して接続するように構成した。それにより、外部
電力を車載電気装置へ供給し、かつ外部電力と車載電源
の間は電気抵抗体を介して接続する構成とすることで、
外部電力から車載電源に大電流が流れるのを電気抵抗体
により防止することができ、外部電力の車載電気装置へ
の安定的供給と、車載電源に制限された電流を供給する
ことによる充電も同時に可能となる。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項1ないし
3記載のいずれか1項に記載の車両用非常時電源供給装
置において、前記車載電気装置は、車両用自動変速機の
走行レンジを電気的に切換える制御装置を含み、車両用
自動変速機の走行レンジを電気的に切換える制御装置、
いわゆるシフトバイワイヤシステムを装備した車両に採
用することにより、この種の車両の車載電源の電力不足
時にも確実に駐車解除ができ車両移動が可能となる。
【0013】請求項5記載の発明では、請求項1ないし
4記載のいずれか1項に記載の車両用非常時電源供給装
置において、前記ソケット部を車室内に設けることか
ら、前記ソケット部の設置場所を、例えばインパネ周り
等の車室内に設置する事により、ボンネットを開けるこ
となしに電力供給し易い位置に取付けられ、雨水、異物
の進入による漏電等の問題が発生の無い車両用非常時電
源供給装置を提供するが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施形態となる全体構
成として車両用非常時電源供給装置1と車載電気装置2
00間の電気系統図を示す。
【0016】車両用非常時電源供給装置1は、非常時電
源供給用ソケット(以下単に、ソケットと呼ぶ)11
0、および電力ケーブルa,bにワニ口クリップ13
3,134が接続されたプラグ130よりなる。車両用
非常時電源供給装置1は、図示しない自車両に車載バッ
テリー120と車載電気装置200を接続する非常時電
源供給用ソケット110が、インパネ周り等の車室内に
一個または複数個設置され、自車両のバッテリー上り時
には、外部の救援バッテリー140より自車両側に電力
供給するために、電力ケーブルa,bにより外部の救援
バッテリー140とソケット110間を接続する。電力
ケーブルa,bの一端には救援バッテリー140の両極
端子に接続するためのワニ口クリップ133,134が
それぞれ装備され、他端にはソケット110に挿抜され
るプラグ130が装備されている。図1はソケット11
0にプラグ130が挿入され車載バッテリー120から
の電力に代えて、外部の救援バッテリー140より電力
供給される状態を示す。
【0017】図2は、車載電気装置200として走行レ
ンジを電気的に切換える制御装置(以下単に、シフトバ
イワイヤシステムと呼ぶ)2に適用された図1の具体例
であり、シフトバイワイヤシステム2を装備した図示し
ない車両と車両用非常時電源供給装置1間の電気系統図
を示す。
【0018】以下、シフトバイワイヤシステム2の接続
関係と機能について説明する。
【0019】自車両に搭載されたシフトバイワイヤシス
テム2の自動変速機制御用ECU20は、ソケット11
0に接続され電気エネルギーを供給される。ECU20
は運転者が直接操作する走行レンジを選択するための操
作スイッチであるシフトレンジ選択装置10により、選
択された走行レンジ位置信号を受けるとともに、車両の
各種信号状態とあわせてECU20内にある図示しない
論理回路により最適な走行レンジ位置を選択し、表示器
30と駆動回路40にレンジ位置信号を送信する。ここ
で、上述した各種信号とは、ブレーキスイッチ70,車
速センサ60等の車両の状態を示す信号である。走行レ
ンジ位置信号を受けた駆動回路40はシフトレンジ切替
え用アクチュエーター100が駆動するための電気エネ
ルギーを供給する。シフトレンジ切替え用アクチュエー
ター100には、走行レンジ位置を検出する図示しない
センサーが内蔵されており、ECU20の指示するレン
ジに切換え動作が行われたか判断するために、シフトレ
ンジ切替え用アクチュエーター100よりECU20に
走行レンジ位置信号を送信する。以上の過程により、E
CU20に電力が供給されることにより、一連の走行レ
ンジ位置切替え動作は終了する。
【0020】このようにバッテリー上りを起こした車両
に車両用非常時電源供給装置1を設置する事により、外
部の救援用電源140より直接車載バッテリー120に
電力供給できない非常時においても、車載バッテリー1
20からの電力に代えて、救援用電源140からの電力
を受けるためのソケット部であるソケット110を通じ
てバッテリー上りを起こした車両に、容易に電力を供給
する事が可能になる。
【0021】また、車載バッテリー120からの電力に
代えて救援用電源140からの電力をECU20に供給
するように構成したため、車載バッテリー120との干
渉を防止でき、救援用電源140からECU20に対し
て安定した電力供給が可能となる。
【0022】またバッテリー上りを起こした車両が、シ
フトバイワイヤシステム2装備車両の場合においては、
前記ソケット110を通じてECU20に電力供給され
ることにより、機械式ケーブルを付加装備して駐車解除
を行う事無く一連のレンジ位置切替え動作ができ、確実
に駐車解除ができ車両移動が可能となる。
【0023】なお、ソケット110の自車両側への設置
場所をインパネ周り等の車室内に一個または複数個設置
した事により、ボンネットを開けることなしに電力供給
し易い位置に取付けられ、外部の救援用電源140より
電力供給し易くなると共に、雨水、異物の進入による漏
電等の問題が発生する事が無い、車両用非常時電源供給
装置1を提供することができる。
【0024】次に、ソケット110に装備されたスイッ
チ手段について説明する。
【0025】図3は車両用非常時電源供給装置1全体の
電気結線図であり、ソケット110に装備された車載電
源ライン切替え用スイッチ116により、車載バッテリ
ー120と車載電気装置200はスイッチ手段により切
離される例を示す。本例では車載電気装置200のとし
てシフトバイヤイヤシステム2の自動変速機制御用EC
U20を図示する。
【0026】車載バッテリー120が正常時である場
合、つまりプラグ130が差込まれる前の状態について
図3(a)により以下説明する。
【0027】ソケット110の形状及び電気結線構成は
既知のシガーライターソケットと類似しており、ソケッ
ト110の内周面に(−)側電極端子112が構成さ
れ、(−)側電極端子112と車載バッテリー120の
(−)側電極端子との接続は、車両本体構造体である電
気導通部を介して(−)側電極端子112と車載バッテ
リーの(−)側電極端子の近くの車両本体構造体に各々
接続される事により行われる。つまりボデーアース手法
により結線される。ソケット110は、図中上方に開口
した有底の筒部からなり、この筒部内に嵌合されるプラ
グ130が挿抜可能なように構成されている。ソケット
110を構成する筒部の側壁には、機械的に動作するス
イッチ手段が設けられている。このスイッチ手段は筒部
の内壁にボールが露出する筒状体からなり、内部にボー
ル113、スプリング114およびロッド115が収ま
る。なお、筒部の内壁に露出する開口端の径はボール1
13の径より小さくしてある事により筒状体の左側の開
口端よりボール113が落下する事無く、かつソケット
110を構成する筒部の内壁にボール113の一部が突
き出るよう配置される。ロッド115の左端はボール1
13に当接し、右端は筒状体の底部より突き出ている。
この筒状体の右端には、常時閉接点タイプの車載電源ラ
イン切替え用スイッチ116が配置され、筒状体から突
き出ているロッド115の左右の動きによりスイッチ1
16の開閉動作を行うように構成されている。スイッチ
116の一方の端子には、車載バッテリーの(+)側電
極端子が接続され、スイッチ116の他方の端子には、
車載電気装置200の一例であるシフトバイヤイヤシス
テム2の自動変速機制御用ECU20の(+)側電極端
子20aが接続される。なお、スイッチ116とECU
20の(+)側電極端子20a間の導線は、プラグ13
0が挿抜されるソケット110を構成する筒部の底部に
設けられた(+)側電極端子111と、ソケット110
内で結線されている。
【0028】このようにプラグ130が差込まれる前の
状態では、ボール113はスプリング114の力により
筒状体の左端に押付けられており、ボール113に当接
するロッド115右端は常時閉接点タイプのスイッチ1
16を右方向に押付ける事なくスイッチ116は閉じて
いる状態に設定され、車載バッテリーよりECU20の
(+)側電極端子20aへ電力供給されている。
【0029】次に車載バッテリー120が異常時(バッ
テリー上がり時)である場合について以下説明する。一
方にワニ口クリップ133,134と他端にソケット1
10に挿抜される前記プラグ130が装備された電力ケ
ーブルa,bにより、外部の救援バッテリー140とソ
ケット110間を接続する。プラグ130の(−)極用
電源端子132はプラグの外周面に構成され、プラグ1
30の(+)極用電源端子131はプラグの先端部に設
けられている。
【0030】図3(b)はプラグ130がソケット11
0に挿入されると、プラグ130の外周部がソケット1
10の入口部に設置されたボール113を図中右方向に
押付けることにより、ロッド115を介して車載電源ラ
イン切替え用スイッチ116は開状態となり、プラグ1
30の先端部の(+)側電極端子131とソケット11
0の底部に設けた(+)側電極端子111間が接続さ
れ、外部の救援用電源140より自車両側に電力を供給
する前に、車載バッテリー120とECU20の(+)
側電極端子20aの電源ラインは切離される。
【0031】次に図3(c)に示すようにプラグ130
を、ソケット110の底部まで押付ける事により、スイ
ッチ116を開状態にしたまま、プラグ130の(+)
側電極端子131とソケット110の(+)側電極端子
111間が接続され、外部の救援用電源140よりEC
U20の(+)+側電極端子20aに電力供給される。
【0032】以上の構成により、外部電力を車載電気装
置に供給するようにし外部電力と車載電源の間の接続は
切離す構成となり、外部電力から車載電源と車載電気装
置間の配線および車載ヒューズを経由して車載電源に大
電流が流れることが無くなり、配線の発熱、あるいは車
載ヒューズの切断等の危険を回避できる。
【0033】しかもソケット部にプラグを挿入操作する
だけで、車載電源と車載電気装置との接続の切離しと、
外部電力の車載電気装置への供給の一連の行程が、重な
らないように順序正しく操作できることから、簡単操作
で安全な電力供給が容易に行える。
【0034】次に図3に示したようにスイッチ手段を介
して車載バッテリー120の(+)側電極端子とECU
20の(+)側電極端子20aを切離すのではなく、そ
の代わりにスイッチ手段により車載バッテリー120と
ECU20の(+)側電極端子20aの間に電気抵抗体
を介して接続する例を、図4に示した。
【0035】図3の構成と異なる部分についてのみ、以
下説明する。
【0036】図4(a)に示す常時閉接点タイプの車載
電源ライン切替え用スイッチ116は、ロッド115の
左右の動きにより図3と同様の開閉操作を行うと共に、
スイッチ116の開状態時に切離された接点は、電気抵
抗体117の一方の端子に接続され、電気抵抗体117
の他端の端子はソケット110を構成する筒部の底部に
設けられた(+)側電極端子111間にソケット110
内で結線される。
【0037】図4(b)に示すようにプラグ130がソ
ケット110に挿入されると、車載バッテリー120と
ECU20の(+)側電極端子20aの電源ラインは遮
断され、その代わりに電気抵抗体117を介して車載バ
ッテリー120とソケット110を構成する筒部の底部
に設けられた(+)側電極端子111間が接続される。
【0038】次に図4(c)に示すようにプラグ130
を、ソケット110の底部まで押付ける事により、プラ
グ130の(+)側電極端子131とソケット110の
(+)側電極端子111間が接続される。これにより自
車両のECU20の(+)側電極端子20aと救済用電
源140の(+)側電極端子を接続しつつ、自車両の車
載バッテリー120の(+)側電極端子と救済用電源1
40の(+)側電極端子とを電気抵抗体117を介して
接続を行う。それにより救済用電源140はECU20
へ電力供給し、救済用電源140から車載バッテリー1
20に大電流が流れるのを電気抵抗体117により防止
することにより、救済用電源140のECU20への安
定的電力供給と、車載バッテリー120に制限された電
流を供給することによる充電も同時に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体構成を示し、車両用
非常時電源供給装置1より電力供給をうける車載電気装
置200の電気系統図である。
【図2】図1の具体的実施例を示し、車両用非常時電源
供給装置1より電力供給をうける自動変速機のシフトバ
イワイヤシステム2の電気系統図である。
【図3】プラグをソケットに差込む各動作状態毎の車両
用非常時電源供給装置全体の電気結線図(スイッチ手段
を介して切離される構成例)である。
【図4】プラグをソケットに差込む各動作状態毎の車両
用非常時電源供給装置全体の電気結線詳細図(スイッチ
手段を介して電気抵抗体が接続される構成例)である。
【符号の説明】
1 車両用非常時電源供給装置 2 シフトバイワイヤシステム 20 自動変速機制御用ECU(車載電気装置) 20a 自動変速機制御用ECUの(+)側電極端子 50 自動変速機 110 非常時電源供給用ソケット(ソケット部) 111 ソケット側の(+)側電極端子(第2のスイッ
チ手段の一部) 116 車載電源ライン切替え用スイッチ(第1のスイ
ッチ手段の一部) 117 電気抵抗体 120 車載バッテリー(車載電源) 130 プラグ 131 プラグ側の(+)側電極端子 140 救済用電源(外部電力) 200 車載電気装置 a、b 電力ケーブル
フロントページの続き (72)発明者 堀 政史 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 武田 憲司 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 山田 悦史 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5G003 AA04 BA01 DA03 FA02 FA03 FA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両外より外部電力の供給を受けるため
    のソケット部を車両の所定の位置に設け、前記ソケット
    部を介して前記外部電力の供給を受けるときは、車載電
    源からの電力に代えて前記外部電力を車載電気装置に供
    給するように構成したことを特徴とする車両用非常時電
    源供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ソケット部に挿入され、前記外部電
    力を前記ソケット部側に与えるプラグと、前記ソケット
    部側に設けられた第1、第2のスイッチ手段とを有し、
    この第1のスイッチ手段は、前記ソケット部の入口側に
    設けられ、前記プラグが前記ソケット部の入口側に挿入
    されたとき、前記車載電源と前記車載電気装置との接続
    関係を切離すように構成し、かつ前記第2のスイッチ手
    段は、前記ソケット部の奥側に設けられ、前記プラグが
    前記ソケット部の奥側まで挿入されたとき、前記外部電
    力を前記車載電気装置に供給するように構成したことを
    特徴とする請求項1記載の車両用非常時電源供給装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のスイッチ手段は、前記プラグ
    が前記ソケット部の入口側に挿入されたとき、前記車載
    電源と前記車載電気装置とを電気抵抗体を介して接続す
    るように構成したことを特徴とする請求項2記載の車両
    用非常時電源供給装置。
  4. 【請求項4】 前記車載電気装置は、車両用自動変速機
    の走行レンジを電気的に切換える制御装置を含むことを
    特徴とする請求項1ないし3記載のいずれか1項に記載
    の車両用非常時電源供給装置。
  5. 【請求項5】 前記ソケット部を車室内に設けたことを
    特徴とする請求項1ないし4記載のいずれか1項に記載
    の車両用非常時電源供給装置。
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