JP2001128173A - オブジェクト符号化装置 - Google Patents

オブジェクト符号化装置

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JP2001128173A
JP2001128173A JP30655399A JP30655399A JP2001128173A JP 2001128173 A JP2001128173 A JP 2001128173A JP 30655399 A JP30655399 A JP 30655399A JP 30655399 A JP30655399 A JP 30655399A JP 2001128173 A JP2001128173 A JP 2001128173A
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Hiroya Nakamura
博哉 中村
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背景オブジェクトを符号化する際、任意形状
オブジェクトに隠蔽される背景オブジェクトの個所(ブ
ロック)の符号量を削減できるオブジェクト符号化装置
を提供する。 【解決手段】 VOP内外判定手段30において、任意
形状オブジェクト画像のVOP内のブロックと判定され
たブロック(即ちブロックB)の位置に相当する背景オ
ブジェクト画像のブロックを、任意形状オブジェクト画
像により完全に隠蔽されるブロックであると判断する。
そして、この任意形状オブジェクト画像により完全に隠
蔽されるブロックであると判断された背景オブジェクト
画像のブロックに相当する画素はDCT係数を符号化し
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オブジェクト符号
化方式を用いたオブジェクト符号化装置に関するもので
ある。そして、本発明は特に、背景オブジェクトを符号
化する際、任意形状オブジェクトに隠蔽される背景オブ
ジェクトの個所(ブロック)の符号量を削減できるオブ
ジェクト符号化装置を提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】画像符号化において、異なる動画像シー
ケンス(オブジェクト画像)を重畳するオブジェクト符
号化方式があり、MPEG-4などでもこの技術が用いられて
いる。オブジェクト符号化方式は背景となる矩形オブジ
ェクト画像や前景となる任意形状オブジェクト画像(例
えばクロマキー技術によって切り出された人物画像や物
体画像など)などを重畳して新たなシーケンスを作成す
る手法である。各オブジェクトの組み合わせを代えるこ
とで様々なシーケンスを作成することができるという特
徴がある。
【0003】図5に従来手法によるオブジェクト符号化
装置のブロック図を示す。図5の画素値信号符号化部52
は各オブジェクト画像(背景となる矩形オブジェクト画
像と物体画像となる任意形状オブジェクト画像)の輝度
や色差を表す画素値信号を符号化する部分である。ま
た、形状信号符号化部53は任意形状オブジェクト画像
(物体画像)の形状を表す形状信号を符号化する部分で
ある。形状信号は、各画素について、物体内部に含まれ
るか物体外部であるかを示す識別データである。物体内
部/外部の識別は1ビットで表現できるため、形状信号
は輝度信号の各画素に1対1に対応する2値信号として規
定される。さらに、透過度信号符号化部54は任意形状オ
ブジェクト画像の透過度を表す透過度信号を符号化する
部分である。透過度信号はアルファデータとも呼ばれて
いる。透過度信号は0が透明、255が不透明を意味する0
から255の8ビットで表現し、輝度信号の各画素と1対1
に対応する値を有している。記録・伝送多重化部55は各
符号化部で符号化されたデータをストリームとする多重
化を行う。これらがオブジェクト画像の符号化装置を構
成する。
【0004】背景の画素値をYb、物体の画素値をYf、物
体の透過度をGfとすると、復号時、物体を背景と合成し
た画素の画素値Ycは Yc=(255−Gf)×Yb+Gf×Yf と定義される。なお、透過度信号の符号化が省略された
場合は、形状信号の値をそのまま透過度信号の値とす
る。
【0005】形状信号符号化部53は任意形状オブジェク
トの形状信号を符号化する際、ブロックが完全にVOP(Vi
deo Object Plane)外(物体の外部)、ブロックが完全
にVOP内(物体内部)、ブロックがVOP境界上の3種類に
分類する。図7に示す例では、Aはブロックが完全にVO
P外、Bはブロックが完全にVOP内、CはブロックがVOP
境界線上と分類された例である。このVOP内外情報は任
意形状オブジェクトの画素値信号を復号化する際にも用
いる。
【0006】また、図6に従来手法(MPEG)による画素
値信号符号化部52のブロック図を示す。まず、画面内
(イントラ)符号化について説明する。入力した画素値
信号を基本処理単位であるマクロブロックに分割する。
1マクロブロックは4:2:0の画像フォーマットの場
合、6つのブロックから構成される。各ブロックに対し
離散コサイン変換(DCT)手段63でDCTを行ってから量子
化手段64で量子化する。量子化する際の量子化幅は符号
量制御手段65により決定する。さらに、量子化されたDC
T係数と量子化幅を可変長符号化手段66により符号化す
る。
【0007】一方、画面間(インター)符号化は、符号
化の対象となるマクロブロックを含む画像に対して、時
間的に隣接する別の画像の中から、ブロックマッチング
をはじめとする動きベクトル検出方法で、動きベクトル
検出手段61により、対象マクロブロックに対して誤差の
最も小さい予測マクロブロックを検出する。誤差の最も
小さい予測マクロブロックへの動きを示す信号が動きベ
クトルである。予測マクロブロックを生成するために参
照する画像を参照画像と呼ぶ。検出された動きベクトル
に基づき、参照画像を動き補償して動き補償手段62によ
り、最適な予測マクロブロックを取得する。次に対象と
なるマクロブロックと対応する予測マクロブロックとの
差分を求め、この差分信号に対して離散コサイン変換
(DCT)手段63によりDCTを施し、DCT変換係数を量子化
手段64により量子化する。量子化後のDCT係数を動きベ
クトルや量子化幅とともに可変長符号化手段66により可
変長符号化する。
【0008】ブロックをすべてイントラ符号化する画像
をI-VOP、画像の表示順で前にあるVOPからのみ予測する
画像をP-VOP、画像の表示順で前にある画像と後ろにあ
る画像の両方から予測する画像をB-VOPと呼ぶ。I-VOP及
びP-VOPは符号化順で後ろの画像の符号化のための参照
画像となる場合がある。そのため量子化されたDCT係数
を逆量子化手段67により逆量子化し、逆DCT手段68によ
り逆DCTする。イントラ符号化した場合は、この復号画
像をメモリ69に貯え、後ろの画像の符号化のための参照
画像とする。インター符号化した場合は動き補償画像と
加算することにより復号画像を作成し、メモリに貯え
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のオブジェクト符
号化装置では、任意形状オブジェクトの有無、形状、大
きさに関わらず、背景オブジェクトをすべて符号化する
ため、背景オブジェクト内の任意形状オブジェクトに隠
蔽された部分(表示画面上見えない部分)もすべて符号
化される。よって、任意形状オブジェクトが存在するシ
ーケンスで、必要としないデータ(即ち背景オブジェク
ト内の任意形状オブジェクトに隠蔽された部分)まで符
号化することになり、情報量が大きくなるという問題が
あった。本発明は、背景オブジェクトを符号化する際、
任意形状オブジェクトの情報を基に、任意形状オブジェ
クトに隠蔽される背景オブジェクトの個所(ブロック)
の符号量を削減できるオブジェクト符号化装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るために本発明は、任意形状オブジェクト画像と背景オ
ブジェクト画像との少なくとも2つ以上のオブジェクト
情報をDCT(離散コサイン変換)を用いて符号化する
オブジェクト符号化装置において、任意形状オブジェク
ト画像のVOP(Video Object Plane)内のブロックと判
定されたブロックの位置に相当する背景オブジェクト画
像のブロックを、任意形状オブジェクト画像により完全
に隠蔽されるブロックであると判断し、この任意形状オ
ブジェクト画像により完全に隠蔽されるブロックである
と判断された背景オブジェクト画像のブロックのDCT
係数を符号化しない、または、そのブロックにおけるD
CT係数内のDC係数を符号化しAC係数を符号化しな
い、または、そのブロックの量子化幅を通常より大きく
する手段を設けたことを特徴とするオブジェクト符号化
装置、を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のオブジェクト符号
化装置の好ましい実施の形態について図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1はオブジェクト符号化装置の第
1実施例の構成を示すブロック図、図2は第1実施例内
の画素値信号符号化部11の構成を示すブロック図であ
る。従来例とは、図1において形状信号が画素値信号符
号化部11に入力されている点と、図2において画素値信
号符号化部にVOP内外判定手段30が加わっている点が大
きく異なる。画素値信号符号化部11以外の構成・動作は
ほぼ従来と同様であるので、ここでは画素値信号符号化
部11を中心に説明する。(なお。画素値信号符号化部11
を構成するDCT手段23とVOP内外判定手段30以外のブロッ
ク21〜29の動作は図6に示すブロック61〜69と同様であ
るので、その説明もここでは省略する。)
【0012】まず、矩形(背景)オブジェクト画像を符
号化する際、任意形状オブジェクトの形状信号に基づき
VOP内外判定手段30により、任意形状オブジェクトのブ
ロックが完全にVOP(Video Object Plane)外(物体の外
部)、ブロックが完全にVOP内(物体内部)、ブロック
がVOP境界上の3種類に分類・判定する。図7のAはブロ
ックが完全にVOP外、Bはブロックが完全にVOP内、Cはブ
ロックがVOP境界線上と分類された例である。ブロックA
及びブロックCの場合、その位置に相当する背景オブジ
ェクトの画素は復号した際、表示装置によって表示され
る。しかし、ブロックBに相当する背景オブジェクトの
画素は表示されない。背景の画素値をYb、物体の画素値
をYf、物体の透過度をGfとすると、復号時、物体を背景
と合成した画素の画素値Ycは Yc=(255−Gf)×Yb+Gf×Yf であり、ブロックBの場合、Gfが255となるため、 Yc=Yf と等価となる。ブロックBの復号時、背景の画素値Ybは
不要である。
【0013】そこで、背景オブジェクト画像を符号化す
る時に、VOP内外判定手段30において、任意形状オブジ
ェクト画像のVOP内のブロックと判定されたブロック
(即ちブロックB)の位置に相当する背景オブジェクト
画像のブロックを、任意形状オブジェクト画像により完
全に隠蔽されるブロックであると判断する。そして、こ
の任意形状オブジェクト画像により完全に隠蔽されるブ
ロックであると判断された背景オブジェクト画像のブロ
ックに相当する画素はDCT係数を符号化しない。即ち、D
CT手段23でDCT処理を行わない。または、そのブロック
に相当する画素におけるDCT係数内のDC係数を符号化しA
C係数を符号化しないようにする。これにより、背景オ
ブジェクトを符号化する際、任意形状オブジェクトの情
報を基に、任意形状オブジェクトに隠蔽される背景オブ
ジェクトのブロックの符号量を削減できる。なお、VOP
内外判定手段30のVOP内外判定結果に代わりに、形状信
号符号化部12で得られたVOP内外判定結果を座標変換し
たものを用いてもよい。
【0014】次に、第2実施例の画素値信号符号化部の
構成を図3に示す。第1実施例とは、図3においてVOP
内外判定手段40で判定された情報が符号量制御手段35に
入力されている点が異なる。VOP内外判定手段40及び符
号量制御手段35以外のブロックは従来と同様である。
【0015】背景オブジェクト画像を符号化する際、VO
P内外判定手段40により、第1実施例と同様にVOP内外判
定結果を行う。そして、任意形状オブジェクト画像によ
り完全に隠蔽されるブロックであると判断された背景オ
ブジェクト画像のブロックに相当する画素に対しては、
符号量制御手段35において他のブロックの画素に比べて
量子化幅を大きくする。これにより、背景オブジェクト
を符号化する際、任意形状オブジェクトの情報を基に、
任意形状オブジェクトに隠蔽される背景オブジェクトの
ブロックの符号量を削減できる。
【0016】次に、第3実施例の画素値信号符号化部の
構成を図4に示す。第1、第2実施例とは、参照画像判
定手段51が加わっている点が異なる。参照画像判定手段
51により、現在符号化している背景オブジェクト画像の
フレームが符号化順で後の画像の動き補償参照画像とな
るかどうかを判定する。図8は符号化順で後の画像の動
き補償参照画像となるかどうか表示順で示す図である。
白色のVOPは後の画像の動き補償参照画像となり、灰色
のVOPは後の画像の動き補償参照画像として用いない。
すべてI-VOPで符号化する場合、及び、B-VOPの場合は後
の画像の動き補償参照画像とならない。しかし、I-VO
P、P-VOP、B-VOPが混在する場合のI-VOP、P-VOPは表示
順の画像のタイプにより、後の画像の参照画像となる場
合と、ならない場合がある。表示順で直後の画像がP-VO
PまたはB-VOPの場合、参照画像となることがあり、さら
に、直前の画像がB-VOPの場合も参照画像となる。
【0017】符号化順で後の画像の参照画像となる背景
オブジェクト画像のフレームの場合、そのフレームにお
ける、VOP内外判定手段50でブロックBと判定された(任
意形状オブジェクト画像により完全に隠蔽されと判断さ
れた)ブロックでも、後の画像の動き補償の際、このブ
ロックが参照される可能性があるので、ブロックA、Cと
同等に通常の符号化を行う。
【0018】動き補償参照画像とならない背景オブジェ
クト画像のフレームにおける、ブロックBと判定された
ブロックの画素については、符号量制御手段45において
他のブロックの画素に比べて量子化幅を大きくする。こ
れにより、背景オブジェクトを符号化する際、任意形状
オブジェクトの情報を基に、任意形状オブジェクトに隠
蔽される背景オブジェクトのブロックの符号量を削減で
きる。以下、実施例2と同様の処理を行う。なお、量子
化幅を大きくするブロックの画素について、量子化幅を
大きくする代わりに、その画素はDCT係数を符号化しな
い、または、DCT係数内のDC係数を符号化しAC係数を符
号化しないようにしてもよい。
【0019】ここで、任意形状オブジェクト画像符号化
時のブロック境界と背景オブジェクト画像符号化時のブ
ロック境界とが一致しない場合も多い。そこで、他の実
施例として、任意形状オブジェクト画像符号化時のブロ
ック境界と背景オブジェクト画像符号化時のブロック境
界とを一致させる手段と、任意形状オブジェクト画像の
VOP内のブロックと判定されたブロックの位置の背景オ
ブジェクト画像のブロックを、任意形状オブジェクト画
像により完全に隠蔽されるブロックであると判断し、こ
の任意形状オブジェクト画像により完全に隠蔽されるブ
ロックであると判断された背景オブジェクト画像のブロ
ックのDCT係数を符号化しない、または、そのブロック
におけるDCT係数内のDC係数を符号化しAC係数を符号化
しない、または、そのブロックの量子化幅を通常より大
きくする手段を設けたオブジェクト符号化装置としても
よい。
【0020】また、実施例1〜3において、任意形状オ
ブジェクトが2つ以上あり、復号側でユーザ指示などで
切り替わるシーケンスの場合、切り替わる画像の大きさ
や形状が異なる場合がある。その場合、切り替わっても
背景オブジェクトの画像が、正常に表示されるように符
号化するため、VOP内外判定手段30(40)で判定する
際、各任意形状オブジェクト毎に判定し、どれか1つの
任意形状オブジェクトでもブロックAまたはブロックCと
判定されたブロックはブロックA、Cとして扱う。全ての
任意形状オブジェクトでブロックBと判定されたブロッ
クのみ符号量を削減を行うブロックBとして扱う。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明のオブジェクト符号
化装置は、背景オブジェクトの符号化時に、任意形状オ
ブジェクトによって完全に隠蔽されるブロックの符号量
を削減することができ、符号化時のシーケンス全体の符
号量を削減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成図である。
【図2】第1実施例における画素値信号符号化部の構成
図である。
【図3】第2実施例における画素値信号符号化部の構成
図である。
【図4】第3実施例における画素値信号符号化部の構成
図である。
【図5】オブジェクト符号化装置の従来例を示す構成図
である。
【図6】画素値信号符号化部の従来例を示す構成図であ
る。
【図7】任意形状オブジェクトの画素値信号と形状信号
の例を示す図である。
【図8】符号化順で後の画像の動き補償参照画像となる
か否かの説明図である。
【符号の説明】
11 画素値信号符号化部 12 形状信号符号化部 13 透過度信号符号化部 14 記録・伝送多重化部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意形状オブジェクト画像と背景オブジェ
    クト画像との少なくとも2つ以上のオブジェクト情報を
    DCT(離散コサイン変換)を用いて符号化するオブジ
    ェクト符号化装置において、 任意形状オブジェクト画像のVOP(Video Object Plan
    e)内のブロックと判定されたブロックの位置に相当する
    背景オブジェクト画像のブロックを、任意形状オブジェ
    クト画像により完全に隠蔽されるブロックであると判断
    し、この任意形状オブジェクト画像により完全に隠蔽さ
    れるブロックであると判断された背景オブジェクト画像
    のブロックのDCT係数を符号化しない手段を設けたこ
    とを特徴とするオブジェクト符号化装置。
  2. 【請求項2】任意形状オブジェクト画像と背景オブジェ
    クト画像との少なくとも2つ以上のオブジェクト情報を
    DCT(離散コサイン変換)を用いて符号化するオブジ
    ェクト符号化装置において、 任意形状オブジェクト画像のVOP(Video Object Plan
    e)内のブロックと判定されたブロックの位置に相当する
    背景オブジェクト画像のブロックを、任意形状オブジェ
    クト画像により完全に隠蔽されるブロックであると判断
    し、この任意形状オブジェクト画像により完全に隠蔽さ
    れるブロックであると判断された背景オブジェクト画像
    のブロックにおけるDCT係数内のDC係数を符号化
    し、AC係数を符号化しない手段を設けたことを特徴と
    するオブジェクト符号化装置。
  3. 【請求項3】任意形状オブジェクト画像と背景オブジェ
    クト画像との少なくとも2つ以上のオブジェクト情報を
    DCT(離散コサイン変換)を用いて符号化するオブジ
    ェクト符号化装置において、 任意形状オブジェクト画像のVOP(Video Object Plan
    e)内のブロックと判定されたブロックの位置に相当する
    背景オブジェクト画像のブロックを、任意形状オブジェ
    クト画像により完全に隠蔽されるブロックであると判断
    し、この任意形状オブジェクト画像により完全に隠蔽さ
    れるブロックであると判断された背景オブジェクト画像
    のブロックの量子化幅を通常より大きくする手段を設け
    たことを特徴とするオブジェクト符号化装置。
  4. 【請求項4】任意形状オブジェクト画像と背景オブジェ
    クト画像との少なくとも2つ以上のオブジェクト情報を
    DCT(離散コサイン変換)を用いて符号化するオブジ
    ェクト符号化装置において、 任意形状オブジェクト画像符号化時のブロック境界と背
    景オブジェクト画像符号化時のブロック境界とを一致さ
    せる手段と、 任意形状オブジェクト画像のVOP(Video Object Plan
    e)内のブロックと判定されたブロックの位置の背景オブ
    ジェクト画像のブロックを、任意形状オブジェクト画像
    により完全に隠蔽されるブロックであると判断し、この
    任意形状オブジェクト画像により完全に隠蔽されるブロ
    ックであると判断された背景オブジェクト画像のブロッ
    クのDCT係数を符号化しない、または、そのブロック
    におけるDCT係数内のDC係数を符号化しAC係数を
    符号化しない、または、そのブロックの量子化幅を通常
    より大きくする手段を設けたことを特徴とするオブジェ
    クト符号化装置。
  5. 【請求項5】任意形状オブジェクト画像と背景オブジェ
    クト画像との少なくとも2つ以上のオブジェクト情報を
    DCT(離散コサイン変換)を用いて符号化するオブジ
    ェクト符号化装置において、 背景オブジェクト画像のフレームが符号化順で後に符号
    化するフレームの動き補償参照画像となるかどうかを判
    別する判別手段と、 任意形状オブジェクト画像により完全に隠蔽される背景
    オブジェクト画像のブロックを検出する検出手段と、 前記判別手段の判断結果と前記検出手段の検出結果に基
    づき、符号化順で後に符号化するフレームの動き補償参
    照画像とならない背景オブジェクト画像のフレームにお
    ける、任意形状オブジェクト画像により完全に隠蔽され
    るブロックのDCT係数を符号化しない、または、その
    ブロックにおけるDCT係数内のDC係数を符号化しA
    C係数を符号化しない、または、そのブロックの量子化
    幅を通常より大きくする手段とを設けたことを特徴とす
    るオブジェクト符号化装置。
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