JP2001127883A - インターネット電話システム - Google Patents

インターネット電話システム

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JP2001127883A
JP2001127883A JP34242199A JP34242199A JP2001127883A JP 2001127883 A JP2001127883 A JP 2001127883A JP 34242199 A JP34242199 A JP 34242199A JP 34242199 A JP34242199 A JP 34242199A JP 2001127883 A JP2001127883 A JP 2001127883A
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Ryoichi Komai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、インターネット通話システムは、Vo
IPと呼ばれる技術を用いて通話を行うが、相手の呼出
し手順が煩雑であったり、公衆回線の電話と異なる電話
番号やIPアドレスで接続する必要があった。そのため
これまでは主に事業者が社内通信費削減の目的で支店間
を専用線で接続し、VoIPを用いている場合がほとん
どで、インターネット通話の普及が遅れている。 【解決手段】 これに対し本発明では、サービスプロバ
イダを通して接続されているインターネット通話装置
を、あらかじめインターネット通話装置に割り当てられ
た公衆回線の電話番号とその電話番号に対応するネット
ワークアドレスを対にして設定されている電話交換機に
接続したインターネット電話システムを構築することに
より、従来の加入電話との互換性を保ちながら、利便性
の高い電話システム実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットサ
ービスプロバイダを通して接続されたインターネット通
話装置の発信、着信を行うインターネット電話システム
において、あらかじめインターネット通話装置に割り当
てられた公衆回線の電話番号とその電話番号に対応する
ネットワークアドレスを用いて、インターネット通話装
置と公衆回線に接続された電話交換機を接続するインタ
ーネット電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット電話システムは、インタ
ーネットを電話網として用いることにより電話コストの
低減を図るものである。音声をコンピュータの標準プロ
トコルであるIP(Internet Protoco
l)を使って伝送する、VolP(Volce ove
r IP)技術を用いる。ここでIPとはISO(国際
標準化機構)が定める国際標準プロトコルである7層か
らなるOSI(OpenSystem Interco
nnection)のネットワーク層のプロトコルであ
り、このプロトコルの役割はネットワーク上の機器に
固有のアドレスを割り当てること、そのアドレスを元
にデータを最適の経路で送る、ことである。またこの3
2ビットからなる固有のアドレスのことをIPアドレス
と呼んでいる。データの送受信方法はIPアドレスを含
む、パケットと呼ばれるメッセージ単位ごとに送受信を
繰り返すパケット交換方式であり、このIPアドレスを
含むパケットをIPパケットと呼ぶ。なお従来の電話の
ように、端末間を1対1で結び、通信が終了するまで回
線を専有する通信方法を回線交換方式と呼んでいる。
【0003】このVoIPの規格は、電気通信関連の国
際標準化団体ITU(International T
elecommunication Union)が、
IPネットワークを利用したビデオ会議システムの枠組
みを規定した国際標準の勧告H.323の音声伝送部分
を流用している。利用するネットワークの使用効率の向
上を図るため、通常は音声信号を5.3k−16kビッ
ト/秒のデジタル信号に圧縮、IPパケット化して伝送
する。このとき使われる音声符号化方式としてH.32
3ではITU勧告のG.711を標準としオプションと
してG.722、G.728、G.729、G.723
およびMPEG1オーディオを適用できる。勧告H.3
23には、それ以外にも電話番号とIPアドレスの対応
テーブルなどの管理を行うゲートウェイやゲートキーパ
ーの仕様が決められており、クローズドなネットワーク
ではゲートキーパーを利用することにより、電話番号と
IPアドレスの一元管理を行うことが可能である。
【0004】またインターネットユーザーからのアクセ
クを受け付け、インターネットへ接続するサービスを提
供する事業者を、インターネットサービスプロバイダ
(Internet Service Provide
r)と呼んでいる。従来インターネットへの接続方法と
しては、一般個人ユーザーはアナログ回線とモデムの組
み合わせ、事業者は専用線による方法が一般的であった
が、最近ではそれ以外の方法として、次のようなものが
ある。ISDN(Integrated Servic
es Digital Network)は通常2つの
64kビット/秒のBチャネルと1つのDチャネルと呼
ばれる制御チャネルから構成され、ターミナルアダプタ
ー(Terminal Adapter)と呼ばれる装
置を使ってコンピュータと接続することによりデジタル
通信が可能である。xDSL(xDigital Su
bscriber Line)モデムは電話用銅線ケー
ブル(加入者線)を使う高速デジタル通信方法の総称で
ありADSL(Asymmetric DSL)がよく
知られている。CATV用のケーブルモデムは有線TV
放送ネットワークに接続してCATV網の帯域の隙間を
利用してインターネットに接続する装置である。さら
に、FWA(Fixed WirelessAcces
s)やWLL(Wireless Local Loo
p)と呼ばれる無線を利用したインターネット接続も知
られている。xDSL、ケーブルモデム、無線方式いず
れの場合もISDNより高速なサービスが提供できる。
【0005】また特定の内線電話機に、外線を直接着信
させることを可能にするために、ネットワーク側からP
BX側の内線交換に必要な番号情報を送信するダイヤル
インと呼ばれるサービスがある。そのダイヤルイン番号
情報は、アナログ回線の場合はモデム信号、ISDN回
線の場合はDチャネルから通知される。
【0006】またナンバーディスプレイの名称で一般的
に知られている、通信前情報通知サービスは、電話の接
続前に発信元の電話番号が分かるサービスである。加入
者線の契約時に相手先へその電話番号の通知、非通知が
選択できるが、通常非通知の場合でも、例えば日本電信
電話株式会社(NTT)の加入者線の時は相手先の電話
番号の前に「186」を付加することにより、相手先へ
の発信元電話番号の通知が可能である。もちろん発信元
電話番号の取得のためには、それに対応している装置が
必要で、アナログ加入者線の場合はモデム信号、ISD
N加入者線の場合はDチャネルから電話番号を知ること
が可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、インターネット
通話システムは、VoIPと呼ばれる技術を用いて通話
を行うが、相手の呼出し手順が煩雑であったり、公衆回
線の電話と異なる電話番号やIPアドレスを入力して接
続する必要があった。発信、受信できるネットワーク間
の組み合わせも限られており、一般には、インターネッ
トどうしの通話、インターネットからの発信によるイン
ターネットと公衆回線間の通話、公衆回線網をインター
ネットに置き換えることによる電話費用の削減目的で公
衆回線とインターネットと公衆回線間の通話、が知られ
ているが、公衆回線からインターネットへの発信は困難
であった。またインターネットの帯域不足による音質の
劣化も報告されている。そのためこれまでは主に事業者
が社内通信費削減の目的で支店間を専用線で接続し、V
oIPを用いている場合がほとんどで、インターネット
電話の普及が遅れている。
【0008】さらに日本ではコンピュータと電話を連携
させるCTI(ComputerTelephony
Integration)の導入が遅れている。CTI
導入に必要な電話番号を社員一人一人に割り当てるダイ
ヤルイン料金が高価なため、電話番号を部署で共有する
ことが多く、コンピュータと電話の連携が困難なためで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のインターネットサービスプロバイダを通し
て接続されたインターネット通話装置の発信、着信を行
うインターネット電話システムでは、あらかじめインタ
ーネット通話装置に割り当てられた公衆回線の電話番号
とその電話番号に対応するネットワークアドレスを対に
して設定されている電話交換機が、ネットワークを通し
て、電話交換機のネットワークアドレスが設定されてい
るインターネット通話装置に接続している。
【0010】上記のように構成されたインターネット電
話システムは、あらかじめ各インターネット通話装置
が、他のインターネット通話装置に割り当てられた公衆
回線の電話番号と重複しないユニークな公衆回線の電話
番号を持つため、公衆回線に接続された電話(以後加入
電話と呼ぶ)からインターネット通話装置への発信、イ
ンターネット通話装置から加入電話への発信、インター
ネット通話装置からインターネット通話装置への発信、
が容易に実現できる。なお本発明のインターネット通話
装置も公衆回線の電話番号と対応しているので加入電話
でもあるが、ここでは特に断りがない場合、加入電話と
記述されている場合は、本発明の電話交換機に接続され
ているインターネット通話装置と異なるものとして扱
う。
【0011】なお上記公衆回線とは、ここでは通信事業
者の交換接続型ネットワーク,即ち電話網を構成するア
ナログ回線とISDN回線とする。
【0012】また上記電話交換機は、PBX(Priv
ate Branch Exchange)と呼ばれる
企業の構内で使用される公衆回線と接続されている電話
交換機である。その電話交換機に登録されたインターネ
ット通話装置間の電話交換機能と外線との発信、着信機
能を備える。即ち回線交換網とインターネット通話装置
が接続されているパケット交換網間での呼の設定と切
断、音声およびデータフォーマット間の変換、伝送フォ
ーマットおよび通信手順の変換、機能を備える。なお上
記回線交換網とパケット交換網間での接続機能をゲート
ウェイ装置として電話交換機と分離し、電話交換機とゲ
ートウェイ装置を組み合わせて該電話交換機としても良
い。この電話交換機とインターネットサービスプロバイ
ダ間はルーターを通してネットワークで接続されてい
る。この場合ネットワークはインターネットでも良い
が、電話交換機からルーターを通してインターネットサ
ービスプロバイダに直接接続したり、電話交換機をイン
ターネットサービスプロバイダ内に収容しルーターを通
してインターネットサービスプロバイダ内のネットワー
クに接続しても良い。
【0013】インターネット通話装置は、ネットワーク
インターフェイスと音声処理を内蔵するVoIP対応電
話機、音声処理ボードとハンドセットを備えたコンピュ
ータにソフトウェアでVoIPを実装し電話機能を実現
したもの、ネットワークインターフェイスと2線式アナ
ログ電話機インターフェイスと音声処理を内蔵したVo
IPアダプターにアナログ2線式電話機を接続すること
によりVoIP電話機を実現したものが知られており、
いずれの場合もインターネット通話装置として利用可能
である。
【0014】また上記インターネット通話装置は、イン
ターネットサービスプロバイダに接続されている。イン
ターネット通話装置とインターネットサービスプロバイ
ダ間の接続方法には、モデムや専用線による接続方法以
外にも、ターミナルアダプターを用いISDN回線によ
る接続、xDSLモデムによる接続、CATV用のケー
ブルモデムによる接続、無線方式等が知られている。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に本発明のインターネット電
話システムの構成例を示す。加入電話(1)が公衆回線
網(2)を通して電話交換機(3)に接続されている。
電話交換機(3)はインターネット(4)を通してイン
ターネットサービスプロバイダ(5)に接続されている
インターネット通話装置(6)に接続されている。ここ
ではインターネット通話装置がインターネットサービス
プロバイダを通してインターネットに接続していること
を明確にするために、インターネットサービスプロバイ
ダを分離して図示したが、インターネット(4)とイン
ターネットサービスプロバイダ(5)を合わせてインタ
ーネットとしても良い。
【0016】図2に本発明の電話間の発信経路について
示す。加入電話(21)が公衆回線網(22)を通して
電話交換機1(23)と電話交換機2(24)に接続で
きる。電話交換機1と電話交換機2は互いに異なる場所
に存在し、お互いの存在は関知していないものとする。
電話交換機1に、あらかじめ個々のインターネット通話
装置(26)に割り当てられた互いに異なるユニークな
公衆回線の電話番号とその電話番号に対応するネットワ
ークアドレスを対にして登録されたインターネット通話
装置(26)はインターネットを通して、電話交換機1
に接続されている。同様に電話交換機2に、あらかじめ
個々のインターネット通話装置(27)に割り当てられ
た互いに異なるユニークな公衆回線の電話番号とその電
話番号に対応するネットワークアドレスを対にして登録
されたインターネット通話装置(27)はインターネッ
トを通して、電話交換機2に接続されている。ここでは
ネットワークアドレスはIPアドレスとし、インターネ
ット通話装置にはあらかじめIPアドレスが固定で割り
当てられているものとする。
【0017】インターネット通話装置から加入電話への
発信(28)は、インターネット通話装置が電話番号を
電話交換機のIPアドレスに送ることによって電話交換
機に通知する。電話番号を受け取った電話交換機は、登
録されている電話番号に該当するものが無ければ、加入
電話であると判断して、公衆回線にその電話番号で発信
することによりインターネット通話装置と加入電話間で
通話が可能となる。
【0018】加入電話からインターネット通話装置への
発信(29)は、呼び出しを受けた電話交換機が呼び出
された電話番号に対応するIPアドレスでインターネッ
ト通話装置に発信することにより加入電話とインターネ
ット通話装置間で通話が可能となる。
【0019】インターネット通話装置からインターネッ
ト通話装置への発信は2つの場合が考えられる。インタ
ーネット通話装置が電話番号を電話交換機のIPアドレ
スに送ることによって電話交換機に通知した時に、電話
交換機は電話交換機内に登録されている電話番号と一致
するものがある場合には、公衆回線に発信することな
く、その電話番号に対応して登録されている発信先であ
るインターネット通話装置のIPアドレスに発信(3
0)することにより、インターネットを通して通話が可
能となる。登録されている電話番号に一致するものが無
い場合には、電話交換機が公衆回線に発信し公衆回線を
通して、発信先電話交換機を呼び出す。呼び出しを受け
た相手の電話交換機が呼び出された電話番号に対応する
IPアドレスでインターネット通話装置に発信(31)
することによりインターネット通話装置とインターネッ
ト通話装置間で通話が可能となる。
【0020】上記のように構成されたインターネット電
話システムは、発信元や発信先が加入電話かインターネ
ット通話装置かをまったく意識する必要が無く、かつ従
来の加入電話と同じ操作性を実現できる。さらにインタ
ーネット通話装置間での通話料は、インターネットサー
ビスプロバイダの接続料金を除けば、距離にかかわら
ず、基本的に無料である。
【0021】またインターネット通話装置とインターネ
ットサービスプロバイダ間の接続方法が、専用線接続、
CATV用のケーブルモデム接続、無線接続のいずれか
の常時接続型の場合は加入電話契約が不要になり経費の
節減になる。
【0022】さらにインターネット通話装置に割り当て
る電話番号にはダイヤルイン番号を多く割り当てること
により、インターネットサービスプロバイダが加入電話
より安価なインターネット電話月額基本料金を設定する
ことが可能である。加入電話月額基本料金をP円、ダイ
ヤルイン月額料金をD円とし、1つの公衆回線をN個の
インターネット通話装置で共有するとすれば、1台のイ
ンターネット通話装置当りの月額基本料金は(P+(N
−1)D)/Nと考えられる。ここで例えばダイヤルイ
ン月額料金を加入電話月額基本料金の1/3(即ちD=
P/3)、1つの公衆回線を4台(N=4)のインター
ネット通話装置で共有すると仮定すれば、上記式に代入
することにより (P+(N−1)D)/N=(P+(4−1)P/3)
/4=P/2 となり、この場合ではこれまでの加入電話料金の半額程
度に引き下げることが可能となる。もちろんこの場合平
均的には4台のインターネット通話装置の内、1台しか
加入電話と通話できないことを意味するが、十分な数の
公衆回線を多くのインターネット通話装置で共有するこ
と、例えば100回線を400台のインターネット通話
装置で共有すると考えればN=4程度では問題にはなら
ないと考える。なお利用状況にかかわらず、インターネ
ットを通したインターネット通話装置間での通話は常に
可能である。
【0023】図3にインターネットサービスプロバイダ
の概略図を示す。線で囲まれたインターネットサービス
プロバイダはネットワークオペレーションセンター(N
OC:Network Operation Cent
er)(33)と複数のアクセスポイント(Acces
s Point)(34)とそれらを相互に接続する高
速デジタル回線(35)から構成されている。ネットワ
ークオペレーションセンターには、DNS(Domai
n Name System)サーバー、ユーザー認証
用サーバー、課金サーバーなどの各種サーバーが設置さ
れており、専用線で他のインターネットサービスプロバ
イダやインターネット相互接続点(36)と接続するこ
とによりインターネット上のホストとの通信を実現して
いる。
【0024】アクセスポイントには、ダイヤルアップI
P接続サービスを行うためのアクセスサーバーやルータ
ーなどが設置されており、すべてのユーザーはアクセス
ポイントを通してインターネットサービスプロバイダに
接続されている。インターネット通話装置も実際にはイ
ンターネットサービスプロバイダのアクセスポイントに
接続されている。
【0025】図4にインターネットサービスプロバイダ
のアクセスポイントに電話交換機を設置した構成例を示
す。アクセスポイント(41)には、ダイヤルアップI
P接続サービス用に公衆回線網(48)から接続できる
ようにアクセスサーバー(44)を設置し、専用線型I
P接続サービス用には専用線(48)を通して接続でき
るようにルーター(43)を設置している。アクセスポ
イント内で各機器はLAN(Local Area N
etwork)で相互接続(45)されており、アクセ
スポイントとネットワークオペレーションセンターまた
は他のアクセスポイント間は高速デジタル回線で接続
(46)されている。本発明ではアクセスポイント内に
電話交換機(42)を設置し、ルーター(43)を通し
てLAN(45)に接続することも可能である。加入電
話との通話用に電話交換機は公衆回線網と接続(47)
する。
【0026】上記のようにアクセスポイントに電話交換
機を設置することにより、インターネットサービスプロ
バイダは、インターネット接続サービスだけでなく電話
通話サービスも提供できる。また従来インターネット電
話での弱点とされていた帯域不足による音質の劣化も、
自分の設備に接続されたインターネット通話装置の必要
帯域についてはあらかじめ予測可能であり、必要な帯域
を確保しておくことにより音質の劣化は防ぐことができ
る。
【0027】またアクセスポイントを各地に持つインタ
ーネットサービスプロバイダは、インターネット通話装
置から遠隔地の加入電話に発信する場合、市外局番から
判別した該当するアクセスポイントに設置された電話交
換機から発信することにより安価な通話料金をユーザー
に提供することが可能である。またインターネット通話
装置の電話番号も、接続しているアクセスポイントの市
外局番でなく、遠隔地の市外局番を持つ電話番号を取得
することや複数の電話番号を1つのインターネット通話
装置に割り当てることも実現でき、利便性が高まる。
【0028】さらにインターネットサービスプロバイダ
内に、電話交換機を設置することにより、電話交換機が
FAXの送受信機能を持っている場合には、ボイスメー
ル、FAX、電子メールを統合的に扱うユニファイドメ
ッセージが容易に実現できる。従来インターネットサー
ビスプロバイダが電子メール用にだけ利用していたメー
ルサーバーにボイスメールやFAXデータも格納するこ
とにより、新たな設備の追加なしに実現できる。これに
より例えばFAXデータのコンピュータディスプレイで
の閲覧やFAX電話だけで接続しているユーザーに対し
て電子メールをFAXとして出力するサービスも実現で
きる。このインターネット通話装置に発信する利用者に
とってもFAXと通話の区別をする必要無く、1つの電
話番号だけで対応できるので利便性が非常に高まる。
【0029】さらに電話交換機が、ナンバーディスプレ
イ機能を持っている場合にはコンピュータとの連動によ
るCTIが可能となるため、特に企業ユーザーには利便
性が高い。また企業ユーザーは、電話交換機、FAXが
不要になると同時に通信費用の削減も可能であり、経費
の削減が計れる。
【0030】またインターネットショピング等の分野で
もインターネット通話装置と同一のインターネットサー
ビスプロバイダに店舗が存在する場合には無料電話での
サービスを容易に実現することができる。
【0031】さてこれまではあらかじめIPアドレスが
インターネット通話装置に対して割り当てられているこ
とを前提にしてきた。常時接続型のインターネット接続
であっても、接続が中断後、再開した時に新たなIPア
ドレスが割り当てられる場合や、ダイヤルアップ時にI
Pアドレスが割り当てられる場合には、これから述べる
インターネット電話用ディレクトリサーバーシステムが
必要になる。また遠隔地にある電話交換機が相互に通信
して、発信を転送できる機能を持たない場合にも、この
インターネット電話用ディレクトリサーバーシステムを
併用することにより利便性が高まる。
【0032】図5に本発明のインターネット電話用ディ
レクトリサーバーシステムの構成を示す。中央処理装置
(51)はメインメモリ中の制御プログラム(52)の
指令を受け、ディレクトリデータファイルや公衆回線局
番データファイル(53)を読み出したり更新し、LA
Nに接続された入出力装置(54)と入出力を行うこと
により、ネットワークやインターネットを通して、イン
ターネット通話装置や電話交換機と通信を行うことがで
きる。
【0033】図6は、インターネット通話発信要求か
ら、接続までの処理手順例である。まずインターネット
通話発信要求元のインターネット通話装置(62)から
通話発信要求(68)が、インターネットまたはネット
ワーク(66)を通じてインターネット電話用ディレク
トリサーバーシステム(61)に送信される。インター
ネット電話用ディレクトリサーバーシステム(61)の
中央処理装置はメインメモリ中の制御プログラムの指令
を受け、入出力装置から受信したパケットを読み出す。
パケットは通話発信要求元のIPアドレス、通話発信要
求、発信先電話番号等から構成される。
【0034】次に中央処理装置は、メインメモリ中の制
御プログラムの指令により、ディレクトリデータファイ
ルを読み出し、受信した発信先電話番号と一致するデー
タを特定し、発信先インターネット通話装置のIPアド
レスを含むパケットを入出力装置から出力することによ
って、ネットワーク又はインターネット(66)を通し
て通話発信要求元インターネット通話装置に送信(6
9)する。通話発信先のIPアドレスを受け取ったイン
ターネット通話装置は直接、発信先インターネット通話
装置(63)にネットワークまたはインターネット(6
6)を通して発信(70)することによって接続、通話
が可能となる。今回の例では、インターネット通話装置
が直接、発信先インターネット通話装置に発信したが、
発信、通話をすべて本発明のインターネット電話用ディ
レクトリサーバーシステム経由で行うことも可能であ
る。
【0035】また前記処理で受信した発信先電話番号と
一致するデータを発見できない場合、中央処理装置は、
メインメモリ中の制御プログラムの指令により、発信先
電話番号がインターネット通話装置以外の加入電話であ
ると判断し、公衆回線局番データファイルを読み出し、
発信先電話番号から発見した電話交換機への接続方法を
含むパケットを入出力装置から出力することによって、
ネットワーク又はインターネット(66)を通して通話
発信要求元インターネット通話装置に送信(69)す
る。公衆回線に発信する電話交換機のIPアドレスを受
け取ったインターネット通話装置は直接、電話交換機
(64)にネットワークまたはインターネット(66)
を通して発信(71)する。インターネット通話装置か
ら発信依頼を受信した電話交換機は、受信した発信先電
話番号で公衆回線に発信することにより、インターネッ
ト通話装置と加入電話間の接続、通話が可能となる。今
回の例では、インターネット通話装置が直接、電話交換
機に発信依頼したが、発信、通話をすべて本発明のイン
ターネット電話用ディレクトリサーバーシステム経由で
行うことも可能である。
【0036】図7にディレクトリデータファイルと公衆
回線局番データファイルの構成例を示す。ディレクトリ
データファイル(73)は、このサーバーが管理してい
るすべてのインターネット通話装置の電話番号とそのI
Pアドレスが対で登録されており、この例ではその内の
2つのレコードを示しているものとする。発信先電話番
号がこのサーバーに入力された時、このディレクトリデ
ータファイルを検索することにより、発信先インターネ
ット通話装置のIPアドレスが容易に得られる。公衆回
線局番データファイル(74)には、このサーバーで管
理している海外への発信等で使う電気通信事業者の事業
者番号と、警察の110や消防署の119等の特殊番号
と、NTTの0120で始まるフリーダイヤル番号や0
990で始まるダイヤルQ2サービス番号等、が全国す
べての市外局番と一緒に登録されている。そしてこれら
の番号、局番には対応する電話交換機のIPアドレスが
設定されいる。この公衆回線局番ファイル例で、IPア
ドレスが0.0.0.0になっている場合は、インター
ネット通話装置の電話番号とIPアドレスが登録されて
いる電話交換機に発信依頼をすれば良いことを示してい
る。その電話交換機のIPアドレスはあらかじめインタ
ーネット通話装置に既定値として設定しておいても良い
し、自分の持つ市外局番でサーバーから取得しても良
い。また011と0123の市外局番に対しては、どち
らの場合も211.49.15.3のIPアドレスを持
つ電話交換機が、最寄の電話交換機であり、最も低価格
の通話料金を提供できると解釈できる。
【0037】なおインターネット通話装置での発信先電
話番号の入力は従来の加入電話との互換性を保つため
に、同一市内では市外局番を省略して発信するが、上記
公衆回線局番ファイル例では同一市外局番は同一電話交
換機に割り当てられるのでサーバーに問い合わせること
無しに、自分のインターネット通話装置が属する電話交
換機に発信依頼することが可能である。また収納回線数
の多さから同一市外局番内でも、複数台の電話交換機を
設置する場合には、公衆回線局番ファイルの局番として
市外局番号に加え市内局番号まで登録することにより対
応が可能である。
【0038】図8に、インターネット電話用ディレクト
リサーバーシステムの動的機能の処理手順を示す。まず
インターネット電話装置(82)から電話番号と変更さ
れたIPアドレスがインターネット電話用ディレクトリ
サーバーシステムに通知(87)される。ここでは通知
はインターネット電話装置からされているが、ネットワ
ークオペレーションセンター内の認証システムや課金シ
ステムがIPアドレスを管理している場合にはそちらか
ら通知しても良い。インターネット電話用ディレクトリ
サーバーシステム(81)の中央処理装置はメインメモ
リ中の制御プログラムの指令を受け、入出力装置から受
信したパケットを読み出す。パケットは電話番号と変更
されたIPアドレスを含んでいる。
【0039】次に中央処理装置は、メインメモリ中の制
御プログラムの指令を受け、ディレクトリデータファイ
ルを電話番号で検索し、該当した電話番号に対応するI
Pアドレスを、変更されたIPアドレスで更新する。
【0040】さらに中央処理装置は、メインメモリ中の
制御プログラムの指令を受け、インターネット通話装置
に割り当てられた公衆回線の電話番号とその電話番号に
対応するIPアドレスを対にして設定されている電話交
換機(83)に対して、電話番号と変更されたIPアド
レスを入出力装置から送信(88)する。電話交換機の
IPアドレスは公衆回線局番データファイルを、インタ
ーネット通話装置の電話番号で検索して求めるか、イン
ターネット通話装置が変更を通知したときに一緒に通知
することも可能である。変更されたIPアドレスを受信
した電話交換機は自分の設定情報を更新して処理が完了
する。
【0041】次に、電話交換機が電話番号やIPアドレ
スの設定を行わず、すべてディレクトリサーバーシステ
ムに動的にインターネット通話装置のIPアドレスを問
い合わせる手順について述べる。
【0042】加入電話(84)からインターネット通話
装置の発信(89)を検知した電話交換機(92)は、
呼び出された電話番号をディレクトリサーバーシステム
に送信(90)する。インターネット電話用ディレクト
リサーバーシステムでは中央処理装置が、メインメモリ
中の制御プログラムの指令により、入出力装置を通し
て、呼び出されている電話番号をパケットとして受信す
る。そして中央処理装置は、メインメモリ中の制御プロ
グラムの指令を受け、ディレクトリデータファイルを、
この電話番号で検索し、発信先インターネットの通話装
置のIPアドレスを得る。最後に中央処理装置は、メイ
ンメモリ中の制御プログラムの指令を受け、この得られ
た発信先インターネット通話装置に割り当てられたIP
アドレスを電話交換機に、入出力装置から送信(91)
する。この発信先インターネット通話装置のIPアドレ
スを受信した電話交換機は、このアドレスに発信するこ
とにより加入電話との接続、通話を実現することができ
る。
【0043】このようなインターネット用ディレクトリ
サーバーシステムを、例えばインターネットサービスプ
ロバイダのネットワークオペレーションセンターに設置
し、電話交換機を各アクセスポイントに設置することに
よって、接続時にIPアドレスが決まるダイヤルアップ
接続ユーザ等に対してもインターネット電話サービスを
提供することが可能となる。即ちアナログ1回線しか持
たないインターネットユーザーでも、インターネットを
利用しながら同時に電話の発信、受信、通話が可能にな
る。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような構成の
インターネット電話システム、インターネット電話用デ
ィレクトリサーバーを設けることにより、次のような効
果を奏する。
【0045】あらかじめインターネット通話装置に割り
当てられた公衆回線の電話番号とネットワークアドレス
が対応しているため、加入電話からインターネット通話
装置への発信、インターネット通話装置から加入電話へ
の発信、インターネット通話装置からインターネット通
話装置への発信、が容易に実現できる。
【0046】本発明のインターネット電話システムは、
発信元、発信先が加入電話かインターネット通話装置か
をまったく意識する必要が無く、かつ従来の加入電話と
まったく同じ操作性を実現する。さらにインターネット
通話装置間での通話料は、インターネットサービスプロ
バイダの接続料金を除けば、距離にかかわらず、基本的
に無料である。
【0047】ダイヤルイン番号をインターネット通話装
置に割り当てることにより、インターネット電話の月額
基本料金の削減が可能である。
【0048】さらにインターネット通話装置には、必ず
ユニークな電話番号が割り当てられるので、インターネ
ット電話CTI(Computer Telephon
yIntegration)を容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インターネット電話システムの構成図である。
【図2】インターネット電話システムの電話間の発信経
路である。
【図3】インターネットサービスプロバイダの概略図で
ある。
【図4】インターネットサービスプロバイダのアクセス
ポイントに電話交換機を設置した構成図である。
【図5】インターネット電話用ディレクトリサーバーシ
ステムの構成図である。
【図6】インターネット通話発信要求から、接続までの
処理手順である。
【図7】ディレクトリデータファイルと公衆回線局番デ
ータファイルの構成図である。
【図8】インターネット電話用ディレクトリサーバーシ
ステムの動的機能の処理手順である。
【符号の説明】
1 加入電話 2 公衆回線網 3 電話交換機 4 インターネット 5 インターネットサービスプロバイダ 6 インターネット通話装置 21 加入電話 22 公衆回線網 23 電話交換機1 24 電話交換機2 25 インターネット 26 電話交換機1に登録されたインターネット通話装
置 27 電話交換機2に登録されたインターネット通話装
置 28 インターネット通話装置から加入電話への発信 29 加入電話からインターネット通話装置への発信 30 同一交換機に接続されたインターネット通話装置
からインターネット通話装置への発信 31 互いに異なる交換機に接続されたインターネット
通話装置からインターネット通話装置への発信 32 インターネットサービスプロバイダ 33 ネットワークオペレーションセンター 34 アクセスポイント 35 高速デジタル回線 36 他のインターネットサービスプロバイダまたはイ
ンターネット相互接続点 41 インターネットサービスプロバイダのアクセスポ
イント 42 電話交換機 43 ルーター 44 アクセスサーバー 45 LAN 46 高速デジタル回線によるネットワークオペレーシ
ョンセンターまたは他のアクセスポイントとの接続 47 公衆回線網との接続 48 アクセスポイントとインターネット通話装置との
通信路 49 インターネット通話装置 51 中央処理装置 52 メインメモリ中の制御プログラム 53 ディレクトリデータファイルと公衆回線局番デー
タファイル 54 入出力装置 61 インターネット電話用ディレクトリサーバーシス
テム 62 通話発信要求元のインターネット通話装置 63 インターネット通話装置 64 電話交換機 65 加入電話 66 インターネットまたはネットワーク 67 公衆回線網 68 インターネット通話装置からの通話発信要求 69 ディレクトリサーバーシステムからの応答 70 インターネット通話装置への発信 71 電話交換機に対する加入電話への発信依頼 72 加入電話への発信 73 ディレクトリデータファイル 74 公衆回線局番データファイル 81 インターネット電話用ディレクトリサーバーシス
テム 82 インターネット通話装置 83 電話交換機 84 加入電話 85 ネットワークまたはインターネット 86 公衆回線網 87 インターネット通話装置の変更されたネットワー
クアドレスの通知 88 電話交換機へのインターネット通話装置の変更さ
れたネットワークアドレスの通知 89 加入電話からインターネット通話装置への発信 90 発信先インターネット通話装置のネットワークア
ドレスの問い合わせ 91 発信先インターネット通話装置のネットワークア
ドレスの通知 92 電話交換機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/57 H04L 11/00 310C 5K101 11/00 303 11/20 102A 9A001 H04Q 3/58 106 Fターム(参考) 5K030 GA17 GA20 HA08 HB01 HC02 HC04 HD09 JT01 JT06 KA04 LB02 LB15 5K033 AA04 AA09 BA14 CB01 CB09 CC01 DA06 DB12 EC03 5K036 DD11 5K049 BB04 EE02 EE11 5K051 BB01 CC01 DD01 HH18 5K101 LL01 NN14 NN21 9A001 BB01 BB03 BB04 CC04 CC05 CC06 CC07 CC08 EE04 FF03 HH15 JJ14 JJ23 JJ25 JJ27 KK31 KK56 KK61

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットサービスプロバイダを通
    して接続されたインターネット通話装置の発信、着信を
    行うインターネット電話システムにおいて、あらかじめ
    インターネット通話装置に割り当てられた公衆回線の電
    話番号とその電話番号に対応するネットワークアドレス
    を対にして設定されている電話交換機が、ネットワーク
    を通して、電話交換機のネットワークアドレスが設定さ
    れているインターネット通話装置に接続されていること
    を特徴とするインターネット電話システム。
  2. 【請求項2】 前記電話交換機がインターネットサービ
    スプロバイダのアクセスポイント内に設置されている請
    求項1記載のインターネット電話システム。
  3. 【請求項3】 前記公衆回線の電話番号はダイヤルイン
    番号である請求項1又は2記載のインターネット電話シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 インターネットサービスプロバイダを通
    して接続されたインターネット通話装置の発信、着信サ
    ービスを行うインターネット電話用ディレクトリサーバ
    ーシステムであって、あらかじめインターネット通話装
    置に割り当てられた公衆回線の電話番号、ネットワーク
    アドレスを記録しておくディレクトリデータ記録手段
    と、あらかじめ公衆回線への発信方法を記録しておく公
    衆回線局番データ記録手段と、インターネット通話装置
    からの通話発信要求、要求元ネットワークアドレスと発
    信先の電話番号を入力する手段と、ディレクトリデータ
    記録手段を発信先の電話番号で検索し、発信先電話番号
    を発見できた場合は、発見したネットワークアドレスを
    通話発信要求元インターネット通話装置に出力する手段
    と、ディレクトリデータ記録手段を発信先の電話番号で
    検索し、発信先電話番号を発見できなかった場合は、公
    衆回線局番データ記録手段を発信先の電話番号で検索し
    て公衆回線に発信する方法を通話発信要求元インターネ
    ット通話装置に出力する手段、からなるインターネット
    電話用ディレクトリサーバーシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のインターネット電話用デ
    ィレクトリサーバーシステムにおいて、さらにインター
    ネット通話装置のネットワークアドレスが変更された時
    には、そのネットワークアドレスを入力する手段と、そ
    の入力されたネットワークアドレスで、ディレクトリデ
    ータ記録手段の該当するインターネット通話装置の以前
    のネットワークアドレスを更新する手段、を設けたイン
    ターネット電話用ディレクトリサーバーシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のインターネット電話用デ
    ィレクトリサーバーシステムにおいて、さらにインター
    ネット通話装置の変更されたネットワークアドレスを入
    力した時に、そのネットワークアドレスをインターネッ
    ト通話装置の公衆回線番号を管理する電話交換機に対し
    て出力する手段、を設けたインターネット電話用ディレ
    クトリサーバーシステム。
  7. 【請求項7】 請求項4から6のいずれかに記載のイン
    ターネット電話用ディレクトリサーバーシステムにおい
    て、さらに電話交換機が公衆回線からインターネット通
    話装置への発信を検知したとき時に、その呼び出されて
    いるインターネット通話装置に割り当てられた公衆回線
    の電話番号を、電話交換機から入力する手段と、その入
    力された電話番号でディレクトリデータ記録手段を検索
    し、該当した電話番号を割り当てられたインターネット
    通話装置のネットワークアドレスを電話交換機に出力す
    る手段、を設けたインターネット電話用ディレクトリサ
    ーバーシステム。
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Cited By (7)

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