JP2001127328A - 太陽電池コジェネレーションモジュール - Google Patents
太陽電池コジェネレーションモジュールInfo
- Publication number
- JP2001127328A JP2001127328A JP34089799A JP34089799A JP2001127328A JP 2001127328 A JP2001127328 A JP 2001127328A JP 34089799 A JP34089799 A JP 34089799A JP 34089799 A JP34089799 A JP 34089799A JP 2001127328 A JP2001127328 A JP 2001127328A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solar cell
- module
- air
- heat
- generation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【解決手段】太陽電池モジュールを、上面は透明ガラス
(または2重透明ガラス)6、それ以外の面はすべて保
温材2に覆われた密閉容器5内に、収納し、密閉容器の
上下に入り口、出口空気ヘッダー3を設置し、この入り
口空気ヘッダーから、設けられた多数の空気孔4を通
し、空気を流入させ、出口空気ヘッダーへと導くことに
より、発電と共に、収納された太陽電池モジュールに貯
えられた熱を奪い(冷却)、高温空気として熱を回収す
ることを目的とした太陽電池コジェネレーション(熱電
併給)モジュール。 【効果】太陽エネルギーを熱と電気の両方の形で捕ら
れ、50%を越えるエネルギー変換効率が達成できるの
で、太陽電池発電設備より大幅な改善が達成される
(または2重透明ガラス)6、それ以外の面はすべて保
温材2に覆われた密閉容器5内に、収納し、密閉容器の
上下に入り口、出口空気ヘッダー3を設置し、この入り
口空気ヘッダーから、設けられた多数の空気孔4を通
し、空気を流入させ、出口空気ヘッダーへと導くことに
より、発電と共に、収納された太陽電池モジュールに貯
えられた熱を奪い(冷却)、高温空気として熱を回収す
ることを目的とした太陽電池コジェネレーション(熱電
併給)モジュール。 【効果】太陽エネルギーを熱と電気の両方の形で捕ら
れ、50%を越えるエネルギー変換効率が達成できるの
で、太陽電池発電設備より大幅な改善が達成される
Description
【0001】「発明の属する技術分野」本発明は太陽エ
ネルギー利用機器に関するものである。
ネルギー利用機器に関するものである。
【0002】「従来の技術」従来、太陽電池による発電
システムは実用化されているが、有効な熱電併給方式は
実用化されていない。
システムは実用化されているが、有効な熱電併給方式は
実用化されていない。
【0003】「発明が解決しようとする課題」太陽電池
発電方式において、エネルギー変換効率は、高々15−
17%であり、エネルギー変換効率の悪さが相対的に設
備コストの上昇を招き、一般的普及を妨げる一因となっ
ている。エネルギーの利用効率を上げることが今後の課
題であり、その意味で、筆者が出願している特開平11
−257761太陽電池コジェネレーション方式等がそ
の対策の一つである。このシステムの主要構成要素とし
てのコジェネレーションモジュールの構造を、製作上か
ら具体的に決定する必要があった。
発電方式において、エネルギー変換効率は、高々15−
17%であり、エネルギー変換効率の悪さが相対的に設
備コストの上昇を招き、一般的普及を妨げる一因となっ
ている。エネルギーの利用効率を上げることが今後の課
題であり、その意味で、筆者が出願している特開平11
−257761太陽電池コジェネレーション方式等がそ
の対策の一つである。このシステムの主要構成要素とし
てのコジェネレーションモジュールの構造を、製作上か
ら具体的に決定する必要があった。
【0004】「課題を解決する為の手段」太陽電池モジ
ュールを保温材で内張りされた密閉容器(上面は透明ガ
ラス等で覆われる。)に収納し、密閉容器の平面方向の
上下に設置された空気ヘッダーの入り口ヘッダーより出
口ヘッダー方向へ、各ヘッダーに設けられた多数の空気
孔より空気を流通させる構造により、内蔵された太陽電
池モジュールの表面を冷却しながら、電気と共に、熱空
気の形で、熱を取り出し、暖房用、給湯用または冷房用
(吸収式冷房設備必要)として利用し、いわゆるコジェ
ネレーションを達成する。
ュールを保温材で内張りされた密閉容器(上面は透明ガ
ラス等で覆われる。)に収納し、密閉容器の平面方向の
上下に設置された空気ヘッダーの入り口ヘッダーより出
口ヘッダー方向へ、各ヘッダーに設けられた多数の空気
孔より空気を流通させる構造により、内蔵された太陽電
池モジュールの表面を冷却しながら、電気と共に、熱空
気の形で、熱を取り出し、暖房用、給湯用または冷房用
(吸収式冷房設備必要)として利用し、いわゆるコジェ
ネレーションを達成する。
【0005】「発明の実態の形態」以下、本発明の実施
の形態について図面にもとずいて具体的に説明する。図
1は本発明の太陽電池コジェネレーションモジュール組
立て図、図2は太陽電池コジェネレーション内部構造図
を示す。図において、1は太陽電池モジュール、2は保
温材、3は空気ヘッダー、4は空気孔、5は密閉容器の
外側ケーシング、6は透明ガラス、7は入り口空気系
統、8は出口空気系統、9は太陽電池コジェネレーショ
ンモジュール概観、10は送電系統を示す。
の形態について図面にもとずいて具体的に説明する。図
1は本発明の太陽電池コジェネレーションモジュール組
立て図、図2は太陽電池コジェネレーション内部構造図
を示す。図において、1は太陽電池モジュール、2は保
温材、3は空気ヘッダー、4は空気孔、5は密閉容器の
外側ケーシング、6は透明ガラス、7は入り口空気系
統、8は出口空気系統、9は太陽電池コジェネレーショ
ンモジュール概観、10は送電系統を示す。
【0006】図2において示すように、太陽電池モジュ
ール1は両端を長手方向に支持部材で支持され、中央部
はモジュールの上面、下面を空気の流れがスムーズにな
るような構造となっている。この太陽電池モジュール1
は側面および下面を保温材2で内張りされ、上面は透明
ガラス6で覆われた密閉容器5の中に収納されている。
透明ガラス6は熱回収率を向上させるため、2重ガラス
構造とすることもある。密閉容器5の水平方向の上下に
は、出口および入り口空気ヘッダー3が設置される。こ
の空気ヘッダー3の長手方向には多数の空気孔4が設け
られ、入り口空気ヘッダー3の空気孔4より幅方向に均
等に空気が容器内に供給され出口方向へと導かれ、出口
空気ヘッダー3へと入る。太陽電池モジュール1の発電
系統の連携は通常の太陽光発電設備と基本的には同じで
ある。
ール1は両端を長手方向に支持部材で支持され、中央部
はモジュールの上面、下面を空気の流れがスムーズにな
るような構造となっている。この太陽電池モジュール1
は側面および下面を保温材2で内張りされ、上面は透明
ガラス6で覆われた密閉容器5の中に収納されている。
透明ガラス6は熱回収率を向上させるため、2重ガラス
構造とすることもある。密閉容器5の水平方向の上下に
は、出口および入り口空気ヘッダー3が設置される。こ
の空気ヘッダー3の長手方向には多数の空気孔4が設け
られ、入り口空気ヘッダー3の空気孔4より幅方向に均
等に空気が容器内に供給され出口方向へと導かれ、出口
空気ヘッダー3へと入る。太陽電池モジュール1の発電
系統の連携は通常の太陽光発電設備と基本的には同じで
ある。
【0007】このコジェネモジュールでは、以下の様な
作動がおこる。即ち、太陽光をコジェネモジュールに受
けると、透明ガラス6を通過した太陽光は太陽電池モジ
ュール1に至り、光電効果により、電気を連続的に取り
出すことができるが、受け入れた太陽エネルギーのうち
高々15%しか電力として利用されず残りのエネルギー
は熱として、太陽電池モジュール1に内部に溜まり、次
第にその温度が上昇していく。この際、密閉容器5内に
設けられた入り口空気ヘッダー3より流入した空気は、
密閉容器内を入り口より出口へと、太陽電池モジュール
1の表面にて熱を奪い、自らの温度を上昇させながら、
流動していく。即ち、溜まった熱は一部は太陽電池モジ
ュール1の表面から輻射熱の形で放出され、又、一部は
密閉容器5の表面より熱伝導により放出され、残りが上
記の如く、流動空気の温度上昇の形で回収される。「発
明の効果」太陽エネルギーを熱と電気の両方の形で捕ら
える上記コジェネレーションシステムにより、エネルギ
ー変換効率として、最大50%を越える効率が、達成可
能となり、設備として、太陽電池発電設備より、大幅な
改善が達成される。
作動がおこる。即ち、太陽光をコジェネモジュールに受
けると、透明ガラス6を通過した太陽光は太陽電池モジ
ュール1に至り、光電効果により、電気を連続的に取り
出すことができるが、受け入れた太陽エネルギーのうち
高々15%しか電力として利用されず残りのエネルギー
は熱として、太陽電池モジュール1に内部に溜まり、次
第にその温度が上昇していく。この際、密閉容器5内に
設けられた入り口空気ヘッダー3より流入した空気は、
密閉容器内を入り口より出口へと、太陽電池モジュール
1の表面にて熱を奪い、自らの温度を上昇させながら、
流動していく。即ち、溜まった熱は一部は太陽電池モジ
ュール1の表面から輻射熱の形で放出され、又、一部は
密閉容器5の表面より熱伝導により放出され、残りが上
記の如く、流動空気の温度上昇の形で回収される。「発
明の効果」太陽エネルギーを熱と電気の両方の形で捕ら
える上記コジェネレーションシステムにより、エネルギ
ー変換効率として、最大50%を越える効率が、達成可
能となり、設備として、太陽電池発電設備より、大幅な
改善が達成される。
【0008】
【図1】本発明の太陽電池コジェネレーションモジュー
ル組立て図を示す。
ル組立て図を示す。
【図2】太陽電池コジェネレーションモジュール内部構
造図(A−A断面図)を示す。
造図(A−A断面図)を示す。
1 太陽電池モジュール 2 保温材 3 空気ヘッダー 4 空気孔 5 密閉容器 6 透明ガラス 7 入り口空気系統 8 ホットエア出口送気系統 9 太陽電池コジェネレーションモジュール 10 送電系統
Claims (1)
- 太陽光を受ける太陽電池モジュールを、下面と側面を保
温材で内張りされ、上面は透明ガラス等で覆われた密閉
容器に収納し、モジュールの平面方向の上下には、冷却
用空気の入出を行う空気孔を備えた入り口、出口空気ヘ
ッダーを具備したことを特徴とする太陽電池コジェネレ
ーションシステムに使用されるモジュール
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34089799A JP2001127328A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 太陽電池コジェネレーションモジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34089799A JP2001127328A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 太陽電池コジェネレーションモジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001127328A true JP2001127328A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=18341324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34089799A Pending JP2001127328A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 太陽電池コジェネレーションモジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001127328A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102751365A (zh) * | 2012-07-23 | 2012-10-24 | 北京工业大学 | 聚光太阳能***的气体冷却和热利用装置 |
WO2012144777A3 (ko) * | 2011-04-21 | 2013-01-17 | 에너진(주) | 무동력 냉각형 태양전지판 |
-
1999
- 1999-10-25 JP JP34089799A patent/JP2001127328A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012144777A3 (ko) * | 2011-04-21 | 2013-01-17 | 에너진(주) | 무동력 냉각형 태양전지판 |
KR101236273B1 (ko) * | 2011-04-21 | 2013-02-28 | 에너진(주) | 무동력 냉각형 태양전지판 |
CN103718310A (zh) * | 2011-04-21 | 2014-04-09 | 艾尼吉恩有限公司 | 无动力冷却型太阳能电池板 |
EP2701208A4 (en) * | 2011-04-21 | 2015-04-29 | Energyn Inc | SOLAR PANEL THAT IS COOLED WITHOUT USE OF ENERGY |
US9263615B2 (en) | 2011-04-21 | 2016-02-16 | Energyn Inc | Non-power cooling type solar panel |
CN102751365A (zh) * | 2012-07-23 | 2012-10-24 | 北京工业大学 | 聚光太阳能***的气体冷却和热利用装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040809 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080207 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080212 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080617 |