JP2001127030A - 基板保持装置および基板処理装置 - Google Patents

基板保持装置および基板処理装置

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JP2001127030A
JP2001127030A JP30915699A JP30915699A JP2001127030A JP 2001127030 A JP2001127030 A JP 2001127030A JP 30915699 A JP30915699 A JP 30915699A JP 30915699 A JP30915699 A JP 30915699A JP 2001127030 A JP2001127030 A JP 2001127030A
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substrate
substrate holding
holding device
processing
groove
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JP30915699A
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English (en)
Inventor
Tokuo Maeda
徳雄 前田
Koji Washimi
孝治 鷲見
Masaru Aihara
大 粟飯原
Masao Ono
正雄 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Toho Kasei Co Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Toho Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板と基板支持部との間に液体が残留した場
合においても、基板と残留液体とが接触することを防止
する。 【解決手段】 本体4aの表面に、基板3の配置間隔と
等しいピッチで断面V字状の溝4bが形成されていると
ともに、各溝4bの最低部分と連続するスリット4cが
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は処理槽内において
複数枚の基板を互いに並列に立設状態で保持するための
基板保持装置、およびこの基板保持装置を用いた基板処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、基板処理装置の処理槽内に複
数枚の基板を立設状態で保持するために、図12に示す
ように、単に複数の断面V字状の溝を形成してなるもの
が提案されている。
【0003】この構成の基板保持装置を採用すれば、各
基板の周縁部を対応する溝に係合させることにより複数
枚の基板を互いに平行に、かつ立設状態に保持すること
ができる。
【0004】したがって、この基板保持装置によって処
理槽内に複数枚の基板を立設状態に保持した状態で処理
液を処理槽内に供給することにより複数枚の基板を同時
に処理することができる。また、処理槽から処理液を排
出し、必要に応じて乾燥用流体を供給することにより複
数枚の基板の表面を乾燥させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図12に示す構成の基
板保持装置を採用して、複数枚の基板を立設状態に保持
して全ての基板の表面を乾燥させる場合には、断面V字
状の溝と基板との間に処理液が残り易く、ウォーターマ
ークの発生やパーティクル残留の原因になってしまうと
いう不都合がある。
【0006】また、このような不都合の発生を防止しよ
うとすれば、残留液を蒸発させ、もしくは吹き飛ばして
基板を乾燥させるために高温窒素ブローなどが必要にな
り、この場合には、ランニングコストが増加するととも
に、乾燥所要時間が長くなってしまうという不都合が生
じる。
【0007】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、基板と基板支持部との間に液体が残留し
た場合においても、基板と残留液体とが接触することを
防止できる基板保持装置およびこの基板保持装置を用い
る基板処理装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の基板保持装置
は、処理槽内において複数枚の基板を互いに並列に立設
状態で保持するようにしたものであって、複数枚の基板
のそれぞれの周縁部と係合して基板を立設状態に保持す
る断面V字状の溝を有するとともに、各溝の底部に液体
抜き用の空間を有するものである。
【0009】請求項2の基板保持装置は、前記空間とし
てスリットを採用するものである。
【0010】請求項3の基板保持装置は、前記各スリッ
トに連続させて、液体抜きを促進するための、スリット
の幅よりも大径の穴をさらに有するものである。
【0011】請求項4の基板保持装置は、前記スリット
に近接させて加熱手段をさらに有するものである。
【0012】請求項5の基板保持装置は、前記空間とし
て溝との連通部の幅が基板の厚みよりも小径に設定され
た空間を採用するものである。
【0013】請求項6の基板保持装置は、前記空間の底
面を直線状に傾斜させたものである。
【0014】請求項7の基板保持装置は、前記空間の底
面を前記溝の湾曲と逆に湾曲させたものである。
【0015】請求項8の基板処理装置は、基板に対して
所定の処理を行うための処理槽の内部に請求項1から請
求項7の何れかの基板保持装置が設けられたものであ
る。
【0016】請求項9の基板処理装置は、基板に対して
所定の処理を行うための処理槽の内部に請求項1から請
求項7の何れかの基板保持装置が複数設けられていると
ともに、複数枚の基板を保持する基板保持装置を選択可
能に構成したものである。
【0017】
【作用】請求項1の基板保持装置であれば、複数枚の基
板のそれぞれの周縁部と係合して基板を立設状態に保持
する断面V字状の溝に液体が残留していても、各溝の底
部に設けた液体抜き用の空間によって残留液体を導くこ
とができ、この結果、溝に残留する液体の量を少なくし
て基板と接触しない状態にすることができるので、ウォ
ーターマークの発生、パーティクル残留などの不都合を
未然に防止して良好な基板乾燥を達成することができ
る。また、不活性ガスの供給、または乾燥用流体の供給
を併用する場合であれば、前記空間によって残留液体の
排出を促進できるので、供給量を少なくしてランニング
コストの増加を抑制することができるとともに、所要時
間の増加を抑制することができる。
【0018】請求項2の基板保持装置であれば、前記空
間としてスリットを採用するのであるから、空間の作成
が容易であり、しかも、請求項1と同様の作用を達成す
ることができる。
【0019】請求項3の基板保持装置であれば、前記各
スリットに連続させて、液体抜きを促進するための、ス
リットの幅よりも大径の穴をさらに有するのであるか
ら、液体抜き効率を高めることができ、しかも、請求項
1または請求項2と同様の作用を達成することができ
る。
【0020】請求項4の基板保持装置であれば、前記ス
リットに近接させて加熱手段をさらに有するのであるか
ら、液体を加熱して表面張力を小さくすることによって
液体抜き効率を一層高めることができ、しかも、請求項
1から請求項3の何れかと同様の作用を達成することが
できる。
【0021】請求項5の基板保持装置であれば、前記空
間として溝との連通部の幅が基板の厚みよりも小径に設
定された空間を採用するのであるから、スリットを形成
する場合と比較して小形化することができ、しかも、請
求項1と同様の作用を達成することができる。
【0022】請求項6の基板保持装置であれば、前記空
間の底面を直線状に傾斜させているのであるから、溝か
ら排出された液体をスムーズに外部に排出することがで
き、しかも、請求項1から請求項5の何れかと同様の作
用を達成することができる。
【0023】請求項7の基板保持装置であれば、前記空
間の底面を前記溝の湾曲と逆に湾曲させているのである
から、溝から排出された液体を一層スムーズに外部に排
出することができ、しかも、請求項1から請求項5の何
れかと同様の作用を達成することができる。
【0024】請求項8の基板処理装置であれば、基板に
対して所定の処理を行うための処理槽の内部に請求項1
から請求項7の何れかの基板保持装置が設けられている
のであるから、処理槽に処理液を供給して基板の処理を
行った後に処理液を排出した場合に、溝に残留する液体
の量を少なくして基板との接触を迅速に排除することが
できる。この結果、ウォーターマークの発生、パーティ
クル残留などの不都合を未然に防止して良好な基板乾燥
を達成することができる。また、不活性ガスの供給、ま
たは乾燥用流体の供給を併用する場合であれば、前記空
間によって残留液体の排出を促進できるので、供給量を
少なくしてランニングコストの増加を抑制することがで
きるとともに、所要時間の増加を抑制することができ
る。
【0025】請求項9の基板処理装置であれば、基板に
対して所定の処理を行うための処理槽の内部に請求項1
から請求項7の何れかの基板保持装置が複数設けられて
いるとともに、複数枚の基板を保持する基板保持装置を
選択可能に構成しているのであるから、処理槽に処理液
を供給して基板の処理を行った後に処理液を排出する場
合に、基板を基板保持装置によって持ち替えることがで
き、持ち替えを行うことによって残留液体が基板に再付
着するという不都合の発生を未然に防止することができ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明の基板保持装置および基板処理装置の実施の態様を
詳細に説明する。
【0027】図1はこの発明の基板処理装置の一実施態
様を示す概略縦断面図である。
【0028】この基板処理装置は、処理槽1と、処理槽
1に処理液を供給する処理液供給管2と、基板(例え
ば、半導体ウエハ)3を立設状態で保持する第1基板保
持部材4を有している。なお、1aは処理槽1から処理
液(例えば、洗浄液の一種である純水)を排出するため
の処理液排出管であり、1bは処理液の流れを整流する
ための整流板である。また、前記第1基板保持部材4と
しては、処理槽1に対して基板3を搬入、搬出すること
ができるものを採用することが好ましい。
【0029】前記第1基板保持部材4は、図2および図
3に示すように、本体4aの表面に、基板3の配置間隔
と等しいピッチで断面V字状の溝4bが形成されている
とともに、各溝4bの最低部分と連続するスリット4c
が形成されている。そして、溝4bは、円板状の基板3
の周縁部と係合すべく円弧状に形成されている。また、
スリット4cの底部は直線状に傾斜されている。
【0030】上記の構成の基板処理装置の作用は次のと
おりである。
【0031】複数枚の基板3を処理槽1に搬入して第1
基板保持部材4により保持し、この状態で処理液供給管
2を通して処理液を供給することによって複数枚の基板
3に対する処理(例えば、洗浄処理など)を行うことが
できる。
【0032】そして、複数枚の基板3に対する処理が行
われた後は、処理液排出管1aを排出して複数枚の基板
3を乾燥させることができる。この場合において、処理
液の液面が第1基板保持部材4よりも低くなれば基板3
も処理液に接触しない状態になる。ただし、従来の基板
保持部材であれば、断面V字状の溝に残留する処理液が
なかなか排出されないので、この部分において基板はか
なり長時間にわたって処理液と接触し続け、ウォーター
マークの発生、パーティクル残留などの原因になってい
た。しかし、この実施態様における第1基板保持部材4
においては、基板3を保持する断面V字状の溝4bに連
続してスリット4cが形成されているのであるから、残
留する処理液の抜けを良好にすることができ、溝4bの
内部においても基板3と処理液とに接触が早期に解消さ
れ、ウォーターマークの発生、パーティクル残留などを
解消し、もしくは大幅に低減することができる。もちろ
ん、乾燥所要時間を短縮することもできる。
【0033】図4は第1基板保持部材4の他の構成例を
示す縦断側面図である。
【0034】この第1基板保持部材4が前記第1基板保
持部材4と異なる点は、スリット4cの底部を直線状に
傾斜させる代わりに、溝4bと逆に湾曲させた点のみで
ある。
【0035】したがって、この場合には、スリット4c
の底部が湾曲させられていることに伴って残留する処理
液の抜けを一層良好にすることができ、溝4bの内部に
おいても基板3と処理液とに接触が一層早期に解消さ
れ、ウォーターマークの発生、パーティクル残留などを
解消し、もしくはより大幅に低減することができる。も
ちろん、乾燥所要時間を一層短縮することもできる。
【0036】図5は第1基板保持部材4のさらに他の構
成例を示す正面図、図6は同縦断側面図である。
【0037】この第1基板保持部材4が図2、図3の第
1基板保持部材4と異なる点は、各スリット4cの底部
に連続させて、スリット4cの幅よりも大径の穴4dを
形成した点のみである。なお、この穴4dは直線状に傾
斜されている。ただし、この穴4dの形状は、円形に限
定されず、楕円形、多角形など、任意の形状にすること
が可能である。
【0038】したがって、この場合には、スリット4c
のみを設けている場合と比較して、残留する処理液の抜
けを一層良好にすることができ、溝4bの内部において
も基板3と処理液とに接触が一層早期に解消され、ウォ
ーターマークの発生、パーティクル残留などを解消し、
もしくはより大幅に低減することができる。もちろん、
乾燥所要時間を一層短縮することもできる。
【0039】なお、この実施態様においても、穴4dを
溝4bと逆に湾曲させることが可能であり、図5、図6
の構成と比較して残留する処理液の抜けをさらに良好に
することができる。
【0040】また、図5に示す構成の第1基板保持部材
4を有する基板処理装置において、処理液を排出して基
板3を乾燥させるに当たって、図7に矢印で示すよう
に、基板3の上方から窒素などの不活性ガスのブローを
行い、またはイソプロピルアルコール(IPA)などの
乾燥用流体のミストもしくはガスの供給を行うことが好
ましい。後者の場合には、不活性ガスのブローを併用す
ることが好ましい。
【0041】前者の場合には、不活性ガスのブローによ
って残留する処理液の抜けをより良好にすることがで
き、溝4bの内部においても基板3と処理液とに接触が
一層早期に解消され、ウォーターマークの発生、パーテ
ィクル残留などを解消し、もしくはより大幅に低減する
ことができる。もちろん、乾燥所要時間を一層短縮する
こともできる。
【0042】逆に、後者の場合には、乾燥用流体によっ
て残留する処理液の表面張力を小さくすることができる
ので、残留する処理液の抜けをより一層良好にすること
ができ、溝4bの内部においても基板3と処理液とに接
触がより一層早期に解消され、ウォーターマークの発
生、パーティクル残留などを解消し、もしくはより一層
大幅に低減することができる。もちろん、乾燥所要時間
をより一層短縮することもできる。
【0043】図8は第1基板保持部材4のさらに他の構
成例を示す正面図である。
【0044】この第1基板保持装置4が図5に示す構成
の第1基板保持部材4と異なる点は、スリット4cの側
方に近接させてヒータなどの加熱部材4eをさらに有し
ている点のみである。
【0045】この場合には、加熱部材4eによって本体
4aを昇温させ、残留する処理液の表面張力を小さくす
ることができる。したがって、残留する処理液の抜けを
より良好にすることができ、溝4bの内部においても基
板3と処理液とに接触が一層早期に解消され、ウォータ
ーマークの発生、パーティクル残留などを解消し、もし
くはより大幅に低減することができる。もちろん、乾燥
所要時間を一層短縮することもできる。
【0046】図9は第1基板保持部材4のさらに他の構
成例を示す正面図である。
【0047】この第1基板保持装置4が図5に示す構成
の第1基板保持部材4と異なる点は、スリット4cを省
略し、穴4dをV字状の溝4bに直接連続させた点のみ
である。ただし、この穴4dと溝4bとの連通部の幅を
基板3の厚みよりも小さく設定することにより、基板3
が連通部に侵入することを未然に防止する。
【0048】この場合には、V字状の溝4bに直接連続
させた穴4dによって、残留する処理液の抜けを良好に
することができ、溝4bの内部においても基板3と処理
液とに接触が早期に解消され、ウォーターマークの発
生、パーティクル残留などを解消し、もしくは大幅に低
減することができる。もちろん、乾燥所要時間を短縮す
ることもできる。
【0049】また、この場合には、スリット4cを省略
したことに伴って必要空間を小さくすることができ、こ
の結果、第1基板保持装置4を小形化することができ
る。
【0050】図10はこの発明の基板処理装置の他の実
施態様を示す概略縦断面図である。
【0051】この基板処理装置が図1の基板処理装置と
異なる点は、第1基板保持部材4による基板の保持位置
と異なる位置を保持する第2基板保持部材5をさらに有
している点のみである。なお、この第2基板保持部材5
は、処理槽1の所定位置に固定式に設けられている。ま
た、この第2基板保持部材5の基板保持部は、図2から
図9の何れかと同様の構成を有している。
【0052】この構成の基板処理装置を採用した場合に
は、第1基板保持部材4により複数枚の基板3を保持し
た状態で処理槽1に対する搬入、搬出を行うことができ
る。そして、第1基板保持部材4の搬入動作末期に基板
3を第2基板保持部材5に移行させることができ、逆に
第1基板保持部材4の搬出動作初期に基板3を第2基板
保持部材5から第1基板保持部材4に移行させることが
できる。また、基板3の乾燥を行わせるに当たって、途
中で第1基板保持部材4と第2基板保持部材5とで基板
3の持ち替えを行うことができる。
【0053】そして、基板3の持ち替えを行うに当たっ
て、例えば図11に示すように実際には基板3を保持し
ていない基板保持部材における残留処理液を迅速かつス
ムーズに抜き取ることができるので、持ち替え時に処理
液が基板3に付着するという不都合の発生を確実に防止
することができる。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明は、各溝の底部に設けた
液体抜き用の空間によって残留液体を導くことができ、
この結果、溝に残留する液体の量を少なくして基板と接
触しない状態にすることができるので、ウォーターマー
クの発生、パーティクル残留などの不都合を未然に防止
して良好な基板乾燥を達成することができるという特有
の効果を奏する。
【0055】請求項2の発明は、空間の作成が容易であ
り、しかも、請求項1と同様の効果を奏する。
【0056】請求項3の発明は、液体抜き効率を高める
ことができ、しかも、請求項1または請求項2と同様の
効果を奏する。
【0057】請求項4の発明は、液体を加熱して表面張
力を小さくすることによって液体抜き効率を一層高める
ことができ、しかも、請求項1から請求項3の何れかと
同様の効果を奏する。
【0058】請求項5の発明は、スリットを形成する場
合と比較して小形化することができ、しかも、請求項1
と同様の効果を奏する。
【0059】請求項6の発明は、溝から排出された液体
をスムーズに外部に排出することができ、しかも、請求
項1から請求項5の何れかと同様の効果を奏する。
【0060】請求項7の発明は、溝から排出された液体
を一層スムーズに外部に排出することができ、しかも、
請求項1から請求項5の何れかと同様の効果を奏する。
【0061】請求項8の発明は、処理槽に処理液を供給
して基板の処理を行った後に処理液を排出した場合に、
溝に残留する液体の量を少なくして基板との接触を迅速
に排除することができ、この結果、ウォーターマークの
発生、パーティクル残留などの不都合を未然に防止して
良好な基板乾燥を達成することができるという特有の効
果を奏する。
【0062】請求項9の発明は、処理槽に処理液を供給
して基板の処理を行った後に処理液を排出する場合に、
基板を基板保持装置によって持ち替えることができ、持
ち替えを行うことによって残留液体が基板に再付着する
という不都合の発生を未然に防止することができるとい
う特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基板処理装置の一実施態様を示す概
略縦断面図である。
【図2】第1基板保持部材の構成の一例を示す斜視図で
ある。
【図3】第1基板保持部材の構成の一例を示す縦断側面
図である。
【図4】第1基板保持部材の他の構成例を示す縦断側面
図である。
【図5】第1基板保持部材のさらに他の構成例を示す正
面図である。
【図6】図5の第1基板保持部材の縦断側面図である。
【図7】不活性ガスのブロー、または乾燥用流体のミス
トもしくはガスの供給を行う状態を示す概略図である。
【図8】第1基板保持部材のさらに他の構成例を示す正
面図である。
【図9】第1基板保持部材のさらに他の構成例を示す正
面図である。
【図10】この発明の基板処理装置の他の実施態様を示
す概略縦断面図である。
【図11】実際には基板を保持していない状態における
基板保持部材と基板との関係を示す正面図である。
【図12】従来の基板保持部材の構成を示す正面図であ
る。
【符号の説明】 1 処理槽 3 基板 4 第1基板処理部材 4b 溝 4c スリット 4d 穴 4e 加熱部材 5 第2基板保持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鷲見 孝治 奈良県大和郡山市今国府町6の2 東邦化 成株式会社内 (72)発明者 粟飯原 大 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社金岡工場内 (72)発明者 大野 正雄 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社金岡工場内 Fターム(参考) 3B201 AA03 AB01 AB42 BB02 BB82 BB92 CC12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽(1)内において複数枚の基板
    (3)を互いに並列に立設状態で保持するようにした基
    板保持装置(4)において、 複数枚の基板(3)のそれぞれの周縁部と係合して基板
    (3)を立設状態に保持する断面V字状の溝(4b)を
    有するとともに、各溝(4b)の底部に液体抜き用の空
    間(4c)(4d)を有することを特徴とする基板保持
    装置。
  2. 【請求項2】 前記空間(4c)はスリット(4c)で
    ある請求項1に記載の基板保持装置。
  3. 【請求項3】 前記各スリット(4c)に連続させて、
    液体抜きを促進するための、スリット(4c)の幅より
    も大径の穴(4d)をさらに有している請求項2に記載
    の基板保持装置。
  4. 【請求項4】 前記スリット(4c)に近接させて加熱
    手段(4e)をさらに有している請求項2または請求項
    3に記載の基板保持装置。
  5. 【請求項5】 前記空間(4d)は、溝(4b)との連
    通部の幅が基板(3)の厚みよりも小径に設定された空
    間(4d)である請求項1に記載の基板保持装置。
  6. 【請求項6】 前記空間(4c)(4d)の底面は直線
    状に傾斜している請求項1から請求項5の何れかに記載
    の基板保持装置。
  7. 【請求項7】 前記空間(4c)(4d)の底面は前記
    溝(4b)の湾曲と逆に湾曲している請求項1から請求
    項5の何れかに記載の基板保持装置。
  8. 【請求項8】 基板(3)に対して所定の処理を行うた
    めの処理槽(1)の内部に請求項1から請求項7の何れ
    かの基板保持装置(4)が設けられていることを特徴と
    する基板処理装置。
  9. 【請求項9】 基板(3)に対して所定の処理を行うた
    めの処理槽(1)の内部に請求項1から請求項7の何れ
    かの基板保持装置(4)が複数設けられているととも
    に、複数枚の基板(3)を保持する基板保持装置(5)
    を選択可能に構成していることを特徴とする基板処理装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10355981A1 (de) * 2003-11-27 2005-06-30 Alexander Demir Vorrichtung zur Aufnahme eines Mobiltelefons und Montageverfahren
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