JP2001126018A - バーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取装置

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JP2001126018A
JP2001126018A JP30384699A JP30384699A JP2001126018A JP 2001126018 A JP2001126018 A JP 2001126018A JP 30384699 A JP30384699 A JP 30384699A JP 30384699 A JP30384699 A JP 30384699A JP 2001126018 A JP2001126018 A JP 2001126018A
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Japan
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laser diode
bar code
control board
scanning
electric signal
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Matsuo Yomogida
松雄 蓬田
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で、万一落下させてしまったときでも各
部品の位置精度を保てるバーコード読取装置にする。 【解決手段】 レーザダイオード制御基板9と走査用偏
向部材制御基板12と電気信号処理基板11とを別の基
板で形成し、レーザダイオード制御基板9をレーザダイ
オード2に対してコリメートレンズ5と反対側に近接さ
せて基板面がレーザダイオードに対向する姿勢で垂直に
配設し、コリメートレンズ5の下方に電気信号処理基板
11を垂直の姿勢でレーザ光の照射方向に沿って配設す
る。また、走査用偏向部材制御基板12を走査用偏向部
材8に対してレーザ光の照射方向後方に配設し、それら
の基板をレーザダイオード2とコリメートレンズ5とミ
ラー6と走査用偏向部材8と受光素子3と共に保持部材
4に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザダイオー
ド等の光源から照射した光をバーコードに当てて、その
反射光を受光素子により受光してバーコードを読み取る
バーコード読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バーコードに向けて光源から照射した光
の反射光からバーコードを読み取るバーコード読取装置
は、そのバーコード読取装置とバーコードとの間の距離
が離れていてもバーコードを読み取ることができるとい
う利点があるため、今日では物流分野や販売管理部門等
において広く使用されている。
【0003】このようなバーコード読取装置としては、
例えば実開昭62−62375号公報に記載されている
ものがある。このバーコード読取装置(バーコードスキ
ャナ)は、図8に示すように上下のケース54と55と
に分割される割ケース51内に、互いに電気的に接続さ
れたセンサ体52と電気処理回路53を搭載したプリン
ト基板50とを収納保持している。
【0004】そして、このバーコード読取装置は、その
割ケース51内にセンサ体52やプリント基板50等の
収納部品を所定の位置にセットした状態で、その割ケー
ス51の上下のケース54と55の図8で右方端部にそ
れぞれ形成している延出筒部54a,55aに、連結キ
ャップ56を嵌着している。また、その上下のケース5
4と55の左端部にそれぞれ形成している延出筒部54
b,55bに、中間キャップ57を嵌着している。
【0005】その割ケース51内に収納されるセンサ体
52は、上下に分割可能な外ケース58内にLED等の
発光素子と、トランジスタ等の受光素子をそれぞれ所定
の位置に収納している。
【0006】また、バーコード読取装置に設けられる回
路基板の固定構造としては、例えば実公平4−4972
6号公報に記載されているものがある。このバーコード
読取装置は、図9に示すように本体カバー61の後端部
を開口してその内面近傍に複数の凹部68を形成し、本
体カバー61の内方へ向かって延びる複数のバネ性を有
する係合爪70を形成した後カバー62を、その各係合
爪70を複数の凹部68にそれぞれ係合させることによ
り本体カバー61に固定するようにしている。
【0007】その後カバー62には、先端部に光学的読
取ユニット69を搭載すると共に後端側にケーブル64
を接続した回路基板63が取り付けられている。したが
って、このバーコード読取装置は、回路基板63を本体
カバー61内に図示の所定の位置まで挿入して各係合爪
70を複数の凹部68にそれぞれ係合させれば、回路基
板63の本体カバー61内への取り付けが完了する。
【0008】さらに、バーコード読取装置には、レーザ
ダイオード等の光源から照射されたレーザ光を、モータ
の回転軸に取り付けられたミラー(偏向用部材)で左右
に振ってバーコード上をスキャニングし、その反射光を
受光素子で受光して、その受光素子からの信号によりバ
ーコード上の数字や記号等を解読するようにしたものも
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た実開昭62−62375号公報に記載されているもの
は、図8から明らかなように、バーコード読取装置の各
種動作を制御する電気処理回路が1つの回路基板上に集
約されて設けられており、それがペン型の細長く延びた
割ケースの中に、全体がその長手方向に沿って長く延び
るように設けられているため、バーコード読取装置全体
の長さが必要以上に長くなってしまうという問題点があ
った。
【0010】また、後者の実公平4−49726号公報
に記載されているバーコード読取装置の場合には、後カ
バーの本体カバーへの固定は、本体カバーの後端部の内
面近傍に複数形成した凹部に、それに対応させて後カバ
ーに形成しているバネ性を有する係合爪をそれぞれ係合
させることにより行って、それにより後カバーと一体に
設けられている回路基板を所定の位置に固定するように
していたので、バーコード読取装置を誤って落下させて
しまったときなどに不都合を生じることがあった。
【0011】すなわち、このペン型のようにハンディタ
イプのバーコード読取装置の場合には、通常それを手で
持って使用するため、誤ってそれを床等に落下させてし
まうこともある。その場合、例えばバーコード読取装置
が、光源から照射した光をモータにより回転されるミラ
ー(偏向用部材)を回転させてバーコード上をスキャニ
ングするタイプのものであるときには、特にモータのよ
うにある程度の重量があるものは、落下の際の衝撃によ
り位置ずれを生じてしまう虞があった。
【0012】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、光源から照射した光を使用してバーコー
ドを読み取るバーコード読取装置を、必要以上に長くす
ることなしに小型化が図れるようにすることを目的とす
る。また、万一落下させてしまったときでも、内蔵する
各部品の位置精度を保つことができるようにすることも
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、レーザダイオード制御部により動作が制
御されるレーザダイオードと、そのレーザダイオードか
ら照射されてコリメートレンズを通したレーザ光を反射
させる偏向用部材と、その偏向用部材からのレーザ光を
偏向してバーコード上を走査する走査用偏向部材と、そ
の走査用偏向部材の駆動を制御する走査用偏向部材制御
部と、バーコードに当って反射した反射光を受光する受
光素子と、その受光素子から出力される電気信号を処理
する電気信号処理部とを備えたバーコード読取装置を、
次のように構成する。
【0014】すなわち、上記レーザダイオード制御部を
設けたレーザダイオード制御基板と、上記走査用偏向部
材制御部を設けた走査用偏向部材制御基板と、上記電気
信号処理部を設けた電気信号処理基板とをそれぞれ別の
基板で形成し、そのレーザダイオード制御基板と走査用
偏向部材制御基板と電気信号処理基板の各基板と、上記
レーザダイオードとコリメートレンズと偏向用部材と走
査用偏向部材と受光素子とを一つの保持部材にそれぞれ
取り付けて、バーコード読取装置を構成する。
【0015】また、上記バーコード読取装置は、上記偏
向用部材をコリメートレンズに対してレーザダイオード
から照射されたレーザ光の照射方向前方に配設すると共
に、レーザダイオード制御基板をレーザダイオードに対
してコリメートレンズと反対側に近接させて基板面がレ
ーザダイオードに対向する姿勢で垂直に配設し、走査用
偏向部材をコリメートレンズの横に近接させてそのコリ
メートレンズの高さと略同じ高さに配設し、そのコリメ
ートレンズの下方には電気信号処理基板を垂直の姿勢で
レーザ光の照射方向に沿って配設し、且つ受光素子を走
査用偏向部材の下方に配設して、走査用偏向部材制御基
板を走査用偏向部材に対してレーザ光の照射方向後方に
配設するとよい。
【0016】さらに、そのレーザダイオード制御基板と
走査用偏向部材制御基板と電気信号処理基板の各基板
は、それらをそれぞれネジ止めにより保持部材に固定す
るようにするとよい。さらにまた、その各基板をそれぞ
れネジ止めした保持部材を覆うカバーを設け、そのカバ
ーを上記保持部材にネジ止め固定すると効果的である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明によるバーコー
ド読取装置をペン型バーコード読取装置に適用した一実
施形態例をバーコードと共に示す構成図、図2は同じく
そのペン型バーコード読取装置のカバー内に一体的に配
設されるユニット部材をデコーダ部等と共に示す斜視図
である。
【0018】このペン型バーコード読取装置は、バーコ
ード1上にレーザ光を照射して、そのバーコード1を読
み取るものであり、レーザダイオード2からレーザ光L
aをコリメートレンズ5と偏向用部材であるミラー6と
走査用偏向部材8とを介してバーコード1に向けて照射
し、その反射光を例えばフォトトランジスタである受光
素子3が受光することによりバーコード1を読み取る。
そして、このバーコード読取装置は、外部に設けるデコ
ーダ部46を介してホストコンピュータ部40に接続し
て使用する。
【0019】なお、図2では、保持部材4に各部品を取
り付けたバーコード読取装置のユニット部品を、デコー
ダ部46及びホストコンピュータ部40に対して大きく
誇張して図示しているが、実際には実公平4−4972
6号公報等に示されているようなペン型バーコード読取
装置の本体カバー内にそのまま取り込むことが可能であ
る。
【0020】レーザダイオード2と受光素子3は、カバ
ー10内に設けた保持部材4に、それぞれ所定の位置に
取り付けられている。そして、その保持部材4には、コ
リメートレンズ5と、偏向用のミラー6と、モータ7の
回転軸に固定されて回転する走査用偏向部材8と、レー
ザダイオード制御部を設けたレーザダイオード制御基板
9と、電気信号処理部を設けた電気信号処理基板11
(図2参照)と、走査用偏向部材制御部を設けた走査用
偏向部材制御基板12も一体的に設けている。
【0021】なお、電気信号処理基板11は、受光素子
3から出力される電気信号を処理する各部が設けられて
いる基板であり、そこには図3に示すように光電変換部
31と増幅部32とピーク値ホールド部33と比較部3
4と二値化部35とが設けられている。
【0022】保持部材4は、図4〜図6に示すような形
状をしており、上部平面4aよりも上側にレーザダイオ
ード収納部13と、ミラー6を取り付けるミラー取付部
14とを突設させている。そして、その上部平面4aに
は、図5に保持部材4の平面から見た形状を示すよう
に、モータ7のヨーク部分を嵌入させるモータ嵌入穴1
5を形成している。
【0023】また、保持部材4の正面には、図4に示す
ように3個の取付用タップであるネジ孔16,17,1
8をそれぞれ間隔を置いて形成している。そして、その
中央のネジ孔17を使用して、図7に示すようにモータ
嵌入穴15内にヨーク部分を嵌入させたモータ7(図
1)をネジ36により固定する。また、両側のネジ孔1
6,18を使用して、レーザダイオード制御基板9と電
気信号処理基板11と走査用偏向部材制御基板12の各
基板がそれぞれネジ止めされている保持部材4を覆うカ
バー10を、ネジ37,38によりそれぞれ固定する。
【0024】さらに、その保持部材4のレーザダイオー
ド収納部13の左端面の略中央には、図5及び図6に示
すように小孔を開けることにより形成した絞り19を設
けている。また、図4及び図6に示すように、その保持
部材4の左側面の上部平面4aよりも下側の部分には、
反射光を受光素子3(図1)に受け入れるための円形の
開口20を形成している。
【0025】その保持部材4内には、図1及び図2に示
したように絞り19の中心にコリメートレンズ5の中心
が一致するように、そのコリメートレンズ5をレーザダ
イオード収納部13内に配置し、そのレーザダイオード
収納部13内にコリメートレンズ5を絞り19側に付勢
するスプリング21を設け、さらにレーザダイオード2
を設けて、そのレーザダイオード2をレーザダイオード
固定部材22により所定の位置に固定している。
【0026】また、保持部材4のミラー取付部14に、
ミラー6をその鏡面が絞り19に対向するように固定し
ている。一方、保持部材4の開口20(図6等を参照)
付近には受光素子3を配置し、それを受光素子固定部材
24により保持部材4に固定している。
【0027】また、図3で説明した光電変換部31と増
幅部32とピーク値ホールド部33と比較部34と二値
化部35とを一体に形成した電気信号処理基板11を、
図2に示すように保持部材4の略中央に垂直の姿勢で、
長手方向がレーザダイオード2からのレーザ光の照射方
向に沿うように配設して、それを複数の止めネジ41に
より保持部材4に固定している。
【0028】さらに、保持部材4の上部平面4aに、走
査用偏向部材8を回転させるモータ7の駆動を制御する
走査用偏向部材制御部が設けられている走査用偏向部材
制御基板12を、走査用偏向部材8に対してレーザ光の
照射方向後方(図2で右方)に配置し、それを止めネジ
26,27により固定している。また、レーザダイオー
ド2の動作を制御するレーザダイオード制御部が設けら
れているレーザダイオード制御基板9を、レーザダイオ
ード2に対してコリメートレンズ5と反対側に近接させ
て基板面がレーザダイオード2に対向する姿勢で垂直に
配設し、それを保持部材4の右端面に止めネジ28,2
9により固定している。
【0029】走査用偏向部材8は、図2から明らかなよ
うに直方体をしていて、その一面がアルミ鏡面蒸着の面
になっていて、その面に当てたレーザ光を反射させるこ
とにより偏向し、それがモータ7により回転されること
によりレーザ光をバーコード1上に走査する。
【0030】このように、このバーコード読取装置は、
レーザダイオード制御基板9と走査用偏向部材制御基板
12と電気信号処理基板11とをそれぞれ別の基板で形
成し、それらの基板とレーザダイオード2とコリメート
レンズ5とミラー6と走査用偏向部材8と受光素子3と
を一つの保持部材4にそれぞれ取り付けている。
【0031】そして、そのミラー6をコリメートレンズ
5に対してレーザダイオード2から照射されたレーザ光
の照射方向前方に配設すると共に、レーザダイオード制
御基板9をレーザダイオード2に対してコリメートレン
ズ5と反対側に近接させて基板面がレーザダイオードに
対向する姿勢で垂直に配設し、走査用偏向部材8をコリ
メートレンズ5の横に近接させてそのコリメートレンズ
5の高さと略同じ高さに配設している。
【0032】また、そのコリメートレンズ5の下方に、
電気信号処理基板11を垂直の姿勢でレーザ光の照射方
向に沿って配設し、且つ受光素子3を走査用偏向部材8
の下方に配設して、走査用偏向部材制御基板12を走査
用偏向部材8に対してレーザ光の照射方向後方に配設し
ている。
【0033】したがって、各部品をコンパクトに集約し
て保持部材4に取り付けることができるので、図1に示
したようにカバー10の幅Wを小さくすることができる
と共に、そのカバー10の長さLも非常に短くすること
ができるため、非常に小型のバーコード読取装置にする
ことができる。また、走査用偏向部材8をカバー10の
開口10aに近い位置に配設しているので、レーザ光を
左右に振って走査するタイプのバーコード読取装置であ
りながら、間口Waも小さくすることができる。
【0034】また、このバーコード読取装置は、図7で
説明したように、モータ嵌入穴15にモータ7のヨーク
部分を所定の位置まで嵌入させた状態で、そのモータ7
をネジ孔17(図4)に螺着したネジ36により保持部
材4に固定している。さらに、電気信号処理基板11を
複数の止めネジ41により、走査用偏向部材制御基板1
2を止めネジ26,27により保持部材4にそれぞれ固
定すると共に、レーザダイオード制御基板9も保持部材
4の右端面に止めネジ28,29によりネジ止め固定し
ている。
【0035】したがって、このバーコード読取装置は、
それを誤って床等に落下させてしまったときでも、各部
品や基板はネジにより、しっかりと保持部材4に固定さ
れているので、それらの落下による位置ずれは生じにく
い。また、図7で説明したように、カバー10も外部か
らネジ37,38により保持部材4にしっかりと固定す
るので、落下衝撃による位置精度の狂いを無くすことが
できると共に、組付け作業性の向上も図れる。
【0036】このバーコード読取装置は、それを使用す
る際には、図示しない操作釦を押すとレーザダイオード
制御基板9に設けられているレーザダイオード制御部が
レーザダイオード2を動作させることにより、そのレー
ザダイオード2から図1に示したようにレーザ光Laが
照射される。したがって、このバーコード読取装置を、
図1で左方の先端側をバーコード1に向けてレーザ光L
aがバーコード1に当たるようにして、そのバーコード
1に沿ってスキャンするようにすれば、そのバーコード
1に当たって反射した反射光が受光素子3に受光され
る。
【0037】そして、その反射光に対応して受光素子3
から出力される電気信号を、図3に示した電気信号処理
基板11に設けられている光電変換部31で電圧に変換
し、それを増幅部32で増幅する。さらに、その情報か
らピーク値ホールド部33で変化をとらえ、比較部34
でその変化分を比較して、二値化部35でそれをデジタ
ル化する。その信号は、図1に示したデコーダ部46に
より解析され、その情報をホストコンピュータ部40に
送出する。
【0038】なお、上述した実施の形態では、カバー1
0内に設けるユニット部材の全体の形状を角形にし、そ
れに合わせてカバー10も角形にした場合の例を示した
が、そのカバー10にデザイン上丸みを持たせたりする
ことができるのは当然のことである。また、バーコード
読取装置を上述した構成にすることにより、その長手方
向で短くなった部分にケーブル収納部を設けたりするこ
とは適宜行うことができるものであり、この発明による
バーコード読取装置は、図1〜図7に示したものに限る
ものではない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次に記載する効果を奏する。請求項1のバーコード
読取装置によれば、レーザダイオード制御基板と走査用
偏向部材制御基板と電気信号処理基板とをそれぞれ別の
基板で形成するようにしたので、それらの基板を立体的
に配設することが可能であるため、装置全体をレーザ光
の照射方向に短くして小型化することができる。また、
それらの基板とレーザダイオードとコリメートレンズと
偏向用部材と走査用偏向部材と受光素子とを一つの保持
部材にそれぞれ取り付ける構成にしたため、各部品間の
組付け精度を高めることができると共に、万一落下させ
てしまったときでも、各部品の位置精度を保つことがで
きる。
【0040】請求項2のバーコード読取装置によれば、
レーザダイオードとコリメートレンズと偏向用部材と走
査用偏向部材と受光素子とレーザダイオード制御基板と
電気信号処理基板と走査用偏向部材制御基板とを立体的
にコンパクトになる位置にそれぞれ配設するので、非常
に小型のバーコード読取装置にすることができる。
【0041】請求項3のバーコード読取装置によれば、
レーザダイオード制御基板と走査用偏向部材制御基板と
電気信号処理基板の各基板をそれぞれネジ止めにより保
持部材に固定するので、装置が落下した場合であって
も、各部品の保持部材への固定はネジ止めにより確実で
あるため、高い位置精度を維持することができる。
【0042】請求項4のバーコード読取装置によれば、
カバーを保持部材にネジ止め固定しているので、カバー
の固定が確実であるため落下時にそのカバーが外れてし
まうのを防止できるため、内部の部品が損傷するのを防
ぐことができる。また、カバーの取り付けはネジを締め
るだけであるため、組付けの作業性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるバーコード読取装置をペン型バ
ーコード読取装置に適用した一実施形態例をバーコード
と共に示す構成図である。
【図2】同じくそのペン型バーコード読取装置のカバー
内に一体的に配設されるユニット部材をデコーダ部等と
共に示す斜視図である。
【図3】同じくそのペン型バーコード読取装置に設けら
れている電気信号処理基板の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】同じくそのペン型バーコード読取装置に設けら
れている保持部材を示す正面図である。
【図5】同じくその保持部材の平面図である。
【図6】同じくその保持部材の左側面図である。
【図7】同じくその保持部材にカバーを被せてネジ止め
した状態を示す平面図である。
【図8】従来のバーコード読取装置の一例を示す分解斜
視図である。
【図9】従来のバーコード読取装置の他の例を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1:バーコード 2:レーザダイオード 3:受光素子 4:保持部材 5:コリメートレンズ 6:ミラー(偏向用部材) 8:走査用偏向部材 9:レーザダイオード制御基板 10:カバー 11:電気信号処理基板 12:走査用偏向部材制御基板 26,27,28,29,41:止めネジ 36,37,38:ネジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザダイオード制御部により動作が制
    御されるレーザダイオードと、そのレーザダイオードか
    ら照射されてコリメートレンズを通したレーザ光を反射
    させる偏向用部材と、その偏向用部材からのレーザ光を
    偏向してバーコード上を走査する走査用偏向部材と、該
    走査用偏向部材の駆動を制御する走査用偏向部材制御部
    と、前記バーコードに当って反射した反射光を受光する
    受光素子と、該受光素子から出力される電気信号を処理
    する電気信号処理部とを備えたバーコード読取装置にお
    いて、 前記レーザダイオード制御部を設けたレーザダイオード
    制御基板と、前記走査用偏向部材制御部を設けた走査用
    偏向部材制御基板と、前記電気信号処理部を設けた電気
    信号処理基板とをそれぞれ別の基板で形成し、該レーザ
    ダイオード制御基板と走査用偏向部材制御基板と電気信
    号処理基板の各基板と、前記レーザダイオードとコリメ
    ートレンズと偏向用部材と走査用偏向部材と受光素子と
    を一つの保持部材にそれぞれ取り付けたことを特徴とす
    るバーコード読取装置。
  2. 【請求項2】 前記偏向用部材を前記コリメートレンズ
    に対して前記レーザダイオードから照射されたレーザ光
    の照射方向前方に配設すると共に、前記レーザダイオー
    ド制御基板を前記レーザダイオードに対して前記コリメ
    ートレンズと反対側に近接させて基板面が前記レーザダ
    イオードに対向する姿勢で垂直に配設し、前記走査用偏
    向部材を前記コリメートレンズの横に近接させて該コリ
    メートレンズの高さと略同じ高さに配設し、該コリメー
    トレンズの下方には前記電気信号処理基板を垂直の姿勢
    で前記レーザ光の照射方向に沿って配設し、且つ前記受
    光素子を前記走査用偏向部材の下方に配設して、前記走
    査用偏向部材制御基板を前記走査用偏向部材に対して前
    記レーザ光の照射方向後方に配設したことを特徴とする
    請求項1記載のバーコード読取装置。
  3. 【請求項3】 前記レーザダイオード制御基板と前記走
    査用偏向部材制御基板と前記電気信号処理基板の各基板
    をそれぞれネジ止めにより前記保持部材に固定するよう
    にしたことを特徴とする請求項1又は2記載のバーコー
    ド読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のバーコード読取装置にお
    いて、前記各基板をそれぞれネジ止めした前記保持部材
    を覆うカバーを設け、該カバーを前記保持部材にネジ止
    め固定したことを特徴とするバーコード読取装置。
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