JP2001125824A - 情報提供サービス、情報提供方法及び情報提供装置 - Google Patents
情報提供サービス、情報提供方法及び情報提供装置Info
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- Computer And Data Communications (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】インターネットと称される世界規模の情報ネッ
トワークが構築され、あらゆる形態の情報リソースがイ
ンターネットに接続することで取得および参照が可能と
なり、ネットワークを介した情報提供サービスが稼働し
ている。しかし、提供される情報の形態も情報提供サー
ビスに接続してくる利用者の端末装置の環境も多種多様
に渡っており、利用者から要求された情報を端末装置に
送出しても、利用者の端末装置で処理不可能である場合
が発生している。 【解決手段】 本発明は、ネットワークを介して利用者
からの要求に基づいて情報を端末装置に情報を送出する
情報提供サービスにおいて、要求してきた利用者の端末
装置の機能を確認し、要求された情報が端末装置が有し
ている機能で処理可能かどうかを判断し、処理不可能と
判断される場合は処理可能な形態に変換して情報の提供
を行う。
トワークが構築され、あらゆる形態の情報リソースがイ
ンターネットに接続することで取得および参照が可能と
なり、ネットワークを介した情報提供サービスが稼働し
ている。しかし、提供される情報の形態も情報提供サー
ビスに接続してくる利用者の端末装置の環境も多種多様
に渡っており、利用者から要求された情報を端末装置に
送出しても、利用者の端末装置で処理不可能である場合
が発生している。 【解決手段】 本発明は、ネットワークを介して利用者
からの要求に基づいて情報を端末装置に情報を送出する
情報提供サービスにおいて、要求してきた利用者の端末
装置の機能を確認し、要求された情報が端末装置が有し
ている機能で処理可能かどうかを判断し、処理不可能と
判断される場合は処理可能な形態に変換して情報の提供
を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された端末装置から情報提供の要求を受け付け、要求
された情報を端末装置に送出する情報提供サービスおよ
び情報提供装置、情報提供方式において、要求された情
報を端末装置に提供する際の提供方法に関する。
続された端末装置から情報提供の要求を受け付け、要求
された情報を端末装置に送出する情報提供サービスおよ
び情報提供装置、情報提供方式において、要求された情
報を端末装置に提供する際の提供方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、インターネットと称して、世界中
のコンピュータおよびコンピュータネットワークが相互
に接続されて構成される巨大な情報ネットワークが構築
され、利用されている。この巨大な情報ネットワーク上
で、様々なサービスが実用化され、利用者は居ながらに
して全世界で提供されているサービスを利用することが
可能となっている。
のコンピュータおよびコンピュータネットワークが相互
に接続されて構成される巨大な情報ネットワークが構築
され、利用されている。この巨大な情報ネットワーク上
で、様々なサービスが実用化され、利用者は居ながらに
して全世界で提供されているサービスを利用することが
可能となっている。
【０００３】その一例として、ワールド・ワイド・ウェ
ブ（World Wide Web、ウェブやＷＷＷ、ホームページと
も称される）と称される情報提供サービスがある。ワー
ルド・ワイド・ウェブでは、巨大な情報ネットワークに
接続されたサーバ（コンピュータ）上に一般にあるいは
限定された人に公開可能な情報が格納されている。利用
者は端末装置を情報ネットワークに接続すると、情報ネ
ットワークに接続されているどのサーバ上のどの情報に
でもアクセスすることが可能である。
ブ（World Wide Web、ウェブやＷＷＷ、ホームページと
も称される）と称される情報提供サービスがある。ワー
ルド・ワイド・ウェブでは、巨大な情報ネットワークに
接続されたサーバ（コンピュータ）上に一般にあるいは
限定された人に公開可能な情報が格納されている。利用
者は端末装置を情報ネットワークに接続すると、情報ネ
ットワークに接続されているどのサーバ上のどの情報に
でもアクセスすることが可能である。
【０００４】言わば、世界に散在している情報を居なが
らにしてアクセスすることが可能となっているのであ
る。
らにしてアクセスすることが可能となっているのであ
る。
【０００５】ここで、世界中に散在している情報をコン
ピュータの機種を問わず利用者が送受信可能とするため
に、データの送受信を共通のプロトコル（例えば、ＴＣ
Ｐ／ＩＰ）を使用するだけでなく、送受信する情報の内
容を共通の記述言語を用いて記述することが行われてい
る。
ピュータの機種を問わず利用者が送受信可能とするため
に、データの送受信を共通のプロトコル（例えば、ＴＣ
Ｐ／ＩＰ）を使用するだけでなく、送受信する情報の内
容を共通の記述言語を用いて記述することが行われてい
る。
【０００６】そのような共通の記述言語として、ＨＴＭ
Ｌ(Hyper Text Markup Language)と言った構造化言語が
挙げられる。利用者は、一般に知られているNetscape N
avigator（登録商標) やInternet Explorer(登録商標)
といった汎用ブラウザソフト等を利用して、構造化言語
で記述された情報を閲覧することが可能である。
Ｌ(Hyper Text Markup Language)と言った構造化言語が
挙げられる。利用者は、一般に知られているNetscape N
avigator（登録商標) やInternet Explorer(登録商標)
といった汎用ブラウザソフト等を利用して、構造化言語
で記述された情報を閲覧することが可能である。
【０００７】当初、ＨＴＭＬは情報の内容そのものを記
述することを中心に発展していた。現在は、散在してい
る情報の所在のみを指し示して、ある情報から別の情報
を参照することが可能なリンク機能が拡充されている。
ネットワーク上に散在している情報は夥しい量になって
おり、その情報自体の価値とその情報の位置が持つ価値
に対する評価が高まり、ＸＭＬ(eXtensible Markup lan
guage)などのリンク機能をさらに拡充した構造化言語が
開発されつつある。例示したＸＭＬでは、リンク機能を
独立させ柔軟かつ多様な定義ができるように改良されて
いる。
述することを中心に発展していた。現在は、散在してい
る情報の所在のみを指し示して、ある情報から別の情報
を参照することが可能なリンク機能が拡充されている。
ネットワーク上に散在している情報は夥しい量になって
おり、その情報自体の価値とその情報の位置が持つ価値
に対する評価が高まり、ＸＭＬ(eXtensible Markup lan
guage)などのリンク機能をさらに拡充した構造化言語が
開発されつつある。例示したＸＭＬでは、リンク機能を
独立させ柔軟かつ多様な定義ができるように改良されて
いる。
【０００８】これにより、情報を提供する側は自身が所
有している情報のみならず、他者が保有している情報を
簡易に参照して提示することが可能になる。つまり、情
報はネットワーク上アクセス可能な装置であればどこに
存在していてもよく、情報の提示方法として、情報は情
報として登録しておき、提示したい目的に合わせて、そ
の目的にあった情報の所在だけを提示するといったこと
も可能となる。
有している情報のみならず、他者が保有している情報を
簡易に参照して提示することが可能になる。つまり、情
報はネットワーク上アクセス可能な装置であればどこに
存在していてもよく、情報の提示方法として、情報は情
報として登録しておき、提示したい目的に合わせて、そ
の目的にあった情報の所在だけを提示するといったこと
も可能となる。
【０００９】つまり、情報を提供する側も、提供される
側も、情報を広範かつ簡便に提示・閲覧することが可能
となる。
側も、情報を広範かつ簡便に提示・閲覧することが可能
となる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのような構
造化言語の機能の拡充は、その構造化言語で記載された
情報の閲覧を行うブラウザソフトの改良を必要とする。
造化言語の機能の拡充は、その構造化言語で記載された
情報の閲覧を行うブラウザソフトの改良を必要とする。
【００１１】また、ネットワーク上に存在する情報は、
その量の多さだけではなく、その情報の登録されている
形態も多種多様に渡っており、関連する情報は構造化言
語で記述されているものばかりではなくなってきてい
る。一例としては、リンク先の情報がワープロソフトで
作成され、そのワープロソフトに応じた形態で格納され
ている場合がある。この場合、利用者が使用している端
末に、そのワープロソフトがインストールされていれ
ば、自動的にワープロソフトが起動されてリンク先の情
報が表示できるが、そのワープロソフトがインストール
されていなければ、利用者はリンク先の情報を参照でき
ないことになる。
その量の多さだけではなく、その情報の登録されている
形態も多種多様に渡っており、関連する情報は構造化言
語で記述されているものばかりではなくなってきてい
る。一例としては、リンク先の情報がワープロソフトで
作成され、そのワープロソフトに応じた形態で格納され
ている場合がある。この場合、利用者が使用している端
末に、そのワープロソフトがインストールされていれ
ば、自動的にワープロソフトが起動されてリンク先の情
報が表示できるが、そのワープロソフトがインストール
されていなければ、利用者はリンク先の情報を参照でき
ないことになる。
【００１２】さらに、情報ネットワークに接続可能な端
末も、フル装備が可能なパーソナルコンピュータから機
能が制約される携帯電話まで、多岐に渡っている。従
来、音声通信による会話、メール送受信といった機能し
か持ちえなかった携帯電話も、ｉモードのように、携帯
電話でインターネット通信が可能なインターフェースが
提供されるようになり、パソコンと同等の機能を有する
までには至っていないが、ブラウザ機能を有するものが
出てきている。携帯電話の場合、ブラウザの機能のみな
らず表示画面の狭さという制約も発生してくるが、搭載
されているブラウザ機能を使用して前述のＷＷＷに接続
して情報提供サービスを享受することも可能である。
末も、フル装備が可能なパーソナルコンピュータから機
能が制約される携帯電話まで、多岐に渡っている。従
来、音声通信による会話、メール送受信といった機能し
か持ちえなかった携帯電話も、ｉモードのように、携帯
電話でインターネット通信が可能なインターフェースが
提供されるようになり、パソコンと同等の機能を有する
までには至っていないが、ブラウザ機能を有するものが
出てきている。携帯電話の場合、ブラウザの機能のみな
らず表示画面の狭さという制約も発生してくるが、搭載
されているブラウザ機能を使用して前述のＷＷＷに接続
して情報提供サービスを享受することも可能である。
【００１３】また、ＷｅｂＴＶ、デジタルＴＶと称し
て、インターネット接続機能を持たせたテレビ装置が登
場している。このテレビ装置では、テレビのリモコンを
使用して、簡易にインタネットサービスを受けることが
可能となっている。
て、インターネット接続機能を持たせたテレビ装置が登
場している。このテレビ装置では、テレビのリモコンを
使用して、簡易にインタネットサービスを受けることが
可能となっている。
【００１４】このように、インターネットサービスを利
用する環境は多種多様になっており、さらに、インター
ネットサービスを提供する側の情報リソースの形態も多
岐に渡ってきている。
用する環境は多種多様になっており、さらに、インター
ネットサービスを提供する側の情報リソースの形態も多
岐に渡ってきている。
【００１５】前述したように、インターネットサービス
を利用するために接続する端末装置は、その機種及び形
態も様々である。端末装置の機種・形態に応じて、サー
ビスを利用する環境は異なる。また、同一の機種・形態
であっても、利用者のメンテナンスの状況に応じて、ソ
フトウェアのインストール状況、バージョンアップの状
況も異なってくる。つまり、利用者の端末装置の状態は
千差万別であり、その環境のパターンは無数に存在する
と言える。
を利用するために接続する端末装置は、その機種及び形
態も様々である。端末装置の機種・形態に応じて、サー
ビスを利用する環境は異なる。また、同一の機種・形態
であっても、利用者のメンテナンスの状況に応じて、ソ
フトウェアのインストール状況、バージョンアップの状
況も異なってくる。つまり、利用者の端末装置の状態は
千差万別であり、その環境のパターンは無数に存在する
と言える。
【００１６】また、一方で、情報を提供する側において
も、あらゆるアプリケーションで作成された情報を登録
するようになっている。
も、あらゆるアプリケーションで作成された情報を登録
するようになっている。
【００１７】さて、利用者がインターネット上の情報を
参照しようとする場合、どのような端末装置を使用して
いても、常に表示されるべき情報が正しく表示されてい
ることを利用者は期待している。にも関わらず、実際に
は、使用する端末装置の環境が取得した情報を正しく表
示することが可能な環境になっていなければ、取得した
情報が適切に表示されなかったり、あるいは、表示され
ても意味のない状態で表示されたりすることがある。そ
の具体的な例を示す。１つめの例として、ＨＴＭＬでの
一方向リンクしかサポートしていないブラウザを使用し
てＸＭＬで記述された情報を取得したとする。ＨＴＭＬ
ではサポートしていない双方向リンクが取得した情報に
含まれていると、取得したブラウザはそれがリンクであ
ることを認識できず、そこにリンクが張られていること
を表示しない、あるいは、リンクを示す構造化言語の記
述がそのまま情報の内容の一部であるかのように表示さ
れてしまう。これでは、利用者はせっかく情報を取得し
ても、その内容を正しく認識できず、有効に活用できな
いことになる。
参照しようとする場合、どのような端末装置を使用して
いても、常に表示されるべき情報が正しく表示されてい
ることを利用者は期待している。にも関わらず、実際に
は、使用する端末装置の環境が取得した情報を正しく表
示することが可能な環境になっていなければ、取得した
情報が適切に表示されなかったり、あるいは、表示され
ても意味のない状態で表示されたりすることがある。そ
の具体的な例を示す。１つめの例として、ＨＴＭＬでの
一方向リンクしかサポートしていないブラウザを使用し
てＸＭＬで記述された情報を取得したとする。ＨＴＭＬ
ではサポートしていない双方向リンクが取得した情報に
含まれていると、取得したブラウザはそれがリンクであ
ることを認識できず、そこにリンクが張られていること
を表示しない、あるいは、リンクを示す構造化言語の記
述がそのまま情報の内容の一部であるかのように表示さ
れてしまう。これでは、利用者はせっかく情報を取得し
ても、その内容を正しく認識できず、有効に活用できな
いことになる。
【００１８】２つめの例として、ブラウザで要求した情
報が、ＨＴＭＬなどの構造化言語で記述されたものでは
なく、ワープロで作成されたものであったとする。この
場合、情報を要求した利用者の端末装置に当該ワープロ
ソフトがインストールされていないと、情報を参照する
ことが不可能になる。これでは、利用者に対して情報の
提供がスムーズに行えているとは言い難い。
報が、ＨＴＭＬなどの構造化言語で記述されたものでは
なく、ワープロで作成されたものであったとする。この
場合、情報を要求した利用者の端末装置に当該ワープロ
ソフトがインストールされていないと、情報を参照する
ことが不可能になる。これでは、利用者に対して情報の
提供がスムーズに行えているとは言い難い。
【００１９】これらの課題を解決するために、利用者の
端末装置の環境を常に最新の状態にしておくことが考え
られる。しかし、技術革新の早いインターネットおよび
コンピュータの世界において、その環境の変化が目まぐ
るしく、端末装置の機種やインストールするアプリケー
ションの変化の速度はますます早くかつ多岐に渡ってお
り、そのスピードについていくのは容易ではない。ま
た、端末装置３に、提供された情報を処理不可能な場合
に、処理可能なように情報を変換する機能を持たせるこ
とも検討されている。この場合も新しく提供されるある
いは改良された機能に応じて変換機能をメンテナンスし
なければならず、前述と同様にその変化の速さから常に
最新の変換機能を有することが難しい。
端末装置の環境を常に最新の状態にしておくことが考え
られる。しかし、技術革新の早いインターネットおよび
コンピュータの世界において、その環境の変化が目まぐ
るしく、端末装置の機種やインストールするアプリケー
ションの変化の速度はますます早くかつ多岐に渡ってお
り、そのスピードについていくのは容易ではない。ま
た、端末装置３に、提供された情報を処理不可能な場合
に、処理可能なように情報を変換する機能を持たせるこ
とも検討されている。この場合も新しく提供されるある
いは改良された機能に応じて変換機能をメンテナンスし
なければならず、前述と同様にその変化の速さから常に
最新の変換機能を有することが難しい。
【００２０】また、情報を提供する側においても、既に
登録した情報について、拡張された機能を考慮してメン
テナンスを行うことは、その情報量によっては多大な作
業負荷がかかり、情報の内容そのものの変更が発生しな
い限り形式のみの変更まで行わないのが通常である。ま
た、情報をアプリケーションーション固有の形式に対応
して複数の形式で作成しておき、端末装置３の環境に応
じた形態を選択して情報を送出することも考えられる。
しかし、同一の情報が異なる形式で複数存在すること
は、情報のメンテナンスが発生した場合に、すべての形
式にもれなく適切にメンテナンスが行われるとは限らな
いこと、また、全ての形式にメンテナンスが行われると
しても形式毎にメンテナンスの時間差が発生することが
予測されること、さらに情報を格納する記憶装置の容量
が格納すべき形式の種類だけ増大することになり、あま
り好ましくない。
登録した情報について、拡張された機能を考慮してメン
テナンスを行うことは、その情報量によっては多大な作
業負荷がかかり、情報の内容そのものの変更が発生しな
い限り形式のみの変更まで行わないのが通常である。ま
た、情報をアプリケーションーション固有の形式に対応
して複数の形式で作成しておき、端末装置３の環境に応
じた形態を選択して情報を送出することも考えられる。
しかし、同一の情報が異なる形式で複数存在すること
は、情報のメンテナンスが発生した場合に、すべての形
式にもれなく適切にメンテナンスが行われるとは限らな
いこと、また、全ての形式にメンテナンスが行われると
しても形式毎にメンテナンスの時間差が発生することが
予測されること、さらに情報を格納する記憶装置の容量
が格納すべき形式の種類だけ増大することになり、あま
り好ましくない。
【００２１】そこで、本発明では、インターネット上で
の情報提供サービスにおいて、インターネット上に登録
されたあらゆる形態の情報を、情報を要求してきた利用
者の端末装置の環境がいかなる状態であっても、利用者
の端末装置で参照可能な状態にして提供することを目的
とする。具体的には、情報を要求してきた利用者の端末
装置の環境を認識し、要求された情報の形態・形式が、
利用者の端末装置で使用できないものを含む場合に、情
報全体あるいは当該箇所のみを利用者の端末装置でも参
照可能な形態・形式に変換して送出することを可能とす
ること目的とする。
の情報提供サービスにおいて、インターネット上に登録
されたあらゆる形態の情報を、情報を要求してきた利用
者の端末装置の環境がいかなる状態であっても、利用者
の端末装置で参照可能な状態にして提供することを目的
とする。具体的には、情報を要求してきた利用者の端末
装置の環境を認識し、要求された情報の形態・形式が、
利用者の端末装置で使用できないものを含む場合に、情
報全体あるいは当該箇所のみを利用者の端末装置でも参
照可能な形態・形式に変換して送出することを可能とす
ること目的とする。
【００２２】
【課題を解決するための手段】本発明は、提供する側が
情報を格納する場合においても、情報の提供を望む利用
者が取得した情報を閲覧する場合においても、どちらも
使用するアプリケーションが問題となる点に着目した。
情報を格納する場合においても、情報の提供を望む利用
者が取得した情報を閲覧する場合においても、どちらも
使用するアプリケーションが問題となる点に着目した。
【００２３】ネットワークに接続された端末装置が情報
提供サービスを受けようとする場合、なんらかのアプリ
ケーションソフトを使用してサービスの要求を行う。そ
の際に使用されたアプリケーションに関する情報が、サ
ービス要求元の情報の一部として送出される場合が多
い。さらに、使用されているアプリケーションが特定で
きれば、そのアプリケーションの機能も自ずと確認でき
る。端末装置の環境がわかれば、要求された情報が端末
装置で処理可能かどうかが判断可能である。処理不可能
と判断された場合、確認された端末装置の機能で処理可
能な情報に加工して、情報を送出すれば、端末装置はそ
の環境に影響されることなく、情報提供サービスに登録
されている情報の参照が可能となる。
提供サービスを受けようとする場合、なんらかのアプリ
ケーションソフトを使用してサービスの要求を行う。そ
の際に使用されたアプリケーションに関する情報が、サ
ービス要求元の情報の一部として送出される場合が多
い。さらに、使用されているアプリケーションが特定で
きれば、そのアプリケーションの機能も自ずと確認でき
る。端末装置の環境がわかれば、要求された情報が端末
装置で処理可能かどうかが判断可能である。処理不可能
と判断された場合、確認された端末装置の機能で処理可
能な情報に加工して、情報を送出すれば、端末装置はそ
の環境に影響されることなく、情報提供サービスに登録
されている情報の参照が可能となる。
【００２４】すなわち、本発明は、ネットワークを介し
て接続された端末装置から情報提供の要求を受付け、要
求された情報を端末装置に送出する情報提供サービスに
使用される情報提供方法であって、端末装置からの情報
提供要求を受信した際に、端末装置が情報提供を送出す
る際に使用したアプリケーション機能を確認し、当該ア
プリケーション機能が要求された情報を処理可能かどう
かを判断し、処理不可能と判断した場合に、提供する情
報を前記アプリケーションが処理可能な形式に変換し
て、端末装置に送出することを特徴とする。
て接続された端末装置から情報提供の要求を受付け、要
求された情報を端末装置に送出する情報提供サービスに
使用される情報提供方法であって、端末装置からの情報
提供要求を受信した際に、端末装置が情報提供を送出す
る際に使用したアプリケーション機能を確認し、当該ア
プリケーション機能が要求された情報を処理可能かどう
かを判断し、処理不可能と判断した場合に、提供する情
報を前記アプリケーションが処理可能な形式に変換し
て、端末装置に送出することを特徴とする。
【００２５】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を適用した情報提
供サービスの例を説明する。
供サービスの例を説明する。
【００２６】図１は、本発明を利用した情報提供サービ
スのシステム構成の例を示す図である。情報提供装置１
は、ネットワーク４を介して複数の端末装置３と接続さ
れている。情報提供装置１は、１つしか図示していない
が、複数存在していてもよい。同様に、端末装置３につ
いても各種装置が複数存在していてもよい。また、本情
報提供装置１には、要求に応じて提供される情報が格納
されている情報記憶装置２をバックエンド装置として有
している。提供する情報の格納場所は、本例に示すバッ
クエンド装置の形態だけでなく、情報量に応じて情報提
供装置１内の２次記憶装置（メモリ、ディスク、ＣＤ−
ＲＯＭ，ＭＯ等）であってもよい。情報記憶装置２に
は、ＳＧＭＬ形式２−１、ＸＭＬ形式２−２、ＨＴＭＬ
形式２−３などの構造化言語で記述された情報、およ
び、ワープロ形式２−４、表計算形式２−５、その他の
形式２−６など、構造化言語ではなく、情報を作成する
際に使用したアプリケーションソフトに対応した形態を
有した情報が格納されている。情報提供装置１は、端末
装置３から送出されてきた情報提供の要求を受け取り、
情報記憶装置２から要求された情報を取り出して、端末
装置３送出する。端末装置３は、取得した情報をブラウ
ザやあるいは提供された情報の形式の応じたアプリケー
ションソフトを使用して参照する。
スのシステム構成の例を示す図である。情報提供装置１
は、ネットワーク４を介して複数の端末装置３と接続さ
れている。情報提供装置１は、１つしか図示していない
が、複数存在していてもよい。同様に、端末装置３につ
いても各種装置が複数存在していてもよい。また、本情
報提供装置１には、要求に応じて提供される情報が格納
されている情報記憶装置２をバックエンド装置として有
している。提供する情報の格納場所は、本例に示すバッ
クエンド装置の形態だけでなく、情報量に応じて情報提
供装置１内の２次記憶装置（メモリ、ディスク、ＣＤ−
ＲＯＭ，ＭＯ等）であってもよい。情報記憶装置２に
は、ＳＧＭＬ形式２−１、ＸＭＬ形式２−２、ＨＴＭＬ
形式２−３などの構造化言語で記述された情報、およ
び、ワープロ形式２−４、表計算形式２−５、その他の
形式２−６など、構造化言語ではなく、情報を作成する
際に使用したアプリケーションソフトに対応した形態を
有した情報が格納されている。情報提供装置１は、端末
装置３から送出されてきた情報提供の要求を受け取り、
情報記憶装置２から要求された情報を取り出して、端末
装置３送出する。端末装置３は、取得した情報をブラウ
ザやあるいは提供された情報の形式の応じたアプリケー
ションソフトを使用して参照する。
【００２７】図２は、本発明における情報提供装置１の
基本構成を示す図である。情報提供装置１は、ネットワ
ークインターフェース部１０、変換機能２０、アプリ機
能管理部３０、処理要求管理部４０、変換モジュール管
理部５０から構成される。
基本構成を示す図である。情報提供装置１は、ネットワ
ークインターフェース部１０、変換機能２０、アプリ機
能管理部３０、処理要求管理部４０、変換モジュール管
理部５０から構成される。
【００２８】ネットワークインターフェース部１０は、
ネットワーク４を介して送受信されるデータを使用され
ている通信プロトコルに応じて受信データの分解および
送信データの組み立てを行う機能を有する。ネットワー
クインターフェース部１０の機能は、ネットワーク処理
の一般的な機能であり、本発明の本質ではないため詳細
な説明は割愛する。
ネットワーク４を介して送受信されるデータを使用され
ている通信プロトコルに応じて受信データの分解および
送信データの組み立てを行う機能を有する。ネットワー
クインターフェース部１０の機能は、ネットワーク処理
の一般的な機能であり、本発明の本質ではないため詳細
な説明は割愛する。
【００２９】変換機能２０は、従来機能で実現されてい
るＳＧＭＬからＨＴＭＬへの変換機能を有すると共に、
本発明で追加されたアプリ機能管理部３０、処理要求管
理部４０および変換モジュール管理部５０と連携して、
本発明の変換機能を実行する。
るＳＧＭＬからＨＴＭＬへの変換機能を有すると共に、
本発明で追加されたアプリ機能管理部３０、処理要求管
理部４０および変換モジュール管理部５０と連携して、
本発明の変換機能を実行する。
【００３０】アプリ機能管理部３０は、情報の提供要求
のあった端末装置３が使用しているアプリケーションに
基づいてアプリ機能管理テーブル３１を検索して、当該
アプリケーションがどのような機能を有しているかを確
認する。当該アプリケーションの機能と、要求された情
報の形態・形式とを照らし合わせて、情報の変換の要否
を判定し、要求してきた利用者の端末装置３で参照不可
能な形態・形式を含むと判断される場合には、利用者の
端末装置３で参照可能な形態・形式に変換することを指
示する。
のあった端末装置３が使用しているアプリケーションに
基づいてアプリ機能管理テーブル３１を検索して、当該
アプリケーションがどのような機能を有しているかを確
認する。当該アプリケーションの機能と、要求された情
報の形態・形式とを照らし合わせて、情報の変換の要否
を判定し、要求してきた利用者の端末装置３で参照不可
能な形態・形式を含むと判断される場合には、利用者の
端末装置３で参照可能な形態・形式に変換することを指
示する。
【００３１】アプリ機能管理テーブル３１は、端末装置
３で稼働可能なアプリケーションソフト毎に、どのよう
な機能を有しているかを管理している。
３で稼働可能なアプリケーションソフト毎に、どのよう
な機能を有しているかを管理している。
【００３２】処理要求管理部４０は、アプリ機能管理部
３０で要求してきた端末装置３で使用しているアプリケ
ーションの機能が判別できたのち、さらに詳細の機能が
使用可能かどうかを確認する必要がある場合に、処理機
能管理テーブル４１を検索して、提供する情報の変換方
式を確定する。
３０で要求してきた端末装置３で使用しているアプリケ
ーションの機能が判別できたのち、さらに詳細の機能が
使用可能かどうかを確認する必要がある場合に、処理機
能管理テーブル４１を検索して、提供する情報の変換方
式を確定する。
【００３３】処理機能管理テーブル４１は、アプリケー
ションソフト毎にアプリ機能管理テーブルの機能に対し
て、オプション機能、アプリケーションのバージョンに
よって異なる機能や利用者の設定によって異なる機能が
存在する場合に、それらの機能の使用可否が登録されて
いる。
ションソフト毎にアプリ機能管理テーブルの機能に対し
て、オプション機能、アプリケーションのバージョンに
よって異なる機能や利用者の設定によって異なる機能が
存在する場合に、それらの機能の使用可否が登録されて
いる。
【００３４】さらに本発明では、端末装置３のから取得
した端末装置３で稼働しているアプリケーションソフト
がアプリ機能管理テーブル３１に登録されていない場
合、あるいは、端末装置３でのアプリケーション情報は
取得不能であった場合に、端末装置３に問い合わせるよ
うにしてもよい。図３に問い合わせ機能を有した情報提
供装置１の基本構成を示す。
した端末装置３で稼働しているアプリケーションソフト
がアプリ機能管理テーブル３１に登録されていない場
合、あるいは、端末装置３でのアプリケーション情報は
取得不能であった場合に、端末装置３に問い合わせるよ
うにしてもよい。図３に問い合わせ機能を有した情報提
供装置１の基本構成を示す。
【００３５】問い合わせ機能部６０は、端末装置３で稼
働しているアプリケーションを確認すると共に、当該ア
プリケーションの機能も確認する。これにより、アプリ
機能管理部３０、処理要求管理部４０に登録されていな
い未知のアプリケーションであっても、その機能を認識
することが可能であり、提供する情報の変換の要否の判
断および変換を行うことが可能となる。また、問い合わ
せ機能部６０により取得した情報は、機能登録部６１を
介して、アプリ機能管理テーブル３１および処理機能管
理テーブル４１に登録しておくことにより、変換機能の
充実が図れる。図４に、アプリ機能管理テーブル３１お
よび処理機能管理テーブル４１の内容の例を示す。
働しているアプリケーションを確認すると共に、当該ア
プリケーションの機能も確認する。これにより、アプリ
機能管理部３０、処理要求管理部４０に登録されていな
い未知のアプリケーションであっても、その機能を認識
することが可能であり、提供する情報の変換の要否の判
断および変換を行うことが可能となる。また、問い合わ
せ機能部６０により取得した情報は、機能登録部６１を
介して、アプリ機能管理テーブル３１および処理機能管
理テーブル４１に登録しておくことにより、変換機能の
充実が図れる。図４に、アプリ機能管理テーブル３１お
よび処理機能管理テーブル４１の内容の例を示す。
【００３６】アプリ機能管理テーブル３１は、端末装置
３で稼働可能なアプリケーション毎に各アプリケーショ
ンで使用可能な機能が登録されている。
３で稼働可能なアプリケーション毎に各アプリケーショ
ンで使用可能な機能が登録されている。
【００３７】アプリケーションがブラウザＡの場合、Ｈ
ＴＭＬ表示及びＨＴＭＬリンクの機能は有しているが、
ＸＭＬ表示、ＸＬｉｎｋ，ＸＰｏｉｎｔｅｒの機能は有
していないことを示している。また、アプリケーション
がブラウザＣの場合、ＨＴＭＬ表示及びＨＴＭＬリンク
の機能は有していないが、ＸＭＬ表示、ＸＬｉｎｋ、Ｘ
Ｐｏｉｎｔｅｒの機能は有していることが示されてい
る。
ＴＭＬ表示及びＨＴＭＬリンクの機能は有しているが、
ＸＭＬ表示、ＸＬｉｎｋ，ＸＰｏｉｎｔｅｒの機能は有
していないことを示している。また、アプリケーション
がブラウザＣの場合、ＨＴＭＬ表示及びＨＴＭＬリンク
の機能は有していないが、ＸＭＬ表示、ＸＬｉｎｋ、Ｘ
Ｐｏｉｎｔｅｒの機能は有していることが示されてい
る。
【００３８】処理機能管理テーブル４１は、端末装置３
から情報提供の要求が発生した場合に、端末装置３のア
プリケーションに応じてどのような変換が必要かが管理
されている。
から情報提供の要求が発生した場合に、端末装置３のア
プリケーションに応じてどのような変換が必要かが管理
されている。
【００３９】アプリケーションがブラウザＡの場合、Ｘ
ＭＬをサポートしていないため、情報の形式がＨＴＭＬ
でない場合はＨＴＭＬへの変換が必要であること（ＨＴ
ＭＬ変換４１−１）、双方向リンクが使用されている場
合にＨＴＭＬのリンクに変換が必要であること（リンク
変換４１ー３）、ポインタ変換（４１−４）及び埋め込
み（４１−５）は行わず表示不能とすることが示されて
いる。
ＭＬをサポートしていないため、情報の形式がＨＴＭＬ
でない場合はＨＴＭＬへの変換が必要であること（ＨＴ
ＭＬ変換４１−１）、双方向リンクが使用されている場
合にＨＴＭＬのリンクに変換が必要であること（リンク
変換４１ー３）、ポインタ変換（４１−４）及び埋め込
み（４１−５）は行わず表示不能とすることが示されて
いる。
【００４０】また、図４の（ｃ）に示すような利用者管
理テーブル９０を設けることにより、利用者毎に提供す
る情報の変換をより細やかに行うことが可能となる。
理テーブル９０を設けることにより、利用者毎に提供す
る情報の変換をより細やかに行うことが可能となる。
【００４１】例えば、利用者管理テーブル９０は、利用
者識別子９０−１、ブラウザ名９０−２、登録アプリ名
９０−３から構成される。利用者識別子９０−１は、利
用者を識別するための情報であって、情報提供装置にア
クセスしてくるログイン名や、ユーザＩＤ、端末装置３
のネットワークアドレスなど、情報提供サービスを受け
ようとしている利用者が特定できる情報であればなんで
もよい。ブラウザ名９０−２は、当該利用者が通常使用
しているブラウザの名称が利用者に対応付けられて登録
されている。登録アプリ名９０−３は、当該利用者の端
末装置３で利用可能なブラウザ以外のアプリケーション
が登録されている。これにより、利用者が情報提供サー
ビスに接続してきた場合に、利用者を識別する情報に基
づいて、利用者管理テーブル９０を検索し、登録されて
いる利用者の端末装置３の環境（利用者が使用している
ブラウザ名や、使用可能な他のアプリケーションなど）
が容易に取得可能となる。なお、利用者管理テーブル９
０を使用しても、アプリ機能管理テーブル３１や処理機
能テーブル４１と組み合わせて、変換の要否を判断して
もよい。例えば、利用者管理テーブル９０からブラウザ
の名称を特定しただけでは、ポインタ変換が必要かどう
か不明な場合は、当該ブラウザ名をキーにして処理機能
テーブル４１を検索して確認し、ポインタ変換が不要で
あれば、要求されて情報を変換せずに提供し、ポインタ
変換が必要であれば、情報中に含まれるポインタ機能を
変換して提供する。
者識別子９０−１、ブラウザ名９０−２、登録アプリ名
９０−３から構成される。利用者識別子９０−１は、利
用者を識別するための情報であって、情報提供装置にア
クセスしてくるログイン名や、ユーザＩＤ、端末装置３
のネットワークアドレスなど、情報提供サービスを受け
ようとしている利用者が特定できる情報であればなんで
もよい。ブラウザ名９０−２は、当該利用者が通常使用
しているブラウザの名称が利用者に対応付けられて登録
されている。登録アプリ名９０−３は、当該利用者の端
末装置３で利用可能なブラウザ以外のアプリケーション
が登録されている。これにより、利用者が情報提供サー
ビスに接続してきた場合に、利用者を識別する情報に基
づいて、利用者管理テーブル９０を検索し、登録されて
いる利用者の端末装置３の環境（利用者が使用している
ブラウザ名や、使用可能な他のアプリケーションなど）
が容易に取得可能となる。なお、利用者管理テーブル９
０を使用しても、アプリ機能管理テーブル３１や処理機
能テーブル４１と組み合わせて、変換の要否を判断して
もよい。例えば、利用者管理テーブル９０からブラウザ
の名称を特定しただけでは、ポインタ変換が必要かどう
か不明な場合は、当該ブラウザ名をキーにして処理機能
テーブル４１を検索して確認し、ポインタ変換が不要で
あれば、要求されて情報を変換せずに提供し、ポインタ
変換が必要であれば、情報中に含まれるポインタ機能を
変換して提供する。
【００４２】また、利用者管理テーブル９０の別の例と
して、図４の（ｄ）に示すように、利用者９０−１と端
末装置種別９０−４を対応づけておくものであってもよ
い。この場合、例えば１人の利用者が複数の端末装置３
を有している場合に有効である。利用者が、会社ではフ
ル装備可能なデスクトップ型のパソコンを使用し、自宅
や出張先ではノート型のパソコンを使用していたとす
る。この場合、同じブラウザソフトであっても、利用者
が、表示装置の大きいデスクトップ型のパソコンを使用
しているか、表示装置が小さいノート型パソコンを使用
しているかによって、情報の変換の方式を異なるように
することが可能となる。また、会社用のデスクトップ型
のパソコンには、インストールされているが、自宅用の
パソコンには、インストールされていないソフトウェア
がある場合に、利用者が会社用のパソコンを使用してい
るか、自宅用のパソコンを使用しているかによって、情
報の変換方式を変更することが可能となる。
して、図４の（ｄ）に示すように、利用者９０−１と端
末装置種別９０−４を対応づけておくものであってもよ
い。この場合、例えば１人の利用者が複数の端末装置３
を有している場合に有効である。利用者が、会社ではフ
ル装備可能なデスクトップ型のパソコンを使用し、自宅
や出張先ではノート型のパソコンを使用していたとす
る。この場合、同じブラウザソフトであっても、利用者
が、表示装置の大きいデスクトップ型のパソコンを使用
しているか、表示装置が小さいノート型パソコンを使用
しているかによって、情報の変換の方式を異なるように
することが可能となる。また、会社用のデスクトップ型
のパソコンには、インストールされているが、自宅用の
パソコンには、インストールされていないソフトウェア
がある場合に、利用者が会社用のパソコンを使用してい
るか、自宅用のパソコンを使用しているかによって、情
報の変換方式を変更することが可能となる。
【００４３】変換機能１０は、ネットワークインターフ
ェース部１０を介して端末装置３から入力された利用者
からの情報の取得要求を受け取ると、取得要求に含まれ
る内容から端末装置３においてどのようなアプリケーシ
ョンを使用して情報の取得要求がなされたかを識別す
る。一例としては、Netscape Navigator（登録商標) な
どの汎用ブラウザを使用した場合は、使用したブラウザ
の名称やバーション情報などが、情報の取得要求に含ま
れて送信されてくるため、情報要求の内容からそれらの
情報を取り出すことが可能である。
ェース部１０を介して端末装置３から入力された利用者
からの情報の取得要求を受け取ると、取得要求に含まれ
る内容から端末装置３においてどのようなアプリケーシ
ョンを使用して情報の取得要求がなされたかを識別す
る。一例としては、Netscape Navigator（登録商標) な
どの汎用ブラウザを使用した場合は、使用したブラウザ
の名称やバーション情報などが、情報の取得要求に含ま
れて送信されてくるため、情報要求の内容からそれらの
情報を取り出すことが可能である。
【００４４】端末装置３側で使用したアプリケーション
が特定できたら、アプリ機能管理部３０は特定したアプ
リケーション名でアプリ機能管理テーブル３１を検索し
て、当該アプリケーションでサポートしている機能を確
認する。処理要求管理部４０は、要求された情報の形式
を確認して、端末装置３で使用しているアプリケーショ
ンがサポートしている機能で情報の参照が可能かどうか
を判定し、参照可能でなければ、必要な変換処理を洗い
出し、必要な変換を行う変換モジュールを変換モジュー
ル管理部５０を介して実行する。必要な変換が完了した
ら、ネットワークインターフェース部１０を介して、変
換された情報を要求のあった端末装置３に送出する。
が特定できたら、アプリ機能管理部３０は特定したアプ
リケーション名でアプリ機能管理テーブル３１を検索し
て、当該アプリケーションでサポートしている機能を確
認する。処理要求管理部４０は、要求された情報の形式
を確認して、端末装置３で使用しているアプリケーショ
ンがサポートしている機能で情報の参照が可能かどうか
を判定し、参照可能でなければ、必要な変換処理を洗い
出し、必要な変換を行う変換モジュールを変換モジュー
ル管理部５０を介して実行する。必要な変換が完了した
ら、ネットワークインターフェース部１０を介して、変
換された情報を要求のあった端末装置３に送出する。
【００４５】図５は、本発明の第１の実施形態における
情報提供装置の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
情報提供装置の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【００４６】情報提供装置１は、端末装置３からの情報
提供の要求を受信すると、端末装置３が情報を要求する
際に使用していたアプリケーションを特定する情報を、
要求内容から取得して、使用しているアプリケーション
を特定する（図５のステップＳ１）。具体的には、利用
者が端末装置３で使用可能なブラウザを使用して情報提
供要求を情報提供装置１に対して送出する場合に、端末
装置３で使用しているブラウザの名称（可能であればバ
ージョン情報も）が情報提供要求のデータ中に含まれて
いる。例えば、Netscape Navigator（登録商標）を使用
してあるホームページにアクセスしようとした場合、当
該ホームページの情報を格納している情報提供装置１に
は、利用者の指定したホームページのアドレスと共に、
ブラウザとしてNetsacape Navigator （登録商標）を使
用したことが、ネットワークに送出される状況要求デー
タ中に含まれている。さらに、端末装置３で使用してい
るアプリケーションを認識できる情報としてブラウザの
アプリケーション名称やバージョン情報のみならず、ブ
ラウザと連携して起動可能に設定されているアプリケー
ション（ヘルパーアプリケーションやプラグインなど）
の名称も送出する機能をブラウザに持たせるようにすれ
ば、提供する情報がワープロソフトで作成されたデータ
である場合に、その情報が閲覧可能であるかどうかをヘ
ルパーアプリケーションやプラグインソフトの登録の有
無で判定でき、端末装置３で参照可能な情報の形態・形
式を判断がより容易になる。
提供の要求を受信すると、端末装置３が情報を要求する
際に使用していたアプリケーションを特定する情報を、
要求内容から取得して、使用しているアプリケーション
を特定する（図５のステップＳ１）。具体的には、利用
者が端末装置３で使用可能なブラウザを使用して情報提
供要求を情報提供装置１に対して送出する場合に、端末
装置３で使用しているブラウザの名称（可能であればバ
ージョン情報も）が情報提供要求のデータ中に含まれて
いる。例えば、Netscape Navigator（登録商標）を使用
してあるホームページにアクセスしようとした場合、当
該ホームページの情報を格納している情報提供装置１に
は、利用者の指定したホームページのアドレスと共に、
ブラウザとしてNetsacape Navigator （登録商標）を使
用したことが、ネットワークに送出される状況要求デー
タ中に含まれている。さらに、端末装置３で使用してい
るアプリケーションを認識できる情報としてブラウザの
アプリケーション名称やバージョン情報のみならず、ブ
ラウザと連携して起動可能に設定されているアプリケー
ション（ヘルパーアプリケーションやプラグインなど）
の名称も送出する機能をブラウザに持たせるようにすれ
ば、提供する情報がワープロソフトで作成されたデータ
である場合に、その情報が閲覧可能であるかどうかをヘ
ルパーアプリケーションやプラグインソフトの登録の有
無で判定でき、端末装置３で参照可能な情報の形態・形
式を判断がより容易になる。
【００４７】アプリ機能管理部３０および処理要求管理
部４０は、端末装置３で使用されているアプリケーショ
ン名が、アプリ機能管理テーブル３１および処理機能管
理テーブル４１に登録されているかどうかを確認する
（図５のステップＳ２）。どちらかのテーブルに登録さ
れていた場合は、後述のステップＳ６に移る。どちらの
テーブルにも登録されていない場合は、ステップＳ３に
移る。
部４０は、端末装置３で使用されているアプリケーショ
ン名が、アプリ機能管理テーブル３１および処理機能管
理テーブル４１に登録されているかどうかを確認する
（図５のステップＳ２）。どちらかのテーブルに登録さ
れていた場合は、後述のステップＳ６に移る。どちらの
テーブルにも登録されていない場合は、ステップＳ３に
移る。
【００４８】ステップＳ３では、端末装置３で使用され
ているアプリケーションの機能を確認するため、問い合
わせ機能部６０が情報の要求のあった端末装置３に対し
て使用しているアプリケーションの機能を問い合わせ
る。端末装置３からアプリケーションの機能について回
答を受信したら、アプリケーション名と問い合わせによ
り判明したアプリケーションの機能とをアプリ機能管理
テーブル３１あるいは処理機能管理テーブル４１に記憶
する（図５のステップＳ４）。
ているアプリケーションの機能を確認するため、問い合
わせ機能部６０が情報の要求のあった端末装置３に対し
て使用しているアプリケーションの機能を問い合わせ
る。端末装置３からアプリケーションの機能について回
答を受信したら、アプリケーション名と問い合わせによ
り判明したアプリケーションの機能とをアプリ機能管理
テーブル３１あるいは処理機能管理テーブル４１に記憶
する（図５のステップＳ４）。
【００４９】ステップＳ５では、アプリ機能テーブル３
１あるいは処理機能管理テーブル４１から判明したアプ
リケーションの機能と、提供する情報の形態・形式とを
照らしあわせて、情報の変換が必要かどうかを判断す
る。変換が必要と判断された場合は、ステップＳ７に移
る。変換が不要と判断された場合は、要求された情報を
そのまま端末装置３に送出する（図５のステップＳ
７）。
１あるいは処理機能管理テーブル４１から判明したアプ
リケーションの機能と、提供する情報の形態・形式とを
照らしあわせて、情報の変換が必要かどうかを判断す
る。変換が必要と判断された場合は、ステップＳ７に移
る。変換が不要と判断された場合は、要求された情報を
そのまま端末装置３に送出する（図５のステップＳ
７）。
【００５０】ステップＳ６では、アプリ機能管理テーブ
ル３１および処理機能管理テーブル４１から判明したア
プリケーションの機能と、提供する情報の格納形式とを
照らし合わせて、どのような変換が必要かを判断し、必
要な変換を行う変換プログラムを実行するよう変換モジ
ュール管理部５０に指示する。
ル３１および処理機能管理テーブル４１から判明したア
プリケーションの機能と、提供する情報の格納形式とを
照らし合わせて、どのような変換が必要かを判断し、必
要な変換を行う変換プログラムを実行するよう変換モジ
ュール管理部５０に指示する。
【００５１】変換モジュール管理部５０は必要な変換機
能５１、５２・・・を選択して実行し、提供する情報に
対して必要な変換を施した提供のための情報を生成し、
変換された情報をネットワークインターフェース部１０
を介して、端末装置３に送出する（図５のステップＳ
７）。
能５１、５２・・・を選択して実行し、提供する情報に
対して必要な変換を施した提供のための情報を生成し、
変換された情報をネットワークインターフェース部１０
を介して、端末装置３に送出する（図５のステップＳ
７）。
【００５２】図６は、問い合わせ機能部６０の処理の内
容を示すフローチャートである。端末装置３で使用して
いるアプリケーションがアプリ機能管理テーブル３１あ
るいは処理機能管理テーブル４１に登録されている場合
（図６のステップＳ１０でＹＥＳの場合）は、各テーブ
ル３１、４１に登録されている内容に基づいて変換処理
が実施されるため、問い合わせ機能部６０は何ら処理を
行わない。
容を示すフローチャートである。端末装置３で使用して
いるアプリケーションがアプリ機能管理テーブル３１あ
るいは処理機能管理テーブル４１に登録されている場合
（図６のステップＳ１０でＹＥＳの場合）は、各テーブ
ル３１、４１に登録されている内容に基づいて変換処理
が実施されるため、問い合わせ機能部６０は何ら処理を
行わない。
【００５３】アプリケーションがアプリ機能管理テーブ
ル３１あるいは処理機能管理テーブル４１に登録されて
いない場合（図６のステップＳ１０でＮＯの場合）は、
まず所定の処理が規定されているかを確認する（図６の
ステップＳ２０）。所定の処理が規定されている場合は
（図６のステップＳ２０でＹＥＳの場合）、規定されて
いる変換処理を実施し、処理を終了する。所定の処理が
規定されていない場合は（図６のステップＳ２０でＮＯ
の場合）、端末装置３で使用されているアプリケーショ
ンを端末装置３に問い合わせる（図６のステップＳ３
０）。さらに、アプリケーションの詳細な機能を確認す
る必要がある場合は、詳細機能を端末装置３に問い合わ
せる（図６のステップＳ４０）。
ル３１あるいは処理機能管理テーブル４１に登録されて
いない場合（図６のステップＳ１０でＮＯの場合）は、
まず所定の処理が規定されているかを確認する（図６の
ステップＳ２０）。所定の処理が規定されている場合は
（図６のステップＳ２０でＹＥＳの場合）、規定されて
いる変換処理を実施し、処理を終了する。所定の処理が
規定されていない場合は（図６のステップＳ２０でＮＯ
の場合）、端末装置３で使用されているアプリケーショ
ンを端末装置３に問い合わせる（図６のステップＳ３
０）。さらに、アプリケーションの詳細な機能を確認す
る必要がある場合は、詳細機能を端末装置３に問い合わ
せる（図６のステップＳ４０）。
【００５４】この場合、端末装置３に問い合わせる方法
としては、既存の技術を利用してもよいし、後述する別
の方法を利用してもよい。従来技術としては、下記のよ
うなものが例示される。
としては、既存の技術を利用してもよいし、後述する別
の方法を利用してもよい。従来技術としては、下記のよ
うなものが例示される。
【００５５】(1) ＨＴＭＬのＦＯＲＭ入力を利用して、
利用者に端末装置の環境に関する情報の入力を促す。
利用者に端末装置の環境に関する情報の入力を促す。
【００５６】(2) アプレット等のプログラムを端末装置
に送出し、アプリマッピング定義情報を取得する。
に送出し、アプリマッピング定義情報を取得する。
【００５７】従来技術とは別の方法として、次のような
形態も考えられる。
形態も考えられる。
【００５８】提供される情報が、ＸＭＬの最新の機能を
すべて使用しているものであった場合、たとえば、それ
ぞれの機能を利用して利用者に対して何らかのアクショ
ンを要求するサンプルデータを端末装置３に送出する。
端末装置３でその機能が処理可能であれば、そのデータ
が正しく端末装置３に表示され、利用者は表示された内
容に基づいて応答のアクションを行う。端末装置３から
の応答があれば、その機能が利用可能であると判断す
る。図１５に、問い合わせのために送出する確認用のデ
ータ１５−１の例と、端末装置３に表示されるイメージ
１５−２、１５−３を示す。ここでは，ＸＭＬの双方向
リンクが使用可能かどうかを確認するための確認用のデ
ータ１５−１を例示している。確認用のデータ１５−１
には、双方向リンクが記述され、続いて利用者に対して
端末装置３の機能を確認する旨のメッセージと応答操作
を促す旨のメッセージを表示するための記述が続いてい
る。そのあとに双方向リンクが表示されるメッセージが
記述されている。これを端末装置３に送出する。受信し
た端末装置３では、ＸＭＬをサポートし、さらに双方向
リンクの機能をサポートしている場合、リンクが張られ
ていることを示す表示１５−２がなされる。利用者は、
リンクが張られているところをクリックするとリンク先
にはリンクに対してクリック等の操作がなされたことを
検知するプログラム（確認応答．ｃｇｉ）が対応付けら
れており、問い合わせ機能部６０にその応答が通知さ
れ、双方向リンクが正常に表示されていることが確認で
きる。双方向リンクがサポートされていない場合は、リ
ンクされていることが認識されず通常のメッセージと同
様の表示１５−３がされる。利用者がたとえメッセージ
をクリックしてもリンク情報は無効となっているため、
問い合わせ機能部６０には、利用者からの応答が通知さ
れない。所定時間監視して、利用者からの応答が無けれ
ば、当該機能は使用できないと判断する。
すべて使用しているものであった場合、たとえば、それ
ぞれの機能を利用して利用者に対して何らかのアクショ
ンを要求するサンプルデータを端末装置３に送出する。
端末装置３でその機能が処理可能であれば、そのデータ
が正しく端末装置３に表示され、利用者は表示された内
容に基づいて応答のアクションを行う。端末装置３から
の応答があれば、その機能が利用可能であると判断す
る。図１５に、問い合わせのために送出する確認用のデ
ータ１５−１の例と、端末装置３に表示されるイメージ
１５−２、１５−３を示す。ここでは，ＸＭＬの双方向
リンクが使用可能かどうかを確認するための確認用のデ
ータ１５−１を例示している。確認用のデータ１５−１
には、双方向リンクが記述され、続いて利用者に対して
端末装置３の機能を確認する旨のメッセージと応答操作
を促す旨のメッセージを表示するための記述が続いてい
る。そのあとに双方向リンクが表示されるメッセージが
記述されている。これを端末装置３に送出する。受信し
た端末装置３では、ＸＭＬをサポートし、さらに双方向
リンクの機能をサポートしている場合、リンクが張られ
ていることを示す表示１５−２がなされる。利用者は、
リンクが張られているところをクリックするとリンク先
にはリンクに対してクリック等の操作がなされたことを
検知するプログラム（確認応答．ｃｇｉ）が対応付けら
れており、問い合わせ機能部６０にその応答が通知さ
れ、双方向リンクが正常に表示されていることが確認で
きる。双方向リンクがサポートされていない場合は、リ
ンクされていることが認識されず通常のメッセージと同
様の表示１５−３がされる。利用者がたとえメッセージ
をクリックしてもリンク情報は無効となっているため、
問い合わせ機能部６０には、利用者からの応答が通知さ
れない。所定時間監視して、利用者からの応答が無けれ
ば、当該機能は使用できないと判断する。
【００５９】このように、確認したい機能に応じて、確
認したい機能を使用して正しく表示された場合には何ら
かの応答を促すようなサンプルデータを作成して、端末
装置３に送出することにより、端末装置３からの応答の
有無によって、端末装置３で使用されているアプリケー
ションの機能を容易に確認することが可能となる。ま
た、機能確認のためのサンプルデータも機能に応じて予
め用意しておいてもよい。
認したい機能を使用して正しく表示された場合には何ら
かの応答を促すようなサンプルデータを作成して、端末
装置３に送出することにより、端末装置３からの応答の
有無によって、端末装置３で使用されているアプリケー
ションの機能を容易に確認することが可能となる。ま
た、機能確認のためのサンプルデータも機能に応じて予
め用意しておいてもよい。
【００６０】図７は、本発明の第２の実施形態における
構成を示す図である。本実施例では、情報の変換機能の
具体的な例を示す。本実施例では、変換機能として、ポ
インタ情報変換部５１、リンク情報変換部５２およびフ
ァイル形式変換部５３を有しており、変換モジュール管
理部５０に管理されている。変換モジュール管理部５０
は、リンク内容識別部６０、リンク情報構築部７０、部
分情報切出部８０の指示に応じて前記変換機能５１、５
２、５３から必要な変換モジュールを呼び出して情報の
変換を行う。
構成を示す図である。本実施例では、情報の変換機能の
具体的な例を示す。本実施例では、変換機能として、ポ
インタ情報変換部５１、リンク情報変換部５２およびフ
ァイル形式変換部５３を有しており、変換モジュール管
理部５０に管理されている。変換モジュール管理部５０
は、リンク内容識別部６０、リンク情報構築部７０、部
分情報切出部８０の指示に応じて前記変換機能５１、５
２、５３から必要な変換モジュールを呼び出して情報の
変換を行う。
【００６１】ポインタ情報変換機能５１による変換例を
図８及び図９に示す。図８および図９は、要求された情
報９−１には部分参照のリンク９−１−１を含んでいる
場合で、なおかつ、情報を要求してきた利用者の端末装
置３で使用されているアプリケーションでは、Ｘｐｏｉ
ｎｔｅｒは不可（×）として登録されており、ポインタ
変換の機能も無い（×）となっている場合の、情報の変
換例である。図８では、部分参照されている情報９−２
−２を取得して、送出する情報に組み込む変換が行われ
ている。これにより、ポインタ機能を有しない端末装置
からの要求であっても、ポインタ機能を使用して参照し
ていた情報をそのままリンクされていた箇所に埋め込ん
で送出しているため、利用者は要求した情報を正しく閲
覧することが可能となる。図９では、部分参照のリンク
９−１−１をファイル単位のリンク９−４−１に変換し
ている例である。これにより、ポインタ機能を有しない
端末装置３から要求された場合であっても、リンク機能
が無効とならずリンク先が存在することが表示可能であ
る。但し、この場合本来であればリンク先の情報の一部
のみが参照可能であったが、リンク先の情報全体が閲覧
可能となってしまう。しかし、当該箇所にリンクが張ら
れていることが認識できなくなるよりも、セキュリティ
上問題が無ければ、リンク先が存在することが利用者に
認識できる状態になり、利用者の取得したい情報が適切
に提供される可能性が高くなる点で効果的である。
図８及び図９に示す。図８および図９は、要求された情
報９−１には部分参照のリンク９−１−１を含んでいる
場合で、なおかつ、情報を要求してきた利用者の端末装
置３で使用されているアプリケーションでは、Ｘｐｏｉ
ｎｔｅｒは不可（×）として登録されており、ポインタ
変換の機能も無い（×）となっている場合の、情報の変
換例である。図８では、部分参照されている情報９−２
−２を取得して、送出する情報に組み込む変換が行われ
ている。これにより、ポインタ機能を有しない端末装置
からの要求であっても、ポインタ機能を使用して参照し
ていた情報をそのままリンクされていた箇所に埋め込ん
で送出しているため、利用者は要求した情報を正しく閲
覧することが可能となる。図９では、部分参照のリンク
９−１−１をファイル単位のリンク９−４−１に変換し
ている例である。これにより、ポインタ機能を有しない
端末装置３から要求された場合であっても、リンク機能
が無効とならずリンク先が存在することが表示可能であ
る。但し、この場合本来であればリンク先の情報の一部
のみが参照可能であったが、リンク先の情報全体が閲覧
可能となってしまう。しかし、当該箇所にリンクが張ら
れていることが認識できなくなるよりも、セキュリティ
上問題が無ければ、リンク先が存在することが利用者に
認識できる状態になり、利用者の取得したい情報が適切
に提供される可能性が高くなる点で効果的である。
【００６２】リンク情報変換部５２による変換例を図１
０、図１１及び図１３に示す。図１０、図１１では、要
求された情報に双方リンク１０−１−１が含まれている
場合で、なおかつ、要求してきた端末装置３には双方向
リンク（ＸＬｉｎｋ）の機能を有していない（×）場合
に、リンクの張られているそれぞれの情報に一方向リン
ク１０−２−２を埋め込む変換を行っている例である。
図１１の例は、双方向リンクが定義されたファイルが複
数関係する情報の変換例である。複数のリンクファイル
１１−１、１１−２に定義されているリンク情報から、
どの情報１１−３とどの情報がリンクされているかを確
認し、それぞれの情報に対してリンクを埋め込んでい
る。ｅ１／ｋｉｊｉ−１．ＸＭＬという情報には、ｅ１
／ｋｉｊｉ−２．ＸＭＬとｅ２／ｋｉｊｉ−ｎ．ＸＭＬ
という情報がリンクされている。双方向リンクを使用で
きない端末装置３に送出する場合、情報を変換せずに端
末装置３へ送出すると、例えば図１２の（ａ）に示すよ
うに、リンク情報が無視されてリンクの張られていない
文書として表示される。しかし、ｅ１／ｋｉｊｉ−１．
ＸＭＬに含まれる双方リンクが記述されている個所に、
ｅ１／ｋｉｊｉ−２．ＸＭＬとｅ２／ｋｉｊｉ−ｎ．Ｘ
ＭＬへの一方向リンクを組み込む変換を行うと、一方向
リンクしかサポートしていない端末装置３においても、
図１２の（ｂ）に示すように、正しくリンクが張られた
情報を参照することが可能となる。
０、図１１及び図１３に示す。図１０、図１１では、要
求された情報に双方リンク１０−１−１が含まれている
場合で、なおかつ、要求してきた端末装置３には双方向
リンク（ＸＬｉｎｋ）の機能を有していない（×）場合
に、リンクの張られているそれぞれの情報に一方向リン
ク１０−２−２を埋め込む変換を行っている例である。
図１１の例は、双方向リンクが定義されたファイルが複
数関係する情報の変換例である。複数のリンクファイル
１１−１、１１−２に定義されているリンク情報から、
どの情報１１−３とどの情報がリンクされているかを確
認し、それぞれの情報に対してリンクを埋め込んでい
る。ｅ１／ｋｉｊｉ−１．ＸＭＬという情報には、ｅ１
／ｋｉｊｉ−２．ＸＭＬとｅ２／ｋｉｊｉ−ｎ．ＸＭＬ
という情報がリンクされている。双方向リンクを使用で
きない端末装置３に送出する場合、情報を変換せずに端
末装置３へ送出すると、例えば図１２の（ａ）に示すよ
うに、リンク情報が無視されてリンクの張られていない
文書として表示される。しかし、ｅ１／ｋｉｊｉ−１．
ＸＭＬに含まれる双方リンクが記述されている個所に、
ｅ１／ｋｉｊｉ−２．ＸＭＬとｅ２／ｋｉｊｉ−ｎ．Ｘ
ＭＬへの一方向リンクを組み込む変換を行うと、一方向
リンクしかサポートしていない端末装置３においても、
図１２の（ｂ）に示すように、正しくリンクが張られた
情報を参照することが可能となる。
【００６３】図１３は、表示領域の小さい端末装置３の
場合に、表示可能な情報量に元のデータを分割して送出
するようにした変換例である。分割したデータの格納先
をリンク情報として定義しておくことにより、表示領域
の狭い端末装置３でも、情報を分割して効率よく参照す
ることが可能となる。変換例１（図１３の１３−２）で
は、章の内容毎に情報を分割し、さらに分割した章の内
容に当該章の直前、直後の章へのリンクを追加したデー
タを作成している例である。変換例２（図１３の１３−
３）では、章の内容毎に情報を分割し、さらに章のタイ
トルのみを目次として独立して生成し、目次から分割さ
れた各章の内容にリンクが張られている例である。
場合に、表示可能な情報量に元のデータを分割して送出
するようにした変換例である。分割したデータの格納先
をリンク情報として定義しておくことにより、表示領域
の狭い端末装置３でも、情報を分割して効率よく参照す
ることが可能となる。変換例１（図１３の１３−２）で
は、章の内容毎に情報を分割し、さらに分割した章の内
容に当該章の直前、直後の章へのリンクを追加したデー
タを作成している例である。変換例２（図１３の１３−
３）では、章の内容毎に情報を分割し、さらに章のタイ
トルのみを目次として独立して生成し、目次から分割さ
れた各章の内容にリンクが張られている例である。
【００６４】ファイル形式変換部５３による変換例を図
１４に示す。図１４では、情報を要求してきた端末装置
において表示不可能な形式で情報が登録されている場合
に、端末装置３の機能に応じて参照可能な形態に情報そ
のものを変換している例である。変換例１（図１４の１
４−２）では、ＸＭＬ形式で記述された情報がＨＴＭＬ
形式に変換されている例である。変換例２では、ＸＭＬ
で記述された情報に含まれるタグと称される情報の構造
を示す制御情報を削除して、表示されるべき情報のみを
テキストデータとして抽出している例である。これによ
り、端末装置３は、通常どのようなツールでも参照可能
なテキストデータで情報を取得することが可能となる。
１４に示す。図１４では、情報を要求してきた端末装置
において表示不可能な形式で情報が登録されている場合
に、端末装置３の機能に応じて参照可能な形態に情報そ
のものを変換している例である。変換例１（図１４の１
４−２）では、ＸＭＬ形式で記述された情報がＨＴＭＬ
形式に変換されている例である。変換例２では、ＸＭＬ
で記述された情報に含まれるタグと称される情報の構造
を示す制御情報を削除して、表示されるべき情報のみを
テキストデータとして抽出している例である。これによ
り、端末装置３は、通常どのようなツールでも参照可能
なテキストデータで情報を取得することが可能となる。
【００６５】
【発明の効果】以上により、ネットワーク上に存在する
色々な形態で格納されている情報を、利用者の端末装置
がいかなる状態であっても、利用者は登録されている情
報の内容が損なわれることなく、あるいは、登録されて
いる内容に限りなく近い状態で参照することができる。
また、情報を提供する側としても意図しない状態で情報
の提供が行われる、あるいは、情報の提供が不可能な状
態になっていることが回避される。
色々な形態で格納されている情報を、利用者の端末装置
がいかなる状態であっても、利用者は登録されている情
報の内容が損なわれることなく、あるいは、登録されて
いる内容に限りなく近い状態で参照することができる。
また、情報を提供する側としても意図しない状態で情報
の提供が行われる、あるいは、情報の提供が不可能な状
態になっていることが回避される。
【００６６】また、特に著しい進歩が見られる構造化言
語の世界において、情報を登録する側は、情報を利用す
る側の状態を意識することなく、新しい機能を利用して
情報を作成することができる。さらに、一旦作成した情
報のメンテナンス作業を軽減することができる。利用者
側も、使用している端末装置に新しい機能がサポートさ
れていなくても、要求した情報が提供側で参照可能なよ
うに変換されて送出されるため、端末装置の環境を新規
ソフトウェアの販売やのソフトウェアのバージョンアッ
プの提供がある度に端末装置をメンテナンスしなくて
も、要求した情報が常に参照可能となる。
語の世界において、情報を登録する側は、情報を利用す
る側の状態を意識することなく、新しい機能を利用して
情報を作成することができる。さらに、一旦作成した情
報のメンテナンス作業を軽減することができる。利用者
側も、使用している端末装置に新しい機能がサポートさ
れていなくても、要求した情報が提供側で参照可能なよ
うに変換されて送出されるため、端末装置の環境を新規
ソフトウェアの販売やのソフトウェアのバージョンアッ
プの提供がある度に端末装置をメンテナンスしなくて
も、要求した情報が常に参照可能となる。
【図１】本発明の情報提供サービスのシステム構成を示
す図
す図
【図２】本発明における情報提供装置の基本構成を示す
図
図
【図３】本発明の第１の実施形態における情報提供装置
の構成を示す図
の構成を示す図
【図４】アプリ機能管理テーブルと処理機能テーブル等
の内容の例を示す図
の内容の例を示す図
【図５】本発明における情報提供装置の処理の流れを示
すフローチャート
すフローチャート
【図６】本発明における問い合わせ機能部の処理の流れ
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図７】本発明の第２の実施形態における情報提供装置
の構成を示す図
の構成を示す図
【図８】提供情報の第１の変換例を示す図
【図９】提供情報の第２の変換例を示す図
【図１０】提供情報の第３の変換例を示す図
【図１１】提供情報の第４の変換例を示す図
【図１２】第４の変換例における端末装置での表示例を
示す図
示す図
【図１３】提供情報の第５の変換例を示す図
【図１４】提供情報の第６の変換例を示す図
【図１５】問い合わせ機能の具体例の一例を示す図
１ 情報提供装置 ２ 情報記憶装置 ３、３ａ、３ｂ、３ｃ 端末装置 ４ ネットワーク ３０ アプリ機能管理部（変換要否判断手段） ４０ 処理要求管理部（変換要否判断手段） ３１ アプリ機能管理テーブル（変換要否判断テーブ
ル） ４１ 処理要求管理テーブル（変換要否判断テーブル） ５０ 変換モジュール管理部（変換手段） ５１、５２、５３・・・ 変換機能（変換手段）
ル） ４１ 処理要求管理テーブル（変換要否判断テーブル） ５０ 変換モジュール管理部（変換手段） ５１、５２、５３・・・ 変換機能（変換手段）
フロントページの続き (72)発明者 屋代 禎夫 神奈川県川崎市中原区上小田中４丁目１番 １号 富士通株式会社内 (72)発明者 村本 貴英 神奈川県川崎市中原区上小田中４丁目１番 １号 富士通株式会社内 (72)発明者 後藤 正智 神奈川県川崎市中原区上小田中４丁目１番 １号 富士通株式会社内 Ｆターム(参考） 5B082 GA02 5B089 GA11 GA21 GB03 HA10 JA22 JB02 KB04 KC47 KH04 KH29
Claims (11)
- 【請求項１】 ネットワークを介して接続された端末装
置から情報提供の要求を受付け、要求された情報を端末
装置に送出する情報提供サービスに使用される情報提供
方法であって、 端末装置からの情報提供要求を受信した際に、端末装置
が情報提供を送出する際に使用したアプリケーション機
能を確認し、当該アプリケーション機能が要求された情
報を処理可能かどうかを判断し、処理不可能と判断した
場合に、提供する情報を前記アプリケーションが処理可
能な形式に変換して、端末装置に送出することを特徴と
する情報提供方法。 - 【請求項２】 ネットワークを介して接続された端末装
置から情報提供の要求を受付け、要求された情報を端末
装置に送出する情報提供サービスに使用される情報提供
方法であって、 端末装置からの情報提供要求を受信した際に、端末装置
が情報提供を送出する際に使用したアプリケーション機
能を確認し、当該アプリケーション機能が要求された情
報を処理可能かどうかを判断し、処理不可能と判断した
場合に、端末装置上で動作可能な他のアプリケーション
機能を確認し、提供する情報を前記他のアプリケーショ
ンが処理可能な形式に変換して、端末装置に送出するこ
とを特徴とする情報提供方法。 - 【請求項３】 ネットワークを介して接続された端末装
置から情報提供の要求を受付け、要求された情報を端末
装置に送出する情報提供サービスのための情報提供装置
であって、 端末装置上で稼働可能なアプリケーションとそのアプリ
ケーションが処理可能な機能とを対応づけて管理してい
る変換要否判断テーブルを有し、 端末装置からの情報要求を受け付けた際に当該端末装置
で使用しているアプリケーションを特定する手段と、 前記変換要否判断テーブルを参照して前記特定されたア
プリケーションの機能が要求された情報を処理可能かど
うかを判断する変換要否判断手段と、 前記変換要否判断手段にて、処理不可能と判断された場
合に、提供する情報を端末装置で処理可能に変換する変
換手段と、 変換後の情報を端末装置に送出する手段とを有すること
を特徴とする情報提供装置。 - 【請求項４】 請求項３に記載の情報提供装置であっ
て、 前記端末装置で使用されているアプリケーションが前記
変換要否判断テーブルに存在しない場合に、端末装置に
対して使用しているアプリケーション機能を問い合わせ
る問い合わせ手段を有していることを特徴とする情報提
供装置。 - 【請求項５】 請求項３に記載の情報提供装置であっ
て、 前記変換手段は、提供する情報に端末装置が処理できな
い内容を含む場合に、変換判断要否テーブルに登録され
ている変換方式に従って、処理不可能な内容のみを変換
することを特徴とする情報提供装置。 - 【請求項６】 請求項５に記載の情報提供装置の変換手
段であって、 前記処理できない内容とは、ＸＭＬのリンク機能あるい
はポインタ機能であることを特徴とする情報提供装置。 - 【請求項７】 ネットワークを介して接続された端末装
置から情報提供の要求を受付け当該情報報を要求のあっ
た端末装置に送出する情報提供サービスを受けるために
使用する端末装置であって、 情報提供サービスに情報を要求する際に、端末装置で利
用可能な他のアプリケーションあるいはアプリケーショ
ン機能に関する情報を含めて情報の要求を行う情報要求
手段を有していることを特徴とする情報提供サービスに
使用される端末装置。 - 【請求項８】 ネットワークを介して接続された端末装
置から情報提供の要求を受付け当該情報報を要求のあっ
た端末装置に送出する情報提供サービスを受けるために
使用する端末装置であって、 情報提供サービスに接続する際に、ブラウザソフトを使
用するものであって、情報の要求を行う際に、ブラウザ
ソフトと連携して動作可能なアプリケーションソフトま
たはアプリケーション機能に関する情報を、情報提供要
求と共に送出する手段を有することを特徴とする情報提
供サービスに使用する端末装置。 - 【請求項９】 ネットワークを介して接続された端末装
置から情報提供の要求を受付け、要求された情報を端末
装置に送出する情報提供サービスを行うためのプログラ
ムが格納された記憶媒体であって、 端末装置上で稼働可能なアプリケーションとそのアプリ
ケーションが処理可能な機能とを対応づけて管理する変
換要否判断テーブルを有し、 端末装置からの情報要求を受け付けた際に当該端末装置
で使用しているアプリケーションを特定するステップ
と、 前記変換要否判断テーブルを参照して前記特定されたア
プリケーションの機能が要求された情報を処理可能かど
うかを判断するステップと、 処理不可能と判断された場合に、提供する情報を端末装
置で処理可能に変換するステップと、 変換後の情報を端末装置に送出するステップと、を有す
ることを特徴とする情報提供サービスを行うためのプロ
グラムを記憶した記憶媒体。 - 【請求項１０】 ネットワークを介して接続された端末
装置から情報提供の要求を受付け、要求された情報を端
末装置に送出する情報提供サービスを行うためのプログ
ラムが格納された記憶媒体であって、 端末装置上で稼働可能なアプリケーションとそのアプリ
ケーションが処理可能な機能とを対応づけて管理する変
換要否判断テーブルを登録するステップと、 端末装置からの情報要求を受け付けた際に当該端末装置
で使用しているアプリケーションを特定するステップ
と、 前記変換要否判断テーブルを参照して前記特定されたア
プリケーションの機能が要求された情報を処理可能かど
うかを判断するステップと、 処理不可能と判断された場合に、提供する情報を端末装
置で処理可能に変換するステップと、 変換後の情報を端末装置に送出するステップと、を有す
ることを特徴とする情報提供サービスを行うためのプロ
グラムを記憶した記憶媒体。 - 【請求項１１】 請求項９乃至請求項１０に記載の情報
提供サービスを行うためのプログラムが記憶された記憶
媒体であって、 前記端末装置で使用されているアプリケーションが前記
変換要否判断テーブルに存在しない場合に、端末装置に
対して使用しているアプリケーション機能を問い合わせ
るステップを有していることを特徴とする情報提供サー
ビスを行うためのプログラムを記憶した記憶媒体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30798399A JP3873548B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 情報提供サービス、情報提供方法及び情報提供装置 |
| US09/657,460 US7165222B1 (en) | 1999-10-29 | 2000-09-07 | Information providing method and information distribution apparatus |
| EP00123335.2A EP1098485B1 (en) | 1999-10-29 | 2000-10-27 | Information providing method and information distribution apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30798399A JP3873548B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 情報提供サービス、情報提供方法及び情報提供装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001125824A true JP2001125824A (ja) | 2001-05-11 |
| JP3873548B2 JP3873548B2 (ja) | 2007-01-24 |
Family
ID=17975502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30798399A Expired - Fee Related JP3873548B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 情報提供サービス、情報提供方法及び情報提供装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7165222B1 (ja) |
| EP (1) | EP1098485B1 (ja) |
| JP (1) | JP3873548B2 (ja) |
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| JP2010233036A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Nomura Research Institute Ltd | 関連コンテンツ配信システム、ユーザデバイス管理サーバ、及びコンピュータプログラム |
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| JP2011053890A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Fujifilm Corp | 文書リンク変換サーバ、文書リンク変換システム及び文書リンク変換方法 |
| JP5484645B1 (ja) * | 2013-07-08 | 2014-05-07 | 楽天株式会社 | サーバ、端末、サービス方法、ならびに、プログラム |
| JP2017050854A (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | 走著▲焦▼股▲分▼有限公司 | 電気通信サーバと連携する電話番号情報サーバ及びその情報提供方法 |
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|---|---|---|---|---|
| FI20011156A (fi) * | 2001-06-01 | 2002-12-02 | Inmecon Ltd | Informaatiopalvelujärjestelmä ja menetelmä informaation toimittamiseksi |
| JP2005521134A (ja) * | 2002-03-18 | 2005-07-14 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | メディアシステムへの情報の提供 |
| KR100456479B1 (ko) * | 2002-12-17 | 2004-11-09 | 한국전자통신연구원 | 프로토콜 ｐｄｕ를 처리하기 위한 프로토콜 수행 시스템및 프로토콜 ｐｄｕ 공통 자료 구조 변환 방법 |
| JP2005234666A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Nec Corp | ＰｏＣシステムおよびＰｏＣサーバならびにＰｏＣクライアント |
| US7748032B2 (en) * | 2004-09-30 | 2010-06-29 | Citrix Systems, Inc. | Method and apparatus for associating tickets in a ticket hierarchy |
| US8613048B2 (en) | 2004-09-30 | 2013-12-17 | Citrix Systems, Inc. | Method and apparatus for providing authorized remote access to application sessions |
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| US8151323B2 (en) | 2006-04-12 | 2012-04-03 | Citrix Systems, Inc. | Systems and methods for providing levels of access and action control via an SSL VPN appliance |
| US8533846B2 (en) | 2006-11-08 | 2013-09-10 | Citrix Systems, Inc. | Method and system for dynamically associating access rights with a resource |
| TW201009698A (en) * | 2008-08-19 | 2010-03-01 | Arcadyan Technology Corp | Method for improving the accessing efficiency of embedded web page |
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| JP5267710B1 (ja) * | 2012-08-15 | 2013-08-21 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、コンテンツ管理システム及びプログラム |
| CN105260444A (zh) * | 2015-10-09 | 2016-01-20 | 深圳市华讯方舟科技有限公司 | 数据自适应显示方法、终端设备及服务器 |
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|---|---|---|---|---|
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