JP2001123565A - 外壁パネル張付用のフレーム - Google Patents

外壁パネル張付用のフレーム

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JP2001123565A
JP2001123565A JP30098899A JP30098899A JP2001123565A JP 2001123565 A JP2001123565 A JP 2001123565A JP 30098899 A JP30098899 A JP 30098899A JP 30098899 A JP30098899 A JP 30098899A JP 2001123565 A JP2001123565 A JP 2001123565A
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wall panel
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forming
attaching
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Mutsutoshi Kinoshita
睦稔 木下
Kiyomi Kawase
清美 川瀬
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Marujun Co Ltd
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Marujun Co Ltd
Daiwa House Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付作業の容易な、外壁パネル張付用のフレ
ームを提供する。 【解決手段】 フレーム1は、外枠が矩形形状をした、
鋼製のフレームであり、外壁パネル2が張り付けられ
る。そして、フレーム1を形成する複数のフレーム形成
材3、4、5、6の、隣接するフレーム形成材3、4
(または3、5、または4、6、または5、6)が、ブ
ラケット9を介して、リベット8、8により、互いに連
結される。こうして、これら複数のフレーム形成材3、
4、5、6が、組み付けられて、フレーム1が形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の外壁パネ
ルが張り付けられる、金属製の、外壁パネル張付用のフ
レームに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、建物の外壁パネルが張り付けられる、金属製のフレ
ームには、例えば、図6に示されるフレーム21があっ
た。ここで、このフレーム21を形成する複数のフレー
ム形成材22、22は、鋼製の角パイプやC形鋼材等か
らなっており、それらフレーム形成材22、22は、ミ
グ溶接により、互いに接合された。
【0003】しかし、ミグ溶接により、フレーム形成材
22、22を組み付けると、溶接歪みにより、フレーム
21の精度を出すことが困難であった。そこで、フレー
ム21の精度を出すために、各フレーム形成材22、2
2を仮付けした後に本付けしたり、各フレーム形成材2
2、22の溶接する順序を厳密にしたりしていたが、そ
の溶接による組付作業が、面倒であり、また、時間がか
かるものであった。
【0004】この発明は、上記した従来の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、組付作業の容易な、外壁パネル張付用のフレームを
提供することにある。
【0005】また、他の目的は、このフレームに張り付
けられる外壁パネルの目地処理を容易に行うことができ
る、外壁パネル張付用のフレームを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る外壁パネ
ル張付用のフレームは、前記目的を達成するために、次
の構成からなる。すなわち、請求項1に記載の発明に係
る外壁パネル張付用のフレームは、外壁パネルが張り付
けられる、外枠が矩形形状をした、金属製のフレームで
あって、前記フレームを形成する前記金属からなる複数
のフレーム形成材の、隣接するフレーム形成材が、リベ
ット、ビス等の固着具により、互いに連結される。
【0007】このように、このフレームは、外枠が矩形
形状をした、金属製のフレームであり、外壁パネルが張
り付けられる。そして、このフレームを形成する金属か
らなる複数のフレーム形成材は、隣接するフレーム形成
材が、固着具により、互いに連結される。こうして、こ
れら複数のフレーム形成材が、組み付けられて、フレー
ムが形成される。
【0008】また、請求項2に記載の発明に係る外壁パ
ネル張付用のフレームのように、前記フレームは、前記
隣接するフレーム形成材の各固定部に渡されるブラケッ
トを備え、前記固着具によって、前記ブラケットが前記
各固定部に固定されることで、前記隣接するフレーム形
成材は、互いに連結されるのが望ましい。こうして、ブ
ラケットを介して、隣接するフレーム形成材が互いに連
結されることで、フレーム形成材に、例えば、連結のた
めの折り曲げ形成された突出片等の連結片を一体に設け
る必要がなく、フレーム形成材の形状を、単純にするこ
とができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明に係る外壁パ
ネル張付用のフレームのように、前記固定部または前記
ブラケットのいずれか一方には、位置決め用の孔が設け
られ、いずれか他方には、前記孔に嵌まる、位置決め用
の突起が設けられてもよい。こうして、フレーム形成材
の固定部とブラケットに、位置決め用の孔と突起が設け
られることで、隣接するフレーム形成材を連結する際
に、ブラケットを介して、これら隣接するフレーム形成
材が位置決めされる。
【0010】また、請求項4に記載の発明に係る外壁パ
ネル張付用のフレームのように、前記フレームの外枠を
形成する前記フレーム形成材の少なくとも一つは、前記
フレームの外周面側において、長手方向の全長に渡っ
て、または、長手方向に断続的に並んで、隣合って並設
される他の前記フレーム側に突出する、突出部が設けら
れていてもよい。これにより、フレームを並設したと
き、隣合う他のフレーム側に突出する突出部が、対向す
る外周面間に突出することとなる。従って、それぞれの
フレームに張り付けられる各外壁パネル間に形成される
目地を、目地材によって埋める場合に、その目地材の深
入りが、隣合うフレームの対向する外周面間に突出する
突出部によって止められる。また、目地材の深入りを確
実に止めるために、目地に、目地材の深入りを防止する
深入り防止材を挿入する場合には、その深入り防止材
が、突出部によって支持される。
【0011】また、請求項5に記載の発明に係る外壁パ
ネル張付用のフレームのように、前記フレーム形成材
は、平板をロール成形することにより曲げ形成された型
材からなり、前記固着具が挿通される孔が、前記平板の
ロール成形前に、プレス加工により形成されるのが望ま
しい。こうして、固着具が挿通される孔が、ロール成形
前の平板の状態で、プレス加工により形成されるので、
孔を容易に、しかも精度よく形成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る外壁パネル
張付用のフレームの実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
【0013】図1ないし図5は、本発明に係る外壁パネ
ル張付用のフレームの一実施の形態を示す。図中符号1
は、外壁パネル張付用のフレームである。このフレーム
1は、外枠が縦に長い矩形形状をした、金属製、例えば
鋼製のフレームであって、建物の外壁を形成するように
並設されるとともに外壁パネル2が張り付けられる。こ
のフレーム1は、フレーム1を形成する、金属、例えば
鋼材からなる複数のフレーム形成材、つまり第1ないし
第4のフレーム形成材3、4、5、6から構成されてい
る。そして、これら第1ないし第4のフレーム形成材
3、4、5、6は、帯状の鋼材からなる平板をロール成
形することにより曲げ形成された型材を、適宜長さに切
断することで得られる。
【0014】ここで、第1のフレーム形成材3、3は、
フレーム1の外枠の左右部分を形成する縦材である。こ
の第1のフレーム形成材3は、断面略長方形の角パイプ
の、長辺側の、フレーム1の外周面側となる一の面3a
の中間部分が、長手方向の全長に渡って開口しており、
その開口を形成する一方の先端は、外方に直角に折り曲
げられて、長手方向の全長に渡って突出する突出部3b
となっている。つまり、突出部3bは、フレーム1の外
周面側において、この第1のフレーム形成材3の長手方
向の全長に渡って、左右に隣合って並設される他のフレ
ーム1側に突出することとなる。また、第1のフレーム
形成材3の、後述する各固定部3cには、位置決め用の
孔3dが二つ、そして、貫通孔3eが一つないし二つ設
けられている。
【0015】第2のフレーム形成材4、4は、フレーム
1の外枠の上下部分を形成する横材であり、第1のフレ
ーム形成材3、3間に渡される。この第2のフレーム形
成材4は、第1のフレーム形成材3と同一の断面形状で
あり、フレーム1の外周面側となる一の面4aに、前記
突出部3bと同様の突出部4bが設けられている。つま
り、突出部4bは、フレーム1の外周面側において、こ
の第2のフレーム形成材4の長手方向の全長に渡って、
上下に隣合って並設される他のフレーム1側に突出する
こととなる。また、この第2のフレーム形成材4におい
ても、第1のフレーム形成材3と同様に、後述する各固
定部4cに、位置決め用の孔4dが二つ、そして、貫通
孔4eが一つないし二つ設けられている。そして、上側
に位置する第2のフレーム形成材4には、前記一の面4
aの裏面側に、このフレーム1を吊り上げるための孔7
aが明けられたプレート7が、例えば、スポット溶接に
より取り付けられている。
【0016】第3のフレーム形成材5、5は、フレーム
1の内側を区切る横材であり、第1のフレーム3、3間
に渡される。この第3のフレーム形成材5は、断面略正
方形の角パイプの、下面側となる一の面5aの中間部分
が、長手方向の全長に渡って開口している。また、第3
のフレーム形成材5の、後述する各固定部5bには、第
1のフレーム形成材3と同様に、位置決め用の孔5cが
二つ、そして、貫通孔5dが一つないし二つ設けられて
いる。
【0017】第4のフレーム形成材6、6は、フレーム
1の内側を区切る縦材であり、第2および第3のフレー
ム4、5間、または第3のフレーム5、5間に渡され
る。この第4のフレーム形成材6は、第3のフレーム形
成材5と同一の断面形状であり、図面において向かって
右面側となる一の面6aの中間部分が、長手方向の全長
に渡って開口している。また、第4のフレーム形成材6
の、後述する各固定部6bには、第1のフレーム形成材
3と同様に、位置決め用の孔6cが二つ、そして、貫通
孔6dが一つないし二つ設けられている。
【0018】ところで、第1ないし第4のフレーム形成
材3、4、5、6における、貫通孔3e、4e、5d、
6dは、固着具としての後述するリベット8が挿通され
る孔となっており、この貫通孔3e、4e、5d、6d
および位置決め用の孔3d、4d、5c、6cは、フレ
ーム成形材3、4、5、6の製造工程において、平板の
ロール成形前に、プレス加工により形成される。
【0019】そして、これら第1ないし第4のフレーム
形成材3、4、5、6の、隣接するフレーム形成材3、
4(または3、5、または4、6、または5、6)は、
固着具としてのリベット8により互いに連結される。つ
まり、フレーム1は、T字またはL字を形成するように
して隣接するフレーム形成材3、4(または3、5、ま
たは4、6、または5、6)の、内側コーナー部に位置
する各固定部3c、4c(または3c、5b、または4
c、6b、または5b、6b)に渡される、例えば鋼材
からなるブラケット9、9を備えており、前記リベット
8、8によって、ブラケット9、9が各固定部3c、4
c(または3c、5b、または4c、6b、または5
b、6b)に固定されることで、隣接するフレーム形成
材3、4(または3、5、または4、6、または5、
6)は、互いに連結される。具体的には、ブラケット9
は、断面L字形状をして前後方向に延びており、その各
面に、前記L字の外方に向かって打ち出されて、フレー
ム形成材3(4、5、6)の位置決め用の孔3d(4
d、5c、6c)に嵌まる、位置決め用の突起9aが二
つ設けられている。さらに、ブラケット9の各面には、
位置決め用の突起9aが位置決め用の孔3d(4d、5
c、6c)に嵌まったとき、フレーム形成材3(4、
5、6)の貫通孔3e(4e、5d、6d)と同軸同径
となる貫通孔9bが一つないし二つ設けられている。こ
うして、ブラケット9は、その位置決め用の突起9a、
9aが、位置決め用の孔3d、4d(または3d、5
c、または4d、6c、または5c、6c)に嵌まって
位置決めされて、貫通孔9b、9bおよび貫通孔3e、
4e(または3e、5d、または4e、6d、または5
d、6d)に挿通されるリベット8、8により、各固定
部3c、4c(または3c、5b、または4c、6b、
または5b、6b)に固定される。
【0020】また、ブラケット9、9のうち、フレーム
1の外枠の各コーナー部に位置して、第1のフレーム形
成材3と第2のフレーム形成材4とを連結するブラケッ
ト9には、そのブラケット9の剛性を高めるために、前
後の端部に、内側に折れ曲がったフランジ9c、9cが
形成されている。また、フレーム1は、そのフレーム1
の外枠の上側の各コーナー部から若干内側に入った位置
に、補強のために、ブラケット9と並んで、第1のフレ
ーム形成材3と第2のフレーム形成材4とに渡されて、
それらフレーム形成材3、4を連結するステー10を備
えている(図1参照)。そして、このステー10もま
た、各端部が、ブラケット9と同様にして、第1のフレ
ーム形成材3および第2のフレーム形成材4に、リベッ
ト8、8によって固定される。
【0021】次に、以上の構成からなる外壁パネル張付
用のフレーム1の作用効果について説明する。このフレ
ーム1は、建物の外壁を形成するように並設され、外壁
パネル2が張り付けられて、前記外壁の一部となる。こ
のとき、外壁パネル2は、フレーム1を並設した後に、
その並設されたフレーム1に張り付けられてもよいし、
また、フレーム1を並設する前に、予め、フレーム1に
張り付けられてもよい。そして、このフレーム1を形成
する鋼材からなる複数のフレーム形成材3、4、5、6
は、隣接するフレーム形成材3、4(または3、5、ま
たは4、6、または5、6)が、ブラケット9を介し
て、リベット8、8により、互いに連結される。こうし
て、これら複数のフレーム形成材3、4、5、6が、組
み付けられて、フレーム1が形成されるので、溶接によ
り接合する場合に比べて、その組付作業が容易となる。
【0022】また、第1ないし第4のフレーム形成材
3、4、5、6に、これら隣接するフレーム形成材3、
4(または3、5、または4、6、または5、6)を互
いに連結するための、例えば、折り曲げ形成された突出
片等の連結片を一体に設けてもよいが、図示実施の形態
においては、前記連結片を一体に設けることなく、その
代わりにブラケット9を介して、隣接するフレーム形成
材3、4(または3、5、または4、6、または5、
6)が互いに連結される。従って、フレーム形成材3、
4、5、6の形状を、単純にすることができ、フレーム
形成材3、4、5、6の製造が容易となる。
【0023】また、フレーム形成材3、4、5、6の固
定部3c、4c、5b、6bとブラケット9に、位置決
め用の、孔3d、4d、5c、6cと突起9aが設けら
れることで、隣接するフレーム形成材3、4(または
3、5、または4、6、または5、6)を連結する際
に、ブラケット9を介して、これら隣接するフレーム形
成材3、4(または3、5、または4、6、または5、
6)が位置決めされるので、フレーム形成材3、4、
5、6の組付作業を一層容易に行うことができる。
【0024】また、図5に示すように、フレーム1を並
設したとき、左右または上下に隣合う他のフレーム1側
に突出する突出部3b(4b)が、対向する外周面間に
突出することとなる。従って、それぞれのフレーム1、
1に張り付けられる各外壁パネル2、2間に形成される
目地Mを、目地材11によって埋めると、その目地材1
1の深入りが、隣合うフレーム1、1の対向する外周面
間に突出する突出部3b、3b(4b、4b)によって
止められる。また、目地材11の深入りを確実に止める
ために、目地Mに、目地材11の深入りを防止するネッ
ト等の深入り防止材(図示せず)を挿入する場合には、
その深入り防止材が、突出部3b、3b(4b、4b)
によって支持される。こうして、このフレーム1、1に
張り付けられる外壁パネル2、2間に形成される目地M
を埋めるための目地材11が、突出部3b、3b(4
b、4b)によって直接に、あるいは、突出部3b、3
b(4b、4b)によって支持される深入り防止材によ
って間接的に、止められるので、この目地処理を容易に
行うことができる。
【0025】また、フレーム形成材3、4、5、6にお
いて、リベット8が挿通される貫通孔3e、4e、5
d、6dが、ロール成形前の平板の状態で、プレス加工
により形成されるので、この貫通孔3e、4e、5d、
6dを容易に、しかも精度よく形成することができ、こ
のフレーム形成材3、4、5、6を組み付けて得られる
フレーム1の精度も向上させることができる。さらに、
位置決め用の孔3d、4d、5c、6cも、貫通孔3
e、4e、5d、6dと同様に、ロール成形前の平板の
状態で、プレス加工により形成されるので、この位置決
め用の孔3d、4d、5c、6cを容易に、しかも精度
よく形成することができ、フレーム1の精度も一層向上
させることができる。
【0026】また、フレーム1は、ブラケット9、9の
他に、ステー10、10を備えており、このステー1
0、10によって、フレーム1の剛性や強度を向上させ
ることができる。
【0027】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるわけではなく、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、第1ないし第4のフレーム形成材3、4、
5、6は、一の面3a、4a、5a、6aの中間部分
が、長手方向の全長に渡って開口しているが、開口する
ことなく閉じていてもよい。また第1および第2のフレ
ーム形成材3、4における突出部3b、4bは、長手方
向の全長に渡って設けられているが、長手方向に断続的
に並んで設けられてもよい。また、第1のフレーム形成
材3における突出部3bは、左右いずれかのフレーム形
成材3にのみ設けられるものであってもよい。同様にし
て、第2のフレーム形成材4における突出部4bは、上
下いずれかのフレーム形成材4にのみ設けられるもので
あってもよい。また、これら突出部3b、4bは、全て
なくともよい。
【0028】また、ブラケット9の材質、形状、個数、
フランジの有無、そして、リベット8の材質、個数等
は、組み立てられたフレーム1の強度を考慮して、適宜
変更してもよい。また、ステー10は、フレーム1の上
側に使用されるが、下側等、その他の位置にも使用して
もよく、また、ブラケット9のみでフレーム1の強度が
保たれるのであれば、使用しなくともよい。また、リベ
ット8の代わりにビス等を使用してもよい。
【0029】また、第1ないし第4のフレーム形成材
3、4、5、6に位置決め用の孔3d、4d、5c、6
cを設け、ブラケット9に位置決め用の突起9aを設け
ているが、反対に、ブラケット9に位置決め用の孔を設
け、フレーム形成材3、4、5、6にその孔に嵌まる、
位置決め用の突起を設けてもよい。また、これらフレー
ム形成材3、4、5、6およびブラケット9における、
位置決め用の孔3d、4d、5c、6cおよび位置決め
用の突起9aは、なくともよい。
【0030】また、第1ないし第4のフレーム形成材
3、4、5、6は、ロール成型された型材からならなく
とも、押し出し成形等された型材からなっていてもよ
く、また、その他の製造方法により製造されるものであ
ってもよい。また、フレーム形成材3、4、5、6に
は、このフレーム1を、建物の柱や梁等に取り付けるた
めの孔を適宜位置に設けてもよい。また、フレーム1
は、縦長で使用されるが、90°回転することにより、
横長にして使用してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明に係る外壁パネル張付用のフレームによれ
ば、次の効果がある。
【0032】請求項1に記載された外壁パネル張付用の
フレームによれば、フレームを形成する金属からなる複
数のフレーム形成材が、リベット、ビス等の固着具によ
って連結されて組み付けられるので、その組付作業が容
易となる。
【0033】また、請求項2に記載された外壁パネル張
付用のフレームによれば、フレーム形成材の連結が、ブ
ラケットを介して行われることで、フレーム形成材の形
状を、単純にすることができ、フレーム形成材の製造が
容易となる。
【0034】また、請求項3に記載された外壁パネル張
付用のフレームによれば、フレーム形成材は、位置決め
用の孔と突起により、位置決めされるので、フレーム形
成材の組付作業を一層容易に行うことができる。
【0035】また、請求項4に記載された外壁パネル張
付用のフレームによれば、このフレームに張り付けられ
る外壁パネル間に形成される目地を埋めるための目地材
が、突出部によって直接に、あるいは、突出部によって
支持される深入り防止材によって間接的に、止められる
ので、この目地処理を容易に行うことができる。
【0036】また、請求項5に記載された外壁パネル張
付用のフレームによれば、固着具が挿通される孔が、ロ
ール成形前の平板の状態で、プレス加工により形成され
るので、孔を容易に、しかも精度よく形成することがで
き、また、このフレーム形成材を組み付けて得られるフ
レームの精度も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る外壁パネル張付用のフレームの
一実施の形態の、フレームの正面図である。
【図2】同じく、フレームの、ステーおよびリベットを
省略した、要部分解斜視図である。
【図3】同じく、図1における、A部の拡大断面図であ
る。
【図4】同じく、図2における、B部の拡大斜視図であ
る。
【図5】同じく、並設されるフレームと外壁パネルを示
す、部分拡大断面図である。
【図6】従来のフレームを示す、斜視図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 外壁パネル 3 第1のフレーム形成材(フレーム形成材) 3b 突出部 3c 固定部 3d 位置決め用の孔 3e 貫通孔(孔) 4 第2のフレーム形成材(フレーム形成材) 4b 突出部 4c 固定部 4d 位置決め用の孔 4e 貫通孔(孔) 5 第3のフレーム形成材(フレーム形成材) 5b 固定部 5c 位置決め用の孔 5d 貫通孔(孔) 6 第4のフレーム形成材(フレーム形成材) 6b 固定部 6c 位置決め用の孔 6d 貫通孔(孔) 8 リベット(固着
具) 9 ブラケット 9a 位置決め用の突
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川瀬 清美 岐阜県養老郡上石津町大字牧田字二又2947 −1 株式会社丸順養老開発センター内 Fターム(参考) 2E002 EB12 EB13 FA02 FA06 FA09 FB11 FB17 LA01 LA02 LB02 LB03 LB04 LB14 LC02 MA07 MA23 2E162 BA02 BB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁パネルが張り付けられる、外枠が矩
    形形状をした、金属製のフレームであって、 前記フレームを形成する前記金属からなる複数のフレー
    ム形成材の、隣接するフレーム形成材が、リベット、ビ
    ス等の固着具により、互いに連結されることを特徴とす
    る外壁パネル張付用のフレーム。
  2. 【請求項2】 前記フレームは、前記隣接するフレーム
    形成材の各固定部に渡されるブラケットを備え、 前記固着具によって、前記ブラケットが前記各固定部に
    固定されることで、前記隣接するフレーム形成材は、互
    いに連結されることを特徴とする請求項1に記載の外壁
    パネル張付用のフレーム。
  3. 【請求項3】 前記固定部または前記ブラケットのいず
    れか一方には、位置決め用の孔が設けられ、いずれか他
    方には、前記孔に嵌まる、位置決め用の突起が設けられ
    ることを特徴とする請求項2に記載の外壁パネル張付用
    のフレーム。
  4. 【請求項4】 前記フレームの外枠を形成する前記フレ
    ーム形成材の少なくとも一つは、前記フレームの外周面
    側において、長手方向の全長に渡って、または、長手方
    向に断続的に並んで、隣合って並設される他の前記フレ
    ーム側に突出する、突出部が設けられていることを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の外壁パ
    ネル張付用のフレーム。
  5. 【請求項5】 前記フレーム形成材は、平板をロール成
    形することにより曲げ形成された型材からなり、前記固
    着具が挿通される孔が、前記平板のロール成形前に、プ
    レス加工により形成されてなることを特徴とする請求項
    2または3に記載の外壁パネル張付用のフレーム。
JP30098899A 1999-10-22 1999-10-22 外壁パネル張付用のフレーム Pending JP2001123565A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012077510A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Sekisui Chem Co Ltd 外壁パネルの取付構造およびそれを用いたユニット建物の製造方法
JP2015232234A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 大和ハウス工業株式会社 耐力要素積層耐力壁使用建物
JP2017020337A (ja) * 2016-09-27 2017-01-26 積水化学工業株式会社 外壁パネルの取付構造およびそれを用いたユニット建物の製造方法

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