JP2001122812A - メタノール製造装置及び製造方法 - Google Patents

メタノール製造装置及び製造方法

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JP2001122812A
JP2001122812A JP30660899A JP30660899A JP2001122812A JP 2001122812 A JP2001122812 A JP 2001122812A JP 30660899 A JP30660899 A JP 30660899A JP 30660899 A JP30660899 A JP 30660899A JP 2001122812 A JP2001122812 A JP 2001122812A
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hydrogen
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Yoshio Seiki
義夫 清木
Tetsuya Imai
哲也 今井
Hiroyuki Ozora
弘幸 大空
Hideaki Nagai
英彰 永井
Kazuto Kobayashi
一登 小林
Hiroyuki Sonobe
浩之 園部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メタノール製造プラント内で発生する二酸化
炭素を回収・利用してメタノール製造に必要な原料の削
減等が図れるメタノール製造装置及び製造方法を提供す
る。 【解決手段】 水蒸気改質炉1により炭化水素から水
素,一酸化炭素及び二酸化炭素を主成分とする合成ガス
を発生させる改質手段3と、メタノール合成触媒上で前
記合成ガスを発熱反応させ、反応ガスから生成した粗メ
タノールを液状で回収する合成手段4と、回収された前
記粗メタノールを蒸留して低沸点有機化合物及び高沸点
有機化合物を含む廃水と精製メタノールとに分離する精
製手段5とを備えたメタノール製造装置において、前記
改質手段3の燃焼炉2で発生したCO 2 を回収して前記
合成手段4に供給するCO2 回収手段6と、同合成手段
4からのパージガスの一部を同合成手段4にリサイクル
供給するパージガス分岐手段7を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタノール製造装
置及び製造方法に係り、特にメタノール製造プラント内
で発生する燃焼ガスから二酸化炭素を回収・利用してメ
タノール製造に必要な原料の削減等を図ったメタノール
製造装置及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天然ガス等の炭化水素からメタノ
ール(CH3 OH)を製造する方法は、例えば図3に示
す工程より行われることが知られている(特開平1−1
80841号公報等参照)。
【0003】これによれば、先ず、改質工程で、改質反
応管(水蒸気改質炉)1と燃焼炉2を備えた改質システ
ム(改質手段)3を用い、天然ガス等の原料(CH4
を水蒸気(H2 O)と吸熱反応させて水素(H2 ),一
酸化炭素(CO)及び二酸化炭素(CO2 )を主成分と
する合成ガスを発生させる。即ち、この改質工程では次
の反応が行われるのである。CH4 +H2 O ⇔
CO+3H2 式1 CO+H2 O ⇔ CO2 +H2
式2
【0004】次に、前記合成ガスは合成工程に送られ、
ここで、合成手段4としてのメタノール合成触媒上で前
記合成ガスを発熱反応させ、反応ガスから生成した粗メ
タノール(CH3 OH+H2 O)を液状で回収する。即
ち、この合成工程では次の反応が行われるのである。 CO+2H2 ⇔ CH3 OH 式3 CO2 +3H2 ⇔ CH3 OH+H2 O 式4
【0005】そして、前記粗メタノールは精製工程に送
られ、ここで、精製手段5としての蒸留塔で粗メタノー
ルを蒸留して低沸点有機化合物及び高沸点有機化合物を
含む廃水と精製メタノールとに分離し、メタノール等の
製品が作られる。
【0006】また、前記燃焼炉2で発生したCO2 やH
2 Oとその他のガスはそのまま大気に放出されると共
に、前記合成工程からのパージガス(水素含有ガス)は
前記燃焼炉2で燃焼させてから大気に放出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うな従来の外熱型反応装置利用のメタノール製造プラン
トでは、原料の一部を燃焼炉2の燃料として使用し、発
生したCO2 やH2 O等を大気に放出している。上記C
2 の大気放出は、地球温暖化を防ぐ点で、メタノール
製造プラントの商品価値を大きく下げることになる。
【0008】そこで、メタノール製造プラント内で発生
するCO2 を回収し、天然ガス等と混合してメタノール
製造用の原料とすることが望ましいが、この場合、合成
ガスのCO2 濃度が増加するため、合成工程において反
応器内での温度上昇が起き易く、触媒活性の劣化が大き
くなる危険性がある。
【0009】そのため通常は、合成ガスと反応器出口ガ
スの気相成分である循環ガスを任意の循環比(循環ガス
量/合成ガス量)で混合してCO2 濃度を調整してい
る。しかしながら、CO2 の濃度が増加するにつれ、こ
の循環比も大きくなるため、合成工程の反応器容積が増
大するという問題点があった。
【0010】本発明は、上述した実情に鑑みてなされた
もので、その目的は、合成工程入口のCO2 CO2濃度
を増加させることなく、メタノール製造プラント内で発
生するCO2 CO2を回収・利用してメタノール製造に
必要な原料の削減等が図れるメタノール製造装置及び製
造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明のメタノール製造装置は、少なくとも、水蒸気改質
炉により炭化水素からH2 ,CO及びCO2 を主成分と
する合成ガスを製造する改質手段と、メタノール合成触
媒上で前記合成ガスを発熱反応させ、反応ガスから生成
した粗メタノールを液状で回収する合成手段と、回収さ
れた前記粗メタノールを蒸留して低沸点有機化合物及び
高沸点有機化合物を含む廃水と精製メタノールとに分離
する精製手段とを備えたメタノール製造装置において、
メタノール製造プラント内で発生したCO2 を回収して
前記合成手段に供給する供給手段と、同合成手段から排
出された水素含有ガスの一部を同合成手段に戻すリサイ
クルラインを設けたことを特徴とする。
【0012】また、本発明のメタノール製造方法は、少
なくとも、水蒸気改質炉により炭化水素からH2 ,CO
及びCO2 を主成分とする合成ガスを製造する改質手段
と、メタノール合成触媒上で前記合成ガスを発熱反応さ
せ、反応ガスから生成した粗メタノールを液状で回収す
る合成手段と、回収された前記粗メタノールを蒸留して
低沸点有機化合物及び高沸点有機化合物を含む廃水と精
製メタノールとに分離する精製手段とを備えたメタノー
ル製造装置において、メタノール製造プラント内で発生
したCO2 を回収して前記合成工程に供給すると共に、
同合成工程から排出された水素含有ガスの一部を同合成
工程にリサイクル供給することを特徴とする。
【0013】また、前記回収により増加した二酸化炭素
の反応に必要な水素の量となる水素含有ガス量をリサイ
クル供給することを特徴とする。
【0014】また、前記水素含有ガス中から水素の一部
を分離・回収してリサイクル供給することを特徴とす
る。
【0015】また、前記リサイクル供給しないその他の
水素含有ガスを前記改質工程の燃焼炉で燃焼させてから
大気に放出することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るメタノール製
造装置及び製造方法を実施例により図面を用いて詳細に
説明する。
【0017】[第1実施例]図1は本発明の第1実施例
を示す、メタノール製造装置及び製造方法のブロック図
である。
【0018】図1において、従来例を示す図3と異なる
のは、メタノール製造プラント内で発生した二酸化炭素
(CO2 )を回収して合成手段4に供給する供給手段と
して、改質システム3の燃焼炉2で発生したCO2 を回
収するCO2 回収手段6が設けられると共に、前記合成
手段4から排出された水素(H2 )含有ガス(パージガ
ス)の一部を同合成手段4に戻すリサイクルラインとし
て合成手段4と前記燃焼炉2を結ぶパージライン中にパ
ージガス分岐手段7が設けられる点である。その他の構
成は、図3と同様なので、図3と同一部材・部位には同
一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0019】このように構成されるため、先ず、改質工
程で、改質反応管1と燃焼炉2を備えた改質システム3
を用い、天然ガス等の原料を水蒸気と吸熱反応させて水
素(H2 ),一酸化炭素(CO)及び二酸化炭素(CO
2 )を主成分とする合成ガスを発生させる(前述した式
1及び式2参照)。
【0020】次に、前記合成ガスは合成工程に送られ、
ここで、合成手段4としてのメタノール合成触媒上で前
記合成ガスを発熱反応させ、反応ガスから生成した粗メ
タノール(CH3 OH+H2 O)を液状で回収する(前
述した式3及び式4参照)。
【0021】この際、この合成手段4には、前記CO2
回収手段6で回収したCO2 がメタノール製造に必要な
原料として供給される。
【0022】これにより、メタノール等の製品の製造量
を増加させられることになるが、このままでは、前記回
収によりCO2 濃度が増加し、反応工程における反応器
内の温度上昇が起き易くなり、触媒活性の劣化が大きく
なる危険性がある。
【0023】そこで、本実施例では、前記合成手段4か
らパージガスの一部をパージガス分岐手段7を介して合
成手段4にリサイクル供給し、CO2 濃度の減少を図
る。即ち、前記回収により増加したCO2 の反応に必要
な水素の量となるパージガス量がリサイクル供給される
のである。
【0024】そして、前記粗メタノールは精製工程に送
られ、ここで、精製手段5としての蒸留塔で粗メタノー
ルを蒸留して低沸点有機化合物及び高沸点有機化合物を
含む廃水と精製メタノール(CH3 OH)とに分離し、
メタノール等の製品が作られる。
【0025】ところで、本実施例では、従来大気に排出
していたCO2 をメタノール製造用の原料とするため、
大気に排出されるCO2 量が削減される事になる。具体
的には従来法と本実施例について、同量のメタノールを
製造するために大気に排出するCO2 量を比較すると、
従来法100に対して本実施例では60〜70%が見込
まれる。
【0026】また、本実施例では従来大気に排出してい
たCO2 をメタノール製造用の原料とするためメタノー
ル製造に必要な天然ガス量が削減されることになるが、
反面、燃焼炉2で燃焼していたパージガス量が減少する
ため、燃焼用に供される天然ガス量を増加する必要があ
る。ところが、前者の必要天然ガス量の減少と後者の必
要天然ガス量の増加を比較すると、前者の方が効果が大
きく、全体では必要天然ガス量が減少される。具体的に
は、従来法と本実施例について、メタノールを製造する
ために必要な天然ガス量を比較すると、従来法100に
対して本実施例では96〜97%が見込まれる。
【0027】この結果、CO2 の排出量削減とメタノー
ル製造量の増加(換言すれば、メタノール製造に必要な
原料の削減)が図れる。
【0028】また、本実施例では、前記パージガスを一
部リサイクル供給するようにしたので、合成手段4に供
給される合成ガスのCO2 濃度増加を抑制できる。従っ
て、合成工程における循環ガス動力の増大による機器の
大型化やメタノール製造プラントの運転効率の悪化を回
避することができる。
【0029】また、リサイクル供給しないその他のパー
ジガスは前記燃焼炉2で燃料として使用するので、燃焼
炉2の燃焼用天然ガス量の低減が図れる。
【0030】[第2実施例]図2は本発明の第2実施例
を示す、メタノール製造装置及び製造方法のブロック図
である。
【0031】図2に示すように、この実施例は、第1実
施例における合成手段4と燃焼炉2を結ぶパージライン
中にH2 分離手段8を設けて、該H2 分離手段8で分離
・回収した必要量のH2 だけをリサイクル供給するよう
にしたもので、その他の構成は第1実施例と同様であ
る。
【0032】この実施例によれば、第1実施例と同様の
作用・効果が得られることに加えて、必要量(不足分)
のH2 だけをリサイクル供給することができ、リサイク
ルライン及び合成手段4における循環ガス動力の増大を
最小限に抑えられるという利点がある。
【0033】尚、本発明は上記各実施例に限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である
ことはいうまでもない。例えば、CO2 の回収を改質シ
ステム3に限らず、メタノール製造プラント内の蒸気発
生用ボイラー等で発生したCO2 を回収するようにして
も良い。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1に係るメタノール製造装置は、少なくとも、水蒸
気改質炉により炭化水素から水素,一酸化炭素及び二酸
化炭素を主成分とする合成ガスを製造する改質手段と、
メタノール合成触媒上で前記合成ガスを発熱反応させ、
反応ガスから生成した粗メタノールを液状で回収する合
成手段と、回収された前記粗メタノールを蒸留して低沸
点有機化合物及び高沸点有機化合物を含む廃水と精製メ
タノールとに分離する精製手段とを備えたメタノール製
造装置において、メタノール製造プラント内で発生した
二酸化炭素を回収して前記合成手段に供給する供給手段
と、同合成手段から排出された水素含有ガスの一部を同
合成手段に戻すリサイクルラインを設けたことを特徴と
するので、製品(メタノール等)を得るために必要な原
料(天然ガス等)の削減が可能となると共に、大気中に
放出する二酸化炭素量の削減によりメタノール製造プラ
ントの商品価値の向上が図れる。
【0035】本発明の請求項2に係るメタノール製造方
法は、少なくとも、水蒸気改質炉により炭化水素から水
素,一酸化炭素及び二酸化炭素を主成分とする合成ガス
を製造する改質手段と、メタノール合成触媒上で前記合
成ガスを発熱反応させ、反応ガスから生成した粗メタノ
ールを液状で回収する合成手段と、回収された前記粗メ
タノールを蒸留して低沸点有機化合物及び高沸点有機化
合物を含む廃水と精製メタノールとに分離する精製手段
とを備えたメタノール製造装置において、メタノール製
造プラント内で発生した二酸化炭素を回収して前記合成
工程に供給すると共に、同合成工程から排出された水素
含有ガスの一部を同合成工程にリサイクル供給すること
を特徴とするので、製品(メタノール等)を得るために
必要な原料(天然ガス等)の削減が可能となると共に、
大気中に放出する二酸化炭素量の削減によりメタノール
製造プラントの商品価値の向上が図れる。
【0036】本発明の請求項3に係るメタノール製造方
法は、前記回収により増加した二酸化炭素の反応に必要
な水素の量となる水素含有ガス量をリサイクル供給する
ことを特徴とするので、請求項2と同様の作用・効果に
加えて、リサイクルライン及び合成手段における循環ガ
ス動力の増大による機器の大型化やプラントの運転効率
の悪化を回避することができると共に、窒素の逃げ場を
従前どおり確保することができるという利点がある。
【0037】本発明の請求項4に係るメタノール製造方
法は、前記水素含有ガス中から水素の一部を分離・回収
してリサイクル供給することを特徴とするので、請求項
2と同様の作用・効果に加えて、必要量(不足分)の水
素だけをリサイクル供給することができ、リサイクルラ
イン及び合成手段における循環ガス動力の増大を最小限
に抑えられるという利点がある。
【0038】本発明の請求項5に係るメタノール製造方
法は、前記リサイクル供給しないその他の水素含有ガス
を前記改質工程の燃焼炉で燃焼させてから大気に放出す
ることを特徴とするので、請求項2と同様の作用・効果
に加えて、水素含有ガス中の水素及びメタンは、従前ど
おり燃料として使用でき、燃焼用の天然ガス量の低減が
図れるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す、メタノール製造装
置及び製造方法のブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す、メタノール製造装
置及び製造方法のブロック図である。
【図3】従来例のメタノール製造装置及び製造方法のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 改質反応管(水蒸気改質炉) 2 燃焼炉 3 改質システム(改質手段) 4 合成手段 5 精製手段 6 CO2 回収手段 7 パージガス分岐手段 8 H2 分離手段
フロントページの続き (72)発明者 大空 弘幸 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 永井 英彰 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 小林 一登 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 園部 浩之 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AA04 AC29 AD11 BD33 BD52 BD84 BE20 BE40 BE41 BE60 BN10 FE11 4H039 CB20 CK22 CL35

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、水蒸気改質炉により炭化水
    素から水素,一酸化炭素及び二酸化炭素を主成分とする
    合成ガスを製造する改質手段と、メタノール合成触媒上
    で前記合成ガスを発熱反応させ、反応ガスから生成した
    粗メタノールを液状で回収する合成手段と、回収された
    前記粗メタノールを蒸留して低沸点有機化合物及び高沸
    点有機化合物を含む廃水と精製メタノールとに分離する
    精製手段とを備えたメタノール製造装置において、メタ
    ノール製造プラント内で発生した二酸化炭素を回収して
    前記合成手段に供給する供給手段と、同合成手段から排
    出された水素含有ガスの一部を同合成手段に戻すリサイ
    クルラインを設けたことを特徴とするメタノール製造装
    置。
  2. 【請求項2】 少なくとも、水蒸気改質炉により炭化水
    素から水素,一酸化炭素及び二酸化炭素を主成分とする
    合成ガスを製造する改質手段と、メタノール合成触媒上
    で前記合成ガスを発熱反応させ、反応ガスから生成した
    粗メタノールを液状で回収する合成手段と、回収された
    前記粗メタノールを蒸留して低沸点有機化合物及び高沸
    点有機化合物を含む廃水と精製メタノールとに分離する
    精製手段とを備えたメタノール製造装置において、メタ
    ノール製造プラント内で発生した二酸化炭素を回収して
    前記合成工程に供給すると共に、同合成工程から排出さ
    れた水素含有ガスの一部を同合成工程にリサイクル供給
    することを特徴とするメタノール製造方法。
  3. 【請求項3】 前記回収により増加した二酸化炭素の反
    応に必要な水素の量となる水素含有ガス量をリサイクル
    供給することを特徴とする請求項2記載のメタノール製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記水素含有ガス中から水素の一部を分
    離・回収してリサイクル供給することを特徴とする請求
    項2記載のメタノール製造方法。
  5. 【請求項5】 前記リサイクル供給しないその他の水素
    含有ガスを前記改質工程の燃焼炉で燃焼させてから大気
    に放出することを特徴とする請求項2,3又は4記載の
    メタノール製造方法。
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