JP2001120918A - 濾過面の洗浄方法及び固液分離装置 - Google Patents
濾過面の洗浄方法及び固液分離装置Info
- Publication number
- JP2001120918A JP2001120918A JP30926699A JP30926699A JP2001120918A JP 2001120918 A JP2001120918 A JP 2001120918A JP 30926699 A JP30926699 A JP 30926699A JP 30926699 A JP30926699 A JP 30926699A JP 2001120918 A JP2001120918 A JP 2001120918A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- ultrasonic
- solid
- movable
- filtration surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 濾過面内部の目詰まりの原因となるきょう雑
物を、各濾過モジュールの任意の最適な場所で効果的に
洗浄できる、濾過面洗浄方法及び固液分離装置を提供す
る。 【解決手段】 超音波発振器により超音波を発振させ、
その発振を可動部材により移動可能な振動子に伝達さ
せ、前記振動子を濾過面に関連して移動させて、前記濾
過面に超音波を与えて洗浄することを特徴とする固液分
離装置の濾過面の洗浄方法。空気洗浄及び／又は水洗浄
と同時に超音波洗浄を行うことにより、洗浄効果が更に
向上する。また、可動部材により移動可能な超音波振動
子を有する固液分離装置。
物を、各濾過モジュールの任意の最適な場所で効果的に
洗浄できる、濾過面洗浄方法及び固液分離装置を提供す
る。 【解決手段】 超音波発振器により超音波を発振させ、
その発振を可動部材により移動可能な振動子に伝達さ
せ、前記振動子を濾過面に関連して移動させて、前記濾
過面に超音波を与えて洗浄することを特徴とする固液分
離装置の濾過面の洗浄方法。空気洗浄及び／又は水洗浄
と同時に超音波洗浄を行うことにより、洗浄効果が更に
向上する。また、可動部材により移動可能な超音波振動
子を有する固液分離装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、生物処理槽内に浸
漬させて、微生物と濾液を分離する固液分離装置の濾過
面の洗浄方法及び固液分離装置に関し、特に河川水、湖
沼水、用水、下水、各種廃水、し尿等の水処理分野で、
浮遊物質を濾過する装置の濾過面洗浄方法及び固液分離
装置に関する。
漬させて、微生物と濾液を分離する固液分離装置の濾過
面の洗浄方法及び固液分離装置に関し、特に河川水、湖
沼水、用水、下水、各種廃水、し尿等の水処理分野で、
浮遊物質を濾過する装置の濾過面洗浄方法及び固液分離
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から濾過面の洗浄には、空気洗浄、
水洗浄、空気と水洗浄、薬品洗浄、振動による洗浄等が
知られていたが、濾過面内部まで目詰まりした場合、効
果的な洗浄は難しかった。この点を改良したものとし
て、濾過筒を超音波洗浄する技術が知られているが、こ
の技術は、超音波振動子が各々の濾過筒に付いており、
多数の超音波振動子を用いている。
水洗浄、空気と水洗浄、薬品洗浄、振動による洗浄等が
知られていたが、濾過面内部まで目詰まりした場合、効
果的な洗浄は難しかった。この点を改良したものとし
て、濾過筒を超音波洗浄する技術が知られているが、こ
の技術は、超音波振動子が各々の濾過筒に付いており、
多数の超音波振動子を用いている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、超音波発振子が１箇所に固定されているので、
超音波発振子に近い濾過面はよく洗浄されても、遠い濾
過面は洗浄がよくなされず、洗浄が不十分なためにすぐ
目詰まりを起こし、そのため洗浄頻度が高く、濾過体の
交換頻度も高くなるという問題点があった。その上、上
記したように、超音波振動子が各濾過体エレメントに付
設されており、不経済であり、合理的な方法と言えない
という欠点もあった。本発明は、このような従来の課題
に鑑みてなされたものであり、濾過面内部の目詰まりを
容易に解消できる、各濾過モジュールについて最も効果
的に洗浄できる、濾過面の洗浄方法及び固液分離装置を
提供することを目的とする。
法では、超音波発振子が１箇所に固定されているので、
超音波発振子に近い濾過面はよく洗浄されても、遠い濾
過面は洗浄がよくなされず、洗浄が不十分なためにすぐ
目詰まりを起こし、そのため洗浄頻度が高く、濾過体の
交換頻度も高くなるという問題点があった。その上、上
記したように、超音波振動子が各濾過体エレメントに付
設されており、不経済であり、合理的な方法と言えない
という欠点もあった。本発明は、このような従来の課題
に鑑みてなされたものであり、濾過面内部の目詰まりを
容易に解消できる、各濾過モジュールについて最も効果
的に洗浄できる、濾過面の洗浄方法及び固液分離装置を
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記の
手段により前記の課題を解決した。 （１）超音波発振器により超音波を発振させ、その発振
を可動部材により移動可能な振動子に伝達させ、前記振
動子を濾過面に関連して移動させて、前記濾過面に超音
波を与えて洗浄することを特徴とする固液分離装置の濾
過面の洗浄方法。 （２）空気洗浄又は水洗浄又はその両方を組合せた洗浄
を超音波洗浄と同時に行うことを特徴とする請求項１記
載の固液分離装置の濾過面の洗浄方法。 （３）超音波発振器と、上下左右に移動可能な可動部材
と、前記可動部材に取り付けらて、濾過面の任意の位置
に移動可能であり、かつ前記超音波発振器に接続された
振動子とを具備することを特徴とする固液分離装置。 （４）前記濾過面の材質が無機質の材質であることを特
徴とする前記（３）記載の固液分離装置の濾過面洗浄装
置。 前記濾過面の材質としては、セラミック、金属、ガラス
等が好ましく、他にＣａＣＯ3、砂、アンスラサイト、
コークス、レンガ、タイル、溶融スラグが挙げられる
が、金属としてはステンレススチールが好ましい。
手段により前記の課題を解決した。 （１）超音波発振器により超音波を発振させ、その発振
を可動部材により移動可能な振動子に伝達させ、前記振
動子を濾過面に関連して移動させて、前記濾過面に超音
波を与えて洗浄することを特徴とする固液分離装置の濾
過面の洗浄方法。 （２）空気洗浄又は水洗浄又はその両方を組合せた洗浄
を超音波洗浄と同時に行うことを特徴とする請求項１記
載の固液分離装置の濾過面の洗浄方法。 （３）超音波発振器と、上下左右に移動可能な可動部材
と、前記可動部材に取り付けらて、濾過面の任意の位置
に移動可能であり、かつ前記超音波発振器に接続された
振動子とを具備することを特徴とする固液分離装置。 （４）前記濾過面の材質が無機質の材質であることを特
徴とする前記（３）記載の固液分離装置の濾過面洗浄装
置。 前記濾過面の材質としては、セラミック、金属、ガラス
等が好ましく、他にＣａＣＯ3、砂、アンスラサイト、
コークス、レンガ、タイル、溶融スラグが挙げられる
が、金属としてはステンレススチールが好ましい。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明においては、濾過面の目詰
まりの除去のために、超音波振動子を上下・左右に移動
可能に用いることにより、効果的かつ経済的な洗浄が可
能としたものである。超音波振動子を移動可能にするた
めに、固液分離装置内に移動可能である可動部材を設
け、その可動部材に超音波振動子を保持させ、その超音
波振動子に超音波発振器を接続して超音波発振器からの
振動を伝導することにより、超音波振動子より超音波を
濾過面に伝えるようにする。前記可動部材としては、直
線状の支持体の上を上下・左右に移動できる部材でもよ
いし、場合によっては回転可能なアーム状体でもよい。
可動部材は濾過面全体に超音波振動子が移動できるよう
なものであることが好ましい。超音波振動子は可動部材
の端部に設けることが好ましい。このようにして、濾過
面全体に超音波洗浄が行われるようにする。このようす
る超音波洗浄の際に、水・空気等を組み合わせて洗浄す
ると、さらに効果的である。
まりの除去のために、超音波振動子を上下・左右に移動
可能に用いることにより、効果的かつ経済的な洗浄が可
能としたものである。超音波振動子を移動可能にするた
めに、固液分離装置内に移動可能である可動部材を設
け、その可動部材に超音波振動子を保持させ、その超音
波振動子に超音波発振器を接続して超音波発振器からの
振動を伝導することにより、超音波振動子より超音波を
濾過面に伝えるようにする。前記可動部材としては、直
線状の支持体の上を上下・左右に移動できる部材でもよ
いし、場合によっては回転可能なアーム状体でもよい。
可動部材は濾過面全体に超音波振動子が移動できるよう
なものであることが好ましい。超音波振動子は可動部材
の端部に設けることが好ましい。このようにして、濾過
面全体に超音波洗浄が行われるようにする。このようす
る超音波洗浄の際に、水・空気等を組み合わせて洗浄す
ると、さらに効果的である。
【０００６】なお、濾過面を構成する濾過体は、孔径
０．１〜２００μｍのセラミック、金属等の無機性の材
質のものであれば、孔径１０μｍ以下の精密濾過膜で
も、孔径１０μｍ以上の濾過体のいずれであっても構わ
ない。孔径１０μｍ以上の濾過体を用いた汚泥層濾過
は、その濾過体表面に形成される汚泥層により、孔径よ
りも小さい粒子も分離可能となる。また、濾過体そのも
の形状は、平板状、管状、スパイラル型等が考えられ
る。更に、濾過面の洗浄のためには、濾過運転中、超音
波を常時発振させてもよく、あるいは、濾過装置の圧力
損失が設定値以上（例えば１ｋｇ／ｃｍ2 ）に達したと
き、間欠的に超音波を発振させるようにしてもよい。た
だし、濾過面の洗浄は、濾過処理とは別に行ったが洗浄
効果は高い。
０．１〜２００μｍのセラミック、金属等の無機性の材
質のものであれば、孔径１０μｍ以下の精密濾過膜で
も、孔径１０μｍ以上の濾過体のいずれであっても構わ
ない。孔径１０μｍ以上の濾過体を用いた汚泥層濾過
は、その濾過体表面に形成される汚泥層により、孔径よ
りも小さい粒子も分離可能となる。また、濾過体そのも
の形状は、平板状、管状、スパイラル型等が考えられ
る。更に、濾過面の洗浄のためには、濾過運転中、超音
波を常時発振させてもよく、あるいは、濾過装置の圧力
損失が設定値以上（例えば１ｋｇ／ｃｍ2 ）に達したと
き、間欠的に超音波を発振させるようにしてもよい。た
だし、濾過面の洗浄は、濾過処理とは別に行ったが洗浄
効果は高い。
【０００７】本発明は、上記の構成を有するので、下記
の作用を生じる。 （１）強力な超音波キャビテーションにより、濾過面内
部の目詰まりの原因となるきょう雑物を効果的に洗浄、
除去する。 （２）超音波振動子が可動式であるため、各濾過モジュ
ールの最適な場所で超音波洗浄が可能である。 （３）各濾過モジュールに超音波振動子をつける必要が
ないため、超音波振動子の数を減らすことができ、経済
的である。 （４）他の洗浄と併用することにより、さらに洗浄効果
が向上する。
の作用を生じる。 （１）強力な超音波キャビテーションにより、濾過面内
部の目詰まりの原因となるきょう雑物を効果的に洗浄、
除去する。 （２）超音波振動子が可動式であるため、各濾過モジュ
ールの最適な場所で超音波洗浄が可能である。 （３）各濾過モジュールに超音波振動子をつける必要が
ないため、超音波振動子の数を減らすことができ、経済
的である。 （４）他の洗浄と併用することにより、さらに洗浄効果
が向上する。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。図１
は、本発明の濾過面洗浄装置を設けた固液分離装置の斜
視図であり、図２は超音波を利用して濾過面を洗浄する
装置の概略平面図であり、図３は超音波洗浄を行う濾過
面洗浄装置の概略縦断面図である。両者とも空気及び／
又は水と超音波洗浄とを同時に行える。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。図１
は、本発明の濾過面洗浄装置を設けた固液分離装置の斜
視図であり、図２は超音波を利用して濾過面を洗浄する
装置の概略平面図であり、図３は超音波洗浄を行う濾過
面洗浄装置の概略縦断面図である。両者とも空気及び／
又は水と超音波洗浄とを同時に行える。
【０００９】実施例１及び比較例１ 図１及び図２において、固液分離装置１の中に、濾過面
洗浄装置として、超音波発振器２に接続された振動子３
が上下、左右に移動可能な可動式アーム（振動伝達子、
図示省略）の先に固定されている。振動子３は、可動式
アームによって濾過体（濾過エレメント）４の任意の場
所に移動可能である。更に、このアームが濾過エレメン
ト４の両端にある場合、同一濾過エレメント４の両端か
ら同時に超音波洗浄可能であり、片側からの洗浄と比
べ、洗浄効果が高い。特に、多数の濾過エレメント４か
ら成る固液分離装置１（図２参照）においては、最小数
の超音波振動子３により、最大の洗浄効果が得られるこ
ととなる。なお、超音波の周波数は２０〜１００ｋＨｚ
（好ましくは３０〜５０ｋＨｚ）がよい。また、超音波
発振器は、周波数の切替えが可能であり、タイマー切替
え等により段階的に周波数を変えることにより、洗浄力
がさらに向上する。例えば、２８ｋＨｚが２分、４５ｋ
Ｈｚが２分、１００ｋＨｚが１分としてもよい。
洗浄装置として、超音波発振器２に接続された振動子３
が上下、左右に移動可能な可動式アーム（振動伝達子、
図示省略）の先に固定されている。振動子３は、可動式
アームによって濾過体（濾過エレメント）４の任意の場
所に移動可能である。更に、このアームが濾過エレメン
ト４の両端にある場合、同一濾過エレメント４の両端か
ら同時に超音波洗浄可能であり、片側からの洗浄と比
べ、洗浄効果が高い。特に、多数の濾過エレメント４か
ら成る固液分離装置１（図２参照）においては、最小数
の超音波振動子３により、最大の洗浄効果が得られるこ
ととなる。なお、超音波の周波数は２０〜１００ｋＨｚ
（好ましくは３０〜５０ｋＨｚ）がよい。また、超音波
発振器は、周波数の切替えが可能であり、タイマー切替
え等により段階的に周波数を変えることにより、洗浄力
がさらに向上する。例えば、２８ｋＨｚが２分、４５ｋ
Ｈｚが２分、１００ｋＨｚが１分としてもよい。
【００１０】なお、全図を通じて、アームは矢印Ａで示
す水平方向にＡ１〜Ａ２の範囲に、矢印Ｂで示す垂直方
向にＢ１〜Ｂ２の範囲に自由に移動可能に構成されてい
る。また、５は、生物処理槽を兼ねた濾過装置の場合、
生物処理に必要な酸素を供給するため、及び比較的低圧
力１０〜３０ｋＰａで操作するエネルギー消費の少ない
膜濾過装置用の膜モジュール（濾過エレメント）４の直
下に設けた散気装置６によりクロスフローを作り出すた
めの空気配管である。
す水平方向にＡ１〜Ａ２の範囲に、矢印Ｂで示す垂直方
向にＢ１〜Ｂ２の範囲に自由に移動可能に構成されてい
る。また、５は、生物処理槽を兼ねた濾過装置の場合、
生物処理に必要な酸素を供給するため、及び比較的低圧
力１０〜３０ｋＰａで操作するエネルギー消費の少ない
膜濾過装置用の膜モジュール（濾過エレメント）４の直
下に設けた散気装置６によりクロスフローを作り出すた
めの空気配管である。
【００１１】更に、図３において、７は洗浄用の空気や
水を濾過エレメント４へ送るための洗浄用配管であり、
８と９は洗浄と処理排水の切り換えと流量調整するため
のバルブであり、Ｐは処理水の排水ポンプであり、１０
は固液分離処理水の排出管である。なお、図２は前記し
たように濾過面の洗浄を超音波洗浄により行う洗浄装置
の平面図であり、図３はその縦断面図であり、両者とも
空気及び／又は水と超音波洗浄とを同時に行って、洗浄
効果を向上させる洗浄装置の説明図である。超音波洗浄
を行う実施例と、濾過面の超音波洗浄を行わない比較例
の各々の実験条件を第１表に、実験結果を第２表にそれ
ぞれに示す。
水を濾過エレメント４へ送るための洗浄用配管であり、
８と９は洗浄と処理排水の切り換えと流量調整するため
のバルブであり、Ｐは処理水の排水ポンプであり、１０
は固液分離処理水の排出管である。なお、図２は前記し
たように濾過面の洗浄を超音波洗浄により行う洗浄装置
の平面図であり、図３はその縦断面図であり、両者とも
空気及び／又は水と超音波洗浄とを同時に行って、洗浄
効果を向上させる洗浄装置の説明図である。超音波洗浄
を行う実施例と、濾過面の超音波洗浄を行わない比較例
の各々の実験条件を第１表に、実験結果を第２表にそれ
ぞれに示す。
【００１２】
【表１】
【００１３】
【表２】
【００１４】１回／週の頻度で超音波洗浄を行うことに
より、透過流束Ｆｌｕｘの低下が抑えられ、超音波洗浄
を行わない場合の２割もＦｌｕｘが上昇した。また、１
年以上の実験を継続した現在でも、薬品洗浄を行う必要
がなく、膜の目詰まりによる濾過体の交換の必要はな
い。
より、透過流束Ｆｌｕｘの低下が抑えられ、超音波洗浄
を行わない場合の２割もＦｌｕｘが上昇した。また、１
年以上の実験を継続した現在でも、薬品洗浄を行う必要
がなく、膜の目詰まりによる濾過体の交換の必要はな
い。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、濾過面を有する固液分
離装置において、可動式の超音波振動子により濾過面を
洗浄することにより、（１）強力な超音波キャビテーシ
ョンで効果的に洗浄可能となり、（２）超音波振動子を
最適な場所に移動可能であるため、超音波の効果を最大
限に利用可能になり、（３）超音波振動子の数を減らす
ことができ、経済的であり、更に（４）他の洗浄方法と
の併用により洗浄効果向上が可能となる。（５）濾過面
の材質に無機質を用いることにより、超音波による振動
を伝わりやすくし、洗浄効果を高めることができる。
離装置において、可動式の超音波振動子により濾過面を
洗浄することにより、（１）強力な超音波キャビテーシ
ョンで効果的に洗浄可能となり、（２）超音波振動子を
最適な場所に移動可能であるため、超音波の効果を最大
限に利用可能になり、（３）超音波振動子の数を減らす
ことができ、経済的であり、更に（４）他の洗浄方法と
の併用により洗浄効果向上が可能となる。（５）濾過面
の材質に無機質を用いることにより、超音波による振動
を伝わりやすくし、洗浄効果を高めることができる。
【図１】本発明の濾過面洗浄装置を設けた固液分離装置
の斜視図を示す。
の斜視図を示す。
【図２】超音波を利用する濾過面洗浄装置の概略平面図
を示す。
を示す。
【図３】超音波を利用する濾過面洗浄装置の概略縦断側
面図である。
面図である。
１ 固液分離装置（又は生物処理を兼ねた固液分離装
置） ２ 超音波発振器 ３ 振動子 ４ 濾過体（濾過エレメント） ５ 空気配管 ６ 散気装置 ７ 洗浄用配管 ８ バルブ ９ バルブ １０ 固液分離処理水の排出管 Ｐ 処理水の排水ポンプ
置） ２ 超音波発振器 ３ 振動子 ４ 濾過体（濾過エレメント） ５ 空気配管 ６ 散気装置 ７ 洗浄用配管 ８ バルブ ９ バルブ １０ 固液分離処理水の排出管 Ｐ 処理水の排水ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ０１Ｄ 71/02 Ｂ０８Ｂ 5/02 Ａ Ｂ０８Ｂ 3/12 Ｂ０１Ｄ 29/38 ５２０Ｄ 5/02 29/04 ５２０Ｃ ５２０Ａ 29/38 ５２０Ｃ Ｆターム(参考） 3B116 AA46 AB53 BB77 BB85 CC05 3B201 AA46 AB53 BB77 BB85 BB92 BB98 CC21 4D006 GA07 HA21 HA41 HA61 HA93 JA31A JA35A JA51A KA43 KB21 KC13 KC14 MA02 MA03 MA21 MC02X MC03 PB04 PB08 PB15 PC61 4D064 AA05 BC16 DA01 DC03
Claims (4)
- 【請求項１】 超音波発振器により超音波を発振させ、
その発振を可動部材により移動可能な振動子に伝達さ
せ、前記振動子を濾過面に関連して移動させて、前記濾
過面に超音波を与えて洗浄することを特徴とする固液分
離装置の濾過面の洗浄方法。 - 【請求項２】 空気洗浄又は水洗浄又はその両方を組合
せた洗浄を超音波洗浄と同時に行うことを特徴とする請
求項１記載の固液分離装置の濾過面の洗浄方法。 - 【請求項３】 超音波発振器と、上下左右に移動可能な
可動部材と、前記可動部材に取り付けらて、濾過面の任
意の位置に移動可能であり、かつ前記超音波発振器に接
続された振動子とを具備することを特徴とする固液分離
装置。 - 【請求項４】 前記濾過面の材質が無機質の材質である
ことを特徴とする請求項３記載の固液分離装置の濾過面
洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30926699A JP2001120918A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 濾過面の洗浄方法及び固液分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30926699A JP2001120918A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 濾過面の洗浄方法及び固液分離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001120918A true JP2001120918A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17990935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30926699A Pending JP2001120918A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 濾過面の洗浄方法及び固液分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001120918A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005255893A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Kaneka Corp | 固形分を濾別し除去するポリマーの製造方法 |
| JP2007111623A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Tsukishima Kikai Co Ltd | 濾過ユニット |
| CN104056817A (zh) * | 2014-06-21 | 2014-09-24 | 陕西华嘉机电设备有限公司 | 一种空气滤网超声自清洁方法及装置 |
| JP2014205110A (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-30 | 国立大学法人三重大学 | 固液分離ユニットを備える廃水処理装置 |
| WO2015052840A1 (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-16 | 三菱電機株式会社 | 水処理装置及び給湯装置 |
| CN112452919A (zh) * | 2020-11-04 | 2021-03-09 | 江西中竹生物质科技有限公司 | 防堵装置及包括该防堵装置的反应容池 |
| WO2023132146A1 (ja) * | 2022-01-06 | 2023-07-13 | 株式会社デンソー | 水処理装置 |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP30926699A patent/JP2001120918A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005255893A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Kaneka Corp | 固形分を濾別し除去するポリマーの製造方法 |
| JP2007111623A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Tsukishima Kikai Co Ltd | 濾過ユニット |
| JP4663477B2 (ja) * | 2005-10-20 | 2011-04-06 | 月島機械株式会社 | 濾過ユニット |
| JP2014205110A (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-30 | 国立大学法人三重大学 | 固液分離ユニットを備える廃水処理装置 |
| WO2015052840A1 (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-16 | 三菱電機株式会社 | 水処理装置及び給湯装置 |
| JPWO2015052840A1 (ja) * | 2013-10-11 | 2017-03-09 | 三菱電機株式会社 | 水処理装置、給湯装置及び暖房装置 |
| CN104056817A (zh) * | 2014-06-21 | 2014-09-24 | 陕西华嘉机电设备有限公司 | 一种空气滤网超声自清洁方法及装置 |
| CN112452919A (zh) * | 2020-11-04 | 2021-03-09 | 江西中竹生物质科技有限公司 | 防堵装置及包括该防堵装置的反应容池 |
| WO2023132146A1 (ja) * | 2022-01-06 | 2023-07-13 | 株式会社デンソー | 水処理装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5448050B2 (ja) | 水処理装置および水処理装置濾材層の洗浄方法 | |
| JP2000189958A (ja) | 浸漬型膜ろ過装置 | |
| JP6788894B2 (ja) | 濁水処理装置および濁水処理方法 | |
| JP2001120918A (ja) | 濾過面の洗浄方法及び固液分離装置 | |
| CN205495354U (zh) | 一种振动式超滤膜处理装置 | |
| JP2000005512A (ja) | 濾過器 | |
| JPH11319517A (ja) | 膜分離装置及び方法並びに膜分離装置の洗浄方法 | |
| JPH09299767A (ja) | 水処理装置のフィルタモジュール洗浄方法及びその装置 | |
| CN212215146U (zh) | 亚微米气泡振荡清洗*** | |
| KR20070102099A (ko) | 수 처리용 막 분리공정에서 초음파장치를 활용한투과속도의 개선방법과 초음파 세정장치 | |
| KR100812791B1 (ko) | 초음파 세척장치가 부착된 오폐수 여과용 디스크 필터 | |
| JP2001179013A (ja) | 濾過式水処理装置及び濾過担体洗浄方法 | |
| CN205435488U (zh) | 一种新型膜过滤装置 | |
| KR100279350B1 (ko) | 여과장치 및 역세척 방법 | |
| JPH04225805A (ja) | 活性汚泥のろ過方法及び装置 | |
| WO2023132146A1 (ja) | 水処理装置 | |
| WO2024105895A1 (ja) | 超音波液体処理装置 | |
| KR100331937B1 (ko) | 마그네틱 필터를 이용한 폐수처리장치 | |
| JP2019147140A (ja) | フィルタの洗浄方法 | |
| JP2002239308A (ja) | 浮上ろ材を用いたろ過装置および水処理方法 | |
| KR20030045902A (ko) | 역세기능이 구비된 슬러지수집기와 여과수단이 설치된침전지 | |
| KR101417292B1 (ko) | 산기관 및 초음파 발생장치가 일체형으로 부착된 막모듈 | |
| CN111229047A (zh) | 亚微米气泡振荡清洗***及清洗方法 | |
| JP7181732B2 (ja) | 排水処理装置及び排水処理方法 | |
| JPH0880425A (ja) | 液中膜分離装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050318 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050330 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050720 |