JP2001117904A - 予測装置の予測診断装置 - Google Patents

予測装置の予測診断装置

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JP2001117904A
JP2001117904A JP29487499A JP29487499A JP2001117904A JP 2001117904 A JP2001117904 A JP 2001117904A JP 29487499 A JP29487499 A JP 29487499A JP 29487499 A JP29487499 A JP 29487499A JP 2001117904 A JP2001117904 A JP 2001117904A
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由江 稲田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は予測装置の予測診断装置に関し,予測
装置による予測結果の閾値間のレコード数がまばらにな
らないようにすること及び予測診断装置を直接ビジネス
で活用できることを目的とする。 【解決手段】複数の属性情報を含む多数のレコードを用
いて,新たなレコードについて特定の属性について予測
値生成部と確信度生成部とを備えた予測装置により生成
するランダムなレコード数の累積値の間隔を持つ複数の
予測値とそれぞれの確信度について確信度テーブルを作
成して予測診断グラフの表示を行う出力部を備え,レコ
ード数の累積値を一定の間隔を持つ理想のレコード数の
累積値を設定する手段,及び設定された理想のレコード
数の累積値に対応する確信度の閾値を決定する手段を備
えるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は予測装置の予測診断
装置に関する。
【0002】予測装置は大量の過去(既知)のデータ
(レコード)を用いて,未知のデータについてその属性
(カテゴリ)について種々の予測を行うものである。そ
して,予測装置により予測した結果を用いて,その内容
から何が分かるかを解析する装置が予測装置の予測診断
装置である。
【0003】予測装置では,各レコードのデータについ
て既知のデータに近似するデータを利用して指定された
項目について予測を行って,その予測値と実際の値に近
い度合いを表す確信度を表す値を含めた予測結果を発生
し,各予測値についてのレコード数の累積値を含めた予
測診断グラフを作成する方法が用いられている。
【0004】
【従来の技術】図7は従来の予測診断装置による予測結
果テーブルを表す。このテーブルの中の列のa〜eは,
多数の人物に関するレコードのデータであり,aはそれ
ぞれ異なる人物に対応するレコードの番号(この例では
行方向に0〜4の番号だけを示す)を表し,bは各レコ
ードに対応する人物の年齢,cは職業,dは性別を表
し,eは各番号の人物についての実際(既知)の値を表
す。この例では実際の値eとして,1または2の2値の
何れかであるが,この値としては,例えば,運転免許を
得ているか否か,喫煙者か否か等の2値で表す事象につ
いて何れに属したかを示しているが,3値以上の多数の
カテゴリの中の何れかの値をとる例もある。
【0005】図7のf〜h は予測結果のデータであり,
fは各人物に類似した既知のレコードのデータに基づい
た予測値であり,この例はeに示すものと同じカテゴリ
に関する予測値であり,1または2の何れかの値をと
る。gはfに示す予測値が1となる確率を表す予測値1
の確信度,hはfに示す予測値が2となる確率を表す予
測値2の確信度である。例えば,レコード番号1の場
合,年齢30,主婦,実際の値が2で,予測値1の確信
度が0.2で,予測値2の確信度が0.8であるため,
予測値は2(予測値の確信度の一番大きいもの)とな
り,この時の実際の値も2である。
【0006】図8は従来の予測診断装置の確信度閾値テ
ーブルである。このテーブルは,上記図7のような予測
装置による予測結果が得られると,予測値の確信度の閾
値を一定の大きさに決めて,決定した閾値に対応して図
8のようにレコード数の累積と正答数(予測値に対する
実際の値が一致した数)の累積を表す確信度閾値テーブ
ルを作成する。このテーブルにおいて,確信度の閾値が
0.9の場合,確信度が0.9以上となるレコード数の
累積は10個で,正答数(この場合は予測値1を正答と
する)の累積は1である。また,確信度の閾値が0.8
以上の場合,レコード数の累積(0.9以上を含む)は
15で,正答数の累積は5である。以下,同様に各確信
度の閾値に対応してレコード数の累積,正答数の累積の
数値が得られ,確信度の閾値を0とした場合,レコード
数の累積は100(全レコード数)で,正答数(予測値
1)の累積は40である。
【0007】図9は従来の予測診断グラフである。この
予測診断グラフは上記図8に示す確信度閾値テーブルを
用いて行われ,二次元グラフを用いて表したもので,横
軸がレコード数の累積(累計)を表し,最大値が上記図
7の例に対応した累積(=100)に対応し,縦軸が正
答数の累積を表し,最大値が上記図8の例に対応した累
積(=40)に対応する。そして,図9のグラフの原点
と対角を結ぶ点線は,予測診断グラフを使用しないでラ
ンダムに求めた場合のレコード数の累積数に対応する正
答数を表し,実線の曲線は,上記図8に示す各確信度の
閾値に対応した正答数(予測値1)をグラフ上にプロッ
トして結線したものである。また,確信度の閾値の数は
ユーザが指定し,その間隔は〔0,1〕を等分して決定
していた。そのため,閾値におけるレコード数はまばら
となり,予測診断グラフにおけるX軸方向のレコード数
の累積値に偏り(数値が飛躍)ができていた。例えば,
ダイレクトメールを一定数発送する場合に,対象となる
多数の人物の中から目的に対して正答となる予測値の確
信度が所定値以上となる累積が望んだ数に達するよう予
測を行う場合に累積値に偏りがあると,累積値の中間の
値について誤差が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した図9に示す従
来の予測診断グラフは,レコード数と正答数の情報のみ
の解析であり,これらの情報だけでは直接実際のビジネ
ス(コスト,収入,利益等の要素を含む)における予測
のコスト評価に活用できないという問題があった。
【0009】また,確信度の閾値の等分決定では,閾値
間のレコード数(サンプル数あるいはデータ数)がまば
らになってしまい,予測診断グラフにおいて滑らかな曲
線が作成できず,予測結果の精密な診断が困難になると
いう問題があった。具体的には,例えば,ダイレクトメ
ールを一定数発送する例を想定すると,対象となる多数
の人物の中から目的に対して正答となる予測値の確信度
が所定値以上となる累積が望んだ数に達するよう予測を
行った場合に,間隔がまばらになると予測結果の診断が
正確にできない。
【0010】本発明は予測装置の予測診断装置を直接ビ
ジネスで活用できること及び予測結果の閾値間のレコー
ド数がまばらにならないようにする予測診断装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第1の原
理構成であり,予測診断装置による理想レコード数に対
応する確信度を作成するための原理構成を示し,図1の
A.は構成図,B.は第1の原理による確信度閾値テー
ブルの例である。
【0012】図1のA.において,1は予測装置,1a
は既知のデータを利用して新たに発生したレコードにつ
いて予測値を生成する予測値生成部,1bは予測値の確
信度を生成する確信度生成部,2は予測診断装置,2a
は確信度閾値決定部,2bは予測診断グラフ出力部,3
はテーブル格納部,3aは確信度閾値テーブル,3bは
理想レコード数の累積に対応した確信度閾値テーブル,
4は入力部,5は表示,印字等を行う出力部である。
【0013】従来は確信度の閾値を均等な間隔に設定
し,その閾値に対してレコード数の累積及び正答数の累
積を求めていたが,本発明の第1の原理構成ではレコー
ド数の累積を均等に設定してこれを理想レコード数と
し,各理想レコード数に対応して新たな確信度の閾値を
決定して,確信度閾値テーブルを作成して予測診断グラ
フを表示する。
【0014】図1のA.において,予測装置1の予測値
生成部1aにより各レコードについて予測値を生成し,
各予測値に対して確信度が確信度生成部1bにおいて生
成され,予め決められた予測値を正答とする。こうして
各レコードの属性と予測値,予測値の確信度等を含む従
来と同様の確信度閾値テーブル(上記図8参照)が求め
られると,予測診断装置2において確信度の閾値に対し
て,レコード数の累積,正答数の累積を含む従来と同様
の確信度閾値テーブル3a(図1のB.の(1)参照)が
求められる。このテーブルに対し,入力部4から理想の
累積レコード数(確信度の閾値に対応するレコード数の
累積)として等間隔となる複数の値を設定すると,確信
度閾値決定部2aは,等間隔の理想のレコード数の各累
積値に対し,各理想の累積レコード数が確信度閾値テー
ブル3aから誤差が一定値以下となる累積レコード数が
あればそれに対応する確信度閾値を選択し,誤差が設定
した値を越えると一番近い累積レコード数に対応する確
信度の閾値により補間を行って新たな確信度閾値を求
め,累積レコード数を設定することで,累積レコード数
の誤差が設定した値以内になると新たな確信度閾値が設
定された理想累積レコード数対応の確信度閾値テーブル
3b(図1のB.(2) 参照)が得られる。この確信度閾
値テーブル3bの内容は予測診断グラフ出力部2bから
出力部5に出力される。この表示内容を参照すること
で,等間隔の理想の累積レコード数に対する確信度閾値
を直ちに知ることができる。なお,テーブル3bにおい
て,各理想の累積レコード数に対応する正答数の累積は
求めない。
【0015】図2は本発明の第2の原理構成であり,予
測診断装置によるレコードの収入(予算),コスト,利
益を得るための構成を示し,図2のA.は構成図,B.
は第2の原理による確信度閾値テーブルの例である。
【0016】図2において,1,1a,1b,2,2
a,2b,3〜5の各符号は上記図1と同じであり,1
は予測装置,1aは予測値生成部,1bは確信度生成部
である。2は予測診断装置,2aは確信度閾値決定部,
2bは予測診断グラフ出力部,2cは収入コスト設定
部,2dは予算希望収入設定部,2eは最大利益検出
部,2fはレコード数検出部である。また,テーブル格
納部3内の3cは本発明の第2の原理構成により新たな
項目が追加された確信度閾値テーブルである。
【0017】本発明の第2の原理構成では確信度閾値テ
ーブルを用いて収入とコスト及びこれに関連して利益を
表す予測診断グラフを表すことができるようにしたもの
である。
【0018】図2のA.の構成では,上記図1のB.の
(2) に示す理想の累積レコード数に対する確信度閾値テ
ーブルについて,入力部4から1レコードに対するコス
トc(1レコードを処理するのに必要な費用であり,一
定の収入に対する割合とする)を設定する。このコスト
cを用いて各確信度閾値についてそれぞれのレコード数
の累積値に対応する総コストが求められ,更に正答数の
累積値が収入として得られる。また,収入−コスト=利
益として各確信度閾値毎の利益を求める。この結果は図
2のB.に示すような予測診断テーブル3cが得られ,
予測診断グラフ出力部2bを駆動することにより出力部
5に縦軸が収入(正答数の累積に対応),コスト,利益
を表し,横軸が予算(レコード数の累積に対応)を表す
二次元のグラフとして表示される。ここで最大利益検出
部2eを駆動すると,予測診断テーブル3cの複数の各
確信度閾値毎の利益の中から最大値となる確信度閾値を
検出する。また,予算希望収入設定部2dに入力部4か
ら予算・希望収入の設定を行うと,レコード数検出部2
fが予測診断テーブル3c内を検索して,設定された収
入に対応するレコード数の累積値(処理対象とするレコ
ード数)を求める。これにより,レコードのコストc,
予算・希望収入の設定に対して,最適な処理対象とする
レコード数を簡単に求めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図3は本発明による理想のレコー
ド数の累積に対応する確信度閾値決定のための処理フロ
ーであり,上記図1のA.に示す第1の原理構成の中の
確信度閾値決定部2aの機能に相当する。この処理フロ
ーは,CPU(中央処理装置),メモリ,表示装置(デ
ィスプレイ),入力装置(キーボード,マウス等)等を
備えた情報処理装置(図示省略)において実行される。
【0020】図4は本発明の予測診断装置による確信度
閾値テーブルの具体例である。
【0021】従来の確信度閾値テーブルに理想レコード
数の累積の項目を追加し,理想レコード数の累積を基に
新たな確信度閾値を決定し,グラフを作成する処理を開
始すると,最初に理想レコード数の累積を作成する(図
3のS1)。新たな閾値を決定する際に,レコード数の
累積(Nir:i=1,2,…,n)と理想レコード数
の累積(Nid:i=1,2,…,n)の最小誤差数
(p)を設定する(図3のS2)。pの値としては,例
えば“2”を設定することができる。
【0022】図4に示す具体例では,従来の方法により
一定間隔の値である各確信度の閾値(Riで表し,i=
1,2,…,n)に対して,ランダムな値であるレコー
ド数の累積(Nir)が得られ,それぞれに対応した正
答数の累積が求められた閾値テーブルが作成されている
ところに,新たな項目として理想レコード数の累積(N
id)が設けられ,その内容として等間隔の値(10,
20,30,…,100)が設定されている。
【0023】この後,新たに求めた確信度閾値の累積レ
コード数が,設定した誤差値以下になるまで繰り返し確
信度閾値を求める。先ず,i=1に設定し(図3のS
3),閾値テーブルのi(=1)番目の確信度の閾値の
選択を開始する(同S4)。すなわち,全ての閾値を設
定したか判別し(図3のS5),全ての閾値について設
定した場合は処理を終了するが,設定してない場合は,
理想のレコード数の累積(Nid)に一番近いレコード
数の累積(Njr)を探索し,その確信度の閾値(Rj
で表す)を求める(図3のS6)。図4の例では,理想
レコード数の累積(Nid)に近い確信度の閾値を,R
1から順にRnに向けて求める。
【0024】新たに求めた閾値の累積レコード数と理想
レコード数の累積レコード数との差が,設定された誤差
(p)を越えたか判別し(図3のS7),越えない場合
(誤差以下の場合)はその閾値(Ri)を新しい閾値
(Rj)として設定する(図3S8)。この後は,iを
+1として次の閾値を設定し(図3のS9),上記S4
に戻り同様の処理を繰り返す。
【0025】また,S7において反対に累積レコード数
と理想レコード数の累積との差が設定誤差以上の場合
は,一番近い確信度の閾値の累積レコード数の累積と理
想累積レコード数の累積大小を判別し(図3のS1
0),前後の確信度の閾値と補間することによって新た
な確信度の閾値を設定する(図3のS11,S12)。
すなわち,理想累積レコード数の累積の方が大きい場合
は,新しい閾値(Rj)と後の確信度の閾値(Rj+1 )と
により補間を行い,累積レコード数の累積の方が大きい
場合は,新しい閾値(Rj)と前の確信度の閾値(Rj-1
)とにより補間を行う。続いて,新しいレコード数の
累積(Njr) を設定し(図3のS13),S7に戻り,
設定したレコード数の累積(Njr) と理想レコード数の
累積レコード数(Njd)との差が,設定された誤差
(p)を越えたか判別して,以下上記と同様の処理が実
行される。
【0026】図4の例では,i=1の場合は理想レコー
ド数の累積=10(N1d) であり,これはレコード数の
累積=10(N1r) と同じであるため確信度の閾値は
0.9となる。また,i=2の場合は理想レコード数の
累積=20(N2d) であり,これに対応するレコード数
の累積=19(N3r)に最も誤差が小さい(20−19
=1)ため,このレコード数の累積19が設定され,確
信度の閾値はN3rに対応する0.7(R3)となる。こ
の他の理想レコード数(N3d=30,N4d=40,…,
Nnd=100)については図示省略されている。なお,
図4の中の正答数の累積については,新たに求めた確信
度の閾値以上のレコード数の累積である。
【0027】図5は本発明によるコスト,収入,利益の
各項目を追加した予測診断装置の確信度閾値テーブルを
表し,上記図2に示す本発明の第2の原理構成により作
成することができる。
【0028】図2の予測診断装置2の確信度閾値決定部
2aにより,収入コスト設定部2c,予算希望収入設定
部2dの各部の処理により追加されたコスト,収入,利
益の各項目を含む確信度閾値テーブルが作成される。す
なわち,確信度閾値決定部2aにより,レコード数の累
積値(Nirで表す項目,上記図4に示す理想レコード数
の累積値の10,20,30,…の値またはその値に近
似した値)に対応した確信度の閾値(Aで表す項目)を
決定し,正答数の累積(Ndで表す項目)が設定されて
いる。このテーブルに対し,(B)で表す3つの項目
(コスト,収入,利益)が追加され,その中のコスト
(cで表す)として収入に対する割合が設定され,この
例では,c=0.3(収入の30%がコスト)が設定さ
れている。この場合,レコード数の累積(Nr)=10
に対してコストは0.3×10=3であり,この時の収
入は正答数の累積=1であるから,1×1=1となる。
【0029】次のレコード数の累積(Nr)=19に対
してコストは,0.3×19=5.7であり,この時の
収入は正答数の累積=7であるから1×7=7となる。
以下,図示省略されているが同様に各レコード数の累積
に対してコスト,収入が求められて,追加された各項目
を含む確信度閾値テーブルが作成される。
【0030】このように作成された,確信度閾値テーブ
ルは予測診断グラフ出力部の処理によりグラフとして表
示するよう処理され,表示装置に表示することができ
る。そのグラフにより「収入」と「コスト」と「利益=
収入−コスト」がグラフで表示され,特に最大利益が得
られるレコード数の累積値が容易に見出すことができ
る。
【0031】図6は本発明による予測診断グラフの構成
を示す。このグラフは上記図5に示す確信度閾値テーブ
ルに対応し,縦軸は正答数の累積(Nd)を表すと共
に,収入(または予算),コスト,及び利益を表し,横
軸はレコード数の累積を表す。そして,コストについて
は,レコード数の累積に比例し直線で表すコストライン
により各レコード数の累積値に応じたコストが分かる。
また,収入は正答数の累積に比例し,図のような曲線の
特性を持つ収入ラインとして表示される。
【0032】更に,図6では各レコード数の累積値に対
応した確信度の閾値に応じて,円の直径を変えて表現し
ており,レコード数の累積値が10に対して,閾値0.
9に対応して大きな円で表し,レコード数の累積値が1
9に対して,閾値0.7に対応した円というように,閾
値に対応して変化している。なお,確信度を円の図形の
大きさにより表示せずに,四角形や三角形等の多角形の
図形の大きさにより表示するようにしても良い。
【0033】このような予測診断グラフを表示すること
で,希望収入(予算)の額に対応する高さの水平な線を
引くと,収入ラインと交差する点が決まり,その点の横
軸の座標により,その収入を得るためのレコード数の累
積が求められ,更にその点の縦軸の線とコストラインと
交差点の縦軸座標により対応するコストが分かり,その
コストの値を引いた残りの縦軸の長さにより利益が求め
られる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば予測装置により発生する
情報以外の情報を予測診断装置に対して追加する手段を
設け,その情報を用いて各種のビジネスに直結した予測
診断を行い,予測診断結果をグラフによって可視表示す
ることで予測結果を簡単に診断することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の原理構成を示す図である。
【図3】本発明による理想のレコード数の累積に対応す
る確信度閾値決定の処理フローを示す図である。
【図4】本発明の予測診断装置による確信度閾値テーブ
ルの具体例を示す図である。
【図5】本発明によるコスト,収入,利益の各項目を追
加した予測診断装置の確信度閾値テーブルを表す図であ
る。
【図6】本発明による予測診断グラフの構成を示す図で
ある。
【図7】従来の予測診断装置による予測結果テーブルを
表す図である。
【図8】従来の予測診断装置の確信度閾値テーブルを示
す図である。
【図9】従来の予測診断グラフを示す図である。
【符号の説明】
1 予測装置 1a 予測値生成部 1b 確信度生成部 2 予測診断装置 2a 確信度閾値決定部 2b 予測診断グラフ出力部 3 テーブル格納部 3a 確信度閾値テーブル 3b 理想レコード数の累積に対応した確信度閾値
テーブル 4 入力部 5 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA01 AA06 BB00 CC00 DD01 DD05 EE00 EE01 EE03 EE05 FF03 FF09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の属性情報を含む多数のレコードを
    用いて,新たなレコードについて特定の属性について予
    測値生成部と確信度生成部とを備えた予測装置により生
    成するランダムなレコード数の累積値の間隔を持つ複数
    の予測値とそれぞれの確信度について確信度テーブルを
    作成して予測診断グラフの表示を行う出力部を備えた予
    測診断装置において,前記レコード数の累積値を一定の
    間隔を持つ理想のレコード数の累積値を設定する手段,
    及び設定された理想のレコード数の累積値に対応する確
    信度の閾値を決定する手段を備えることを特徴とする予
    測装置の予測診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記予測診断装置に
    対し,1レコードに係わるコストと収入を設定する手
    段,及び前記設定されたコストと収入及びその差をレコ
    ード数の一定の累積毎に算出して表示する手段を備え,
    予測装置によって得られた予測結果を診断することを特
    徴とする予測装置の予測診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において,前記確信度テーブル
    から予測診断グラフの表示を行う出力部は,前記コスト
    と収入を設定する手段により設定されたコストと収入の
    値と,収入−コスト=利益値を分割して可視表示するこ
    とを特徴とする予測装置の予測診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において,前記予測診断グラフ
    の表示を行う出力部は,各確信度を円または四角形等の
    図形を用いて現し,確信度の大小に応じて前記図形の大
    きさを決定して表示することを特徴とする予測装置の予
    測診断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015201166A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 評価結果表示方法、評価結果表示装置及び評価結果表示プログラム
JP2018073060A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 オークマ株式会社 診断装置における診断結果表示方法及び診断装置

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