JP2001116713A - ガスセンサ及びその製造方法 - Google Patents

ガスセンサ及びその製造方法

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JP2001116713A JP29986199A JP29986199A JP2001116713A JP 2001116713 A JP2001116713 A JP 2001116713A JP 29986199 A JP29986199 A JP 29986199A JP 29986199 A JP29986199 A JP 29986199A JP 2001116713 A JP2001116713 A JP 2001116713A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 センサチップ2のパッド6上に貴金属高抵抗
合金ワイヤ12を配置し、金ボール18をパッド6にボ
ンディングして、ワイヤ12をパッド6にボンディング
する。 【効果】 貴金属高抵抗合金ワイヤ12とパッド16と
のボンディング強度を増すことができ、それに伴ってボ
ンディング作業が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明はガスセンサとその製造方
法に関し、特にリードワイヤのボンディングに関する。
【0002】
【従来技術】ガスセンサのリードワイヤのボンディング
について、特開平9−68512号公報がある。この公
報では、たとえばセンサチップに設けた金−プラチナの
2層のパッドに、Pt−Wなどの高抵抗貴金属合金線を
ボンディングする。パッドへのボンディング前に、貴金
属合金線を枠体にボンディングし、枠体上の貴金属合金
線に対してチップを位置決めして、パラレルギャップボ
ンディングなどにより貴金属合金線をパッドにボンディ
ングする。このときのボンディング強度は20gf程度
で比較的弱い。ついでボンディング強度の不足を補うた
め、パッドとリードワイヤとを覆うように金ペーストな
どを点状に塗布し、乾燥後に焼成して、ボンディング部
を補強する。こののち、パッドとパッドの間の不要なリ
ードワイヤをカットし、枠体からワイヤをカットして、
ステムにボンディングする。
【0003】このボンディング方法の基本的な問題点
は、パッドに対するリードワイヤのボンディング強度が
低い点にある。これを補うために、金ペーストの塗布と
乾燥・焼成のプロセスが要求される。またリードワイヤ
のパッドへのボンディング強度が低く、ボンディングが
難しいので、枠体にリードワイヤをボンディングして位
置決めした後に、パッドに対してボンディングすること
になる。そしてこのため、枠体が必要になり、かつ枠体
のフレーム間を結ぶリードワイヤの長さは、ステム間の
長さより一般に長いので、リードワイヤの大部分が無駄
になる。さらにパッドとパッドの間のリードワイヤをカ
ットして除去しなければならないが、この作業も面倒で
ある。これらのために全体としては、ボンディングのた
めにかなりの工程数が必要になり、リードワイヤのロス
などの材料ロスも大きい。
【0004】
【発明の課題】この発明の基本的課題は、リードワイヤ
のボンディング作業を容易にし、かつボンディング強度
を改善することにある。
【0005】
【発明の構成】この発明のガスセンサは、ガスセンサ本
体のリードワイヤを覆うように、金または金合金からな
るボンディング材を、パッドまたはステムからなるボン
ディング相手に付着させ、該ボンディング材とボンディ
ング相手との結合並びに該ボンディング材と前記リード
ワイヤとの結合により、リードワイヤをボンディング相
手にボンディングしたことを特徴とする(請求項1)。
好ましくは、ガスセンサ本体のチップに設けたパッド
に、リードワイヤをボンディングしたガスセンサにおい
て、前記リードワイヤを覆うように、金または金合金か
らなるボンディング材をパッドに付着させ、該ボンディ
ング材とパッドとの結合並びに該ボンディング材と前記
リードワイヤとの結合により、リードワイヤをパッドに
ボンディングする。好ましくは、ボンディング材が金ま
たは金合金のボールバンプ状で、ボールバンプが上記パ
ッドと結合し、かつボールバンプとパッドの間に上記リ
ードワイヤを挟み込み、ボールバンプがリードワイヤと
結合している。また好ましくは、ボンディング材が金ま
たは金合金のワイヤ状で、ワイヤが上記パッドと結合
し、かつ上記ワイヤとパッドの間に上記リードワイヤを
挟み込み、上記ワイヤがリードワイヤと結合している。
さらに好ましくは、ガスセンサ本体のリードワイヤを、
リードワイヤの端部付近をアーク放電により溶融したボ
ールにより、ガスセンサ本体もしくはステムにボンディ
ングする。
【0006】この発明のガスセンサの製造方法では、パ
ッドを形成したガスセンサ本体のチップを用い、所定長
に切断済みのリードワイヤをチャックし、リードワイヤ
の一端部付近を前記パッド上に配置し、金線または金合
金線を治具から繰り出して、前記リードワイヤの一端部
付近を覆うように、前記パッドにボンディングすること
を特徴とする(請求項6)。好ましくは、金線または金
合金線を、治具から繰り出しボール状に成型して、パッ
ドにボンディングする。好ましくは、貴金属ヒータコイ
ルをステムに対して位置決めして、ヒータコイル及びス
テムから非接触の位置にある放電電極からヒータコイル
の端部付近へアーク放電させ、アーク放電によりヒータ
コイルの端部付近を溶融してステムに溶着し、その後、
ヒータコイルを覆うように金属酸化物半導体のビードを
成型して焼結する。
【0007】
【発明の作用と効果】請求項1の発明では、金または金
合金からなるボンディング材を用い、このボンディング
材をリードワイヤを覆うように基板に設けたパッドある
いはステムに結合させる。ボンディング材は金あるいは
金合金からなるので、パッドやステムとの付着は容易で
あり、その結合強度も高い。同様にボンディング材は、
リードワイヤとも容易に結合する。そこでボンディング
材とパッドやステムとの結合、ならびにボンディング材
とリードワイヤとの結合により、リードワイヤをパッド
やステムにボンディングする。ここにリードワイヤとし
ては、Pt−W、Pt−Ni、Pt−Fe,Au−Pd
−Mo、Pt−ZGSなどの貴金属系高抵抗合金線が好
ましい。このような貴金属系高抵抗合金線は、熱伝導率
が小さいため、ガスセンサーの消費電力を減少させるの
に適している。そして母材となるPtやAuなどの貴金
属に添加物を加えて特性を改変するため、ボンディング
が困難になっている。しかしながらボンディング材の金
あるいは金合金(たとえばAu−Cu、Au−Pd)
は、貴金属系高抵抗合金線などと容易に結合するので、
高いボンディング強度を得ることができる。
【0008】このようにすると、リードワイヤとパッド
やステムとのボンディングが容易になる。そして、ボン
ディングのみで充分なボンディング強度が得られるの
で、金ペーストを塗布して乾燥・焼成するなどの作業が
不要になる。またボンディングが容易なので、リードワ
イヤを枠体などに張り渡す必要はなく、最初から所定長
に切断したものをボンディングできる。
【0009】好ましくはボンディングの相手をガスセン
サ本体のチップに設けたパッドとし、特に好ましくはパ
ッドをAu−Pt合金などの金と白金系貴金属とを含む
パッドとする。このようなパッドは、たとえば上層は
金、下層は白金系貴金属とした2層のパッドでも良く、
あるいはこれらの成分を混合した合金系の1層のパッド
でもよい。
【0010】ボンディング材の取り扱いでは、たとえば
金線または金合金線をトーチなどで加熱してボール状に
成形し、このボールをリードワイヤ上にワイヤボンディ
ングして、ボールバンプでリードワイヤをパッドに結合
しても良い。あるいは金線または金合金線をキャピラリ
ーなどから引き出し、リードワイヤとクロスするように
パッド上に配置し、これをボンディングして、リードワ
イヤをパッド上に押さえ込んでも良い。
【0011】これ以外に、マイクロアークボンディング
と呼ばれるボンディング手法が知られている。この手法
では、ボンディング相手に対して非接触に放電電極を配
置し、これを用いてアーク放電させる。アーク放電は、
リードワイヤのうちボンディング電極に近い部分に集中
するので、アーク放電によりこの部分が溶融し、ボール
状の溶着部を形成する。マイクロアークボンディングで
は、ボンディング部にボンディング荷重を加えないの
で、リードワイヤのボンディング部の位置決め精度を向
上させることができ、ガスセンサの微細化に貢献する。
そしてマイクロアークボンディングによるボンディング
強度は、パラレルギャップボンディングなどに比べて遙
かに高く、金ペーストの塗布や焼成などが不要になる。
【0012】
【実施例】実施例1〜3を、図1〜図10を参照して説
明する。図1にボンディング前のセンサチップを全体と
して2で示し、図2に図1のII-II方向の断面を示す。
4はアルミナ等の基板で、6,7は4個のパッドで、基
板4の1つの主面上にあり、好ましくは金ー白金系貴金
属等の2層または、金ー白金系貴金属等の合金を用い
る。このパッドは基板4への結合強度と、リードワイヤ
のボンディング性とを改善するためのものである。
【0013】8はガスセンサの感応膜としての金属酸化
物半導体で、ここではSnO2膜である。ガスセンサと
してはSnO2などの金属酸化物半導体を用いたガスセ
ンサの他に、ZrO2を用いた固体電解質ガスセンサ、
あるいは接触燃焼式ガスセンサも使用できる。ZrO2
を用いた固体電解質ガスセンサの場合、基板4自体がZ
rO2でも良い。センサ本体のチップ2は図2に示すよ
うにスルーホール加工されており、基板4の一方の面に
揃えた4つのパッド6,7のうち、ヒータ用のパッド7
をスルーホールを介してヒータ膜10に接続する。
【0014】図3に、枠体やリードワイヤの不要部のカ
ットを伴う従来例との比較のため、実施例でのボンディ
ング工程を模式的に示す。リードワイヤ12は貴金属高
抵抗合金からなるワイヤで、Pt−W(W8%等)、P
t−Ni、Pt−Cu、Pt−Fe、Pt−ZGS、A
u−Pd−Mo等が使用できる。実施例ではPt−W
(W8%)線を使用し、線径はたとえば10〜50μ
m、ここでは40μmとした。またリードワイヤ12は
Ptでも良い。11はリードワイヤ12のボビンで、そ
こからチャック13で所定長のリードワイヤを取り出
し、切断する。
【0015】チップ1つ当たりのワイヤ12の本数は例
えば4本であり、これらを図3のように位置決めして、
1端部付近をパッド6,7上に配置する。次いで図4以
降に示すプロセスで、リードワイヤ12をパッド6,7
にボンディングし、続いて図3の下部に示すステム26
に対してボンディングする。このボンディングは図4以
降に示すプロセスでも良く、あるいは通常のパラレルギ
ャップ溶接等でも良い。
【0016】図4に、第1の実施例でのボールバンプに
よるボンディングを示す。センサ本体のチップ2にパッ
ド6,7を設け、ボンディング材としてのボール18
を、線径がたとえば20〜100μmの金線16の先端
付近への、トーチからの放電等で形成する。金線16に
代えてAu−PdやAu−Cu等のワイヤでも良い。実
施例では線径50μmの金線16を使用した。パッド
6,7への金線16のボンディングには例えば超音波熱
圧着を用い、超音波パワー2W、超音波タイム45m
s、ボール18の径が約100μm、荷重100g、温
度150℃とした。
【0017】ボンディングは、金ボール18で、リード
ワイヤ12の先端を覆って、パッド6、7との間に挟み
込むように行った。キャピラリー14に金線16が通し
てあり、キャピラリー14から金線16の先端を引き出
す。この金線16の端部付近を、図示しないトーチ電極
との間で放電させ、金線16の先端を溶融してボール1
8を形成する。この時、ワイヤ12は図示しないチャッ
クでパッド6、7に対して位置決めされており、超音波
熱圧着等のワイヤボンディングにより、ボール18をパ
ッド6、7にボンディングする。ボンディング後、リー
ドワイヤの剥離荷重をセンサ10個で測定し、その平均
剥離荷重(平均ボンディング荷重)を求めた。
【0018】ボンディングにより、ボール18とパッド
6,7との間、及びボール18とリードワイヤ12との
間に、合金形成等の結合が生じる。たとえば、ボール1
8とパッド6,7とが共に貴金属系材料で、ボール18
の金が低融点であるため容易に結合し、同様にボール1
8とリードワイヤ12との間でも合金が形成される。そ
の後キャピラリー14をクランプ等で保持し、金線16
を固定して持ち上げる。このためにボール18の上部で
金線16が切断され、バンプ状のボール18でリードワ
イヤ12がパッド6,7に結合される。
【0019】図5に、第2の実施例でのウェッジボンデ
ィングによるボンディングを示す。金線16をボンディ
ング材として治具20から繰り出し、リードワイヤ12
の先端とクロス、好ましくは直交するように配置し、ボ
ンディング相手のパッド6、7にウェッジボンドする。
ウェッジボンドは超音波熱圧着等で行う。基板4を、1
00〜200℃程度の所定温度に加熱し、キャピラリー
などの治具20を用いてボンディング用のリードワイヤ
12の先端をパッド6、7上に置く。次いで超音波を加
えて、基板4の予熱と超音波による接触部での局所的発
熱でボンディングする。ボンディングは、例えば超音波
パワー2W、超音波タイム45ms、その他は第1の実
施例と類似の条件で行った。ボンディング後、リードワ
イヤの平均剥離荷重を、第1の実施例と同様にして求め
た。
【0020】図6に、第3の実施例でのマイクロアーク
ボンディングでの、ボンディングを示す。治具24はセ
ラミックなどの絶縁物のキャピラリーである。リードワ
イヤ12を、パッド6、7上に置くと、ワイヤ12には
剛性があるため、図に示すようにパッド6、7上でワイ
ヤの先端が寝る。そしてワイヤ12側を適当な位置でア
ースするか、あるいはパッド6、7をアースして、放電
電極22をリードワイヤ12の先端から一定の距離、例
えば0.5〜3mm、まで近づけ、放電させる。この放
電は放電電極22から最も近い部分にある金属に集中
し、リードワイヤ12の先端付近が局所的に溶融し、ボ
ール状に溶融してパッド6、7に溶着する。ボンディン
グ後、リードワイヤの平均剥離荷重を、第1、第2の実
施例と同様にして求めた。
【0021】図7〜図9に、第1〜3の実施例によるボ
ンディングの出来上がり状態を示す。図7は、第1の実
施例でのボールバンプ19によるボンディング箇所を示
し、ボールバンプ19がリードワイヤ12を挟み込み、
ボールバンプ19とパッド6,7の結合、及びボールバ
ンプ19とリードワイヤ12の結合で、ボンディングし
ている。図8は、第2の実施例でのボンディング箇所を
示し、金線16に由来する金ワイヤ21がリードワイヤ
12と直交するように覆い、金ワイヤ21とパッド6,
7の結合、及び金ワイヤ21とリードワイヤ12の結合
で、ボンディングしている。図9は第3の実施例でのボ
ンディング箇所を示し、マイクロアークによりリードワ
イヤ12の先端が溶けたボール23がパッド6,7に付
着し、ボール23とパッド6,7の付着力で、ボンディ
ングしている。
【0022】第1の実施例の条件では、センサ10個の
平均ボンディング荷重(剥離荷重)は約100gfであ
った。同様にウェッジボンディング(第2の実施例)で
は約80gf、マイクロスポットボンディング(第3の
実施例)では約60gfであった。これに対して、通常
のパラレルギャップボンディングではボンディング荷重
は平均22gfであった。特に金ボールバンプを用いた
方法では、通常のボンディングの約5倍の強度となり、
ボンディング強度が著しく向上した。図10に、リード
ワイヤ12を、パッド6,7にボールバンプ19でボン
ディングし、ステム26にはマイクロアーク放電による
ボール23でボンディングしたものを示す。ステム26
へのボンディングは通常のスポット溶接等でも良い。
【0023】図11に、第4の実施例として別の種類の
ガスセンサのボンディングを示し、図12に第4の実施
例でのボンディング工程を示す。このガスセンサは、P
t−WやPt、好ましくはPt−Wの貴金属ヒータコイ
ル30を有し、その内部に中心電極32を通している。
ヒータコイル30と中心電極32は、いずれもリードワ
イヤ12と同様の材質で、貴金属高抵抗合金ワイヤ、あ
るいはPtワイヤであり、線径はいずれも約20μmで
ある。
【0024】このガスセンサを以下の手順で製造する。
ヒータコイル30をステム26に対して位置決めし、ヒ
ータコイル30及びステム26とは非接触の放電電極2
2からヒータコイル30の端部付近へアーク放電させ、
ヒータコイルの端部付近を溶融してボール23としステ
ム26に溶着し、ヒータコイル30内に挿通済みの中心
電極32の少なくとも1端部付近をステム26に対して
位置決めし、同様に放電電極22のアーク放電でステム
26に溶着する。ヒータコイル30を覆うようにSnO
2等の金属酸化物半導体ビード34を成形して焼結し、
ガスセンサとする。ここで途中を省略し、中心電極32
を含まない形にしても良い。またビードの形成後に中心
電極32をマイクロアーク放電でボンディングしても良
い。実施例では荷重を加えずにボンディングできるの
で、ヒータコイル30や中心電極32の位置ずれを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ボンディング前のセンサチップの平面図
【図2】 ボンディング前のセンサチップの断面図
【図3】 実施例のボンディング工程を模式的に示す
【図4】 第1の実施例でのボールバンプによるボン
ディングを示す断面図
【図5】 第2の実施例でのウェッジボンディングに
よるボンディングを示す断面図
【図6】 第3の実施例でのマイクロアークボンディ
ングを示す断面図
【図7】 第1の実施例でのボンディング箇所を示す
断面図
【図8】 第2の実施例でのボンディング箇所を示す
断面図
【図9】 第3の実施例でのボンディング箇所を示す
断面図
【図10】 第1の実施例でのボンディング後のガスセ
ンサの平面図
【図11】 第4の実施例のガスセンサの平面図
【図12】 第4の実施例でのボンディング工程を示す
【符号の説明】
2 チップ 4 基板 6,7 パッド 8 金属酸化物半導体膜 10 ヒータ膜 11 ボビン 12 貴金属高抵抗合金ワイヤ 13 チャック 14 キャピラリー 16 金線 18 ボール 19 ボールバンプ 20 治具 21 金ワイヤ 22 放電電極 23 ボール 24 セラミックキャピラリー 26 ステム 30 ヒータコイル 32 中心電極 34 金属酸化物半導体ビード 36 治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 忠男 箕面市船場西1丁目5番3号 フィガロ技 研株式会社内 (72)発明者 石丸 伸行 箕面市船場西1丁目5番3号 フィガロ技 研株式会社内 Fターム(参考) 2G046 AA01 BA01 BB02 BC04 BC09 BE03 EA09 FB02 FE11 FE12 FE22 FE25 FE29 FE31 FE46

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスセンサ本体のリードワイヤを覆うよ
    うに、金または金合金からなるボンディング材を、パッ
    ドまたはステムからなるボンディング相手に付着させ、
    該ボンディング材とボンディング相手との結合並びに該
    ボンディング材と前記リードワイヤとの結合により、リ
    ードワイヤをボンディング相手にボンディングしたこと
    を特徴とするガスセンサ。
  2. 【請求項2】 ガスセンサ本体のチップに設けたパッド
    に、リードワイヤをボンディングしたガスセンサにおい
    て、 前記リードワイヤを覆うように、金または金合金からな
    るボンディング材をパッドに付着させ、該ボンディング
    材とパッドとの結合並びに該ボンディング材と前記リー
    ドワイヤとの結合により、リードワイヤをパッドにボン
    ディングしたことを特徴とするガスセンサ。
  3. 【請求項3】 前記ボンディング材が金または金合金の
    ボールバンプ状で、該ボールバンプが前記パッドと結合
    し、かつボールバンプとパッドの間に前記リードワイヤ
    を挟み込み、ボールバンプがリードワイヤと結合してい
    ることを特徴とする、請求項2のガスセンサ。
  4. 【請求項4】 前記ボンディング材が金または金合金の
    ワイヤ状で、該ワイヤが前記パッドと結合し、かつ前記
    ワイヤとパッドの間に前記リードワイヤを挟み込み、前
    記ワイヤがリードワイヤと結合していることを特徴とす
    る、請求項2のガスセンサ。
  5. 【請求項5】 ガスセンサ本体のリードワイヤを、該リ
    ードワイヤの端部付近をアーク放電により溶融したボー
    ルにより、ガスセンサ本体もしくはステムにボンディン
    グしたことを特徴とする、ガスセンサ。
  6. 【請求項6】 パッドを形成したチップ状のガスセンサ
    本体を用い、 所定長に切断済みのリードワイヤをチャックし、 リードワイヤの一端部付近を前記パッド上に配置し、 金線または金合金線を治具から繰り出して、前記リード
    ワイヤの一端部付近を覆うように、前記パッドにボンデ
    ィングすることを特徴とする、ガスセンサの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記金線または金合金線を、治具から繰
    り出しボール状に成型して、前記パッドにボンディング
    することを特徴とする、請求項6のガスセンサの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 貴金属ヒータコイルをステムに対して位
    置決めして、該ヒータコイル及びステムのいずれとも非
    接触の放電電極から、前記ヒータコイルの端部付近へア
    ーク放電させ、該アーク放電によりヒータコイルの端部
    付近を溶融してステムに溶着し、 その後、前記ヒータコイルを覆うように金属酸化物半導
    体のビードを成型して焼結する、ガスセンサの製造方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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