JP2001116361A - 温水タンク構造 - Google Patents

温水タンク構造

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JP2001116361A
JP2001116361A JP30173499A JP30173499A JP2001116361A JP 2001116361 A JP2001116361 A JP 2001116361A JP 30173499 A JP30173499 A JP 30173499A JP 30173499 A JP30173499 A JP 30173499A JP 2001116361 A JP2001116361 A JP 2001116361A
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JP
Japan
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hot water
water tank
heater
bimetal
fixing plate
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Pending
Application number
JP30173499A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Shiraishi
和久 白石
Yoshio Tanaka
祥雄 田中
Yoshiharu Aida
義治 合田
Takashi Maekita
高志 前北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度ヒューズとかバイメタル等を強固に取り
付けて誤作動を防ぐことのできる温水タンク構造の提供
を目的とする。 【構成】 ヒーターを備えた温水タンク2の、温度ヒュ
ーズ,バイメタル,アース線のそれぞれの固定板18,
16,14には、温水タンク2の表面形状に沿った曲面
部14a,16a,18aが形成されて、強固に固定さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温水タンクの構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、水栓金具への湯の供
給は、浴室から離れた場所に設置された給湯器から行わ
れているが、給湯器と浴室が離れているため、水栓金具
の蛇口をひねってもすぐに湯が出なく、また、給湯器が
燃焼を開始して温度が上がるまでの間は、配管内の冷水
が水栓金具から吐出されてしまうという問題点があっ
た。また、従来、浴室の天井裏空間に温水保温タンクを
設けて、給湯器からの給湯を温水保温タンクを介して水
栓金具に供給するような構造のもの(特開平7−275
151号公報)が存在するが、天井裏から水栓金具まで
は距離が遠く、蛇口をひねった時に、初期には水栓金具
までの配管中の冷水が吐出されるという問題点があり、
また、天井まで配管を立ち上げる分、配管の長さが長く
なってしまうという問題点があった。このような問題点
を解決するために、発明者らは既に特願平10−201
198号として、浴室の床または壁に、タンク用の開口
部と、それを塞ぐ蓋を設けて、この開口部付近の床下,
壁裏に温水タンクを設置する構造を出願しているが、従
来においては、温水タンクの温度ヒューズがヒーター近
傍にあり、通常使用時にヒーターに触れることで誤作動
を起こす虞れがあるという問題点があり、また、通常使
用時において、過昇防止バイメタルが温度調節バイメタ
ルよりも先に作動するという誤作動が生ずる虞れがある
という問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、温度ヒューズとかバイ
メタルの誤作動が生ずることのない温水タンク構造を提
供せんことを目的とし、その第1の要旨は、ヒーターを
備えた温水タンクにおいて、温度ヒューズ,バイメタ
ル,アース線それぞれの固定板には、温水タンクの表面
形状に沿った曲面部が形成されていることである。ま
た、第2の要旨は、ヒーターを備えた温水タンクにおい
て、温度調節用バイメタルを、前記ヒーターの横の温水
タンク表面に取り付けたことである。また、第3の要旨
は、過昇防止用バイメタルを、前記ヒーターより上方の
温水タンク表面に取り付けたことである。また、第4の
要旨は、ヒーターを備えた温水タンクにおいて、温度ヒ
ューズ固定板を温水タンクの天井部に取り付けたことで
ある。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、温水タンクの設置状態の縦断面構成図で
あり、また図2は、図1における上カバーを取り除いた
状態の温水タンクの斜視構成図であり、また図3は、温
水タンクのみの正面構成図である。
【0005】図において、浴室の底面を構成する防水パ
ン1に、挿入状に温水タンク2が設置されており、この
温水タンク2は、その外周に断熱材3が巻かれて、その
外周が、分割可能な下カバー4と上カバー5に包囲され
ており、温水タンク2の下部部位にはヒーター6が設け
られて、このヒーター6には、下カバー4を貫通して外
部から電気コード7が接続されたものとなっている。
【0006】上カバー5の外側に設けられた入管部8に
は図示しない給湯器が接続されて、給湯器から湯が流入
されるものであり、入管部8から流入された湯が、下カ
バー4内に配設された下部配管9を通り、温水タンク2
に底側から流入されて、温水タンク2内で沸かされて、
上部の上部配管10に設けられた出管部11から、浴室
内の水栓金具等に供給されるものであり、また、出管部
11には入管部8から分岐された湯が混合されて出湯さ
れるものとなっている。なお、温水タンク2は水栓金具
の近傍にコンパクトに設置され、給湯器が燃焼を開始し
て温度が上がるまでの間でも、水栓金具の蛇口をひねる
と、すぐに温水タンク2内の湯が出て、配管内の冷水が
水栓金具から吐出されることがない。
【0007】この温水タンク2の表面には図3に示すよ
うに、前記ヒーター6の左右の横面に、それぞれ温度調
節用バイメタル12a,12bが設けられており、この
温度調節用バイメタル12a,12bは、それぞれ温水
タンク2の表面に固定されたバイメタル固定板13a,
13bに取り付けられたものとなっている。また、バイ
メタル固定板13a,13bの上方には、アース線を固
定するアース線固定板14が固定されており、さらに、
その上方には、過昇防止用バイメタル15が設けられ
て、この過昇防止用バイメタル15はバイメタル固定板
16に取り付けられたものとなっている。また、温水タ
ンク2の天井部には、温度ヒューズ17を固定する温度
ヒューズ固定板18が固定されたものとなっている。
【0008】前記それぞれの固定板13a,13b,1
4,16,18には、それぞれ温水タンク2の表面形状
に沿った曲面部が形成されて、曲面部により、広い接触
面で強固に温水タンク2の表面に固定できるように構成
されている。例えば図4に示すように、アース線固定板
14には、温水タンク2の表面の曲面形状に対応した曲
面部14aが形成されて、この曲面部14aが広い面積
で温水タンク2の表面に接触状に固定されるものであ
る。
【0009】なお、その他、図2に示すように、バイメ
タル固定板16にも曲面部16aが形成されており、さ
らに温度ヒューズ固定板18には、温水タンク2の曲面
形状に沿った曲面形状をなす貼着部18aが形成されて
貼着固定されている。なお、温度ヒューズ固定板18に
固定される温度ヒューズ17は、空焚き時等にヒーター
6をOFFするためのものであるが、この温度ヒューズ
17は温水タンク2の天井面に固定されるものであるた
め、配線の取回しがヒーター6の周辺に密集せず、メン
テナンス時等に判別しやすいように設けられており、温
度ヒューズ17がヒーター6の近傍に設けられている
と、通常の時でも作動してしまうため、このようにヒー
ター6から離れた温水タンク2の天井部に設けたもので
ある。
【0010】また、ヒーター6の横側に前記温度調節用
バイメタル12a,12bを配置させたものであるた
め、入管部8及び下部配管9を通り冷水が少量、温水タ
ンク2内に流入した際にも、良好に検知してヒーター6
を作動させることができるものとなり、温度調節用バイ
メタル12a,12bによる温度調節機能を良好に発揮
させることができ、この温度調節用バイメタル12a,
12bがヒーター6よりも下方にあると、通常使用時に
おいても温水タンク2の上部は下部よりも高温となるた
め、前記過昇防止用バイメタル15が温度調節用バイメ
タル12a,12bよりも先に作動して電源が切られ、
誤作動を起こすという問題点があるが、本例では、ヒー
ター6の横側に温度調節用バイメタル12a,12bを
設けているため、通常使用時に過昇防止用バイメタル1
5が誤作動することがない。
【0011】また、過昇防止用バイメタル15はヒータ
ー6の上方位置に設けられているため、高温となるヒー
ター6から離れた位置にあり、誤作動を防ぐことがで
き、温度調節用バイメタル12a,12bの故障時以外
の空焚きの際にも、この過昇防止用バイメタル15が作
動して確実に電源を切り、空焚きを防ぐことができるも
のである。なお、この過昇防止用バイメタル15は手動
復帰式のものが採用されている。
【0012】
【発明の効果】本発明は、ヒーターを備えた温水タンク
において、温度ヒューズ,バイメタル,アース線それぞ
れの固定板には、温水タンクの表面形状に沿った曲面部
が形成されていることにより、温度ヒューズ,バイメタ
ル,アース線をそれぞれ強固に温水タンクに固定するこ
とができるものとなる。
【0013】また、ヒーターを備えた温水タンクにおい
て、温度調節用バイメタルを前記ヒーターの横の温水タ
ンク表面に取り付けたことにより、冷水が少量、温水タ
ンク内に流入した際にも良好にヒーターを作動させて湯
を沸かすことができ、また、通常使用時に過昇防止バイ
メタルが先に作動するような誤作動を防ぐことができる
ものとなる。
【0014】また、過昇防止用バイメタルを、前記ヒー
ターより上方の温水タンク表面に取り付けたことによ
り、ヒーターと離すことにより誤作動を防ぐことができ
て、温度調節用バイメタルの故障時以外の、空焚きの際
などにも、良好に過昇防止用バイメタルが作動して電源
を切ることができ、安全装置としての機能を過昇防止用
バイメタルに発揮させることができるものとなる。
【0015】また、ヒーターを備えた温水タンクにおい
て、温度ヒューズ固定板を温水タンクの天井部に取り付
けたことにより、配線の取回しがヒーター周辺に密集せ
ず、メンテナンス時に判別しやすくなり、また、温度ヒ
ューズが誤作動することを確実に防ぐことができるもの
となる。
【0016】また、温水タンクが、浴室内の水栓金具等
の近傍に設置されていることにより、温水タンクを浴室
内の水栓金具の近傍にコンパクトに設置でき、給湯器が
燃焼を開始して温度が上がるまでの間でも、水栓金具の
蛇口をひねると、すぐに温水タンク内の湯を吐出させる
ことができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】温水タンクの設置状態の縦断面構成図である。
【図2】上カバーを取り外した状態の温水タンクの斜視
構成図である。
【図3】温水タンクの正面構成図である。
【図4】アース線固定板の温水タンク表面への固定状態
を示す要部拡大構成図である。
【符号の説明】
1 防水パン 2 温水タンク 4 下カバー 5 上カバー 6 ヒーター 7 電気コード 8 入管部 9 下部配管 10 上部配管 11 出管部 12a,12b 温度調節用バイメタル 13a,13b バイメタル固定板 14 アース線固定板 14a,16a 曲面部 15 過昇防止用バイメタル 16 バイメタル固定板 17 温度ヒューズ 18 温度ヒューズ固定板 18a 貼着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 合田 義治 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 前北 高志 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D032 GA02 GA03 3L025 AD10 3L037 AB02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒーターを備えた温水タンクにおいて、
    温度ヒューズ,バイメタル,アース線それぞれの固定板
    には、温水タンクの表面形状に沿った曲面部が形成され
    ていることを特徴とする温水タンク構造。
  2. 【請求項2】 ヒーターを備えた温水タンクにおいて、
    温度調節用バイメタルを、前記ヒーターの横の温水タン
    ク表面に取り付けたことを特徴とする温水タンク構造。
  3. 【請求項3】 過昇防止用バイメタルを、前記ヒーター
    より上方の温水タンク表面に取り付けたことを特徴とす
    る請求項2に記載の温水タンク構造。
  4. 【請求項4】 ヒーターを備えた温水タンクにおいて、
    温度ヒューズ固定板を、温水タンクの天井部に取り付け
    たことを特徴とする温水タンク構造。
  5. 【請求項5】 前記温水タンクが、浴室内の水栓金具等
    の近傍に設置されていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2または請求項3または請求項4に記載の温水
    タンク構造。
JP30173499A 1999-10-22 1999-10-22 温水タンク構造 Pending JP2001116361A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2622281B1 (en) 2010-09-30 2019-03-27 Coway Co., Ltd. Hot water tank having overheating prevention function

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2622281B1 (en) 2010-09-30 2019-03-27 Coway Co., Ltd. Hot water tank having overheating prevention function

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Effective date: 20050322

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Effective date: 20050719