JP2001115761A - シートシャッターの下降規制センサ構造 - Google Patents

シートシャッターの下降規制センサ構造

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JP2001115761A
JP2001115761A JP29510499A JP29510499A JP2001115761A JP 2001115761 A JP2001115761 A JP 2001115761A JP 29510499 A JP29510499 A JP 29510499A JP 29510499 A JP29510499 A JP 29510499A JP 2001115761 A JP2001115761 A JP 2001115761A
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JP
Japan
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sensor
shutter
sheet
switch
lowering
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JP29510499A
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English (en)
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Akio Komatsu
昭夫 小松
Hitoyuki Adachi
仁行 足立
Yoshiaki Horie
好明 堀江
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Komatsu Denki Sangyo KK
Original Assignee
Komatsu Denki Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートと通過体との接当を確実に回避させる
と共に、シャッターが下降動作中に風に煽られたり心材
が屈曲していても、誤動作を良好に防止することができ
ると共に、センサの検知域をシート側に可及的に近接さ
せることができるシートシャッターの下降規制センサ構
造を提供する。 【解決手段】 シート状のシャッター2を駆動モータ3
の正逆回転駆動によりゲート状のフレーム1aに沿わせ
昇降動作可能に設けると共に、該フレーム1aの下方に
通過体の存在を検知する下降規制センサ4を設け、該下
降規制センサ4が通過体の存在を検知したときシャッタ
ー2の下降を規制するように構成したシートシャッター
の、前記下降規制センサ4を通過体の異なる高さ毎に検
知する第1下降規制センサ41及び第2下降規制センサ
42等の複数のセンサを上下に列設すると共に、シャッ
ター2が各センサの検知高さを下降通過するするとき、
各センサの検知動作を順次キャンセルして検知不能状態
にさせるシートシャッターの下降規制センサ構造にして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場や倉庫等建物
の出入口や間仕切り部分に設置されるシートシャッター
の下降規制センサ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、工場や倉庫等建物の出入口や間
仕切り部分に設置される、ゲート状のフレームにシート
式のシャッターを昇降動作可能に構成したシートシャッ
ターは、通行者又は器物等(以下通過体という)が該シ
ートシャッターを通過する際に、シャッターを自動及び
手動操作可能に切り換えるリモコンスイッチ付の制御ボ
ックスを設置していると共に、通過体の接近や存在を光
電管等適宜なセンサにより検出し該制御ボックスの制御
によって、シャッターを自動的に開閉作動させるように
している。また開状態にあるシャッターの下方で所定高
さ以上の通過体の存在を下降規制センサで検知したと
き、シャッターの下降を規制したり或いは下降中のシャ
ッターを反転上昇させるシャッターの下降規制センサ構
造を備えている。
【0003】また上記従来の下降規制センサの構造は、
光電管方式の下降規制センサの発光部を一方のサイドフ
レームに取付ブラケットを介して設けると共に、該発光
部と対になる受光部を他方のサイドフレームに取付ブラ
ケットを介して取付固定した構成にしている。そして、
この下降規制センサは、発光部と受光部を結ぶ光軸をシ
ャッターからできるだけ離間させるように取付ブラケッ
トで支持することによって、下降動作中途でシャッター
が風で煽られることによって脹らんだシート部や、通過
体との不慮の接当等で屈曲変形したシート心材が、上記
下降規制センサの光軸に接してシャッターを反転上昇さ
せる誤動作を防止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記従来のよう
な構成によるシャッターの下降規制センサ構造は、発光
部と受光部の光軸をサイドフレームの前後で取付ブラケ
ットを介し、シャッターから前側に大きく離間させた位
置に支持しているので、シャッターの直下と光軸間には
通過体の検知を不能とする大きな死角(不感帯域)がで
き、シャッターの略直下でこの間に存在する通過体や器
物の検知を不能にしてシャッターを下降させて、シャッ
ターが通過体に接当することによる破損等のトラブルを
生じ易い等の欠点がある。またこのようなシートシャッ
ターは、長大な取付ブラケットを介して下降規制センサ
を支持させるため、その設置にあたって下降規制センサ
設置用の大きなスペースを要したり、シートシャッター
の前側に大きく突設した下降規制センサは邪魔になって
破損等を伴い易い等の問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解消
するための本発明によるシートシャッターの下降規制セ
ンサ構造は、第1に、シート状のシャッター2を駆動モ
ータ3の正逆回転駆動によりゲート状のフレーム1aに
沿わせ昇降動作可能に設けると共に、該フレーム1aの
下方に通過体の存在を検知する下降規制センサ4を設
け、該下降規制センサ4が通過体の存在を検知したとき
シャッター2の下降を規制するように構成したシートシ
ャッターにおいて、前記下降規制センサ4を通過体の異
なる高さ毎に検知する第1下降規制センサ41及び第2
下降規制センサ42等の複数のセンサを上下に列設する
と共に、シャッター2が各センサの検知高さを下降通過
するとき、各センサの検知動作を順次キャンセルして検
知不能状態にさせることを特徴としている。
【0006】第2に、各センサの検知動作のキャンセル
を、駆動モータ3に設けたエンコーダ29で行うことを
特徴としている。
【0007】第3に、第1下降規制センサ41及び第2
下降規制センサ42等の各センサを、シャッター2を昇
降操作させるリモコンスイッチ6の操作によって、検知
状態から検知不能状態に切換設定させることを特徴とし
ている。
【0008】第4に、第1下降規制センサ41及び第2
下降規制センサ42等の各センサをセンサケース9内に
列設すると共に、該センサケース9をフレーム1aのサ
イドフレーム11に沿って取付固定することを特徴とし
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1,図2において1はシートシャッタ
ーであり、そのシャッターフレーム1aは、内部にシー
ト(シャッター)2を巻き取る巻取ドラム20を収容し
たシートケース10でアッパフレームを構成し、該シー
トケース10を左右のサイドフレーム(支柱)11,1
1の上部に位置する取付金具12上に載置固定し、全体
としてゲート型のフレームとなるようにしている。
【0010】上記シートケース10の両端には端板1
3,13を嵌着し、一方の端板13に巻取ドラム20の
端部内に収容される円柱状のブレーキ付可逆転式の後述
する駆動モータ3を取付ネジを介して着脱可能に取り付
けている。そして、駆動モータ3から突出するドライブ
軸31を、巻取ドラム20内に固着されたリブ板21と
一体的に回転するように取り付けることにより、巻取ド
ラム20を正逆回転可能に駆動するようにしている。ま
た他方の端板13は、巻取ドラム20の他方の端部に突
設されたドラム軸22を回転自在に軸支し、駆動モータ
3の駆動により巻取ドラム20を自由に回転する機構に
している。
【0011】上記巻取ドラム20には、透光性,可撓性
等を有する合成樹脂材よりなる長方形のシート2の上端
(基部)が軸芯方向に沿って固着されていて、巻取ドラ
ム20の正逆回転によりシート2の繰り出し下降、及び
巻き上げ上昇の昇降開動を可能にするようにしている。
またシート2には心材収容部25を所定間隔で多数段に
わたって横設形成し、各心材収容部25内に一定の剛性
を有した棒状の心材26を挿通し、シート2の左右方向
の通直性を保っている。
【0012】また左右のサイドフレーム11は、板金形
成された薄板からなるガイドケース15を二つ合わせに
して断面コ字状に形成して、これにより上下方向に形成
されるガイド溝(昇降経路)15a内に、シート2の両
端を差し込み収容して該シート2を円滑に昇降案内する
ようにしている。またシート2の下端には、弾力性の接
地カバー28をチューブ状断面をなすように折り曲げ
て、棒状のウェイトを兼ねた心材27を挿通して被覆し
ており、この構成によりシート下端の通直性を保持しな
がら弾力性を有して接地を良好に行なうことができるよ
うにしている。
【0013】そして、シャッタフレーム1aの左側面に
は、赤外線センサからなる開動センサ(起動センサ)4
aを正面側中央を向くように設置して、該開動センサ4
aがシート2の前方に人や運搬車等の通過体を検出した
際には、開動センサ4aの検出信号によって後述する制
御ボックス5を介して駆動モータ3を作動させ、閉鎖停
止状態のシート2を自動的に開くことができる構成にし
ている。またシャッタフレーム1aの両サイドフレーム
11,11の下側には、以下に記す構成を以て上記とは
逆に、シート2が開かれた状態で該シート2の下方に通
過体や障害物があるとき、駆動モータ3によるシート2
の下降を規制させる障害物検知用の赤外線或いは光電管
等よりなる下降規制センサ4を設けている。
【0014】次に図1,図2,図9を参照し本発明に係
わるシャッターの下降規制センサ構造の一態様について
説明する。この下降規制センサ4は図1の点線で示すよ
うに、床面から略15cm程度の高さAに設置されて、
同高さの通過体の存在を検知してシート2の下降停止を
させる第1下降規制センサ41と、床面から略30cm
程度の高さBに設置されて、同高さの通過体の存在を検
知してシート2の下降停止をさせる第2下降規制センサ
42と、床面から略45cm程度の高さCに設置され
て、同高さの通過体の存在を検知してシート2の下降停
止をさせる第3下降規制センサ43とから構成してい
る。尚、上記下降規制センサ4は検知状態においてシー
ト2を下降停止させるものに限ることなく、駆動モータ
3を逆転させてシート2を上昇退避させるようにしても
よいものである。
【0015】また第1下降規制センサ41及び第2下降
規制センサ42並びに第3下降規制センサ43は、光電
管方式又は赤外線方式或いは超音波方式等の任意なセン
サ類を用いてもよく、図示例では光電管方式のセンサと
し、対となるその発信部と受信部とを共に一側と他側に
上下方向に纏めて列設し、これらを図9に示すように、
左右対称形状のカバー枠体に形成されたセンサケース
(センサ取付部材)9内に各別に取付固定し、発信部を
内装しているセンサケース9は右側のサイドフレーム1
1の前面に取付固定すると共に、受信部を内装している
センサケース9は左側のサイドフレーム11の前面に取
付固定することにより、対となる発信部と受信部を互い
に内向きで略同高さになるように構成し、図示例のシー
トシャッター1では、左右のサイドフレーム11の後面
にも上記のものと同位置で同構成の下降規制センサ構造
を設置しているが、両側面の設置を要しない場合には片
面だけに設置してもよいものである。
【0016】また下降規制センサ4を構成するにあた
り、センサケース9は同図(C)で示すように、平断面
視で略L字状に形成されて各センサの前側と外側を覆っ
ていると共に、その上下に脚部状に形成した取付片90
をサイドフレーム11に接当させて取付ネジ91で取付
固定することにより、各センサとサイドフレーム11と
の間に接当防止用の空隙を有せしめ、各センサを在来の
もののようにサイドフレーム11の全面に大きく突設さ
せることなく、各センサをシート2側に上下に列設しな
がら可及的に近接させたコンパクトな構成となし、これ
により前後の下降規制センサ4,4の距離を小さくして
検知不感帯域を最小にすべくし、且つ後述する下降規制
センサ4の検知動作によって、誤検知による誤動作を簡
潔な手段を以て的確に防止することができるようにして
いる。
【0017】また上記のようなセンサケース9で構成さ
れた下降規制センサ4は、例えばセンサケース9に通過
体或いは器物が不慮に接当したような場合において、剛
性形状のセンサケース9の前壁及び側壁がその変形を具
合よく防止するものであるが、このときセンサケース9
が多少変形したとしても、上記空隙部の存在によってセ
ンサ機器がサイドフレーム11に直接的に接当すること
を的確に防止することができる等の利点がある。
【0018】そして、センサケース9はサイドフレーム
11に対し、長孔等の位置決め手段を介して高さ調節可
能に取付固定するようにしており、これにより下降規制
センサ4全体の高さ調節を、後述するリモコンスイッチ
50の設定によることなく単独で簡単に行うことができ
ると共に、また図9(B),(C)で示すようにセンサ
ケース9は、その内面の各センサを取付ネジ91及び長
孔等の位置決め手段を介して高さ調節可能に取付固定し
ており、これにより下降規制センサ4の各センサを個別
に高さ調節可能にし、さまざまな高さの通過体の検出を
的確且つ良好に行うことができるようにしている。
【0019】また上記のように構成した下降規制センサ
4は複数のセンサ機器を長大なサイドフレーム11に直
接的に組付けることなく、センサケース9に予め部組み
した状態で設置することができるから、下降規制センサ
4の取付け作業を能率よく簡単に行うことができる等の
特徴も有している。また上記のように構成される下降規
制センサ4は、サイドフレーム11内に沿設した可撓性
を備えたハーネス92を介して制御ボックス5と連結し
ている。
【0020】また図示例では上記3個のセンサを一組と
して用いたが、これに限ることなく第3下降規制センサ
43の略15cm程度の上方高さD位置に、第4下降規
制センサ45を自由に設けてより高所での検知動作を行
うようにしてもよい。
【0021】一方この実施形態におけるシートシャッタ
ー1は、駆動モータ3のドライブ軸31の他端にエンコ
ーダーからなる検出装置29を設け、該検出装置29で
検出した駆動モータ3の回転数(信号)を読みとり前記
制御ボックス5で判断させることにより、上記シート2
の位置(高さ)を検知し制御ボックス5に所望に設定さ
れた作動及び停止を行うことができるようにしていると
共に、制御ボックス5に設けた後述するリモコンスイッ
チ6或いは操作スイッチ6Fの操作によって、シート2
の開閉動作並びに開閉パターン等のモード設定を簡単に
行うと共に、その適正作動を自由に行わせるようにして
いる。尚、上記シート2の位置検知はエンコーダーに限
ることなく他のセンサ方式による検知手段を用いてもよ
いものである。
【0022】即ち、上記制御ボックス5は内部に図3に
示すような制御基盤7を設けており、該制御基盤7に
は、自動モード及び手動モードによるシート2の開閉動
作、及びシート2が開動時(上昇中)及び閉動時(下降
中)に下降規制センサ4を作動させる昇降回路や、これ
に必要な電子部品や集積回路等がプリント配線手段等に
よって一体的に組付けられている。上記制御基盤7は、
前記検出装置29,下降規制センサ4及び開動センサ4
a並びに本発明に係わる下降規制センサ4等は端子台7
0に入力接続し、リモコンスイッチ6はコード71aを
介し端子台71に着脱可能に接続し、駆動モータ3はコ
ード3aを介して端子台70aに接続すると共に、他に
電源を接続する端子等を複数設けている。72はシート
シャッター1の各モード設定等を記憶するところの制御
基盤7のCPU部分を構成するロム部(記憶素子)であ
る。
【0023】次に図4を参照し上記リモコンスイッチ6
について説明する。このリモコンスイッチ6は、操作頻
度の高い上昇スイツチ6Uと停止スイツチ6Sと下降ス
イツチ6Dとを、停止スイツチ6Sを中心に上下方向に
列設してなる昇降スイツチ類と、自動手動切換スイツチ
6Kと開口高設定スイツチ6Hとからなる補助スイツチ
類の、各スイツチを盤面に操作性のよい配置を以て隣設
することにより、以下に説明する操作モードと設定モー
ドにおける各操作を手元側において簡単に行うことがで
きるようにしている。また本発明に係わる下降規制セン
サ4のキャンセル設定モード設定を自由に行うことがで
きるようにしている。
【0024】即ち、昇降スイツチ類のうち、上昇スイツ
チ6Uは駆動モータ3を正転させてシート2を巻取り上
昇させ、下降スイツチ6Dは駆動モータ3を逆転させて
シート2を繰出し下降させ、停止スイツチ6Sは上記の
動作を停止させることができるものであり、これらスイ
ツチはリモコンスイッチ6のボックスに同図に示す配置
で設けたことにより、上昇スイツチ6U及び下降スイツ
チ6Dは停止スイツチ6Sを上下で挟みながら離間させ
ているので、誤操作を防止したシート2の昇降操作を的
確且つ容易に行うことができるものである。
【0025】またこの昇降スイツチ類は、上記の操作モ
ードから後述する設定モードへの切り換え及びモード設
定を行うスイッチを兼ねさせるように構成している。そ
して、昇降スイツチ類の左側には、使用頻度の高い補助
スイツチ類として切換表示ランプ6M,6A付の自動手
動切換スイツチ6Kと、動作表示用のランプ6L付の開
口高設定スイツチ6Hとを上下に配して並設し、リモコ
ンスイッチ6を全体として掌程度の大きさに纏めてい
る。
【0026】上記自動手動切換スイツチ6Kは、シート
2の昇降及び停止を開動センサ4a等の信号で自動的に
行う自動モードと、該自動モードを不能にしシート2を
昇降スイツチ類を手動で操作することによって行う手動
モードとを、押動操作毎に択一的に選択切換することが
できるものである。また開口高設定スイツチ6Hは、後
述するモード変更操作によって設定された開口高さにシ
ート2を開動すると共に、設定モードにおいてシート2
の開口高さを所定の高さに任意に設定させることができ
るものである。
【0027】そしてこの実施形態では、制御ボックス5
側にも上記のリモコンスイッチ6と同様のスイツチ類を
同配列で設けた操作スイッチ6Fを、開閉可能に取着し
ている蓋50に設置することにしており、これにより制
御ボックス5側で行われる、シートシャッター1の点検
作業或いはディップスイツチ60の設定時の確認動作等
の作業を、制御ボックス5設置側において能率よく簡単
に行うようにしているものである。またリモコンスイッ
チ6及び操作スイッチ6Fは共に上記の操作を行うこと
ができると共に、後述するモード変更操作を行うことに
よって各動作の設定並びにその値を簡単且つ自由に設定
することができようにしている。
【0028】上記制御ボックス5はシャッターフレーム
(フレーム)1aに直付けされるか又はその近傍に取り
付け可能であるが、図示例における制御ボックス5はシ
ートケース10の上部に設置しており、シートシャッタ
ー1の通常時の運転操作を、制御基盤7の端子台71か
らコード71aを介しサイドフレーム11に仮支持され
るか或いは他所に適宜な手段で備えられるところの、リ
モコンスイッチ6によって手元操作可能に遠隔操作によ
って行うことができるように構成している。尚、リモコ
ンスイッチ6は無線方式によって制御ボックス5を介し
シートシャッター1を遠隔操作可能に構成してもよいも
のである。
【0029】次に制御ボックス5内に設けられた前出の
ディップスイツチ60について説明する。このディップ
スイツチ60は、シートシャッター1の各種の動作設定
のうち、上記リモコンスイッチ6で行われるもの以外の
設定頻度の少ない、例えば、起動スイッチ別開口高設定
スイッチ61と、回転灯45の点灯モード設定スイッチ
62と、センサ遅延設定スイッチ63と、上昇,下降ス
ピード可変スイッチ64等のスイッチ類とから構成し各
設定を行うことができるものである。
【0030】尚、上記起動スイッチ別開口高設定スイッ
チ61は、上昇スイツチ6U,下降スイツチ6D並びに
開動センサ4a等の起動スイッチによる上限位置を自由
に設定することができる。また点灯モード設定スイッチ
62は、回転灯45が自動モードで点滅するパターン
と、手動モードの両方で点滅するパターンとに設定する
ことができる。またセンサ遅延設定スイッチ63は、開
動センサ4a等が検知して上昇の信号を出すまでの時間
を複数の定められた数まで選択設定することがでる。ま
た上昇,下降スピード可変スイッチ64は、駆動モータ
3の回転速度を調節することにより、シート2の作動速
度を複数の定められた速度に選択設定をすることを可能
にしているものである。
【0031】そして、上記のディップスイツチ60によ
って各モードが設定されたシートシャッター1は、リモ
コンスイッチ6の各スイッチの操作によって、自動手動
切換スイツチ6Kが自動モードにあるとき開動センサ4
aがトラック等の通過体を検知すると、シート2は設定
された所定のモードを以て上昇下降が自動的に行われる
ものであり、また自動手動切換スイツチ6Kが手動モー
ドにあるときは、リモコンスイッチ6及び操作スイッチ
6Fの昇降スイツチ類の押動操作によって、上記と同様
な設定モードの値で上昇下降を手動で行うことができる
ものである。
【0032】そして、この実施形態においてリモコンス
イッチ6及び操作スイッチ6Fは、それ自体が有する各
スイッチの組合せ押動操作によって、操作モードから設
定モードに切り換えることができると共に、各モードの
設定を簡単且つ自由に行うことができるように構成して
いる。即ち、リモコンスイッチ6は、シート2の上昇時
の上限位置と下降閉鎖した下限の位置設定を行う上下限
位置設定と、開口高設定スイツチ6Hを押動操作した際
におけるシート2の上昇時の高さ位置を設定する開口高
位置設定と、シート2の開口時の上限位置における停止
時間の長さを設定する上限停止時間設定と、自動手動切
換スイツチ6Kの操作を自動モードと手動モードに択一
的に固定する自動,手動固定設定(動作モードの固定入
切)等の各モードの設定を、地上にいながらにして手元
操作可能に所望の位置から楽な姿勢で簡単且つ容易に能
率よく行うことができるように構成している。
【0033】次に図5〜図7を参照し、リモコンスイッ
チ6による上記各モードの設定方法のうち主要なものを
参考までに説明すると共に、図8を参照し本発明に係わ
る下降規制センサ4のキャンセル設定方法について説明
する。先ず図5に示すように、これらのモード設定を行
う場合には、設定操作に先立ちシート2を開閉動作させ
る操作モードから設定モードに切り換えるモード変更操
作を行う。このモード変更操作は、図の矢印で示すよう
に、停止スイツチ6Sを押しながら他の全スイッチ即ち
上昇スイツチ6U,下降スイツチ6D,開口高設定スイ
ツチ6H,自動手動切換スイツチ6K等を同時に押動操
作をすることによって、設定モードへのモード変更が可
能になる。従って、このモード変更操作によればリモコ
ンスイッチ6に設けられた全スイッチを押動するといっ
た簡単な操作で済むので、操作方法の忘れや誤操作を防
止してモード変更操作を的確に行うことができる等の利
点がある。
【0034】このモード変更可能状態において、各モー
ド設定は以下のようにして容易に行うことができるもの
である。上下限位置設定は図6に示すように、上限位置
の設定は、同図(A)の如く上昇スイツチ6Uを押動操
作すると、シート2は押している間はゆっくりと上昇し
離せばその場で停止するので(シート2を上昇させ過ぎ
た場合は下降スイツチ6Dを押して下降させることによ
り位置補正を行う)、シート2を所望の上限位置にした
状態において、同図(B)に示す如く停止スイツチ6S
を押しながら上昇スイツチ6Uを押すと、この位置を制
御ボックス5が記憶してランプ6Lが点灯し上限位置の
設定を完了することができる。
【0035】また下限位置の設定は、同図(C)の如く
下降スイツチ6Dを押動操作すると、シート2は押して
いる間はゆっくりと下降し離せばその場で停止するの
で、シート2を所望の下限位置にした状態において、同
図(D)の如く停止スイツチ6Sを押しながら下降スイ
ツチ6Dを押すと、この位置を制御ボックス5が記憶し
てランプ6Lが点灯し下限位置の設定を完了することが
できる。そして、上記の設定操作完了後に図5に示す操
作を再び行うことにより、元の操作モードにすることが
できるものである。
【0036】開口高位置の設定は、図7(A)に示すよ
うに上昇スイツチ6U或いは下降スイツチ6Dを押し
て、シート2を所望の開口高設定位置に位置決め停止さ
せたのち、同図(B)に示すように停止スイツチ6Sを
押しながら開口高設定スイツチ6Hを押すと、そのラン
プ6Lが点灯し上記の位置決め停止位置を制御ボックス
5が記憶するので、開口高位置設定を完了することがで
きる。そして、上記の開口高設定を有効状態にする操作
は、同図(C)に示すように開口高設定スイツチ6Hを
押したときランプ6Lを点灯させることによって行うこ
とができるものである。また開口高設定を解除状態にす
る操作は、同図(D)に示すように開口高設定スイツチ
6Hを上記有効状態から再度押動操作をすることによ
り、ランプ6Lが消灯すると開口高設定が解除されて、
自動モードにおいてシート2を簡単に全開させることが
できるものである。
【0037】次に、図1,図2,図8,図9を参照し、
前記下降規制センサ4の第1下降規制センサ41及び第
2下降規制センサ42並びに第3下降規制センサ43の
検知動作手段、及び各センサの動作設定手段等について
説明する。この下降規制センサ4は、先ず各センサが通
過体の検知を前記A,B,Cの各高さ毎に行うことがで
きる有効状態に設定されているとき、高さA,B,C程
度毎に相当する高さの通過体が、左右のサイドフレーム
11に設置されているセンサケース9,9間に臨むと、
各高さ毎のセンサが同高さ毎の通過体を各別に検知し、
この信号によって制御ボックス5を介して駆動モータ3
を逆転或いは即時停止させるので、シート2は例え下降
中であっても反転上昇或いはその場停止をすることがで
き、通過体との接当を的確に回避することができるもの
である。
【0038】従って、このような下降規制センサ4を備
えたシートシャッター1は、例えば通過体が台車であ
り、該台車が荷物積みをして高い場合には第3下降規制
センサ43がこれを検知し、また空の台車で低い場合に
は第2下降規制センサ42がこれを検知し、さらに例え
ば通過体に代えてパイプや部品等の高さの低い器物(障
害物)が、シート2の下方で残置されたり移動されたり
する場合には、第1下降規制センサ41がこれを的確に
検知するので、下降規制センサ4は何れの高さの通過体
や器物をも検知漏れ等を生じさせることなく検知して、
シート2を事前に下降不能にしたり、シート2が下降中
であっても反転上昇或いは停止させて、シート2と通過
体との接当を確実に回避させることができるから、両者
の破損等のトラブルを良好に防止することができるもの
である。
【0039】そして、シートシャッター1は上記のよう
な下降規制センサ4による検知動作を行うとき、制御ボ
ックス5とエンコーダ式の検出装置29とによって、本
発明に係わるシート検知キャンセル回路を有した制御構
造にしている。即ち、上記回路を備えた制御構造は、下
降規制センサ4の各センサによって検知位置が設定され
た各高さA,B,Cをシート2が通過するとき、その各
位置を駆動モータ3に設置されたエンコーダ式の検出装
置29が検知しながら、この信号を制御ボックス5に送
り該制御ボックス5に設定された回路(ソフトプログラ
ム)によって、シート2が通過した位置の各センサの検
知動作を一時的にキャンセルした検知不能状態にするよ
うにしている。
【0040】これにより既述した上記心材26が、器物
との接当によって側方に屈曲変形しているような場合
に、その突曲部が高さA或いはCの検知域に臨んだとし
ても、対応する第1下降規制センサ41或いは第3下降
規制センサ43はキャンセルされたOFF状態にあるの
で、これらがシート2そのものを通過体等の障害物とし
て誤検知し、シート2の誤動作で反転上昇或いは停止等
をさせることなく、いつまでもシート2が閉鎖しないと
いった不具合を的確に回避することができるものであ
る。尚、下降規制センサ4の高さ範囲内で、シート2が
床面と接しない任意な最下降下限位置に設定された場合
でも、各センサによる作用は同様に行われるものであ
る。
【0041】これにより、本発明によるシートシャッタ
ー1は、従来の下降規制センサ方式を備えたシートシャ
ッターのように、下降規制センサ4をサイドフレーム1
1から大きく前方に突出させることなく、下降規制セン
サ4をシート2側に可及的に近接させて設けることが可
能になるので、下降規制センサ4をサイドフレーム11
にコンパクトに一体的に設置できると共に、下降規制セ
ンサ4と器物との接当による損傷等を抑制することがで
きる等の利点がある。
【0042】また上記のように設置される下降規制セン
サ4は、従来のシートシャッターのようにシート2から
下降規制センサを離間設置させて両者間に大きな検知死
角(不感帯域)を有するもののように、サイドフレーム
11の前後に設置される下降規制センサ4,4間に大き
な不感帯域を有しないので、シート2の略直下に位置す
る人や器物等をも良好に検知することができるから、検
知漏れによるトラブルを生ずることのない高性能なシー
トシャッター1を提供することができる等の利点があ
る。
【0043】また上記制御構造は、各センサのキャンセ
ル動作を、エンコーダ式の検出装置29でシート2の位
置を検知しながら、この信号を制御ボックス5に送りそ
の回路(ソフトプログラム)によって行うところの、所
謂無接点方式でシート2が通過した位置の各センサの検
知動作を一時的にキャンセルするようにしているので、
スイッチ類を損傷させやすい接点方式のもの比較して、
迅速な動作と耐久性を格段に向上させることができるも
のである。また上記のように構成した下降規制センサ4
は、サイドフレーム11の前面に取付固定したものに限
ることなく、例えば該サイドフレーム11のガイド溝1
5a内に設置してもよいものであると共に、センサ方式
は近接型のスイッチを用いてもよいものである。
【0044】次に図8を参照し、下降規制センサ4のキ
ャンセル位置の設定を自由に行うことができる、本発明
に係わるキャンセル設定の操作について説明する。同図
は図5で既述した設定モード状態のリモコンスイッチ6
を示し、この設定モードにおいて上記自動手動切換スイ
ツチ6Kを押しながら、上昇スイツチ6U,停止スイツ
チ6S,下降スイツチ6D等を各別に押動することによ
り、各高さA,B,Cの検知動作のキャンセルを自由に
選択設定し、設定後は既述と同様な操作で復帰されるも
のである。
【0045】即ち、上記設定モードにおいて、上昇スイ
ツチ6U或いは下降スイツチ6Dを押動操作し、シート
2の接地カバー28下端部を第3下降規制センサ43の
高さC或いはその近傍位置に合わせをした状態でシート
2をその場停止する。次いで、この状態において同図
(A)示すように、自動手動切換スイツチ6Kを押しな
がら上昇スイツチ6Uを押すことにより、第3下降規制
センサ43はこの設定位置の高さCより下側の検知動作
を不能にすることができる。
【0046】また同様の方法でシート2の接地カバー2
8を第2下降規制センサ42の高さBに略位置合わせを
してシート2をその場停止し、この状態で同図(B)に
示すように自動手動切換スイツチ6Kを押しながら停止
スイツチ6Sを押すことにより、第2下降規制センサ4
2はこの設定位置の高さBから下側の検知動作を不能に
することができる。
【0047】また接地カバー28を第1下降規制センサ
41の高さAに略合わせてシート2を停止し、この状態
で同図(C)示すように自動手動切換スイツチ6Kを押
しながら下降スイツチ6Dを押すことにより、第1下降
規制センサ41は設定位置の高さAから下側の検知動作
を不能にすることができる。尚、同図(D)は、自動手
動切換スイツチ6Kと開口高設定スイツチ6Hとを同時
に押動操作することによって、前述した高さD位置に設
置される第4下降規制センサ類をキャンセル設定する際
の操作例を示すものである。
【0048】従って、下降規制センサ4は上記のような
キャンセル設定操作で、例えば同図(A)の第3下降規
制センサ43がその検知動作状態を上記の操作によって
キャンセルされ高さCレベル以下で検知不能状態にされ
ると、高さAでの通過体やシート2の下降通過を検知し
ないから、この位置を既述したような屈曲した心材25
が通過したり、強風で脹らんだシート部分が検知域に入
ったとしても、これを無視されてシート2は反転上昇し
たり停止されたりすることなく、最下降下限位置までは
自由に下降させることができることになる。
【0049】また上記の設定に併せて第2下降規制セン
サ42及び第1下降規制センサ41もキャンセル設定を
した場合には、これらいずれも屈曲した心材25並びに
脹らんだシート部分を検知しないので、シート2は屈曲
した心材25を有したり風で膨らむようなことがあって
も、その下端を床面に接地させた全閉状態に円滑に最下
降させることができるものである。尚、上記のように構
成されたシートシャッター1は、シート2が再び上昇し
開状態になると、その時点で検知動作は復帰維持される
ので所期の機能を支障なく発揮するものである。
【0050】従って、上記のように構成されたシートシ
ャッター1は、強風や突風にさらされ易い部分での設置
を、シート2部分に特別な手段を施して構成を複雑化さ
せたりコスト高にすることなく、簡潔で廉価なリモコン
スイッチ6によるキャンセル設定のソフト手段を以て可
能にすることができるものである。またシートシャッタ
ー1の使用中にシート2が通過体との接当で心材25が
不慮に屈曲したような場合において、キャンセル設定の
操作によって、該心材25を即時に交換したりすること
なく不使用状態を随時回避することができるから、シー
トシャッター1を通過させる通過体の移動作業を支障な
く円滑に行うことができる等の利点がある。
【0051】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したことによ
り、次のような効果を奏することができる。開放状態に
あるシャッターの下方で通過体の存在を検知したとき、
シャッターの下降を規制する下降規制センサを、通過体
の異なる高さ毎に検知する複数の第1下降規制センサ及
び第2下降規制センサ等で構成し、シャッターが各セン
サの検知高さを下降通過することに伴い、各センサの検
知動作を順次キャンセルして検知不能状態にさせること
により、下降規制センサは何れの高さの通過体や器物を
も検知漏れ等を生じさせることなく検知して、シートと
通過体との接当を確実に回避させると共に、シャッター
が下降動作中に風に煽られたり心材が屈曲していても各
センサはこれを検知しないので、センサの検知域をシー
ト側に可及的に近接させても誤動作を良好に防止するこ
とがきる。また上記下降規制センサの各センサの検知キ
ャンセルを、駆動モータに設けたエンコーダで設定作動
させることにより、簡潔な構成を以て高性能で耐久性を
有するシートシャッターの下降規制センサ構造を提供す
ることができる。
【0052】そして、第1下降規制センサ及び第2下降
規制センサ等各センサは、検知状態から検知不能状態に
選択して切り換えることができると共に、その切換設定
をシャッターを昇降操作させるリモコンスイッチの操作
によって行うようにしたので、風によるシートの脹らみ
或いは屈曲心材に支障されることなくシートの下降閉鎖
を良好に行うことができると共に、検知状態と検知不能
状態との切り換えを廉価で簡潔にすることができる。
【0053】また第1下降規制センサ及び第2下降規制
センサ等各センサをセンサケース内に列設して、このセ
ンサケースをサイドフレームに沿って取付固定すること
により、各センサを大きく突出させることなくサイドフ
レームにコンパクトに纏めることができると共に、下降
規制センサの器物との接当による損傷等を良好に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操作装置を備えたシートシャッターを
一部破断をして示す正面図。
【図2】図1のシートシャッターを一部破断して示す側
面図。
【図3】制御ボックスの構成を示す平面図。
【図4】リモコンスイッチの平面図。
【図5】シートシャッターを操作モードから設定モード
へモード変更操作するリモコンスイッチの平面図。
【図6】シャッターの上下限位置設定の操作を示し、
(A),(B)は上限位置の設定操作手順を示すリモコ
ンスイッチの平面図。(C),(D)は下限位置の設定
操作手順を示すリモコンスイッチの平面図。
【図7】シャッターの開口高位置の設定操作を示し、
(A),(B)は開口高位置の設定操作手順を示すリモ
コンスイッチの平面図。(C)は開口高位置を有効にす
る操作を示すリモコンスイッチの平面図。(D)は開口
高位置を解除にする操作を示すリモコンスイッチの平面
図。
【図8】下降規制センサのキャンセル設定の操作態様を
示し、(A)は第3下降規制センサをキャンセル設定す
る操作を示すリモコンスイッチの平面図。(B)は第2
下降規制センサをキャンセル設定する操作を示すリモコ
ンスイッチの平面図。(C)は第1下降規制センサをキ
ャンセル設定する操作を示すリモコンスイッチの平面
図。(D)は第4下降規制センサをキャンセル設定する
操作を示すリモコンスイッチの平面図。
【図9】(A)はサイドフレームに取付固定した下降規
制センサの斜視図。(B)は下降規制センサの取付構造
を示す要部の側断面図。(C)は(B)の平断面図。
【符号の説明】
1 シートシャッター 1a シャッターフレーム(フレーム) 2 シート(シャッター) 3 駆動モータ 4 下降規制センサ 5 制御ボックス 6 リモコンスイッチ 6F 操作スイツチ 6A,6M 切換表示ランプ 6U 上昇スイツチ 6S 停止スイツチ 6D 下降スイツチ 6H 開口高設定スイツチ 6K 自動手動切換スイツチ 7 制御基板 9 センサケース 25 心材 41 第1下降規制センサ 42 第2下降規制センサ 43 第3下降規制センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀江 好明 島根県八束郡八雲村大字東岩坂180番地 小松電機産業株式会社内 Fターム(参考) 2E042 AA06 CA01 CB05 CB06 CC03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状のシャッター(2)を駆動モー
    タ(3)の正逆回転駆動によりゲート状のフレーム(1
    a)に沿わせ昇降動作可能に設けると共に、該フレーム
    (1a)の下方に通過体の存在を検知する下降規制セン
    サ(4)を設け、該下降規制センサ(4)が通過体の存
    在を検知したときシャッター(2)の下降を規制するよ
    うに構成したシートシャッターにおいて、前記下降規制
    センサ(4)を通過体の異なる高さ毎に検知する第1下
    降規制センサ(41)及び第2下降規制センサ(42)
    等の複数のセンサを上下に列設すると共に、シャッター
    (2)が各センサの検知高さを下降通過するとき、各セ
    ンサの検知動作を順次キャンセルして検知不能状態にさ
    せるシートシャッターの下降規制センサ構造。
  2. 【請求項2】 各センサの検知動作のキャンセルを、駆
    動モータ(3)に設けたエンコーダ(29)で行う請求
    項1のシートシャッターの下降規制センサ構造。
  3. 【請求項3】 第1下降規制センサ(41)及び第2下
    降規制センサ(42)等の各センサを、シャッター
    (2)を昇降操作させるリモコンスイッチ(6)の操作
    によって、検知状態から検知不能状態に切換設定させる
    請求項1又は2のシートシャッターの下降規制センサ構
    造。
  4. 【請求項4】 第1下降規制センサ(41)及び第2下
    降規制センサ(42)等の各センサをセンサケース
    (9)内に列設すると共に、該センサケース(9)をフ
    レーム(1a)のサイドフレーム(11)に沿って取付
    固定する請求項1又は2又は3のシートシャッターの下
    降規制センサ構造。
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