JP2001113789A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001113789A
JP2001113789A JP29327699A JP29327699A JP2001113789A JP 2001113789 A JP2001113789 A JP 2001113789A JP 29327699 A JP29327699 A JP 29327699A JP 29327699 A JP29327699 A JP 29327699A JP 2001113789 A JP2001113789 A JP 2001113789A
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Naoto Kataoka
直人 片岡
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 割込解除後についても正しく処理を再開でき
る画像形成装置を提供する。 【解決手段】 主制御部11は、画像メモリ21に格納
された画像を、所定の優先順位に従って種別ごとに記録
部16に記録させる。記録中に操作部13の割込キー1
4が操作されて割込の指示を受けると、記録を中断して
割込処理を行う。その後、割込解除されたとき、記録の
優先順位とは独立して、割込時に中断した記録を再開す
る。これによって、割込解除後の記録を正しく行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、割込処理機能を有
する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置の高機能化ととも
に、複数の処理を並行して行うことができるようになっ
てきている。例えば原稿上の画像を読み取る読取部によ
って読み取った画像を記録部で記録するコピー機能や、
外部のコンピュータから与えられたデータを記録部で記
録するプリント機能、あるいは公衆回線を介してファク
シミリ通信を行う通信部で受信した画像を記録部で記録
する受信機能などがある。もちろんこのほかにも、送信
機能、スキャナ機能など、様々な機能が搭載されるよう
になってきている。
【0003】上述のコピー機能、プリント機能、受信機
能は、いずれも記録部を用いて画像を記録出力する記録
処理が必要になる。それぞれの機能を単独で実行する場
合には画像メモリを必要としない場合もあるが、各機能
が並行して実行されると、記録する画像を一旦画像メモ
リなどに格納しておき、順に記録部で記録出力すること
となる。このとき記録出力する順番は、画像メモリに格
納されている画像の種別、すなわちコピー機能により格
納された画像(コピー画像)か、プリント機能により格
納された画像(プリント画像)か、受信機能により格納
された画像(受信画像)かによって、所定の優先順位に
基づいて決定される。例えば、コピー機能は利用者が装
置のそばで待っていることが考えられるので優先順位を
高くし、受信機能ではいつ出力されてもそれほど問題に
ならないので優先順位を低くするなどといったようにし
て、優先順位を決定している。もちろんこの例以外の優
先順位が設定されることもある。
【0004】一方、画像形成装置は割込機能が付加され
ているものも多い。例えば大量のコピーを行っている間
で別のコピーを行いたい場合、割込を指示する。これに
よって割込処理に移行し、別のコピー処理を行うことが
できる。別のコピー処理を行った後は、割込を解除する
指示を行って割込処理を終了させる。
【0005】上述のように各機能を並行して実行するこ
とができるので、例えば受信画像を記録部で記録してい
るときに、コピー機能によって読取部で原稿の画像を読
み取らせることができる。このような処理を行っている
最中に、割込の指示も行うことができる。この場合、受
信画像の記録処理を中断すると共に、コピー機能におけ
る読取部での読取処理も中断して、割込処理に移行す
る。そして、割込処理において、各種の機能を実行させ
ることができる。
【0006】割込処理が終了して割込を解除する指示を
行うと、割込処理が終了する。そして、割込処理に移行
する際に実行していた読取処理や記録処理を再開する。
この記録処理の再開の際に、従来の画像形成装置では、
上述の優先順位に従って改めて画像メモリ内の画像を調
べ、優先順位の高い種別の画像から記録部で記録出力さ
せていた。そのため、受信画像の記録中に割込処理に移
行したにもかかわらず、割込解除後はコピー画像の記録
出力が開始されてしまうという不具合があった。このよ
うに、従来の画像形成装置では、割込解除後に正しく処
理を再開できないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、割込解除後についても正し
く処理を再開できる画像形成装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成装置
において、複数種別の画像を格納可能な画像メモリと、
画像の記録を行う記録手段と、割込の指示が可能な操作
手段と、前記画像メモリ内の画像を所定の優先順位で種
別ごとに前記記録手段に記録させると共に記録中に割込
の指示を受けて該記録を中断して割込処理を行い割込解
除後に前記優先順位とは独立して前記中断した記録を再
開する制御手段を有することを特徴とするものである。
このように本発明では、割込解除後は、優先順位とは独
立して割込で中断した記録を再開するので、割込解除後
に正しく記録を再開することができる。
【0009】また、そのような画像形成装置において、
原稿の画像を読み取る読取手段を有し、前記制御手段
は、前記読取手段で読み取った画像を前記記録手段で記
録するコピー機能を実行可能であり、該コピー機能にお
いて前記読取手段及び前記記録手段の動作中に割込処理
を行った後割込解除し、前記コピー機能における記録を
再開して記録が終了した時点あるいは該時点から所定時
間経過したとき、まだ前記読取手段による画像の読取が
再開されていない場合には、前記優先順位に基づいて前
記画像メモリ内の画像を前記記録手段に記録させること
を特徴とするものである。割込処理において読取手段を
用いた場合などでは、割込処理から復帰したとき、改め
て読取途中であった原稿を再びセットする必要がある。
例えば再開ページを報知するなどして原稿のセットを促
すことができるが、読取再開には時間がかかる場合もあ
る。そのような場合に、記録手段を空けておかずに、画
像メモリに格納されている他の画像について記録を行
う。これによって、記録手段を効率よく利用することが
できる。
【0010】さらに、そのような画像形成装置におい
て、前記制御手段は、割込が解除された時点あるいはそ
の後の所定の時点から所定の時間が経過したとき、まだ
前記読取手段による画像の読取が再開されていない場合
には、前記読取手段による読取処理を終了させることを
特徴とするものである。例えば割込処理時に先のコピー
機能を実行させた利用者がいなくなるなどして、割込解
除後も長期にわたり読取処理が再開されない場合もあ
る。そのような場合には、割込処理によって中断した読
取処理自体を終了させる。これによって、例えばコピー
機能の実行を終了させてそれまでに読み取った画像の記
録を行い、他の機能の実行に備えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信端末装置の
実施の一形態を示すブロック図である。図中、11は主
制御部、12は表示部、13は操作部、14は割込キ
ー、15は読取部、16は記録部、17はタイマ、18
はPCインタフェース、19はNCU、20はモデム、
21は画像メモリ、22はRAM、23はROM、24
はバス、31はコンピュータである。
【0012】主制御部11は、装置全体を制御し、各部
を動作させて、画像送受信機能、コピー機能、プリント
機能、スキャナ機能などを実現する。画像送信機能で
は、読取部15で読み取った画像をモデム20及びNC
U19を用いて通信相手先へ送信する。また画像受信機
能では、通信相手先から送られてくる画像をNCU19
及びモデム20を介して受信し、記録部16で記録出力
する。コピー機能では、読取部15で読み取った画像を
記録部16で記録出力する。プリント機能では、PCイ
ンタフェース18を介してコンピュータ31から受け取
ったデータに従った画像を記録部16で記録する。スキ
ャナ機能では、読取部15で読み取った画像をPCイン
タフェース18を介してコンピュータ31へ送る。
【0013】これらの各機能においては、モデム20及
びNCU19を介して受信した画像(受信画像)、読取
部15で読み取った画像(コピー画像、送信画像、スキ
ャナ画像)、PCインタフェース18を介して受け取っ
た画像(プリント画像)を、一旦、画像メモリ21に格
納しておくことができる。これらの機能は複数並行して
動作させることができ、複数の機能を実行することによ
り複数種別の画像が画像メモリ21に格納される。記録
部16で画像メモリ21に格納されている画像を記録さ
せる際には、各画像の種別、すなわち、コピー画像、受
信画像、プリント画像について、所定の優先順位に従っ
て記録させる。
【0014】主制御部11はまた、操作部13から割込
の指示を受けると、NCU19及びモデム20を使用し
た送信動作及び受信動作およびPCインタフェース18
を介したコンピュータ31とのデータの送受信を除き、
実行中の動作を停止して割込処理に移行する。このと
き、例えば読取部15で読取を停止したページ数や、記
録部16において記録出力を停止した画像及びそのペー
ジ数などを記憶しておく。割込処理としては、コピー機
能、画像送信機能(送信中の場合には送信画像の読取処
理のみ)、スキャナ機能、画像メモリ中の画像や管理情
報などの記録処理、各種の設定など、様々な処理を行わ
せることができる。
【0015】また、操作部13から割込解除の指示を受
けることにより、割込状態から通常の状態に復帰する。
このとき、記録処理については、優先順位とは独立し
て、割込処理に移行したときに記録していた画像につい
て、次のページから記録を再開する。その後は、優先順
位に従って記録部16に記録を行わせる。また、読取処
理についても、割込処理に移行したときに読み取ってい
た原稿について、次のページから読取を再開する。しか
し、割込処理で読取部15を使用した場合などでは、割
込処理前にセットされていた原稿が取り除かれている可
能性がある。そのため、例えば表示部12に次に読み取
る原稿のページ数などを表示させて利用者に原稿のセッ
トを促し、利用者の指示に従って読取処理を再開する。
このとき、利用者が長時間にわたり原稿のセットを行わ
ない場合がある。例えばコピー機能利用時に割込処理が
入り、そのまま利用者が立ち去ってしまうと、割込解除
後に続きの原稿がセットされない。そのような場合に
は、割込解除により再開した記録処理が終了した時点、
あるいはその時点から所定時間経過した時点で、画像メ
モリ21内の画像の記録処理を開始する。また、割込を
解除した時点あるいはこれより所定の時間だけ経過した
時点で読取処理を終了させ、コピー機能を終了させても
よい。割込解除により再開した記録処理が終了するまで
にコピー機能による読取処理が開始されていれば、割込
解除により再開した記録処理が終了した時点でコピー機
能による記録処理を開始する。
【0016】表示部12は、利用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスな
ど、種々の情報を表示することができる。例えば割込が
解除され、割込時に中断した読取処理を再開する際に
は、再開時に読み取るべき原稿のページ数などを表示
し、原稿のセットを利用者に促す。
【0017】操作部13は、利用者が各種の設定や指示
などを行う際に用いられる。例えば、送信機能あるいは
コピー機能の選択を行う選択キーや、選択した機能の実
行指示などを行うスタートキー等が設けられている。特
に、各種の機能を実行中に割込処理を指示するための割
込キー14が設けられている。この割込キー14を操作
者が操作することによって、割込処理を指示することが
できる。また、割込処理から復帰する場合にも、やはり
割込キー14を操作すればよい。もちろん、割込の指示
と割込からの復帰を別のキーによって指示するように構
成してもよい。操作部13においては、このほかにも種
々の入力、設定を行うことが可能である。
【0018】読取部15は、主制御部11による制御に
従い、外部の装置やコンピュータに送信したり、あるい
はコピーする原稿上の画像を読み取る。読取部15とし
ては、イメージスキャナやデジタルカメラなど、種々の
画像読取装置を適用することができる。また、記録部1
6は、外部の装置やコンピュータから受信した画像ある
いは読取部15で読み取った画像などを、主制御部11
の制御に従って用紙上に記録する。記録方法としては、
例えば電子写真方式やインクジェット方式など、種々の
方式を採用することができる。
【0019】タイマ17は、時間を計測するために用い
られる。例えば所定時間が設定され、設定された時間が
経過した時点で報知するように構成されたり、あるい
は、常に時を刻んでおり、いつでも参照可能に構成され
ている。この例では、割込処理が解除され、再開した記
録処理が終了したときにコピー機能における読取処理が
再開していない場合、画像メモリ21内の画像の記録を
開始するまでの時間や、読取処理を終了させるまでの時
間を計測する際に利用される。
【0020】PCインタフェース18は、例えば外部の
コンピュータ31と接続され、例えば記録部16で記録
すべきデータや、モデム20及びNCU19を介して他
の装置へ送信すべきデータを外部のコンピュータ31か
ら受け取る。受け取ったデータは、例えば画像メモリ2
1に一旦格納しておくことができる。また、例えば受信
した画像や読取部15で読み取った画像を外部のコンピ
ュータ31に送信することもできる。なおこのPCイン
タフェース18は、接続されるコンピュータ31との接
続方法に応じて構成すればよく、例えばLANインタフ
ェースなどで構成し、LANを経由して複数のコンピュ
ータなどの機器と接続可能に構成されていてもよい。も
ちろん、コンピュータ31と所定のインタフェースで直
結してもよい。
【0021】NCU19は、回線を制御して外部機器と
の通信を行う。また、モデム20は、送受信する画像デ
ータの変復調を行う。
【0022】画像メモリ21は、NCU19及びモデム
20を介して送信する画像データや受信した画像、読取
部15で読み取った画像、PCインタフェース18を介
してコンピュータ31などから送られてくるデータ及び
コンピュータ31に送出する画像、その他処理中の画像
やデータ等を記憶する。画像メモリ21に格納される画
像やデータには、それぞれの機能ごとの種別の情報が付
加される。種別の情報は、例えばこの画像メモリ21に
格納されたり、あるいはRAM22に格納される。な
お、画像を記憶する場合、そのまま記憶してもよいし、
圧縮された状態で記憶してもよい。
【0023】RAM22は、主制御部11や他の各部の
処理においてデータの保存が必要なときに用いられる。
画像メモリ21に格納されている画像やデータについて
の付加的な情報、例えば種別の情報などを、このRAM
22に格納してもよい。ROM23は、主制御部11の
動作を規定したプログラムや、固定的なデータなどが格
納されている。
【0024】バス24は、主制御部11、表示部12、
操作部13、読取部15、記録部16、タイマ17、P
Cインタフェース18、NCU19、モデム20、画像
メモリ21、RAM22、ROM23等を相互に接続し
ており、これらの間のデータ転送を可能にしている。も
ちろん、これらのほか、外部記憶装置など、各種の機器
がバス24に接続されていてもよい。
【0025】次に、本発明の画像形成装置の実施の一形
態における動作の一例について説明する。上述のよう
に、画像送受信機能、コピー機能、プリント機能、スキ
ャナ機能などの機能を複数並行して利用することが可能
である。これに伴い、NCU19及びモデム20を用い
た送受信処理、読取部15を用いた読取処理、記録部1
6を用いた記録処理、PCインタフェース18を用いた
コンピュータ31との入出力処理のうちの必要な処理が
それぞれ並列的に動作することになる。ここでは特に、
割込処理によって影響を受ける記録処理及び読取処理に
ついて述べる。
【0026】図2は、本発明の画像形成装置の実施の一
形態における記録処理の一例を示すフローチャートであ
る。記録処理を用いる機能が単独で動作している場合に
は、その機能において記録すべき画像を直接受け取るこ
ともできるが、ここでは各機能とも、画像メモリ21に
記録すべき画像を一旦格納するものとして説明する。
【0027】画像メモリ21に画像が格納されると、図
2に示す記録処理が起動される。S41において、画像
メモリ21に格納されている画像の種別を優先順位に従
って判定する。ここでは、画像の種別は、コピー画像、
プリント画像、受信画像等が含まれており、この順で優
先順位が付けられているものとする。
【0028】S42において、優先順位の高いコピー画
像が画像メモリ21内に存在するか否かを判定する。コ
ピー画像が存在すれば、S45以下のコピー画像の記録
処理を行う。また、コピー画像が存在しなければ、S4
3において、次に優先順位の高いプリント画像が画像メ
モリ21内に存在するか否かを判定する。プリント画像
が存在すれば、S49以下のプリント画像の記録処理を
行う。プリント画像が存在しなければ、さらにS44に
おいて、優先順位の低い受信画像が画像メモリ21内に
存在するか否かを判定する。受信画像が存在すれば、S
53以下の受信画像の記録処理を行う。なお、画像メモ
リ21内に格納されている画像がコピー画像、プリント
画像、受信画像のいずれでもない場合には、記録処理に
よって記録すべき画像がないものとして、記録処理を終
了する。
【0029】コピー画像が画像メモリ21内に存在して
いる場合には、コピー画像のうちの一つを取り出し、S
45において記録部16で1ページ記録する。S46に
おいて、割込の指示が行われたか否かを判定し、割込の
指示がなければS48で次頁があるか否かを判定し、次
頁が存在すればS45へ戻って、1ページごとの記録を
繰り返し行う。
【0030】例えば操作部13の割込キー14が操作さ
れるなどによって、割込の指示が行われた場合には、S
46において、現在までのコピー画像の記録を中断し、
S47において、割込処理を行う。割込処理の後、例え
ば再び操作部13の割込キー14が操作されるなどによ
って、割込解除の指示が行われた場合には、従来のよう
に再度の種別判定を行うことなく、S48に戻って割込
時に行っていたコピー画像の記録を再開する。
【0031】プリント画像、受信画像が画像メモリ21
内に存在している場合もコピー画像の場合と同様であ
り、コピー画像に対するS45〜S48の処理に対応し
て、S49〜S52,S53〜S56の処理を行う。特
に、割込処理から戻ったときに、従来のように再度の種
別判定を行わないので、プリント画像や受信画像の記録
処理を開始した後にコピー画像が画像メモリ21に格納
された場合でも、割込時に行っていたプリント画像や受
信画像の記録処理に正しく戻ることができる。
【0032】一連のコピー画像またはプリント画像また
は受信画像の記録処理が終了すると、S57において、
その記録処理を行っている間に割込処理が行われたか否
かを判定する。割込処理が行われていなければ、S63
において、画像メモリ21内に他の画像が格納されてい
るか否かを判定し、他の画像が格納されていればS41
に戻ってそれらの画像についての処理を行う。
【0033】記録処理中に割込処理が行われていた場合
には、S58において、コピー機能が動作中か否かを判
定する。これは、利用者がコピー機能を利用する場合、
利用者は装置の傍らに待機して記録出力されるのを待っ
ている場合があり、記録部16をコピー機能のために待
機させるためである。特に、コピー機能実行中に割込処
理を行い、割込処理で読取部15を用いた場合、割込解
除後にもとのコピー機能において読み取っていた原稿を
再度読取部15にセットしなければならないので時間が
かかる。この原稿のセットの時間を見込んで、記録処理
を待機させようとするものである。しかし、割込処理後
では、例えば割込処理のためにもとの利用者がいなくな
ってしまうなど、実際に利用者がコピー機能を再開する
か否かが不明である。そのため、この例ではS59にお
いてタイマ17を起動し、S62において所定時間の経
過を監視し、その間にS60において読取部15におけ
る読取再開を待つ。あるいはS61において読取処理の
終了を待つ。
【0034】所定時間中にS60においてコピー機能に
おける読取処理の再開が検出されれば、コピー機能が続
くものとしてS45へ進み、コピー機能のために記録部
16を提供する。また、所定時間中に例えば後述する読
取処理を強制的に終了させたり、あるいは利用者が読取
処理を終了させた場合は、S61でこれを検出し、S6
3に進んで画像メモリ21に格納されている他の画像の
記録を開始する。また、所定時間経過した場合も、S6
3に進み、画像メモリ21に格納されている他の画像の
記録を開始する。これによって、記録部16を有効に活
用する。
【0035】なお、この例では割込解除後に再開した記
録処理ですべてのページを記録した後に、読取部15に
おける読取処理の再開を所定時間待っているが、これに
限られるものではない。例えば割込解除後に再開した記
録処理ですべてのページを記録し終えた時点で読取処理
の再開をチェックし、再開していなければそのまま他の
画像の記録処理に移行してもよい。
【0036】図3は、本発明の画像形成装置の実施の一
形態における読取処理の一例を示すフローチャートであ
る。原稿が読取部15にセットされて例えばスタートキ
ーなどが操作されると、図3における読取処理が開始さ
れる。S71において、原稿1ページ分の画像を読み取
り、S72において、読み取った画像を画像メモリ21
に格納する。このとき、この読取処理を起動した機能に
応じて種別の情報が画像に付加される。例えばコピー機
能において原稿を読み取った画像には、コピー画像であ
る旨の種別の情報が付加される。
【0037】なお、読取処理を用いる機能が単独で動作
している場合には、読取部15で読み取った画像を、画
像メモリ21を介さずに、送信処理やコンピュータ31
への出力処理、記録部16への記録処理に直接渡すこと
ができる。その場合には、このS72において各機能に
対応する処理に読み取った画像を転送すればよい。
【0038】S73において、割込の指示が行われたか
否かを判定し、割込の指示がなければS74で読取が終
了したか否かを判定し、まだ読み取るべき原稿がある場
合にはS71へ戻って1ページごとの読取を繰り返し行
う。すべての原稿について読取を終了したら、この読取
処理を終了する。
【0039】例えば操作部13の割込キー14が操作さ
れるなどによって割込の指示が行われた場合には、S7
3においてこれを検出して、原稿の読取を中断する。S
75において、それまで読み取ったページ数を保存した
後、S76において割込処理を行う。割込処理の後、例
えば再び操作部13の割込キー14が操作されるなどに
よって割込解除の指示が行われた場合には、割込時に行
っていた読取処理を再開する。しかし、割込処理におい
て読取部15を用いた場合には、割込処理前の原稿が読
取部15にセットされているとは限らない。そのため、
S77において、読取処理を再開するときのページ数を
例えば表示部12に表示し、そのページから原稿を読取
部15にセットするように利用者を促す。利用者は表示
に従って原稿を読取部15にセットし、読取再開を指示
する。S79においてこれを検出し、S74へ戻って読
取を再開する。
【0040】しかし、割込処理の間に、もとの読取処理
を行っていた利用者がいなくなってしまうことも考えら
れる。そのような場合に、読取処理が再開されないまま
長時間にわたり放置されると、例えば次の利用者にとっ
て好ましいことではない。また、読取処理で記録されな
いまま画像メモリ21に格納されている画像が存在して
も、そのまま画像が放置されることになって画像メモリ
21を有効に利用できない。そのため、この例ではS7
8においてタイマ17を起動し、S80において、所定
時間が経過したか否かを判定している。所定時間経過し
ても読取再開の指示が行われない場合には、利用者がい
なくなったものと判断し、読取処理を強制的に終了させ
る。これによって、それまでに画像メモリ21に格納さ
れた画像については、上述のような記録処理を開始する
ことが可能になる。例えばコピー機能における電子ソー
トなど、読取処理が完了しないと記録処理が行えない場
合でも、これによって記録処理を開始することができ
る。
【0041】もちろん、このような所定時間経過による
読取処理の強制終了を行わないように構成することもで
きる。
【0042】図2と図3では、記録処理と読取処理につ
いて、割込解除後の処理を別々に説明した。例えばタイ
マによる所定時間の経過判断は、上述の各処理について
別々に行うこともできるし、例えば割込解除後に再開し
た記録処理の終了と読取処理の強制終了とのタイミング
を連動させることもできる。例えば割込解除後に再開し
た記録処理の終了時点あるいはその時点から所定時間経
過後に読取処理を強制終了させるなどといった処理が可
能である。
【0043】上述の記録処理及び読取処理を用いた具体
例として、例えば受信機能とコピー機能を並行して実行
する場合を考える。いずれの機能が先に記録部16を利
用するかによって動作は異なるが、ここでは受信機能に
おいて受信処理が完了し、記録処理を開始した後にコピ
ー機能による読取処理が開始されたものとする。この場
合、受信機能において記録処理を開始した時点では、受
信画像の優先順位は低いものの、それより高い優先順位
の画像がなければ、受信画像の記録が開始される。その
後、コピー機能による読取処理が開始されると、読取部
15で読み取った画像は画像メモリ21に格納されて行
く。
【0044】このように受信画像の記録処理と、コピー
機能における読取処理が並行して行われている途中で、
例えば操作部13の割込キー14が操作され、割込が指
示されたとする。すると、受信画像の記録処理及びコピ
ー機能における読取処理とも中断して、割込処理に移行
する。割込処理が行われた後、例えば操作部13の割込
キー14が再び操作され、割込解除が指示されると、記
録処理では、従来のように優先順位の判定を行うことな
く、中断していた受信画像の記録を再開する。このよう
に、割込処理が行われても、中断した処理を正しく再開
することができる。
【0045】また、読取処理では、割込解除が指示され
て割込処理が終了すると、例えば表示部12に読取を再
開するページ数を表示して、原稿の再セットを利用者に
指示する。利用者は、原稿を読取部15に再度セットし
て、読取再開を指示することになる。
【0046】割込によって中断した受信画像の記録が終
了したとき、この例ではコピー機能を実行中であるの
で、タイマ17をセットし、読取部15による読取処理
の再開を待つ。この時点までに読取が再開していれば、
コピー機能における記録処理に移行する。このコピー機
能における記録処理では、例えば原稿の読取がすべて終
了しないと記録が開始できないような拡張機能、例えば
電子コピーなどの機能が設定されている場合には、読取
終了まで待機してから記録を開始することになる。
【0047】割込によって中断した受信画像の記録が終
了した時点で読取部15による読取処理が再開されてい
ない場合には、その時点から所定時間だけ、読取処理の
再開を待つ。読取処理が再開されれば、コピー機能にお
ける記録処理に移行する。所定時間が経過しても読取処
理が再開されない場合には、画像メモリ21内の他の画
像についての記録処理を開始する。これによって、記録
部16を有効に活用することができる。また、画像メモ
リ21内に記録すべき画像が蓄積されて、メモリオーバ
ーになるのを防止することができる。
【0048】なお、他の画像の記録処理が開始しても、
読取処理は読取再開を待っていることがある。他の画像
の記録処理が開始した後に読取処理が再開された場合に
は、読み取った画像を画像メモリ21に格納し、現在行
われている記録処理の終了を待つ。また、割込解除から
所定時間経過しても読取再開が指示されない場合には、
強制的に読取処理を終了させる。これによって、それま
でのコピー機能で読み取った画像が記録可能になり、現
在行われている記録処理の終了後に、優先順位に従って
記録出力されることになる。
【0049】受信画像の記録が終了してから所定時間内
に読取処理の終了が指示されたり、あるいは、読取処理
が強制終了した場合にも、それまでのコピー機能で読み
取った画像が記録可能になる。優先順位に従い、記録可
能になったコピー画像が最初に記録出力されることにな
る。
【0050】上述の具体例では、受信画像を記録中にコ
ピー機能を実行している途中で割込処理を行った例を示
したが、プリント画像の記録中にコピー機能を実行する
場合も同様である。
【0051】図1に示した構成では、コンピュータ31
とのデータの入出力を行うPCインタフェース18を設
けた例を示しているが、このPCインタフェース18を
設けずに構成することもできる。また、NCU19及び
モデム20を設けずに構成してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、割込解除後に、記録する優先順位とは独立し
て割込時に中断した記録を再開するので、割込解除後の
記録が正しく行われるという効果がある。また、コピー
機能時に割込処理を行うと、読取手段において原稿のセ
ットに時間がかかる場合があるが、そのような場合には
他の画像の記録を行うことができるので、記録手段を有
効に利用することが可能である。さらに、割込解除後に
読取手段がそのまま放置されてしまう場合に対応し、後
続の利用者に読取手段を提供すると共に、画像メモリを
有効に活用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の実施の一形態を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の画像形成装置の実施の一形態における
記録処理の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の画像形成装置の実施の一形態における
読取処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11…主制御部、12…表示部、13…操作部、14…
割込キー、15…読取部、16…記録部、17…タイ
マ、18…PCインタフェース、19…NCU、20…
モデム、21…画像メモリ、22…RAM、23…RO
M、24…バス、31…コンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AP07 BB10 HJ06 HK02 HK04 HK11 HN05 HQ17 2C087 AA03 AB06 BC03 BD01 BD46 CB02 CB05 DA03 2H027 EJ11 EJ13 EJ15 FA10 FA35 ZA07 5C073 AA02 BA04 CC03 9A001 BB03 HH34 JJ35 KK42

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種別の画像を格納可能な画像メモリ
    と、画像の記録を行う記録手段と、割込の指示が可能な
    操作手段と、前記画像メモリ内の画像を所定の優先順位
    で種別ごとに前記記録手段に記録させると共に記録中に
    割込の指示を受けて該記録を中断して割込処理を行い割
    込解除後に前記優先順位とは独立して前記中断した記録
    を再開する制御手段を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像を読み取る読取手段を有し、
    前記制御手段は、前記読取手段で読み取った画像を前記
    記録手段で記録するコピー機能を実行可能であり、該コ
    ピー機能において前記読取手段及び前記記録手段の動作
    中に割込処理を行った後割込解除し、前記コピー機能に
    おける記録を再開して記録が終了した時点あるいは該時
    点から所定時間経過したとき、まだ前記読取手段による
    画像の読取が再開されていない場合には、前記優先順位
    に基づいて前記画像メモリ内の画像を前記記録手段に記
    録させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、割込が解除された時点
    あるいはその後の所定の時点から所定の時間が経過した
    とき、まだ前記読取手段による画像の読取が再開されて
    いない場合には、前記読取手段による読取処理を終了さ
    せることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
JP29327699A 1999-10-15 1999-10-15 画像形成装置 Pending JP2001113789A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1379071A1 (en) * 2002-07-02 2004-01-07 Ricoh Company, Ltd. Job order coordination among multiple types of jobs accepted in parallel for an image reproducing system
JP2007083522A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Fuji Xerox Co Ltd 印刷装置および印刷装置の印刷ジョブ割込み制御方法
JP2008298867A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Brother Ind Ltd 印刷装置

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