JP2001104680A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

Info

Publication number
JP2001104680A
JP2001104680A JP28577799A JP28577799A JP2001104680A JP 2001104680 A JP2001104680 A JP 2001104680A JP 28577799 A JP28577799 A JP 28577799A JP 28577799 A JP28577799 A JP 28577799A JP 2001104680 A JP2001104680 A JP 2001104680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
tub
laundry
washing machine
pulsator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28577799A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Omachi
正徳 大町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP28577799A priority Critical patent/JP2001104680A/ja
Publication of JP2001104680A publication Critical patent/JP2001104680A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤って防水性を有する洗濯物を洗濯した場合
でも異常を検知して事故を回避する手段をそなえた洗濯
機を提供すること。 【解決手段】 本洗濯機1では、誤って防水性を有する
洗濯物を洗濯槽兼脱水槽3に収容した場合においても水
位検知手段と排水時間計測手段により防水性を有する洗
濯物が収容されていることを検知し、パルセータを回転
させることによって洗濯物を洗濯槽兼脱水槽から剥離さ
せ、異常な状態を回避できる。また、パルセータを回転
させるとともに洗濯槽兼脱水槽を逆回転させることによ
っても回避できる。さらに前述の検知と洗濯物を剥離す
る手段を複数回繰り返し行うことによってより確実に事
故を防止できるが、万一、異常な状態が回避できない場
合においても、異常報知を行うとともに運転を停止する
ことによって、事故を未然に防止できるとともに良好な
洗濯が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機に関し、特
に排水行程における制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ハウジング内に吊り棒を介し
て吊り下げられた外槽と、外槽内に設けられた洗濯槽兼
脱水槽と、洗濯槽兼脱水槽内に配設されたパルセータ
と、パルセータおよび洗濯槽兼脱水槽を回転させるため
の駆動力を発生するモータとを備え、パルセータのみを
回転させて洗濯物の洗いおよびすすぎを行い、洗濯槽兼
脱水槽およびパルセータの両方を高速回転させて遠心力
により洗濯物の脱水を行う洗濯機が知られている。この
ような洗濯機では、洗いやすすぎの終了後に排水が行わ
れ、排水後に脱水が実行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
洗濯機は、防水性を有する洗濯物を洗いまたはすすぎを
行った際に、防水性を有する洗濯物が洗濯槽兼脱水槽に
貼り付き、洗濯槽兼脱水槽に設けられている小孔および
パルセータ周縁と洗濯槽兼脱水槽との隙間が塞がれるこ
とがあり、その防水効果によって洗濯槽兼脱水槽中に水
が封じられた状態で外槽中の水だけが排水され、洗濯槽
兼脱水槽を高速回転させて脱水を行うと、急激な水の移
動によりアンバランスを生じ、安全スイッチでは検知で
きない激動を引き起こし、洗濯機の転倒や損壊といった
事故を引き起こす可能性があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、誤って防水性を有する洗濯物を洗濯した場
合でも異常を検知して事故を回避する手段を備えた洗濯
機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の洗濯機は、ハウジング内に揺動可
能に保持され、水を溜めることのできる外槽と、該外槽
内に回転可能に設けられ、その周面に多数の小孔が形成
され、且つ該小孔を通じて外槽内の水の流通が可能な洗
濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽内に回転自在に配設され
たパルセータと、該パルセータおよび前記洗濯兼脱水槽
を回転させるためのモータと、前記外槽と連通して該外
槽内の水を排出する排水路と、該排水路中に設けた排水
弁と、前記外槽内の水位を検知する水位検知手段と、前
記モータおよび前記排水弁を制御するとともに所定の水
位低下に要する時間を予め記憶する制御装置とを備え、
該制御装置による制御の下、前記洗濯槽兼脱水槽を高速
回転させて、前記洗濯槽兼脱水槽に収容された洗濯物に
含まれる水分を除去する洗濯機であって、排水時におい
て前記水位検知手段により外槽内の所定の水位低下に要
する時間を計測する手段と、該計測手段の結果が所定の
時間より短い場合には防水性を有する洗濯物が収容され
ていると判定する検知手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0006】この構成によれば、誤って防水性を有する
洗濯物を洗濯槽兼脱水槽中に収容した場合においても、
排水時における外槽内の所定の水位低下に要する時間を
計測し、標準時間と比較することによって防水性を有す
る洗濯物が洗濯槽兼脱水槽の小孔およびパルセータ周縁
と洗濯槽兼脱水槽との隙間を塞いで水が排出されない異
常な状態が検知可能となり、洗濯機の転倒や損壊等の事
故を間接的に防止することが可能となる。
【0007】請求項2に記載の洗濯機は、請求項1にお
いて、防水性を有する洗濯物が収容されていると判定さ
れた場合、洗濯槽兼脱水槽に貼り付いた洗濯物を剥離す
る手段を備えたことを特徴とする。
【0008】この構成によれば、誤って防水性を有する
洗濯物が洗濯槽兼脱水槽に収容された場合においても前
述と同様の異常な状態を検知するとともに洗濯槽兼脱水
槽に貼り付いた洗濯物を剥離するための手段を講じるこ
とによって、異常な状態を回避し、洗濯機の転倒や損壊
等の事故を防止するとともに良好な洗濯を行うことが可
能となる。
【0009】請求項3に記載の洗濯機は、請求項2にお
いて、前記検知手段と前記洗濯物を剥離する手段を交互
に行うことを特徴とする。
【0010】この構成によれば、前述と同様の異常な状
態を検知するとともに洗濯槽兼脱水槽に貼り付いた洗濯
物を剥離するための手段を講じた場合においても異常な
状態を完全に回避できない可能性も少なからずあり、前
記手段を講じた後に再び状態検知を行い、もし異常が確
認されれば再度前記手段を講じるというふうに、正常な
状態になるまで状態検知と前記手段を交互に繰り返し行
うことによって、洗濯機の転倒や損壊等の事故をより確
実に防止できるとともに良好な洗濯を行うことが可能と
なる。
【0011】請求項4に記載の洗濯機は、請求項3にお
いて、前記洗濯物を剥離する手段として、前記排水弁を
閉じたまま前記洗濯槽兼脱水槽内に設けられているパル
セータを回転させることを特徴とする。
【0012】この構成によれば、前述と同様の異常な状
態を検知するとともに洗濯槽兼脱水槽に貼り付いた洗濯
物をパルセータの回転に伴い発生した水流により洗濯槽
兼脱水槽から剥離させることによって異常な状態を回避
し、洗濯機の転倒や損壊等の事故を防止できるとともに
良好な洗濯を行うことが可能となる。
【0013】請求項5に記載の洗濯機は、請求項4にお
いて、前記洗濯物を剥離する手段として、前記パルセー
タを回転させるとともに前記洗濯槽兼脱水槽を前記パル
セータとは逆方向に回転させることを特徴とする。
【0014】この構成によれば、前述と同様の状態にお
いて、パルセータを回転させて水流を発生させると同時
に洗濯槽兼脱水槽をパルセータの回転方向と逆方向に回
転させてより大きな剥離力を得ることで、洗濯物を洗濯
槽兼脱水槽から剥離させて異常を回避し、洗濯機の転倒
や損壊等の事故を防止することができるとともに良好な
洗濯を行うことが可能となる。
【0015】請求項6に記載の洗濯機は、請求項5にお
いて、前記洗濯物を剥離する手段を複数回繰り返しても
異常が回避できない場合に異常報知を行うとともに運転
を停止することを特徴とする。
【0016】この構成によれば、前記手段を複数回繰り
返し講じても異常が回避できない場合にのみ、異常報知
を行って使用者に異常状態であることを知らしめるとと
もに運転を停止することによって洗濯機の転倒や損壊等
の事故を未然に防止することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態にかかる洗濯
機の概略構成図である。
【0019】洗濯機1は、上面に開口を有する箱状のハ
ウジング2を備えている。ハウジング2の上面には、そ
の上面の開口を開閉するための開閉蓋3が取り付けられ
ている。ハウジング2内には、洗濯に使用する水を溜め
るための外槽5がスプリング付きの吊り棒4で揺動可能
に支持されている。また、外槽5内には、洗濯物を収容
することのできる洗濯槽兼脱水槽6が回転自在に設けら
れている。
【0020】外槽5の上方には、例えば図外の給水設備
から延びた給水ホース12が接続される給水路11が設
けられている。この給水路11の途中には、給水弁13
が配設されている。給水弁13が開栓されると、水が給
水ホース12および給水路11を通って、洗濯槽兼脱水
槽6へ流れ込み、洗濯槽兼脱水槽6周面に形成された多
数の小孔6aおよびパルセータ21周縁と洗濯槽兼脱水
槽6の隙間を介して外槽5に溜められる。
【0021】外槽5の底部には、外槽5に溜められた水
をハウジング2外へ排出するための排水口14が形成さ
れている。この排水口14には、ハウジング2外へ延び
る排水管15が接続されている。排水管15の途中には
排水弁16が配設されており、この排水弁16が開栓さ
れると、外槽に溜められた水が排水管15を通ってハウ
ジング2外に排出される。
【0022】また、外槽5の底部には、エアートラップ
17が設けられている。エアートラップ17は、ハウジ
ング2の上方部に設けられた水位センサ18にエアーホ
ース19を介して接続されている。外槽5内に水が供給
されると、外槽5の水位の上昇に伴って、エアートラッ
プ17からエアーホース19内に水が侵入し、エアーホ
ース19内の空気が圧縮される。また、逆に、外槽5内
から水が排水されると、外槽5内の水位の低下に伴っ
て、エアーホース19内の空気圧が降下する。水位セン
サ18は、このようなエアーホース19内の空気圧の変
化に基づいて、外槽5内の水位を検出する。
【0023】洗濯槽兼脱水槽6の上部には、その周縁に
わたってバランスリング26が設けられている。バラン
スリング26内には塩水27が適量封入されており、洗
濯槽兼脱水槽6の回転時には、この塩水27が洗濯槽兼
脱水槽6の揺れを防止するように流動する。
【0024】洗濯槽兼脱水槽6の底部には、外槽5に溜
められた水を攪拌して水流を発生させるためのパルセー
タ21が設けられている。洗濯槽兼脱水槽6およびパル
セータ21は、外槽5の下方に設けられた軸受部23の
出力軸25によって、正逆回転可能に支持されている。
【0025】ハウジング2の底部には、洗濯槽兼脱水槽
6およびパルセータ21を回転させるためのモータ22
と、モータ22の回転力を軸受部23に伝えるための伝
達機構24とが備えられている。洗濯槽兼脱水槽6およ
びパルセータ21の駆動と、パルセータ21のみの駆動
とは、切り替え可能にされている。例えば、洗いおよび
すすぎ時には、モータ22の回転によりパルセータ21
が正逆回転される。また、排水時には、洗濯物を剥離す
る手段(後述する)の一つである排水弁16を閉じた状
態においてモータ22の回転によりパルセータ21が回
転されるとともに軸受部23のブレーキ(図示せず)が
開放されていることにより洗濯槽兼脱水槽6がパルセー
タ21の回転方向とは逆方向に惰性回転される。また、
脱水時には、モータ22の回転によって洗濯槽兼脱水槽
6およびパルセータ21が高速で一方向に回転され、洗
濯槽兼脱水槽6内に収容された洗濯物に含まれる水分が
遠心力によって除去され、洗濯槽兼脱水槽6の周面の小
孔6aから外槽5へ飛散し、排出される。
【0026】また、ハウジング2内には、外槽5の揺れ
を検知する揺れ検知手段としての安全スイッチ20が設
けられている。通常、脱水時等に外槽5が許容量以上に
揺れると、外槽5は、安全スイッチ20に接触し、安全
スイッチ20をオンにするが本発明が解決しようとする
課題のように、誤って防水性を有する洗濯物を投入した
場合には、防水性を有する洗濯物が洗濯槽兼脱水槽6に
貼り付き、洗濯槽兼脱水槽6に設けられている小孔6a
およびパルセータ21周縁と洗濯槽兼脱水槽6との隙間
が塞がれるため、外槽5中の水だけが排水され、洗濯槽
兼脱水槽6を高速回転させて脱水を行うと、急激な水の
移動によりアンバランスを生じ、安全スイッチ20では
検知できない激動を引き起こし、洗濯機の転倒や損壊と
いった事故を引き起こす可能性がある。
【0027】図2は、本実施形態にかかる制御回路の構
成を示すブロック図である。
【0028】洗い、すすぎおよび脱水の各行程を含む一
連の洗濯動作は、CPU28による制御の下で実行され
る。CPU28には、制御プログラムが記憶されたRO
M29、CPU28が制御プログラムを実行する際にワ
ークエリアとして使用するRAM30および動作時間等
を計測するためのタイマ31が接続されている。
【0029】CPU28には、水位センサ18および安
全スイッチ20が接続されており、このCPU28に、
水位センサ18からの信号および安全スイッチ20から
の信号が入力される。
【0030】またCPU28は、前述の各入力信号に基
づき、また、ROM29に記憶された制御プログラムに
基づいて、給水弁13および排水弁16の開閉、モータ
22の駆動および停止や回転方向の切替え等を制御す
る。
【0031】図3は、本発明の一実施形態にかかる制御
の一例を示すフローチャートである。また、図4は、外
槽5および洗濯槽兼脱水槽6内の水量の変化を示す図で
ある。
【0032】次に本発明の特徴である防水性を有する洗
濯物を誤って洗濯した場合の動作について説明する。
【0033】使用者により洗濯兼脱水槽6に洗濯物が投
入され、操作部(図示せず)を介して運転開始の指示が
与えられると、洗いまたはすすぎ等の行程運転を開始す
る。
【0034】運転が終了する(図4(a))と、外槽5
に設けた水位センサ18によって水位を検知する(ステ
ップS1)。その水位(図4(a)のA水位)からある
一定の水位(図4(a)のB水位)まで排水を行い、排
水に要する時間を計測する(ステップS2)。排水が終
了していれば(ステップS3でYES)、それに要した
排水時間が予め設定されている標準排水時間のしきい値
と比較し、短い場合(ステップS4でNO)は、防水性
を有する洗濯物が洗濯槽兼脱水槽6に貼り付き、洗濯槽
兼脱水槽6周面に設けられている小孔6aおよびパルセ
ータ21周縁と洗濯槽兼脱水槽6との隙間が塞がれてい
る(図4(b))と判断し、洗濯物を剥離する手段をと
り(ステップS5)、また長い場合(ステップS4でY
ES)は、脱水可能と判断し、排水を行った(ステップ
S8)後、脱水に移行する。
【0035】洗濯物を剥離する手段の一例として、排水
弁16を閉じた状態でパルセータ21を回転させ(ステ
ップS5)て水流を発生させることによって、洗濯槽兼
脱水槽6に貼り付いている防水性を有する洗濯物を引き
剥がし、洗濯槽兼脱水槽6に溜まった水を外槽5へ流入
させる。外槽5に設けた水位センサ18によって水位を
検知し(ステップS6)、外槽5の水位が増加していれ
ば(ステップS7でYES)、その水位からある一定の
水位まで排水を行い、排水に要する時間を計測する(ス
テップS2)。その後、前述の動作を繰り返す。
【0036】洗濯物を剥離する手段を3回繰り返しても
異常な状態が回避されない(ステップS7でNO)場合
は、異常報知を行うとともに運転を停止する(ステップ
S9)ことによって、洗濯機の転倒や損壊等の事故を未
然に防止することが可能となる。
【0037】洗濯物を剥離する他の例として、排水弁1
6を閉じた状態でパルセータ21を回転させるとともに
洗濯槽兼脱水槽6をパルセータ21回転方向とは逆方向
に回転させ(ステップS5)て水流を発生させることに
よって両者間に相対運動による剥離力が生じ、防水性を
有する洗濯物を洗濯槽兼脱水槽6から引き剥がし、洗濯
槽兼脱水槽6に溜まった水を外槽5に流入させて、異常
な状態を回避する。また、前述の洗濯物を剥離する手段
を3回繰り返しても異常な状態が回避されない(ステッ
プS7でNO)場合は、前述と同様に異常報知を行うと
ともに運転を停止する(ステップS9)ことによって、
洗濯機の転倒や損壊等の事故を防止できる。
【0038】その他、特許請求の範囲に記載された範囲
で種々の変更を施すことが可能である。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、誤って
防水性を有する洗濯物を洗濯槽兼脱水槽中に収容した場
合においても、排水時における外槽内の所定の水位低下
に要する時間を計測し、標準時間と比較することによっ
て防水性を有する洗濯物が洗濯槽兼脱水槽の小孔および
パルセータ周縁と洗濯槽兼脱水槽との隙間を塞いで水が
排出されない異常な状態が検知可能となり、洗濯機の転
倒や損壊等の事故を間接的に防止することが可能とな
る。
【0040】請求項2〜5に記載の発明によれば、誤っ
て防水性を有する洗濯物が洗濯槽兼脱水槽に収容した場
合においても前述と同様の異常な状態を検知するととも
に、排水弁を閉じたままでパルセータを回転させること
や排水弁を閉じたままでパルセータを回転させるととも
に洗濯槽兼脱水槽を回転させること等の洗濯物を剥離す
る手段を講じるとともに状況に応じてそれを繰り返し行
うことによって、洗濯機の転倒や損壊等の事故を防止で
きるとともに良好な洗濯を行うことが可能となる。
【0041】請求項6に記載の発明によれば、前述の洗
濯物を剥離する手段を講じた場合でも異常が回避できな
い場合には、異常報知を行うことによって使用者に異常
状態であることを知らしめるとともに、運転を停止する
ことによって洗濯機の転倒や損壊等の事故を未然に防止
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる洗濯機の概略構成
図である。
【図2】制御回路の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる制御の一例を示す
フローチャートである。
【図4】外槽および洗濯槽兼脱水槽内の水量の変化を示
し、(a)は排水前における状態、(b)は排水検知時
における異常状態を示す図である。
【符号の説明】
1 洗濯機 5 外槽 6 洗濯槽兼脱水槽 16 排水弁 18 水位センサ 21 パルセー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング内に揺動可能に保持され、水を
    溜めることのできる外槽と、該外槽内に回転可能に設け
    られ、その周面に多数の小孔が形成され、且つ該小孔を
    通じて外槽内の水の流通が可能な洗濯兼脱水槽と、該洗
    濯兼脱水槽内に回転自在に配設されたパルセータと、該
    パルセータおよび前記洗濯兼脱水槽を回転させるための
    モータと、前記外槽と連通して該外槽内の水を排出する
    排水路と、該排水路中に設けた排水弁と、前記外槽内の
    水位を検知する水位検知手段と、前記モータおよび前記
    排水弁を制御するとともに所定の水位低下に要する時間
    を予め記憶する制御装置とを備え、該制御装置による制
    御の下、前記洗濯槽兼脱水槽を高速回転させて、前記洗
    濯槽兼脱水槽に収容された洗濯物に含まれる水分を除去
    する洗濯機であって、排水時において前記水位検知手段
    により外槽内の所定の水位低下に要する時間を計測する
    手段と、該計測手段の結果が所定の時間より短い場合に
    は防水性を有する洗濯物が収容されていると判定する検
    知手段とを備えたことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】請求項1において、防水性を有する洗濯物
    が収容されていると判定された場合、洗濯槽兼脱水槽内
    に貼り付いた洗濯物を剥離する手段を備えたことを特徴
    とする洗濯機。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記検知手段と前記洗
    濯物を剥離する手段を交互に行うことを特徴とする洗濯
    機。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記洗濯物を剥離する
    手段として、前記排水弁を閉じたまま前記洗濯槽兼脱水
    槽内に設けられているパルセータを回転させることを特
    徴とする洗濯機。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記洗濯物を剥離する
    手段として、前記パルセータを回転させるとともに前記
    洗濯槽兼脱水槽を前記パルセータとは逆方向に回転させ
    ることを特徴とする洗濯機。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記洗濯物を剥離する
    手段を複数回繰り返しても異常が回避できない場合に異
    常報知を行うとともに運転を停止することを特徴とする
    洗濯機。
JP28577799A 1999-10-06 1999-10-06 洗濯機 Pending JP2001104680A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28577799A JP2001104680A (ja) 1999-10-06 1999-10-06 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28577799A JP2001104680A (ja) 1999-10-06 1999-10-06 洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001104680A true JP2001104680A (ja) 2001-04-17

Family

ID=17695941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28577799A Pending JP2001104680A (ja) 1999-10-06 1999-10-06 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001104680A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016199958A1 (ko) * 2015-06-11 2016-12-15 삼성전자주식회사 세탁기 및 그 제어방법
WO2017111465A1 (ko) 2015-12-25 2017-06-29 삼성전자주식회사 세탁기 및 그 제어방법
JP2017176807A (ja) * 2015-12-25 2017-10-05 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 洗濯機
KR102686125B1 (ko) * 2015-12-25 2024-07-19 삼성전자주식회사 세탁기 및 그 제어방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016199958A1 (ko) * 2015-06-11 2016-12-15 삼성전자주식회사 세탁기 및 그 제어방법
US10934652B2 (en) 2015-06-11 2021-03-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Washing machine and control method thereof
WO2017111465A1 (ko) 2015-12-25 2017-06-29 삼성전자주식회사 세탁기 및 그 제어방법
JP2017176807A (ja) * 2015-12-25 2017-10-05 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 洗濯機
EP3354789A4 (en) * 2015-12-25 2019-01-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Washing machine and method for controlling same
US11236455B2 (en) 2015-12-25 2022-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Washing machine and method for controlling same
KR102686125B1 (ko) * 2015-12-25 2024-07-19 삼성전자주식회사 세탁기 및 그 제어방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5042276A (en) Fully automatic washing machine
KR20160146057A (ko) 세탁기 및 그 제어방법
JP2006314428A (ja) 洗濯乾燥機
WO2012089628A1 (en) A washing machine with self-cleaning feature
JP2001104680A (ja) 洗濯機
JP3203245B2 (ja) 洗濯機
JP7140494B2 (ja) 洗濯機
JP2911358B2 (ja) 洗濯機
KR100741810B1 (ko) 주파수감지센서가 구비된 세탁기
JP2004065638A (ja) 洗濯機
KR20050041522A (ko) 드럼세탁기의 세탁 제어 방법
JP3338200B2 (ja) 電気洗濯機
JPH08318086A (ja) 洗濯機
JP3030221B2 (ja) 全自動洗濯機
KR100444955B1 (ko) 세탁기의 제어방법
TWI666356B (zh) washing machine
JP7429843B2 (ja) 洗濯機
JP7042078B2 (ja) 洗濯機
JP3203246B2 (ja) 洗濯機
KR100234751B1 (ko) 세탁기의 헹굼방법
KR20030038250A (ko) 전자동 세탁기에 있어서의 어린이 안전 보호를 위한 세탁제어방법
JP3143443B2 (ja) 洗濯機
JPH0379040B2 (ja)
JP2023086041A (ja) 洗濯機
JPS5929671Y2 (ja) 脱水槽