JP2001100467A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP2001100467A
JP2001100467A JP27563499A JP27563499A JP2001100467A JP 2001100467 A JP2001100467 A JP 2001100467A JP 27563499 A JP27563499 A JP 27563499A JP 27563499 A JP27563499 A JP 27563499A JP 2001100467 A JP2001100467 A JP 2001100467A
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Hideki Goto
英樹 後藤
Yoshiaki Hiramoto
義陽 平本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿カバーが装置本体の手前側から奥側へ開
けられると、原稿を搬送するための搬送ローラ、駆動モ
ータ等の部品を有した原稿搬送手段が高い位置に位置す
るため、原稿カバーを開けた状態においてその重心位置
が高くなり、非常に不安定な状態となり、閉じる時の衝
撃が非常に大きくなり、この衝撃により原稿搬送手段の
各部品間の取り付け状態が悪くなり、各部品の取り付け
精度が低下するという問題を生じていた。 【解決手段】 原稿を搬送する原稿搬送装置4を有した
原稿カバー3を原稿搬送方向に沿って開閉する開閉装置
5を原稿搬送装置側に設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿台に原稿を載
置固定して当該原稿を読み取る原稿固定読取手段と、原
稿を原稿カバーに備えられた原稿搬送手段により搬送さ
せながら当該原稿を読み取る原稿移動読取手段とを備え
た原稿読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機,ファックス機能付きの複
写機である複合機等の画像形成装置や、スキャナ等の画
像読取装置において、書籍等の原稿の読み取りと、シー
ト状の原稿の読み取りを可能としたものがあった。
【0003】このような画像読取装置は、図6乃至図8
に示すように、装置本体41の上面にシート状の原稿を
載置する原稿台42を設けるとともに、該原稿台42を
開閉する原稿カバー43を設けている。
【0004】この原稿カバー43には、原稿台42の原
稿読み取り位置にシート状の原稿を図示矢印Z方向(装
置本体41の右側から左側方向)へ搬送する原稿搬送装
置(SPF,R−SPF)44が設けられており、装置
本体41の奥側に原稿カバー43を原稿搬送方向に直交
する方向に開閉するための開閉装置が設けられている。
【0005】この開閉装置は、装置本体41に装着され
たヒンジ45aと、原稿搬送方向と平行な原稿カバー4
3の開閉中心となる開閉軸45bとからなり、原稿カバ
ー43が装置本体41の手前側から奥側へ原稿搬送方向
と直交する方向へ開閉するようになっている。
【0006】そして、原稿台42の下部に原稿を読み取
るための原稿読み取り手段である光学ユニット46が設
けられている。
【0007】この光学ユニット46は矢印Z方向(装置
本体41の右側から左側方向)に移動可能に設けられて
おり、原稿カバー43を閉じて原稿搬送装置44の搬送
ローラにより原稿を搬送しながら当該原稿の読み取りを
行なう場合、図7の斜線部分で示す原稿移動読み取り位
置の読み取り中心(一点鎖線y)へ光学ユニット46の
読み取り中心(一点鎖線x)を移動させ、原稿搬送装置
44で搬送される原稿の読み取りを行なう。
【0008】また、原稿を原稿台42に載置し固定した
状態で原稿の読み取りを行なう場合、原稿カバー43を
閉じて原稿を原稿台42に固定し、光学ユニット46を
矢印Z方向へ移動させながら当該原稿の読み取りを行な
う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の原稿読取装
置によれば、原稿搬送手段には原稿を搬送するための搬
送ローラ、搬送ローラを駆動するための駆動モータ、駆
動モータの駆動力を搬送ローラに伝達するためのギア及
びクラッチ等の部品が備えられているため、原稿搬送手
段の重量が重くなり、原稿カバーが装置本体の手前側か
ら奥側へ開けられると、原稿カバーを開けた状態におい
てその重心位置が高くなり、非常に不安定な状態とな
り、不用意に原稿カバーに触れたり閉じたりした場合、
その動作による衝撃が非常に大きくなり、この衝撃によ
り原稿搬送手段の各部品間の取り付け状態が悪くなり、
各部品の取り付け精度が低下するという問題を生じてい
た。
【0010】また、書籍等の原稿の読み取りを行なうた
めに原稿カバーを開けて読み取り動作を行なった後、シ
ート状の原稿を原稿搬送手段により搬送し読み取りを行
なうために、原稿カバーを閉じて移動(搬送)原稿の読
み取りを行なう時に、図8に示すように、原稿カバーが
完全に閉じられていない状態で原稿の読み取り(搬送)
が開始される場合には、装置本体の手前側の原稿台と原
稿カバーとの間隙X1が装置本体の奥側の間隙X2とが
異なり、すなわち、開閉手段が装置本体の奥側に設けら
れているため、間隙X1>X2となって搬送される原稿
に加わる押圧力が異なり、その結果、原稿の原稿搬送方
向に対する左右側に働く搬送力が異なり、均一な搬送力
で搬送が行われなくなり、原稿搬送時に斜行やジャムを
発生する虞れがあった。
【0011】このような原稿の斜行やジャムの発生を防
止するために、原稿カバーの開閉を検知する検知手段を
設け、原稿カバーが閉じられた状態であると検出された
場合にのみ原稿の搬送を行ない移動(搬送)原稿の読み
取りを可能としているが、この検知手段は使用効率の便
宜上装置本体の奥側(原稿カバーの開閉手段が設けられ
ている側)に設けられているため、装置本体の手前側が
僅かに開いた状態であっても、検知手段を設けた装置本
体の奥側では殆ど間隙が認められず、原稿カバーが完全
に閉じた状態であると誤って判断される場合があり、こ
のような場合に、原稿の搬送を行ない移動原稿の読み取
り動作を行なうと、上記と同様に原稿の斜行やジャムを
発生する虞れがあった。
【0012】本発明は上記の問題に鑑みなされたもので
あり、原稿を搬送する原稿搬送手段を有した原稿カバー
を原稿搬送方向に沿って開閉する開閉手段を原稿台の原
稿搬送方向の原稿読み取り位置側に設けることにより、
原稿カバーを開けた状態の重心を低くし、安定した状態
を得ることを可能とすると共に、原稿の搬送方向に対す
る左右両側に均等に搬送力が加わるようにし、原稿の斜
行やジャムの発生を防止することを目的とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の原稿読取装置は、原稿台に原稿を載置固
定して当該原稿を読み取る原稿固定読取手段と、原稿を
搬送させながら当該原稿を読み取る原稿移動読取手段と
を備え、原稿を搬送する原稿搬送手段を有した原稿カバ
ーを原稿搬送方向に沿って開閉する開閉手段を原稿搬送
手段側に設けている。
【0014】上記構成によれば、原稿カバーを開けた時
に、原稿カバーの原稿搬送手段側が下方に位置するた
め、原稿カバーの重心が低くなり、原稿カバーを開けた
状態での姿勢が安定し、しかも、原稿カバーの開閉時の
衝撃を小さくすることが可能となる。
【0015】また、原稿台に原稿を載置固定して当該原
稿を読み取る原稿固定読取手段と、原稿を搬送させなが
ら当該原稿を読み取る原稿移動読取手段とを備え、原稿
を搬送する原稿搬送手段を有した原稿カバーを原稿搬送
方向に沿って開閉する開閉手段を原稿台の原稿搬送方向
の原稿読み取り位置側に設けている。
【0016】上記構成によれば、原稿カバーが僅かに開
いた状態で原稿搬送手段による移動(搬送)原稿の読み
取りを行なった場合であっても、開閉手段が原稿読み取
り位置側に設けられているため、原稿搬送方向に直交す
る方向の原稿カバーと原稿台との間隙の大きさが同一と
なり、原稿の搬送方向に対する左右両側に加わる搬送力
が均等となり、原稿の斜行やジャムの発生を防止するこ
とが可能となる。
【0017】そして、開閉手段を上下に移動するよう構
成している。
【0018】上記構成によれば、原稿台に書籍等厚みの
ある原稿を載置した場合、開閉手段が上方へ移動するこ
とにより、原稿カバーが上方へ移動するため、原稿の開
閉手段に近い部分に偏って原稿カバーの押圧力が加わる
ことなく、原稿全体に渡って原稿カバーの押圧力を加え
ることが可能となる。
【0019】さらに、原稿カバーの原稿台の原稿読み取
り位置に対応する位置に当該カバーの開閉を検出するカ
バー開閉検出手段を設けている。
【0020】上記構成によれば、原稿カバーが僅かだけ
開いた状態であっても、原稿読み取り位置側に開閉手段
が設けられているので、原稿読み取り位置においては原
稿の搬送可能状態となっており、この状態をカバー開閉
検出手段が検出し、原稿を搬送して移動原稿の読み取り
動作が可能であることを検出することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の画像読取装置の実施形態
を説明する。
【0022】この画像読取装置は、図1乃至図5に示す
ように、装置本体1の上面にシート状の原稿を載置する
原稿台2を設けるとともに、該原稿台2を開閉する原稿
カバー3を設けている。
【0023】この原稿カバー3には、原稿台2の原稿読
み取り位置にシート状の原稿を図示矢印Z方向(装置本
体1の右側から左側方向)へ搬送する原稿搬送装置(S
PF,R−SPF)4が設けられており、装置本体1の
搬送(移動)原稿の読み取りを行なう原稿読み取り位置
の原稿搬送方向(図1矢印Z方向)の上流側に原稿カバ
ー3を原稿搬送方向に沿って開閉させるための開閉装置
5が設けられている。
【0024】この開閉装置5は、装置本体1の装着穴1
aに装着されるヒンジ5aと、原稿搬送方向と平行な原
稿カバー3の開閉中心となる開閉軸5bとからなり、原
稿カバー3が装置本体1の原稿搬送方向の下流側(左
側)から原稿搬送方向の上流側(右側)へ開閉するよう
になっている。
【0025】上記ヒンジ5aは円筒状若しくは円柱状に
形成されており、該ヒンジ1aは装置本体1の装着穴1
aに当該装着穴1a内で上下移動可能に嵌挿されてい
る。また、ヒンジ5aは装置本体1の装着穴1aから挿
脱可能に設けられており、原稿台2より大きな図面等の
折り曲げができない原稿の読み取りを行なう場合に、ヒ
ンジ5aを装着穴1aから抜脱することによって、原稿
カバー3を装置本体1から取り外し、このような原稿の
読み取りを可能とするものである。
【0026】さらに、厚みの厚い書籍の画像を読み取る
場合、原稿カバー3を上方へ移動させることにより、書
籍に適切な押圧力を加えることができる。これは、従来
のものにおいては、厚みの厚い書籍の読み取りを行なう
場合に原稿カバー3により原稿台2に書籍を押圧する
時、原稿カバー3のヒンジ側のみが書籍と当接するた
め、書籍に偏った押圧力が加わり、良好な読み取りを行
なうことができなかったが、原稿カバー3を上方へ移動
させることにより、原稿カバーと書籍との当接部分が全
体的な当接状態となることで、適切な押圧を行なうこと
ができる。
【0027】そして、原稿台2の下部に原稿を読み取る
ための原稿読み取り手段である光学ユニット6が設けら
れている。
【0028】上記原稿搬送装置4は、原稿Dを載置する
原稿トレイ11と、該原稿トレイ11に載置された原稿
Dを1枚だけ給紙するためのピックアップローラ12
と、該ピックアップローラ12と当接する捌き板13
と、ピックアップローラ12と捌き板13とにより1枚
だけ給紙された原稿を搬送する主搬送路14と、主搬送
路14により搬送された原稿Dを搬送しながら読み取る
ための原稿台となるプラテンガラス15へ給紙するタイ
ミングを制御するPSローラ16と、プラテンガラス1
5に搬送されてきた原稿Dを押圧する原稿押圧板17
と、原稿押圧板17をプラテンガラス15側に付勢する
押圧バネ18と、プラテンガラス15部分を通過し読み
取られた原稿Dを搬送する搬送ローラ19と、搬送ロー
ラ19により搬送された原稿を原稿カバー3上面に形成
された排紙トレイ20に排紙する排紙ローラ21とを有
している。
【0029】そして、排紙トレイ20と原稿トレイ11
との間に設けられた中間トレイ22と、中間トレイ22
の排紙ローラ21側に原稿Dを排出するトレイを排紙ト
レイ20と中間トレイ22とに切り換えるゲート23
と、中間トレイ22に排紙された原稿Dの表裏を反転さ
せて再度プラテンガラス15部分へ搬送する再搬送路2
4とを備えている。
【0030】上記原稿搬送装置4は、原稿トレイ11に
載置された原稿Dをピックアップローラ12及び捌き板
13により1枚だけピックアップして主搬送路14に給
紙し、この給紙された原稿DをPSローラ16によりタ
イミングを制御して移動原稿読み取り位置となるプラテ
ンガラス15へ搬送する。
【0031】この搬送された原稿Dは原稿押圧板17に
よりプラテンガラス15へ押圧された状態で搬送され、
この搬送される原稿の画像を光学ユニット6により読み
取り、読み取られた原稿Dが片面原稿の場合は、ゲート
23が図示実線の位置に位置した状態で、排紙ローラ2
1により排紙トレイ20上に排紙される。
【0032】そして、読み取られた原稿Dが両面原稿の
場合、ゲート23が図示破線の位置に位置した状態で、
排紙ローラ21により中間トレイ22上に排紙される。
この時、原稿Dの搬送方向下流側の端部を挟持した状態
で排紙ローラ21は停止し、その後、排紙ローラ21を
逆回転させて原稿Dを再搬送路24を介して主搬送路1
4へ再搬送することにより、原稿Dの表裏を反転させて
プラテンガラス15へ搬送し、原稿Dの両面の画像の読
み取りを行なう。
【0033】上記光学ユニット6は、上記プラテンガラ
ス15と、光源25と、原稿Dからの反射光を光電変換
素子(CCD)26に反射する反射ミラー27と、レン
ズ28と、CCD26とから構成されている。
【0034】そして、この光学ユニット6は、矢印Z方
向(装置本体1の右側から左側方向)に移動可能に設け
られており、原稿カバー3を閉じて原稿搬送手段4の搬
送ローラ4aにより原稿を搬送しながら当該原稿の読み
取りを行なう場合、図3の斜線部分で示す原稿移動読み
取り位置(プラテンガラス15)の読み取り中心(一点
鎖線y)へ光学ユニット6の読み取り中心(一点鎖線
x)を移動させ、原稿搬送装置4で搬送される原稿の読
み取りを行なう。
【0035】また、原稿を原稿台2に載置し固定した状
態で原稿の読み取りを行なう場合、原稿カバー3を閉じ
て原稿を原稿台2に固定し、光学ユニット6を矢印Z方
向へ移動させながら当該原稿の読み取りを行なう。
【0036】上記構成の原稿読取装置において、図4
(a)に示すように、原稿カバー3が僅かだけ開いてい
た場合、図4(c)に示すように、原稿カバー3の開放
端側(原稿の搬送方向下流側)と原稿台2との間隙Y1
と、原稿カバー3のヒンジ5aによる支点側と原稿台2
との間隙Y2との関係は、Y1>Y2となり、原稿カバ
ー3の支点側の装置本体1に対する手前側(前面側)と
奥側(背面側)の間隙はY2となっている。
【0037】このように、原稿の搬送方向に対し直交す
る方向における間隙は均等な間隙となっているので、こ
の原稿カバー3の支点側の間隙を原稿カバー3のプラテ
ンガラス15に対向する位置に設けられたカバー開閉検
知センサ29により検知し、このカバー開閉検知センサ
29が原稿カバー3が閉状態であると検知すると、原稿
搬送装置4により原稿を搬送させ、移動(搬送)原稿の
読み取り動作を行なう。
【0038】この時、原稿カバー3の開閉を装置本体1
の手前側若しくは奥側のどちら側でも原稿カバー3の開
閉状態は同一となるため、カバー開閉検知センサ29を
装置本体1の奥側に設けても、従来のような不都合を生
じることはない。
【0039】しかも、原稿カバー3の原稿の搬送方向に
対し直交する方向の間隙はすべて均一な状態となるた
め、原稿に加わる搬送力は均等に加わり、原稿の搬送ジ
ャムを生じることはない。
【0040】さらに、原稿は原稿押圧板17及び押圧バ
ネ18の作用により、プラテンガラス15に押圧されて
いるので、原稿カバー3が僅かだけ開いていても、この
移動原稿読み取り位置において原稿とプラテンガラス1
5との間に間隙が生じることがなく、原稿の画像を正確
に読み取ることができる。
【0041】また、原稿カバー3の原稿搬送装置4を設
けた側をヒンジ5aによる支点側として、原稿カバー3
の開閉を行なうので、原稿カバー3を開けた状態におい
て、駆動モータ等を有する原稿搬送装置4が支点側とな
るため、原稿カバー3の重心が低い位置となり、原稿カ
バー3を開ける時の力が小さくてすみ、しかも、原稿カ
バー3を閉じる時に、原稿台2に加わる衝撃も小さくな
り、この衝撃による原稿搬送装置4の各部品間の取付精
度が低下することがない。
【0042】図5は上記構成の原稿読取装置を用いたプ
リンタを示し、プリンタ本体31の上部に原稿読取装置
が設けられ、この原稿読取装置の光学ユニット6の下方
の一側部に原稿読取装置の読み取り動作により得られた
画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部
32が設けられ、プリンタ本体31の下部に用紙を収納
された給紙カセット33が設けられ、上記光学ユニット
6と給紙カセット33との間で上記画像形成部の側方に
画像形成後の用紙が排紙される用紙排紙トレイ34が設
けられている。
【0043】
【発明の効果】本発明の原稿読取装置は、原稿台に原稿
を載置固定して当該原稿を読み取る原稿固定読取手段
と、原稿を搬送させながら当該原稿を読み取る原稿移動
読取手段とを備え、原稿を搬送する原稿搬送手段を有し
た原稿カバーを原稿搬送方向に沿って開閉する開閉手段
を原稿搬送手段側に設けているので、原稿カバーを開け
た時に、原稿カバーの原稿搬送手段側が下方に位置する
こととなり、原稿カバーの重心が低くなり、原稿カバー
を開けた状態での姿勢が安定し、しかも、原稿カバーの
開閉時の衝撃を小さくすることがき、原稿搬送手段の各
部品間の取付精度の低下を防止することができる。
【0044】また、原稿台に原稿を載置固定して当該原
稿を読み取る原稿固定読取手段と、原稿を搬送させなが
ら当該原稿を読み取る原稿移動読取手段とを備え、原稿
を搬送する原稿搬送手段を有した原稿カバーを原稿搬送
方向に沿って開閉する開閉手段を原稿台の原稿搬送方向
の原稿読み取り位置側に設けているので、原稿カバーが
僅かに開いた状態で原稿搬送手段による移動(搬送)原
稿の読み取りを行なった場合であっても、開閉手段が原
稿読み取り位置側に設けられているため、原稿搬送方向
に直交する方向の原稿カバーと原稿台との間隙の大きさ
が同一となり、原稿の搬送方向に対する左右両側に加わ
る搬送力が均等となり、原稿の斜行やジャムの発生を防
止することができる。
【0045】そして、開閉手段を上下に移動するよう構
成しているので、原稿台に書籍等厚みのある原稿を載置
した場合、開閉手段が上方へ移動することにより、原稿
カバーが上方へ移動するため、原稿の開閉手段に近い部
分に偏って原稿カバーの押圧力が加わることなく、原稿
全体に渡って原稿カバーの押圧力を加えることができ、
良好な読み取り状態を得ることができる。
【0046】さらに、原稿カバーの原稿台の原稿読み取
り位置に対応する位置に当該カバーの開閉を検出するカ
バー開閉検出手段を設けているので、原稿カバーが僅か
だけ開いた状態であっても、原稿読み取り位置において
は原稿の搬送可能状態となっており、この状態をカバー
開閉検出手段が検出し、原稿を搬送して移動原稿の読み
取り動作が可能であることを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿読取装置の実施形態を示す斜視図
である。
【図2】本発明の原稿読取装置の実施形態を示す断面図
である。
【図3】本発明の原稿読取装置における移動(搬送)原
稿読み取り中心と、光学ユニットの読み取り中心と、原
稿カバーの回転軸との関係を示す説明図である。
【図4】本発明の原稿読取装置における原稿カバーの開
状態の間隙の関係を示し、(a)は原稿読取装置の断面
図であり、(b)は原稿の搬送方向に対し直交する方向
における原稿カバーと原稿台との間隙の大きさを示す説
明図であり、(c)は原稿の搬送方向における原稿カバ
ーと原稿台との間隙の大きさを示す説明図である。
【図5】本発明の原稿読取装置を用いたプリンタを示す
断面図である。
【図6】従来の原稿読取装置の実施形態を示す斜視図で
ある。
【図7】従来の原稿読取装置における移動(搬送)原稿
読み取り中心と、光学ユニットの読み取り中心と、原稿
カバーの回転軸との関係を示す説明図である。
【図8】従来の原稿読取装置における原稿カバーの開状
態の間隙の関係を示し、(a)は原稿読取装置の断面図
であり、(b)は原稿の搬送方向に対し直交する方向に
おける原稿カバーと原稿台との間隙の大きさを示す説明
図でる。
【符号の説明】
1 装置本体 2 原稿台 3 原稿カバー 4 原稿搬送装置 5 開閉装置 5a ヒンジ 6 光学ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 AA04 AA58 BA52 3F343 FA03 FB02 FB03 GA02 GB01 GC01 GD01 HA01 HA12 HB01 JA01 LA04 LA15 LC12 LD12 5C062 AA05 AB00 AB17 AB30 AB32 AC58 AD02 AD06 BA00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台に原稿を載置固定して当該原稿を
    読み取る原稿固定読取手段と、原稿を搬送させながら当
    該原稿を読み取る原稿移動読取手段とを備えた原稿読取
    装置において、 原稿を搬送する原稿搬送手段を有した原稿カバーを原稿
    搬送方向に沿って開閉する開閉手段を原稿搬送手段側に
    設けたことを特徴とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿台に原稿を載置固定して当該原稿を
    読み取る原稿固定読取手段と、原稿を搬送させながら当
    該原稿を読み取る原稿移動読取手段とを備えた原稿読取
    装置において、 原稿を搬送する原稿搬送手段を有した原稿カバーを原稿
    搬送方向に沿って開閉する開閉手段を原稿台の原稿搬送
    方向の原稿読み取り位置側に設けたことを特徴とする原
    稿読取装置。
  3. 【請求項3】 上記開閉手段を上下に移動するよう構成
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の原稿
    読取装置。
  4. 【請求項4】 上記原稿カバーの原稿台の原稿読み取り
    位置に対応する位置に当該カバーの開閉を検出するカバ
    ー開閉検出手段を設けたことを特徴とする請求項2記載
    の原稿読取装置。
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JP27563499A Pending JP2001100467A (ja) 1999-09-29 1999-09-29 原稿読取装置

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