JP2001100101A - 撮像光学系 - Google Patents

撮像光学系

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JP2001100101A
JP2001100101A JP28103299A JP28103299A JP2001100101A JP 2001100101 A JP2001100101 A JP 2001100101A JP 28103299 A JP28103299 A JP 28103299A JP 28103299 A JP28103299 A JP 28103299A JP 2001100101 A JP2001100101 A JP 2001100101A
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Japan
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eccentricity
optical system
optical element
imaging optical
rotationally asymmetric
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JP28103299A
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Toru Miyajima
徹 宮島
Kokichi Kenno
研野孝吉
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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    • G02OPTICS
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    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/02Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices involving prisms or mirrors
    • G02B23/06Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices involving prisms or mirrors having a focussing action, e.g. parabolic mirror

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏心収差と共に色収差が補正され、広い画角
においても明瞭で歪みの少ない像を与える小型の撮像光
学系を提供すること。 【解決手段】 互いに偏心して配置された撮像光学素子
10及び回折光学素子20で構成され、撮像光学素子1
0は、少なくとも3つの隣合って配置された光学面11
〜13からなり、その3つの光学面の中、少なくとも1
つは曲面で構成され、かつ、光学面間で少なくとも2回
以上の反射をする撮像光学系。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像光学系に関
し、特に、反射偏心撮像光学素子と回折光学素子からな
る撮像光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型の反射偏心撮像光学系で、2次元撮
像が可能な従来の周知なものとして、特開平10−33
3040号のものがある。上記光学系は、少なくとも瞳
面よりも像側に後側光学群を有し、前記後側光学群は、
物体中心を射出して瞳中心を通り像中心に到達する光線
を軸上主光線とするとき、前記主光線に対して面全体が
傾くように偏心配置された少なくとも3つ面を備えた光
学系を有し、反射作用と透過作用を共有し回転対称面形
状の曲面と、反射作用を有し偏心により発生する回転非
対称な偏心収差を補正する回転非対称面形状の曲面とか
らなることを特徴とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の反射偏心撮像光
学系において発生する色収差は、その光学系によってだ
けでは収差補正が十分できないため、撮像画像の画質低
下の原因となっていた。
【0004】従来、共軸光学系においては、正レンズに
対して負レンズを組み合わせることにより色収差を補正
している。屈折型の正レンズに対して負レンズは、色収
差、像面湾曲共に補正することができる。しかし、反射
型の正レンズに対して負レンズは色収差は補正できる
が、像面湾曲が大きくなってしまう傾向を持つ。これ
は、屈折型の正レンズが負の像面湾曲を持つのに対し
て、反射型の正レンズは正の像面湾曲を持つためであ
る。
【0005】また、従来の反射偏心接眼光学系は、比較
的焦点距離が長いため、小さな撮像素子に結像させる
と、撮影範囲が狭いものになってしまう。
【0006】本発明は従来技術のこのような問題点に鑑
みてなされたのもであり、その目的は、偏心収差と共に
色収差が補正され、広い画角においても明瞭で歪みの少
ない像を与える小型の撮像光学系を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の撮像光学系は、互いに偏心して配置された撮像光学
素子及び回折光学素子で構成され、前記撮像光学素子
は、少なくとも3つの隣合って配置された光学面からな
り、前記の3つの光学面の中、少なくとも1つは曲面で
構成され、かつ、前記光学面間で少なくとも2回以上の
反射をすることを特徴とするものである。
【0008】以下、本発明において上記構成をとる理由
と作用について説明する。
【0009】本発明の撮像光学系は、反射偏心撮像光学
素子とその物体側又は像面側に配置された回折光学素子
とからなることを特徴とする。
【0010】回折光学素子は負の非常に強い分散(アッ
ベ数−3.45)を持つため、正レンズに対して色収差
の補正ができ、かつ、ペッツバール和が0のため、像面
湾曲に対する影響がない。このため、反射型の正レンズ
である反射偏心撮像光学素子と回折光学素子とを組み合
わせて、像面湾曲を増大させずに色収差のみさらに補正
することができる。
【0011】したがって、撮影範囲の広い反射偏心撮像
光学系に回折光学素子を組み込むことにより、像面湾曲
を大きくすることなく、色収差を補正し、広い画角にお
いても明瞭で歪みの少ない像を与えることができる。
【0012】また、(光学系全体の焦点距離)/(回折
光学素子の焦点距離)の値をFとするとき、 −1<F<1 ・・・(1) なる条件を満足することが好ましい。
【0013】なお、ここで、偏心光学系の焦点距離は次
のように定義される。図9に示すように、光学系の偏心
方向をY軸方向に取った場合に、光学系に軸上主光線2
と平行なY−Z面内の微少高さdの光線を物体側から入
射させ、光学系から射出する側でその2つの光線のY−
Z面内でなす角のsinをNA’yiとし、NA’yi
/dをY方向の光学系全体のパワーPyとし、同様に、
光学系に軸上主光線2と平行なX−Z面内の微少高さd
の光線を物体側から入射させ、光学系から射出する側で
その2つの光線のY−Z面に直交し射出した軸上主光線
を含む面内でなす角のsinをNA’xiとし、NA’
xi/dをX方向の光学系全体のパワーPxとする。そ
して、このパワーPx、Pyの逆数をそれぞれ光学系全
体のX方向、Y方向の焦点距離Fx、Fyとする。そし
て、本発明においては、この両者を含めて(光学系全体
の焦点距離)とするが、後記の実施例においては、Fy
を(光学系全体の焦点距離)としている。
【0014】この条件(1)は光学系全体と回折光学素
子の収差補正のバランスを決める条件であり、この上限
の1を越えると、回折光学素子の収差補正量が過剰とな
り、また、下限の−1を越えると、収差補正量が不足と
なり、光学系で発生する色収差に対し回折光学素子で補
正する収差のバランスが崩れ、良好な収差補正を達成す
ることができなくなる。
【0015】さらに好ましくは、 −0.1<F<0.1 ・・・(1−1) なる条件を満足することが好ましい。
【0016】さらに好ましくは、 0<F<0.1 ・・・(1−2) なる条件を満足することが好ましい。
【0017】本発明の撮像光学系の撮像光学素子として
は、少なくとも3つの面で構成される空間が屈折率が1
より大きい透明媒質で満たされてなるプリズム部材から
構成することが現実的である。
【0018】そして、その撮像光学素子を構成する曲面
が、その面内及び面外共に回転対称軸を有しない回転非
対称面形状を少なくとも1面有し、回転非対称面は全反
射作用又は反射作用を有し、物点中心を射出して、瞳中
心を通り像中心に到達する光線を軸上主光線とすると
き、軸上主光線に対して回転非対称面が傾いて配置さ
れ、回転非対称面は、偏心により発生する回転非対称な
収差を回転非対称面形状で補正するものであり、撮像光
学素子の物体側又は像面側に回折光学素子が配置されて
いるものとすると、偏心収差、色収差共に良好に補正さ
れた撮像光学系を達成することができる。
【0019】なお、本発明で用いる上記の回転非対称面
は、対称面を1面のみ有する面対称自由曲面であること
が好ましい。ここで、本発明で使用する自由曲面とは、
以下の式(a)で定義されるものである。なお、その定
義式のZ軸が自由曲面の軸となる。
【0020】 ここで、(a)式の第1項は球面項、第2項は自由曲面
項である。
【0021】球面項中、 c:頂点の曲率 k:コーニック定数(円錐定数) r=√(X2 +Y2 ) である。
【0022】自由曲面項は、 ただし、Cj (jは2以上の整数)は係数である。
【0023】上記自由曲面は、一般的には、X−Z面、
Y−Z面共に対称面を持つことはないが、本発明ではX
の奇数次項を全て0にすることによって、Y−Z面と平
行な対称面が1つだけ存在する自由曲面となる。例え
ば、上記定義式(a)においては、C2 、C5 、C7
9 、C12、C14、C16、C18、C20、C23、C25、C
27、C29、C31、C33、C35・・・の各項の係数を0に
することによって可能である。
【0024】また、Yの奇数次項を全て0にすることに
よって、X−Z面と平行な対称面が1つだけ存在する自
由曲面となる。例えば、上記定義式においては、C3
5、C8 、C10、C12、C14、C17、C19、C21、C
23、C25、C27、C30、C32、C34、C36・・・の各項
の係数を0にすることによって可能である。
【0025】また上記対称面の方向の何れか一方を対称
面とし、それに対応する方向の偏心、例えば、Y−Z面
と平行な対称面に対して光学系の偏心方向はY軸方向
に、X−Z面と平行な対称面に対しては光学系の偏心方
向はX軸方向にすることで、偏心により発生する回転非
対称な収差を効果的に補正しながら同時に製作製をも向
上させることが可能となる。
【0026】また、上記定義式(a)は、前述のように
1つの例として示したものであり、本発明は、対称面を
1面のみ有する回転非対称面を用いることで偏心により
発生する回転非対称な収差を補正し、同時に製作製も向
上させるということが特徴であり、他のいかなる定義式
に対しても同じ効果が得られることは言うまでもない。
【0027】ところで、前記のプリズム部材の1つの構
成としては、透過作用を有する第1面と、反射作用と透
過作用とを兼ねた第2面と、反射作用を有する第3面と
の3つの光学面からなり、物体からの光が、第1面を透
過して前記プリズム部材に入射し、第2面で反射され、
第3面で反射され、第2面を透過して前記プリズム部材
から射出するように構成されているものとすることがで
きる。
【0028】
【発明実施の形態】以下、本発明の撮像光学系の実施例
1〜5について説明する。なお、各実施例の構成パラメ
ータは後に示す。
【0029】各実施例において、図1に示すように、光
学系の面番号1の絞り面の中心を偏心光学系の原点とし
て、軸上主光線2を物体中心を出て、絞り1の中心を通
る光線で定義する。物体中心から光学系の第1面まで軸
上主光線2に沿って進む方向をZ軸方向、このZ軸と像
面中心を含む平面をY−Z平面とし、光線が光学系の面
によって折り曲げられる面内の方向で、かつ、Y−Z平
面内のZ軸に直交する方向にY軸をとる。物点から光学
系の第1面に向かう方向をZ軸の正方向とし、Y軸の正
方向を図の上方向にとる。そして、Y軸、Z軸と右手直
交座標系を構成する軸をX軸とする。
【0030】実施例1〜5では、このY−Z平面内で各
面の偏心を行っており、また、各回転非対称自由曲面の
唯一の対称面をY−Z面としている。
【0031】偏心面については、光学系の原点の中心か
ら、その面の面頂位置の偏心量(X軸方向、Y軸方向、
Z軸方向をそれぞれX,Y,Z)と、その面の中心軸
(自由曲面については、前記(a)式のZ軸、非球面に
ついては、後記の(b)式のZ軸)のX軸、Y軸、Z軸
それぞれを中心とする傾き角(それぞれα,β,γ
(°))とが与えられている。なお、その場合、αとβ
の正はそれぞれの軸の正方向に対して反時計回りを、γ
の正はZ軸の正方向に対して時計回りを意味する。
【0032】また、各実施例の光学系を構成する光学作
用面の中、特定の面とそれに続く面が共軸光学系を構成
する場合には、面間隔が与えられており、その他、媒質
の屈折率、アッベ数が慣用法に従って与えられている。
【0033】また、本発明で用いられる自由曲面の面の
形状は前記(a)式により定義し、その定義式のZ軸が
自由曲面の軸となる。
【0034】また、非球面は、以下の定義式で与えられ
る回転対称非球面である。
【0035】 Z=(y2 /R)/[1+{1−(1+K)y2 /R2 1 /2] +Ay4 +By6 +Cy8 +Dy10+…… ・・・(b) なお、データの記載されていない自由曲面、非球面に関
する項は0である。屈折率については、d線(波長58
7.56nm)に対するものを表記してある。長さの単
位はmmである。
【0036】また、自由曲面の他の定義式として、以下
の(c)式で与えられるZernike多項式がある。
この面の形状は以下の式により定義する。その定義式の
Z軸がZernike多項式の軸となる。回転非対称面
の定義は、X−Y面に対するZの軸の高さの極座標で定
義され、AはX−Y面内のZ軸からの距離、RはZ軸回
りの方位角で、Z軸から測った回転角で表せられる。
【0037】 x=R×cos(A) y=R×sin(A) Z=D2 +D3 Rcos(A)+D4 Rsin(A) +D5 2 cos(2A)+D6 (R2 −1)+D7 2 sin(2A) +D8 3 cos(3A) +D9 (3R3 −2R)cos(A) +D10(3R3 −2R)sin(A)+D113 sin(3A) +D124cos(4A)+D13(4R4 −3R2 )cos(2A) +D14(6R4 −6R2 +1)+D15(4R4 −3R2 )sin(2A) +D164 sin(4A) +D175 cos(5A) +D18(5R5 −4R3 )cos(3A) +D19(10R5 −12R3 +3R)cos(A) +D20(10R5 −12R3 +3R)sin(A) +D21(5R5 −4R3 )sin(3A) +D225 sin(5A) +D236cos(6A)+D24(6R6 −5R4 )cos(4A) +D25(15R6 −20R4 +6R2 )cos(2A) +D26(20R6 −30R4 +12R2 −1) +D27(15R6 −20R4 +6R2 )sin(2A) +D28(6R6 −5R4 )sin(4A) +D296sin(6A)・・・・・ ・・・(c) なお、X軸方向に対称な光学系として設計するには、D
4 ,D5 ,D6 、D100,D11,D12,D13,D14,D
20,D21,D22…を利用する。
【0038】その他の面の例として、次の定義式(d)
があげられる。
【0039】Z=ΣΣCnmXY 例として、k=7(7次項)を考えると、展開したと
き、以下の式で表せる。
【0040】 Z=C2 +C3 Y+C4 |X| +C5 2 +C6 Y|X|+C7 2 +C8 3 +C9 2 |X|+C10YX2 +C11|X3 | +C124 +C133 |X|+C142 2 +C15Y|X3 |+C164 +C175 +C184 |X|+C193 2 +C202 |X3 | +C21YX4 +C22|X5 | +C236 +C245 |X|+C254 2 +C263 |X3 | +C272 4 +C28Y|X5 |+C296 +C307 +C316 |X|+C325 2 +C334 |X3 | +C343 4 +C352 |X5 |+C36YX6 +C37|X7 | ・・・(d) なお、本発明の実施例では、前記(a)式を用いた自由
曲面で面形状が表現されているが、上記(c)式、
(d)式を用いても同様の作用効果を得られるのは言う
までもない。
【0041】また、回折光学素子に関しては、例えば
「光学系デザイナーのための小型光学エレメント」第
6、7章(オプトロニクス社刊)や「SPIE」第12
6巻、p.46〜53(1977)等に記載されてお
り、可視域でのアッべ数ν=−3.453、部分分散比
θg,F =0.03であり、その回折格子の間隔を自由に
変えることが可能なため、任意の非球面レンズ面と等価
に扱える。以下では、「SPIE」第126巻、p.4
6〜53(1977)に記載されている「ultra−
high index method」を用いている。
【0042】図1〜図5にそれぞれ実施例1〜5の撮像
光学系の偏心方向の断面図を示す。各実施例の水平画角
は43.78°、垂直画角は33.16°、入射瞳径は
実施例1〜3、5は1.25mm、実施例4は1.75
mmである。
【0043】実施例1〜4は、それぞれ図1〜図4に示
すように、順光線追跡で、物体側から光の通る順に、絞
り1、偏心プリズム10、回折光学素子20、平行平板
30、像面8からなり、偏心プリズム10は、光線の通
る順に、入射屈折面の第1面11と、全反射面と射出屈
折面を兼ねる第2面12と、内部反射面の第3面13と
からなり、回折光学素子20はその入射側の面に回折面
21が設けられている。
【0044】実施例5は、図5に示すように、順光線追
跡で、物体側から光の通る順に、絞り1、回折光学素子
20、偏心プリズム10、平行平板30、像面8からな
り、偏心プリズム10は、光線の通る順に、入射屈折面
の第1面11と、全反射面と射出屈折面を兼ねる第2面
12と、内部反射面の第3面13とからなり、回折光学
素子20はその入射側の面に回折面21が設けられてい
る。
【0045】以下に上記各実施例の構成パラメータを示
す。以下の表中の“FFS”は自由曲面、“ASS”は
非球面、“DOE”は回折面をそれぞれ示す。
【0046】 (実施例1) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ 120.00 1 ∞(絞り) 偏心(1) 2 FFS 偏心(2) 1.5254 55.8 3 FFS 偏心(3) 1.5254 55.8 4 FFS 偏心(4) 1.5254 55.8 5 FFS 偏心(3) 6 ASS(DOE) 偏心(5) 1001.0681 -3.5 7 ∞ 偏心(5) 1.5254 55.8 8 ∞ 偏心(6) 9 ∞ 偏心(7) 1.5163 64.1 10 ∞ 偏心(8) 像 面 ∞ 偏心(9) ASS R 168504.50 K -1.0000 A 2.8577×10-7 B -2.0404×10-8 FFS C4 3.2301×10-26 3.2206×10-28 -3.3921×10-310 -2.7260×10-311 7.3457×10-413 -2.7483×10-415 -1.5716×10-317 3.9878×10-519 1.2794×10-521 6.1993×10-6 FFS C4 3.7647×10-36 2.4601×10-38 6.3843×10-410 7.7978×10-411 -3.0687×10-413 -3.3674×10-415 -1.2374×10-417 3.9878×10-519 1.2794×10-521 6.1993×10-6 FFS C4 2.2145×10-26 2.0516×10-28 9.1268×10-410 1.7447×10-311 -2.0845×10-413 -4.6441×10-415 -1.9364×10-417 3.9878×10-519 1.2794×10-521 6.1993×10-6 偏心(1) X 0.00 Y 0.00 Z 0.00 α 0.00 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.00 Z 1.52 α 21.15 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 0.03 Z 3.51 α -45.65 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 3.37 Z 4.27 α -81.50 β 0.00 γ 0.00 偏心(5) X 0.00 Y -0.41 Z 5.72 α -71.15 β 0.00 γ 0.00 偏心(6) X 0.00 Y -1.85 Z 6.15 α -71.15 β 0.00 γ 0.00 偏心(7) X 0.00 Y -3.37 Z 6.59 α -71.15 β 0.00 γ 0.00 偏心(8) X 0.00 Y -3.90 Z 6.75 α -71.15 β 0.00 γ 0.00 偏心(9) X 0.00 Y -4.57 Z 6.94 α -71.15 β 0.00 γ 0.00 。
【0047】 (実施例2) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ 100.00 1 ∞(絞り) 偏心(1) 2 FFS 偏心(2) 1.5254 55.8 3 FFS 偏心(3) 1.5254 55.8 4 FFS 偏心(4) 1.5254 55.8 5 FFS 偏心(3) 6 ASS(DOE) 偏心(5) 1001.0681 -3.5 7 ∞ 偏心(5) 1.5254 55.8 8 ∞ 偏心(6) 9 ∞ 偏心(7) 1.5163 64.1 10 ∞ 偏心(8) 像 面 ∞ 偏心(9) ASS R 167947.12 K -1.0000 A 2.8355×10-7 B -2.0524×10-8 FFS C4 3.2473×10-26 3.2306×10-28 -3.3937×10-310 -2.7291×10-311 7.6406×10-413 -2.6269×10-415 -1.5664×10-317 4.0687×10-519 1.2674×10-521 6.1858×10-6 FFS C4 3.7240×10-36 2.4489×10-38 6.3565×10-410 7.7892×10-411 -3.0851×10-413 -3.3678×10-415 -1.2385×10-417 4.0687×10-519 1.2674×10-521 6.1858×10-6 FFS C4 2.2177×10-26 2.0535×10-28 9.1218×10-410 1.7442×10-311 -2.0776×10-413 -4.6357×10-415 -1.9379×10-417 4.0687×10-519 1.2674×10-521 6.1858×10-6 偏心(1) X 0.00 Y 0.00 Z 0.00 α 0.00 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.00 Z 1.51 α 21.22 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 0.03 Z 3.51 α -45.61 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 3.38 Z 4.27 α -81.54 β 0.00 γ 0.00 偏心(5) X 0.00 Y -0.43 Z 5.72 α -71.37 β 0.00 γ 0.00 偏心(6) X 0.00 Y -1.87 Z 6.13 α -71.37 β 0.00 γ 0.00 偏心(7) X 0.00 Y -3.41 Z 6.58 α -71.37 β 0.00 γ 0.00 偏心(8) X 0.00 Y -3.94 Z 6.73 α -71.37 β 0.00 γ 0.00 偏心(9) X 0.00 Y -4.61 Z 6.92 α -71.37 β 0.00 γ 0.00 。
【0048】 (実施例3) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ 100.00 1 ∞(絞り) 偏心(1) 2 FFS 偏心(2) 1.5254 55.8 3 FFS 偏心(3) 1.5254 55.8 4 FFS 偏心(4) 1.5254 55.8 5 FFS 偏心(3) 6 ASS(DOE) 偏心(5) 1001.0681 -3.5 7 ∞ 偏心(5) 1.5254 55.8 8 ∞ 偏心(6) 9 ∞ 偏心(7) 1.5163 64.1 10 ∞ 偏心(8) 像 面 ∞ 偏心(9) ASS R 189993.46 K -1.0000 A 1.5437×10-7 B -1.3824×10-8 FFS C4 2.6894×10-26 3.0340×10-28 -2.7339×10-310 -3.9117×10-311 1.1504×10-313 2.3711×10-415 -1.7602×10-317 3.8565×10-519 2.2049×10-521 7.4841×10-6 FFS C4 4.8731×10-36 3.2135×10-38 8.3515×10-410 9.4504×10-411 -2.6553×10-413 -3.6616×10-415 -1.5373×10-417 3.8565×10-519 2.2049×10-521 7.4841×10-6 FFS C4 2.4041×10-26 2.3470×10-28 7.9647×10-410 1.7022×10-311 -1.8199×10-413 -4.2777×10-415 -2.1400×10-417 3.8565×10-519 2.2049×10-521 7.4841×10-6 偏心(1) X 0.00 Y 0.00 Z 0.00 α 0.00 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.00 Z 1.34 α 20.76 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y -0.15 Z 3.66 α -45.70 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 2.94 Z 4.62 α -81.19 β 0.00 γ 0.00 偏心(5) X 0.00 Y 0.00 Z 5.86 α -69.74 β 0.00 γ 0.00 偏心(6) X 0.00 Y -1.43 Z 6.33 α -69.74 β 0.00 γ 0.00 偏心(7) X 0.00 Y -3.82 Z 7.12 α -69.74 β 0.00 γ 0.00 偏心(8) X 0.00 Y -4.35 Z 7.29 α -69.74 β 0.00 γ 0.00 偏心(9) X 0.00 Y -5.01 Z 7.51 α -69.74 β 0.00 γ 0.00 。
【0049】 (実施例4) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ 120.00 1 ∞(絞り) 偏心(1) 2 FFS 偏心(2) 1.5254 55.8 3 FFS 偏心(3) 1.5254 55.8 4 FFS 偏心(4) 1.5254 55.8 5 FFS 偏心(3) 6 ASS(DOE) 偏心(5) 1001.0681 -3.5 7 ∞ 偏心(5) 1.5254 55.8 8 ∞ 偏心(6) 9 ∞ 偏心(7) 1.5163 64.1 10 ∞ 偏心(8) 像 面 ∞ 偏心(9) ASS R 152047.24 K -1.0000 A 1.6279×10-7 B -1.2207×10-8 FFS C4 3.2450×10-26 3.4473×10-28 -2.0879×10-310 -2.8230×10-311 2.8411×10-413 -2.4585×10-415 -1.2350×10-317 1.7504×10-519 1.0950×10-521 3.2640×10-6 FFS C4 4.8562×10-36 1.9144×10-38 8.7540×10-410 8.3041×10-411 -2.2038×10-413 -2.4603×10-415 -9.5128×10-517 1.7504×10-519 1.0950×10-521 3.2640×10-6 FFS C4 2.3554×10-26 2.2135×10-28 7.4724×10-410 1.3652×10-311 -1.2422×10-413 -2.7625×10-415 -1.3568×10-417 1.7504×10-519 1.0950×10-521 3.2640×10-6 偏心(1) X 0.00 Y 0.00 Z 0.00 α 0.00 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.00 Z 1.82 α 19.94 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y -0.43 Z 4.42 α -46.15 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 3.56 Z 5.88 α -81.80 β 0.00 γ 0.00 偏心(5) X 0.00 Y 0.39 Z 7.22 α -69.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(6) X 0.00 Y -1.04 Z 7.69 α -69.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(7) X 0.00 Y -3.05 Z 8.34 α -69.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(8) X 0.00 Y -3.58 Z 8.51 α -69.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(9) X 0.00 Y -4.24 Z 8.72 α -69.47 β 0.00 γ 0.00 。
【0050】 (実施例5) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ 120.00 1 ∞(絞り) 偏心(1) 2 ASS(DOE) 偏心(1) 1001.0681 -3.5 3 ∞ 偏心(1) 1.5254 55.8 4 ∞ 偏心(2) 5 FFS 偏心(3) 1.5254 55.8 6 FFS 偏心(4) 1.5254 55.8 7 FFS 偏心(5) 1.5254 55.8 8 FFS 偏心(4) 9 ∞ 偏心(6) 1.5163 64.1 10 ∞ 偏心(7) 像 面 ∞ 偏心(8) ASS R 187069.65 K -1.0000 A -1.4405×10-7 B -4.6473×10-7 FFS C4 4.1263×10-36 1.1031×10-28 -4.1889×10-310 -6.3731×10-311 1.5699×10-313 1.5682×10-315 -9.7577×10-417 5.0556×10-519 3.8368×10-521 5.8074×10-6 FFS C4 8.9471×10-36 5.3532×10-38 -3.4269×10-410 5.0180×10-411 3.2151×10-513 -3.5719×10-415 -1.0965×10-417 5.0556×10-519 3.8368×10-521 5.8074×10-6 FFS C4 2.8447×10-26 2.7227×10-28 -5.5674×10-510 1.1471×10-311 -2.2868×10-513 -3.9218×10-415 -1.2699×10-417 5.0556×10-519 3.8368×10-521 5.8074×10-6 偏心(1) X 0.00 Y 0.00 Z 0.00 α 0.00 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.00 Z 1.50 α 0.00 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 0.00 Z 1.93 α 19.77 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y -0.35 Z 3.35 α -45.68 β 0.00 γ 0.00 偏心(5) X 0.00 Y 2.54 Z 4.36 α -80.35 β 0.00 γ 0.00 偏心(6) X 0.00 Y -4.04 Z 7.12 α -65.89 β 0.00 γ 0.00 偏心(7) X 0.00 Y -4.55 Z 7.32 α -65.89 β 0.00 γ 0.00 偏心(8) X 0.00 Y -5.20 Z 7.57 α -65.89 β 0.00 γ 0.00 。
【0051】上記実施例1の各画角に対する横収差状況
を図6に、歪曲収差の状況を図7に示す。横収差を表す
図6において、括弧内に示された数字は(水平(X方
向)画角,垂直(Y方向)画角)を表し、その画角にお
ける横収差図を示す。
【0052】なお、実施例1〜5の光学系全体の焦点距
離=f1 、回折光学素子20の焦点距離=f2 、f1
2 =Fの値はそれぞれ次の通りである。
【0053】
【0054】なお、以上のような構成において、回折光
学素子20の回折面21を設ける基板にパワーを持たせ
るようにすることも可能である。
【0055】また、回折光学素子20の種類として、透
明部と不透明部を交互に配置した振幅変調型の回折面
や、高屈折率部と低屈折率部を交互に配置して屈折率差
による位相差にて回折作用を持たせた回折面、矩形状の
凹凸を交互に配置して厚みの差による位相差にて回折作
用を持たせた2レベルのバイナリー形状の回折面、キノ
フォームと呼ばれる、表面を鋸歯形状にして連続的な位
相差にて回折作用を持たせた回折面、キノフォームを4
レベル以上の階段形状に近似したバイナリー形状の回折
面等があげられる。
【0056】さて、以上のような本発明の撮像光学系
は、例えばCCDを撮像素子とする小型TVカメラある
いは電子カメラのような撮像装置に用いられる。図8に
本発明の撮像光学系40を、電子撮像素子としてCCD
42を用いた撮像装置に組み込んだ構成の概念図を示
す。この撮像装置において、絞り1の前方にカバーガラ
ス41あるいはパワーを持つレンズを配置して構成され
ており、物体像は撮像光学系40により赤外線カットフ
ィルター、光学ローパスフィルター等のフィルター類3
0(実施例1〜5の平行平板に対応)を介して像面に配
置されたCCD42上に結像され、その物体像はCCD
42によって映像信号に変換され、その映像信号は処理
手段43により電子ファインダーとして作用するLCD
(液晶表示素子)44上に直接表示されると共に、撮像
装置に内蔵した記録媒体45中に記録される。また、撮
像装置はマイク46を備え、映像信号記録と同時に音声
情報記録も同様に行う。また、処理手段43において、
撮像光学系40の歪曲収差等の収差情報を記録媒体45
あるいは処理手段43に付属したメモリ等に予め保持し
ておき、その情報をもとにデジタル画像処理技術を用い
て光学系40で発生する歪曲収差等の収差を補正するよ
うにすることもできる。
【0057】このような撮像装置において、本発明に基
づき撮像光学系40の構成要素数の低減、小型化によ
り、装置としての小型化やコストダウンが達成できる。
【0058】以上の本発明の撮像光学系及びそれを用い
た撮像装置は例えば次のように構成することができる。
【0059】〔1〕 互いに偏心して配置された撮像光
学素子及び回折光学素子で構成され、前記撮像光学素子
は、少なくとも3つの隣合って配置された光学面からな
り、前記の3つの光学面の中、少なくとも1つは曲面で
構成され、かつ、前記光学面間で少なくとも2回以上の
反射をすることを特徴とする撮像光学系。
【0060】〔2〕 前記撮像光学素子は、前記の少な
くとも3つの面で構成される空間が屈折率が1より大き
い透明媒質で満たされてなるプリズム部材から構成され
ていることを特徴とする上記1記載の撮像光学系。
【0061】〔3〕 前記撮像光学素子を構成する曲面
が、その面内及び面外共に回転対称軸を有しない回転非
対称面形状を少なくとも1面有し、前記回転非対称面は
全反射作用又は反射作用を有し、物点中心を射出して、
瞳中心を通り像中心に到達する光線を軸上主光線とする
とき、前記軸上主光線に対して前記回転非対称面が傾い
て配置され、前記回転非対称面は、偏心により発生する
回転非対称な収差を前記回転非対称面形状で補正するも
のであり、前記撮像光学素子の物体側又は像面側に前記
回折光学素子が配置されていることを特徴とする上記1
又は2記載の撮像光学系。
【0062】〔4〕 前記プリズム部材は、透過作用を
有する第1面と、反射作用と透過作用とを兼ねた第2面
と、反射作用を有する第3面との3つの光学面からな
り、物体からの光が、第1面を透過して前記プリズム部
材に入射し、第2面で反射され、第3面で反射され、第
2面を透過して前記プリズム部材から射出するように構
成されていることを特徴とする上記2又は3記載の撮像
光学系。
【0063】〔5〕 (光学系全体の焦点距離)/(回
折光学素子の焦点距離)の値をFとするとき、 −1<F<1 ・・・(1) なる条件を満足する上記1から4の何れか1項記載の撮
像光学系。
【0064】〔6〕 上記5記載の光学系において、さ
らに、 −0.1<F<0.1 ・・・(1−1) なる条件を満足する撮像光学系。
【0065】〔7〕 上記5記載の光学系において、さ
らに、 0<F<0.1 ・・・(1−2) なる条件を満足する撮像光学系。
【0066】〔8〕 上記1から7の何れか1項におい
て、前記光学系によって形成される物体像を受光するた
めに配置された撮像素子を有することを特徴とする撮像
装置。
【0067】
〔9〕 上記8において、前記撮像素子が
受光した光を電気情報に変換する作用を有する電子撮像
素子にて形成されていることを特徴とする撮像装置。
【0068】〔10〕 上記9において、前記電子撮像
素子により受光した物体像を観察するための観察手段を
備えていることを特徴とする撮像装置。
【0069】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、偏心反射光学系からなる撮像光学素子と回折
光学素子を組み合わせることにより、偏心収差と共に色
収差が補正され、広い画角においても明瞭で歪みの少な
い像を与える小型の撮像光学系を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の撮像光学系の偏心方向の断
面図である。
【図2】本発明の実施例2の撮像光学系の偏心方向の断
面図である。
【図3】本発明の実施例3の撮像光学系の偏心方向の断
面図である。
【図4】本発明の実施例4の撮像光学系の偏心方向の断
面図である。
【図5】本発明の実施例5の撮像光学系の偏心方向の断
面図である。
【図6】実施例1の横収差図である。
【図7】実施例1の歪曲収差図である。
【図8】本発明の撮像光学系を撮像装置に組み込んだ構
成の概念図である。
【図9】本発明の撮像光学系の焦点距離を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1…絞り 2…軸上主光線 3…レンズ系 4…偏心プリズム光学系 8…像面 10…偏心プリズム 11…第1面 12…第2面 13…第3面 20…回折光学素子 21…回折面 30…平行平板(フィルター類) 40…撮像光学系 41…カバーガラス 42…CCD 43…処理手段 44…LCD(液晶表示素子) 45…記録媒体 46…マイク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに偏心して配置された撮像光学素子
    及び回折光学素子で構成され、前記撮像光学素子は、少
    なくとも3つの隣合って配置された光学面からなり、前
    記の3つの光学面の中、少なくとも1つは曲面で構成さ
    れ、かつ、前記光学面間で少なくとも2回以上の反射を
    することを特徴とする撮像光学系。
  2. 【請求項2】 前記撮像光学素子は、前記の少なくとも
    3つの面で構成される空間が屈折率が1より大きい透明
    媒質で満たされてなるプリズム部材から構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像光学系。
  3. 【請求項3】 前記撮像光学素子を構成する曲面が、そ
    の面内及び面外共に回転対称軸を有しない回転非対称面
    形状を少なくとも1面有し、前記回転非対称面は全反射
    作用又は反射作用を有し、物点中心を射出して、瞳中心
    を通り像中心に到達する光線を軸上主光線とするとき、
    前記軸上主光線に対して前記回転非対称面が傾いて配置
    され、前記回転非対称面は、偏心により発生する回転非
    対称な収差を前記回転非対称面形状で補正するものであ
    り、前記撮像光学素子の物体側又は像面側に前記回折光
    学素子が配置されていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の撮像光学系。
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