JP2001098877A - さく岩機のロッドのねじ部 - Google Patents

さく岩機のロッドのねじ部

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JP2001098877A
JP2001098877A JP27458299A JP27458299A JP2001098877A JP 2001098877 A JP2001098877 A JP 2001098877A JP 27458299 A JP27458299 A JP 27458299A JP 27458299 A JP27458299 A JP 27458299A JP 2001098877 A JP2001098877 A JP 2001098877A
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JP
Japan
Prior art keywords
rod
screw portion
rock drill
screw
thread
Prior art date
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Pending
Application number
JP27458299A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ebara
好雄 江原
Hidetaka Tomosada
英貴 友定
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 さく岩機のロッドのねじ部の各ねじ山にかか
る荷重を均一化して損傷を低減する。 【解決手段】 螺合接続するための雄ねじが形成されて
いるさく岩機1のシャンクロッド2のねじ部12におい
て、中心に先端側が大径となるテーパー孔16を設け
る。シャンクロッド2のねじ部12は、テーパー孔16
によって、螺合するとき先端側ほど変形が大きくなっ
て、荷重が後方まで分散され、各ねじ山にかかる荷重が
均一化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、さく岩機のシャン
クロッド、ドリルロッド等のロッドを螺合接続するため
のねじ部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】土木、鉱山、採石等の現場でさく孔作業
に使用されるアンカードリル、ジャンボ、クローラドリ
ル等のさく孔装置では、ガイドシェルに搭載されたさく
岩機からロッドを介してロッド先端に取付けたビットに
打撃と回転を伝達すると共に、送り機構によってさく岩
機に送りを与えてさく孔する。
【0003】図3に示すように、従来のさく岩機51
は、打撃機構としてシリンダ57内で前後摺動する打撃
ピストン53を備えている。また、回転機構としてモー
タ54の出力軸に固定された駆動歯車55と、外周に駆
動歯車55と噛合う被動歯車58を有し、内周にスプラ
イン溝59を有するチャックドライバ56とを備えてい
る。
【0004】さく岩機51の前部には、チャックドライ
バ56のスプライン溝59にはまり合うスプライン歯1
0を有するシャンクロッド52が挿着されている。シャ
ンクロッド52の先端のねじ部62には雄ねじが形成さ
れており、このねじ部62にドリルロッド61が螺合接
続される。長孔をさく孔する場合には、複数本のドリル
ロッド61がスリーブ(図示略)を介して螺合接続され
る。
【0005】さく孔時には、シャンクロッド52は、打
撃ピストン53から打撃が与えられ、モータ54から駆
動歯車55、チャックドライバ56を介して回転が与え
られて、この打撃と回転とをドリルロッド61に伝達す
る。複数本のドリルロッド61が接続されている場合に
は、打撃と回転とがスリーブを介して順次前方のドリル
ロッドに伝達される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】シャンクロッド52
は、さく孔時に打撃と回転とをねじ部62でドリルロッ
ド61に伝達する。このときねじ部62の各ねじ山にか
かる荷重は均一ではなく、図4に示すように、先端側
(図上左側)が極めて大きく後方へ行くに従って減少す
る。これはスリーブと接続される各ドリルロッドのねじ
部においても同様である。
【0007】さく岩機の打撃数、打撃力、回転力は極め
て大であり、これを伝達するねじ部の各ねじ山にかかる
荷重がこのように不均一であると、先端側のねじ山のみ
で大きい荷重を負担することになるのでねじ部が損傷し
易い。この発明は、さく岩機のロッドのねじ部における
かかる問題を解決するものであって、各ねじ山にかかる
荷重を均一化して損傷を低減することのできるさく岩機
のロッドのねじ部を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、螺合接続す
るための雄ねじが形成されているさく岩機のロッドのね
じ部において、中心に先端側が大径となるテーパー孔を
設けることにより上記課題を解決している。さく孔時に
は、シャンクロッドは、打撃機構から打撃が与えられ、
回転機構から回転が与えられて、この打撃と回転とをド
リルロッドに伝達する。シャンクロッドのねじ部やスリ
ーブで接続される各ドリルロッドのねじ部では、先端側
が大径となるテーパー孔が設けられているので、螺合す
るとき先端側ほど変形が大きくなって、荷重が後方まで
分散されるようになり、各ねじ山にかかる荷重が均一化
される。これにより、各ねじ山にかかる荷重の最大値が
小さくなってねじ部の損傷が低減される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
るさく岩機の構成図、図2はロッドのねじ部の各ねじ山
にかかる荷重の状態を示す説明図である。ここで、さく
岩機1はアンカードリル用であって、打撃機構としてシ
リンダ7内で前後摺動する打撃ピストン3を備えてい
る。また、回転機構としてモータ4の出力軸に固定され
た駆動歯車5と、外周に駆動歯車5と噛合う被動歯車8
を有し、内周にスプライン溝9を有するチャックドライ
バ6とを備えている。
【0010】さく岩機1の前部には、チャックドライバ
6のスプライン溝9にはまり合うスプライン歯10を有
するシャンクロッド2が挿着されている。シャンクロッ
ド2の先端のねじ部12には雄ねじが形成されており、
このねじ部12にドリルロッド11が螺合接続されてい
る。また、さく岩機1には、駆動歯車5、チャックドラ
イバ6の被動歯車8、スプライン溝9、シャンクロッド
2のスプライン歯10等の潤滑を行うための給油孔13
と排油孔14が設けられている。さらに、シャンクロッ
ド2の中心には、後端部が給油孔13と連通しねじ部1
2へ潤滑油を供給する潤滑油孔15が設けられている。
【0011】この潤滑油孔15は、ねじ部12の中心に
おいて、先端側が大径となるテーパー孔16となってい
る。さく孔時には、シャンクロッド2は、打撃ピストン
3から打撃が与えられ、モータ4から駆動歯車5、チャ
ックドライバ6を介して回転が与えられて、この打撃と
回転とをロッド11に伝達する。
【0012】給油孔13からは潤滑油が圧縮空気と共に
オイルミストとして供給され、駆動歯車5、チャックド
ライバ6の被動歯車8、スプライン溝9、シャンクロッ
ド2のスプライン歯10等を潤滑した後排油孔14から
排出される。また、潤滑油の一部は、シャンクロッド2
の中心に設けられた潤滑油孔15からシャンクロッド2
の前端部へ供給され、シャンクロッド2とロッド11と
の間の隙間を通りながらねじ部12の潤滑と冷却を行
う。
【0013】シャンクロッド2は、さく孔時に打撃と回
転とをねじ部12でドリルロッド11に伝達するが、シ
ャンクロッド2のねじ部12には、先端側が大径となる
テーパー孔16が設けるられているので、螺合するとき
先端側ほど変形が大きくなって、図2に示すように荷重
が後方まで分散されるようになり、各ねじ山にかかる荷
重が均一化される。これにより、各ねじ山にかかる荷重
の最大値が小さくなってねじ部の損傷が低減される。
【0014】長孔をさく孔する場合には、複数本のドリ
ルロッドがスリーブ(図示略)を介して接続される。こ
の場合にも、各ドリルロッドのねじ部の中心に先端側が
大径となるテーパー孔を設けることにより、各ドリルロ
ッドのねじ部において同様に各ねじ山にかかる荷重が均
一化される。よって、各ねじ山にかかる荷重の最大値が
小さくなってねじ部の損傷が低減される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のさく岩機
のシャンクロッドのねじ部は、各ねじ山にかかる荷重を
均一化して損傷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるさく岩機の構成図
である。
【図2】ロッドのねじ部の各ねじ山にかかる荷重の状態
を示す説明図である。
【図3】従来のさく岩機の構成図である。
【図4】従来のロッドのねじ部の各ねじ山にかかる荷重
の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 さく岩機 2 シャンクロッド 3 打撃ピストン 4 モータ 5 駆動歯車 6 チャックドライバ 7 シリンダ 8 被動歯車 9 スプライン溝 10 スプライン歯 11 ロッド 12 ねじ部 13 給油孔 14 排油孔 15 潤滑油孔 16 テーパー孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺合接続するための雄ねじが形成されて
    いるさく岩機のロッドのねじ部であって、中心に先端側
    が大径となるテーパー孔を設けたことことを特徴とする
    さく岩機のロッドのねじ部。
JP27458299A 1999-09-28 1999-09-28 さく岩機のロッドのねじ部 Pending JP2001098877A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008115529A (ja) * 2006-10-31 2008-05-22 Furukawa Rock Drill Co Ltd さく岩機の潤滑油の回収装置
WO2012044127A2 (ko) * 2010-09-30 2012-04-05 In Suk Shin 헤드부를 갖는 천공장치
CN113895864A (zh) * 2021-10-09 2022-01-07 贵州捷盛钻具股份有限公司 一种锻制钎杆横向输送装置

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