JP2001097660A - 乗客コンベアの移動手摺り異常診断装置 - Google Patents

乗客コンベアの移動手摺り異常診断装置

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JP2001097660A
JP2001097660A JP27298399A JP27298399A JP2001097660A JP 2001097660 A JP2001097660 A JP 2001097660A JP 27298399 A JP27298399 A JP 27298399A JP 27298399 A JP27298399 A JP 27298399A JP 2001097660 A JP2001097660 A JP 2001097660A
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handrail
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Takashi Fukuda
崇 福田
Takeyoshi Ando
武喜 安藤
Masayuki Abe
賢行 阿部
Toshiaki Matsuo
利昭 松尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動手摺りの異常を早期に検出することがで
き、かつ比較的安価な乗客コンベアの移動手摺り異常診
断装置の提供。 【解決手段】 移動手摺り2に備えられる速度検出器1
0と、この速度検出器10の出力値の変化を演算して出
力変化値が所定値となったことを判定する判定部11
と、前記の出力変化値が所定値となったことを記憶する
データ記憶部12と、このデータ記憶部12の記憶信号
を監視室14および管制センタ15へ送信する通信部1
3とからなっている。これにより、エスカレータ運転中
に移動手摺り2の異常を判定できるとともに、高価なレ
ーザ変位計や磁気装置を要せずに済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータ等の
乗客コンベアの移動手摺り異常診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエスカレータにおいて、無端状に
配列された踏段を駆動装置により駆動するとともに、こ
の駆動装置でチェーンを介して駆動ローラを駆動し、こ
の駆動ローラとの摩擦力で移動手摺りを前記の踏段と同
一方向に同一速度で駆動するようになっている。
【0003】このようなエスカレータでは、移動手摺り
と駆動ローラとの摩擦や移動手摺りの曲げ等が原因で移
動手摺り表面および裏面の帆布が次第に損傷したり、移
動手摺り内の芯線が損傷、切断してしまうことがある。
これに伴って新しい移動手摺りと交換する場合、移動手
摺りの全長、色などが納入先毎に異なるため、新しい移
動手摺りを入手するのに時間がかかったり、メーカで多
くの移動手摺りを在庫する必要がある。
【0004】また、周囲温度、湿度や長時間停止による
移動手摺りの曲がりぐせ等が原因で移動手摺りの走行抵
抗が移動手摺りと駆動ローラの摩擦力により大きくな
り、移動手摺りと駆動ローラとの間に滑りが生じること
がある。また、移動手摺りに水や油の付着、移動手摺り
の駆動ローラの接触による帆布の損傷等により移動手摺
りと駆動ローラとの間の摩擦係数が減少して、移動手摺
りと駆動ローラとの間に滑りが生じることもある。これ
が原因となって、移動手摺りがノッキング現象を起こす
ことがあり、このノッキング現象が大きいと乗客に不快
感をもたらす恐れがある。
【0005】そこで従来、上記のような移動手摺りの異
常を診断する一手段として、例えば公開平7−2776
57号公報に記載されるように、レーザ変位計にて移動
手摺り裏面の帆布の損傷を検査するものが提案されてい
る。
【0006】また、例えば公開平6−316394号公
報に記載されるように、磁気により移動手摺りの芯線損
傷を検査するものも提案されている。
【0007】また、例えば公開昭62−63273号公
報に記載されるように、移動手摺りの走行路上に設けた
ローラと、このローラに連結された速度検出手段により
移動手摺り速度を検出し、この検出速度が踏段の速度よ
り遅いときに踏段の速度を可変させる手段を備えるとと
もに、移動手摺りの速度が踏段の速度より所定時間遅く
なった場合、エスカレータを停止させる手段を備えたも
のが提案されており、この従来技術では、踏段と移動手
摺りの速度に差があった場合、移動手摺りを握ってエス
カレータに乗っている乗客が体のバランスを崩すことを
防止できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術にあって、レーザ変位計や磁気装置により異常の
検出を行なうものでは、高価なものになってしまうとい
う問題がある。
【0009】また、移動手摺りの走行路上のローラに連
結された速度検出手段により移動手摺り速度を検出する
ものでは、踏段と移動手摺りの速度差を検出しているだ
けであり、移動手摺りのノッキング現象の有無を判定で
きないという問題がある。
【0010】本発明は、このような従来における実情に
鑑みてなされたもので、その目的は、移動手摺りの異常
を早期に検出することができ、かつ比較的安価である乗
客コンベアの移動手摺り異常診断装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る発明は、無端状に配列され
た踏段と、この踏段と同一方向に同一速度で運行される
無端状の移動手摺りと、これらの踏段と移動手摺りを駆
動する電動機および減速機とを備えた乗客コンベアの移
動手摺り異常診断装置において、前記移動手摺りの移動
速度を検出する速度検出器と、この速度検出器の出力値
の変化を演算し、この演算した出力変化値が所定値とな
ったことを判定する判定部と、前記出力変化値が所定値
となったことを記憶するデータ記憶部と、このデータ記
憶部の記憶信号を監視室および管制センタの少なくとも
一方へ送信する通信部とを備えた構成にしてある。
【0012】また、上記目的を達成するため、本発明の
請求項2に係る発明は、無端状に配列された踏段と、こ
の踏段と同一方向に同一速度で運行される無端状の移動
手摺りと、これらの踏段と移動手摺りを駆動する電動機
および減速機とを備えた乗客コンベアの移動手摺り異常
診断装置において、前記移動手摺りの移動速度を検出す
る速度検出器と、この速度検出器の出力値の変化を演算
し、この演算した出力変化値が所定値となったことを判
定する判定部と、前記出力変化値が所定値となったこと
が前記移動手摺りの周回毎に発生したことを記憶するデ
ータ記憶部と、このデータ記憶部の記憶信号を監視室お
よび管制センタの少なくとも一方へ送信する通信部とを
備えた構成にしてある。
【0013】また、上記目的を達成するため、本発明の
請求項3に係る発明は、無端状に配列された踏段と、こ
の踏段と同一方向に同一速度で運行される無端状の移動
手摺りと、これらの踏段と移動手摺りを駆動する電動機
および減速機とを備えた乗客コンベアの移動手摺り異常
診断装置において、前記移動手摺りに、この移動手摺り
の移動速度を測定する速度検出器を着脱可能に取付ける
とともに、この速度検出器の出力値の変化を演算し、こ
の演算した出力変化値が所定値となったことを判定する
判定部と、この判定部による判定結果を表示する表示部
とを備え、これらの判定部および表示部を持ち運び可能
とした構成にしてある。
【0014】上記のように構成した本発明では、乗客コ
ンベアの運転中に移動手摺りの移動速度を速度検出器に
より検出して、判定部により演算した出力変化値を所定
値と比較判定する。例えば、移動手摺りの損傷により移
動手摺りに凹凸部が発生した場合、この凹凸部の距離が
大きくなるため、この凹凸部を速度検出器が通ったとき
速度検出器の出力値は増大する。また、移動手摺りと駆
動ローラとの間で滑りが発生すると、その滑り個所で速
度検出器の出力値が大きく変化する。これにより、移動
手摺りの帆布損傷およびノッキング現象などの異常が発
生したことを早期に検出でき、また、レーザ変位計や磁
気装置を用いていないので比較的安価である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の乗客コンベアの移
動手摺り異常診断装置の実施の形態を図に基づいて説明
する。
【0016】図1は本発明の一実施形態に係る乗客コン
ベアの移動手摺り異常診断装置を示すブロック図、図2
は移動手摺りの異常の前兆として現れる移動手摺りの凹
凸部の一例を示す説明図、図3は図1の異常診断装置に
備えられる速度検出器から出力される速度検出値を示す
説明図、図4は図1の異常診断装置により移動手摺りの
異常を診断する際の処理手順を示すフローチャート、図
5は図1の異常診断装置に備えられる速度検出器を移動
手摺りの外側に取付けた状態を示す説明図、図6は図1
の異常診断装置に備えられる速度検出器を移動手摺りの
内側に取付けた状態を示す説明図である。
【0017】図1に示すエスカレータは、無端状に配列
された踏段1と、この踏段1と同一方向に同一速度で運
行される無端状の移動手摺り2と、これらの踏段1と移
動手摺り2を駆動する電動機3および減速機4とを備え
ており、駆動チェーン5,6,7を介して駆動ローラ8
を駆動し、この駆動ローラ8との摩擦力で移動手摺り2
を踏段と同一方向に同一速度で駆動するようになってい
る。
【0018】本実施形態の異常診断装置9は、同図1に
示すように、移動手摺り2に備えられる速度検出器10
と、この速度検出器10の出力値の変化を演算して出力
変化値が所定値となったことを判定する判定部11と、
前記の出力変化値が所定値となったことを記憶するデー
タ記憶部12と、このデータ記憶部12の記憶信号を外
部の監視室14および管制センタ15へ送信する通信部
13とから構成されている。
【0019】この実施形態の異常診断装置9にあって
は、エスカレータ走行中に速度検出器10により移動手
摺り2の移動速度を検出するとともに、判定部11で移
動手摺り2の速度変化を演算し、その差が所定値になっ
たか否かを判定する。その結果、移動手摺り2の速度変
化が所定値以上で判定した場合、データ記憶部12は移
動手摺り2の速度変化および判定結果を記憶し、データ
記憶部12で記憶した内容を通信部13から監視室14
や管制センタ15へ送信する。
【0020】通常、エスカレータ走行中に移動手摺り2
は一定速度Vにて動作しており、速度検出器10の出力
値もあるばらつきを持ちながら一定の値を示す。しかし
ながら、例えば、移動手摺り2の異常により図2に示す
ように凹凸部2aが発生した場合、凹凸部2aが無いと
きの距離Lに対し、凹凸部2aがあるときの距離はL’
と大きくなるため、速度検出器10が移動手摺り2の凹
凸部2aを通った時、移動手摺り2自体の速度Vは変化
しないため、速度検出器10の出力値b1は凹凸部2a
の個所で増大する。この凹凸部2aは移動手摺り2が一
回転(一周回)する毎に一定の周期Tをもち速度検出器
10の出力値b1のように現れる。また、移動手摺り2
のノッキング現象が発生すると速度検出器10の出力値
が図3のa部で大きく変化する。
【0021】また、判定部11では、図4に示す処理手
順にしたがって移動手摺り2の速度変化から移動手摺り
2の異常を検出するようになっている。すなわち、エス
カレータ走行中に、まず手順S1として判定部11に記
憶されるデータを初期化し、手順S2として速度検出器
10で移動手摺り2の移動速度を検出するとともに、判
定部11で移動手摺り2の速度変化を演算し、速度測定
値Vhが下限速度値V1以上か否かを判定する。このと
き、速度測定値Vhが下限速度値V1以下であると判定
した場合、手順S3として下限回数C1をカウントし、
手順S4として、次に入力された移動手摺り2の速度測
定値Vhが上限速度値V2以上か否かを判定する。
【0022】その結果、移動手摺り2の速度測定値Vh
が上限速度値V2以上の時は単発異常であるので、手順
S5として前記の下限回数C1を初期化した後、手順S
6として異常回数Cnをカウントした後、手順S7とし
て異常回数Cnがノッキング回数設定値N5になったか
を判定する。このとき、異常回数Cnがノッキング回数
設定値N5でない場合、手順S8として移動手摺り2の
長さCtをカウントし、手順S9として移動手摺り2の
長さCtが移動手摺り2の長さ設定値Lhになったか否
かを判定し、このとき移動手摺り2の長さCt=長さ設
定値Lhであれば移動手摺り2の一周分とみなし、手順
S10にて周回数Csをカウントした後、手順S11に
て周回数Csが周回数設定値N3になったか否かを判定
する。このとき周回数Cs=周回数設定値N3であれ
ば、設定周回数分の測定が終了したとみなし、手順S1
2として異常回数Cnが異常回数設定値N4になったか
否かを判定する。このとき異常回数Cn=異常回数設定
値N4になった場合、手順S13として、移動手摺り2
の帆布損傷などの異常発生として判定部11より異常検
知を行なう。
【0023】なお、前記の手順S9で移動手摺り2の長
さCt=長さ設定値Lhでない場合、移動手摺り2の一
周分の測定が終了していないとみなし手順S2へ戻り、
前記の手順S11で移動手摺り2の周回数Cs=周回数
設定値N3でない場合、設定周回数分の測定が終了して
いないとみなし手順S2へ戻り、前記の手順S12で異
常回数Cn=異常回数設定値N4でない場合も、手順S
2へ戻る。
【0024】また、前記の手順S2で移動手摺り2の速
度測定値Vhが下限速度値V1以下でないとき、手順S
14として移動手摺り2の速度測定値Vhが上限速度値
V2以上か否かを判定し、否の時は正常であるため手順
S8へ進む。しかし、手順S14で移動手摺り2の速度
測定値Vhが上限速度値V2以上であると判定した場
合、手順S15として上限回数C2をカウントし、手順
S16として、次に入力された移動手摺り2の速度測定
値Vhが下限速度値V1以下か否かを判定する。このと
き、移動手摺り2の速度測定値Vhが下限速度値V1以
下の時は単発異常であるので、手順S17にて前記の上
限回数C2を初期化した後、手順S6へ進む。また、前
記の手順S16にて、次に入力された移動手摺り2の速
度測定値Vhが下限速度値V1以下でないとき、手順S
18にて上限回数C2が上限回数設定値N2になったか
否かを判定し、否の時は手順S15へ戻り、一方、上限
回数C2=上限回数設定値N2のときは移動手摺り2の
異常と認められないため、手順S19として前記の上限
回数C2を初期化した後、手順S8へ進む。
【0025】さらに、前記の手順S4にて、次に入力さ
れた移動手摺り2の速度測定値Vhが上限速度値V2以
上でないとき、手順S20として下限回数C1が下限回
数設定値N1になったか否かを判定し、否の時は手順S
3へ戻る。一方、下限回数C1=下限回数設定値N1の
ときは、移動手摺り2の異常と認められないため、手順
S21にて前記の下限回数C1を初期化した後、手順S
8へ進む。
【0026】このように構成した本実施形態の異常診断
装置9では、エスカレータ運転中に移動手摺り2の移動
速度を速度検出器10により検出して、判定部11によ
り演算した出力変化値を所定値と比較判定することによ
り、移動手摺り2の帆布損傷およびノッキング現象など
の異常が発生したことを早期に検出できる。
【0027】また、本実施形態の異常診断装置9では、
移動手摺り2の異常が発生したことを監視室14や管制
センタ15へ通報するため、移動手摺り2の異常に対す
る早期対策が可能となり、移動手摺り2が危機的な状態
になることを防止できる。
【0028】また、本実施形態の異常診断装置9では、
レーザ変位計や磁気装置を用いていないので比較的安価
である。
【0029】なお、本実施形態では、図5に示すように
速度検出器10を移動手摺り2の外側に取付けてもよ
く、あるいは図6に示すように移動手摺り2の内側に取
付けてもよい。さらに、移動手摺り2の速度変化異常と
判定する所定値を、移動手摺り2の速度ばらつき以上に
設定しておけば、誤検出を防止できる。
【0030】図7は本発明の他の実施形態に係る乗客コ
ンベアの移動手摺り異常診断装置を示すブロック図であ
る。なお、図7において前述した図1〜図6に示すもの
と同等のものには同一符号を付してある。
【0031】図7に示す本実施形態の異常診断装置16
は、前述した図1〜図6に示すものに比べて、移動手摺
り2に着脱可能に取付けられる速度検出器17と、この
速度検出器17の出力値の変化を演算し、この演算した
出力変化値が所定値となったことを判定する判定部18
と、この判定部18による判定結果を表示する表示部1
9とからなり、これらの判定部18および表示部19は
持ち運び可能である。
【0032】このように構成した本実施形態の異常診断
装置16でも、エスカレータ運転中に移動手摺り2の移
動速度を速度検出器17により検出して、判定部18に
より演算した出力変化値を所定値と比較判定することに
より、移動手摺り2の帆布損傷およびノッキング現象な
どの異常が発生したことを早期に検出でき、また、レー
ザ変位計や磁気装置を用いていないので比較的安価であ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動手摺りの移動速度を検出して速度設定値と比較判定
することにより、移動手摺りの帆布損傷およびノッキン
グ現象などの異常が発生したことを早期に検出でき、ま
た、レーザ変位計や磁気装置を用いていないので比較的
安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの移動
手摺り異常診断装置を示すブロック図である。
【図2】移動手摺りの異常の前兆として現れる移動手摺
りの凹凸部の一例を示す説明図である。
【図3】図1の異常診断装置に備えられる速度検出器か
ら出力される速度検出値を示す説明図である。
【図4】図1の異常診断装置により移動手摺りの異常を
診断する際の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図1の異常診断装置に備えられる速度検出器を
移動手摺りの外側に取付けた状態を示す説明図である。
【図6】図1の異常診断装置に備えられる速度検出器を
移動手摺りの内側に取付けた状態を示す説明図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る乗客コンベアの移
動手摺り異常診断装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 踏段 2 移動手摺り 2a 凹凸部 3 電動機 4 減速機 5、6、7 駆動チェーン 8 駆動ローラ 9 異常診断装置 10 速度検出器 11 判定部 12 データ記憶部 13 通信部 14 監視室 15 管制センタ 16 異常診断装置 17 速度検出器 18 判定部 19 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 賢行 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 松尾 利昭 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 3F321 EA08 EA17 EB08 EC11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状に配列された踏段と、この踏段と
    同一方向に同一速度で運行される無端状の移動手摺り
    と、これらの踏段と移動手摺りを駆動する電動機および
    減速機とを備えた乗客コンベアの移動手摺り異常診断装
    置において、 前記移動手摺りの移動速度を検出する速度検出器と、こ
    の速度検出器の出力値の変化を演算し、この演算した出
    力変化値が所定値となったことを判定する判定部と、前
    記出力変化値が所定値となったことを記憶するデータ記
    憶部と、このデータ記憶部の記憶信号を監視室および管
    制センタの少なくとも一方へ送信する通信部とを備えた
    ことを特徴とする乗客コンベアの移動手摺りの異常診断
    装置。
  2. 【請求項2】 無端状に配列された踏段と、この踏段と
    同一方向に同一速度で運行される無端状の移動手摺り
    と、これらの踏段と移動手摺りを駆動する電動機および
    減速機とを備えた乗客コンベアの移動手摺り異常診断装
    置において、 前記移動手摺りの移動速度を検出する速度検出器と、こ
    の速度検出器の出力値の変化を演算し、この演算した出
    力変化値が所定値となったことを判定する判定部と、前
    記出力変化値が所定値となったことが前記移動手摺りの
    周回毎に発生したことを記憶するデータ記憶部と、この
    データ記憶部の記憶信号を監視室および管制センタの少
    なくとも一方へ送信する通信部とを備えたことを特徴と
    する乗客コンベアの移動手摺りの異常診断装置。
  3. 【請求項3】 無端状に配列された踏段と、この踏段と
    同一方向に同一速度で運行される無端状の移動手摺り
    と、これらの踏段と移動手摺りを駆動する電動機および
    減速機とを備えた乗客コンベアの移動手摺り異常診断装
    置において、 前記移動手摺りに、この移動手摺りの移動速度を測定す
    る速度検出器を着脱可能に取付けるとともに、この速度
    検出器の出力値の変化を演算し、この演算した出力変化
    値が所定値となったことを判定する判定部と、この判定
    部による判定結果を表示する表示部とを備え、これらの
    判定部および表示部を持ち運び可能としたことを特徴と
    する乗客コンベアの移動手摺りの異常診断装置。
  4. 【請求項4】 前記速度検出器を、前記移動手摺りの内
    側に取付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の乗客コンベアの移動手摺りの異常診断装置。
  5. 【請求項5】 前記速度検出器を、前記移動手摺りの外
    側に取付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の乗客コンベアの移動手摺りの異常診断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029540A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Hitachi Building Systems Co Ltd 乗客コンベアのハンドレール駆動力監視装置
JP2017121992A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 株式会社日立製作所 乗客コンベア及びその制御方法

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JP2009029540A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Hitachi Building Systems Co Ltd 乗客コンベアのハンドレール駆動力監視装置
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