JP2001094134A - 太陽電池用架台 - Google Patents
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- F24S25/00—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
- F24S25/10—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules extending in directions away from a supporting surface
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で簡単に施工ができ、しかも、ケーブル
を紫外線や雨などから保護して劣化を防止可能とする。 【解決手段】 太陽電池モジュール３に取付けられる太
陽電池モジュール枠材４を脚５，６で固定して所定角度
に傾斜させる架台本体７を備えた太陽電池用架台であっ
て、架台本体７の背面部分のみに遮蔽板８を設けるよう
にしている。
を紫外線や雨などから保護して劣化を防止可能とする。 【解決手段】 太陽電池モジュール３に取付けられる太
陽電池モジュール枠材４を脚５，６で固定して所定角度
に傾斜させる架台本体７を備えた太陽電池用架台であっ
て、架台本体７の背面部分のみに遮蔽板８を設けるよう
にしている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユニット住宅の
陸屋根などに取付けられる太陽電池用架台に関するもの
である。
陸屋根などに取付けられる太陽電池用架台に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】陸屋根住宅に対して太陽電池を設置する
場合、従来は、基礎およびアングル材で所定の角度を有
する架台を形成し、この架台の上に太陽電池モジュール
を設置するようにしている。
場合、従来は、基礎およびアングル材で所定の角度を有
する架台を形成し、この架台の上に太陽電池モジュール
を設置するようにしている。
【０００３】また、特開平８−２７４３６号公報には、
脚とこの脚の外周部を覆う遮蔽板とからなる太陽電池用
架台が開示されている。
脚とこの脚の外周部を覆う遮蔽板とからなる太陽電池用
架台が開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の太陽電池用架台では、接続する太陽電池モジュール
間に隙間があると、太陽電池モジュール裏面側に配設さ
れるケーブルが、紫外線や熱や雨などにより劣化すると
いう問題がある。また、ケーブル裏面も屋根面の反射光
などにより劣化する。そのために、紫外線や雨などに当
たる部分はＰＦ管の中を通すなどしてケーブルを保護す
る必要が有るが、ＰＦ管を所定の長さに切断したり、Ｐ
Ｆ管を太陽電池モジュールの枠材に固定したりするのに
施工工数が掛るという問題がある。
来の太陽電池用架台では、接続する太陽電池モジュール
間に隙間があると、太陽電池モジュール裏面側に配設さ
れるケーブルが、紫外線や熱や雨などにより劣化すると
いう問題がある。また、ケーブル裏面も屋根面の反射光
などにより劣化する。そのために、紫外線や雨などに当
たる部分はＰＦ管の中を通すなどしてケーブルを保護す
る必要が有るが、ＰＦ管を所定の長さに切断したり、Ｐ
Ｆ管を太陽電池モジュールの枠材に固定したりするのに
施工工数が掛るという問題がある。
【０００５】また、上記特開平８−２７４３６号公報の
太陽電池用架台では、遮蔽板が脚の外周部を覆っている
ので、反射光などによるケーブルの劣化の問題はない
が、太陽電池モジュール間に隙間があると、この部分は
ケーブルが保護されないという問題がある。また、遮蔽
板で外周全体を覆っているため、太陽電池用架台を製作
する工数が多く掛り、且つ、太陽電池用架台の部材コス
トが高く付く。
太陽電池用架台では、遮蔽板が脚の外周部を覆っている
ので、反射光などによるケーブルの劣化の問題はない
が、太陽電池モジュール間に隙間があると、この部分は
ケーブルが保護されないという問題がある。また、遮蔽
板で外周全体を覆っているため、太陽電池用架台を製作
する工数が多く掛り、且つ、太陽電池用架台の部材コス
トが高く付く。
【０００６】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、簡単に施工ができ、しかも、ケーブルを紫外線
や雨などから保護して劣化を防止可能で、安価な太陽電
池用架台を提供することにある。
解消し、簡単に施工ができ、しかも、ケーブルを紫外線
や雨などから保護して劣化を防止可能で、安価な太陽電
池用架台を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１に記載された発明では、太陽電池モジュー
ルに取付けられる太陽電池モジュール枠材を脚で固定し
て所定角度に傾斜させる架台本体を備えた太陽電池用架
台において、前記架台本体の背面部分のみに遮蔽板を設
けたことを特徴としている。
に、請求項１に記載された発明では、太陽電池モジュー
ルに取付けられる太陽電池モジュール枠材を脚で固定し
て所定角度に傾斜させる架台本体を備えた太陽電池用架
台において、前記架台本体の背面部分のみに遮蔽板を設
けたことを特徴としている。
【０００８】このように構成された請求項１にかかる発
明によれば、前記架台本体の背面部分のみに遮蔽板を設
けるようにしたことにより、安価で且つ簡単に施工がで
き、しかも、ケーブルを紫外線や雨などから保護して劣
化を防止可能とすることができる。
明によれば、前記架台本体の背面部分のみに遮蔽板を設
けるようにしたことにより、安価で且つ簡単に施工がで
き、しかも、ケーブルを紫外線や雨などから保護して劣
化を防止可能とすることができる。
【０００９】請求項２に記載された発明では、太陽電池
モジュールに取付けられる太陽電池モジュール枠材を脚
で固定して所定角度に傾斜させる架台本体を備えた太陽
電池用架台において、左右に隣接する太陽電池モジュー
ル枠材の下方を開放し、前記架台本体の背面部分に遮蔽
板を設けたことを特徴としている。
モジュールに取付けられる太陽電池モジュール枠材を脚
で固定して所定角度に傾斜させる架台本体を備えた太陽
電池用架台において、左右に隣接する太陽電池モジュー
ル枠材の下方を開放し、前記架台本体の背面部分に遮蔽
板を設けたことを特徴としている。
【００１０】このように構成された請求項２にかかる発
明によれば、左右に隣接する太陽電池モジュール枠材の
側面部分の下方を開放することにより、太陽電池モジュ
ールどうしを直列にケーブルで接続することができる。
左右に隣接する太陽電池モジュール枠材の側面部分の下
方を開放して通気路を形成することにより、太陽電池モ
ジュールを冷却することができる。
明によれば、左右に隣接する太陽電池モジュール枠材の
側面部分の下方を開放することにより、太陽電池モジュ
ールどうしを直列にケーブルで接続することができる。
左右に隣接する太陽電池モジュール枠材の側面部分の下
方を開放して通気路を形成することにより、太陽電池モ
ジュールを冷却することができる。
【００１１】請求項３に記載された発明では、太陽電池
モジュールに取付けられる太陽電池モジュール枠材を脚
で固定して所定角度に傾斜させる架台本体を備えた太陽
電池用架台において、隣接する前記太陽電池モジュール
枠材間に隙間がある場合に、太陽電池モジュール枠材間
に前記隙間を覆う遮蔽板を接合したことを特徴としてい
る。
モジュールに取付けられる太陽電池モジュール枠材を脚
で固定して所定角度に傾斜させる架台本体を備えた太陽
電池用架台において、隣接する前記太陽電池モジュール
枠材間に隙間がある場合に、太陽電池モジュール枠材間
に前記隙間を覆う遮蔽板を接合したことを特徴としてい
る。
【００１２】このように構成された請求項３にかかる発
明によれば、隣接する前記太陽電池モジュール枠材間に
前記隙間を覆う遮蔽板を接合したことにより、隙間部分
におけるケーブルの劣化を防止することができる。
明によれば、隣接する前記太陽電池モジュール枠材間に
前記隙間を覆う遮蔽板を接合したことにより、隙間部分
におけるケーブルの劣化を防止することができる。
【００１３】請求項４に記載された発明では、太陽電池
モジュールに取付けられる太陽電池モジュール枠材を脚
で固定して所定角度に傾斜させる架台本体を備えた太陽
電池用架台において、隣接する前記太陽電池モジュール
枠材間に隙間がある場合に、太陽電池モジュール枠材に
鍔部を設け、該鍔部に前記隙間を覆う遮蔽板を接合した
ことを特徴としている。
モジュールに取付けられる太陽電池モジュール枠材を脚
で固定して所定角度に傾斜させる架台本体を備えた太陽
電池用架台において、隣接する前記太陽電池モジュール
枠材間に隙間がある場合に、太陽電池モジュール枠材に
鍔部を設け、該鍔部に前記隙間を覆う遮蔽板を接合した
ことを特徴としている。
【００１４】このように構成された請求項４にかかる発
明によれば、前記鍔部間に前記隙間を覆う遮蔽板を接合
したことにより、隙間部分におけるケーブルの劣化を防
止することができる。また、太陽電池モジュール枠材に
鍔部を設けることにより、遮蔽板の取付けを容易化する
ことができる。
明によれば、前記鍔部間に前記隙間を覆う遮蔽板を接合
したことにより、隙間部分におけるケーブルの劣化を防
止することができる。また、太陽電池モジュール枠材に
鍔部を設けることにより、遮蔽板の取付けを容易化する
ことができる。
【００１５】請求項５に記載された発明では、太陽電池
モジュール枠材、太陽電池モジュール枠材背面部分の遮
蔽板、太陽電池モジュール枠材間の遮蔽板に、ケーブル
係止部が少なくとも１箇所以上接合されていることを特
徴としている。
モジュール枠材、太陽電池モジュール枠材背面部分の遮
蔽板、太陽電池モジュール枠材間の遮蔽板に、ケーブル
係止部が少なくとも１箇所以上接合されていることを特
徴としている。
【００１６】このように構成された請求項５にかかる発
明によれば、前記太陽電池モジュール枠材、太陽電池モ
ジュール枠材背面部分の遮蔽板、太陽電池モジュール枠
材間の遮蔽板に、ケーブル係止部を少なくとも１箇所以
上接合させることにより、ケーブルを容易に扱うことが
できる。また、一層、ケーブルの保護効果を高めて、ケ
ーブルの劣化を効果的に防止することが可能となる。
明によれば、前記太陽電池モジュール枠材、太陽電池モ
ジュール枠材背面部分の遮蔽板、太陽電池モジュール枠
材間の遮蔽板に、ケーブル係止部を少なくとも１箇所以
上接合させることにより、ケーブルを容易に扱うことが
できる。また、一層、ケーブルの保護効果を高めて、ケ
ーブルの劣化を効果的に防止することが可能となる。
【００１７】
【発明の実施の形態１】以下、本発明の具体的な実施の
形態１について、図示例と共に説明する。
形態１について、図示例と共に説明する。
【００１８】図１は、この発明の実施の形態１を示すも
のである。
のである。
【００１９】まず、構成を説明すると、陸屋根などの屋
根１の上に太陽電池２が取付けられている。この太陽電
池２は、複数の太陽電池セルを直列に接続してほぼ矩形
状にした太陽電池モジュール３の四辺外周を太陽電池モ
ジュール枠材４で覆い、この太陽電池モジュール枠材４
の四つのコーナー部分の近傍にほぼ垂直な脚５，６を固
定して架台本体７を構成し、この脚５，６の高さを任意
に設定することにより太陽電池モジュール３を所定角度
で保持させるようにしたものである。この実施の形態で
は、腹面側の２本の脚５，５を低いものとし、背面側の
２本の脚６，６を高いものとしている。また、太陽電池
２は、相互間に隙間なく列状に複数隣接配置されてい
る。
根１の上に太陽電池２が取付けられている。この太陽電
池２は、複数の太陽電池セルを直列に接続してほぼ矩形
状にした太陽電池モジュール３の四辺外周を太陽電池モ
ジュール枠材４で覆い、この太陽電池モジュール枠材４
の四つのコーナー部分の近傍にほぼ垂直な脚５，６を固
定して架台本体７を構成し、この脚５，６の高さを任意
に設定することにより太陽電池モジュール３を所定角度
で保持させるようにしたものである。この実施の形態で
は、腹面側の２本の脚５，５を低いものとし、背面側の
２本の脚６，６を高いものとしている。また、太陽電池
２は、相互間に隙間なく列状に複数隣接配置されてい
る。
【００２０】そして、この実施の形態１のものでは、架
台本体７の背面部分のみに遮蔽板（背面遮蔽板）８を設
けるようにしている。この遮蔽板８は、脚５，６とほぼ
同じ高さ寸法とする。遮蔽板８は、各架台本体７に対し
て１枚ずつ設けるようにしても、複数の架台本体７に対
して１枚設けるようにしても良い。遮蔽板８の材質は特
に限定されない。また、遮蔽板８の固定手段は、特に限
定されない。例えば、太陽電池モジュール枠材４にビス
やボルトなどの固定具を用いて固定しても良いし、脚
５，６に上記固定具などで固定しても良い。
台本体７の背面部分のみに遮蔽板（背面遮蔽板）８を設
けるようにしている。この遮蔽板８は、脚５，６とほぼ
同じ高さ寸法とする。遮蔽板８は、各架台本体７に対し
て１枚ずつ設けるようにしても、複数の架台本体７に対
して１枚設けるようにしても良い。遮蔽板８の材質は特
に限定されない。また、遮蔽板８の固定手段は、特に限
定されない。例えば、太陽電池モジュール枠材４にビス
やボルトなどの固定具を用いて固定しても良いし、脚
５，６に上記固定具などで固定しても良い。
【００２１】次に、この実施の形態１の作用について説
明する。
明する。
【００２２】架台本体７の背面部分のみに遮蔽板８を設
けるようにしたことにより、安価で且つ簡単に施工する
ことができるようになる。しかも、背面部分の遮蔽板８
により、太陽電池モジュール３の裏面側に配設される図
示しないケーブルを紫外線や雨などから保護して劣化を
防止することが可能となる。
けるようにしたことにより、安価で且つ簡単に施工する
ことができるようになる。しかも、背面部分の遮蔽板８
により、太陽電池モジュール３の裏面側に配設される図
示しないケーブルを紫外線や雨などから保護して劣化を
防止することが可能となる。
【００２３】また、左右に隣接する太陽電池モジュール
枠材４の側面部分の下方を開放することにより、太陽電
池モジュール３どうしを直列にケーブルで接続すること
ができる。更に、左右に隣接する太陽電池モジュール枠
材４の側面部分の下方を開放して通気路を形成すること
により、太陽電池モジュール３を冷却することができ
る。
枠材４の側面部分の下方を開放することにより、太陽電
池モジュール３どうしを直列にケーブルで接続すること
ができる。更に、左右に隣接する太陽電池モジュール枠
材４の側面部分の下方を開放して通気路を形成すること
により、太陽電池モジュール３を冷却することができ
る。
【００２４】
【発明の実施の形態２】図２は、この発明の実施の形態
２を示すものである。なお、前記実施の形態１と同一な
いし均等な部分については、同一の符号を付して説明す
る。
２を示すものである。なお、前記実施の形態１と同一な
いし均等な部分については、同一の符号を付して説明す
る。
【００２５】この実施の形態２のものでは、隣接する太
陽電池モジュール枠材４間に隙間９がある場合に、太陽
電池モジュール枠材４間に前記隙間９を覆う遮蔽板（隙
間上面遮蔽板）１０を接合するようにしている。
陽電池モジュール枠材４間に隙間９がある場合に、太陽
電池モジュール枠材４間に前記隙間９を覆う遮蔽板（隙
間上面遮蔽板）１０を接合するようにしている。
【００２６】太陽電池モジュール枠材４は上下方向に隣
接しても横方向に隣接しても良い。遮蔽板１０は、形状
を問わない。例えば、図２では遮蔽板１０をほぼＵ字状
としているが、このようにすると、太陽電池モジュール
枠材４間への取付けが容易となる。また、遮蔽板１０の
材質は特に限定されないが、鉄やアルミニウムなどの電
気電導性がある材質を使用することにより、アースの必
要をなくすことができる。なお、背面遮蔽板８には、隙
間上面遮蔽板１０の背面を覆う延長部１１を設けるよう
にする。
接しても横方向に隣接しても良い。遮蔽板１０は、形状
を問わない。例えば、図２では遮蔽板１０をほぼＵ字状
としているが、このようにすると、太陽電池モジュール
枠材４間への取付けが容易となる。また、遮蔽板１０の
材質は特に限定されないが、鉄やアルミニウムなどの電
気電導性がある材質を使用することにより、アースの必
要をなくすことができる。なお、背面遮蔽板８には、隙
間上面遮蔽板１０の背面を覆う延長部１１を設けるよう
にする。
【００２７】次に、この実施の形態２の作用について説
明する。
明する。
【００２８】前記太陽電池モジュール枠材４間に前記隙
間９を覆う遮蔽板１０を接合したことにより、隙間９部
分におけるケーブルの劣化を防止することができる。
間９を覆う遮蔽板１０を接合したことにより、隙間９部
分におけるケーブルの劣化を防止することができる。
【００２９】この際、遮蔽板１０をほぼＵ字状とするこ
とにより、遮蔽板１０の両側腕部を太陽電池モジュール
枠材４側面にビスやボルトなどの固定具を用いて簡単に
固定することが可能となる。
とにより、遮蔽板１０の両側腕部を太陽電池モジュール
枠材４側面にビスやボルトなどの固定具を用いて簡単に
固定することが可能となる。
【００３０】上記以外の部分については、前記実施の形
態１と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得
ることができる。
態１と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得
ることができる。
【００３１】
【発明の実施の形態３】図３は、この発明の実施の形態
３を示すものである。なお、前記実施の形態１および２
と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付し
て説明する。
３を示すものである。なお、前記実施の形態１および２
と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付し
て説明する。
【００３２】この実施の形態３のものでは、前記太陽電
池モジュール枠材４間に隙間９がある場合に、太陽電池
モジュール枠材４の隙間９部分に鍔部１２を設け、該鍔
部１２に前記隙間９を覆う遮蔽板１０を接合するように
している。
池モジュール枠材４間に隙間９がある場合に、太陽電池
モジュール枠材４の隙間９部分に鍔部１２を設け、該鍔
部１２に前記隙間９を覆う遮蔽板１０を接合するように
している。
【００３３】この際、遮蔽板１０は、形状を問わない
が、例えば、図２では遮蔽板１０を平面状としている。
そして、鍔部１２の上に遮蔽板１０を載置し、鍔部１２
と遮蔽板１０との間をビスやボルトなどの固定具を用い
て固定するようにしている。
が、例えば、図２では遮蔽板１０を平面状としている。
そして、鍔部１２の上に遮蔽板１０を載置し、鍔部１２
と遮蔽板１０との間をビスやボルトなどの固定具を用い
て固定するようにしている。
【００３４】次に、この実施の形態３の作用について説
明する。
明する。
【００３５】前記鍔部１２間に前記隙間９を覆う遮蔽板
１０を接合したことにより、隙間９部分におけるケーブ
ルの劣化を防止することができる。また、太陽電池モジ
ュール枠材４に鍔部１２を設けることにより、遮蔽板１
０の取付けを容易化することができる。
１０を接合したことにより、隙間９部分におけるケーブ
ルの劣化を防止することができる。また、太陽電池モジ
ュール枠材４に鍔部１２を設けることにより、遮蔽板１
０の取付けを容易化することができる。
【００３６】上記以外の部分については、前記実施の形
態１または２と同様の構成を備えており、同様の作用・
効果を得ることができる。
態１または２と同様の構成を備えており、同様の作用・
効果を得ることができる。
【００３７】
【発明の実施の形態４】図４は、この発明の実施の形態
４を示すものである。なお、前記実施の形態１ないし３
と均等な部分については、同一の符号を付して説明す
る。
４を示すものである。なお、前記実施の形態１ないし３
と均等な部分については、同一の符号を付して説明す
る。
【００３８】この実施の形態４のものでは、太陽電池モ
ジュール枠材４、太陽電池モジュール枠材４背面部分の
遮蔽板８、太陽電池モジュール枠材４間の遮蔽板１０
に、フックなどのケーブル係止部１３を少なくとも１箇
所以上接合するようにしている。図４では、太陽電池モ
ジュール枠材４の上辺裏面と遮蔽板８にそれぞれ１箇所
ずつケーブル係止部１３を設けるようにしている。
ジュール枠材４、太陽電池モジュール枠材４背面部分の
遮蔽板８、太陽電池モジュール枠材４間の遮蔽板１０
に、フックなどのケーブル係止部１３を少なくとも１箇
所以上接合するようにしている。図４では、太陽電池モ
ジュール枠材４の上辺裏面と遮蔽板８にそれぞれ１箇所
ずつケーブル係止部１３を設けるようにしている。
【００３９】この際、フックなどのケーブル係止部１３
の材質は特に限定されないが、例えば、表面に樹脂コー
トされたアルミなどとしている。
の材質は特に限定されないが、例えば、表面に樹脂コー
トされたアルミなどとしている。
【００４０】なお、図中、符号１４は太陽電池モジュー
ル３の裏面側に配設されるケーブル、符号１５は端子ボ
ックスである。
ル３の裏面側に配設されるケーブル、符号１５は端子ボ
ックスである。
【００４１】次に、この実施の形態４の作用について説
明する。
明する。
【００４２】隣接する太陽電池モジュール３のケーブル
１４を接続した後、余ったケーブル１４をフックなどの
ケーブル係止部１３に係止させるようにする。
１４を接続した後、余ったケーブル１４をフックなどの
ケーブル係止部１３に係止させるようにする。
【００４３】このように前記太陽電池モジュール枠材
４、太陽電池モジュール枠材４背面部分の遮蔽板１０、
太陽電池モジュール枠材４間の遮蔽板１０に、ケーブル
係止部１３を少なくとも１箇所以上接合させることによ
り、ケーブル１４を容易に扱うことができる。また、一
層、ケーブル１４の保護効果を高めて、ケーブル１４の
劣化を効果的に防止することが可能となる。
４、太陽電池モジュール枠材４背面部分の遮蔽板１０、
太陽電池モジュール枠材４間の遮蔽板１０に、ケーブル
係止部１３を少なくとも１箇所以上接合させることによ
り、ケーブル１４を容易に扱うことができる。また、一
層、ケーブル１４の保護効果を高めて、ケーブル１４の
劣化を効果的に防止することが可能となる。
【００４４】特に、太陽電池モジュール３と遮蔽板８と
で形成される角部近傍にケーブル１４を配設することに
よって、ケーブル１４が紫外線や雨を直接受けることを
ほぼ完全に防止することができる。
で形成される角部近傍にケーブル１４を配設することに
よって、ケーブル１４が紫外線や雨を直接受けることを
ほぼ完全に防止することができる。
【００４５】上記以外の部分については、前記実施の形
態１ないし３と同様の構成を備えており、同様の作用・
効果を得ることができる。
態１ないし３と同様の構成を備えており、同様の作用・
効果を得ることができる。
【００４６】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項１の発
明によれば、架台本体の背面部分のみに遮蔽板を設ける
ようにしたことにより、安価で且つ簡単に施工ができ、
しかも、ケーブルを紫外線や雨などから保護して劣化を
防止可能とすることができる。
明によれば、架台本体の背面部分のみに遮蔽板を設ける
ようにしたことにより、安価で且つ簡単に施工ができ、
しかも、ケーブルを紫外線や雨などから保護して劣化を
防止可能とすることができる。
【００４７】請求項２の発明によれば、左右に隣接する
太陽電池モジュール枠材の側面部分の下方を開放するこ
とにより、太陽電池モジュールどうしを直列にケーブル
で接続することができる。左右に隣接する太陽電池モジ
ュール枠材の側面部分の下方を開放して通気路を形成す
ることにより、太陽電池モジュールを冷却することがで
きる。
太陽電池モジュール枠材の側面部分の下方を開放するこ
とにより、太陽電池モジュールどうしを直列にケーブル
で接続することができる。左右に隣接する太陽電池モジ
ュール枠材の側面部分の下方を開放して通気路を形成す
ることにより、太陽電池モジュールを冷却することがで
きる。
【００４８】請求項３の発明によれば、隣接する太陽電
池モジュール枠材間に隙間を覆う遮蔽板を接合したこと
により、隙間部分におけるケーブルの劣化を防止するこ
とができる。
池モジュール枠材間に隙間を覆う遮蔽板を接合したこと
により、隙間部分におけるケーブルの劣化を防止するこ
とができる。
【００４９】請求項４の発明によれば、鍔部間に隙間を
覆う遮蔽板を接合したことにより、隙間部分におけるケ
ーブルの劣化を防止することができる。また、太陽電池
モジュール枠材に鍔部を設けることにより、遮蔽板の取
付けを容易化することができる。
覆う遮蔽板を接合したことにより、隙間部分におけるケ
ーブルの劣化を防止することができる。また、太陽電池
モジュール枠材に鍔部を設けることにより、遮蔽板の取
付けを容易化することができる。
【００５０】請求項５の発明によれば、太陽電池モジュ
ール枠材、太陽電池モジュール枠材背面部分の遮蔽板、
太陽電池モジュール枠材間の遮蔽板に、ケーブル係止部
を少なくとも１箇所以上接合させることにより、ケーブ
ルを容易に扱うことができる。また、一層、ケーブルの
保護効果を高めて、ケーブルの劣化を効果的に防止する
ことが可能となる、という実用上有益な効果を発揮し得
る。
ール枠材、太陽電池モジュール枠材背面部分の遮蔽板、
太陽電池モジュール枠材間の遮蔽板に、ケーブル係止部
を少なくとも１箇所以上接合させることにより、ケーブ
ルを容易に扱うことができる。また、一層、ケーブルの
保護効果を高めて、ケーブルの劣化を効果的に防止する
ことが可能となる、という実用上有益な効果を発揮し得
る。
【図１】本発明の実施の形態１の斜視図である。
【図２】本発明の実施の形態２の斜視図である。
【図３】本発明の実施の形態３の斜視図である。
【図４】本発明の実施の形態４の斜視図である。
３ 太陽電池モジュール ４ 太陽電池モジュール枠材 ５ 脚 ６ 脚 ７ 架台本体 ８ 遮蔽板 ９ 隙間 １０ 遮蔽板 １２ 鍔部 １３ ケーブル係止部
Claims (5)
- 【請求項１】太陽電池モジュールに取付けられる太陽電
池モジュール枠材を脚で固定して所定角度に傾斜させる
架台本体を備えた太陽電池用架台において、前記架台本
体の背面部分のみに遮蔽板を設けたことを特徴とする太
陽電池用架台。 - 【請求項２】太陽電池モジュールに取付けられる太陽電
池モジュール枠材を脚で固定して所定角度に傾斜させる
架台本体を備えた太陽電池用架台において、左右に隣接
する太陽電池モジュール枠材の下方を開放し、前記架台
本体の背面部分に遮蔽板を設けたことを特徴とする太陽
電池用架台。 - 【請求項３】太陽電池モジュールに取付けられる太陽電
池モジュール枠材を脚で固定して所定角度に傾斜させる
架台本体を備えた太陽電池用架台において、隣接する前
記太陽電池モジュール枠材間に隙間がある場合に、太陽
電池モジュール枠材間に前記隙間を覆う遮蔽板を接合し
たことを特徴とする太陽電池用架台。 - 【請求項４】太陽電池モジュールに取付けられる太陽電
池モジュール枠材を脚で固定して所定角度に傾斜させる
架台本体を備えた太陽電池用架台において、隣接する前
記太陽電池モジュール枠材間に隙間がある場合に、太陽
電池モジュール枠材に鍔部を設け、該鍔部に前記隙間を
覆う遮蔽板を接合したことを特徴とする太陽電池用架
台。 - 【請求項５】太陽電池モジュール枠材、太陽電池モジュ
ール枠材背面部分の遮蔽板、太陽電池モジュール枠材間
の遮蔽板に、ケーブル係止部が少なくとも１箇所以上接
合されていることを特徴とする請求項１ないし４のいず
れかに記載の太陽電池用架台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27266099A JP2001094134A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 太陽電池用架台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27266099A JP2001094134A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 太陽電池用架台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001094134A true JP2001094134A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=17517026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27266099A Pending JP2001094134A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 太陽電池用架台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001094134A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006057321A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 太陽電池パネル及び太陽電池パネルの施工方法 |
| WO2008022719A1 (de) * | 2006-08-20 | 2008-02-28 | Hb Energietechnik Verwaltungs Gmbh | Flachdachaufsatz mit solarmodulen |
| WO2011069572A3 (de) * | 2009-12-08 | 2011-09-22 | Energetik Solartechnologie-Vertriebs Gmbh | Flachdachaufsatz mit solarmodul |
| JP2021046895A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 積水化学工業株式会社 | Ｐｆ管固定用サドル及び配線構造 |
-
1999
- 1999-09-27 JP JP27266099A patent/JP2001094134A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP1914490A1 (de) | 2006-10-20 | 2008-04-23 | hb Energietechnik Verwaltungs GmbH | Flachdachaufsatz mit Solarmodulen |
| WO2011069572A3 (de) * | 2009-12-08 | 2011-09-22 | Energetik Solartechnologie-Vertriebs Gmbh | Flachdachaufsatz mit solarmodul |
| JP2021046895A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 積水化学工業株式会社 | Ｐｆ管固定用サドル及び配線構造 |
| JP7397607B2 (ja) | 2019-09-18 | 2023-12-13 | 積水化学工業株式会社 | Ｐｆ管固定用サドル及び配線構造 |
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