JP2001089077A - 自由に取扱可能（ｖｅｒｆａｈｒｂａｒｅｎ）な荷物を搬送するための線路走行型車両のためのシャシ - Google Patents
自由に取扱可能（ｖｅｒｆａｈｒｂａｒｅｎ）な荷物を搬送するための線路走行型車両のためのシャシInfo
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- B61F3/00—Types of bogies
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- B61F3/08—Types of bogies with more than one axle without driven axles or wheels
- B61F3/10—Types of bogies with more than one axle without driven axles or wheels with three or more axles
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- B61F5/00—Constructional details of bogies; Connections between bogies and vehicle underframes; Arrangements or devices for adjusting or allowing self-adjustment of wheel axles or bogies when rounding curves
- B61F5/26—Mounting or securing axle-boxes in vehicle or bogie underframes
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- B61F5/36—Arrangements for equalising or adjusting the load on wheels or springs, e.g. yokes
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- B61K5/02—Devices secured to the vehicles; Turntables integral with the vehicles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の自重を大幅に増加することなしに、大
きな積載量が可能な線路走行型車両のシャシを提供する
こと。 【解決手段】 本発明は、自由に取扱可能な荷物を搬送
するための線路走行型車両のためのシャシ、特に、鉄道
クレーンのシャシであって、１つまたは複数のシャシ内
に支承されて走行線路上を転動する、回転式台車すなわ
ち回転式ボギー内に収容されている複数の曲線走行車輪
組を具備する、シャシに関する。車輪組２〜５を負荷軽
減するために、２つの支持車輪 ７ａから成る少なくと
も１つの支持車輪組７が設けられ、前記支持車輪組７
は、車両に上昇及び下降可能に固定され、前記支持車輪
組７の支持車輪７ａは、線路１３の上方の静止位置か
ら、各前記支持車輪７ａが調整可能な圧力により線路１
３の軌道上に載置する作用位置へ、下降可能である。
きな積載量が可能な線路走行型車両のシャシを提供する
こと。 【解決手段】 本発明は、自由に取扱可能な荷物を搬送
するための線路走行型車両のためのシャシ、特に、鉄道
クレーンのシャシであって、１つまたは複数のシャシ内
に支承されて走行線路上を転動する、回転式台車すなわ
ち回転式ボギー内に収容されている複数の曲線走行車輪
組を具備する、シャシに関する。車輪組２〜５を負荷軽
減するために、２つの支持車輪 ７ａから成る少なくと
も１つの支持車輪組７が設けられ、前記支持車輪組７
は、車両に上昇及び下降可能に固定され、前記支持車輪
組７の支持車輪７ａは、線路１３の上方の静止位置か
ら、各前記支持車輪７ａが調整可能な圧力により線路１
３の軌道上に載置する作用位置へ、下降可能である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自由に取扱可能な
荷物を搬送するための線路走行型車両のためのシャシ、
特に、鉄道クレーンのシャシであって、１つまたは複数
のシャシ内に支承されて走行線路上を転動する回転式台
車、すなわち回転式ボギー内に収容されている複数の曲
線走行車輪組を具備するシャシに関する。
荷物を搬送するための線路走行型車両のためのシャシ、
特に、鉄道クレーンのシャシであって、１つまたは複数
のシャシ内に支承されて走行線路上を転動する回転式台
車、すなわち回転式ボギー内に収容されている複数の曲
線走行車輪組を具備するシャシに関する。
【０００２】
【従来の技術】冒頭に記載した形式の線路走行型車両
は、これらの車両が、線路上で迅速かつ簡単に、これら
の車両の使用場所へ搬送可能であり、次いで、これらの
車両は、荷物を収容している場合でも、自由に取扱可能
で操縦可能であることを特徴とする。このような形式の
車両は、例えば、軌道及び橋の建設において及び山岳ク
レーンとして使用されることが可能である鉄道クレーン
である。これらの車両を、線路上で迅速に使用場所へ搬
送することが可能であるとの要求以外、使用場所におい
て、これらの車両により、しばしば、大きい荷物が、非
常に狭い空間内で操縦されることを可能とすることが必
要である。
は、これらの車両が、線路上で迅速かつ簡単に、これら
の車両の使用場所へ搬送可能であり、次いで、これらの
車両は、荷物を収容している場合でも、自由に取扱可能
で操縦可能であることを特徴とする。このような形式の
車両は、例えば、軌道及び橋の建設において及び山岳ク
レーンとして使用されることが可能である鉄道クレーン
である。これらの車両を、線路上で迅速に使用場所へ搬
送することが可能であるとの要求以外、使用場所におい
て、これらの車両により、しばしば、大きい荷物が、非
常に狭い空間内で操縦されることを可能とすることが必
要である。
【０００３】積載量が大きいと、例えば線路走行型クレ
ーンなどにおいて、相応する数の車輪組が必要とされ
る、何故ならばこれにより、車両の自重及び積載量が、
線路に伝達されることが可能となるからである。車両が
カーブ走行できるように、それぞれ対を成して回転式台
車すなわち回転式ボギー内に多数の車輪組を設けること
は、高価であり、車両全長を長くするだけでなく、車両
の自重は、しかし、任意に大きくすることはできない、
何故ならば、線路網の経営者の規則と、走行線路及び地
下の負荷能力により、限界が定められているからであ
る。これにより、しかし、同時に、車両の自重に加算さ
れる積載量も、制限される。
ーンなどにおいて、相応する数の車輪組が必要とされ
る、何故ならばこれにより、車両の自重及び積載量が、
線路に伝達されることが可能となるからである。車両が
カーブ走行できるように、それぞれ対を成して回転式台
車すなわち回転式ボギー内に多数の車輪組を設けること
は、高価であり、車両全長を長くするだけでなく、車両
の自重は、しかし、任意に大きくすることはできない、
何故ならば、線路網の経営者の規則と、走行線路及び地
下の負荷能力により、限界が定められているからであ
る。これにより、しかし、同時に、車両の自重に加算さ
れる積載量も、制限される。
【０００４】車両の自重を大きくする都度、積載量を低
減することが必要となる。
減することが必要となる。
【０００５】従って、車両の自重を、積載量のために、
できるだけ小さく保持することを試みなければならな
い。ドイツ特許第１９６５４５２１号明細書は、例え
ば、車両全長にわたり延びるシャシを分割し、これによ
り、より軽量に形成することを提案する。より軽量に形
成することは、しかし、安定性を損なうことがあり、従
って、冒頭に記載の形式の車両の積載量を増加するため
に、別の方法が試みられた。
できるだけ小さく保持することを試みなければならな
い。ドイツ特許第１９６５４５２１号明細書は、例え
ば、車両全長にわたり延びるシャシを分割し、これによ
り、より軽量に形成することを提案する。より軽量に形
成することは、しかし、安定性を損なうことがあり、従
って、冒頭に記載の形式の車両の積載量を増加するため
に、別の方法が試みられた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、車両
の自重を大幅増加することなしに、車両の良好な操縦性
を維持して、大きい積載量を達成する、自由に取扱可能
な荷物を搬送するための線路走行型車両のためのシャシ
を提供することにある。同時に、本解決法は、省コスト
である。
の自重を大幅増加することなしに、車両の良好な操縦性
を維持して、大きい積載量を達成する、自由に取扱可能
な荷物を搬送するための線路走行型車両のためのシャシ
を提供することにある。同時に、本解決法は、省コスト
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
り、車輪組を負荷軽減するために、２つの支持車輪から
成る少なくとも１つの支持車輪組が設けられ、前記支持
車輪組は、車両に上昇及び下降可能に固定され、前記支
持車輪組の支持車輪は、線路の上方の静止位置から、各
前記支持車輪が調整可能な圧力により線路の軌道上に載
置する作用位置へ、下降可能であることにより解決され
る。
り、車輪組を負荷軽減するために、２つの支持車輪から
成る少なくとも１つの支持車輪組が設けられ、前記支持
車輪組は、車両に上昇及び下降可能に固定され、前記支
持車輪組の支持車輪は、線路の上方の静止位置から、各
前記支持車輪が調整可能な圧力により線路の軌道上に載
置する作用位置へ、下降可能であることにより解決され
る。
【０００８】従来は、冒頭に記載の形式の車両の、自由
に取扱可能な積載量は、自重を相応して大きくし、車両
全長を長くするとの条件下で、付加的な恒久的に一緒に
回転する車輪組を設けることによってのみ、大きくされ
ることが可能であったが、本発明により、積載量の増加
は、線路走行型車両のシャシの長さを増加することなし
に、本発明の支持車輪組により、実際の車輪組が、荷物
積載の間、負荷軽減されることにより可能にされる。１
つまたは複数の支持車輪組の支持車輪は、単に線路上に
下降され、さもなければ、固有の２重の車輪組が必要と
なる積載量の一部を引受ける。線路走行型車両を線路上
で使用場所へ搬送する間、支持車輪組は持上げられてい
る。車両は、従来の車輪組で走行し、大きい搬送速度で
使用場所へ移動されることが可能である。使用場所にお
ける車輪組の負荷軽減の程度は、線路上への支持車輪組
の載置圧力が、０と最小値（例えば１７ｔ）の間で調整
可能に定められことが可能であり、相応する制御装置を
設けて、支持車輪組が引受ける負荷のパーセンテージ
が、常に同一に保持されることが可能である。
に取扱可能な積載量は、自重を相応して大きくし、車両
全長を長くするとの条件下で、付加的な恒久的に一緒に
回転する車輪組を設けることによってのみ、大きくされ
ることが可能であったが、本発明により、積載量の増加
は、線路走行型車両のシャシの長さを増加することなし
に、本発明の支持車輪組により、実際の車輪組が、荷物
積載の間、負荷軽減されることにより可能にされる。１
つまたは複数の支持車輪組の支持車輪は、単に線路上に
下降され、さもなければ、固有の２重の車輪組が必要と
なる積載量の一部を引受ける。線路走行型車両を線路上
で使用場所へ搬送する間、支持車輪組は持上げられてい
る。車両は、従来の車輪組で走行し、大きい搬送速度で
使用場所へ移動されることが可能である。使用場所にお
ける車輪組の負荷軽減の程度は、線路上への支持車輪組
の載置圧力が、０と最小値（例えば１７ｔ）の間で調整
可能に定められことが可能であり、相応する制御装置を
設けて、支持車輪組が引受ける負荷のパーセンテージ
が、常に同一に保持されることが可能である。
【０００９】支持車輪組は、車輪組に直接に隣接して、
シャシに取付けられることが可能であり、支持車輪は、
好ましくは、車輪組の実際の車輪に比して、より小さい
直径を有する。これにより、支持車輪組を設けるための
重量及びスペースが節約され、支持車輪組のうちの、好
ましくは少なくとも２つが、車両の双方の側に取付けら
れている。
シャシに取付けられることが可能であり、支持車輪は、
好ましくは、車輪組の実際の車輪に比して、より小さい
直径を有する。これにより、支持車輪組を設けるための
重量及びスペースが節約され、支持車輪組のうちの、好
ましくは少なくとも２つが、車両の双方の側に取付けら
れている。
【００１０】本発明の１つの好ましい実施例では、支持
車輪組が、シャシの車輪組の間に設けられている。回転
式台車の回転軸の下方の領域内に支持車輪組を設けるこ
とが、推奨される、何故ならばこの場所において、車輪
組の負荷軽減が、最も効率的であるからである。
車輪組が、シャシの車輪組の間に設けられている。回転
式台車の回転軸の下方の領域内に支持車輪組を設けるこ
とが、推奨される、何故ならばこの場所において、車輪
組の負荷軽減が、最も効率的であるからである。
【００１１】本発明の別の１つの実施例では、支持車輪
組は、ロッカに取付けられ、液圧的または液圧空圧的に
上昇及び下降可能である。相応する圧力媒体用シリンダ
は、ロッカとシャシとの間に、支持車輪の近傍に設けら
れことが可能であり、圧力媒体供給は、支持車輪組の支
持負荷を調整することが可能であるように、圧力により
調整されて行われることが可能である。
組は、ロッカに取付けられ、液圧的または液圧空圧的に
上昇及び下降可能である。相応する圧力媒体用シリンダ
は、ロッカとシャシとの間に、支持車輪の近傍に設けら
れことが可能であり、圧力媒体供給は、支持車輪組の支
持負荷を調整することが可能であるように、圧力により
調整されて行われることが可能である。
【００１２】本発明の別の１つの好ましい実施例では、
シャシの両側のそれぞれの側における支持車輪組の車輪
圧力は、別個に調整可能であり、これにより、それぞれ
の線路に負荷される、荷物の操縦から発生する異なる圧
力は、別個に検出され、支持車輪は、相応して、制御さ
れることが可能である。
シャシの両側のそれぞれの側における支持車輪組の車輪
圧力は、別個に調整可能であり、これにより、それぞれ
の線路に負荷される、荷物の操縦から発生する異なる圧
力は、別個に検出され、支持車輪は、相応して、制御さ
れることが可能である。
【００１３】本発明の別の１つの実施例では、各支持車
輪組の支持車輪は、個別に、車輪案内レバーに取付けら
れ、車輪案内レバーは、液圧装置または液圧空圧装置の
圧力媒体用シリンダと接続されている。
輪組の支持車輪は、個別に、車輪案内レバーに取付けら
れ、車輪案内レバーは、液圧装置または液圧空圧装置の
圧力媒体用シリンダと接続されている。
【００１４】カーブ走行の際に各車輪組の半径の差を補
償するために、好ましくは、各支持車輪組の支持車輪
は、軸方向でシフト可能に支承される。
償するために、好ましくは、各支持車輪組の支持車輪
は、軸方向でシフト可能に支承される。
【００１５】最後に、本発明では、代替的に、支持車輪
を駆動することが可能であり、これにより、負荷下での
走行が、支援されることが可能である。
を駆動することが可能であり、これにより、負荷下での
走行が、支援されることが可能である。
【００１６】本発明により、短く安価であるが、大きい
担持力を有する線路走行型シャシが得られる。これは、
簡単な手段により達成され、これらの手段により、負荷
下で車両が走行する場合、車輪組に作用する担持力が、
少なくとも１つの付加的支持車輪組に分配され、これに
より、車両の車輪組が負荷軽減されるか、または、担持
力が高められることが可能である。勿論、より多数の支
持車輪が、シャシの適切な個所に取付けられることも可
能である。これらの手段は、簡単であり、付加的な車輪
組を設けることに比して、省コストであり、従って、ク
レーン経営者にとって好都合な解決法が、得られる。
担持力を有する線路走行型シャシが得られる。これは、
簡単な手段により達成され、これらの手段により、負荷
下で車両が走行する場合、車輪組に作用する担持力が、
少なくとも１つの付加的支持車輪組に分配され、これに
より、車両の車輪組が負荷軽減されるか、または、担持
力が高められることが可能である。勿論、より多数の支
持車輪が、シャシの適切な個所に取付けられることも可
能である。これらの手段は、簡単であり、付加的な車輪
組を設けることに比して、省コストであり、従って、ク
レーン経営者にとって好都合な解決法が、得られる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の１つの実施例が、
図面に示され説明される。図１において、１により線路
走行クレーンのシャシが示され、シャシに設けられてい
る４つの車輪組２〜５が示されている。線路走行クレー
ンは、通常、複数の車輪組を有し、車輪組は、それぞ
れ、回転式台車内に支承されている車輪組の群に統合さ
れている。
図面に示され説明される。図１において、１により線路
走行クレーンのシャシが示され、シャシに設けられてい
る４つの車輪組２〜５が示されている。線路走行クレー
ンは、通常、複数の車輪組を有し、車輪組は、それぞ
れ、回転式台車内に支承されている車輪組の群に統合さ
れている。
【００１８】前後方向に配設されている車輪組３と４と
の間に、支持車輪組７がシャシ１に取付けられ、支持車
輪組７は、ロッカ１０内に支承され、ロッカ１０は、シ
ャシ１に双方の側で固定されている横材６の水平方向回
動軸８を中心として回動可能である。各ロッカ１０の自
由端に、ピストンシリンダ装置９が設けられ、ピストン
ロッド側のピン１１が作用し、ピストンシリンダ装置９
の、シリンダ側の端部は、シャシ１のネジ孔１２とボル
ト接続されている。ピストンシリンダ装置９のピストン
ロッドを下方側に作動することにより、水平方向の回動
軸８により形成されているロッカ１０の関節点を介し
て、支持車輪組７は、線路１３に押圧され、これによ
り、車輪組２〜５は、支持車輪組７により、負荷軽減さ
れることが可能である。反対方向にピストンシリンダ装
置９を作動することにより、図２に示されているよう
に、ロッカ１０に支承されている支持車輪組は、ピスト
ンシリンダ装置９のピストンロッドを縮めることにより
ロッカ１０が関節点８を中心として回動すると、上方に
持上げられて、線路１３から持上げられる。この位置
で、車両は、支持車輪組７が機能することなしに、搬送
されることが可能である。
の間に、支持車輪組７がシャシ１に取付けられ、支持車
輪組７は、ロッカ１０内に支承され、ロッカ１０は、シ
ャシ１に双方の側で固定されている横材６の水平方向回
動軸８を中心として回動可能である。各ロッカ１０の自
由端に、ピストンシリンダ装置９が設けられ、ピストン
ロッド側のピン１１が作用し、ピストンシリンダ装置９
の、シリンダ側の端部は、シャシ１のネジ孔１２とボル
ト接続されている。ピストンシリンダ装置９のピストン
ロッドを下方側に作動することにより、水平方向の回動
軸８により形成されているロッカ１０の関節点を介し
て、支持車輪組７は、線路１３に押圧され、これによ
り、車輪組２〜５は、支持車輪組７により、負荷軽減さ
れることが可能である。反対方向にピストンシリンダ装
置９を作動することにより、図２に示されているよう
に、ロッカ１０に支承されている支持車輪組は、ピスト
ンシリンダ装置９のピストンロッドを縮めることにより
ロッカ１０が関節点８を中心として回動すると、上方に
持上げられて、線路１３から持上げられる。この位置
で、車両は、支持車輪組７が機能することなしに、搬送
されることが可能である。
【００１９】図３において、ロッカ１０の横断面図が示
され、支持車輪組７の支承が示されている。支持車輪７
ａは、第２の支持車輪（図示されていない）と共通の軸
１４上に取付けられ、軸１４は１５の個所、すなわちロ
ッカ１０に設けられている軸受により支承されている。
ピストンシリンダ装置９のピストンロッドの先端部の関
節点は、ロッカ１０の自由端側に穿設されているピン孔
とこのピン孔に枢支されているピン１１を設けた個所に
示されている。
され、支持車輪組７の支承が示されている。支持車輪７
ａは、第２の支持車輪（図示されていない）と共通の軸
１４上に取付けられ、軸１４は１５の個所、すなわちロ
ッカ１０に設けられている軸受により支承されている。
ピストンシリンダ装置９のピストンロッドの先端部の関
節点は、ロッカ１０の自由端側に穿設されているピン孔
とこのピン孔に枢支されているピン１１を設けた個所に
示されている。
【００２０】本発明の支持車輪組の支承の１つの変形
が、図４に示されている。この場合、支持車輪７ａは、
軸シャフト１６を介して、車輪案内レバー１７内に支承
され、車輪案内レバー１７も、シャシ１の水平方向回動
軸８を中心として回動可能であり、これを実現するため
に、ピストンシリンダ装置９は、ピストンロッドの先端
部が車輪案内レバー１７に形成されているピン孔に軸支
されているピン１１を介して作用する。この解決法で
は、支持車輪組７の支持車輪７ａは、個別に、運動距離
及び力が制御され、これにより、鉄道クレーンの、互い
に反対側における傾斜の補償が可能となる。
が、図４に示されている。この場合、支持車輪７ａは、
軸シャフト１６を介して、車輪案内レバー１７内に支承
され、車輪案内レバー１７も、シャシ１の水平方向回動
軸８を中心として回動可能であり、これを実現するため
に、ピストンシリンダ装置９は、ピストンロッドの先端
部が車輪案内レバー１７に形成されているピン孔に軸支
されているピン１１を介して作用する。この解決法で
は、支持車輪組７の支持車輪７ａは、個別に、運動距離
及び力が制御され、これにより、鉄道クレーンの、互い
に反対側における傾斜の補償が可能となる。
【００２１】図５のシャシの横断面図に、支持車輪組７
が示されている。支持車輪組は、車輪組３の車輪に直接
に隣接して、シャシ１に取付けられ、支持車輪７ａは、
持上げ位置で示されている。
が示されている。支持車輪組は、車輪組３の車輪に直接
に隣接して、シャシ１に取付けられ、支持車輪７ａは、
持上げ位置で示されている。
【００２２】本発明により、支持車輪組７が持上げられ
ている状態の鉄道クレーンが、牽引車に接続されて搬送
されることが可能となる。鉄道クレーンの構造長は、比
較的短く保持されることが可能である、何故ならばまず
初めに、車両クレーンの自重のみを搬送すればよいから
である。使用場所において、ピストンシリンダ装置９を
作動することにより、支持車輪組７が、線路１３上に下
降されて載置され、荷物を受取り搬送する際、負荷に起
因する力の一部を受止め、これにより、車輪組２、３、
４及び５の負荷は、大幅に軽減される。この場合、支持
車輪組は、比較的小さく形成される。何故ならば支持車
輪７ａの直径は、車輪組２〜５の直径に比して大幅に小
さいからである。これに相応して、本発明の装置は、２
つの車輪組を有する従来の回転式台車に比してもより軽
量であり、これにより、担持力が、さもなければ不可避
な大幅な自重の増加なしに、増加されることが可能とな
る。
ている状態の鉄道クレーンが、牽引車に接続されて搬送
されることが可能となる。鉄道クレーンの構造長は、比
較的短く保持されることが可能である、何故ならばまず
初めに、車両クレーンの自重のみを搬送すればよいから
である。使用場所において、ピストンシリンダ装置９を
作動することにより、支持車輪組７が、線路１３上に下
降されて載置され、荷物を受取り搬送する際、負荷に起
因する力の一部を受止め、これにより、車輪組２、３、
４及び５の負荷は、大幅に軽減される。この場合、支持
車輪組は、比較的小さく形成される。何故ならば支持車
輪７ａの直径は、車輪組２〜５の直径に比して大幅に小
さいからである。これに相応して、本発明の装置は、２
つの車輪組を有する従来の回転式台車に比してもより軽
量であり、これにより、担持力が、さもなければ不可避
な大幅な自重の増加なしに、増加されることが可能とな
る。
【図１】支持車輪組が下降された状態の線路走行クレー
ンのシャシである。
ンのシャシである。
【図２】支持車輪組が持上げられた状態の図１のシャシ
である。
である。
【図３】共通の軸を有する支持車輪組の支持車輪であ
る。
る。
【図４】車輪案内レバーに取付けられている支持車輪組
の支持車輪である。
の支持車輪である。
【図５】支持車輪組の領域内の図２のシャシの断面図で
ある。
ある。
１ シャシ ２〜５ 車輪組 ６ 横材 ７ 支持車輪組 ７ａ 支持車輪 ８ 回動軸，関節点 ９ ピストンシリンダ装置 １０ ロッカ １１ ピン １２ ネジ孔 １３ 線路 １４ 軸 １５ 支承個所 １６ 軸シャフト １７ 車輪案内レバー
Claims (9)
- 【請求項１】 自由に取扱可能な荷物を搬送するための
線路走行型車両のためのシャシ、特に、鉄道クレーンの
シャシであって、１つまたは複数のシャシ内に支承され
て走行線路上を転動する、回転式台車に収容されている
複数の曲線走行車輪組を具備する、シャシにおいて、 車輪組２〜５を負荷軽減するために、２つの支持車輪
７ａから成る少なくとも１つの支持車輪組７が設けら
れ、前記支持車輪組７は、車両に上昇及び下降可能に固
定され、前記支持車輪組７の支持車輪７ａは、線路１３
の上方の静止位置から、各前記支持車輪７ａが調整可能
な圧力により線路１３の軌道上に載置する作用位置へ、
下降可能であることを特徴とするシャシ。 - 【請求項２】 前記支持車輪組７が、前記車輪組２〜５
に隣接して、前記シャシ１に取付けられていることを特
徴とする請求項１に記載のシャシ。 - 【請求項３】 前記支持車輪組が、前記シャシ１の２つ
の前記車輪組３，４の間に設けられていることを特徴と
する請求項１または２に記載のシャシ。 - 【請求項４】 前記支持車輪組７が、それぞれシャシ１
に関節接続されている２つのロッカ１０に取付けられ、
液圧的または液気圧併用的９に上昇及び下降可能である
ことを特徴とする請求項１から請求項３のうちのいずれ
か１項に記載のシャシ。 - 【請求項５】 車両の両側における、各支持車輪組７の
支持車輪７ａの車輪圧力が、別個に調整可能であること
を特徴とする請求項１から請求項４のうちのいずれか１
項に記載のシャシ。 - 【請求項６】 各支持車輪組７の前記支持車輪７ａが、
１つの共通の軸１４上に取付けられていることを特徴と
する請求項１から請求項５のうちのいずれか１項に記載
のシャシ。 - 【請求項７】 前記１つの共通の軸１４に取付けられて
いる各支持車輪組７の前記支持車輪７ａが、個別に、車
輪案内レバー１７に取付けられていることを特徴とする
請求項６に記載のシャシ。 - 【請求項８】 各支持車輪組７の前記支持車輪７ａが、
軸方向にシフト可能であることを特徴とする請求項１か
ら請求項７のうちのいずれか１項に記載のシャシ。 - 【請求項９】 前記支持車輪７ａが、駆動可能であるこ
とを特徴とする請求項１から請求項８のうちのいずれか
１項に記載のシャシ。
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