JP2001086588A - 音声信号処理装置及び方法、並びに電子機器 - Google Patents

音声信号処理装置及び方法、並びに電子機器

Info

Publication number
JP2001086588A
JP2001086588A JP25733999A JP25733999A JP2001086588A JP 2001086588 A JP2001086588 A JP 2001086588A JP 25733999 A JP25733999 A JP 25733999A JP 25733999 A JP25733999 A JP 25733999A JP 2001086588 A JP2001086588 A JP 2001086588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio signal
microphone
signal processing
channel
straight line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25733999A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Wakui
哲也 涌井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP25733999A priority Critical patent/JP2001086588A/ja
Publication of JP2001086588A publication Critical patent/JP2001086588A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Stereophonic Arrangements (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の操作性や携帯性を損なうことなく、複
数チャンネルの音声信号を提供する。 【解決手段】 第1の直線上に配置されたマイクエレメ
ント1,2からなる単一指向性マイクロフォンと、該第
1の直線と交差する第2の直線上に配置されたマイクエ
レメント3,4からなる双指向性マイクロフォンとを用
いて2チャンネルの音声信号(ステレオ音声)を生成
し、更にマイクエレメント2,4からなる単一指向性マ
イクロフォンを用いて1チャンネルの音声信号(ナレー
ション音声)を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数チャンネルの
音声信号を生成する音声信号処理装置及び方法、並びに
電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラ一体型レコーダで記録でき
る音声チャンネルは3〜4チャンネル存在する。このチ
ャンネル数を有効に使うためには例えば、その場の全体
の様子を収録するためのステレオマイク、インタビュー
やナレーションを収録するためのハンドマイク、離れた
場所の音声を収録するための正面感度の高いマイクな
ど、何種類もの特性の異なるマイクロフォンユニットを
カメラ一体型ビデオレコーダに装着する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
一体型レコーダ等の携帯機器に複数種類のマイクロフォ
ンユニットを装着した場合には、操作性が著しく低下す
るばかりか、携帯機器としての使い勝手が悪くなるとい
う問題があった。又、複数種類のマイクロフォンユニッ
トをカメラ一体型レコーダ等の携帯機器に内蔵させた場
合には、機器の形状が相当大きくなり、ますます携帯性
が悪くなるという問題もあった。
【0004】以上の背景から本出願の発明の目的は、機
器の操作性や携帯性を損なうことなく、複数チャンネル
の音声信号を提供することのできる音声信号処理装置及
び方法、並びに電子機器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するために、本発明の請求項1に係る音声信号処理装置
は、第1の直線上に配置された第1、第2のマイクエレ
メントと、前記第1の直線と交差する第2の直線上に配
置された第3、第4のマイクエレメントとを用いて2チ
ャンネルの音声信号を生成する第1の音声信号処理手段
と、前記第2、第4のマイクエレメントを用いて1チャ
ンネルの音声信号を生成する第2の音声信号処理手段と
を具備することを特徴とする。
【0006】又、本発明の請求項9に係る音声信号処理
方法は、第1の直線上に配置された第1、第2のマイク
エレメントと、前記第1の直線と交差する第2の直線上
に配置された第3、第4のマイクエレメントとを用いて
2チャンネルの音声信号を生成し、前記第2、第4のマ
イクエレメントを用いて1チャンネルの音声信号を生成
することを特徴とする。
【0007】又、本発明の請求項10に係る音声信号処
理装置は、第1の直線上に配置された第1、第2のマイ
クエレメントと、前記第1の直線と交差する第2の直線
上に配置された第3、第4のマイクエレメントとを用い
て2チャンネルの音声信号を生成する第1の音声信号処
理手段と、前記第1、第2のマイクエレメントを用いて
1チャンネルの音声信号を生成する第2の音声信号処理
手段とを具備することを特徴とする。
【0008】又、本発明の請求項14に係る音声信号処
理方法は、第1の直線上に配置された第1、第2のマイ
クエレメントと、前記第1の直線と交差する第2の直線
上に配置された第3、第4のマイクエレメントとを用い
て2チャンネルの音声信号を生成し、前記第1、第2の
マイクエレメントを用いて1チャンネルの音声信号を生
成することを特徴とする。
【0009】又、本発明の請求項15に係る音声信号処
理装置は、第1の直線上に配置された第1、第2のマイ
クエレメントと、前記第1の直線と交差する第2の直線
上に配置された第3、第4のマイクエレメントとを用い
て2チャンネルの音声信号を生成する第1の音声信号処
理手段と、前記第1、第2、第4のマイクエレメントを
用いて少なくとも1チャンネルの音声信号を生成する第
2の音声信号処理手段とを具備することを特徴とする。
【0010】又、本発明の請求項20に係る音声信号処
理方法は、第1の直線上に配置された第1、第2のマイ
クエレメントと、前記第1の直線と交差する第2の直線
上に配置された第3、第4のマイクエレメントとを用い
て2チャンネルの音声信号を生成し、前記第2、第4の
マイクエレメントを用いて1チャンネルの音声信号を生
成し、前記第1、第2のマイクエレメントを用いて1チ
ャンネルの音声信号を生成することを特徴とする。
【0011】又、本発明の請求項21に係る音声信号処
理装置は、第1の単一指向性を有する第1の集音手段
と、双指向性を有する第2の集音手段と、第2の単一指
向性を有する第3の集音手段とを具備し、前記第1の集
音手段と前記第2の集音手段とを用いて2チャンネルの
音声信号を生成し、前記第3の集音手段を用いて1チャ
ンネルの音声信号を生成することを特徴とする。
【0012】又、本発明の請求項29に係る音声信号処
理方法は、第1の単一指向性を有する第1の集音手段と
双指向性を有する第2の集音手段とを用いて2チャンネ
ルの音声信号を生成し、第2の単一指向性を有する第3
の集音手段を用いて1チャンネルの音声信号を生成する
ことを特徴とする。
【0013】又、本発明の請求項30に係る電子機器
は、第1の直線上に配置された第1、第2のマイクエレ
メントと、前記第1の直線と交差する第2の直線上に配
置された第3、第4のマイクエレメントとを用いて2チ
ャンネルの音声信号を生成する第1の音声信号処理手段
と、前記第2、第4のマイクエレメントを用いて1チャ
ンネルの音声信号を生成する第2の音声信号処理手段と
を具備するマイクロフォンユニットと、前記マイクロフ
ォンユニットの出力するnチャンネルの音声信号を入力
する入力手段とを具備することを特徴とする。
【0014】又、本発明の請求項31に係る電子機器
は、第1の直線上に配置された第1、第2のマイクエレ
メントと、前記第1の直線と交差する第2の直線上に配
置された第3、第4のマイクエレメントとを用いて2チ
ャンネルの音声信号を生成する第1の音声信号処理手段
と、前記第1、第2のマイクエレメントを用いて1チャ
ンネルの音声信号を生成する第2の音声信号処理手段と
を具備するマイクロフォンユニットと、前記マイクロフ
ォンユニットの出力するnチャンネルの音声信号を入力
する入力手段とを具備することを特徴とする。
【0015】又、本発明の請求項32に係る電子機器
は、第1の直線上に配置された第1、第2のマイクエレ
メントと、前記第1の直線と交差する第2の直線上に配
置された第3、第4のマイクエレメントとを用いて2チ
ャンネルの音声信号を生成する第1の音声信号処理手段
と、前記第1、第2、第4のマイクエレメントを用いて
少なくとも1チャンネルの音声信号を生成する第2の音
声信号処理手段とを具備するマイクロフォンユニット
と、前記マイクロフォンユニットの出力するnチャンネ
ルの音声信号を入力する入力手段とを具備することを特
徴とする。
【0016】又、本発明の請求項33に係る電子機器
は、第1の単一指向性を有する第1の集音手段と双指向
性を有する第2の集音手段とを用いて2チャンネルの音
声信号を生成し、第2の単一指向性を有する第3の集音
手段とを用いて1チャンネルの音声信号を生成するマイ
クロフォンユニットと、前記マイクロフォンユニットの
出力するnチャンネルの音声信号を入力する入力手段と
を具備することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の音声信号処理装置
及び方法、並びに電子機器について図面を用いて詳細に
説明する。
【0018】図1は、本実施例の音声信号処理装置であ
るマイクロフォンユニットについて説明するブロック図
である。
【0019】図1において、5はマイクロフォンユニッ
トであり、内部には複数の無指向性マイクエレメント
1,2,3,4が配置されている。マイクロフォンユニ
ット5は、マイクエレメント1,2,3,4を用いて指
向性の異なる複数のマイクロフォンを構成し、該複数の
マイクロフォンを用いて複数チャンネルの音声信号を生
成することが可能である。尚、マイクロフォンユニット
5の具体的な構成については後述の各実施例において詳
細に説明する。
【0020】次に、各マイクエレメント1,2,3,4
の位置関係と、マイクロフォンユニット5と音源、ユー
ザとの位置関係とについて図1を用いて説明する。
【0021】マイクエレメント1(M1)は音源方向に
向かって音源側(Front側)、マイクエレメント2
(M2)は音源方向に向かって収録側(Rear側)、
マイクエレメント3(M3)は音源方向に向かって左
側、マイクエレメント4(M4)は音源方向に向かって
右側に夫々配置されている。又、マイクロフォンユニッ
ト5を使用するユーザの口元方向(Mouth側)は、
マイクエレメント2,4を結ぶ直線上にあるものとす
る。
【0022】マイクエレメント1,2を結ぶ直線とマイ
クエレメント3,4を結ぶ直線とは垂直の関係にある。
又、マイクエレメント1,2を配置する間隔と、マイク
エレメント3,4を配置する間隔とは同じであり、その
距離を例えばLとする。
【0023】次に、本実施例のマイクロフォンユニット
5をカメラ一体型レコーダに適用した例について説明す
る。
【0024】図8は、本実施例のマイクロフォンユニッ
ト5を適用したカメラ一体型レコーダ1200の内部構
成を示すブロック図である。
【0025】図8は、1201はカメラユニットであ
り、レンズ、撮像素子、A/D変換回路、撮像信号処理
回路とを具備する。カメラユニット1201は、被写体
の光学像を電気信号に変換し、該電気信号を所定のデー
タフォーマット形式に準拠したデジタル画像信号に変換
する。1202は信号処理部であり、カメラユニット1
201から供給されたデジタル画像信号やマイクロフォ
ンユニット5から供給された3チャンネル或いは4チャ
ンネルのデジタル音声信号を、記録又は表示に適したデ
ータフォーマット形式に変換する。又、信号処理部12
02は、上述のデジタル画像信号やデジタル音声信号を
記録する場合、所定の高能率符号化方式に従って圧縮符
号化する。
【0026】1203は記録再生部であり、磁気テー
プ、磁気ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に対し、
カメラユニット1201にて撮像されたデジタル画像信
号、マイクロフォンユニット5にて集音された3又は4
チャンネルのデジタル音声信号を記録或いは再生する。
1204は表示部であり、カメラユニット1201によ
って撮像されたデジタル画像信号、記録再生部1203
から再生されたデジタル画像信号を表示する。
【0027】1205はスピーカであり、マイクロフォ
ンユニット5にて集音された3又は4チャンネルのデジ
タル音声信号、記録再生部1203から再生された3又
は4チャンネルのデジタル音声信号を選択的に出力す
る。1206は制御部であり、カメラ一体型レコーダ1
200全体の動作を制御する。1207は操作部であ
り、カメラ一体型レコーダ1200の動作モード(撮影
モード、記録モード、再生モード)の選択、マイクロフ
ォンユニット5にて集音可能な音声信号の選択、記録或
いは再生するデジタル音声信号のチャンネル数の選択等
を指示することができる。又、1208は電子ビューフ
ァインダー(EVF)である。
【0028】ここで、カメラ一体型レコーダ1200の
動作モードについて説明する。撮影モードの場合、カメ
ラユニット1201、マイクロフォンユニット5は動作
状態となり、表示部1204又はEVF1208はカメ
ラユニット1201からのデジタル画像信号を表示す
る。
【0029】記録モードの場合、カメラユニット120
1、マイクロフォンユニット5、記録再生部1203は
動作状態となり、記録再生部1203は、カメラユニッ
ト1201からのデジタル画像信号と共にマイクロフォ
ンユニット5からのデジタル音声信号を記録する。但
し、記録再生部1203が記録するデジタル音声信号の
チャンネル数は、操作部1207によって指示される。
カメラユニット1201からのデジタル画像信号は、表
示部1204又はEVF1208に表示される。
【0030】再生モードの場合、記録再生部1203、
表示部1204、スピーカ1205は動作状態となり、
表示部1204又はEVF1208は記録再生部120
3から再生されたデジタル画像信号を表示し、スピーカ
1205は記録再生部1203から再生された所定チャ
ンネルのデジタル音声信号を出力する。但し、記録再生
部1203が再生するチャンネルは、操作部1207に
よって指示される。
【0031】次に、上述のカメラ一体型レコーダ120
0を実際にユーザが使用する場合について説明する。図
9及び図10は、本実施例のマイクロフォンユニット5
を適用したカメラ一体型レコーダ1200を示す概念図
である。図9は、カメラ一体型レコーダ1200を側面
から見た図であり、図14は、カメラ一体型レコーダ1
200を真上から見た図である。
【0032】図9、10において、マイクロフォンユニ
ット5、EVF1208はカメラ一体型レコーダ120
0の天井面、カメラユニット1201は正面、表示部1
204、スピーカ1205、操作部1207は、左側面
に配置されている。
【0033】又、図10において、マイクロフォンユニ
ット5のマイクエレメント1は音源方向(或いは撮影方
向)に向かって音源側(或いは被写体側)、マイクエレ
メント2は音源方向に向かって収録側(或いはユーザ
側)、マイクエレメント3は音源方向に向かって左側、
マイクエレメント4は音源方向に向かって右側に夫々配
置されている。尚、本実施例において、音源方向と撮影
方向とは平行である。
【0034】更に、図10において、ユーザがカメラ一
体型レコーダ1200の右側面を保持して撮影を行う場
合、ユーザの口元方向は、マイクエレメント2,4を結
ぶ直線上にある。
【0035】次に、本実施例のマイクロフォンユニット
5の具体的な構成について、以下の実施例において詳細
に説明する。
【0036】(第1の実施例)図2は、本実施例の第1
の実施例のマイクロフォンユニット5の構成例を説明す
る図である。
【0037】図2において、11はマイクエレメント1
(M1)の出力信号を入力するための入力端子、12は
マイクエレメント2(M2)の出力信号を入力するため
の入力端子、13はマイクエレメント3(M3)の出力
信号を入力するための入力端子、14はマイクエレメン
ト4(M4)の出力信号を入力するための入力端子、1
5は入力端子11の出力信号を増幅する第一の増幅器、
16は入力端子12の出力信号を増幅する第二の増幅
器、17は入力端子13の出力信号を増幅する第三の増
幅器、18は入力端子14の出力信号を増幅する第四の
増幅器、19は第二の増幅器16の出力信号を遅延させ
る遅延回路、20は第三の増幅器17の出力信号から第
四の増幅器18の出力信号を減算する第一の合成器、2
1は遅延回路19の出力信号の位相を反転させる第一の
反転器、22は合成器20の出力信号を減衰させる減衰
器、23は第一の増幅器15の出力信号と反転器21の
出力信号とを合成する第三の合成器、24は減衰器22
の出力信号の位相を反転させる第二の反転器、25は第
一の合成器23の出力信号と減衰器22の出力信号とを
合成する第三の合成器、26は第一の合成器23の出力
信号と第二の反転器24の出力信号とを合成する第四の
合成器、27は第三の合成器25の出力信号を出力する
出力端子、28は第四の合成器26の出力信号を出力す
る出力端子、29は第四の増幅器18の出力信号を遅延
させる第二の遅延回路、30は遅延回路29の出力信号
の位相を反転させる第三の反転器、31は増幅器16の
出力信号と反転器30の出力信号とを合成する第五の合
成器である。
【0038】次に、マイクエレメント1(M1)とマイ
クエレメント2(M2)のペアで構成されたマイクロフ
ォンユニットの指向特性について説明する。尚、以下で
は、遅延回路19をローパスフィルタで構成した場合に
ついて説明する。
【0039】上述のように、マイクエレメント2とマイ
クエレメント1との距離をLとし、音源として正弦波s
inωtを入力した場合、マイクエレメント1の出力信
号aは以下のように表すことができる。
【0040】a=sinωt (1)
【0041】又、距離Lでの時間差をt1とすると、マ
イクエレメント2の出力信号bは以下のように表すこと
ができる。
【0042】 b=sin(ωt+t1) (2)
【0043】遅延回路19はローパスフィルタを用いて
いるため、位相特性をψとすると、第一の合成器23の
出力信号αは、以下のように表すことができる。
【0044】 α=sinωt+K(sinωt+t1+ψ+π) (3)
【0045】ここで、伝達関数N/(1+Ts)で与え
られるローパスフィルタのゲインKと位相特性ψとは以
下のように表すことができる。
【0046】
【外1】 ψ=−arctanωT (5)
【0047】(4)式、(5)式を(3)式に代入する
と、第一の合成器23の出力信号αは以下のように表す
ことができる。
【0048】
【外2】 ただし、(6)式のA、Bは以下のように表される。
【0049】 A=1+Kcos(t1+ψ+π) (7) B=Ksin(t1+ψ+π) (8)
【0050】ここで、マイクエレメント1、2間の距離
LをL=15(mm)とし、ローパスフィルタの通過域
ゲインNをN=1とし、ローパスフィルタの時定数Tを
T=3e-5とし、音源の入射角度を0度から360度ま
で変化させた場合のポーラパターンを図6に示す。図6
に示すように、マイクエレメント1、2から構成される
マイクロフォンユニットの指向特性は、音源方向に単一
指向性を有する特性となる。
【0051】以上のように第1の実施例では、マイクエ
レメント1、2を用いて、音源方向に対して単一指向性
を有する単一指向性マイクロフォンユニットを構成する
ことができる。
【0052】次に、マイクエレメント3(M3)とマイ
クエレメント4(M4)のペアで構成されたマイクロフ
ォンユニットの指向特性について説明する。上述のよう
にマイクエレメント3とマイクエレメント4との距離を
Lとして、マイクエレメント3の出力信号からマイクエ
レメント4の出力信号を減算する第一の合成器20の出
力信号をシミュレーションすると図7に示す結果とな
る。つまり、マイクエレメント3、4から構成されるマ
イクロフォンユニット指向特性は、音源方向に直交する
方向に双指向性有する特性となる。
【0053】以上のように第1の実施例では、マイクエ
レメント3,4を用いて、音源方向に直交する方向に対
して双指向性を有する双指向性マイクロフォンを構成す
ることができる。
【0054】次に、マイクエレメント1,2からなる単
一指向性マイクロフォンから得られた音声信号とマイク
エレメント3,4からなる双指向性マイクロフォンから
得られた双指向性の音声信号とを用いて、2チャンネル
の音声信号を生成する手順について説明する。本実施例
では、MSマイク(ミッドサイドマイク)方式に従っ
て、2チャンネルのステレオ音声信号を生成する場合に
ついて説明する。
【0055】ミッドサイドマイク方式では、単一指向性
をもつマイクロフォンの出力信号に対し、双指向性をも
つマイクロフォンの出力信号を所定の比率aで加算する
ことによって左チャンネルの音声信号を生成することが
でき、該出力信号を所定の比率aで減算することによっ
て右チャンネルの音声信号を生成することができる。
又、上記比率aを変化させることによって、ステレオマ
イクの指向軸の角度を徐々に変化させることも可能であ
る。
【0056】本実施例ではこの方式と同様の信号処理を
実現するために、双指向性マイクロフォンの出力に相当
する第一の合成器20の出力信号を減衰器22に供給
し、所定の比率aの出力信号に変換する。減衰器22の
出力信号の一方は、第三の合成器25に供給される。第
三の合成器25は、単一指向性マイクロフォンの出力に
相当する第二の合成器23の出力信号に減衰器22の出
力信号を加算し、その加算結果を左チャンネル(Lc
h:第1のチャンネル)の音声信号として出力端子27
に供給する。
【0057】又、減衰器22の出力信号のもう一方は、
第二の反転器24に供給される。第二の反転器24は、
入力信号の位相を反転し、その結果を第四の合成器26
に供給する。第四の合成器26は、単一指向性マイクロ
フォンの出力に相当する第二の合成器23の出力信号に
第二の反転器24の出力信号を加算し、その加算結果を
右チャンネル(Rch:第2のチャンネル)の音声信号
として出力端子28に供給する。
【0058】ここで、上記所定の比率aは、減衰器22
の特性によって変化させることができる。従って、減衰
器22の特性を操作可能とすることによって左チャンネ
ルと右チャンネルの特性をユーザによって任意に変化さ
せることができる。
【0059】以上のように第1の実施例では、マイクエ
レメント1,2からなる単一指向性マイクロフォンとマ
イクエレメント3,4からなる双指向性マイクロフォン
とを用いて、マイクロフォンユニット5の周囲の音声を
集音した2チャンネルのステレオ音声信号を生成するス
テレオマイクを構成することができる。
【0060】次に、第3のチャンネルの音声信号を生成
する手順について説明する。第1の実施例では、マイク
エレメント2(M2)とマイクエレメント4(M4)の
ペアで構成されたマイクロフォンを用いて第3のチャン
ネルの音声信号を生成する。
【0061】マイクエレメント4の出力信号は増幅器1
8にて増幅され、第二の遅延回路29に供給される。第
二の遅延回路29は入力信号を所定期間遅延させ、その
結果を第三の反転器30に供給する。第三の反転器30
は入力信号の位相を反転させ、その結果を第五の合成器
31に供給する。一方、マイクエレメント2の出力信号
は増幅器16にて増幅され、第五の合成器31に供給さ
れる。
【0062】第五の合成器31は第二の増幅器16の出
力信号と第三の反転器30の出力信号とを合成し、その
結果を出力端子32に供給する。ここで、第五の合成器
31の出力は、マイクエレメント2を前方方向、マイク
エレメント4を背面方向とする単一指向性マイクロフォ
ンの出力に相当し、このマイクロフォンはユーザの口元
方向に優れた指向性をもつマイクロフォンとして機能す
る。従って、第五の合成器31は、ユーザの音声(例え
ば、ナレーション(narration))を集音した音声信号
を第3のチャンネルの音声信号として出力する。
【0063】以上のように第1の実施例では、マイクエ
レメント2,4を用いて、ユーザの口元方向に対して優
れた単一指向性を有するマイクロフォン(以下では、ナ
レーションマイクとも呼ぶ)を構成することができ、ユ
ーザの音声(ナレーション)を第3のチャンネルの音声
信号として生成することができる。
【0064】このように第1の実施例では、1つのマイ
クロフォンユニット5において指向性の異なる複数のマ
イクロフォンを構成することができるため、用途の異な
る複数種類のマイクロフォン(上述のステレオマイクや
ナレーションマイク)を実現することができる。又、マ
イクロフォンユニット5の周囲の音声を集音した2チャ
ンネルのステレオ音声信号だけでなく、ユーザの音声を
集音した1チャンネルのナレーション用音声信号をも生
成することができる。
【0065】更に、第1の実施例のマイクロフォンユニ
ット5をカメラ一体型レコーダ等の携帯機器に適用した
場合には、複数種類のマイクロフォンユニットを接続す
ることも、携帯機器の持つ携帯性や機動性を損なうこと
も、操作性の煩わしさも、システム全体にかかるコスト
を増加させることもなく、携帯機器の周囲の音声やユー
ザの音声を別々に集音することができる。
【0066】(第2の実施例)第1の実施例では、2チ
ャンネルのステレオ音声信号を生成するステレオマイク
だけでなく、マイクエレメント2を前方方向、マイクエ
レメント4を背面方向とする単一指向性を有するナレー
ションマイクを構成し、該ナレーションマイクから第3
のチャンネルの音声信号を生成するマイクロフォンユニ
ットについて説明した。
【0067】これに対して第2の実施例では、第3のチ
ャンネルの音声信号を、マイクエレメント1を前方方
向、マイクエレメント2を背面方向とする単一指向性マ
イクロフォンにより生成する場合について説明する。
【0068】図3は、本実施例の第2の実施例のマイク
ロフォンユニット5の構成例を説明する図である。尚、
第2の実施例において、第1の実施例と同様の処理を行
う部材については同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0069】まず、2チャンネルのステレオ音声信号を
生成する手順について説明する。第2の実施例では、第
1の実施例と同様に、マイクエレメント1,2からなる
単一指向性マイクロフォンとマイクエレメント3,4か
らなる双指向性マイクロフォンとを用いて2チャンネル
のステレオ音声信号を生成する。従って、その詳細な説
明を省略する。
【0070】次に、第3のチャンネルの音声信号を生成
する手順について説明する。第2の実施例では、マイク
エレメント1(M1)とマイクエレメント2(M2)の
ペアで構成されたマイクロフォンを用いて第3のチャン
ネルの音声信号を生成する。
【0071】マイクエレメント2の出力信号は増幅器1
6にて増幅され、遅延回路40に供給される。遅延回路
40は入力信号を所定期間遅延させ、その結果を反転器
41に供給する。反転器41は入力信号の位相を反転さ
せ、その結果を合成器42に供給する。一方、マイクエ
レメント1の出力信号は増幅器15にて増幅され、合成
器42に供給される。
【0072】合成器42は増幅器15の出力信号と反転
器41の出力信号とを合成し、その結果を出力端子43
に供給する。ここで、合成器42の出力は、マイクエレ
メント1を前方方向、マイクエレメント2を背面方向と
する単一指向性マイクロフォンの出力に相当し、このマ
イクロフォンは音源方向に対して優れた指向性をもつマ
イクロフォンとして機能する。従って、合成器42は、
音源方向の音声(例えば、ユーザ以外の人物の音声等)
を集音した音声信号を第3のチャンネルの音声信号とし
て出力する。
【0073】以上のように第1の実施例では、マイクエ
レメント1,2を用いて、音源方向に対して優れた単一
指向性を有するマイクロフォン(以下では、センターマ
イクとも呼ぶ)を構成することができ、ユーザ以外の人
物の音声(例えば、インタビュー)を第3のチャンネル
の音声信号として生成することができる。
【0074】このように第2の実施例では、1つのマイ
クロフォンユニット5において指向性の異なる複数のマ
イクロフォンを構成することができるため、用途の異な
る複数種類のマイクロフォン(上述のステレオマイクや
センターマイク)を実現することができる。又、マイク
ロフォンユニット5の周囲の音声を集音した2チャンネ
ルのステレオ音声信号だけでなく、ユーザ以外の人物の
音声を集音した1チャンネルのインタビュー用音声信号
をも生成することができる。
【0075】更に、第2の実施例のマイクロフォンユニ
ット5をカメラ一体型レコーダ等の携帯機器に適用した
場合には、複数種類のマイクロフォンユニットを接続す
ることも、携帯機器の持つ携帯性や機動性を損なうこと
も、操作性の煩わしさも、システム全体にかかるコスト
を増加させることもなく、携帯機器の周囲の音声やユー
ザの音声を別々に集音することができる。
【0076】(第3の実施例)第1の実施例では、2チ
ャンネルのステレオ音声信号を生成するステレオマイク
だけでなく、マイクエレメント2を前方方向、マイクエ
レメント4を背面方向とする単一指向性マイクロフォン
(ナレーションマイク)を構成し、該ナレーションマイ
クにより第3のチャンネルの音声信号を生成するマイク
ロフォンユニットについて説明した。又、マイクエレメ
ント1を前方方向、マイクエレメント2を背面方向とす
る単一指向性マイクロフォン(センターマイク)を構成
し、該センターマイクにより第3のチャンネルの音声信
号を生成するマイクロフォンユニットについて説明し
た。
【0077】これに対して第3の実施例は、第1の実施
例のナレーションマイクと第2の実施例のセンターマイ
クとを選択的に切り替え可能なマイクロフォンユニット
について説明する。
【0078】図4は、本実施例の第3の実施例のマイク
ロフォンユニット5の構成例を説明する図である。尚、
第3の実施例において、第1、第2の実施例と同様の処
理を行う部材については同一の符号を付し、その説明を
省略する。
【0079】まず、2チャンネルのステレオ音声信号を
生成する手順について説明する。第3の実施例では、第
1の実施例と同様に、マイクエレメント1,2からなる
単一指向性マイクロフォンとマイクエレメント3,4か
らなる双指向性マイクロフォンとを用いて2チャンネル
のステレオ音声信号を生成する。従って、その詳細な説
明を省略する。
【0080】次に、第3のチャンネルの音声信号を生成
する手順について説明する。第3の実施例では、スイッ
チ回路50を切り替えることによって、出力端子54か
ら出力される第3のチャンネルの音声信号の指向性が異
なるように構成されている。尚、スイッチ回路50は、
ユーザの操作により適宜切り替えることができる。
【0081】スイッチ回路50は2つの切り替え機能を
有し、一方は、遅延回路51に供給される信号を制御
し、他方は合成器53に供給される信号を制御する。例
えば、スイッチ回路50の状態がNである場合、増幅器
18の出力信号が遅延回路51に供給される信号として
選択され、増幅器16の出力信号が合成器53に供給さ
れる信号として選択される。又、スイッチ回路50の状
態がCである場合、増幅器16の出力信号が遅延回路5
1に供給される信号として選択され、増幅器15の出力
信号が合成器53に供給される信号として選択される。
【0082】スイッチ回路50の状態がNである場合の
処理手順について説明する。マイクエレメント4の出力
信号は増幅器18にて増幅され、スイッチ回路50を介
して遅延回路51に供給される。遅延回路51は入力信
号を所定期間遅延させ、その結果を反転器52に供給す
る。反転器52は入力信号の位相を反転させ、その結果
を合成器53に供給する。一方、マイクエレメント2の
出力信号は増幅器16にて増幅され、スイッチ回路50
を介して合成器53に供給される。
【0083】合成器53は増幅器16の出力信号と反転
器52の出力信号とを合成し、その結果をナレーション
(narration)用の音声信号として出力端子54に供給
する。
【0084】このように、スイッチ回路50の状態がN
である場合、マイクエレメント2を前方方向、マイクエ
レメント4を背面方向とする単一指向性マイクの出力を
出力端子54から得ることができる。
【0085】合成器53は増幅器16の出力信号と反転
器52の出力信号とを合成し、その結果を出力端子54
に供給する。ここで、合成器53の出力は、マイクエレ
メント2を前方方向、マイクエレメント4を背面方向と
する単一指向性マイクロフォンの出力に相当し、このマ
イクロフォンはユーザの口元方向に優れた指向性をもつ
マイクロフォンとして機能する。従って、合成器53
は、ユーザの音声(例えば、ナレーション(narratio
n))を集音した音声信号を第3のチャンネルの音声信
号として出力する。
【0086】次に、スイッチ回路50の状態がCである
場合の処理手順について説明する。マイクエレメント2
の出力信号は増幅器16にて増幅され、スイッチ回路5
0を介して遅延回路51に供給される。遅延回路51は
入力信号を所定期間遅延させ、その結果を反転器52に
供給する。反転器52は入力信号の位相を反転させ、そ
の結果を合成器53に供給する。一方、マイクエレメン
ト1の出力信号は増幅器15にて増幅され、スイッチ回
路50を介して合成器53に供給される。
【0087】合成器53は増幅器15の出力信号と反転
器52の出力信号とを合成し、その結果を出力端子54
に供給する。ここで、合成器53の出力は、マイクエレ
メント1を前方方向、マイクエレメント2を背面方向と
する単一指向性マイクロフォンの出力に相当し、このマ
イクロフォンは音源方向に対して優れた指向性をもつマ
イクロフォンとして機能する。従って、合成器53は、
音源方向の音声(例えば、ユーザ以外の人物の音声等)
を集音した音声信号を第3のチャンネルの音声信号とし
て出力する。
【0088】このように第3の実施例では、1つのマイ
クロフォンユニット5において指向性の異なる複数のマ
イクロフォンを構成することができるため、用途の異な
る複数種類のマイクロフォン(上述のステレオマイク、
ナレーションマイク、センターマイク)を実現すること
ができる。又、マイクロフォンユニット5の周囲の音声
を集音した2チャンネルのステレオ音声信号だけでな
く、ユーザの音声を集音した1チャンネルのナレーショ
ン用音声信号、ユーザ以外の人物の音声を集音した1チ
ャンネルのインタビュー用音声信号をも選択的に生成す
ることができる。
【0089】更に、第3の実施例のマイクロフォンユニ
ット5をカメラ一体型レコーダ等の携帯機器に適用した
場合には、複数種類のマイクロフォンユニットを接続す
ることも、携帯機器の持つ携帯性や機動性を損なうこと
も、操作性の煩わしさも、システム全体にかかるコスト
を増加させることもなく、携帯機器の周囲の音声、ユー
ザの音声、ユーザ以外の人物の音声を選択的に集音する
ことができる。
【0090】(第4の実施例)第3の実施例は、第1の
実施例のナレーションマイクと第2の実施例のセンター
マイクとを選択的に切り替え可能なマイクロフォンユニ
ットについて説明する。
【0091】これに対して第4の実施例は、第1の実施
例のナレーションマイクと第2の実施例のセンターマイ
クの双方を具備するマイクロフォンユニットについて説
明する。
【0092】図5は、本実施例の第4の実施例のマイク
ロフォンユニット5の構成例を説明する図である。尚、
第4の実施例において、第1、第2の実施例と同様の処
理を行う部材については同一の符号を付し、その説明を
省略する。
【0093】まず、2チャンネルのステレオ音声信号を
生成する手順について説明する。第4の実施例では、第
1の実施例と同様に、マイクエレメント1,2からなる
単一指向性マイクロフォンとマイクエレメント3,4か
らなる双指向性マイクロフォンとを用いて2チャンネル
のステレオ音声信号を生成する。従って、その詳細な説
明を省略する。
【0094】次に、第3のチャンネルの音声信号を生成
する手順について説明する。第4の実施例では、第1の
実施例と同様に、マイクエレメント2(M2)とマイク
エレメント4(M4)のペアで構成されたマイクロフォ
ン(ナレーションマイク)を用いて第3のチャンネルの
音声信号を生成する。従って、その詳細な説明を省略す
る。
【0095】次に、第4のチャンネルの音声信号を生成
する手順について説明する。第4の実施例では、第2の
実施例と同様に、マイクエレメント1(M1)とマイク
エレメント2(M2)のペアで構成されたマイクロフォ
ン(センターマイク)を用いて第3のチャンネルの音声
信号を生成する。従って、その詳細な説明を省略する。
【0096】以上のように第4の実施例では、マイクエ
レメント2,4を用いて、ユーザの口元方向に対して優
れた単一指向性を有するマイクロフォンを構成すること
ができ、ユーザの音声(ナレーション)を第3のチャン
ネルの音声信号として生成することができる。又、マイ
クエレメント1,2を用いて、音源方向に対して優れた
単一指向性を有するマイクロフォンを構成することもで
き、ユーザ以外の人物の音声(例えば、インタビュー)
を第4のチャンネルの音声信号として生成することもで
きる。
【0097】このように第4の実施例では、1つのマイ
クロフォンユニット5において指向性の異なる複数のマ
イクロフォンを構成することができるため、用途の異な
る複数種類のマイクロフォン(上述のステレオマイク、
ナレーションマイク、センターマイク)を実現すること
ができる。又、マイクロフォンユニット5の周囲の音声
を集音した2チャンネルのステレオ音声信号だけでな
く、ユーザの音声を集音した1チャンネルのナレーショ
ン用音声信号、ユーザ以外の人物の音声を集音した1チ
ャンネルのインタビュー用音声信号をも生成することが
できる。
【0098】更に、第4の実施例のマイクロフォンユニ
ット5をカメラ一体型レコーダ等の携帯機器に適用した
場合には、複数種類のマイクロフォンユニットを接続す
ることも、携帯機器の持つ携帯性や機動性を損なうこと
も、操作性の煩わしさも、システム全体にかかるコスト
を増加させることもなく、携帯機器の周囲の音声、ユー
ザの音声、ユーザ以外の人物の音声を別々に集音するこ
とができる。
【0099】尚、本発明はその精神、又はその主要な特
徴から逸脱することなく、様々な形で実施することがで
きる。
【0100】上述の実施例では、マイクロフォンユニッ
ト5をカメラ一体型レコーダに適用する場合について説
明したが、複数チャンネルの音声信号を記録できる携帯
機器であれば、デジタルカメラ、モバイルコンピュータ
等の電子機器であってもよい。
【0101】又、上述の実施例では、マイクロフォンユ
ニット5を使用するユーザの口元方向は、マイクエレメ
ント2,4を結ぶ直線上にあるものとしたがそれに限る
ものではない。マイクエレメント2,3を結ぶ直線上に
あるものとしてもよい。又、図11のマイクロフォンユ
ニット5のように、スイッチ回路60を用いて、マイク
エレメント2,3或いはマイクエレメント2,4からな
る単一指向性マイクロフォン(上述のナレーションマイ
ク)を選択できるように構成することも可能である。更
に、マイクロフォンユニット5をカメラ一体型レコーダ
1200等に適用した場合、操作部1207を用いてマ
イクロフォンユニット5で集音可能な口元方向をユーザ
に選択させる構成とすることも可能である。これによ
り、操作性と利便性をより向上させることができる。
【0102】従って、前述の実施例はあらゆる点おいて
単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
【0103】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数のマ
イクエレメントからなるマイクロフォンユニットを用い
て指向性の異なる複数のマイクロフォンを構成し、各マ
イクロフォンを用いて複数チャンネルの音声信号を生成
することができる。又、ステレオ音声、ナレーション用
音声、インタビュー用音声等の複数種類の音声信号を、
複数種類のマイクロフォンユニットを別途用意すること
なく、簡単な構成によって生成することができる。
【0104】又、本発明の音声信号処理装置をカメラ一
体型レコーダ等の携帯機器に適用した場合には、複数種
類のマイクロフォンユニットを接続することも、携帯機
器の持つ携帯性や機動性を損なうことも、操作性の煩わ
しさも、システム全体にかかるコストを増加させること
もなく、携帯機器の周囲の音声、ユーザの音声、ユーザ
以外の人物の音声等を別々に集音することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のマイクエレメントの配置構成を示す
図。
【図2】第1の実施例のマイクロフォンユニットの構成
を示す図。
【図3】第2の実施例のマイクロフォンユニットの構成
を示す図。
【図4】第3の実施例のマイクロフォンユニットの構成
を示す図。
【図5】第4の実施例のマイクロフォンユニットの構成
を示す図。
【図6】単一指向性マイクロフォンのポーラパターンの
一例を示す図。
【図7】双指向性マイクロフォンのポーラパターンの一
例を示す図。
【図8】本実施例のカメラ一体型レコーダの構成を示す
ブロック図。
【図9】本実施例のマイクロフォンユニットを備えたカ
メラ一体型レコーダを示す概念図。
【図10】本実施例のマイクロフォンユニットを備えた
カメラ一体型レコーダを示す概念図。
【図11】他の実施例のマイクロフォンユニットの構成
を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 1/02 108 H04R 1/02 108 5D018 1/40 320 1/40 320A 320B Fターム(参考) 2H100 AA31 BB05 CC00 FF00 2H105 EE34 5C022 AA11 AC03 AC12 AC13 AC41 AC69 AC72 AC79 5D011 AB04 5D017 BC04 BC14 5D018 BB22 BB24 BB25

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の直線上に配置された第1、第2の
    マイクエレメントと、前記第1の直線と交差する第2の
    直線上に配置された第3、第4のマイクエレメントとを
    用いて2チャンネルの音声信号を生成する第1の音声信
    号処理手段と、 前記第2、第4のマイクエレメントを用いて1チャンネ
    ルの音声信号を生成する第2の音声信号処理手段とを具
    備することを特徴とする音声信号処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1、第2のマ
    イクエレメントは、単一指向性を有するマイクロフォン
    を構成し、前記第3、第4のマイクエレメントは、双指
    向性を有するマイクロフォンを構成することを特徴とす
    る音声信号処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1若しくは2において、前記第
    1、第2のマイクエレメントは、音源方向に指向性を有
    するマイクロフォンを構成し、前記第3、第4のマイク
    エレメントは、音源の方向と交差する方向に指向性を有
    するマイクロフォンを構成することを特徴とする音声信
    号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記第
    2、第4のマイクエレメントは、単一指向性を有するマ
    イクロフォンを構成することを特徴とする音声信号処理
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記第
    2、第4のマイクエレメントは、使用者の方向に指向性
    を有するマイクロフォンを構成することを特徴とする音
    声信号処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記第
    2、第4のマイクエレメントにより構成されるマイクロ
    フォンの指向性の方向と前記第1、第2のマイクエレメ
    ントにより構成されるマイクロフォンの指向性の方向と
    は、交差することを特徴とする音声信号処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記第
    2の音声信号処理手段は更に、前記第2、第3のマイク
    エレメントを用いて1チャンネルの音声信号を生成可能
    であり、前記第2、第4のマイクエレメントを用いて生
    成する音声信号と前記第2、第3のマイクエレメントを
    用いて生成する音声信号の何れか一方を出力することを
    特徴とする音声信号処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかにおいて、前記音
    声信号処理装置は、カメラ一体型レコーダを含む携帯可
    能な電子機器に適用可能であることを特徴とする音声信
    号処理装置。
  9. 【請求項9】 第1の直線上に配置された第1、第2の
    マイクエレメントと、前記第1の直線と交差する第2の
    直線上に配置された第3、第4のマイクエレメントとを
    用いて2チャンネルの音声信号を生成し、 前記第2、第4のマイクエレメントを用いて1チャンネ
    ルの音声信号を生成することを特徴とする音声信号処理
    方法。
  10. 【請求項10】 第1の直線上に配置された第1、第2
    のマイクエレメントと、前記第1の直線と交差する第2
    の直線上に配置された第3、第4のマイクエレメントと
    を用いて2チャンネルの音声信号を生成する第1の音声
    信号処理手段と、 前記第1、第2のマイクエレメントを用いて1チャンネ
    ルの音声信号を生成する第2の音声信号処理手段とを具
    備することを特徴とする音声信号処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記第1、第2
    のマイクエレメントは、単一指向性を有するマイクロフ
    ォンを構成し、前記第3、第4のマイクエレメントは、
    双指向性を有するマイクロフォンを構成することを特徴
    とする音声信号処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項10若しくは11において、前
    記第1、第2のマイクエレメントは、音源方向に指向性
    を有するマイクロフォンを構成し、前記第3、第4のマ
    イクエレメントは、音源の方向と交差する方向に指向性
    をすることを特徴とする音声信号処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項10〜12の何れかにおいて、
    前記音声信号処理装置は、カメラ一体型レコーダを含む
    携帯可能な電子機器に適用可能であることを特徴とする
    音声信号処理装置。
  14. 【請求項14】 第1の直線上に配置された第1、第2
    のマイクエレメントと、前記第1の直線と交差する第2
    の直線上に配置された第3、第4のマイクエレメントと
    を用いて2チャンネルの音声信号を生成し、 前記第1、第2のマイクエレメントを用いて1チャンネ
    ルの音声信号を生成することを特徴とする音声信号処理
    方法。
  15. 【請求項15】 第1の直線上に配置された第1、第2
    のマイクエレメントと、前記第1の直線と交差する第2
    の直線上に配置された第3、第4のマイクエレメントと
    を用いて2チャンネルの音声信号を生成する第1の音声
    信号処理手段と、 前記第1、第2、第4のマイクエレメントを用いて少な
    くとも1チャンネルの音声信号を生成する第2の音声信
    号処理手段とを具備することを特徴とする音声信号処理
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記第2の音声
    信号処理手段は、前記第2、第4のマイクエレメントを
    用いて1チャンネルの音声信号を生成し、前記第1、第
    2のマイクエレメントを用いて1チャンネルの音声信号
    を生成することを特徴とする音声信号処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項15若しくは16において、前
    記第2、第4のマイクエレメントは、第1の方向に単一
    指向性を有するマイクロフォンを構成し、前記第1、第
    2のマイクエレメントは、前記第1の方向に交差する第
    2の方向に単一指向性を有するマイクロフォンを構成す
    ることを特徴とする音声信号処理装置。
  18. 【請求項18】 請求項15〜17の何れかにおいて、
    前記第2、第4のマイクエレメントは、使用者の方向に
    指向性を有するマイクロフォンを構成し、前記第1、第
    2のマイクエレメントは、音源の方向に指向性を有する
    マイクロフォンを構成することを特徴とする音声信号処
    理装置。
  19. 【請求項19】 請求項15〜18の何れかにおいて、
    前記音声信号処理装置は、カメラ一体型レコーダを含む
    携帯可能な電子機器に適用可能であることを特徴とする
    音声信号処理装置。
  20. 【請求項20】 第1の直線上に配置された第1、第2
    のマイクエレメントと、前記第1の直線と交差する第2
    の直線上に配置された第3、第4のマイクエレメントと
    を用いて2チャンネルの音声信号を生成し、 前記第2、第4のマイクエレメントを用いて1チャンネ
    ルの音声信号を生成し、 前記第1、第2のマイクエレメントを用いて1チャンネ
    ルの音声信号を生成することを特徴とする音声信号処理
    方法。
  21. 【請求項21】 第1の単一指向性を有する第1の集音
    手段と、 双指向性を有する第2の集音手段と、 第2の単一指向性を有する第3の集音手段とを具備し、 前記第1の集音手段と前記第2の集音手段とを用いて2
    チャンネルの音声信号を生成し、前記第3の集音手段を
    用いて1チャンネルの音声信号を生成することを特徴と
    する音声信号処理装置。
  22. 【請求項22】 請求項21において、前記第1の単一
    指向性の方向と前記第2の単一指向性の方向とは交差す
    ることを特徴とする音声信号処理装置。
  23. 【請求項23】 請求項21若しくは22において、前
    記第1の単一指向性の方向は、音源の方向であり、前記
    第2の単一指向性の方向は、使用者の方向であることを
    特徴とする音声信号処理装置。
  24. 【請求項24】 請求項21において、前記第1の単一
    指向性の方向と前記第2の単一指向性の方向とは平行で
    あることを特徴とする音声信号処理装置。
  25. 【請求項25】 請求項21若しくは24において、前
    記第1の単一指向性の方向と前記第2の単一指向性の方
    向とは、音源の方向であることを特徴とする音声信号処
    理装置。
  26. 【請求項26】 請求項21において、前記音声信号処
    理装置は更に、前記第1の集音手段を用いて1チャンネ
    ルの音声信号を生成することを特徴とする音声信号処理
    装置。
  27. 【請求項27】 請求項21若しくは26において、前
    記音声信号処理装置は、前記第3の集音手段を用いて生
    成された1チャンネルの音声信号と、前記第1の集音手
    段を用いて生成された1チャンネルの音声信号の少なく
    とも一方を出力することを特徴とする音声信号処理装
    置。
  28. 【請求項28】 請求項21〜27の何れかにおいて、
    前記音声信号処理装置は、カメラ一体型レコーダを含む
    携帯可能な電子機器に適用可能であることを特徴とする
    音声信号処理装置。
  29. 【請求項29】 第1の単一指向性を有する第1の集音
    手段と双指向性を有する第2の集音手段とを用いて2チ
    ャンネルの音声信号を生成し、 第2の単一指向性を有する第3の集音手段を用いて1チ
    ャンネルの音声信号を生成することを特徴とする音声信
    号処理方法。
  30. 【請求項30】 第1の直線上に配置された第1、第2
    のマイクエレメントと、前記第1の直線と交差する第2
    の直線上に配置された第3、第4のマイクエレメントと
    を用いて2チャンネルの音声信号を生成する第1の音声
    信号処理手段と、前記第2、第4のマイクエレメントを
    用いて1チャンネルの音声信号を生成する第2の音声信
    号処理手段とを具備するマイクロフォンユニットと、 前記マイクロフォンユニットの出力するnチャンネルの
    音声信号を入力する入力手段とを具備することを特徴と
    する電子機器。
  31. 【請求項31】 第1の直線上に配置された第1、第2
    のマイクエレメントと、前記第1の直線と交差する第2
    の直線上に配置された第3、第4のマイクエレメントと
    を用いて2チャンネルの音声信号を生成する第1の音声
    信号処理手段と、前記第1、第2のマイクエレメントを
    用いて1チャンネルの音声信号を生成する第2の音声信
    号処理手段とを具備するマイクロフォンユニットと、 前記マイクロフォンユニットの出力するnチャンネルの
    音声信号を入力する入力手段とを具備することを特徴と
    する電子機器。
  32. 【請求項32】 第1の直線上に配置された第1、第2
    のマイクエレメントと、前記第1の直線と交差する第2
    の直線上に配置された第3、第4のマイクエレメントと
    を用いて2チャンネルの音声信号を生成する第1の音声
    信号処理手段と、前記第1、第2、第4のマイクエレメ
    ントを用いて少なくとも1チャンネルの音声信号を生成
    する第2の音声信号処理手段とを具備するマイクロフォ
    ンユニットと、 前記マイクロフォンユニットの出力するnチャンネルの
    音声信号を入力する入力手段とを具備することを特徴と
    する電子機器。
  33. 【請求項33】 第1の単一指向性を有する第1の集音
    手段と双指向性を有する第2の集音手段とを用いて2チ
    ャンネルの音声信号を生成し、第2の単一指向性を有す
    る第3の集音手段とを用いて1チャンネルの音声信号を
    生成するマイクロフォンユニットと、 前記マイクロフォンユニットの出力するnチャンネルの
    音声信号を入力する入力手段とを具備することを特徴と
    する電子機器。
  34. 【請求項34】 請求項30〜32の何れかにおいて、
    前記第2、第4のマイクエレメントは、使用者の方向に
    指向性を有するマイクロフォンを構成し、前記第1、第
    2のマイクエレメントは、音源の方向に指向性を有する
    マイクロフォンを構成することを特徴とする電子機器。
  35. 【請求項35】 請求項33において、前記第1の単一
    指向性の方向と前記第2の単一指向性の方向とは交差或
    いは平行することを特徴とする電子機器。
  36. 【請求項36】 請求項30〜35の何れかにおいて、
    前記電子機器は、カメラ一体型レコーダであることを特
    徴とする電子機器。
JP25733999A 1999-09-10 1999-09-10 音声信号処理装置及び方法、並びに電子機器 Withdrawn JP2001086588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25733999A JP2001086588A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 音声信号処理装置及び方法、並びに電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25733999A JP2001086588A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 音声信号処理装置及び方法、並びに電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001086588A true JP2001086588A (ja) 2001-03-30

Family

ID=17305001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25733999A Withdrawn JP2001086588A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 音声信号処理装置及び方法、並びに電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001086588A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005849A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Sony Corp 記録装置、記録方法、再生装置、再生方法、記録方法のプログラム及び記録方法のプログラムを記録した記録媒体
JP2008193196A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Casio Comput Co Ltd 撮像装置および指定音声出力方法
JP2009284391A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 収音装置、収音方法、そのプログラム、その記録媒体
JP4505035B1 (ja) * 2009-06-02 2010-07-14 パナソニック株式会社 ステレオマイクロホン装置
JP2018157314A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005849A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Sony Corp 記録装置、記録方法、再生装置、再生方法、記録方法のプログラム及び記録方法のプログラムを記録した記録媒体
JP4692095B2 (ja) * 2005-06-21 2011-06-01 ソニー株式会社 記録装置、記録方法、再生装置、再生方法、記録方法のプログラムおよび記録方法のプログラムを記録した記録媒体
JP2008193196A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Casio Comput Co Ltd 撮像装置および指定音声出力方法
JP2009284391A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 収音装置、収音方法、そのプログラム、その記録媒体
JP4505035B1 (ja) * 2009-06-02 2010-07-14 パナソニック株式会社 ステレオマイクロホン装置
JP2010283418A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Panasonic Corp ステレオマイクロホン装置
US7933428B2 (en) 2009-06-02 2011-04-26 Panasonic Corporation Microphone apparatus
JP2018157314A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4269883B2 (ja) マイクロホン装置、再生装置及び撮像装置
CN1956601B (zh) 音频再现设备与音频再现方法
JP3385725B2 (ja) 映像を伴うオーディオ再生装置
JP3435156B2 (ja) 音像定位装置
US20090303350A1 (en) Multi-channel sound collecting apparatus, multi-channel sound reproducing apparatus, and multi-channel sound collecting and reproducing apparatus
EP2875624B1 (en) Portable electronic device with directional microphones for stereo recording
EP1651008A2 (en) Method and apparatus for recording sound, and method and apparatus for reproducing sound
JP2008543143A (ja) 音響変換器のアセンブリ、システムおよび方法
JP5939444B2 (ja) 撮像装置
JP2002223493A (ja) マルチチャンネル収音装置
JP2006287544A (ja) 映像音声記録再生装置
JP2014049856A (ja) アンプユニット及びこれを備える携帯電子機器
JP2001086588A (ja) 音声信号処理装置及び方法、並びに電子機器
KR101121030B1 (ko) 촬상장치
JP2012119803A (ja) 超広角映像の記録及び再生装置
JP5949398B2 (ja) 映像音声記録再生装置
JP2000278581A (ja) ビデオカメラ
JP4538860B2 (ja) 音声帯域信号記録再生装置、音声帯域信号記録再生方法、音声帯域信号記録装置及び音声帯域信号記録方法
JPH05191886A (ja) サラウンドマイクロホンシステム
KR20060056009A (ko) 가변 지향성 스테레오 마이크로폰
JP3552391B2 (ja) 撮像機器用マイクロホン及び撮像機器
JP6249047B2 (ja) 音声処理装置、映像処理装置、音声処理方法及び映像処理方法
JP5014100B2 (ja) 撮像装置
JP5014101B2 (ja) 撮像装置
JP2007312181A (ja) 撮像収音信号再生システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205