JP2001079724A - 切削工具取付装置,切削工具支持剛性増強装置および固定装置 - Google Patents

切削工具取付装置,切削工具支持剛性増強装置および固定装置

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JP2001079724A
JP2001079724A JP25411899A JP25411899A JP2001079724A JP 2001079724 A JP2001079724 A JP 2001079724A JP 25411899 A JP25411899 A JP 25411899A JP 25411899 A JP25411899 A JP 25411899A JP 2001079724 A JP2001079724 A JP 2001079724A
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peripheral surface
hole
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cutting tool
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Hajime Tejima
一 手島
Makoto Suzuki
鈴木  誠
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Fuji Bellows Co Ltd
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Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工作機械の工具軸による切削工具の支持剛性を
向上させる。 【解決手段】主軸16に、環状部材160を固定装置1
62により固定する。環状部材160の貫通穴176の
内周面をフランジ部30のテーパ外周面35に対応する
テーパ内周面180とする。工具ホルダ10の主軸16
への取付け時には、テーパシャンク26をテーパ嵌合穴
152に、フランジ部30の後端部を環状部材160の
貫通穴176に嵌入させる。テーパシャンク26を引き
込めば、ホルダ本体24の後端面34が主軸16の先端
面150に当接するとともに、テーパ外周面35が環状
部材160のテーパ内周面180に締まり嵌合する。テ
ーパシャンク26をさらに引き込めば、テーパシャンク
26のテーパ外周面82がテーパ嵌合穴152のテーパ
内周面154に締まり嵌合し、後端面34が先端面15
0に強く引き付けられる。二面拘束を実現しつつ、環状
部材160によりフランジ部30が主軸16に支持され
て半径方向の相対移動が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切削工具を、工作
機械の主軸等、先端面に開口する嵌合穴を備えた工具軸
に切削工具を着脱可能に取り付ける切削工具取付装置、
その切削工具取付装置における切削工具の支持剛性を増
強する装置、あるいはそれら装置に好適な固定装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】先端面に開口する嵌合穴を備えた工作機
械の工具軸に切削工具を着脱可能に取り付ける工具ホル
ダが広く使用されている。この種の工具ホルダは、大
径部と、その大径部の一端面から直角な方向に延び出
し、大径部より直径の小さい嵌合突部とを備え、嵌合突
部が嵌合穴と嵌合する状態で工具軸に取外し可能に取り
付けられる。この工具ホルダは切削工具保持部を備えて
いるため、その切削工具保持部に切削工具を保持させ、
工具ホルダを着脱することにより、切削工具を工具軸に
着脱することができる。
【0003】しかし、従来の工具ホルダによる切削工具
の取付けでは、工具軸による切削工具の支持剛性が十分
とは言えない場合があった。切削工具の支持剛性が不十
分であれば、十分な切削加工精度が得られない、あるい
は重切削ができないため生産能率を十分に高めることが
できない等の問題が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】本発明は、以上の事情を背景として、工具軸により
切削工具の支持剛性を増強することを直接的な課題とし
てなされたものであり、本発明によって、下記各態様の
切削工具取付装置,切削工具支持剛性増強装置および固
定装置が得られる。各態様は請求項と同様に、項に区分
し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引
用する形式で記載する。これは、あくまでも本発明の理
解を容易にするためであり、本明細書に記載の技術的特
徴およびそれらの組合わせが以下の各項に記載のものに
限定されると解釈されるべきではない。また、1つの項
に複数の事項が記載されている場合、それら複数の事項
を常に一緒に採用しなければならないわけではなく、一
部の事項のみを取り出して採用することも可能である。 (1)先端面に開口する嵌合穴を備えた工作機械の工具
軸に切削工具を着脱可能に取り付ける切削工具取付装置
であって、大径部と、その大径部の一端面から直角な方
向に延び出し、大径部より直径の小さい嵌合突部とを備
え、嵌合突部が前記嵌合穴と嵌合する状態で工具軸に取
外し可能に取り付けられ、切削工具を保持する工具ホル
ダと、工具ホルダが工具軸に、前記嵌合突部が前記嵌合
穴に嵌合されて取り付けられた状態で、前記大径部の外
周面と嵌合する円形断面の貫通穴を備えた環状部材と、
その環状部材を工具軸に固定する固定装置とを含むこと
を特徴とする切削工具取付装置(請求項1)。工具ホル
ダの嵌合突部が工具軸の嵌合穴に嵌合され、例えば、工
具軸の内部に配設されたドローバにより工具軸内に引き
込まれる等、適宜の手段により固定されれば、工具ホル
ダに保持された切削工具は工具軸に取り付けられること
となる。嵌合突部がテーパシャンクであり、嵌合穴がテ
ーパ穴である場合には、両者の締まり嵌合のみ、あるい
は、両者の締まり嵌合と大径部の端面と工具軸の先端面
との当接との両方により、工具ホルダが工具軸に固定さ
れる。後者の態様で取り付けられる工具ホルダは、二面
拘束ホルダと称されている。また、嵌合突部が円筒面を
有するストレート軸部である場合には、大径部の端面の
工具軸の先端面への当接により、工具ホルダが工具軸に
固定される。工具軸としては、回転する工具主軸が最も
一般的であるが、旋盤の心押軸のように回転しない軸で
もよい。本態様の切削工具取付装置においては、以上の
ようにして工具ホルダが工具軸に取り付けられる上、環
状部材が固定装置により工具軸に固定され、その環状部
材の貫通穴と工具ホルダの大径部とも嵌合される。この
嵌合によっても、工具ホルダの工具軸に対する半径方向
の相対移動が抑制されるのであり、そのために、工具軸
による切削工具の支持剛性が、従来の工具ホルダのみに
よる切削工具の取付けに比較して向上する。 (2)前記環状部材が、前記貫通穴を備えて前記工具軸
の先端面に密着させられる穴空き円板部と、その穴空き
円板部の外周部から後方に延び出し、工具軸の外周面と
嵌合する円筒部とを備えた (1)項に記載の切削工具取付
装置(請求項2)。このように、環状部材を、穴空き円
板部と円筒部とを備えたものとし、穴空き円板部を工具
軸の先端面に密着させ、円筒部を工具軸の外周面に嵌合
すれば、環状部材を工具軸に対して容易にかつ精度よく
位置決めすることができる。 (3)前記固定装置が、前記円筒部の外周面に内周面に
達しない深さで形成され、円筒部を前記穴明き円板側の
前部と反対側の後部とに分ける円環状溝と、前記円筒部
の前記前部に、その円筒部の中心線に平行にかつ前記円
環状溝の前部側の溝側面に開口する状態で形成された複
数の雌ねじ穴と、それら複数の雌ねじ穴にそれぞれ螺合
され、先端が前記円環状溝の前記後部側の溝側面に当接
可能な複数のねじ部材とを含む (2)項に記載の切削工具
取付装置(請求項3)。ねじ部材を回転操作して、円環
状溝の後部側の溝側面に押しつければ、円環状溝の幅が
押し広げられ、円環状溝の底部を回動中心として相対回
動させられる。ただし、円筒部は穴空き円板部に連なっ
ていて剛性が高いために、主として、後部が前部に対し
て回動させられる。この回動は、後部の全周にわたって
生じるため、結局、後部の円環状溝から離れた部分が縮
径させられ、工具軸の外周面に強く押しつけられて、軸
方向に相対移動不能となり、環状部材が工具軸に固定さ
れることとなる。複数のねじ部材をできる限り平等に回
転操作して、平等に円環状溝の後部側の溝側面に押しつ
ければ、後部の縮径は全周にわたって平等に発生し、環
状部材は工具軸に精度よく同心に固定される。その結
果、環状部材の貫通穴と工具ホルダの大径部との嵌合に
よる工具ホルダの工具軸に対する位置決め精度がよくな
り、結局、工具ホルダに保持された切削工具が工具軸に
精度よく取り付けられることとなって、切削加工の精度
がよくなる。ねじ部材は、工具軸の前方から回転操作す
ることができるため、工具軸の外周側に障害物がある場
合にも支障なく環状部材を工具軸に固定することができ
る。 (4)前記円筒部の前記後部に、その後部の後端面から
円筒部の中心線に平行で少なくとも前記円環状溝に到る
深さの割り溝が複数形成され、互いに隣接するわり溝の
間の部分に、前記複数のねじ部材の少なくとも1つが当
接可能とされた (3)項に記載の切削工具取付装置。後部
に複数の割り溝を形成すれば、後部の前記縮径が容易と
なり、環状部材の工具軸に対する固定が容易となる。 (5)前記貫通穴の内周面が、前記工具軸に近い部分ほ
ど直径が小さくなるテーパ内周面とされており、前記工
具ホルダの大径部に形成された対応するテーパ外周面と
嵌合させられる (1)項ないし (4)項に記載の切削工具取
付装置。貫通穴の内周面と大径部の外周面とをテーパ面
とすれば、両者の嵌合隙間を小さくしながら、両者を容
易に嵌合させることができる。なお、穴空き円板部がス
トレート内周面を、大径部がストレート外周面をそれぞ
れ有するものとすることも可能であるが、その場合に
は、両者の少なくとも一方に、両者の嵌合を案内する面
取り部を形成することが望ましい。 (6)前記テーパ内周面と前記テーパ外周面とが締まり
嵌合される (5)項に記載の切削工具取付装置。テーパ内
周面とテーパ外周面とを締まり嵌合させれば、工具軸に
よる切削工具の支持剛性および位置決め精度が一層向上
する。 (7)大径部と、その大径部の一端面から直角な方向に
延び出し、大径部より直径の小さい嵌合突部とを備え、
切削工具を保持する工具ホルダを、先端面に開口する嵌
合穴を備えた工作機械の工具軸に、嵌合突部を嵌合穴に
嵌合させて取り付ける形式の切削工具取付装置における
切削工具の支持剛性を増強する装置であって、工具ホル
ダが工具軸に、前記嵌合突部が前記嵌合穴に嵌合されて
取り付けられた状態で、前記大径部の外周面と嵌合する
円形断面の貫通穴を備えた環状部材と、その環状部材を
工具軸に固定する固定装置とを含むことを特徴とする切
削工具支持剛性増強装置(請求項4)。本項の切削工具
支持剛性増強装置は、前記 (1)項に記載の切削工具取付
装置の一部を取り出したものであり、本切削工具支持剛
性増強装置を通常の工具ホルダと組み合わせて使用すれ
ば、切削工具の工具軸による支持剛性を増強することが
できる。前記 (2)項ないし (6)項に記載の特徴は、本項
の切削工具支持剛性増強装置にも適用可能である。 (8)円形断面の軸部材の外周面に固定可能な円筒部材
であって、軸部材の外周面に嵌合される円筒部材の外周
面に内周面に達しない深さで形成され、円筒部材を第一
部と第二部とに分ける円環状溝と、前記円筒部の前記第
一部に、その円筒部の中心線に平行にかつ前記円環状溝
の第一部側の溝側面に開口する状態で形成された複数の
雌ねじ穴と、それら複数の雌ねじ穴にそれぞれ螺合さ
れ、先端が前記円環状溝の前記第二部側の溝側面に当接
可能な複数のねじ部材とを含むことを特徴とする固定装
置(請求項5)。上記切削工具取付装置あるいは切削工
具支持剛性増強装置の固定用に開発された固定装置は、
円形断面の軸部材の外周面に円筒部材を固定するための
装置として、広い用途に使用可能である。円筒部材はそ
れ自体が軸部材に取り付けられるべき物であっても、他
の部材を軸部材に取り付けるための物であってもよい。
前者の場合、円環状溝を円筒部材の軸方向の中央に形成
すれば、第一部と第二部とが均等に収縮し、軸部材を把
持する状態となるようにすることができる。後者の場
合、円筒部材は他の部材の円筒部を構成することにな
る。前記 (2)項および (4)項に記載の特徴は、本項の固
定装置にも適用可能である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1に本実施形態の工具ホ
ルダ10が工作機械の工具軸としての主軸16に取り付
けられた状態を示す。工具ホルダ10は、ホルダ本体2
4,テーパシャンク26およびプルスタッド28等を備
えている。ホルダ本体24は、図2に示すように、段付
円筒状を成し、フランジ部30と、フランジ部30の一
端面から同心に延び出す小径の円筒状突部32とを備え
ている。フランジ部30の円筒状突部32側とは反対側
の後端面34は、軸線に対して直角な平面とされてい
る。フランジ部30の後端部には、後端面34に近づく
につれて軸線に接近する向きに傾斜するテーパ外周面3
5が形成されている。フランジ部30には、後端面34
と外周面とに開口し、軸方向に延びる係合凹部36が直
径方向に隔たった2箇所に形成されている。また、フラ
ンジ部30の軸方向中間部には、断面形状がV字形の円
環状溝38が形成されている。工具ホルダ10を円環状
溝38において自動工具交換装置の工具保持アームに保
持させることにより、工具ホルダ10を自動で主軸16
に着脱することができる。
【0006】図2に示すように、円筒状突部32の外周
側には、直径方向に隔たった2箇所にキー42が設けら
れている。キー42は、フランジ部30において係合凹
部36と同位相で設けられたキー溝44にボルト46に
より固定されている。円筒状突部32には、中心を通る
雌ねじ穴48が形成されている。本実施形態における円
筒状突部32は、加工工具としての正面フライス50
(図1に二点鎖線で図示)を保持するのに適したものと
され、正面フライス50に形成された貫通穴52と円筒
状突部32とが嵌合されるとともに、キー42と正面フ
ライス50に形成されたキー溝54とが嵌合された状態
で、セットボルト56の雄ねじ部58が雌ねじ穴48に
螺合される。セットボルト56のフランジ部60が正面
フライス50の座ぐり穴底面62に当接し、正面フライ
ス50が工具ホルダ10に固定される。なお、セットボ
ルト56は、フランジ部60の雄ねじ部58とは反対側
の端面に設けられた六角穴(図示省略)に図示しない六
角レンチを係合させて回転させられる。
【0007】ホルダ本体24の後端面34には、中心軸
線を通るストレート穴70が形成されている。ストレー
ト穴70の底面には、中心軸線上に雌ねじ穴72が形成
され、雌ねじ穴48に連通している。テーパシャンク2
6は、ストレート穴70に軸方向に摺動可能に嵌合され
るストレート嵌合部80と、テーパ外周面82を有する
テーパ嵌合部84とを備えている。テーパ嵌合部84
は、ストレート嵌合部80に近い側がテーパ嵌合部84
の最大直径とされてストレート嵌合部80より大径とさ
れており、ストレート嵌合部80より遠ざかるにつれて
直径が漸減している。テーパ嵌合部84の前端面86
と、ホルダ本体24の後端面34とにより、テーパシャ
ンク26のホルダ本体24への嵌入限度が規定される。
ストレート穴70とストレート嵌合部80との嵌合クリ
アランスは0近傍の値とされることが望ましく、負の値
とされることが特に望ましい。嵌合クリアランスを負と
して締まり嵌合させても、テーパシャンク26に大きな
力を加えれば、ストレート嵌合部80をストレート穴7
0内で摺動させることができる。
【0008】テーパシャンク26には、ストレート嵌合
部80の前端面88から中心を通り軸方向に延びる中心
穴90が形成されている。テーパシャンク26の後端面
92には、中心を通り中心穴90に達する雌ねじ穴94
が形成され、プルスタッド28の雄ねじ部96が螺合さ
れている。
【0009】ホルダ本体24とテーパシャンク26との
間には、ばね部材100が設けられ、ホルダ本体24と
テーパシャンク26とが互いに接近する向きに付勢され
ている。本実施形態におけるばね部材100は、複数の
皿ばね102が交互に逆向きとなるように直列に重ね合
わされて構成されている。ばね部材100は、その一端
がばね受け軸108を介してホルダ本体24に受けられ
るとともに、他端がばね受け部材110を介してテーパ
シャンク26に受けられている。本実施形態におけるば
ね受け軸108は、段付ボルトであり、雄ねじ部114
においてホルダ本体24の雌ねじ穴72に螺合され、大
径部としての頭部116の端面118において、転がり
スラスト軸受120を介してばね部材100を受けてい
る。頭部116のばねを受ける端面118とは反対側の
頂面122には、工具係合部としての六角穴124が形
成され、雌ねじ穴94側から挿入される図示しない六角
レンチを係合させて回転させられる。雌ねじ穴94は、
工具挿入穴としても機能するのである。
【0010】テーパシャンク26の中心穴90の開口近
傍には、円環状のばね受け部材110が嵌合されてい
る。ストレート嵌合部80とばね受け部材110とに半
径方向に貫通して形成された半径方向穴130,132
に跨がってピン134が嵌合されることにより、ばね受
け部材110が中心穴90内を移動不能とされる。ばね
受け部材110には、中心を通る貫通穴138が形成さ
れており、この貫通穴138をばね受け軸108が貫通
している。したがって、ばね受け部材110を設けるこ
とにより、中心穴90の内周面から半径方向内向きに突
出する円環状の突部が形成されていることになる。ばね
受け部材110のばね受け軸108の頭部116と対向
する端面140にばね部材100が受けられている。ば
ね受け軸108がホルダ本体24に固定されておらず、
ばね部材100が自由状態にあるときには、ばね受け軸
108は図1に二点鎖線で示す位置にある。
【0011】この状態において、雌ねじ穴94から六角
レンチが挿入され、ばね受け軸108が回転操作される
ことにより、雄ねじ部114が雌ねじ穴72にねじ込ま
れ、ばね受け軸108がばね部材100の付勢力に抗し
てホルダ本体24側へ移動させられる。ばね受け軸10
8の回転は転がりスラスト軸受120によりばね部材1
00側には伝達されず、軸方向の移動のみが伝達され
る。ばね受け軸108がホルダ本体24に固定された後
は、ばね部材100が弾性変形状態となって、その付勢
力はテーパシャンク26のストレート嵌合部80のホル
ダ本体24のストレート穴70への嵌入深さを増す向き
に作用する。テーパシャンク26がホルダ本体24に取
り付けられた後、プルスタッド28の雄ねじ部96がテ
ーパシャンク26の雌ねじ穴94に螺合されて、工具ホ
ルダ10の組立てが完了する。
【0012】本実施形態の工具ホルダ10が取り付けら
れる工作機械の主軸16には、図1に示すように、先端
面150に開口する嵌合穴としてのテーパ嵌合穴152
が形成されている。テーパ嵌合穴152は、テーパシャ
ンク26のテーパ嵌合部84のテーパ外周面82に対応
するテーパ内周面154を備えている。テーパ嵌合穴1
52と連通する連通穴の内部には、図示しない引込装置
としてのドローバーが設けられており、被係合部として
のプルスタッド28に係合して、テーパシャンク26を
主軸16内に引き込む。図1に二点鎖線で示すように、
テーパシャンク26がホルダ本体24に対してばね部材
100の付勢力に抗して主軸16側へ引き込まれる。ば
ね部材100の付勢力は、このドローバーによってプル
スタッド28に加えられる引込力より小さく設定されて
いる。
【0013】主軸16には、環状部材160が固定装置
162により固定されている。環状部材160は、中空
の円板部168と、円板部168の後端面170の外周
部から延び出す円筒部172とを備えている。円板部1
68が後端面170において主軸16の先端面150に
密着させられ、円筒部172が内周面174において主
軸16の外周面175に嵌合される。円板部168に
は、中心を貫通する貫通穴176が形成されている。貫
通穴176の内周面は、主軸16に取り付けられた状態
で、円板部168の後端面170とは反対の先端面17
8から主軸16の先端面150に近づくにつれて軸線に
接近する向きに傾斜させられたテーパ内周面180とさ
れている。テーパ内周面180は、フランジ部30のテ
ーパ外周面35と対応して傾斜させられている。円筒部
172の軸方向のほぼ中間部には、円筒部172の内周
面174には達しない深さで円環状溝186が形成され
ることにより、円筒部172が前部188と後部190
とに分けられている。後部190の外周面は、前部18
8の外周面より小径とされている。円板部168の先端
面178から円環状溝186の前部188側の溝側面1
92に開口する雌ねじ穴194が、周方向に等間隔に隔
たった複数箇所(図3参照)に形成されている。これら
雌ねじ穴194には、ねじ部材196が螺合されてお
り、その先端面198が円環状溝186の後部190側
の溝側面200に当接可能である。
【0014】主軸16にはまた、直径方向に隔たった2
箇所に先端面150から突出するドライブキー204が
設けられている。環状部材160の円板部168のテー
パ内周面180には、直径方向に隔たった2箇所にドラ
イブキー204より僅かに大きい矩形断面の切欠206
が形成されており、環状部材160が主軸16に取り付
けられた状態では、ドライブキー204の先端部が切欠
206を貫通して環状部材160より突出させられてい
る。
【0015】環状部材160の主軸16への取付けを説
明する。環状部材160の切欠206と主軸16のドラ
イブキー204との位相が一致した状態で、主軸16の
先端面150側から環状部材160の円板部168の後
端面170が主軸16の先端面150と密着するまで嵌
入させられる。ドライブキー204により環状部材16
0の主軸16に対する回転が阻止される。そして、ねじ
部材196が回転工具等によって回転操作され、先端面
198が円環状溝186の溝側面200に当接させられ
た状態でさらに締め込まれれば、円筒部172の後部1
90がねじ部材196に押され、円環状溝186が軸方
向に押し広げられる。円筒部172は、前部188側に
おいて円板部168に連なっていて剛性が高いため、主
として後部190が前部188側に対して円環状溝18
6の底部を中心に回動させられる。各ねじ部材196が
できる限り平等に回転操作されることにより、円筒部1
72の全周にわたって後部190の円環状溝186より
遠い後端側が縮径させられ、その部分の内周面174が
主軸16の外周面に強く押しつけられ、環状部材160
が主軸16に精度よく同心に固定される。
【0016】工具ホルダ10の主軸16への取付けを説
明する。工具保持アームに保持された工具ホルダ10
が、工具ホルダ10の係合凹部36と主軸16のドライ
ブキー204との位相が一致した状態で、工具ホルダ1
0のテーパシャンク26がテーパ嵌合穴152に挿入さ
れるとともに、フランジ部30のテーパ外周面35が環
状部材160の円板部168の貫通穴176に嵌入され
る。そして、主軸16内に設けられたドローバーがテー
パシャンク26のプルスタッド28に係合させられ、テ
ーパシャンク26が引き込まれる。まず、ホルダ本体2
4の後端面34が主軸16の先端面150に当接すると
ともに、フランジ部30のテーパ外周面35が環状部材
160のテーパ内周面180に締まり嵌合させられる
が、この状態では、テーパシャンク26と主軸16のテ
ーパ嵌合穴152との間には僅かに隙間が残っている。
テーパシャンク26が図1に二点鎖線で示すようにさら
に引き込まれれば、テーパシャンク26のストレート嵌
合部80がホルダ本体24のストレート穴70内を摺動
させられ、テーパシャンク26がばね部材100の付勢
力に抗してホルダ本体24から離れる向きに移動させら
れ、テーパ外周面82がテーパ嵌合穴152のテーパ内
周面154と締まり嵌合させられる。また、ばね部材1
00の付勢力により、ホルダ本体24の後端面34が主
軸16の先端面150に強く引き付けられる。このよう
にしてテーパ嵌合穴152,テーパシャンク26等の寸
法誤差が吸収されて二面拘束が実現される上、環状部材
160によりフランジ部30も主軸16に支持されて半
径方向の相対移動が抑制されるため、工具ホルダ10が
主軸16に強固にかつ精度良く保持される。
【0017】工具ホルダ10を介して主軸16に取り付
けられた正面フライス50による切削加工時には、主軸
16に設けられたドライブキー204がフランジ部30
に形成された係合凹部36と係合することによって、主
軸16の回転トルクが確実に工具ホルダ10に伝達され
る。加工時の加工抵抗は、ホルダ本体24の後端面34
と当接する主軸16の先端面150と、ホルダ本体24
に嵌合されたテーパシャンク26のストレート嵌合部8
0と、環状部材160のテーパ内周面180とによって
受けられるが、後端面34は先端面150に密着させら
れるとともに、フランジ部30、テーパシャンク26は
主軸16に強固に保持されているため、ホルダ本体24
の主軸16に対する相対移動が良好に抑制され、主軸1
6による正面フライス50の支持剛性が向上する。工具
ホルダ10を主軸16から取り外す際には、ドローバー
を前進させ、プルスタッド28との係合を解けば、テー
パシャンク26がばね部材100の付勢力によりホルダ
本体24側に戻されて主軸16との密着から開放され、
工具ホルダ10を取り外すことができる。
【0018】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、フランジ部30が大径部を構成し、テー
パシャンク26が嵌合突部を構成している。また、工具
ホルダ10,環状部材160および固定装置162が工
具取付装置を構成している。さらに、ばね受け部材11
0がばね受け突部を構成し、ばね受け軸108,上記ば
ね受け突部,ばね部材100が付勢装置を構成してい
る。主軸16が請求項5に記載の円形断面の軸部材に当
たり、環状部材160の円筒部172がその軸部材の外
周面に固定される円筒部材に当たると考えれば、円筒部
172の前部188が円筒部材の第一部に、後部190
が第二部にそれぞれ相当し、これら第一部,第二部が円
環状溝186,雌ねじ穴194,ねじ部材196ととも
に固定装置を構成することになる。
【0019】上記実施形態のように、フランジ部30の
後端部の外周面をテーパ外周面35とするとともに、環
状部材160の貫通穴176をテーパ内周面180とす
れば、フランジ部30を貫通穴176に容易に嵌合,離
脱させることができるのであるが、大径部の外周面が軸
方向に平行である工具ホルダの場合には、環状部材の貫
通穴をストレート穴として、その外周面を保持する形態
とすることも可能である。その一例を図4に示す。な
お、前記工具ホルダ10と同様の構成を有する部分に関
しては、同一符号を付して説明を省略する。
【0020】図4における工具ホルダ300は、ホルダ
本体302とプルスタッド28とを備えている。本実施
形態における工具ホルダ300は、ホルダ本体302
が、フランジ部306と、フランジ部306の後端面3
08から同心に延び出す小径のテーパシャンク部310
と、フランジ部306の前端面312から同心に延び出
す小径の円筒状突部32とを備え、これらフランジ部3
06,テーパシャンク部310,円筒状突部32とが一
体的に設けられる形態の工具ホルダである。テーパシャ
ンク部310は、後端面314に向かうに従って軸線に
近づく向きに傾斜するテーパ外周面316を備えてい
る。また、後端面314には、軸方向に延びる雌ねじ穴
318が形成され、プルスタッド28の雄ねじ部96が
螺合されている。フランジ部306の後端部320の外
周面322は、軸方向に平行に延びるストレート外周面
とされている。また、フランジ部306の後端部320
の後端面308近傍には、案内部としての面取り部32
4が形成されている。本実施形態における環状部材32
6の円板部168の貫通穴328は、軸方向に平行に延
び、かつフランジ部306の後端部320が丁度嵌合可
能なストレート穴とされている。貫通穴328とフラン
ジ部306の後端部320との嵌合クリアランスは0近
傍の値とされることが望ましく、負の値とされることが
特に望ましい。嵌合クリアランスを負として締まり嵌合
させても、フランジ部306に軸方向に大きな力を加え
れば、フランジ部306を貫通穴328から取り外すこ
とができる。
【0021】本実施形態における工具ホルダ300を主
軸16に取り付ける際には、工具保持アームに保持され
た工具ホルダ300が、工具ホルダ300の係合凹部3
6と主軸16のドライブキー204との位相が一致した
状態でテーパ嵌合穴152に挿入されるとともに、フラ
ンジ部320の後端部320が環状部材326の貫通穴
328に嵌入される。フランジ部310の貫通穴328
への嵌入は、フランジ部310に設けられた面取り部3
24により案内される。そして、主軸16内部に設けら
れたドローバーがテーパシャンク部310の後端部に固
定されたプルスタッド28に係合させられ、プルスタッ
ド28が引き込まれれば、フランジ部306の後端部3
20の外周面322が環状部材326の円板部168の
貫通穴328に締まり嵌合させられるとともに、テーパ
シャンク部310のテーパ外周面316とテーパ嵌合穴
152のテーパ内周面154とが締まり嵌合させられ
る。この時、フランジ部306の後端面308と主軸1
6の先端面150との間には、図4に示すように、僅か
に隙間が形成されている。このようにテーパ嵌合穴15
2と嵌合突部306との締まり嵌合とフランジ部306
と環状部材326との締まり嵌合とにより、工具ホルダ
300の半径方向の相対移動が抑制され、工具ホルダ3
00が主軸16に強固に支持される。面取り部324に
代えて、環状部材326の貫通穴328の先端面側に面
取り部を形成することも可能であるし、あるいは、フラ
ンジ部310と貫通穴328との互いに対向する側にそ
れぞれ面取り部を形成することも可能である。
【0022】本実施形態の工具取付装置と、図1ないし
図3に示す実施形態の工具取付装置とを、互いに構成要
素の組み合わせを変えた形態で実施することも可能であ
る。例えば、本実施形態の工具ホルダ300において、
フランジ部306にテーパ外周面を形成するとともに、
環状部材326の貫通穴をそのテーパ外周面に対応する
テーパ内周面を備える形態とすることも可能である。ま
た、図1ないし図3に示す実施形態のような2面拘束型
工具ホルダの大径部がストレート外周面である場合に、
本実施形態における環状部材326を適用することがで
きる。
【0023】図5に示すように、環状部材160の周方
向に隔たった複数箇所に放射状に延びる割り溝400を
形成することも可能である。割り溝400は、後部19
0の後端面から円環状溝186に達する深さで形成され
ており、これによって後部190が周方向に複数個に分
割された部分円筒部402から成ることとなり、後部1
90の縮径がより容易となる効果が得られる。一例とし
て環状部材160に割り溝400を形成した形態を示し
たが、環状部材326に割り溝400を形成することも
勿論可能であるし、割り溝400の数は適宜設定可能で
ある。
【0024】なお、ホルダ本体の構成は種々に変更する
ことが可能であり、ドリル,エンドミル,中ぐり工具
等、他の加工工具を保持するコレットチャック,ハイド
ロリックチャック等を有するホルダ本体とすることが可
能である。以上、本発明の一実施形態を詳細に説明した
が、これは例示に過ぎず、本発明は、前記〔発明が解決
しようとする課題,課題解決手段および効果〕の項に記
載された態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種
々の変更、改良を施した形態で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である切削工具取付装置を
示す正面断面図である。
【図2】上記切削工具取付装置の工具ホルダのホルダ本
体を示す平面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】本発明の別の実施形態である切削工具取付装置
を示す正面断面図である。
【図5】本発明のさらに別の実施形態である切削工具取
付装置を示す側面断面図である。
【符号の説明】
10:工具ホルダ 16:主軸 24:ホルダ本体
26:テーパシャンク 34:後端面 35:
テーパ外周面 82:テーパ外周面 84:テーパ
嵌合部 160:環状部材 162:固定装置
168:円板部 170:後端面 172:円筒部 174:内周面
175:外周面 176:貫通穴 180:テーパ内周面 186:
円環状溝 188:前部 190:後部 19
4:雌ねじ穴 196:ねじ部材 200:溝側面
300:工具ホルダ 302:ホルダ本体 3
06:フランジ部 310:テーパシャンク部 316:テーパ外周面
322:外周面 326:環状部材 328:貫通穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端面に開口する嵌合穴を備えた工作機
    械の工具軸に切削工具を着脱可能に取り付ける切削工具
    取付装置であって、 大径部と、その大径部の一端面から直角な方向に延び出
    し、大径部より直径の小さい嵌合突部とを備え、嵌合突
    部が前記嵌合穴と嵌合する状態で工具軸に取外し可能に
    取り付けられ、切削工具を保持する工具ホルダと、 工具ホルダが工具軸に、前記嵌合突部が前記嵌合穴に嵌
    合されて取り付けられた状態で、前記大径部の外周面と
    嵌合する円形断面の貫通穴を備えた環状部材と、 その環状部材を工具軸に固定する固定装置とを含むこと
    を特徴とする切削工具取付装置。
  2. 【請求項2】 前記環状部材が、 前記貫通穴を備えて前記工具軸の先端面に密着させられ
    る穴空き円板部と、 その穴空き円板部の外周部から後方に延び出し、工具軸
    の外周面と嵌合する円筒部とを備えた請求項1に記載の
    切削工具取付装置。
  3. 【請求項3】 前記固定装置が、 前記円筒部の外周面に内周面に達しない深さで形成さ
    れ、円筒部を前記穴明き円板側の前部と反対側の後部と
    に分ける円環状溝と、 前記円筒部の前記前部に、その円筒部の中心線に平行に
    かつ前記円環状溝の前部側の溝側面に開口する状態で形
    成された複数の雌ねじ穴と、 それら複数の雌ねじ穴にそれぞれ螺合され、先端が前記
    円環状溝の前記後部側の溝側面に当接可能な複数のねじ
    部材とを含む請求項2に記載の切削工具取付装置。
  4. 【請求項4】 大径部と、その大径部の一端面から直角
    な方向に延び出し、大径部より直径の小さい嵌合突部と
    を備え、切削工具を保持する工具ホルダを、先端面に開
    口する嵌合穴を備えた工作機械の工具軸に、嵌合突部を
    嵌合穴に嵌合させて取り付ける形式の切削工具取付装置
    における切削工具の支持剛性を増強する装置であって、 工具ホルダが工具軸に、前記嵌合突部が前記嵌合穴に嵌
    合されて取り付けられた状態で、前記大径部の外周面と
    嵌合する円形断面の貫通穴を備えた環状部材と、 その環状部材を工具軸に固定する固定装置とを含むこと
    を特徴とする切削工具支持剛性増強装置。
  5. 【請求項5】 円形断面の軸部材の外周面に固定可能な
    円筒部材であって、 軸部材の外周面に嵌合される円筒部材の外周面に内周面
    に達しない深さで形成され、円筒部材を第一部と第二部
    とに分ける円環状溝と、 前記円筒部の前記第一部に、その円筒部の中心線に平行
    にかつ前記円環状溝の第一部側の溝側面に開口する状態
    で形成された複数の雌ねじ穴と、 それら複数の雌ねじ穴にそれぞれ螺合され、先端が前記
    円環状溝の前記第二部側の溝側面に当接可能な複数のね
    じ部材とを含むことを特徴とする固定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150072688A (ko) * 2013-12-20 2015-06-30 두산인프라코어 주식회사 공작기계용 헤드 어태치먼트의 파손방지 장치
CN111112648A (zh) * 2018-10-31 2020-05-08 东芝机械株式会社 对置主轴型机床用工具

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KR102140844B1 (ko) * 2013-12-20 2020-08-03 두산공작기계 주식회사 공작기계용 헤드 어태치먼트의 파손방지 장치
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