JP2001078978A - 健康管理指針アドバイス装置 - Google Patents

健康管理指針アドバイス装置

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JP2001078978A
JP2001078978A JP25631199A JP25631199A JP2001078978A JP 2001078978 A JP2001078978 A JP 2001078978A JP 25631199 A JP25631199 A JP 25631199A JP 25631199 A JP25631199 A JP 25631199A JP 2001078978 A JP2001078978 A JP 2001078978A
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JP
Japan
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electrode
measurement
impedance
weight
health management
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Application number
JP25631199A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Masuo
善久 増尾
Tomoya Ishida
智也 石田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便に信頼性の高い計測を行うことができる
健康管理指針アドバイス装置を提供する。 【解決手段】 健康管理指針アドバイス装置は右手が接
触する電流印加用電極及び電圧計測用電極を備えた本体
部2と体重計部3とこれらを接続するケーブル4とから
なる。体重計部3には左右の足裏のいずれにも接触する
電流印加用電極26及び電圧計測用電極27とが設けら
れており、右手両足裏間のインピーダンス計測値に基づ
いて体脂肪率等を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検者の身体特定
化情報と生体インピーダンス計測情報から体内脂肪量,
除脂肪量,体脂肪率,体水分量,基礎代謝量等を算出
し、この算出結果に基づいて健康管理への指針情報を提
供する健康管理指針アドバイス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の健康管理指針アドバイス装置20
1では、図32(a)に示すように、仰臥位姿勢で手首
及び足首に電流印加用電極202,203電圧計測用電
極204,205を配置して(図32(b),(c)参
照)、手首・足首間のインピーダンス計測を行うのが一
般的であった。
【0003】これに対して、図33に示すような体重計
一体型で、体重計の計測面206a上に両足裏接触用電
極207,208,209,210を配置し、体重を計
測するとともに両足裏間のインピーダンスを計測する健
康管理指針アドバイス装置206がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の装置201のように、仰臥位姿勢で手首及び足首
に電極を配置する構成では、指導及び操作のために第三
者が計測に関与する必要があり、加えて、電極の身体へ
の貼り付けて固定しなければならなかったり、体重を別
途体重計で計測して装置に入力しなければならなかった
りする等の煩わしさがあった。また、手首・足首部位間
に電極を配置する場合には、腕部が胴体部や足部に比べ
て最も細くインピーダンスが高くなるため、手首・足首
部位間で計測されるインピーダンスの大半が腕部のイン
ピーダンス情報となる。従って、この場合にも、身体バ
ランスが標準体型からずれている人にとっては、体脂肪
率等の推定誤差が大きくなるという問題があった。
【0005】体重計一体型の装置206では、一人でイ
ンピーダンスとともに体重を計測することができるが、
体重計に表示部220及び操作部221が配置されてい
ると、表示が見にくく、また、いちいちしゃがまないと
操作ができないため、操作性も悪かった。さらに、両足
裏に電極を配置しており、両足部位間だけのインピーダ
ンスが計測されるので、身体バランスが標準体型からず
れている人にとっては、体脂肪率等の推定誤差が大きく
なるという問題があった。
【0006】また、左右の足裏が独立の電極に接触する
ような構成では、計測姿勢が不適切であるか、大腿部が
太い場合には、太腿部同士が接触してしまう。このと
き、一方の足裏から他方の足裏に至る通電路が大腿部の
接触部位を介して短絡される。従って、大腿部の接触部
位が変動すると通電路も変動するので、計測誤差が発生
するとともに計測の再現性が低下する。
【0007】また、計測面上に電極を配置する構成で
は、足裏の電極に対する位置決めを厳密に要求すること
が難しい。このため、足裏が前後あるいは左右にずれ、
通電路が変動することによって、計測誤差が発生すると
ともに計測の再現性が低下する。
【0008】本発明はかかる従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、簡便
に信頼性の高い計測を行うことができる健康管理指針ア
ドバイス装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、身体に電流を印加してインピーダ
ンスを計測するインピーダンス計測手段と、体重を計測
するための体重計測手段と、を備え、前記インピーダン
ス計測手段によるインピーダンス計測値と、前記体重計
測手段による体重計測値とに基づいて健康管理に有益な
指針情報を提供する健康管理指針アドバイス装置におい
て、前記インピーダンス計測手段が、少なくともいずれ
か一方の手に接触する電極と、足から荷重を受ける前記
体重計測手段の荷重支持部に設けられ両足裏に接触する
電極であって、左右いずれか一方の足裏に接触する部分
と他方の足裏に接触する部分とを連結する部分が前記体
重計測手段の表面に形成されている電極を有することを
特徴とする。
【0010】このようにすれば、体重計測手段の荷重支
持部に載り、電極に手を接触させることにより、簡便に
インピーダンス計測を行うことができる。また、両足裏
が共通の電極に接触するので、計測時の姿勢の変動によ
り大腿部等が接触しても、計測の精度又は再現性を低下
させることがなく、信頼性の高い計測が可能となる。さ
らに、左右いずれか一方の足裏に接触する部分と他方の
足裏に接触する部分とを連結する部分を体重計測手段の
表面に形成したので、計測時に両足裏が互いに近づく方
向にずれたとしても、電極との接触を確保することがで
き、足裏の位置ずれによる計測への影響を低減すること
ができる。また、両足裏を共通の電極に接触させること
により、電極との接触面積を広くすることができるの
で、足裏と電極との相対的な位置決めを厳密に要求しな
くとも正確で安定した計測ができる、すなわち簡便に信
頼性の高い計測が可能となる。
【0011】手と電極との接触との態様は、電極が設け
られた保持部を保持することにより接触するようにして
もよいし、電極が設けられた載置部に手を載置すること
により接触するようにしてもよく、これらに限られな
い。また、いずれか一方の手のみが電極に接触するよう
にしてもよいし、両方の手が電極に接触するようにして
もよい。電極を電流印加用電極及び電圧計測用電極から
構成し、それぞれの電極が両手に接触するようにしても
よい。
【0012】健康管理に有益な指針情報としては、体内
脂肪量,除脂肪量,体脂肪率,体水分量,基礎代謝量,
肥満度,体型等があるが身体インピーダンス及び体重を
用いて算出できるものであればよく、これらに限られな
い。
【0013】また、身体に電流を印加してインピーダン
スを計測するインピーダンス計測手段と、体重を計測す
るための体重計測手段と、を備え、前記インピーダンス
計測手段によるインピーダンス計測値と、前記体重計測
手段による体重計測値とに基づいて健康管理に有益な指
針情報を提供する健康管理指針アドバイス装置におい
て、前記インピーダンス計測手段が、両手に接触する電
極と、足から荷重を受ける前記体重計測手段の荷重支持
部に設けられ両足裏に接触する電極とを有することを特
徴とする。
【0014】このように両手及び両足裏がそれぞれ共通
の電極に接触すると、電流経路となるいずれか一方の手
及び足に対して他方の手及び足がそれぞれ並列に接続さ
れた電流経路をなすので、手及び足のインピーダンスが
片手及び片足のみを電流経路とする場合の半分の値とな
る。従って、全体として計測されるインピーダンス値に
おける胴体部分のインピーダンスの寄与率が高くなり、
その分だけ腹部や背中部に付いた脂肪部分や筋肉質等の
組成の分析を精度良く行うことができる。
【0015】また、前記両足裏に接触する電極は、電流
を印加するための電流印加用電極と電圧を計測するため
の電圧計測用電極とからなり、該電流印加用電極と電圧
印加用電極とは電気的に接続されていることを特徴とす
る。
【0016】このように、電流印加用電極と電圧計測用
電極として電気的に接続された電極を用いれば、電極の
面積を広くすることができる。従って、電流印加用電極
と電圧計測用電極との共通化による接触抵抗の影響を低
減して計測の精度を確保することができる。また、足裏
と電極との接触面積を広くすることができるので、正確
な計測が可能となる。さらに、足裏と電極との相対的な
位置ずれに対する許容度を大きくとることができ、計測
の簡便性が増大する。
【0017】前記両足裏に接触する電極は、足裏の立体
形状に対応した曲面部を有することを特徴とする。
【0018】足裏には土踏まずがあり、平面では足を電
極上に載せても接触しない部分が生じる。しかし、電極
に足裏の立体形状に対応した曲面部を設けることによ
り、電極と足裏との接触面積を広くすることができる。
【0019】また、前記曲面部は土踏まずの形状に対応
して表面から***した形状をなすようにしてもよい。
【0020】また、前記インピーダンス計測手段によっ
て計測される身体部位を切り替えるインピーダンス計測
モード切替手段を備え、該インピーダンス計測モード切
替手段を切り替えて得られる複数の身体部位のインピー
ダンス計測値に基づいて身体バランスを判定し、該判定
結果に応じて前記指針情報を補正することを特徴とす
る。
【0021】ここで、身体バランスとは、体脂肪又は筋
肉が身体のどの部分に多くあるいは少なく存在している
かの身体組成を指している。
【0022】このようなバランスを判定するには、各部
位の体脂肪量又は筋肉量に基づく絶対的な判定でもよい
し、標準的なバランスの体型を想定し、標準体型からの
ずれに基づくような相対的な判定でもよい。
【0023】身体バランス判定に応じて指針情報を補正
するようにすれば、個々人の身体バランスによる誤差を
減少させることができるので、より高精度の情報を提供
することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施形態に基づいて
本発明を説明する。
【0025】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置1を用いて
被検者が計測を行う状態を示す。
【0026】健康管理指針アドバイス装置1は、被検者
が両手で保持する本体部2と被検者がその上に載る体重
計部3と本体部2及び体重計部3を接続するケーブル4
とからなる。
【0027】図2に本体部2の外観の概略を示す。
【0028】本体部2の筐体5は、略直方体をなし、前
面5aの中央部上方には表示部6、中央部下方には操作
キー部7、右端部には電圧計測用電極8が配置されてい
る。筐体5の上面5bの右端部には電流印加用電極9が
配置されている。また、筐体5の下面5cらは、ケーブ
ル4が引き出されている。
【0029】表示部6はLCD,LED等からなり、数
字,文字,図形等の情報を表示する。
【0030】操作キー部(操作部)7は電源スイッチ1
1,モード選択スイッチ12,UPボタン13,DOW
Nボタン14,確定/リセットスイッチ15からなる。
電圧計測用電極8は、上辺が筐体5の上面5bに略水平
で、前面中央側端部から右側面5dに向けて下方になだ
らかに湾曲し、右端辺が筐体52の高さ方向に略平行な
形状をなしている。また、電圧計測用電極8の右端辺は
右の側面5d側に形成されている。
【0031】電流印加用電極9は、上面5bの右端部略
円形状に形成されており、中央に設けられた開口部16
から計測開始スイッチ17のキートップ部17aが露出
している。計測開始スイッチ17のキートップ部17a
の上面は電流印加用電極9の上面とほぼ同じ高さか、あ
るいは若干低めに設定され、誤動作を防止するために電
流印加用電極9に親指が触れただけでは動作せず、若干
押圧することによって動作するようになっている。
【0032】電流印加用電極9及び電圧計測用電極8の
近傍は、周囲の筐体5表面よりわずかに窪み、境界部分
の段差18を介して位置決め部19が形成されている。
筐体5の左側にも、右側の位置決め部19と対称な形状
で、境界部分の段差21を介して周囲からわずかに窪ん
だ位置決め部22が設けられている。
【0033】筐体5の右左側面5d,5eの上縁には、
若干突出した鍔部23,24がそれぞれ形成され、装置
1を掴むときに、人差し指あるいは中指の親指側の側面
を鍔部23,24に沿わせることにより容易に位置決め
ができる構成となっている。この位置決め部19,22
が保持部を構成する。
【0034】装置1の左右両側部を前面5a側から背面
5f側へ位置決め部19,22及び鍔部23,24に従
って掴むと、親指の付け根から手首にかけての掌部が電
圧計測用電極8に接触し、親指先の腹部が電流印加用電
極9に接触する。このとき、計測開始スイッチ17も親
指先の腹部に接触する。
【0035】筐体5はポリカーボネイト,ABS等の樹
脂成形により、電流印加用電極9及び電圧計測用電極8
はCrメッキ樹脂,Crメッキ板金,SUS板金,SU
Sシート等により形成することができる。
【0036】図3は体重計部3の外観の概略を示す上面
図である。
【0037】体重計部3は、上下方向(図3では紙面に
直交する方向)に扁平な略直方体をなす。略長方形の上
面(荷重支持部)3aの前側(図3では上方)の端部に
は、中央に表示部25が配置されている。表示部25の
後側(図3では下方)前方には、左右方向に長い略長方
形状の電流印加用電極26、その後方には略長方形状の
電圧計測用電極27がそれぞれ配置されている。電流印
加用電極26と電圧計測用電極27に重なる位置に、前
方を向いた右左の足裏の形状をなす線が描かれている。
この足裏形状の線は右足裏用位置決め部28及び左足裏
用位置決め部29をなし、この位置決め部28に沿って
体重計3に右足を載せれば、足裏の指先側部分が電流印
加用電極26に接触し、踵側部分が電圧計測用電極27
に接触するようになっている。右足裏用位置決め部28
及び左足裏用位置決め部29に従って両足を配置するこ
とにより、バランスが安定して正確な体重計測が可能と
なるとともに、再現性の高いインピーダンス計測が可能
となる。また、両足裏が左右方向に位置決め部28,2
9からずれたとしても、電流印加用電極26及び電圧計
測用電極からはずれにくいので、接触部位及び接触面積
の変動による誤差の発生を防止することができる。ま
た、両足裏が共通の電極に接触しているので、大腿部に
おける接触状態の変動による影響も防止することができ
る。従って、信頼性の高い測定が可能となる。
【0038】図4は本体部2内部の回路構成の概略を示
すブロック図である。
【0039】31は所定周波数f0 の高周波電流を発生
する高周波信号発生部、32は体重計部3に接続された
ケーブル4を本体部2に接続するコネクタ、33は電圧
計測用電極8及び27の抵抗電位信号を受ける差動増幅
部、34は周波数f0 以外の信号をカットするためのバ
ンドパスフィルタ、35は高周波信号成分を復調する復
調回路、36はアナログ信号をデジタル信号に変換する
A/D変換器、37は電池、11は電源スイッチ、38
はモード選択スイッチ12,UPボタン13,DOWN
ボタン14,確定/リセットスイッチ15からなるデー
タ入力部、39はブザー、41は計測制御プログラム,
演算プログラム,健康管理に有益な指針情報の抽出テー
ブル等を格納したメモリ(ROM)、42は被検者が入
力した身体特定化情報や計測値等を格納するメモリ(R
AM)、43は所定のプログラムを実行して計測・演算
を行い健康管理のための情報を算出して表示部6に表示
するCPU、44は体重計測値を出力する体重計部3の
CPUである。
【0040】コネクタ32は、CPU43に対して、体
重計部3が接続されているか否かを検知する接続有無検
知信号を送る。
【0041】ここで、電流印加用電極9,26,電圧計
測用電極8,27,高周波信号発生部31,差動増幅部
33,バンドパスフィルタ34,復調回路35,A/D
変換器36,ROM41,RAM42,CPU43等に
よってインピーダンス計測手段が構成される。
【0042】図5は体重計部3内部の回路構成の概略を
示すブロック図である。45はロードセル等が使用され
るセンサ部、46は電気信号に変換するトランスデュー
サ、47はトランスデューサ46から出力されるアナロ
グ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、48は
電源部、25は計測値等を表示する表示部、44は所定
のプログラムを実行して体重計測値を算出して表示部2
5に表示するとともに、本体部2のCPU43に出力す
るCPUである。
【0043】ここで、センサ部45,トランスデューサ
46,A/D変換器47,CPU44等によって体重計
測手段が構成される。
【0044】計測時には、図1に示すように、体重計部
3の右左足裏用位置決め部28,29に従って体重計部
3上に直立した姿勢で載り、本体部2の右左両端部を前
面5a側から位置決め部19,22及び鍔部23,24
に従って握り、両手を肩の高さで真直ぐ前方に伸ばして
保持する。
【0045】以下、図6に示すフローチャートに基づい
て計測手順を説明する。
【0046】まず、電源スイッチ11をオンすると、体
重計部3のオートゼロ調整を含む計測準備処理を行う
(ステップ1)。
【0047】次に、モード設定スイッチ12,UPボタ
ン13,DOWNボタン14,確定/リセットスイッチ
15によって身長,年令,性別等の身体特定化情報を入
力する(ステップ2)。モード設定スイッチ12によっ
て身体特定化情報の各項目の入力モードを設定し、表示
部6の数字等の表示をUPボタン13あるいはDOWN
ボタン14を操作して入力したい表示に切り替え、確定
/リセットスイッチ15を押して当該入力モードの入力
情報を確定又はリセットする。
【0048】すべての身体特定化情報の入力が完了した
か否かを「READYか?」において判定する(ステッ
プ3)。
【0049】身体特定化情報にまだ入力していない項目
がある場合には、ステップ3でNoと判定され、ステッ
プ2に戻ってすべての項目が入力されるまで待機する。
【0050】すべての身体特定化情報が入力されている
場合には、ステップ3でYesと判定され、体重計部3
の電極26,27が本体部2側と接続されているか否か
を判定する(ステップ4)。このような接続の有無は、
コネクタ32からCPU43に送られる接続有無検知信
号によって検知される。
【0051】体重計部3の電極26,27が本体部2側
と接続されていない場合には、ステップ4でNoと判定
され、電極接続にエラーがある旨を表示部6に表示ある
いはブザー39鳴らすことにより被検者に報知し(ステ
ップ5)、ステップ4に戻って体重計部3が接続される
まで待機する。
【0052】体重計部3の電極26,27が本体部2側
と接続されている場合には、計測開始スイッチ17がO
Nか否かを判定する(ステップ6)。
【0053】計測開始スイッチ17がONされていない
場合には、ステップ6の判定でNoとなり、計測開始ス
イッチ17がONされるまで待機する。
【0054】計測開始スイッチ17がONされている場
合には、ステップ6でYesと判定され、表示部6に計
測を開始する旨を表示する等の計測開始報知処理を行う
(ステップ7)。
【0055】次に、体重計部3で計測された体重計測値
が正常計測範囲内か否かを判定する(ステップ8)。こ
のとき、体重計測値の正常範囲は、体重計としての計測
上限値及び下限値との間をとるか、あるいは入力された
身長,年令,性別等から推定できる体重許容範囲をとる
ことによって定めることができる。
【0056】ステップ8で体重計測値が正常計測範囲外
である場合には、Noと判定され、体重計部3測にエラ
ーがある旨を表示部6,25に表示するか、ブザー39
を鳴らすことにより被検者に報知し(ステップ9)、ス
テップ8に戻って体重計測値が正常範囲内となるまで待
機する。
【0057】ステップ8で体重計測値が正常計測範囲内
にある場合には、Yesと判定され、体重計測値が安定
しているか否かを判定する(ステップ10)。ステップ
10で体重計測値が安定していない場合には、計測中の
姿勢を静止して安定させるように促すメッセージを表示
部6,25に表示する等して被検者に報知し(ステップ
11)、ステップ8に戻る。
【0058】ステップ10で体重計測値が安定している
場合には、体重計測処理を行う(ステップ12)。
【0059】次に、インピーダンス計測値が正常計測範
囲内か否かを判定する(ステップ13)。このとき、イ
ンピーダンス計測値の正常範囲は、インピーダンスの計
測装置としての計測の上限値と下限値との間をとるか、
計測部位ごとの適正許容範囲として片掌片足裏間であれ
ば350〜1000Ωをとることによって定めることが
できる。
【0060】ステップ13で、インピーダンス計測値が
正常計測範囲内にない場合には、Noと判定され、電流
印加用電極9,26,電圧計測用電極8,27との接触
をしっかりするよう促すメッセージを表示部6に表示す
る等して被検者に報知し(ステップ14)、ステップ1
3に戻りインピーダンス計測値が正常計測範囲内となる
まで待機する。
【0061】ステップ13で、インピーダンス計測値が
正常計測範囲内にある場合には、Yesと判定され、イ
ンピーダンス計測値が安定しているか否かを判定する
(ステップ15)。
【0062】ステップ15で、インピーダンス計測値が
安定していない場合には、Noと判定され、計測中の姿
勢を一定に保つように促すメッセージを表示部6に表示
する等して被検者に報知し(ステップ16)、ステップ
13に戻る。
【0063】ステップ15で、インピーダンス計測値が
安定している場合には、Yesと判定され、体重計測値
から本体部2の重量を削除する処理を行う(ステップ1
7)。
【0064】インピーダンスの計測処理と、身体特定化
情報,体重計測値及びインピーダンス計測値から体脂肪
率,体脂肪量,除脂肪量,体水分量,基礎代謝量や肥満
度等の健康管理に有益な指針情報を算出する演算処理を
行う(ステップ18)。
【0065】次に、計測終了を知らせるメッセージを表
示部6に表示する等の計測終了報知処理を行う(ステッ
プ19)。
【0066】計測結果等の健康管理指針情報を表示部
6,25に表示し(ステップ20)、計測動作を終了す
る。
【0067】このように、健康管理指針アドバイス装置
1は、身体特定化情報の入力,体重及びインピーダンス
計測を被検者一人で簡単に行うことができる。また、本
体部2に表示部6及びモード設定スイッチ12等の操作
キー部7が設けられているので、表示の視認性及び操作
性にも優れている。
【0068】(第2の実施形態)図7は本発明の第2の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置61を用い
て被検者が計測を行う状態を示す。
【0069】健康管理指針アドバイス装置61は、被検
者が右手で保持するグリップ電極部62と被検者がその
上に載る体重計部63とグリップ電極部62及び体重計
部63を接続するケーブル64とからなる。
【0070】図8にグリップ電極部62を右手で握った
状態を示す。
【0071】グリップ電極部62は、一端からケーブル
64が引き出され他端に計測開始スイッチ65が配され
た略棒状をなす基部66と、基部66の表面を覆う電流
印加用電極67と電圧計測用電極68とからなる。電流
印加用電極67は略円筒形状でケーブル側の縁部に周方
向の突起69が形成され、電圧計測用電極68は計測開
始スイッチ65側で小径となる略円筒形状をなす。電流
印加用電極67と電圧計測用電極68との間には、基部
66の凹部66aが露出しており、電極67,68の表
面から窪んだ溝状に形成されている。
【0072】基部66は、ポリカーボネイト・ABS,
ABS等の樹脂成形により、電流印加用電極67及び電
圧計測用電極68はCrメッキ樹脂,Crメッキ板金,
SUS板金,SUSシート等により形成することができ
る。
【0073】グリップ電極部62を握るときには、人差
し指の指先から親指との股付近の掌部までを電流印加用
電極67に接触させ、薬指及び小指の指先から手首付近
の掌部までを電圧計測用電極68に接触させる。このと
き中指を凹部66aに沿って曲げ、人差し指と中指との
間に突起69を挟むようにして握ることにより位置決め
が簡単にできるようになっている。また、親指はグリッ
プ電極部62の軸方向に沿って伸ばし、親指先で計測開
始スイッチ65を操作する。
【0074】図9は体重計部63の外観の概略を示す上
面図である。
【0075】体重計部63は、上下方向(図9では紙面
に直交する方向)に扁平な略直方体をなす。略長方形の
上面(荷重支持部)63aの前側(図では上方)の端部
には、中央に表示部71、その左側に電源スイッチ7
2,モード選択スイッチ73、右側にUPボタン74,
DOWNボタン75,確定/リセットスイッチ76が配
置されている。表示部71及び電源スイッチ72等の後
側(図では下方)前方には、左右方向に延び両端部が前
後方向に長い略楕円形状の電流印加用電極77、その後
方には同様に左右に延び両端部が略円形状の電圧計測用
電極78がそれぞれ配置されている。電流印加用電極7
7と電圧計測用電極78の右端部及び左端部にそれぞれ
重なるように、前方を向いた右及び左足裏の形状をなす
線が描かれている。この右及び左足裏形状の線は右足裏
用位置決め部79及び左足裏用位置決め部80をなし、
この位置決め部79,80に沿って体重計部63に右足
を載せれば、足裏の指先側部分が電流印加用電極77に
接触し、踵側部分が電圧計測用電極78に接触するよう
になっている。右足裏用位置決め部79及び左足裏用位
置決め部80に従って両足を配置することにより、バラ
ンスが安定して正確な体重計測が可能となるとともに、
再現性の高いインピーダンス計測が可能となる。また、
両足裏が左右方向に位置決め部79,80からずれたと
しても、電流印加用電極77及び電圧計測用電極78か
らはずれにくいので、接触部位及び接触面積の変動によ
る誤差の発生を防止することができる。また、両足裏が
共通の電極に接触しているので、大腿部における接触状
態の変動による影響も防止することができる。従って、
信頼性の高い測定が可能となる。
【0076】図10は体重計部63内部の回路構成の概
略を示すブロック図である。
【0077】81は所定周波数f0 の高周波電流を発生
する高周波信号発生部、82はグリップ電極部62に接
続されたケーブル64を体重計部63に接続するコネク
タ、83は電圧計測用電極78及び68の抵抗電位信号
を受ける差動増幅部、84は周波数f0 以外の信号をカ
ットするためのバンドパスフィルタ、85は高周波信号
成分を復調する復調回路、86はアナログ信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換器、87は電池、72は電
源スイッチ、88はモード選択スイッチ73,UPボタ
ン74,DOWNボタン75,確定/リセットスイッチ
76からなるデータ入力部、89はブザー、91は計測
制御プログラム,演算プログラム,健康管理のための情
報の抽出テーブル等を格納したメモリ(ROM)、92
は被検者が入力した身体特定化情報や計測値等を格納す
るメモリ(RAM)、93はロードセル等が使用される
センサ部、94は電気信号に変換するトランスデュー
サ、95はトランスデューサ94から出力されるアナロ
グ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、96は
所定のプログラムを実行して計測・演算を行い健康管理
のための指針情報を算出して表示部71に表示するCP
Uである。
【0078】コネクタ82は、CPU96に対して、グ
リップ電極部62が接続されているか否かを検知する接
続有無検知信号を送る。
【0079】ここで、電流印加用電極77,67,電圧
計測用電極78,68,高周波信号発生部81,差動増
幅部83,バンドパスフィルタ84,復調回路85,A
/D変換器86,ROM91,RAM92,CPU96
等によってインピーダンス計測手段が構成される。
【0080】また、ここで、センサ部93,トランスデ
ューサ94,A/D変換器95,CPU96等によって
体重計測手段が構成される。
【0081】健康管理指針アドバイス装置61を用いて
計測する場合には、図7に示すように、体重計部63の
右左足裏用位置決め部79,80に従って体重計部63
上に直立した姿勢で載り、グリップ電極部62を右手で
上述の接触状態となるように握り、右手を肩の高さで前
方に真直ぐ伸ばして保持し、左手は胴の左側に沿って下
げておく。
【0082】健康管理指針アドバイス装置61による計
測手順は、図6に示す第1実施形態に係る健康管理指針
アドバイス装置1の場合とほぼ同様であり、身体特定化
情報の入力を行うデータ入力部88が体重計部63に設
けられている点、グリップ電極部62には表示部が設け
られていないので、すべての情報が体重計部63の表示
部71に表示される点、図6のステップ4ではグリップ
電極部62の電極67,68が体重計部63側に接続さ
れているか否かを判定する点、ステップ17では体重計
測値からグリップ電極部62の重量の削除処理を行う点
において健康管理指針アドバイス装置1と異なるのみな
ので、詳細な説明は省略する。
【0083】このような健康管理指針アドバイス装置6
1では、身体特定化情報の入力,体重及びインピーダン
ス計測を被検者一人で簡単に行うことができる。
【0084】(第3の実施形態)図11(a)は本発明
の第3の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置1
01を用いて被検者が計測を行う状態を示す。
【0085】健康管理指針アドバイス装置101は、主
として、被支持部としてのグリップ電極部102,体重
計部103,体重計部103上でグリップ電極部102
を支持する支持柱としてのロッド104からなる。
【0086】グリップ電極部102と体重計部103の
構成は、第2の実施形態に係る健康管理指針アドバイス
装置61とほぼ同様であるが、本実施形態ではグリップ
電極部102が伸縮自在のロッド104によって体重計
部103上に支持されている。第2実施形態に係る体重
計部63と同様の構成については同様の符号を付して説
明を省略する。
【0087】体重計部103の上面(荷重支持部)10
3aの前方(図11(a)では斜め右下)の表示部71
の右側(図11(a)では斜め左下)には、ロッド10
4を支持するとともに収納するロッド支持・収納部10
5が設けられている。また、電源スイッチ72,モード
選択スイッチ73,UPボタン74,DOWNボタン7
5,確定/リセットスイッチ76はすべて表示部71の
左側(図11(a)では斜め右上)に設けられている。
【0088】ロッド104は、体重計部103のロッド
支持・収納部105に、軸方向(図11(a)の矢印A
方向)に伸縮自在であるとともに前後方向(図11
(a)の矢印B,C方向)に移動可能に支持されてい
る。グリップ電極部102とロッド104とを接合する
関節部106は、ロッドの前後移動に応じて屈曲又は回
転するようになっており、グリップ電極部102を正し
い姿勢で握ることができる。ロッド104を縮めると、
図11(b)に示すようにロッド104部分が体重計部
103内のロッド支持・収納部105に収納されるよう
になっている。
【0089】グリップ電極部102はロッド104内に
挿通されるケーブル等によって体重計部3と接続されて
いるので、グリップ電極部102を接続し忘れたり、接
続状態が不十分になったりすることがなく操作性が向上
する。また、図11(b)のように、ロッド104を縮
めてグリップ電極部102と体重計部103とを一体化
できるので、小型化でき、コンパクトに収納できる。
【0090】計測手順は、第2の実施形態に係る健康管
理指針アドバイス装置61と同様であるが、本実施形態
では、グリップ電極部102はロッド104に支持され
ているので、図6のステップ4のグリップ電極部102
の電極の接続判定と、ステップ17の体重計測値からの
グリップ電極部102重量の削除処理とを省略すること
ができる。
【0091】また、本実施形態では、計測時にグリップ
電極部102をもってロッド104を肩の高さぐらいま
で伸ばすとともに右腕を真直ぐ前方へ伸ばすのに合わせ
てロッド104を前方の適当な位置まで移動させる。ロ
ッド104,ロッド支持・収納部105及び関節部10
6は、力を加えない限り姿勢を保持するので、ロッド1
04とグリップ電極部102とを一度正しい位置に移動
させておけば、計測中も正しい姿勢を保持し易くなり、
再現性が高く高精度の計測が可能となる。
【0092】また、健康管理指針アドバイス装置101
は、身体特定化情報の入力,体重及びインピーダンス計
測を被検者一人で簡単に行うことができる。
【0093】(第4の実施形態)図12は本発明の第4
の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置111を
用いて被検者が計測を行う状態を示す。
【0094】健康管理指針アドバイス装置111は、主
として、本体部112,体重計部113,体重計部11
3に対して本体部112を支持する支持柱114,11
5からなる。
【0095】本体部112及び体重計部113の構成は
第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0096】本実施形態では、本体部112が、体重計
部113の前面113(a)から前方(図12では右斜
め下方)に延びた後に屈曲して上方へ延びる2本の支持
柱114,115上に直立して支持されている。支持柱
114,115のいずれかを中空として内部にケーブル
を挿通し、本体部112と体重計部113とを接続す
る。
【0097】本実施形態では、本体部112が被支持部
を構成し、体重計部113が基台部を構成する。
【0098】健康管理指針アドバイス装置111におけ
る計測手順も図6に示された第1の実施形態の場合と同
様であるが、本実施形態では本体部112が支持柱11
4,115に支持されているので、図6のステップ4の
体重計部の電極の接続判定と、ステップ17の体重計測
値からの本体部(グリップ電極部)重量の削除処理とを
省略することができる。
【0099】健康管理指針アドバイス装置111では、
本体部112が支持柱114,115によって所定の位
置に保持されているので、被検者が正しい計測姿勢をと
り易く、計測中もその姿勢を安定して維持することがで
きる。従って、再現性が高く高精度の計測が可能とな
る。
【0100】また、健康管理指針アドバイス装置111
は、身体特定化情報の入力,体重及びインピーダンス計
測を被検者一人で簡単に行うことができる。
【0101】(第5の実施形態)図13は本発明の第5
の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置121を
用いて被検者が計測を行う状態を示す。
【0102】健康管理指針アドバイス装置121は、主
として、本体部122,体重計部123,体重計部12
3に対して本体部122を支持する支持柱124とから
なる。
【0103】本体部122の内部構成は第1の実施形態
に係る本体部2と同様であり、体重計部123の構成も
前面123(a)の構成を除いて第1の実施形態に係る
体重計部3と同様であるので、説明を省略する。本体部
122の構成で第1実施形態に係る本体部2と同様の部
分については同様の符号を付して説明を省略する。
【0104】図14に本体部122の外観構成を示す。
図14(a)は正面図、図14(b)は上面図、図14
(c)は側面図である。
【0105】本体部122は、前後(図14(a)では
紙面に直交する方向)に扁平な略直方体をなす操作部1
25と、操作部125の右側にブリッジ部126,12
7によって上下端部を支持された略円柱形状の電極部1
28とからなる。
【0106】操作部125の前面125aの上方に表示
部6が設けられ、前面125aの下方右寄りに電源スイ
ッチ11,モード選択スイッチ12,UPボタン13,
DOWNボタン14,確定/リセットスイッチ15が設
けられている。
【0107】操作部125の下端から延びるブリッジ部
127は、操作部125の前面125aから左斜め前方
(図14(b)では右斜め下)へ延びている。一方、操
作部125の上端から延びるブリッジ部126は、操作
部125の前面125aに沿って左方(図14(b),
(c)では右方)へ延びている。このため、電極部12
8は、操作部125に対して後方(図14(a)では紙
面裏側)へ傾いた姿勢で支持されている。
【0108】略円柱状の電極部128を周方向に巻回す
るように帯状に略円筒形状の電流印加用電極129及び
電圧計測用電極130が間隔をおいて設けられている。
【0109】また、本体部122は、体重計部123の
前面123(a)から前方(図13では右斜め下方)に
延びた後に屈曲して上方へ延びる支持柱122上に直立
して支持されている。支持柱124を中空として内部に
ケーブルを挿通し、本体部122と体重計部123とを
接続する。
【0110】支持柱124に支持された状態では、操作
部125の電源スイッチ11,モード選択スイッチ1
2,UPボタン13,DOWNボタン14,確定/リセ
ットスイッチ15はいずれも支持柱124の延長の前方
(図14(a)では紙面手前方向)に位置しているの
で、電源スイッチ11等を押圧しても支持柱124に対
する回転モーメントが生じないので、本体部122が不
安定となることはない。
【0111】また、電極部128を握ると、親指と人差
し指が電流印加用電極129に巻回され、中指は電流印
加用電極129と電圧計測用電極130との間の電極が
設けられていない部分に巻回され、薬指と小指が電圧計
測用電極130に巻回される。
【0112】計測手順は、第1の実施形態と同様である
が、本実施形態では本体部122が支持柱124に支持
されているので、図6のステップ4の体重計部の電極の
接続判定と、ステップ17の体重計測値からの本体部重
量の削除処理とを省略することができる。
【0113】図13のように体重計部123の所定の位
置に載り、直立した姿勢で右腕を肩の高さで真直ぐ前方
に伸ばしたときに、親指を腕の延長に沿って伸ばすと、
親指及び人差し指から小指までの4本の指を曲げること
によってその内側に形成される略円柱状の空間は、身体
に平行な鉛直線に対して身体とは反対側に傾いている、
即ち、上方で身体から遠ざかり下方で近づくように傾い
ている。このような姿勢は、力を入れて手首を親指側に
傾ける必要がないので、楽な姿勢である。電極部138
も操作部135に対して後方へ傾いた姿勢、即ち、上方
で身体から遠ざかり下方で近づく姿勢で支持されている
ので、楽に保持することができ、計測中も不安定となる
ことがない。従って、再現性が高く高精度の計測が可能
となる。
【0114】また、健康管理指針アドバイス装置121
は、身体特定化情報の入力,体重及びインピーダンス計
測を被検者一人で簡単に行うことができる。
【0115】(第6の実施形態)図15は本発明の第6
の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置131を
用いて被検者が計測を行う状態を示す。
【0116】健康管理指針アドバイス装置131は、主
として、本体部132,体重計部133,体重計部13
3に対して本体部132を支持する支持柱134とから
なる。
【0117】健康管理指針アドバイス装置131は、本
体部132の外観構成を除いて第5の実施形態に係る健
康管理指針アドバイス装置121と同様であるので、同
様の構成については同様の符号を付して説明を省略す
る。
【0118】本実施形態では、本体部132が被支持部
を構成し、体重計部133が基台部を構成する。
【0119】図16に本体部2の外観構成を示す。図1
6(a)は正面図、図16(b)は上面図、図16
(c)は側面図である。
【0120】本体部132は、前後(図16(a)では
紙面に直交する方向)に扁平な略直方体をなす操作部1
35と、操作部135の右側面135bの中央部から延
びた略円柱形状の電極部136とからなる。
【0121】操作部135の前面135aの左寄りに表
示部6が設けられ、前面135aの右寄りに電源スイッ
チ11,モード選択スイッチ12,UPボタン13,D
OWNボタン14,確定/リセットスイッチ15が設け
られている。
【0122】電極部136は、操作部135の右側面1
35b中央部から前方左斜め下方(図16(a)では紙
面手前側右下方向)へ向かって延びている。
【0123】略円柱状の電極部136を周方向に巻回す
るように帯状に略円筒形状の電流印加用電極137及び
電圧計測用電極138が互いに間隔をおいて操作部13
5側から順にそれぞれ設けられている。
【0124】また、電極部136を握ると、親指と人差
し指が電流印加用電極137に巻回され、中指は電流印
加用電極137と電圧計測用電極138との間の電極が
設けられていない部分に巻回され、薬指と小指が電圧計
測用電極138に巻回される。
【0125】図15のように体重計部133の所定の位
置に載り、直立した姿勢で右腕を肩の高さで真直ぐ前方
に伸ばすときに、右腕を力を抜いて下ろした状態から肩
を回転させてそのまま前方に上げると、右手の甲が上を
向いた状態となる。この状態で親指を腕の延長に沿って
伸ばすと、親指及び人差し指から小指までの4本の指を
曲げることによってその内側に形成される略円柱状の空
間は、親指側が上方となり小指側が下方となり、さらに
親指側で身体から遠ざかり小指側で身体に近づくように
傾いている。このような姿勢は、力を入れて手首を前腕
部の軸方向の回りに回転させる必要がないので、楽な姿
勢である。電極部138も、身体前面に正対する操作部
135に対して前方左斜め下方へ傾いた姿勢、即ち、身
体の中央側(親指側)で上方となるとともに身体から遠
ざかり、身体の外方(小指側)で下方となるとともに身
体に近づく姿勢で支持されているので、楽に保持するこ
とができ、計測中も不安定となることがない。従って、
再現性が高く高精度の計測が可能となる。
【0126】(第7の実施形態)図17に本発明の第7
の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置の本体部
142の外観の概略構成を示す。
【0127】健康管理指針アドバイス装置は、本体部1
42,体重計部3及び本体部142と体重計部3とを接
続するケーブル4とからなるが、体重計部3及びケーブ
ル4は第1実施形態と同様の構成を有するので説明を省
略する。
【0128】本体部142は、第1実施形態に係る本体
部2とほぼ同様の形状であるが、左手用の電極を有する
点が異なる。第1実施形態に係る本体部2と同様の構成
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0129】本体部142の筐体5の前面5aの左端部
にも電圧計測用電極148が配置されている。また、筐
体5の上面5bの左端部にも電流印加用電極149が配
置されている。
【0130】電圧計測用電極148は、上辺が筐体5の
上面5bに略水平で、前面中央側端部から左側面5eに
向けて下方になだらかに湾曲し、左端辺が筐体5の高さ
方向に略平行な形状をなしている。また、電圧計測用電
極148の左端辺は左側面5e側に形成されている。
【0131】電流印加用電極129は、前面5aの上縁
の左端部から上面5bに回り込み、背面5fe側へ向け
て徐々に中央側へ延びる略舌状をなす。
【0132】電流印加用電極149及び電圧計測用電極
148の近傍には、左手用の位置決め部22が設けられ
ている。
【0133】本体部142の左右両側部を前面5a側か
ら背面5f側へ段差18,21及び鍔部23,24に従
って掴むと、親指の付け根から手首にかけての掌部が電
圧計測用電極8,148に接触し、親指先の腹部が電流
印加用電極9,149に接触する。
【0134】図18に本体部142内部の回路構成の概
略を示すブロック図を示す。
【0135】図4に示す第1実施形態に係る本体部2の
回路構成と同様の部分には同様の符号を付して説明を省
略する。
【0136】本実施形態では、電流印加用電極149,
9,電圧計測用電極148,8が電極信号切替部143
に接続され、体重計部3の電流印加用電極26,電圧計
測用電極27もコネクタ32を介して電極信号切替部1
43に接続されている。
【0137】インピーダンス計測モード切替手段として
の電極信号切替部143は、高周波信号発生部31に接
続する電流印加用電極149,9,26及び差動増幅部
33に接続する電圧計測用電極148,8,27の切り
替え、または短絡,開放を行う。電極信号切替部143
の切替はアナログスイッチ又はリレー等で行われ、どの
ように切り替えるかはCPU43から発せられる電極切
替コントロール信号によって決まる。
【0138】図19(a)に両掌・両足裏間のインピー
ダンスを計測する場合の電極信号切替部143の接続状
態(両掌−両足裏間インピーダンス計測モード)を示
す。
【0139】右手の電流印加用電極9の接続線Ih2
び左手の電流印加用電極149の接続線Ih1が高周波信
号発生部31の一端に接続され、両足裏の電流印加用電
極26の接続線If が高周波信号発生部31の他端に接
続される。右手の電圧計測用電極8の接続線Eh2 及び
左手の電圧計測用電極148の接続線Eh1,両足裏の電
圧計測用電極27の接続線Ef がそれぞれ差動増幅部3
3の入力に接続される。
【0140】図19(b)は、身体各部のインピーダン
スを等価的に示している。
【0141】ここで、右手,左手の各掌・手首間インピ
ーダンスをZ1 ,Z6 、右腕,左腕のインピーダンスを
それぞれZ2 ,Z5 、右左の肩から胴上端までのインピ
ーダンスをそれぞれZ3 ,Z4 、胴のインピーダンスを
7 、胴下端から右左の腰までのインピーダンスをそれ
ぞれZ8 ,Z11、右足,左足のインピーダンスをそれぞ
れZ9 ,Z12、右左の足首・足裏間のインピーダンスを
それぞれZ10,Z13としている。
【0142】上述のような切替状態では、身体に高周波
信号発生部31及び差動増幅部33が図19(b)に示
すように接続されることとなるので、身体はインピーダ
ンスZ1 ,Z2 ,Z3 とZ4 ,Z5 ,Z6 とが並列に接
続され、インピーダンスZ8,Z9 ,Z10とZ11
12,Z13とが並列に接続され、これらがインピーダン
スZ7を介して直列接続された回路と等価である。従っ
て、この切替状態で、{(Z1+Z2+Z3)(Z4+Z5
+Z6)/(Z1+Z2+Z3+Z4+Z5+Z6)}+Z 7
{(Z8+Z9+Z10)(Z11+Z12+Z13)/(Z8
9+Z10+Z11+Z1 2+Z13)}、すなわち、両掌両
足裏間の身体インピーダンスを計測することができる。
【0143】図20に右掌・左掌間のインピーダンスを
計測する場合の電極信号切替部143の接続状態(両掌
間インピーダンス計測モード)を示す。
【0144】左手の電流印加用電極149の接続線Ih1
が高周波信号発生部31の一端に接続され、右手の電流
印加用電極9の接続線Ih2が高周波信号発生部31の他
端に接続される。左手の電圧計測用電極148の接続線
h1及び右手の電圧計測用電極8の接続線Eh2が差動増
幅部33の入力に接続される。
【0145】このような切替状態では、身体に高周波信
号発生部31及び差動増幅部33が図20(b)に示す
ように接続されることとなるので、身体はインピーダン
スZ 1 ,Z2 ,Z3 ,Z4 ,Z5 ,Z6 が直列接続され
た回路と等価である。従って、この切替状態で、Z1
2 +Z3 +Z4 +Z5 +Z6 、すなわち、右掌左掌間
の身体インピーダンスを計測することができる。
【0146】図21(a)に胴・両足裏間のインピーダ
ンスを計測する場合の電極信号切替部143の接続状態
(胴−両足裏間インピーダンス計測モード)を示す。
【0147】右手の電流印加用電極9の接続線Ih2が高
周波信号発生部31の一端に接続され、両足裏の電流印
加用電極26の接続線If が高周波信号発生部31の他
端に接続される。左手の電圧計測用電極148の接続線
h1及び両足裏の電圧計測用電極27の接続線Ef が差
動増幅部33の入力に接続される。
【0148】このような切替状態では、身体に高周波信
号発生部31及び差動増幅部33が図21(b)に示す
ように接続されることとなる。ここで、インピーダンス
1,Z2 ,Z3 部分の電圧は検出されず、インピーダ
ンスZ4 ,Z5 ,Z6 部分は導線と同視できる。従っ
て、身体は,インピーダンスZ8 ,Z9 ,Z10とインピ
ーダンスZ11,Z12,Z13が並列に接続され、これにイ
ンピーダンスZ7が直列接続された回路と等価となり、
この切替状態では、Z7+{(Z8+Z9+Z10)(Z11
+Z12+Z13)/(Z8+Z9+Z10+Z11+Z12
13)}すなわち、胴・両足裏間の身体インピーダンス
を計測することができる。
【0149】健康管理指針アドバイス装置141による
計測手順を図22に示すフローチャートに従って説明す
る。
【0150】電源スイッチ11をONすると、体重計部
3のオートゼロ調整処理を含む計測準備処理を行う(ス
テップ101)。
【0151】次に、モード設定スイッチ12,UPボタ
ン13,DOWNボタン14,確定/リセットスイッチ
15によって身長,年令,性別等の身体特定化情報を入
力する(ステップ102)。モード設定スイッチ15に
よって身体特定化情報の各項目の入力モードを設定し、
表示部6の数字等の表示をUPボタン13あるいはDO
WNボタン14を操作して入力したい表示に切り替え、
確定/リセットスイッチ15を押して当該入力モードの
入力情報を確定又はリセットする。すべての身体特定化
情報の入力が完了したか否かを「READYか?」にお
いて判定する(ステップ103)。
【0152】身体特定化情報にまだ入力していない項目
がある場合には、ステップ103でNoと判定され、ス
テップ102に戻ってすべての項目が入力されるまで待
機する。
【0153】すべての身体特定化情報が入力されている
場合には、ステップ103でYesと判定され、体重計
部3の電極26,27が本体部142側と接続されてい
るか否かを判定する(ステップ104)。このような接
続の有無は、コネクタ32からCPU43に送られる接
続有無検知信号によって検知される。
【0154】体重計部3の電極26,27が本体部14
2側と接続されていない場合には、ステップ104でN
oと判定され、電極又は体重計部3の接続にエラーがあ
る旨を表示部6に表示あるいはブザーを鳴らすことによ
り被検者に報知し(ステップ105)、ステップ104
に戻って体重計部3が接続されるまで待機する。
【0155】体重計部3の電極26,27が本体部15
2側と接続されている場合には、計測開始スイッチ17
がONか否かを判定する(ステップ106)。
【0156】計測開始スイッチ17がONされていない
場合には、ステップ106の判定でNoとなり、計測開
始スイッチ17がONされるまで待機する。
【0157】計測開始スイッチ17がONされている場
合には、ステップ106でYesと判定され、表示部6
に計測を開始する旨を表示する等の計測開始報知処理を
行う(ステップ107)。
【0158】次に、体重計部3で計測された体重計測値
が正常計測範囲内で安定しているか否かを判定する(ス
テップ108)。このとき、体重計測値の正常範囲は、
体重計としての計測上限値及び下限値との間をとるか、
あるいは入力された身長,年令,性別等から推定できる
体重許容範囲をとることによって定めることができる。
【0159】ステップ108で体重計測値が正常計測範
囲外であるか正常計測範囲内であるが安定していない場
合には、Noと判定され、体重計測にエラーがある旨又
は計測姿勢を一定させる旨を表示部6,25に表示する
か、ブザーを鳴らすことにより被検者に報知し(ステッ
プ109)、ステップ108に戻って体重計測値が正常
範囲内で安定するまで待機する。
【0160】ステップ8で体重計測値が正常計測範囲内
で安定している場合には、Yesと判定され、体重計測
処理を行う(ステップ110)。
【0161】体重計測処理が終わると、両掌−両足裏間
インピーダンス計測処理(ステップ111〜114)を
行う。
【0162】まず、電極信号切替部143を図19
(a)に示す両掌−両足裏間インピーダンス計測モード
に切り替える(ステップ111)。次に、インピーダン
ス計測値が正常計測範囲内で安定しているか否かを判定
する(ステップ112)。このとき、インピーダンス計
測値の正常範囲は、インピーダンスの計測装置としての
計測の上限値と下限値との間をとるか、計測部位ごとの
適正許容範囲として右掌右足裏間であれば350〜10
00Ωをとることによって定めることができる。
【0163】ステップ112で、インピーダンス計測値
が正常計測範囲内にない又は正常計測範囲内であるが安
定していない場合には、Noと判定され、電流印加用電
極9,26,電圧計測用電極8,27との接触をしっか
りするよう促すメッセージ又は計測姿勢を一定に保持す
るよう促すメッセージを表示部6に表示する等して被検
者に報知し(ステップ113)、ステップ112に戻り
インピーダンス計測値が正常計測範囲内で安定するまで
待機する。
【0164】ステップ112で、インピーダンス計測値
が正常計測範囲内で安定している場合には、Yesと判
定され、両掌−両足裏間のインピーダンス(Zwh−w
f)の計測処理を行う(ステップ114)。
【0165】このようにして両掌−両足裏間インピーダ
ンス計測処理(ステップ111〜114)が終了する
と、両掌間インピーダンス計測処理(ステップ115〜
118)を行う。
【0166】まず、電極信号切替部143を図20
(a)に示す両掌間インピーダンス計測モードに切り替
える(ステップ115)。
【0167】次に、インピーダンス計測値が正常計測範
囲内で安定しているか否かを判定する(ステップ11
6)。このとき、インピーダンス計測値の正常範囲は、
インピーダンスの計測装置としての計測の上限値と下限
値との間をとるか、計測部位ごとの適正許容範囲として
両掌間であれば450〜1200Ωをとることによって
定めることができる。
【0168】ステップ116で、インピーダンス計測値
が正常計測範囲内にない又は正常計測範囲内であるが安
定していない場合には、Noと判定され、電流印加用電
極149,9,電圧計測用電極148,8との接触をし
っかりするよう促すメッセージ又は計測姿勢を一定に保
持するよう促すメッセージを表示部6に表示する等して
被検者に報知し(ステップ117)、ステップ116に
戻りインピーダンス計測値が正常計測範囲内で安定する
まで待機する。
【0169】ステップ116で、インピーダンス計測値
が正常計測範囲内で安定している場合には、Yesと判
定され、両掌間のインピーダンス(Zh−h )の計測
処理を行う(ステップ118)。
【0170】このようにして両掌間インピーダンス計測
処理(ステップ115〜118)が終了すると、胴−両
足裏間インピーダンス計測処理を行う(ステップ11
9)。
【0171】胴−両足裏間インピーダンス(Zb-wf)の
計測処理の詳細は省略するが、両掌−両足裏間インピー
ダンス計測処理(ステップ111〜114),両掌間イ
ンピーダンス計測処理(ステップ115〜118)と同
様の処理を行う。
【0172】胴−両足裏間インピーダンス計測処理が終
了すると、体重計測値から本体部152の重量を差し引
く処理を行う(ステップ120)。
【0173】次に、各インピーダンス計測モード毎の演
算処理を行う(ステップ121)。インピーダンスから
算出される体脂肪率(%Fat)の場合を以下に説明す
る。両掌−両足裏間インピーダンス計測モードでのイン
ピーダンス(Zwh-wf )から体脂肪率(%Fwhwf)を算
出し、両掌間インピーダンス計測モードでのインピーダ
ンス(Zh-h )から体脂肪率(%Fhh)を算出し、胴−
両足裏間インピーダンス計測モードでのインピーダンス
(Zb-wf)から体脂肪率(%Fbwf )を算出する。
【0174】このようにして算出した%Fwhwf,%
hh,%Fbwf に対して以下の処理を行う。
【0175】まず、|%Fhh−%Fwhwf|<2(%)及
び|%Fbwf −%Fwhwf|<2(%)か否かを判定する
(ステップ122)。
【0176】これは、各計測モードでのインピーダンス
から算出された体脂肪率間のずれの大きさに基づいて標
準体型か否かを判定するものである。
【0177】ステップ122の判定でYesの場合に
は、標準体型であると判断して両掌−両足裏間インピー
ダンス計測モードでの体脂肪率(%Fwhwf)を体脂肪率
(%F at)として最終的に採用し(ステップ123)、
計測終了を知らせるメッセージを表示部6に表示する等
の計測終了報知処理を行い(ステップ124)、計測結
果等の健康管理指針情報を表示部6,25に表示し(ス
テップ125)、計測動作を終了する。
【0178】ステップ122の判定でNoの場合には、
%Fhh>%Fwhwf>%Fbwf か否かを判定する(ステッ
プ126)。
【0179】これは、標準体型からずれている場合に、
各計測モードでのインピーダンスから算出された体脂肪
率の大小関係から下半身筋肉質・上半身やせ体型である
か否かを判定するものである。
【0180】ステップ126でYesの場合には、下半
身筋肉質・上半身やせ体型であると判断し、%Fhh,%
bwf に重みを付けて定義される %F=(%Fhh×2+%Fbwf ×1)/3 を体脂肪率(%Fat)として最終的に採用し(ステッ
プ127)、ステップ124に進む。
【0181】ステップ126でNoの場合には、%Fhh
<%Fwhwf<%Fbwf か否かを判定する(ステップ12
8)。
【0182】これは、標準体型からずれている場合に、
各計測モードでのインピーダンスから算出された体脂肪
率の大小関係から上半身筋肉質・下半身やせ体型である
か否かを判定するものである。
【0183】ステップ128でYesの場合には、上半
身筋肉質・下半身やせ体型であると判断し、%Fhh,%
bwf に重みを付けて定義される %F=(%Fhh×1+%Fbwf ×2)/3 を体脂肪率(%Fat)として最終的に採用し(ステップ
129)、ステップ124に進む。
【0184】ステップ128でNoの場合には、その他
の体型であるとして、 %F=(%Fhh+%Fhf+%Fbf)/3 を体脂肪率(%Fat)として最終的に採用し(ステップ
130)、ステップ124に進む。
【0185】このように、計測モードを切り替えて異な
る部位間のインピーダンスを計測し、各計測モードのイ
ンピーダンス計測値から算出される体脂肪率等に基づい
て身体バランスを判定し、標準体型からのずれを補正す
ることにより、その体型に応じた体脂肪率を算出するよ
うにすれば、より高精度の健康管理指針情報を提供する
ことができる。
【0186】(他の計測手順)本健康管理指針アドバイ
ス装置141では、図24,図25に示すような計測手
順で計測を行うこともできる。
【0187】計測準備処理(ステップ201)から各計
測モードのインピーダンス計測値毎の演算処理(ステッ
プ221)までの手順は、上述のステップ101からス
テップ121までの手順と同様なので、説明を省略す
る。ステップ221で各計測モードのインピーダンス計
測値毎の演算処理を行った後、体脂肪率の推定演算に用
いた検量線集団の各計測モード別のインピーダンスの平
均値をメモリから読み出す。
【0188】このようにして読み出された両掌−両足裏
間インピーダンス計測モードでの平均値をM
(Zwh-wf ),両掌間インピーダンス計測モードでの平
均値をM(Zh- h ),胴−両足裏間インピーダンス計測
モードでの平均値をM(Zb-wf)とする。
【0189】次に、インピーダンス平均値により、各計
測モードの実測値を正規化処理する(ステップ22
3)。
【0190】両掌−両足裏間インピーダンス計測モード
では、 ΔZwh-wf =(Zwh-wf −M(Zwh-wf ))/M(Z
wh-wf )、 両掌間インピーダンス計測モードでは、 ΔZh-h =(Zh-h −M(Zh-h ))/M(Zh-h )、 胴−両足裏間インピーダンス計測モードでは、 ΔZb-wf=(Zb-wf−M(Zb-wf))/M(Zb-wf)、 とする。
【0191】次に、|ΔZh−h −ΔZwh-wf |<
0.1及び|ΔZb-wf−ΔZwh-wf |<0.1か否かを
判定する(ステップ224)。
【0192】これは、各計測モード間でのインピーダン
スの偏差のずれの大きさに基づいて標準体型か否かを判
定するものである。
【0193】ステップ224でYesの場合には、標準
体型であると判断して両掌−両足裏間インピーダンス計
測モードでの体脂肪率(%Fwhwf)を体脂肪率(%
at)として最終的に採用し(ステップ225)、計測
終了を知らせるメッセージを表示部6に表示する等の計
測終了報知処理を行い(ステップ226)、計測結果等
の健康管理指針情報を表示部6,25に表示し(ステッ
プ227)、計測動作を終了する。
【0194】ステップ224でNoの場合には、ΔZ
h-h >ΔZwh-wf >ΔZb-wfか否かを判定する(ステッ
プ228)。
【0195】これは、標準体型からずれている場合に、
各計測モードでのインピーダンスの偏差の大小関係から
下半身筋肉質・上半身やせ体型であるか否かを判定する
ものである。
【0196】ステップ228でYesの場合には、下半
身筋肉質・上半身やせ体型であると判断して、%Fhh
%Fbwf に重みを付けて定義される %F=(%Fhh×(m−1)+%Fbwf ×1)/m (m=ΔZh-h /ΔZb-wf) を体脂肪率(%Fat)として最終的に採用し(ステップ
229)、ステップ226に進む。
【0197】ステップ228でNoの場合には、ΔZ
h-h <ΔZwh-wf <ΔZb-wfか否かを判定する(ステッ
プ230)。
【0198】これは、標準体型からずれている場合に、
各計測モードでのインピーダンスの偏差の大小関係から
上半身筋肉質・下半身やせ体型であるか否かを判定する
ものである。
【0199】ステップ230でYesの場合には、上半
身筋肉質・下半身やせ体型と判断して、%Fhh,%Fbf
に重みを付けて定義される %F=(%Fhh×1+%Fbwf×(n−1))/n (n=ΔZh−h /ΔZb-wf) を体脂肪率(%Fat)として最終的に採用し(ステップ
231)、ステップ226に進む。
【0200】ステップ230でNoの場合には、その他
の体型であると判断し、 %F=(%Fhh+%Fwhwf+%Fbwf )/3 を体脂肪率(%Fat)として最終的に採用し(ステップ
232)、ステップ226に進む。
【0201】このように、計測モードを切り替えて異な
る部位間のインピーダンスを計測し、各計測モードのイ
ンピーダンス計測値に基づいて身体バランスを判定し、
標準体型からのずれを補正することにより、その体型に
応じた体脂肪率を算出するようにすれば、より高精度の
健康管理指針情報を提供することができる。
【0202】なお、図25(a)に右掌・両足裏間のイ
ンピーダンスを計測する場合の電極信号切替部143の
接続状態(右掌−両足裏間インピーダンス計測モード)
を示す。この計測モードでは、第1〜6の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置として同様の計測を行う
ことができる。
【0203】右手の電流印加用電極9の接続線Ih2が高
周波信号発生部31の一端に接続され、右足裏の電流印
加用電極26の接続線If が高周波信号発生部31の他
端に接続される。右手の電圧計測用電極8の接続線Eh2
及び右足裏の電圧計測用電極27の接続線Ef が差動増
幅部33の入力に接続される。
【0204】図25(b)は、この場合の身体各部のイ
ンピーダンスを等価的に示している。
【0205】上述のような切替状態では、身体に高周波
信号発生部31及び差動増幅部33が図20(b)に示
すように接続されることとなるので、身体はインピーダ
ンスZ1 ,Z2 ,Z3 ,Z7 ,Z8 ,Z9 ,Z10が直列
接続された回路と等価である。従って、この切替状態
で、Z1 +Z2 +Z3 +Z7 +Z8 +Z9 +Z10すなわ
ち、右掌両足裏間の身体インピーダンスを計測すること
ができる。
【0206】(第8の実施形態)図26に本発明の第8
の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置を用いて
被検者が計測を行う状態を示す。
【0207】健康管理指針アドバイス装置151は、被
検者が両手で保持する本体部142と被検者がその上に
載る体重計部153と本体部142及び体重計部153
を接続するケーブル4とからなる。
【0208】本体部142の構成は第7の実施形態と同
様であるので同様の符号を用いて説明を省略する。上述
の実施形態と同様の構成については同様の符号を用いて
説明する。
【0209】図27(a)は体重計部の上面図であり、
図27(b)は図のA−A´断面図である。
【0210】図27(a)に示すように、体重計部15
3の上面153aの前側(図では上方)の端部には、中
央に表示部25が配置されている。表示部25の後側
(図では下方)には、略長方形の電流印加/電圧計測共
通電極154が1つ設けられている。
【0211】電流印加/電圧計測共通電極154に重な
る位置に、左右対称に前方を向いた右左の足裏の形状を
なす線が描かれている。この足裏形状の線は右足裏用位
置決め部28及び左足裏用位置決め部29をなす。右足
裏用位置決め部28及び左足裏用位置決め部29に挟ま
れた部分が図27(b)に示すように球冠状に***して
いる。この略楕円形状の***部(曲面部)154aは左
右の縁部が右足裏用位置決め部28及び左足裏用位置決
め部29の土踏まずの部分に達するように形成されてい
る。このため、被検者が所定の位置に両足を載置する
と、両足の土踏まずの部分に接触する。このように、電
流印加/電圧計測共通電極154の面積を大きくとると
ともに***部154aを設けることにより、両足裏と電
流印加/電圧計測共通電極154との接触面積を広くと
ることができ、接触抵抗を無視しうる程度に小さくする
ことができる。また、両足が互いに近づく方向にずれた
としても土踏まずは常に***部154aと接触するの
で、位置づれに対する許容度が大きく、計測の簡便性が
増す。
【0212】電流印加/電圧計測共通電極154はCr
メッキ樹脂,Crメッキ板金,SUS板金,SUSシー
ト等により形成し、ポリカーボネイト,ABS等の樹脂
成形からなる筐体上面153aに粘着材等の接着固定手
段によって固定する。リード線は電極からねじ止め及び
溶接,はんだ付け等により筐体内部に引き出せば良い。
【0213】体重計部153の内部構成については、電
流印加用電極と電圧計測用電極が共通化され電流印加/
電圧計測共通電極154が設けられている点を除いて図
5に示す構成と同様である。図28は体重計部153が
接続された本体部142の内部構成のうち電極信号切替
部までの部分についてのみ。電流印加/電圧計測共通電
極の接続線If/Efが高周波信号発生部31の一端に
接続されるとともに差動増幅部33の入力に接続されて
いる。
【0214】上述のような切替状態では、身体に高周波
信号発生部31及び差動増幅部33が図28(b)に示
すように接続されることとなるので、身体はインピーダ
ンスZ1 ,Z2 ,Z3 が直列に接続され、インピーダン
スZ8 ,Z9 ,Z10とZ11,Z12,Z13とが並列に接続
され、これらがインピーダンスZ7 を介して直列接続さ
れた回路と等価である。従って、この切替状態で、Z1
+Z2 +Z3 +Z7 +{(Z8 +Z9 +Z10)(Z11
12+Z13)/(Z8 +Z9 +Z10+Z11+Z 12
13)}、すなわち、右掌両足裏間の身体インピーダン
スを計測することができる。
【0215】計測方法については第7の実施形態と同様
であるので説明を省略する。
【0216】(第9の実施形態)図29に本発明の第9
の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置を用いて
被検者が計測を行う状態を示す。
【0217】健康管理指針アドバイス装置161は、被
検者が両手で保持する本体部162と被検者がその上に
載る体重計部3と本体部162及び体重計部3を接続す
るケーブル4とからなる。
【0218】体重計部3の構成は第1の実施形態と同様
であるので同様の符号を用いて説明を省略する。第1の
実施形態と同様の構成については同様の符号を用いて説
明を省略する。
【0219】本体部162は電極の構成を除いて、第1
の実施形態と同様の構成を有する。本実施形態では、電
流印加用電極169が右側の位置決め部19から左側の
位置決め部22にわたって連続して形成されており、本
体部162の左右両側部を掴むと右手の親指先の腹部と
ともに左手の親指先の腹部も電流印加用電極169に接
触する。また、電圧計測用電極168も右側の位置決め
部19から背面5fを通って左側の位置決め部22まで
連続して形成されており、本体部162の左右両側部を
掴むと右手とともに左手の親指の付け根から手首にかけ
ての掌部が電圧計測用電極168に接触する。
【0220】図31(a)に本実施形態に係る体重計部
が接続された本体部162の内部構成における高周波信
号発生部31及び差動増幅部33の前段部分を示す。こ
れらの後段の構成は第1の実施形態と同様である。
【0221】両手共通の電流印加用電極169の接続線
h が高周波信号発生部31の一端に接続され、両足裏
の電流印加用電極26の接続線If が高周波信号発生部
31の他端に接続される。両手共通の電圧計測用電極8
の接続線Eh の接続線Eh ,両足裏の電圧計測用電極2
7の接続線Ef がそれぞれ差動増幅部33の入力に接続
される。
【0222】図31(b)は、身体各部のインピーダン
スを等価的に示している。
【0223】このような切替状態では、身体に高周波信
号発生部31及び差動増幅部33が図31(b)に示す
ように接続されることとなるので、身体はインピーダン
スZ 1 ,Z2 ,Z3 とZ4 ,Z5 ,Z6 とが並列に接続
され、インピーダンスZ8 ,Z9 ,Z10とZ11,Z12
13とが並列に接続され、これらがインピーダンスZ 7
を介して直列接続された回路と等価である。従って、こ
の切替状態で、{(Z 1 +Z2 +Z3 )(Z4 +Z5
6 )/(Z1 +Z2 +Z3 +Z4 +Z5 +Z 6 )}+
7 +{(Z8 +Z9 +Z10)(Z11+Z12+Z13)/
(Z8 +Z9 +Z10+Z11+Z12+Z13)}、すなわ
ち、両掌両足裏間の身体インピーダンスを計測すること
ができる。
【0224】このとき、右手側の電流経路に対して左手
側の電流経路は並列に接続されており、右足側の電流経
路に対して左足側の電流経路も並列に接続されている。
従って、Z1 +Z2 +Z3 ≒Z4 +Z5 +Z6 及びZ8
+Z9 +Z10≒Z11+Z12+Z13と仮定すると、手及び
足のインピーダンスは片手及び片足のみを電流経路とす
る場合に比べてほぼ半分の値となる。従って、体全体の
インピーダンス計測値における胴体部分のインピーダン
ス計測値Z7 の占める割合(寄与率)が大きくなるの
で、腹部や背中部に付いた脂肪部分や筋肉質等の組成の
分析を精度良く行うことができる。このように、両手及
び両足裏を左右共通の電極に接触させる構成は、身体各
部のバランスよりも胴体部分の組成に重点を絞って計測
したい場合に好適である。
【0225】また、このように両手間で共通の電流印加
用電極及び電圧計測用電極を用いるても、第1の実施形
態と同様に簡便に信頼性の高い計測を行うことができ
る。
【0226】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インピーダンス計測手段が、少なくともいずれか一方の
手に接触する電極と、足から荷重を受ける前記体重計測
手段の荷重支持部に設けられ両足裏に接触する電極であ
って、左右いずれか一方の足裏に接触する部分と他方の
足裏に接触する部分とを連結する部分が前記体重計測手
段の表面に形成されている電極を有するので、簡便に信
頼性の高い計測を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置を用いて被検者が計測する状態を示
す図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の本体部の外観の概略を示す図であ
る。
【図3】図3は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の体重計部の外観の概略を示す図で
ある。
【図4】図4は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の本体部の内部の回路構成の概略を
示すブロック図である。
【図5】図5は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の体重計部の内部の回路構成の概略
を示すブロック図である。
【図6】図6は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置による計測手順を示すフローチャー
トである。
【図7】図7は本発明の第2の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置を用いて被検者が計測する状態を示
す図である。
【図8】図8は本発明の第2の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置のグリップ電極部を右手で握った状
態を示す図である。
【図9】図9は本発明の第2の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の体重計部の外観の概略を示す図で
ある。
【図10】図10は本発明の第2の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の体重計部の内部の回路構成の
概略を示す図である。
【図11】図11(a)は本発明の第3の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置を用いて被検者が計測す
る状態を示す図である。図11(b)は本発明の第3の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置のロッドを
縮めた状態を示す図である。
【図12】図12は本発明の第4の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置を用いて被検者が計測する状態
を示す図である。
【図13】図13は本発明の第5の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置を用いて被検者が計測する状態
を示す図である。
【図14】図14(a)は本発明の第5の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置の本体部の外観の概略を
示す正面図、図14(b)は同上面図、図14(c)は
同側面図である。
【図15】図15は本発明の第6の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置を用いて被検者が計測する状態
を示す図である。
【図16】図16(a)は本発明の第6の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置の本体部の外観の概略を
示す正面図、図16(b)は同上面図、図16(c)は
同側面図である。
【図17】図17は本発明の第7の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の本体部の外観の概略を示す図
である。
【図18】図18は本発明の第7の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の本体部の内部の回路構成の概
略を示す図である。
【図19】図19(a)は本発明の第7の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置の両掌−両足裏間インピ
ーダンス計測モードでの電極信号切替部の接続状態を示
す図であり、図19(b)は同モードでの人体の等価回
路のインピーダンスの接続状態を説明する図である。
【図20】図20(a)は本発明の第7の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置の両掌間インピーダンス
計測モードでの電極信号切替部の接続状態を示す図であ
り、図20(b)は同モードでの人体の等価回路のイン
ピーダンスの接続状態を説明する図である。
【図21】図21(a)は本発明の第7の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置の胴−両足裏間インピー
ダンス計測モードでの電極信号切替部の接続状態を示す
図であり、図21(b)は同モードでの人体の等価回路
のインピーダンスの接続状態を説明する図である。
【図22】図22は本発明の第7の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の計測手順を示すフローチャー
トである。
【図23】図23は本発明の第7の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の他の計測手順を示すフローチ
ャートである。
【図24】図24は本発明の第7の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の他の計測手順を示すフローチ
ャートである。
【図25】図25は本発明の第7の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の右手―両足裏間インピーダン
ス計測モードでの電極信号切替部の接続状態を示す図で
あり、図25(b)は同モードでの人体の等価回路のイ
ンピーダンスの接続状態を説明する図である。
【図26】図26は本発明の第8の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置を用いて被検者が計測する状態
を示す図である。
【図27】図27(a)は本発明の第8の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置の体重計部の外観の概略
を示す図であり、図27(b)は図27(a)のA−A
´線断面図である。
【図28】図28(a)は本発明の第8の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置の右手―両足裏間インピ
ーダンス計測モードでの電極信号切替部の接続状態を示
す図であり、図28(b)は同モードでの人体の等価回
路のインピーダンスの接続状態を説明する図である。
【図29】図29は本発明の第9の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置を用いて被検者が計測する状態
を示す図である。
【図30】図30は本発明の第10の実施形態に係る健
康管理指針アドバイス装置の本体部の外観の概略を示す
図である。
【図31】図31(a)は本発明の第10の実施形態に
係る健康管理指針アドバイス装置の本体部の内部構成の
一部を示すブロック図であり、図31(b)は計測時の
人体の等価回路のインピーダンスの接続状態を説明する
図である。
【図32】図32は従来の健康管理指針アドバイス装置
による計測状態を示す図である。
【図33】図33(a)は他の従来の健康管理指針アド
バイス装置で被検者が計測する状態を示す図であり、図
33(b)は同装置を示す図である。
【符号の説明】
1 健康管理指針アドバイス装置 2 本体部 3 体重計部 6 表示部 8,27 電圧計測用電極 9,26 電流印加用電極 52 本体部 63 電流印加用電極 64 電圧計測用電極 61 健康管理指針アドバイス装置 62 グリップ電極部 63 体重計部 67,77 電流印加用電極 68,78 電圧計測用電極 71 表示部 101 健康管理指針アドバイス装置 102 グリップ電極部 103 体重計部 104 ロッド 106 関節部 111 健康管理指針アドバイス装置 112 本体部 113 体重計部 114,115 支持柱 121 健康管理指針アドバイス装置 122 本体部 123 体重計部 124 支持柱 129 電流印加用電極 130 電圧計測用電極 131 健康管理指針アドバイス装置 132 本体部 133 体重計部 134 支持柱 137 電流印加用電極 138 電圧計測用電極 142 本体部 143 電極信号切替部 148 電圧計測用電極 149 電流印加用電極 151 健康管理指針アドバイス装置 153 体重計部 154 電流印加/電圧計測共通電極 154a ***部 161 健康管理指針アドバイス装置 162 本体部 168 電圧計測用電極 169 電流印加用電極
フロントページの続き Fターム(参考) 4C027 AA06 DD05 EE01 EE03 EE05 FF01 FF02 GG00 GG15 HH06 HH11 KK01 KK03 KK05 4C038 HJ09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体に電流を印加してインピーダンスを
    計測するインピーダンス計測手段と、 体重を計測するための体重計測手段と、を備え、 前記インピーダンス計測手段によるインピーダンス計測
    値と、前記体重計測手段による体重計測値とに基づいて
    健康管理に有益な指針情報を提供する健康管理指針アド
    バイス装置において、 前記インピーダンス計測手段が、少なくともいずれか一
    方の手に接触する電極と、足から荷重を受ける前記体重
    計測手段の荷重支持部に設けられ両足裏に接触する電極
    であって、左右いずれか一方の足裏に接触する部分と他
    方の足裏に接触する部分とを連結する部分が前記体重計
    測手段の表面に形成されている電極とを有することを特
    徴とする健康管理指針アドバイス装置。
  2. 【請求項2】 身体に電流を印加してインピーダンスを
    計測するインピーダンス計測手段と、 体重を計測するための体重計測手段と、を備え、 前記インピーダンス計測手段によるインピーダンス計測
    値と、前記体重計測手段による体重計測値とに基づいて
    健康管理に有益な指針情報を提供する健康管理指針アド
    バイス装置において、 前記インピーダンス計測手段が、両手に接触する電極
    と、足から荷重を受ける前記体重計測手段の荷重支持部
    に設けられ両足裏に接触する電極とを有することを特徴
    とする健康管理指針アドバイス装置。
  3. 【請求項3】 前記両足裏に接触する電極は、電流を印
    加するための電流印加用電極と電圧を計測するための電
    圧計測用電極とからなり、該電流印加用電極 と電圧印加用電極とは電気的に接続されていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の健康管理指針アドバイ
    ス装置。
  4. 【請求項4】 前記両足裏に接触する電極は、足裏の立
    体形状に対応した曲面部を有することを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の健康管理指針アドバイス
    装置。
  5. 【請求項5】 前記曲面部は土踏まずの形状に対応して
    表面から***した形状をなすことを特徴とする請求項4
    に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  6. 【請求項6】 前記インピーダンス計測手段によって計
    測される身体部位を切り替えるインピーダンス計測モー
    ド切替手段を備え、該インピーダンス計測モード切替手
    段を切り替えて得られる複数の身体部位のインピーダン
    ス計測値に基づいて身体バランスを判定し、該判定結果
    に応じて前記指針情報を補正することを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載の健康管理指針アドバイス
    装置。
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