JP2001077213A - スタティック型半導体記憶装置および半導体装置 - Google Patents

スタティック型半導体記憶装置および半導体装置

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JP2001077213A
JP2001077213A JP25448799A JP25448799A JP2001077213A JP 2001077213 A JP2001077213 A JP 2001077213A JP 25448799 A JP25448799 A JP 25448799A JP 25448799 A JP25448799 A JP 25448799A JP 2001077213 A JP2001077213 A JP 2001077213A
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gate electrode
holes
hole
insulating film
interlayer insulating
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Kazuhito To
一仁 塘
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
    • H10B10/12Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S257/00Active solid-state devices, e.g. transistors, solid-state diodes
    • Y10S257/903FET configuration adapted for use as static memory cell

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣合うコンタクトホールが繋がるのを防止
し、微細化が可能なSRAMを提供する。 【解決手段】 SRAMのメモリセル100は、シリコ
ン基板の上に形成されたゲート電極161、162およ
び163と、ゲート電極161、162および163を
覆う層間絶縁膜とを備える。層間絶縁膜は、活性領域1
01、102、103および104に達するコンタクト
ホール121〜130と、ゲート電極162および16
3に達するコンタクトホール131および132とを有
する。コンタクトホール121〜132はほぼ格子状に
位置するように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スタティック型
半導体記憶装置(以下「SRAM」と称する)に関し、
特に、複数のコンタクトホールを有するSRAMに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯機器におけるバッテリの使用
時間の延長を目的として、携帯機器に内蔵される半導体
デバイスの省エネルギ化および低電圧動作化が重要にな
ってきている。これに伴い、低消費電力で低電圧動作が
可能なSRAMの需要が伸びつつある。一般に、低電圧
動作向けのSRAMメモリセルは、6個のトランジスタ
で構成されており、通常フルCMOS型メモリセルと呼
ばれるものが用いられている。
【0003】図18は、従来のSRAMメモリセルの等
価回路図である。図18を参照して、SRAMのメモリ
セル600は、n型の駆動用トランジスタ642および
645と、p型の負荷トランジスタ643および646
と、n型のアクセストランジスタ641および646と
を備える。
【0004】メモリセル600は、ビット線651およ
び656と、ワード線661と、電源ノード655と、
接地ノード653および658とに接続される。SRA
Mのメモリセル600内では、駆動用トランジスタ64
2および645と負荷トランジスタ643および646
とでフリップフロップ回路が構成されている。
【0005】負荷トランジスタ643のソース領域はコ
ンタクトホール625を介して電源ノード655と接続
されており、ドレイン領域はコンタクトホール624を
介して記憶ノード663と接続されている。負荷トラン
ジスタ643のゲート電極は記憶ノード662と接続さ
れている。
【0006】負荷トランジスタ646のソース領域はコ
ンタクトホール630を介して電源ノード655に接続
されており、ドレイン領域はコンタクトホール629を
介して記憶ノード662に接続されている。負荷トラン
ジスタ646のゲート電極は記憶ノード663に電気的
に接続されている。
【0007】駆動用トランジスタ642のソース領域は
コンタクトホール623を介して接地ノード653に接
続されており、ドレイン領域はコンタクトホール622
を介して記憶ノード663に接続されている。駆動用ト
ランジスタ642のゲート電極は記憶ノード662に接
続されている。
【0008】駆動用トランジスタ645のソース領域は
コンタクトホール628を介して接地ノード658に接
続されており、ドレイン領域はコンタクトホール627
を介して記憶ノード662に接続されている。駆動用ト
ランジスタ645のゲート電極は記憶ノード663に接
続されている。
【0009】アクセストランジスタ641のゲート電極
はワード線661に接続される。アクセストランジスタ
641のソース・ドレイン領域の一方はコンタクトホー
ル621を介してビット線651に接続されており、ソ
ース・ドレイン領域の他方はコンタクトホール622を
介して記憶ノード663に接続されている。
【0010】アクセストランジスタ644のゲート電極
はワード線611と接続されている。アクセストランジ
スタ644のソース・ドレイン領域の一方はコンタクト
ホール626を介してビット線656と接続され、ソー
ス・ドレイン領域の他方はコンタクトホール627を介
して記憶ノード662に接続されている。
【0011】次に、図18で示す従来のSRAMのメモ
リセルの平面図を図19に示す。図19を参照して、S
RAMのメモリセル600は、1対の負荷トランジスタ
643および646と、1対の駆動用トランジスタ64
2および645と、1対のアクセストランジスタ641
および644とを備える。
【0012】アクセストランジスタ641は、活性領域
601内に形成されたn型の1対の不純物領域と、ゲー
ト電極661とにより構成される。不純物領域の一方は
コンタクトホール621を介してビット線651と接続
され、不純物領域の他方は、コンタクトホール622を
介して記憶ノード652に接続されている。
【0013】アクセストランジスタ644は、活性領域
602内に形成されたn型の1対の不純物領域と、ゲー
ト電極661とにより構成される。不純物領域の一方
は、コンタクトホール626を介してビット線656に
接続され、不純物領域の他方は、コンタクトホール62
7を介して記憶ノード657とゲート電極662に接続
されている。
【0014】駆動用トランジスタ642は、活性領域6
01内に形成されたn型の1対の不純物領域と、ゲート
電極662とを備える。不純物領域の一方はコンタクト
ホール623を介して接地ノード653に接続され、不
純物領域の他方は、コンタクトホール622を介して記
憶ノード652に接続されている。
【0015】駆動用トランジスタ645は、活性領域6
02内に形成されたn型の1対の不純物領域と、ゲート
電極663とにより構成される。不純物領域の一方はコ
ンタクトホール628を介して接地ノード658に接続
され、不純物領域の他方は、コンタクトホール627を
介して記憶ノード657とゲート電極662に接続され
ている。
【0016】負荷トランジスタ643は、活性領域60
3内に形成された1対のp型の不純物領域とゲート電極
662により構成される。不純物領域の一方はコンタク
トホール624を介して記憶ノード652とゲート電極
663とに接続される。不純物領域の他方はコンタクト
ホール625により電源ノード655に接続される。
【0017】負荷トランジスタ646は活性領域604
内に形成された1対の不純物領域とゲート電極663と
により構成される。不純物領域の一方はコンタクトホー
ル629を介して記憶ノード657に接続され、不純物
領域の他方はコンタクトホール630を介して電源ノー
ド655に接続される。
【0018】図20は、図19中のXX−XX線に沿っ
て見た断面を示す図である。図20を参照して、シリコ
ン基板600a上に分離酸化膜670が形成されてい
る。シリコン基板600aの表面には、n型の不純物領
域601b、601c、602aおよび602bが形成
されている。不純物領域601bおよび601cが図1
9中の活性領域601内に形成され、不純物領域602
aおよび602bが図19中の活性領域602内に形成
されている。
【0019】不純物領域601bおよび601c間で
は、シリコン基板600a上にゲート酸化膜662aを
介在させてゲート電極662が形成されている。不純物
領域602aおよび602b間では、シリコン基板60
0aの表面にゲート酸化膜663aを介在させてゲート
電極663が形成されている。また、不純物領域602
b上にはゲート酸化膜662aを介在させてゲート電極
662が形成されている。
【0020】シリコン基板600aを覆うように層間絶
縁膜681が形成されている。層間絶縁膜681には、
不純物領域601cに達するコンタクトホール623
と、不純物領域601bに達するコンタクトホール62
2と、ゲート電極662に達するコンタクトホール62
7と、不純物領域602aに達するコンタクトホール6
28とが形成されている。
【0021】コンタクトホール623、622、627
および628には、それぞれ、パッド電極653a、記
憶ノード652および657、パッド電極658aが形
成されている。層間絶縁膜681上に層間絶縁膜682
が形成されている。層間絶縁膜682には、パッド電極
653aおよび658aに達するコンタクトホール68
2aおよび682bが形成されている。コンタクトホー
ル682aおよび682bを充填するように接地ノード
653および658が形成されている。また、層間絶縁
膜682上にビット線651および656が形成されて
いる。
【0022】図21は、図19中のXXI−XXI線に
沿って見た断面を示す図である。図21を参照して、シ
リコン基板600aの表面にn型の不純物領域601a
および601bが形成されている。不純物領域601b
および601cは図19中の活性領域601内に形成さ
れており、それらの間では、シリコン基板600aの上
にゲート酸化膜661aを介在させてゲート電極661
が形成されている。
【0023】分離酸化膜670上にはゲート電極662
および663が形成されている。ゲート電極663はp
型の不純物領域603a上にゲート酸化膜663aを介
在させて形成されている。
【0024】シリコン基板600aを覆うように層間絶
縁膜681が形成されている。層間絶縁膜681には、
不純物領域601a、601bおよび603aに達する
コンタクトホール621、622および624が形成さ
れている。
【0025】コンタクトホール621を埋込むようにパ
ッド電極651aが形成されている。コンタクトホール
622および624を埋込みかつ層間絶縁膜681の一
部表面を覆うように記憶ノード652が形成されてい
る。
【0026】パッド電極651aと記憶ノード652と
を覆うように層間絶縁膜682が形成されている。層間
絶縁膜682にはパッド電極651aに達するコンタク
トホール682cが形成されている。コンタクトホール
682cを充填するようにビット線651が形成されて
いる。
【0027】次に、図19〜21で示すSRAMの製造
方法について説明する。図22〜図25は、図19〜2
1で示すSRAMの製造工程を示す図である。なお、図
22および24が図20で示す断面に対応し、図23お
よび25が図21で示す断面に対応する。
【0028】図22および図23を参照して、シリコン
基板600aの表面に分離酸化膜670を形成する。シ
リコン基板600aの上にゲート酸化膜661a、66
2aおよび663aを介在させてゲート電極661、6
62および663を形成する。
【0029】シリコン基板600aにn型の不純物イオ
ンを注入することにより不純物領域601a、601
b、601c、602aおよび602bを形成する。ま
た、シリコン基板600aにp型の不純物イオンを注入
することにより不純物領域603aを形成する。
【0030】シリコン基板600aを覆うように層間絶
縁膜681を形成する。層間絶縁膜681上にレジスト
671を塗布する。レジスト671上にコンタクトホー
ルのパターンが形成されたフォトマスク674を位置決
めする。フォトマスク674は、光を透過するガラス6
74aと、光を遮蔽する金属膜674bにより構成され
る。フォトマスク674を介してレジスト671へ矢印
675で示す方向から光を照射する。これにより、フォ
トマスク674のうち、金属膜674bが形成されてい
ない部分を光が透過し、その下に位置するレジストが露
光されて露光部分672が生じる。
【0031】図24および図25を参照して、露光され
たレジスト671を現像液に浸す。これにより、露光部
分672を除去してコンタクトホールのパターンを形成
する。
【0032】図20および図21を参照して、コンタク
トホールのパターンが形成されたレジストに従って層間
絶縁膜681を選択的にエッチングすることによりコン
タクトホール621、622、623、624、627
および628を形成する。これらのコンタクトホールを
埋込むようにパッド電極651a、653aおよび65
8a、記憶ノード652および657を形成する。層間
絶縁膜681上に層間絶縁膜682を形成する。層間絶
縁膜682にコンタクトホール682a、682bおよ
び682cを形成する。コンタクトホール682a、6
82bおよび682cを埋込むように接地ノード653
および658を形成すると同時にビット線651および
656を形成する。これにより、図20および21に示
すSRAMが完成する。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】以下、従来の製造工程
で生じる問題点について説明する。図26〜図31は、
従来の製造工程により生じる1つの問題点を説明するた
めの図である。なお、図26、28および30は図22
および図24で示す断面に対応し、図27、29および
31は、図23および25で示す断面に対応する。
【0034】図26および図27を参照して、フォトマ
スク674を通過した光によりレジストは露光される
が、レジスト671を通過し、その下にシリコン基板6
00aやゲート電極661および662などで光が乱反
射する。特にゲート電極の表面は高融点金属シリサイド
やシリコン窒化膜等のゲート電極保護膜が形成されてお
り、乱反射が生じやすい。この乱反射した光によっても
レジストは露光される。
【0035】微細化が進み、コンタクトホールの径が
0.3μm、コンタクトホールの間隔が0.5μm以下
になると、レジストを感光させるための光のエネルギが
大きくなる。
【0036】コンタクトホール間の距離が他の部分に比
べて小さい部分が存在すると、その部分では、コンタク
トホールが形成される部分に照射された光がシリコン基
板600aやゲート電極611および622などで反射
する。これにより、本来は露光されない部分672aお
よび672bが露光される。その結果、隣り合う2つの
露光部分672が繋がる。
【0037】図28および図29を参照して、レジスト
を現像すると、本来露光されるべき露光部分672のみ
ならず、本来はレジストが残存する部分672aおよび
672bも現像されてレジストがなくなる。これによ
り、コンタクトホールが形成されない部分でも、レジス
ト671が存在しなくなる。
【0038】図30および図31を参照して、上述のよ
うなレジストをマスクとして層間絶縁膜681をエッチ
ングすると、コンタクトホール622とコンタクトホー
ル627の間やコンタクトホール621とコンタクトホ
ール622の間の層間絶縁膜681がエッチングされ、
2つのコンタクトホールが繋がってしまうという問題が
ある。
【0039】図32は、従来の製造工程で生じる別の問
題点を説明するための図である。図32を参照して、フ
ォトマスク674を光675が通過すると、金属膜67
4bが存在しない部分の直下は露光されるが、金属膜6
74bが存在する部分の直下も露光される。これは、光
の回折(フラウンホーファ回折)によるものである。
【0040】ここで、コンタクトホール用のフォトマス
ク674において、コンタクトホールパターンの開口部
674c間の距離が所定値となると、それぞれの開口部
674cを通過した光の回折光が重なる場合がある。こ
の場合、図32で示すように、回折光の強度は2次回折
光の強度を示す曲線698と曲線699とを足し合わせ
たものとなる。そのため、この部分も強く露光される。
したがって、レジスト671において、本来露光される
べき露光部分672だけでなく、本来は露光されない部
分672cが露光される。このレジストを現像すると、
露光部分672cの部分のレジストも除去され、その後
の工程でその部分にコンタクトホールが形成されるとい
う問題がある。
【0041】そこで、この発明は、上述のような問題点
を解決するためになされたものである。
【0042】この発明の1つの目的は、隣り合う孔が繋
がるのを防止し、微細化が可能なスタティック型半導体
記憶装置および半導体装置を提供することである。
【0043】この発明の別の目的は、隣り合う孔の間の
予期せぬ部分に別の孔が形成されるのを防止し、微細化
が可能な半導体装置を提供することである。
【0044】
【課題を解決するための手段】この発明の1つの局面に
従ったスタティック型半導体記憶装置は、導電領域を有
する半導体基板と、半導体基板の上にゲート絶縁膜を介
在させて形成されたゲート電極と、ゲート電極を覆う層
間絶縁膜とを備える。層間絶縁膜は、半導体基板の導電
領域に達する複数の第1の孔と、ゲート電極に達する複
数の第2の孔とを有する。複数の第1の孔と第2の孔と
は、ほぼ格子状に位置するように形成されている。
【0045】このように構成されたスタティック型半導
体記憶装置においては、複数の第1の孔と第2の孔とは
ほぼ格子状に位置するように形成されているため、これ
らの孔の間の距離はほぼ一定であり、部分的に孔と孔の
距離が小さくなることはない。そのため、ゲート電極の
表面で光が乱反射しても、また導電領域の表面で光が乱
反射しても、隣り合う孔が繋がることはなく、スタティ
ック型半導体記憶装置の微細化が可能となる。
【0046】また、好ましくは、第1の孔はゲート電極
に取囲まれた領域に形成される。この場合であっても、
隣り合う孔が繋がることはなく、スタティック型半導体
記憶装置の微細化が可能となる。
【0047】また、好ましくはスタティック型半導体記
憶装置はメモリセルを備える。メモリセルは、第1導電
型の第1の駆動用トランジスタと、第1導電型の第2の
駆動用トランジスタと、第2導電型の第1の負荷トラン
ジスタと、第2導電型の第2の負荷トランジスタと、第
1導電型の第1のアクセストランジスタと、第1導電型
の第2のアクセストランジスタとを備える。
【0048】第1の駆動用トランジスタは、第1の孔を
介して第1の記憶ノードに接続され、第1の孔を介して
接地ノードに接続され、第2の孔を介してゲート電極が
第2の記憶ノードに接続される。
【0049】第2の駆動用トランジスタは、第1の孔を
介して第2の記憶ノードに接続され、第1の孔を介して
接地ノードに接続され、第2の孔を介してゲート電極が
第1の記憶ノードに接続される。
【0050】第1の負荷トランジスタは、第1の孔を介
して第1の記憶ノードに接続され、第1の孔を介して電
源ノードに接続され、第2の孔を介してゲート電極が第
2の記憶ノードに接続される。
【0051】第2の負荷トランジスタは、第1の孔を介
して第2の記憶ノードに接続され、第1の孔を介して電
源ノードに接続され、第2の孔を介してゲート電極が第
1の記憶ノードに接続される。
【0052】第1のアクセストランジスタは第1の孔を
介して第1の記憶ノードに接続され、第1の孔を介して
ビット線対の一方に接続され、ゲート電極がワード線に
接続される。
【0053】第2のアクセストランジスタは第1の孔を
介して第2の記憶ノードに接続され、第1の孔を介して
ビット線対の他方に接続され、ゲート電極がワード線に
接続される。
【0054】この場合、6つのトランジスタを有するい
わゆるフルCMOS型のスタティック型半導体記憶装置
において、ゲート電極の表面で光が乱反射しても、また
導電領域の表面で光が乱反射しても、隣り合う孔が繋が
ることはない。そのため、メモリセルを微細化できる。
【0055】また。好ましくはゲート電極は第1と第2
のゲート電極を含む。第1のゲート電極は、第1導電型
の第1の駆動用トランジスタと、第2導電型の第1の負
荷トランジスタとに共有される。第2のゲート電極は、
第1導電型の第2の駆動用トランジスタと、第2導電型
の第2の負荷トランジスタとに共有される。
【0056】この場合、第1のゲート電極と第2のゲー
ト電極とはそれぞれ2つのトランジスタに共有されるた
めフルCMOS型のスタティック型半導体記憶装置を微
細化することができる。
【0057】また好ましくは、第1と第2の孔は露光・
現像処理を用いて形成される。露光処理において用いる
光の波長をλ、開口数をNAとすると、複数の孔の中心
間の距離dは、1.64×λ/NAまたは1.16×λ
/NAを満足しない値である。この場合、複数の孔の間
の予期しない部分に孔が形成されるのを防止することが
でき、スタティック型半導体記憶装置を微細化すること
ができる。
【0058】この発明の1つの局面に従った半導体装置
は、半導体基板と、半導体基板の上にゲート絶縁膜を介
在させて形成されたゲート電極と、ゲート電極を覆う層
間絶縁膜とを備える。層間絶縁膜は、半導体基板の導電
領域に達する複数の第1の孔と、ゲート電極に達する複
数の第2の孔とを有する。複数の第1の孔と第2の孔と
は、ほぼ格子状に位置するように形成されている。さら
に、半導体装置は、第1の孔を通じて導電領域に接続さ
れ、層間絶縁膜の上に形成された第1の導電層と、第2
の孔を通じてゲート電極に接続され、層間絶縁膜の上に
形成された第2の導電層とを備える。第1と第2の導電
層は、層間絶縁膜の上でほぼ同一の高さの位置に形成さ
れる。
【0059】このように構成された半導体装置において
は、複数の第1の孔と第2の孔とがほぼ格子状に位置す
るように形成されるため、隣り合う孔の間の距離は、ほ
ぼ一定であり、部分的に孔と孔の距離が小さくなること
はない。そのため、ゲート電極の表面で光が乱反射して
も、また導電領域の表面で光が乱反射しても、隣り合う
孔が繋がることはなく、半導体装置を微細化することが
できる。さらに、第1の導電層と第2の導電層とが層間
絶縁膜の上でほぼ同一の高さの位置に形成される半導体
装置であっても隣り合う孔が繋がることはない。また、
半導体装置全体を小型化および平坦化することができ
る。
【0060】また好ましくは第1と第2の導電層は同一
の導電層である。また、好ましくは、第1の孔はゲート
電極に取囲まれた領域に形成される。この場合であって
も、隣り合う孔が繋がることはなく、スタティック型半
導体記憶装置の微細化が可能となる。また好ましくは、
第1と第2の孔は露光・現像処理を用いて形成される。
露光処理において用いる光の波長をλ、開口数をNAと
すると、複数の孔の中心間の距離dは、1.64×λ/
NAまたは1.16×λ/NAを満足しない値である。
この場合、複数の孔の間の予期せぬ部分に孔が形成され
るのを防止することができ、半導体装置を微細化するこ
とができる。
【0061】また、好ましくは上述の半導体装置はスタ
ティック型半導体記憶装置である。この発明の別の局面
に従った半導体装置は、導電領域を有する半導体基板
と、半導体基板の上に形成された層間絶縁膜とを備え
る。層間絶縁膜は、露光・現像処理により形成された複
数の孔を有する。複数の孔はほぼ格子状の位置に形成さ
れている。隣り合う孔の間の距離は、露光処理において
照射される光の回折光の干渉によって、相対的に高い強
度の光が隣り合う孔の間で生じないように選ばれてい
る。
【0062】このように構成された半導体装置において
は、複数の孔はほぼ格子状の位置に形成されるため、隣
り合う孔の間の距離はほぼ一定であり、部分的に孔と孔
との距離が小さくなることはない。そのため、ゲート電
極の表面で光が乱反射しても、また導電領域の表面で光
が乱反射しても、隣り合う孔が繋がり合うことがなく、
半導体装置を微細化することができる。
【0063】さらに、隣り合う孔の間の距離は露光処理
で照射される光の回折光の干渉によって相対的に高い強
度の光が生じないように選ばれている。隣り合う孔の間
で予期しない部分に孔が形成されることがなく、半導体
装置を微細化することができる。
【0064】また、露光処理において用いる光の波長を
λ、開口数をNAとすると、複数の孔の中心間の距離d
は、1.64×λ/NAまたは1.16×λ/NAを満
足しない値である。
【0065】コンタクトホール形成用のマスクパターン
を通過した光は、回折により、本来露光されない部分に
も照射される。この現象はフラウンホーファ回折として
把握され、本来露光されない部分にも2次回折のピーク
や3次回折のピークが存在する。
【0066】ここで、本来孔が形成されるべき部分の1
次回折光のピークの次に強度が大きいのは2次回折光の
ピークである。隣り合うコンタクトホールのそれぞれの
2次回折光のピークが一致すると、隣り合う孔の間で干
渉した光同士が強め合い、予期せぬ部分に孔が形成され
る。
【0067】ここで、2つの隣り合うコンタクトホール
間の距離が1.64×λ/NAのときに2次回折光のピ
ークが一致する。また、コンタクトホールが正方形の各
頂点に位置する場合に、それらの間の距離が1.16×
λ/NAのときに、それらの4つのコンタクトホールの
中心で2次回折光が強め合う。
【0068】そのため、コンタクトホールの中心間の距
離が上述の値以外とする必要があり上述の値以外の値と
すれば、2次回折光同士が強め合うことがなく、予期せ
ぬ部分にコンタクトホールが形成されるのを防止するこ
とができる。
【0069】また、好ましくは半導体装置はスタティッ
ク型半導体記憶装置である。
【0070】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0071】(実施の形態1)図1はこの発明の実施の
形態1および2に従ったSRAMの平面図である。図1
を参照して、この発明に従ったSRAMの1つのメモリ
セル100は、n型のアクセストランジスタ141およ
び144と、n型の駆動用トランジスタ142および1
45と、p型の負荷トランジスタ143および146と
を備える。
【0072】アクセストランジスタ141は、活性領域
101内に形成されたn型の1対の不純物領域(ソース
・ドレイン領域)と、その1対の不純物領域の間に形成
されたゲート電極161とを有する。不純物領域の一方
はコンタクトホール121を介してビット線151に接
続される。不純物領域の他方はコンタクトホール122
を介して第1の記憶ノード152に接続される。ゲート
電極161はワード線に接続される。
【0073】アクセストランジスタ144は、活性領域
102内に形成されたn型の1対の不純物領域(ソース
・ドレイン領域)と、その1対の不純物領域の間に形成
されたゲート電極161とを有する。不純物領域の一方
はコンタクトホール126を介してビット線156に接
続されている。不純物領域の他方はコンタクトホール1
27を介して第2の記憶ノード157に接続されてい
る。ゲート電極161は2つのアクセストランジスタ1
41および144に共有されている。また、ゲート電極
161と1対のビット線151および156が延びる方
向とはほぼ直交する。
【0074】駆動用トランジスタ142は、活性領域1
01内に形成された1対の不純物領域(ソース領域およ
びドレイン領域)と、その1対の不純物領域間に形成さ
れたゲート電極162とを有する。ソース領域はコンタ
クトホール123を介して接地ノード153に接続され
ている。ドレイン領域はコンタクトホール122を介し
て第1の記憶ノード152に接続されている。ゲート電
極162は、第2の記憶ノード157に接続するために
枝分かれ構造となっており、コンタクトホール131に
より第2の記憶ノード157に接続される。
【0075】駆動用トランジスタ145は、活性領域1
02内に形成されたn型の1対の不純物領域(ソース領
域およびドレイン領域)と、1対の不純物領域間に形成
されたゲート電極163を含む。ソース領域はコンタク
トホール128を介して接地ノード158に接続され
る。ドレイン領域はコンタクトホール127を介して第
2の記憶ノード157に接続される。第1の記憶ノード
125と第2の記憶ノード157はそれぞれ互いに平行
に距離を隔てて一方向に延びるように形成されている。
【0076】負荷トランジスタ143は活性領域103
内に形成されたp型の1対の不純物領域(ソース領域お
よびドレイン領域)と、1対の不純物領域間に形成され
たゲート電極162とを有する。負荷トランジスタ14
3のソース領域はコンタクトホール125を介して電源
ノード155に接続される。負荷トランジスタ143の
ドレイン領域はコンタクトホール124を介して第1の
記憶ノード152に接続される。ゲート電極162は、
コンタクトホール131により第2の記憶ノード157
に接続される。ゲート電極162は駆動用トランジスタ
142と負荷トランジスタ143とに共有される。
【0077】負荷トランジスタ146は活性領域104
内に形成されたp型の1対の不純物領域(ソース領域お
よびドレイン領域)と、1対の不純物領域間に形成され
たゲート電極163とを有する。負荷トランジスタ14
6のソース領域はコンタクトホール130を介して電源
ノード155に接続されている。負荷トランジスタ14
6のドレイン領域はコンタクトホール129を介して第
2の記憶ノード157に接続されている。ゲート電極1
63はコンタクトホール132を介して第1の記憶ノー
ド152に接続されている。ゲート電極163は駆動用
トランジスタ143と負荷トランジスタ146とに共有
されている。
【0078】図1で示すすべてのコンタクトホールの径
(一辺の長さ)は約0.2μmである。また、すべての
コンタクトホールは、ほぼ格子状の位置に設けられてお
り、図1中の横方向において、隣り合うコンタクトホー
ル間の最短距離(Xp)は約0.5μmである。また、
図1中の縦方向において、隣り合うコンタクトホールの
中心間の最短距離(Yp)は0.5μmである。
【0079】第1の孔としてのコンタクトホール121
〜130は配線層とシリコン基板表面の活性領域とを接
続するものである。第2の孔としてのコンタクトホール
131および132は、ゲート電極と、その上に形成さ
れた配線層とを接続するものである。また、コンタクト
ホールを形成する際の露光に用いる光の波長λと露光の
際の開口数NAとすると、コンタクトホールの中心間の
距離は1.64λ/NAまたは1.16×λ/NAを満
足しない値とされている。
【0080】図1で示す1つのメモリセル100は、6
個のトランジスタを有する、いわゆるフルCMOS型の
メモリセルである。この発明では、すべてのコンタクト
ホールを格子状の位置に配置するために、活性領域、ゲ
ート電極および活性領域は、図1中の縦方向か横方向に
のみ延びるような形状になっている。
【0081】また、コンタクトホール122および12
7はゲート電極161、162および163に囲まれた
領域に形成されている。さらに、ゲート電極161、1
62および163の幅は約0.3μmであり、記憶ノー
ド152および157の幅は約0.35μmである。
【0082】図2は図1中のII−II線に沿って見た
断面を示す図である。図2を参照して、シリコン基板1
の表面には、導電領域としてのn型の不純物領域101
a、101b、102aおよび102bが形成されてい
る。不純物領域101aおよび101bは、図1中の活
性領域101内に形成されており、不純物領域101a
が駆動用トランジスタ142のソース領域に該当し、不
純物領域101bが駆動用トランジスタ142のドレイ
ン領域に該当する。なお、不純物領域101aおよび1
01bは、高濃度の不純物領域と、低濃度の不純物領域
により形成される、いわゆるLDD(Lightly Doped Dr
ain)構造としてもよい。
【0083】不純物領域101aおよび101bの間に
は、ゲート絶縁膜としてのゲート酸化膜168を介在さ
せてゲート電極162が形成されている。ゲート電極1
62と不純物領域101aおよび101bが駆動用トラ
ンジスタ142を構成する。
【0084】シリコン基板1の表面に分離酸化膜170
が形成されている。シリコン基板1の表面にn型の1対
の不純物領域102aおよび102bが形成されてい
る。不純物領域102aおよび102bは図1中の活性
領域102内に形成されている。不純物領域102aは
駆動用トランジスタ145のドレイン領域に該当し、不
純物領域102bは駆動用トランジスタ145のソース
領域に該当する。1対の不純物領域102aおよび10
2bは、不純物領域101aおよび101bと同様にい
わゆるLDD構造としてもよい。1対の不純物領域10
2aおよび102bの間にはゲート絶縁膜としてのゲー
ト酸化膜169を介在させてゲート電極163が形成さ
れている。
【0085】ゲート電極162および163を覆うよう
にシリコン基板1の表面に層間絶縁膜181が形成され
ている。層間絶縁膜181には、不純物領域101a、
101b、102aおよび102bに達するコンタクト
ホール123、122、127および128が形成され
ている。
【0086】コンタクトホール123および128には
パッド電極153aおよび158aが形成されている。
コンタクトホール122および127を埋込むように不
純物領域101bおよび102aに達する第1の記憶ノ
ード152と第2の記憶ノード157が形成されてい
る。
【0087】層間絶縁膜181上には層間絶縁膜182
が形成されている。層間絶縁膜182には、パッド電極
153aおよび158aに達するコンタクトホール18
2aおよび182bが形成されている。コンタクトホー
ル182aおよび182bを埋込むように接地ノード1
53および158が形成されている。接地ノード153
および158の間には、層間絶縁膜182の表面にビッ
ト線151および156が形成されている。
【0088】層間絶縁膜181および182はボロンや
リンなどを添加したシリコン酸化膜により構成される。
分離酸化膜170は、シリコン基板1を熱酸化すること
により形成されたシリコン酸化膜により構成される。ゲ
ート酸化膜168および169は、シリコン基板1の表
面を熱酸化することにより形成される。ゲート電極16
2および163はドープトポリシリコンとシリサイドの
2層により構成される。パッド電極153a、158
a、第1の記憶ノード152および第2の記憶ノード1
57はドープトポリシリコンにより構成される。ビット
線151、156、接地ノード153および158はア
ルミニウムにより構成される。
【0089】図3は、図1中のIII−III線に沿っ
て見た断面を示す図である。図3を参照して、シリコン
基板1の表面に分離酸化膜170が島状に形成されてい
る。シリコン基板1の表面には導電領域としてのn型の
不純物領域101bおよび101cと、p型の不純物領
域103aが形成されている。
【0090】1対のn型の不純物領域101bおよび1
01cは図1中の活性領域101内に形成される。不純
物領域101bおよび101cはアクセストランジスタ
101のソース・ドレイン領域に該当する。不純物領域
101cもいわゆるLDD構造としてもよい。
【0091】分離酸化膜170上にゲート電極162お
よび163が形成されている。2つの分離酸化膜170
の間に負荷トランジスタ143のドレイン領域としての
p型の不純物領域103aが形成されている。不純物領
域103aは活性領域103内に形成されている。不純
物領域103aもLDD構造としてもよい。
【0092】ゲート電極161〜163を覆うようにシ
リコン基板1の表面に層間絶縁膜181が形成されてい
る。層間絶縁膜181には、第1の孔としてのコンタク
トホール121、122および124と、第2の孔とし
てのコンタクトホール132が形成されている。コンタ
クトホール121、122および124は導電領域とし
ての不純物領域101c、101bおよび103aに達
する。コンタクトホール132はゲート電極163に達
する。
【0093】コンタクトホール122、132および1
24を埋込むように第1および第2の導電層としての第
1の記憶ノード152が形成されている。第1の記憶ノ
ード152の高さは、シリコン基板1の表面からほぼ一
定の高さである。コンタクトホールを埋め込むようにパ
ッド電極151aが形成されている。
【0094】層間絶縁膜181を覆うように層間絶縁膜
182が形成されている。層間絶縁膜182には、パッ
ド電極151aに達するコンタクトホール182cが形
成されている。コンタクトホール182cを埋込むよう
にビット線151が形成されている。
【0095】次に、図1〜3で示すSRAMの製造方法
を図4および図5を参照して説明する。なお、図4およ
び図5は図3で示す断面に対応する。
【0096】図4を参照して、シリコン基板1の表面に
分離酸化膜170を形成する。シリコン基板1の上にゲ
ート酸化膜167を介在させてゲート電極161、16
2および163を形成する。シリコン基板1の表面に不
純物領域101b、101および101cを形成する。
ゲート電極161、162および163を覆うように層
間絶縁膜181を形成する。層間絶縁膜181の表面に
レジストを塗布する。
【0097】レジスト191上にフォトマスク197を
位置決めする。フォトマスク197はガラス基板197
aと金属膜193bにより構成される。フォトマスク1
93に矢印194で示す方向から光を照射すると、金属
膜193bが存在しない部分を光が通過する。この部分
を通過した光がレジスト191に照射され、露光部分1
92が生じる。なお、隣合う露光部分192間の距離
は、露光の際の波長をλ、開口数をNAとすると、1.
64×λ/NAまたは1.16×λ/NAを満足しない
値に選ばれる。
【0098】図5を参照して、露光されたレジスト19
1を現像する。これにより、露光部分192が除去され
る。このレジスト191をマスクとして層間絶縁膜18
1をエッチングする。これにより、コンタクトホール1
21、122、132および124を形成する。
【0099】図3を参照して、コンタクトホール121
にパッド電極151aを形成する。同時に、コンタクト
ホール122、132および124を覆うように第1の
記憶ノード152を形成する。
【0100】層間絶縁膜181を覆うように層間絶縁膜
182を形成する。層間絶縁膜182にパッド電極15
1aに達するコンタクトホール182cを形成する。コ
ンタクトホール182aを埋込むようにビット線151
を形成して図3で示すSRAMが完成する。
【0101】このようなSRAMにおいては、図1で示
すように、すべてのコンタクトホールは格子状の位置に
形成されているため、コンタクトホール間の距離が部分
的に小さくなることがない。その結果、シリコン基板や
ゲート電極から光が反射してもコンタクトホール間で反
射光が重なり合うことがない。そのため、隣合うコンタ
クトホールが繋がり合うことがなくSRAMのメモリセ
ルの微細化を図ることができる。
【0102】また、コンタクトホール間の距離は、フラ
ウンホーファー回折により光が強め合わない距離(1.
64×λ×NAまたは1.16×λ/NA以外)である
ため、フラウンホーファー回折によって隣合うコンタク
トホールの間に予期せぬ部分にコンタクトホールが形成
されることがない。その結果、SRAMの微細化を図る
ことができる。
【0103】また、図1で示すように6つのトランジス
タを必要とするいわゆるフルCMOS型トランジスタで
それぞれのトランジスタを微細化してもコンタクトホー
ル間が繋がらないため、SRAMの信頼性を向上させる
ことができる。
【0104】(実施の形態2)実施の形態2では、図1
で示すSRAMのメモリセル100において、コンタク
トホールの径(コンタクトホールの1辺の長さ)を2a
とした場合に、縦方向、横方向のピッチを各々Xp=n
a(nは2以上の自然数)、Yp=ma(mは2以上の
自然数)という関係が成り立つようにする。このように
関係づけたのは以下の理由による。
【0105】すなわち、コンタクトホールを形成する露
光・現像工程において、レジストを露光する際に隣合う
コンタクトホールの端からの光が干渉し合う。その干渉
光の強弱は、コンタクトホールの端からの距離とコンタ
クトホールの大きさによって決まることが経験的に知ら
れている。そのため、コンタクトホール間の距離(ピッ
チ:Xp、Yp)を一定にするとともに、ピッチをコン
タクトホール径の半径(a)の自然数倍とすることで各
コンタクトホールを形成するための光の相互の干渉が一
定となる。これにより、写真製版工程における露光条件
が各コンタクトホールで均一となり、結果として加工条
件が揃い制御性が向上するという効果が得られる。
【0106】(実施の形態3)図6は、この発明の実施
の形態3に従ったSRAMの平面図である。図1で示す
SRAMでは、コンタクトホール122とコンタクトホ
ール124との間でゲート電極163と第1の記憶ノー
ド152が接続されていたのに対して、図6で示すSR
AMのメモリセル200では、コンタクトホール122
とコンタクトホール124との間から外れた位置で第1
の記憶ノード252とゲート電極263とがコンタクト
ホール232を介して接続されている。
【0107】また、それに伴って、ゲート電極263の
形状が図1で示すゲート電極163と異なっている。ま
た、第1の記憶ノード252が図1で示す第1の記憶ノ
ード152に比べて延長されている。また、ゲート電極
262の形状も図1で示すゲート電極162と異なって
いる。
【0108】図6で示すメモリセルにおいても、コンタ
クトホール121〜131および232はほぼ格子状の
位置に形成されている。コンタクトホールの中心間の距
離は図6の横方向においてXpであり、縦方向において
Ypである。
【0109】また、コンタクトホールを形成する際の露
光に用いる光の波長λと露光の際の開口数NAとする
と、コンタクトホールの中心間の距離は1.64×λ/
NAまたは1.16×λ/NAを満足しない値とされて
いる。
【0110】図7は、図6中のVII−VII線に沿っ
て見た断面を示す図である。図7を参照して、シリコン
基板1の表面に分離酸化膜170、不純物領域101
a、101b、102a、102bが形成されている。
シリコン基板1の表面にゲート酸化膜268および26
9を介在させてゲート電極262および263が形成さ
れている。
【0111】シリコン基板1の表面を覆うように層間絶
縁膜281が形成されている。層間絶縁膜281にはコ
ンタクトホール123、122、127および128が
形成されている。それぞれのコンタクトホールを埋込む
ようにパッド電極153a、158a、第1の記憶ノー
ド252a、第2の記憶ノード157aが形成されてい
る。
【0112】層間絶縁膜281を覆うように層間絶縁膜
282が形成されている。層間絶縁膜282には、パッ
ド電極153aおよび158aに達するコンタクトホー
ル282aおよび282bが形成されている。コンタク
トホール282aおよび282bを埋込むように接地ノ
ード153および158が形成されている。層間絶縁膜
282の表面にはビット線151および156が形成さ
れている。
【0113】図8は図6中のVIII−VIII線に沿
って見た断面を示す図である。図8を参照して、シリコ
ン基板1の表面に分離酸化膜170が形成されている。
シリコン基板1の表面に不純物領域101b、101c
および103aが形成されている。シリコン基板1の表
面にゲート酸化膜167を介在させてゲート電極161
が形成されている。また、分離酸化膜170上にゲート
電極262が形成されている。さらに、分離酸化膜17
0上にゲート電極263が形成されている。
【0114】シリコン基板1を覆うように層間絶縁膜2
81が形成されている。層間絶縁膜281には、コンタ
クトホール121、122、124と、ゲート電極26
3に達する第2の孔としてのコンタクトホール232が
形成されている。コンタクトホール121を埋込むよう
にパッド電極151aが形成されており、コンタクトホ
ール122、124および232を埋込むように第1お
よび第2の導電層としての第1の記憶ノード252が埋
込まれている。シリコン基板1の表面から第1の記憶ノ
ード252の高さはほぼ一定である。
【0115】層間絶縁膜281を覆うように層間絶縁膜
282が形成されている。層間絶縁膜282には、パッ
ド電極151aに達するコンタクトホール282cが形
成されており、これを埋込むようにビット線151が形
成されている。
【0116】次に、図6〜図8で示すSRAMのメモリ
セルの製造方法について説明する。図9〜図10は、図
6〜図8で示すSRAMのメモリセルの製造工程を示す
断面図である。なお、図9および図10は図8で示す断
面に対応する。
【0117】図9を参照して、シリコン基板1の表面に
分離酸化膜170を形成する。シリコン基板1の表面に
ゲート酸化膜167を介在させてゲート電極161を形
成するとともに分離酸化膜170上にゲート電極262
および263を形成する。シリコン基板1に不純物領域
101b、101cおよび103aを形成する。シリコ
ン基板1を覆うように層間絶縁膜281を形成する。層
間絶縁膜281上にレジスト291を塗布する。
【0118】レジスト291上にフォトマスク293を
位置決めする。フォトマスク293はガラス基板293
aと金属膜293bとにより構成される。フォトマスク
293を介して矢印294で示す方向からレジスト29
1へ光を照射する。これにより、レジスト291が露光
されて露光部分292が生じる。
【0119】図10を参照して、レジスト291を現像
する。これにより、露光部分292が除去される。この
レジストに従って層間絶縁膜281をエッチングする。
これにより、コンタクトホール121、122、124
および232を形成する。
【0120】図8を参照して、パッド電極151a、第
1の記憶ノード252を形成する。これらを覆うように
層間絶縁膜282を形成する。層間絶縁膜282にコン
タクトホール282cを形成し、これを埋込むようにビ
ット線151を形成して図8で示すSRAMが完成す
る。
【0121】このようなSRAMにおいては、実施の形
態1で示したSRAMと同様の効果がある。
【0122】(実施の形態4)図11は、この発明の実
施の形態4および5に従ったSRAMの平面図である。
図11で示すSRAMでは、アクセストランジスタと駆
動用トランジスタの不純物領域の広さが図1で示すもの
に比べて広くなっている点に特徴がある。これにより、
トランジスタの性能が向上する。
【0123】具体的には、SRAMのメモリセル300
は、n型のアクセストランジスタ341および344
と、n型の駆動用トランジスタ342および345と、
p型の負荷トランジスタ143および146とを備え
る。
【0124】アクセストランジスタ341は、活性領域
301内に形成された1対のn型の不純物領域(ソース
・ドレイン領域)と、その不純物領域の間に形成された
ゲート電極161とを有する。不純物領域の一方はコン
タクトホール121を介してビット線151と接続され
る。不純物領域の他方は不純物の一方に比べて平面積が
広くなっており、コンタクトホール322aおよび32
2bを介して第1の記憶ノード352に接続される。
【0125】アクセストランジスタ344は活性領域3
02内に形成された1対のn型不純物領域と、その不純
物領域の間に形成されたゲート電極161とを有する。
不純物領域の一方はコンタクトホール126を介してビ
ット線156に接続される。不純物領域の他方は不純物
領域の一方に対して平面積が広くなっており、コンタク
トホール327aおよび327bを介して第2の記憶ノ
ード357に接続される。
【0126】駆動用トランジスタ342は、活性領域3
01内に形成されたn型の1対の不純物領域(ソース領
域およびドレイン領域)と、1対の不純物領域間に形成
されたゲート電極342とを有する。不純物領域の一方
(ソース領域)は、コンタクトホール323aおよび3
23bを介して接地ノード353に接続されている。不
純物領域の他方(ドレイン領域)は、コンタクトホール
322aおよび322bを介して第1の記憶ノード35
2に接続されている。ゲート電極362はコンタクトホ
ール131を介して第2の記憶ノード357に接続され
ている。
【0127】駆動用トランジスタ345は、活性領域3
01内に形成されたn型の1対の不純物領域(ソース領
域およびドレイン領域)と、その1対の不純物領域間に
形成されたゲート電極363とを有する。不純物領域の
一方(ソース領域)は、コンタクトホール328aおよ
び328bを介して接地ノード358に接続されてい
る。不純物領域の他方(ドレイン領域)は、コンタクト
ホール372aおよび372bを介して第2の記憶ノー
ド357に接続されている。ゲート電極363はコンタ
クトホール132を介して第1の記憶ノード352に接
続されている。
【0128】負荷トランジスタ143および146は図
1で示すものと同様であるのでその説明は繰返さない。
【0129】図12は図11中のXII−XII線に沿
って見た断面を示す図である。図12を参照して、シリ
コン基板1の表面に分離酸化膜170が形成されてい
る。シリコン基板1の表面には、導電領域としてのn型
の不純物領域301a、301b、302aおよび30
2bが形成されている。
【0130】n型の1対の不純物領域301aおよび3
01bは図11中の活性領域301内に形成される。不
純物領域301aが駆動用トランジスタ342のソース
領域に該当し、不純物領域301bが駆動用トランジス
タ342のドレイン領域に該当する。
【0131】n型の1対の不純物領域302aおよび3
02bは、図11中の活性領域302内に形成される。
不純物領域302aが駆動用トランジスタ345のドレ
イン領域に該当し、不純物領域302bが駆動用トラン
ジスタ345のソース領域に該当する。シリコン基板1
の表面にゲート絶縁膜としてのゲート酸化膜368およ
び369を介在させてゲート電極362および363が
形成されている。
【0132】ゲート電極362および363を覆うよう
にシリコン基板1の表面に層間絶縁膜381が形成され
ている。層間絶縁膜381には不純物領域301a、3
01b、302aおよび302bに達するコンタクトホ
ール323a、322a、327aおよび328aが形
成されている。コンタクトホールを埋込むようにパッド
電極353a、第1の記憶ノード352、第2の記憶ノ
ード357、パッド電極358aが形成されている。
【0133】パッド電極353aおよび358aと第1
の記憶ノード352と第2の記憶ノード357とを覆う
ように層間絶縁膜382が形成されている。層間絶縁膜
382にはパッド電極353aおよび358aに達する
コンタクトホール382aおよび382bが形成されて
いる。コンタクトホール382aおよび382bを埋込
むように接地ノード353および358が形成されてい
る。また、層間絶縁膜382の上にビット線151およ
び156が形成されている。
【0134】図13は図11中のXIII−XIII線
に沿って見た断面を示す図である。図13を参照して、
シリコン基板1の表面に分離酸化膜170が形成されて
いる。シリコン基板1の表面には、導電領域としてのn
型の不純物領域301b、301cと、p型の不純物領
域103aが形成されている。不純物領域301bおよ
び301cは図11中の活性領域301内に存在する。
分離酸化膜170上にゲート電極362および363が
形成されている。シリコン基板1上にゲート酸化膜36
8を介在させてゲート電極362が形成されている。
【0135】ゲート電極362および363を覆うよう
にシリコン基板1上に層間絶縁膜382が形成されてい
る。不純物領域301bおよび301cはLDD構造と
してもよい。層間絶縁膜381にはコンタクトホール1
21、322a、322b、132および124が形成
されている。第1の孔としてのコンタクトホール322
a、322b、121、124は、導電領域である不純
物領域301b、301cおよび103aに達する。ま
た、第2の孔としてのコンタクトホール132はゲート
電極363に達する。
【0136】コンタクトホール121を埋込むようにパ
ッド電極151aが形成され、コンタクトホール322
a、322b、132および124を埋込むように第1
および第2の導電層としての第1の記憶ノード352が
形成されている。第1の記憶ノード352のシリコン基
板1の表面からの高さはほぼ一定である。
【0137】層間絶縁膜381を覆うように層間絶縁膜
382が形成されている。層間絶縁膜382にはパッド
電極151に達するコンタクトホール382cが形成さ
れており、コンタクトホール382cを埋込むようにビ
ット線151が形成されている。
【0138】次に、図11〜図13で示すSRAMの製
造方法について説明する。図14および図15は、図1
1〜図13で示すSRAMの製造工程を示す断面図であ
る。なお、図14および図15は図13で示す断面に対
応する。
【0139】図14を参照して、シリコン基板1の表面
に分離酸化膜170を形成する。シリコン基板1の表面
にゲート酸化膜167を介在させてゲート電極161を
形成するとともに、分離酸化膜170上にゲート電極3
62および363を形成する。
【0140】シリコン基板1の表面に不純物領域103
a、301bおよび301cを形成する。シリコン基板
1の表面を覆うように層間絶縁膜381を形成する。層
間絶縁膜381表面にレジスト391を塗布する。レジ
スト391上にフォトマスク393を位置決めする。フ
ォトマスク393はガラス部材393aと金属膜393
bにより構成される。矢印394で示す方向から光を照
射すると、レジスト391が部分的に露光される。これ
により、露光部分392が生じる。
【0141】図15を参照して、露光されたレジスト3
91を現像する。これにより、露光部分392が除去さ
れる。レジスト391をマスクとして層間絶縁膜381
をエッチングする。これにより、コンタクトホール12
1、322a、322b、132および124を形成す
る。
【0142】図13を参照して、コンタクトホール12
1を埋込むようにパッド電極151aを形成し、コンタ
クトホール322a、322b、132および124を
埋込むように第1の記憶ノード352を形成する。層間
絶縁膜381を覆うように層間絶縁膜382を形成す
る。層間絶縁膜382にコンタクトホール382cを形
成し、コンタクトホール382cをビット線151で埋
込むことにより図13で示すSRAMが完成する。
【0143】このように構成されたSRAMにおいて
は、まず、実施の形態1で示したSRAMと同様の効果
がある。
【0144】さらに、不純物領域の平面積が広くなり、
複数のコンタクトホールが形成されるため、トランジス
タの性能が向上するという効果もある。
【0145】(実施の形態5)実施の形態5では、実施
の形態4においてコンタクトホール323a、323
b、322a、322b、327a、327b、328
a、328bを形成した後、このコンタクトホールに不
純物を注入する。注入後の熱処理で不純物が拡散し、コ
ンタクトホール323aに注入して形成した不純物領域
とコンタクトホール323bに注入して形成した不純物
領域とが繋がるようにする。また、コンタクトホール3
22aとコンタクトホール322bに注入して形成した
不純物領域、コンタクトホール327aとコンタクトホ
ール327bに注入して形成した不純物領域、コンタク
トホール328aとコンタクトホール328bに注入し
て形成した不純物領域も繋がるようにする。
【0146】このような実施の形態に従ったSRAMに
おいても、実施の形態1と同様の効果がある。
【0147】(実施の形態6)図16はこの発明の実施
の形態6に従ったSRAMの平面図である。図16で
は、図6で示すメモリセル200と同一構造のメモリセ
ル200a、200b、200cおよび200dを組合
せてSRAMのメモリセルとしている。また、この場合
でも、メモリセルのコンタクトホールはほぼ格子状に配
置され、コンタクトホール間のピッチが一定になるよう
に最小単位のメモリセルを並べている。図16では、最
小単位のメモリセルを縦軸および横軸に対して線対称に
配置した例を示す。
【0148】(実施の形態7)図17は、この発明の実
施の形態7に従ったSRAMの平面図である。上述の実
施の形態6では、最小単位のメモリセルを縦軸と横軸に
対して線対称に配置した。この場合には、近接した位置
にコンタクトホールが形成され、コンタクトホールの単
位面積当りの密度が異なる。
【0149】そのため、図17で示す実施の形態7で
は、最小単位のメモリセル200a、200b、200
eおよび200fを横軸に対して線対称に配置してい
る。つまり、図17では、メモリセル200aおよび2
00bは図16と同様に配置し、メモリセル200eお
よび200fは、図16のメモリセル200cおよび2
00dを入れ替えたような形となっている。
【0150】このようにすることにより、同一の縦軸上
に近接したコンタクトホールが存在しなくなり、単位面
積当りのコンタクトホールの密度がほぼ同一となる。
【0151】以上、この発明の実施の形態について説明
したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形する
ことが可能である。まず、上述の実施の形態では、SR
AMのメモリセルについて説明したが、メモリセルと近
接する回路においてメモリセル並みの密度でコンタクト
ホールを配置する回路パターン部では、同様のコンタク
トホールを格子状に配置することにより同等の効果が得
られる。
【0152】また、SRAMだけでなくダイナミック型
ランダムアクセスメモリや不揮発性の半導体記憶装置に
本発明を適用することも可能である。
【0153】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0154】
【発明の効果】請求項1から4に記載の発明に従えば、
隣り合うコンタクトホールが繋がるのを防止でき、微細
化が可能なスタティク型半導体記憶装置を提供できる。
【0155】請求項5および10に記載の発明に従え
ば、隣り合うコンタクトホール間の予期せぬ部分にコン
タクトホールが形成されるのを防止でき、微細化が可能
なスタティク型半導体記憶装置を提供できる。
【0156】請求項6から8、11および12に記載の
発明に従えば、隣り合うコンタクトホールが繋がるのを
防止でき、微細化が可能な半導体装置を提供できる。
【0157】請求項9および13からに記載の発明に従
えば、隣り合うコンタクトホール間の予期せぬ部分にコ
ンタクトホールが形成されるのを防止でき、微細化が可
能な半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1および2に従ったS
RAMの平面図である。
【図2】 図1中のII−II線に沿って見た断面を示
す図である。
【図3】 図1中のIII−III線に沿って見た断面
を示す図である。
【図4】 図1〜図3で示すSRAMの製造方法の第1
工程を示す図である。
【図5】 図1〜図3で示すSRAMの製造方法の第2
工程を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3に従ったSRAMの
平面図である。
【図7】 図6中のVII−VII線に沿って見た断面
を示す図である。
【図8】 図6中のVIII−VIII線に沿って見た
断面を示す図である。
【図9】 図6〜図8で示すSRAMの製造方法の第1
工程を示す断面図である。
【図10】 図6〜図8で示すSRAMの製造方法の第
2工程を示す断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態4および5に従った
SRAMの平面図である。
【図12】 図11中のXII−XII線に沿って見た
断面を示す図である。
【図13】 図11中のXIII−XIII線に沿って
見た断面を示す図である。
【図14】 図11〜図13で示すSRAMの製造方法
の第1工程を示す断面図である。
【図15】 図11〜図13で示すSRAMの製造方法
の第2工程を示す断面図である。
【図16】 この発明の実施の形態6に従ったSRAM
の平面図である。
【図17】 この発明の実施の形態7に従ったSRAM
の平面図である。
【図18】 従来のSRAMの等価回路図である。
【図19】 従来のSRAMの平面図である。
【図20】 図19中のXX−XX線に沿って見た断面
を示す図である。
【図21】 図19中のXXI−XXI線に沿って見た
断面を示す図である。
【図22】 図19〜図21で示すSRAMの製造方法
の第1工程を示す断面図である。
【図23】 図19〜図21で示すSRAMの製造方法
の第1工程を示す断面図である。
【図24】 図19〜図21で示すSRAMの製造方法
の第2工程を示す断面図である。
【図25】 図19〜図21で示すSRAMの製造方法
の第2工程を示す断面図である。
【図26】 反射光により露光されるレジストを説明す
るための断面図である。
【図27】 反射光により露光されるレジストを説明す
るための断面図である。
【図28】 図26で示すレジストを現像して得られる
パターンを説明するための断面図である。
【図29】 図27で示すレジストを現像して得られる
パターンを説明するための断面図である。
【図30】 図28で示すパターンに従ってエッチング
された層間絶縁膜を説明するための断面図である。
【図31】 図29で示すパターンに従ってエッチング
された層間絶縁膜を説明するための断面図である。
【図32】 光の回折現象を説明するための図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、121,122,123,124,
125,126,127,128,129,130,1
31,132,232,322a,322b,323
a,323b,327a,327b,328a,328
b コンタクトホール、141,144 アクセストラ
ンジスタ、142,145 駆動用トランジスタ、14
3,146 負荷トランジスタ、161,162,16
3 ゲート電極、181,281,381 層間絶縁
膜。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電領域を有する半導体基板と、 前記半導体基板の上にゲート絶縁膜を介在させて形成さ
    れたゲート電極と、 前記ゲート電極を覆う層間絶縁膜とを備え、 前記層間絶縁膜は、前記半導体基板の導電領域に達する
    複数の第1の孔と、前記ゲート電極に達する複数の第2
    の孔とを有し、 前記複数の第1の孔と第2の孔とは、ほぼ格子状に位置
    するように形成されている、スタティック型半導体記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の孔は、前記ゲート電極に取囲
    まれた領域に形成される、請求項1に記載のスタティッ
    ク型半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 メモリセルを備え、 前記メモリセルは、 前記第1の孔を介して第1の記憶ノードに接続され、前
    記第1の孔を介して接地ノードに接続され、前記第2の
    孔を介してゲート電極が第2の記憶ノードに接続された
    第1導電型の第1の駆動用トランジスタと、 前記第1の孔を介して前記第2の記憶ノードに接続さ
    れ、前記第1の孔を介して接地ノードに接続され、前記
    第2の孔を介してゲート電極が前記第1の記憶ノードに
    接続された第1導電型の第2の駆動用トランジスタと、 前記第1の孔を介して前記第1の記憶ノードに接続さ
    れ、前記第1の孔を介して電源ノードに接続され、前記
    第2の孔を介してゲート電極が前記第2の記憶ノードに
    接続された第2導電型の第1の負荷トランジスタと、 前記第1の孔を介して前記第2の記憶ノードに接続さ
    れ、前記第1の孔を介して前記電源ノードに接続され、
    前記第2の孔を介してゲート電極が前記第1の記憶ノー
    ドに接続された第2導電型の第2の負荷トランジスタ
    と、 前記第1の孔を介して前記第1の記憶ノードに接続さ
    れ、前記第1の孔を介してビット線対の一方に接続さ
    れ、ゲート電極がワード線に接続された第1導電型の第
    1のアクセストランジスタと、 前記第1の孔を介して前記第2の記憶ノードに接続さ
    れ、前記第1の孔を介して前記ビット線対の他方に接続
    され、ゲート電極がワード線に接続された第1導電型の
    第2のアクセストランジスタとを備えた、請求項1また
    は2に記載のスタティック型半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記ゲート電極は、第1と第2のゲート
    電極を含み、 前記第1のゲート電極は、第1導電型の第1の駆動用ト
    ランジスタと、第2導電型の第1の負荷トランジスタと
    に共有され、 前記第2のゲート電極は、第1導電型の第2の駆動用ト
    ランジスタと、第2導電型の第2の負荷トランジスタと
    に共有される、請求項1または2に記載のスタティック
    型半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第1と第2の孔は露光・現像処理を
    用いて形成され、前記露光処理において用いる光の波長
    をλ、開口数をNAとすると、複数の前記孔の中心間の
    距離dは、1.64×λ/NAまたは1.16×λ/N
    Aを満足しない値である、請求項1から4のいずれか1
    項に記載のスタティック型半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 導電領域を有する半導体基板と、 前記半導体基板の上にゲート絶縁膜を介在させて形成さ
    れたゲート電極と、 前記ゲート電極を覆う層間絶縁膜とを備え、 前記層間絶縁膜は、前記半導体基板の導電領域に達する
    複数の第1の孔と、前記ゲート電極に達する複数の第2
    の孔とを有し、 前記複数の第1の孔と第2の孔とは、ほぼ格子状に位置
    するように形成されており、さらに、 前記第1の孔を通じて前記導電領域に接続され、前記層
    間絶縁膜の上に形成された第1の導電層と、 前記第2の孔を通じて前記ゲート電極に接続され、前記
    層間絶縁膜の上に形成された第2の導電層とを備え、 前記第1と第2の導電層は、前記層間絶縁膜の上でほぼ
    同一の高さの位置に形成される、半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第1と第2の導電層は同一の導電層
    である、請求項6に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の孔は前記ゲート電極に取囲ま
    れた領域に形成される、請求項6または7に記載の半導
    体装置。
  9. 【請求項9】 前記第1と第2の孔は露光・現像処理を
    用いて形成され、前記露光処理において用いる光の波長
    をλ、開口数をNAとすると、複数の前記孔の中心間の
    距離dは、1.64×λ/NAまたは1.16×λ/N
    Aを満足しない値である、請求項6から8のいずれか1
    項に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 当該半導体装置はスタティック型半導
    体記憶装置である、請求項6から9のいずれか1項に記
    載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 半導体基板と、 前記半導体基板の上に形成された層間絶縁膜とを備え、 前記層間絶縁膜は露光・現像処理を用いて形成された複
    数の孔を有し、 複数の前記孔は、ほぼ格子状の位置に形成されており、 隣り合う前記孔の間の距離は、前記露光処理において照
    射される光の回折光の干渉によって、相対的に高い強度
    の光が隣り合う前記孔の間で生じないように選ばれてい
    る、半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記露光処理において用いる光の波長
    をλ、開口数をNAとすると、複数の前記孔の中心間の
    距離dは、1.64×λ/NAまたは1.16×λ/N
    Aを満足しない値である、請求項11に記載の半導体装
    置。
  13. 【請求項13】 当該半導体装置はスタティック型半導
    体記憶装置である、請求項11または12に記載の半導
    体装置。
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