JP2001069444A - データ記録装置およびプログラム記録媒体 - Google Patents

データ記録装置およびプログラム記録媒体

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JP2001069444A
JP2001069444A JP24192599A JP24192599A JP2001069444A JP 2001069444 A JP2001069444 A JP 2001069444A JP 24192599 A JP24192599 A JP 24192599A JP 24192599 A JP24192599 A JP 24192599A JP 2001069444 A JP2001069444 A JP 2001069444A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、記録を指示した放送データが正しく記
録されず欠落が生じた場合、その欠落データが再放送さ
れても、能動的に再記録できなかった。 【解決手段】 放送局12が放送したデータを受信する
チューナ2と、受信されたデータを蓄積用データに処理
する信号処理部3と、蓄積用データを蓄積する蓄積部4
と、蓄積部4によって蓄積されたデータが最終的に正し
く蓄積されたか否かを判定する判定部5と、判定部5に
よって否と判定された場合、最終的に正しく蓄積されな
かった部分を少なくとも含むデータの再放送要求を送信
するネットワークI/F7と、放送局12が、再放送要
求に基づいて、判定部5によって最終的に正しく蓄積さ
れなかったと判定された部分を含むデータを再放送した
場合、その再放送データのうちの、少なくとも前回最終
的に正しく蓄積されなかった部分を、蓄積部4に蓄積さ
せる制御部6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送局から放送さ
れるデータや、個別に送信されるデータを記録するデー
タ記録装置と、プログラム記録媒体とに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、我々は、家庭等において、放送局
から放送される番組を、リアルタイムで視聴したり、ビ
デオ機器を用いて一旦記録した後にあらためて再生して
視聴したりしている。
【0003】ところで、ディジタル技術の進歩ととも
に、放送局からの番組は、アナログ信号ばかりでなく、
ディジタル信号も用いられて放送されている。ディジタ
ル信号を用いると、番組を構成するAVデータを高度に
圧縮することができるので、放送局は、多くのチャンネ
ルの番組を放送することができる。
【0004】他方放送とは別に、ディジタルデータを記
録するためのHDDや光ディスク等のデータ記録媒体の
大容量化も行われている。
【0005】このような多チャンネル化、データ記録媒
体の大容量化、さらにユーザの嗜好の多様化などによ
り、AVなどの放送データは、リアルタイムで視聴され
ることも勿論であるが、それとともに、一旦記録された
後あらためて再生されるという場面が増えてくると予測
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、放送局から
放送される番組をビデオ機器等を用いて記録しようとす
る場合、放送局と各家庭との間のデータ中継局でトラブ
ルが発生すると、放送データは正しく伝送されない。こ
の場合、受信側は、データを正しく受信することができ
ないので、データを正しく記録することができない。ま
た、特に衛星放送においては、大雨や雪など異常な気象
状況下では、放送データは正しく伝送されないこともあ
る。その場合も、受信側は、データを、正しく受信する
ことができないので、正しく記録することができない。
ディジタル放送では、データが高度に圧縮されているた
めに、データ中継局をも含むデータ伝送経路におけるト
ラブルの発生確率が高く、また異常気象の影響も受けや
すいので、番組を構成する放送データの一部が正しく伝
送されないという可能性が小さくない。このように正し
くデータが伝送されないと、データは、正しく受信され
ず、その結果正しく記録されない。なお、ディジタル放
送では、誤り訂正符号が送信されるので、その誤り訂正
符号を利用してもデータを復元することができない場合
に、データは正しく受信されなかったということにな
る。
【0007】また、データが正しく伝送され、受信側に
おいて正しく受信された場合であっても、地震等の振動
や、データ記録装置内のいずれかの手段の不良、さらに
データ記録媒体の劣化等のために、データを正しく記録
することができないこともある。例えば、データ記録媒
体としてHDDや光ディスクを用いた場合、地震等の振
動によって、データを記録するためのヘッドがディスク
の正しいトラック位置に移動しなかったり、トラックを
はずれることがある。このような場合、データは正しく
記録されない。また例えば、データ記録媒体へデータを
記録する記録手段の不良や、データ記録装置内のデータ
伝送経路において発生するトラブル等の、データ記録装
置内におけるトラブルによっても、データは正しく記録
されない。また、停電によってデータ記録装置が動作を
停止した場合にも、データは正しく記録されない。さら
に、データ記録媒体が経時変化等によって劣化している
場合や、データ記録媒体にゴミが付着している場合な
ど、データ記録媒体が不良な状態である場合にも、デー
タは正しく記録されない。
【0008】いずれにしても、データが正しく記録され
なかった場合、ユーザは、正しく記録されなかった欠落
データの存在を、再生するときまで気付かない。したが
って、欠落データを含む番組が再放送されても、その再
放送時までに、ユーザは、その欠落データの存在を知ら
なければ、その欠落データを補充するために再放送デー
タを記録させることができない。
【0009】そこで、上述した課題を考慮して、本発明
は、記録を指示された放送データの全部または一部を正
しく記録することができなかった場合であって、その正
しく記録することができなかった放送データが再放送さ
れた場合、再放送データのうちの、正しく記録すること
ができなかったデータを少なくとも能動的に記録するデ
ータ記録装置を提供することを目的とするものである。
【0010】また、本発明は、記録を指示された放送デ
ータの全部または一部を正しく記録することができなか
った場合、その正しく記録することができなかった放送
データを個別に送信するように要求し、放送局またはデ
ータ提供者側が、その個別送信要求に応じて、少なくと
も正しく記録することができなかったデータを個別に送
信した場合、個別送信データのうちの、正しく記録する
ことができなかったデータを少なくとも記録するデータ
記録装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
に対応)は、放送局が放送したデータを受信する受信部
と、前記データを、またはそのデータが蓄積用に処理さ
れた後のデータを蓄積する蓄積部と、前記蓄積部によっ
て蓄積されたデータが最終的に正しく蓄積されたか否か
を判定する判定部と、前記放送局が、前記判定部によっ
て最終的に正しく蓄積されなかったと判定された部分を
少なくとも含むデータを再放送した場合、その再放送デ
ータのうちの、少なくとも前記最終的に正しく蓄積され
なかった部分を、前記蓄積部に蓄積させる制御部とを備
えたことを特徴とするデータ記録装置である。
【0012】第2の本発明(請求項3に対応)は、放送
局が放送したデータを受信する第1受信部と、前記デー
タを、またはそのデータが蓄積用に処理された後のデー
タを蓄積する蓄積部と、前記蓄積部によって蓄積された
データが最終的に正しく蓄積されたか否かを判定する判
定部と、前記判定部によって前記最終的に正しく蓄積さ
れなかったと判定された場合、前記最終的に正しく蓄積
されなかった部分を少なくとも含むデータの個別送信要
求を送信する送信部と、前記放送局またはデータ供給者
が、前記個別送信要求に基づいて、その個別送信要求に
対応するデータを個別送信した場合、その個別送信され
たデータを受信する第2受信部と、前記第2受信部によ
って受信されたデータのうちの、少なくとも前記最終的
に正しく蓄積されなかった部分を、前記蓄積部に蓄積さ
せる制御部とを備えたことを特徴とするデータ記録装置
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0014】(実施の形態1)先ず、本発明の実施の形
態1のデータ記録装置1の構成を、図1を用いて述べ
る。
【0015】図1は、本発明の実施の形態1のデータ記
録装置1のブロック図である。図1に示すように、本発
明の実施の形態1のデータ記録装置1は、チューナ2
と、信号処理部3と、蓄積部4と、判定部5と、制御部
6と、ネットワークI/F7から構成される。なお、図
1には、アンテナ8と、デコーダ9と、ディスプレイ1
0と、スピーカ11と、放送局12も表示している。
【0016】さて、チューナ2は、アンテナ8によって
受信された、放送局12からの複数のチャンネルの放送
データのなかから、一つ以上のチャンネルの放送データ
を選択的に受信する手段である。なお、放送データはデ
ィジタルのAVデータであるとする。
【0017】信号処理部3は、チューナ2によって受信
されたAVデータを、蓄積部4に蓄積させるための蓄積
用データに処理する手段である。
【0018】蓄積部4は、多数のトラックが設けられて
いるハードディスクと、ヘッドとを有するHDDであっ
て、ヘッドを用いて、信号処理部3によって処理された
蓄積用データをハードディスクに記録する手段である。
【0019】判定部5は、放送局12からのAVデータ
のうちの、チューナ2によって選択的に受信されたAV
データが正しく蓄積部4に記録され蓄積されたか否かを
判定する手段である。
【0020】制御部6は、ユーザの指示を入力し、その
指示にしたがってチューナ2および信号処理部3の動作
を制御するとともに、指示された番組を蓄積部4に蓄積
させる手段である。また、制御部6は、判定部5によっ
て、放送局12からのAVデータが正しく蓄積部4に蓄
積されなかったと判定され、その後放送局12がその正
しく蓄積されなかったAVデータを再放送する場合、そ
の再放送AVデータのうちの前回正しく蓄積されなかっ
たと判定された部分を、蓄積部4に蓄積させる手段でも
ある。
【0021】ネットワークI/F7は、判定部5によっ
て、放送局12からのAVデータが正しく蓄積部4に蓄
積されなかったと判定された場合、その正しく蓄積され
なかったAVデータを再放送するように要求するための
再放送要求を、通信回線を用いて放送局12に送信する
手段である。
【0022】アンテナ8は、放送局12からのAVデー
タを受信し、そのAVデータをチューナ2に伝送する手
段である。
【0023】デコーダ9は、蓄積部4に蓄積されている
データを、映像や音声に復元する手段である。
【0024】ディスプレイ10は、デコーダ9によって
復元された映像を表示する手段である。
【0025】スピーカ11は、デコーダ9によって復元
された音声を出力する手段である。
【0026】放送局12は、チャンネル1〜4の4チャ
ンネルのAVデータを放送するとともに、EPG(電子
番組ガイド)を放送する手段である。なお、放送局12
が放送するAVデータは、映像および/または音のディ
ジタルデータがパケット化されたパケット多数個から構
成されるAVビットストリームであって、誤り訂正符号
を含むものであるとする。また、そのAVビットストリ
ームは、局所集中的な誤り(バースト誤り)が発生し、
記録後の再生が局所的にできなくなることを防ぐため
に、パケットの順序が再生時の順序とは異なり並べ替え
された状態の、つまりインターリーブ処理されたビット
ストリームであるとする。そのインターリーブ処理につ
いては、後にも図2を用いて説明する。
【0027】なお、実施の形態1では、請求項1記載の
データ記録装置の、受信部としてチューナ2および信号
処理部3を、蓄積部として蓄積部4を、判定部として判
定部5を、制御部として制御部6を、それぞれ用いる。
また、請求項2記載のデータ記録装置の送信部としてネ
ットワークI/F7を用いる。
【0028】また、図1には図示していないが、放送局
12からの放送データは、データ中継局を介して、アン
テナ8に伝送されるものとする。
【0029】次に、本発明の実施の形態1のデータ記録
装置1の動作を述べる。
【0030】先ず、以下の説明の便宜上、放送局12
は、チャンネル1で、2000年10月10日の午後3
時から2時間「世界のスポーツ史」という名称の番組を
放送するとする。
【0031】そして、ユーザは、2000年10月9日
に、その「世界のスポーツ史」という番組を録画するた
めの、指示を制御部6に入力したものとする。
【0032】そうすると、制御部6は、ユーザの指示に
したがって、2000年10月10日の午後3時になる
と、チューナ2および信号処理部3の動作を制御する。
その制御に基づいて、チューナ2は、チャンネル1の
「世界のスポーツ史」という番組を選択的に受信し、ま
た、信号処理部3は、その「世界のスポーツ史」の放送
データを、蓄積部4に蓄積させるためにデータ処理を行
う。
【0033】以下に、信号処理部3の動作を具体的に説
明する。放送局12が放送する「世界のスポーツ史」と
いう番組は、パケット多数個から構成されたビットスト
リームで放送され、バースト誤りを防ぐために、図2に
おける「インターリーブ後」のデータストリームのよう
に、パケットの伝送順序が再生時(図2における「イン
ターリーブ復号後」のデータストリーム)の順序とは異
なり、パケットが並べ替えられている。つまりインター
リーブ処理されている。そこで、信号処理部3は、ビッ
トストリームの所定のパケットに記録されているインタ
ーリーブ処理に関する情報に基づいて、放送されたまま
のパケットを、再生時の順序に並べ替える。つまり、イ
ンターリーブ復号を行う。また、放送局12からのビッ
トストリームには誤り訂正符号が含まれており、信号処
理部3は、チューナ2が選択的に受信したビットストリ
ームのパケットの一部が正しく受信されなかった場合、
誤り訂正符号を利用して正しく受信されなかったパケッ
トデータの復元も行う。
【0034】上述したように信号処理部3が処理を行っ
ているとき、判定部5は、ビットストリームが正しく処
理されているか否かを判定する。具体的には、判定部5
は、放送されたままのパケットが再生時の順序に並べ替
えられているか否かということと、正しく受信されなか
ったパケットデータが復元されているか否かということ
とを、判定する。
【0035】そして、制御部6は、信号処理部3によっ
て処理されたデータを蓄積部4に蓄積させる。
【0036】ここで、午後3時から3時10分までは、
ビットストリームは、信号処理部3によって正しく処理
され、蓄積部4に正しく蓄積されたものとし、午後3時
10分に、放送局12からの放送データを中継するため
のデータ中継局にトラブルが発生したとする。そのトラ
ブルは、午後3時10分から3時30分までの20分間
続いたものとする。つまり、その20分間は、放送局1
2からの放送データは、正しく伝送されないということ
である。図3に、放送局12から正しく伝送されなかっ
た部分を含む放送データを説明するための図を示す。そ
の放送データのうち「欠落データ」と表示されている部
分が、正しく伝送されなかった放送データである。なお
図3では、説明の便宜上、放送データとしてインターリ
ーブ復号された後のデータストリームが示されている。
【0037】このようにデータ伝送されない時間が長い
と、誤り訂正符号もその間伝送されずしたがって受信さ
れないので、信号処理部3は、誤り訂正符号を利用する
ことができない。その結果、受信されなかったパケット
データの復元を行うことができない。したがって、午後
3時10分から3時30分までの20分間の放送データ
は、蓄積部4に蓄積されない。図3では、受信データの
うちの「受信不良」と表示されているチャンネル1のパ
ケットが、受信不良のため蓄積部4に蓄積されないこと
になる。
【0038】この場合、判定部5は、チューナ2および
信号処理部3における受信動作が正しく行われなかった
ものと判定する。さらにいうと、判定部5は、午後3時
10分から3時30分までの放送データが正しく蓄積部
4に蓄積されなかったものと判定する。また、判定部5
は、受信動作が正しく行われなかった放送データの番組
名を、受信動作が正しく行われた部分のビットストリー
ム内のデータを利用して特定するとともに、受信動作が
正しく行われなかった時間を特定する。
【0039】なお、放送局12からの放送データを中継
するためのデータ中継局に発生していたトラブルは、午
後3時30分には解消し、その後番組終了まで、どのよ
うなトラブルも発生せず、制御部6の制御に基づき、
「世界のスポーツ史」という番組の残りの放送データ
は、蓄積部4に蓄積されたものとする。つまり、「世界
のスポーツ史」という番組の放送データは、午後3時1
0分から3時30分までの20分間を除いて、蓄積部4
に正しく蓄積されたということである。
【0040】さて、判定部5によって、午後3時10分
から3時30分までの放送データが正しく蓄積部4に蓄
積されなかったものと判定された場合、制御部6は、そ
の正しく蓄積されなかった放送データが再放送されるこ
とを要求する再放送要求を、判定部5によって特定され
た、正しく蓄積されなかった放送データの番組名ととも
に、ネットワークI/F7に、通信回線を利用させて放
送局12へ送信させる。
【0041】ところで、データ中継局にトラブルが発生
すると、そのトラブルは広域に影響するので、放送局1
2には再放送要求が集中する。そこで、放送局12は、
再放送要求の件数があらかじめ設定されている閾値を超
えると、データ中継局にトラブルが発生していた時間に
放送していた番組を再放送することを決定する。そし
て、放送局12は、いつ再放送するのかという再放送日
時に関する情報を含んだEPG(電子番組ガイド)を放
送する。以下の説明の便宜上、再放送は、2000年1
0月10日の午後10時から行われるものとする。つま
り、1回目の放送当日に再放送されるものとする。ま
た、放送局12は、その再放送日時に関する情報を含ん
だEPGを、1回目の放送と再放送との間の2000年
10月10日の午後7時に放送するものとする。
【0042】そうすると、チューナ2は、放送局12か
らの再放送日時に関する情報を含んだEPGを受信し、
信号処理部3は、チューナ2に受信されたEPGを処理
する。制御部6は、処理された再放送日時に関する情報
に基づいて、2000年10月10日の午後10時10
分になると、チューナ2および信号処理部3の動作を制
御し、チューナ2に「世界のスポーツ史」という再放送
番組を受信させ、信号処理部3にその「世界のスポーツ
史」の放送データを処理させて、蓄積部4に蓄積させ
る。制御部6は、その制御を午後10時10分から10
時30分までの20分間行う。なお、その20分間には
いかなるトラブルも発生しなかったものとする。
【0043】このように、1回目の放送データの一部が
正しく蓄積されなかった場合であっても、その正しく蓄
積されなかったデータを少なくとも含むデータの再放送
が決定され、その再放送日時に関する情報が放送されれ
ば、1回目の放送時に正しく蓄積されなかったデータ
は、再放送時に蓄積され、番組全体が正しく蓄積される
ことになる。そして番組全体のデータが蓄積部4に蓄積
されると、蓄積されたデータは、ユーザの指示に基づい
て再生され、デコーダ9によって復元され、映像はディ
スプレイ10に表示され、音声はスピーカ11から出力
される。
【0044】ここまでは、放送データを中継するための
データ中継局においてトラブルが発生し、放送データの
一部が正しく伝送されないことに起因して、1回目の放
送データの一部が受信されず、その結果データの一部が
正しく蓄積されなかった後に、正しく伝送されなかった
放送データが再放送された場合、その再放送データを蓄
積する場面を説明した。しかしながら、放送データが正
しく伝送されないという事態は、データ中継局に発生す
るトラブルによるものばかりではなく、例えば大雨や雪
など異常な気象状況においても起こりうる。つまり、デ
ータ中継局におけるトラブルに限らず、放送データの全
部または一部が正しく伝送されず、その結果放送データ
の全部または一部が正しく受信・蓄積されないことがあ
るということである。そのような場合においても、判定
部5は、信号処理部3によって、ビットストリームが正
しく処理されているか否かを判定し、その判定結果が否
である場合、正しく処理されなかった放送データの番組
名を、いいかえると受信動作が正しく行われなかった放
送データの番組名を、受信動作が正しく行われた部分の
ビットストリーム内のデータを利用して特定し、さらに
受信動作が正しく行われなかった時間を特定する。ま
た、判定部5は、正しく処理されなかった放送データ
を、正しく蓄積されなかったものと判定する。その判定
に基づいて、制御部6は、その正しく蓄積されなかった
放送データが再放送されることを要求する再放送要求
を、ネットワークI/F7に、通信回線を利用させて放
送局12へ送信させる。その再放送要求には、正しく蓄
積されなかった放送データの番組名を含ませる。放送局
12が再放送要求に基づいて再放送することを決定し、
再放送日時に関する情報を含んだEPGを放送すると、
制御部6は、1回目の放送で正しく蓄積されなかったデ
ータを、上述したようにして蓄積部4に蓄積させる。そ
うすると、番組全体が正しく蓄積されることになる。
【0045】次に、放送データは正しく伝送されたが、
本発明の実施の形態1のデータ記録装置1内におけるト
ラブルによって、放送データが蓄積部4に正しく蓄積さ
れない場合を説明する。
【0046】具体例として、地震が発生し、データ記録
装置1全体が振動して、蓄積部4のヘッドがハードディ
スクの正しいトラック位置からはずれ、放送データがハ
ードディスクに正しく蓄積されない場合について説明す
る。なお、上述した場合と同様に、放送局12は、チャ
ンネル1で、2000年10月10日の午後3時から2
時間「世界のスポーツ史」という名称の番組を放送し、
ユーザは、その放送より前にその「世界のスポーツ史」
という番組を録画するための指示を制御部6に入力した
ものとする。また、地震は、2000年10月10日の
午後4時20分から21分にかけて発生するものとす
る。さらに、判定部5は、蓄積部4のヘッドがハードデ
ィスクの正しいトラック位置に存在しているか否かとい
うことをも判定するものとし、ヘッドが正しいトラック
位置に存在していない場合、放送データが蓄積部4に正
しく蓄積されなかったと判定するものとする。
【0047】ここで以下の説明の便宜上、地震が発生す
るまでは、制御部6の制御によって放送データは、蓄積
部4に正しく蓄積されたものとする。
【0048】さて、地震が発生し、蓄積部4のヘッドが
ハードディスクの正しいトラック位置からはずれると、
判定部5は、蓄積部4における蓄積動作が正しく行われ
なかったものと判定する。つまり、判定部5は、午後4
時20分から21分までの放送データが正しく蓄積部4
に蓄積されなかったものと判定する。それとともに、判
定部5は、蓄積動作が正しく行われなかった放送データ
の番組名を、蓄積動作が正しく行われた部分のビットス
トリーム内のデータを利用して特定し、さらに蓄積動作
が正しく行われなかった時間を特定する。
【0049】なお、地震が収束した後は、番組終了ま
で、どのようなトラブルも発生せず、制御部6の制御に
基づき、「世界のスポーツ史」という番組の残りの放送
データは、蓄積部4に正しく蓄積されたものとする。
【0050】さて、判定部5によって、午後4時20分
から21分までの放送データが正しく蓄積部4に蓄積さ
れなかったものと判定された場合、制御部6は、その正
しく蓄積されなかった放送データが再放送されることを
要求する再放送要求を、判定部5によって特定された、
正しく蓄積されなかった放送データの番組名とともに、
ネットワークI/F7に、通信回線を利用させて放送局
12へ送信させる。
【0051】その後の本発明の実施の形態1のデータ記
録装置1の動作は、上述したデータ中継局にトラブルが
発生した場合と同様である。つまり、放送局12が再放
送要求に基づいて再放送することを決定し、再放送日時
に関する情報を含むEPGを放送し、その後実際に再放
送した場合、制御部6がその再放送日時に関する情報に
基づいて、あらためて放送データ(再放送データ)を蓄
積部4に蓄積させるということである。このようにする
と、番組全体は正しく蓄積される。
【0052】ここまでは、地震が発生し、蓄積部4のヘ
ッドがハードディスクの正しいトラック位置からはず
れ、放送データがハードディスクに正しく蓄積されない
場合について説明したが、蓄積部4のヘッドがハードデ
ィスクの正しいトラック位置からはずれるという事態
は、放送局12からの放送データの伝送容量が大きすぎ
て、伝送されてくるデータの伝送速度に対応してヘッド
が移動できない場合にも起こりうる。また、データ伝送
は正しく行われているが、放送データがハードディスク
に正しく蓄積されないという事態は、ハードディスクが
経時変化等によって劣化している場合や、ハードディス
クにゴミが付着している場合などにも起こりうる。ま
た、停電が発生するなどして、データ記録装置1の動作
が停止した場合にも、放送データは蓄積部4に正しく蓄
積されないことになる。
【0053】そこで、判定部5は、ハードディスクにデ
ータ全体を記録した後に、ハードディスクからデータを
順次読み出して欠落データがないか否かを判定するもの
とする。その結果、欠落データの存在が確認されると、
判定部5は、データの一部が蓄積部4に正しく蓄積され
なかったものと判定する。
【0054】その判定の後のデータ記録装置1の動作
は、上述した蓄積部4にデータの一部が正しく蓄積され
なかったと判定された場合の動作と同様である。つま
り、ネットワークI/F7が、制御部6の制御に基づい
て、正しく蓄積されなかった放送データが再放送される
ことを要求する再放送要求を、番組名とともに、通信回
線を利用して放送局12へ送信し、それに対して、放送
局12が再放送することを決定し、再放送日時に関する
情報を含むEPGを放送し、その後実際に再放送した場
合、制御部6がその再放送日時に関する情報に基づいて
あらためて放送データ(再放送データ)を蓄積部4に蓄
積させるということである。このようにすると、番組全
体は正しく蓄積される。
【0055】なお、上述した実施の形態1では、放送局
12が放送する放送データはAVデータであるとした
が、放送データは文字放送データであってもよい。ま
た、放送局12は4チャンネルのAVデータを放送する
としたが、放送チャンネル数は4に限定されない。ま
た、放送局12は、AVデータとともに、EPG(電子
番組ガイド)を放送するとしたが、放送局12は、AV
や文字等のデータのみを放送し、EPGは放送しないと
してもよい。ただし、放送局12がEPGを放送しない
場合、放送局12は、再放送要求を送信したデータ記録
装置1に対して、通信回線等を用いて再放送日時に関す
る情報を送信する必要がある。なお、放送局12がデー
タ記録装置1に再放送日時に関する情報を直接送信する
のではなく、放送管理者等のデータ供給者がデータ記録
装置1に再放送日時に関する情報を送信してもよい。要
するに、放送局12またはデータ供給者が、データ記録
装置1の制御部6が処理することができる再放送日時に
関する情報を送信しさえすればよい。また、放送局12
が放送する放送データはディジタルデータであるとした
が、放送データはアナログのデータであってもよい。そ
の場合、データ記録装置1に、ディジタル/アナログ変
換器を設けてもよい。
【0056】また、上述した実施の形態1では、蓄積部
4は、多数のトラックが設けられているハードディスク
と、ヘッドとを有するHDDであるとしたが、蓄積部4
は、HDDに限るものではなく、例えば磁気テープにデ
ータを記録するものであってもよい。要するに、蓄積部
4は、放送データを蓄積すものでありさえすればよい。
いずれにしても、判定部5は、蓄積部4に放送データが
最終的に正しく蓄積されているか否かを、データ受信時
や、データ蓄積時、または全体のデータが記録された後
に再生するなどして判定しさえすればよい。
【0057】また、上述した実施の形態1では、データ
記録装置1にはネットワークI/F7が設けられている
としたが、ネットワークI/F7はデータ記録装置1に
備えられていなくてもよい。その場合、放送局12は、
再放送要求を受信することはないが、ニュース等で放送
データが正しく伝送されなかったことを知ることがで
き、そのニュースにしたがって再放送を決定し、EPG
を放送し、その後再放送することができる。この場合で
あっても、制御部6はEPGを利用することができるの
で、1回目の放送で正しく蓄積することができなかった
データは蓄積される。また、放送局12は、データが最
終的に正しく蓄積されていたか否かに関わらず、再放送
するとしてもよい。その場合も、その再放送の前にEP
G等を用いてデータ記録装置1の制御部6にその旨の情
報を送信する必要がある。そうすると、その情報は制御
部6によって利用され、1回目の放送で正しく蓄積する
ことができなかったデータは蓄積されることになる。
【0058】さらに、上述した実施の形態1では、制御
部6は、1回目の放送で正しく蓄積されなかったデータ
を含むデータが再放送された場合、その再放送データの
うちの、1回目の放送で正しく蓄積されなかったデータ
のみを蓄積させるとしたが、制御部6は再放送データ全
部を蓄積させるとしてもよい。要するに、制御部6は、
1回目の放送で正しく蓄積されなかったデータを含むデ
ータが再放送された場合、その再放送データのうちの、
1回目の放送で正しく蓄積されなかったデータを少なく
とも蓄積させさえすればよい。
【0059】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2のデータ記録装置21の構成を、その動作ととも
に、図4を用いて述べる。
【0060】図4は、本発明の実施の形態2のデータ記
録装置21のブロック図である。図4に示すように、本
発明の実施の形態2のデータ記録装置21は、チューナ
2と、信号処理部3と、蓄積部4と、判定部5と、制御
部6と、ネットワークI/F27から構成される。な
お、図4には、アンテナ8と、デコーダ9と、ディスプ
レイ10と、スピーカ11と、放送局12と、ネットワ
ークプロバイダ22も表示している。また、上述した実
施の形態1において説明した手段と同じ符号を有する手
段は、実施の形態2においても、同様の機能を有し、実
施の形態1で説明したように動作するものとする。とこ
ろで、実施の形態2と上述した実施の形態1の相違は、
判定部5によって、蓄積部4にデータが最終的に正しく
蓄積されなかったと判定された後の動作であるので、実
施の形態2では、その部分について説明する。
【0061】さて、判定部5が、放送データが蓄積部4
に最終的に正しく蓄積されなかったと判定した場合、制
御部6は、その正しく蓄積されなかった放送データを個
別に送信することを要求する個別送信要求を、正しく蓄
積されなかった部分を指定して、番組名とともに、ネッ
トワークI/F27に、通信回線を利用させてネットワ
ークプロバイダ22へ送信させる。
【0062】図5に、放送データが正しく伝送され、か
つそのデータのうちのユーザが選択したチャンネル1の
データが正しく受信されたのにもかかわらず、蓄積部4
にデータが正しく蓄積されなかった場合を説明するため
の図を示す。図5に示すように、「蓄積不良」と表示さ
れたパケットが存在する場合、上述したように、個別送
信要求は、ネットワークプロバイダ22へ送信される。
【0063】ところで、ネットワークプロバイダ22
は、放送局が放送した放送データを完全に蓄積している
ものであって、ネットワークI/F27からの個別送信
要求を受信すると、その個別送信要求にしたがって、指
定されたデータのみを、通信回線を用いてネットワーク
I/F27に送信する。ネットワークI/F27は、ネ
ットワークプロバイダ22からのデータを受信し、それ
を信号処理部3に出力するとともに、信号処理部3にデ
ータを出力した旨の情報を制御部6に出力する。
【0064】そうすると、信号処理部3は、ネットワー
クI/F27からのデータを処理し、制御部6は、ネッ
トワークI/F27がネットワークプロバイダ22から
受信したデータであって、信号処理部3に処理されたデ
ータを蓄積部4に蓄積させる。
【0065】このように、放送データの一部が正しく蓄
積されない場合であっても、その正しく蓄積されなかっ
たデータが個別に送信されることによって、放送時に正
しく蓄積されなかったデータは蓄積され、番組全体が正
しく蓄積されることになる。
【0066】なお、上述した実施の形態2では、請求項
3記載のデータ記録装置の、第1受信部としてチューナ
2および信号処理部3を、蓄積部として蓄積部4を、判
定部として判定部5を、送信部としてネットワークI/
F27を、第2受信部としてネットワークI/F27お
よび信号処理部3を、制御部として制御部6を、それぞ
れ用いた。
【0067】また、上述した実施の形態2では、ネット
ワークI/F27は、個別送信要求を、番組名や個別送
信を要求する部分を指定して、通信回線を利用してネッ
トワークプロバイダ22へ送信するとしたが、ネットワ
ークI/F27は、個別送信要求を、番組名や個別送信
を要求する部分を指定して、通信回線を利用して放送局
12へ送信し、放送局12からデータを入力するとして
もよい。
【0068】また、上述した実施の形態2では、ネット
ワークプロバイダ22は、指定されたデータのみをネッ
トワークI/F27に個別送信するとしたが、ネットワ
ークプロバイダ22または放送局12は、指定されたデ
ータを含む番組全体のデータを個別送信するとしてもよ
い。その場合、制御部6は、個別送信されてきた全デー
タを蓄積部4に蓄積させてもよし、個別送信されてきた
データのうち、蓄積部4に最終的に正しく蓄積されなか
った放送データのみを蓄積部4に蓄積させてもよい。要
するに、制御部6は、個別送信されてきたデータのう
ち、蓄積部4に最終的に正しく蓄積されなかった放送デ
ータを少なくとも蓄積部4に蓄積させさえすればよい。
なお、蓄積部4に放送データが最終的に正しく蓄積され
ない場合は、放送データが正しく受信されたのにもかか
わらず、蓄積部4に正しく蓄積されない場合だけではな
く、放送データが正しく受信されないために蓄積部4に
正しく蓄積されない場合もある。
【0069】また、上述した実施の形態1のデータ記録
装置1、および実施の形態2のデータ記録装置21の各
構成要素の全部または一部は、ハードウェアであっても
よいし、そのハードウェアの該当する機能と同じ機能を
有するソフトウェアであってもよい。
【0070】さらに、請求項9に示すように、請求項1
から8のいずれかに記載のデータ記録装置の各構成部の
全部または一部の各機能をコンピュータにより実現させ
るためのプログラムを格納したことを特徴とするプログ
ラム記録媒体も、本発明に該当する。
【0071】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、記録を指示された放送データの全部また
は一部を正しく記録することができなかった場合であっ
て、その正しく記録することができなかった放送データ
が再放送された場合、再放送データのうちの、正しく記
録することができなかったデータを少なくとも能動的に
記録するデータ記録装置を提供することができる。
【0072】また、本発明は、記録を指示された放送デ
ータの全部または一部を正しく記録することができなか
った場合、その正しく記録することができなかった放送
データを個別に送信するように要求し、放送局またはデ
ータ提供者側が、その個別送信要求に応じて、少なくと
も正しく記録することができなかったデータを個別に送
信した場合、個別送信データのうちの、正しく記録する
ことができなかったデータを少なくとも記録するデータ
記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のデータ記録装置のブロ
ック図
【図2】インターリーブ処理された放送データを説明す
るための図
【図3】本発明の実施の形態1のデータ記録装置の動作
を説明するための図
【図4】本発明の実施の形態2のデータ記録装置のブロ
ック図
【図5】本発明の実施の形態2のデータ記録装置の動作
を説明するための図
【符号の説明】
1 データ記録装置 2 チューナ 3 信号処理部 4 蓄積部 5 判定部 6 制御部 7 ネットワークI/F 8 アンテナ 9 デコーダ 10 ディスプレイ 11 スピーカ 12 放送局 21 データ記録装置 22 ネットワークプロバイダ 27 ネットワークI/F
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/03 H04N 7/08 A 7/035 7/173 640 Fターム(参考) 5C053 FA20 FA23 GB06 GB15 GB18 GB38 JA30 KA24 LA06 LA07 LA14 5C063 AB03 AB09 AC01 AC05 CA12 EB22 EB32 5C064 BA01 BB07 BC07 BC25 BD02 BD08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送局が放送したデータを受信する受信
    部と、 前記データを、またはそのデータが蓄積用に処理された
    後のデータを蓄積する蓄積部と、 前記蓄積部によって蓄積されたデータが最終的に正しく
    蓄積されたか否かを判定する判定部と、 前記放送局が、前記判定部によって最終的に正しく蓄積
    されなかったと判定された部分を少なくとも含むデータ
    を再放送した場合、その再放送データのうちの、少なく
    とも前記最終的に正しく蓄積されなかった部分を、前記
    蓄積部に蓄積させる制御部とを備えたことを特徴とする
    データ記録装置。
  2. 【請求項2】 前記判定部によって前記最終的に正しく
    蓄積されなかったと判定された場合、前記最終的に正し
    く蓄積されなかった部分を少なくとも含むデータの再放
    送要求を送信する送信部を備えたことを特徴とする請求
    項1記載のデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 放送局が放送したデータを受信する第1
    受信部と、 前記データを、またはそのデータが蓄積用に処理された
    後のデータを蓄積する蓄積部と、 前記蓄積部によって蓄積されたデータが最終的に正しく
    蓄積されたか否かを判定する判定部と、 前記判定部によって前記最終的に正しく蓄積されなかっ
    たと判定された場合、前記最終的に正しく蓄積されなか
    った部分を少なくとも含むデータの個別送信要求を送信
    する送信部と、 前記放送局またはデータ供給者が、前記個別送信要求に
    基づいて、その個別送信要求に対応するデータを個別送
    信した場合、その個別送信されたデータを受信する第2
    受信部と、 前記第2受信部によって受信されたデータのうちの、少
    なくとも前記最終的に正しく蓄積されなかった部分を、
    前記蓄積部に蓄積させる制御部とを備えたことを特徴と
    するデータ記録装置。
  4. 【請求項4】 前記判定部は、前記受信部または前記第
    1受信部における動作が正しく行われたか否かを判定す
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の
    データ記録装置。
  5. 【請求項5】 前記判定部は、前記蓄積部における動作
    が正しく行われたか否かを判定することを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載のデータ記録装置。
  6. 【請求項6】 前記データは、誤り訂正符号を有するデ
    ィジタルのデータであって、 前記判定部は、前記誤り訂正符号を利用して、動作が正
    しく行われたか否かを判定することを特徴とする請求項
    1から5のいずれかに記載のデータ記録装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記放送局が放送したE
    PG(電子番組ガイド)を利用して、少なくとも前記最
    終的に正しく蓄積されなかった部分を、前記蓄積部に蓄
    積させることを特徴とする請求項1、2、4、5、6の
    いずれかに記載のデータ記録装置。
  8. 【請求項8】 前記判定部は、前記最終的に正しく蓄積
    されなかったデータを含む番組名を特定し、 前記送信部は、前記判定部によって特定された番組名を
    送信することを特徴とする請求項1から7のいずれかに
    記載のデータ記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれかに記載のデー
    タ記録装置の各構成部の全部または一部の各機能をコン
    ピュータにより実現させるためのプログラムを格納した
    ことを特徴とするプログラム記録媒体。
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