JP2001069298A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001069298A
JP2001069298A JP23950099A JP23950099A JP2001069298A JP 2001069298 A JP2001069298 A JP 2001069298A JP 23950099 A JP23950099 A JP 23950099A JP 23950099 A JP23950099 A JP 23950099A JP 2001069298 A JP2001069298 A JP 2001069298A
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JP23950099A
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English (en)
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Minoru Nakamura
実 仲村
Tadashi Kobayashi
正 小林
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表紙のみを大サイズで作成した複写物、ある
いは表紙のみ大サイズで作成された原稿から小サイズに
統一した複写物を、簡単な操作で得ることができる画像
形成装置を提供すること。 【解決手段】 原稿ガラス18上の原稿はスキャナ19
により読み取られ、メモリユニット部30に画像データ
として格納される。このとき、表紙大サイズ作成モード
が選択されていると、メモリから画像信号を読み出す際
に表紙のみを大サイズの印刷用紙に対して画像形成でき
るように、原稿の画像データが所定のページメモリに格
納される。一方、表紙大サイズ戻しモードが選択されて
いると、メモリから画像信号を読み出す際に全ての原稿
画像を小サイズの印刷用紙に形成できるように、原稿の
画像データが所定のページメモリに格納される。そし
て、メモリに格納された画像データに基づき所定の印刷
用紙上に画像が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル画像デー
タを画像メモリに蓄え、蓄えた画像データに基づき記録
体に画像を形成することができる画像形成装置に関す
る。さらに詳細には、表紙のみに大サイズの記録体を用
いた製本物を効率的に取り扱うことができる画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、表紙のみを中身のサイズ(小サイ
ズ)の2倍のサイズ(大サイズ)の記録体に画像形成し
て、中身は小サイズの記録体に画像形成し、大サイズの
表紙を中折りしてその中に小サイズの記録体を挟み込ん
で中央で綴じるような製本処理が行われる機会が増えて
いる。例えば、このような製本物としては、表紙をA3
サイズ(大サイズ)の厚紙用紙として、中身はA4サイ
ズ(小サイズ)の普通紙を用いて製本した仕様書などが
挙げられる。そして、このような製本物を作成する機能
を持った画像形成装置の一例が、特開平9−12774
7号公報に開示されている。この画像形成装置では、オ
ペレータが製本物の出来上がりサイズを指定すると、表
紙は大サイズの記録体に画像形成が行われ、中身は小サ
イズ(指定サイズ)の記録体に画像形成が行われるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置では、1枚目の表紙用原稿が元から大サイ
ズで作成されている場合には、オペレータが原稿混載モ
ードを設定しないと、表紙用の大サイズの複写物が作成
されない。また、オペレータが原稿混載モードを設定せ
ずにコピーを行った場合には、原稿の順番が狂ったり、
必要な原稿画像が作成されない等の問題が生じていた。
このように、オペレータがコピーの設定を誤ると所望の
複写物が作成されず、再びコピーを取り直すために無駄
な時間を費やすことになっていた。
【0004】また、表紙のみ大サイズで作成された原稿
を、一度の操作で小サイズに戻して複写物を作成するこ
とができなかった。このような場合には、まずオペレー
タが2in1で作成されたものを2枚のシートに分割す
る機能を利用して、表紙のみを小サイズに戻す。一方中
身は、表紙とは別にコピーする。そして、それぞれコピ
ーされた複写物を、オペレータが適切な順番に並び替え
ることにより、小サイズに統一された複写物を得ること
ができる。このように、表紙のみ大サイズで作成された
原稿から小サイズに統一した複写物を作成するには、非
常に手間がかかるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は上記した問題点を解決す
るためになされたものであり、表紙のみを大サイズで作
成した複写物を簡単な操作で得ることができ、あるいは
表紙のみ大サイズで作成された原稿から小サイズに統一
した複写物を簡単な操作で得ることができる画像形成装
置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めになされた本発明に係る画像形成装置によれば、原稿
を読み取り画像信号に変換して出力する画像読み取り手
段と、画像信号を記憶する記憶手段と、記憶手段から読
み出された画像信号に基づき記録体上に画像を形成する
作像手段とを備え、記録体に画像を形成する画像形成装
置において、原稿のうちの1枚が両面印刷の大サイズ原
稿であり、その他は小サイズ原稿である場合に、大サイ
ズ原稿における表面の画像を大サイズの表紙用記録体の
表面に配置し、大サイズ原稿における裏面の画像を大サ
イズの表紙用記録体の裏面に配置するとともに、小サイ
ズ原稿における画像を小サイズの中身用記録体の表面に
配置する表紙大サイズ複製モード制御手段を有する。
【0007】この画像形成装置では、1枚が両面印刷の
大サイズ、その他は小サイズである原稿の画像が画像読
み取り手段により読み取られ、それが画像信号に変換さ
れる。そして、この画像信号は記憶手段に記憶される。
この画像信号の記憶の際には、表紙大サイズ複製モード
制御手段により、大サイズ原稿における表面の画像を大
サイズの表紙用記録体の表面に配置でき、大サイズ原稿
における裏面の画像を大サイズの表紙用記録体の裏面に
配置できるとともに、小サイズ原稿における画像を小サ
イズの中身用記録体の表面に配置できるように、原稿の
各画像信号が所定のページメモリに格納される。そして
作像手段により、記憶手段から読み出された画像信号に
基づき記録体上に画像が形成され複写物が得られる。
【0008】得られた複写物においては、適切なページ
配列で、表紙は大サイズの記録体に画像が形成され、中
身は小サイズの記録体に画像が形成されている。従っ
て、表紙大サイズ複製モードを設定するという簡単な操
作により、確実に表紙のみを大サイズで作成した複写物
が得られる。このため、ミスコピーが防止されるので再
びコピーを取り直すために無駄な時間を費やすというこ
とがなくなる。
【0009】なお、小サイズとは中身用原稿のサイズを
意味し、大サイズとは中身用原稿の2倍、つまり小サイ
ズの2倍のサイズを意味する。例えば、中身用原稿がA
4で作成されていたとすると、小サイズはA4サイズで
あり、大サイズはA3サイズとなる。
【0010】また、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、原稿を読み取り画像信号に変換して出力する画像読
み取り手段と、画像信号を記憶する記憶手段と、記憶手
段から読み出された画像信号に基づき記録体上に画像を
形成する作像手段とを備え、記録体に画像を形成する画
像形成装置において、原稿のうちの1枚は1ページと最
終ページとが片面に印刷された大サイズ原稿で、他の1
枚は2ページと最終ページの1つ前のページとが片面に
印刷された大サイズ原稿であり、その他は小サイズ原稿
である場合に、1ページと最終ページが印刷された大サ
イズ原稿における画像を大サイズの表紙用記録体の表面
に配置し、2ページと最終ページの1つ前のページが印
刷された大サイズ原稿における画像を大サイズの表紙用
記録体の裏面に配置するとともに、小サイズ原稿におけ
る画像を小サイズの中身用記録体の表面に配置する表紙
大サイズ複製モード制御手段を有する。
【0011】この画像形成装置では、2枚が片面印刷の
大サイズ原稿、その他は小サイズである原稿の画像が画
像読み取り手段により読み取られ、それが画像信号に変
換される。2枚の片面印刷の大サイズ原稿のうち、1枚
には1ページと最終ページとが印刷され、他の1枚には
2ページと最終ページの1つ前のページとが印刷されて
いる。そして、この画像信号は記憶手段に記憶される。
この画像信号の記憶の際には、表紙大サイズ複製モード
制御手段により、1ページと最終ページが印刷された大
サイズ原稿における画像を大サイズの表紙用記録体の表
面に配置でき、2ページと最終ページの1つ前のページ
が印刷された大サイズ原稿における画像を大サイズの表
紙用記録体の裏面に配置できるとともに、小サイズ原稿
における画像を小サイズの中身用記録体の表面に配置で
きるように、原稿の各画像信号が所定のページメモリに
格納される。そして作像手段により、記憶手段から読み
出された画像信号に基づき記録体上に画像が形成され複
写物が得られる。
【0012】得られた複写物においては、適切なページ
配列で、表紙は大サイズの記録体に画像が形成され、中
身は小サイズの記録体に画像が形成されている。従っ
て、表紙大サイズ複写モードを設定するという簡単な操
作により、確実に表紙のみを大サイズで作成した複写物
が得られる。このため、ミスコピーが防止されるので再
びコピーを取り直すために無駄な時間を費やすというこ
とがなくなる。
【0013】あるいは、本発明に係る画像形成装置によ
れば、原稿を読み取り画像信号に変換して出力する画像
読み取り手段と、画像信号を記憶する記憶手段と、記憶
手段から読み出された画像信号に基づき記録体上に画像
を形成する作像手段とを備え、記録体に画像を形成する
画像形成装置において、原稿のうちの1枚は1ページと
2ページとが両面に印刷された小サイズ原稿で、他の1
枚は最終ページと最終ページの1つ前のページとが両面
に印刷された小サイズ原稿であり、その他は小サイズ原
稿である場合に、両面に印刷された2枚の小サイズ原稿
における表面の画像を大サイズの表紙用記録体の表面に
配置し、両面に印刷された2枚の小サイズ原稿における
裏面の画像を大サイズの表紙用記録体の裏面に配置する
とともに、その他の原稿における画像を小サイズの中身
用記録体の表面に配置する表紙大サイズ作成モード制御
手段を有する。
【0014】この画像形成装置では、2枚が両面印刷の
小サイズ、その他は片面印刷の小サイズである原稿の画
像が画像読み取り手段により読み取られ、それが画像信
号に変換される。2枚の両面印刷の小サイズ原稿のう
ち、1枚には1ページと2ページとが印刷され、他の1
枚には最終ページと最終ページの1つ前のページとが印
刷されている。そして、この画像信号は記憶手段に記憶
される。この画像信号の記憶の際には、表紙大サイズ作
成モード制御手段により、両面印刷された2枚の小サイ
ズ原稿における表面の画像を大サイズの表紙用記録体の
表面に配置でき、両面印刷された2枚の小サイズ原稿に
おける裏面の画像を大サイズの表紙用記録体の裏面に配
置できるとともに、その他の小サイズ原稿における画像
を小サイズの中身用記録体の表面に配置できるように、
原稿の各画像信号が所定のページメモリに格納される。
そして作像手段により、記憶手段から読み出された画像
信号に基づき記録体上に画像が形成され複写物が得られ
る。
【0015】得られた複写物においては、適切なページ
配列で、表紙は大サイズの記録体に画像が形成され、中
身は小サイズの記録体に画像が形成されている。従っ
て、表紙大サイズ作成モードを設定するという簡単な操
作により、確実に表紙のみを大サイズで作成した複写物
が得られる。このため、ミスコピーが防止されるので再
びコピーを取り直すために無駄な時間を費やすというこ
とがなくなる。
【0016】また、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、原稿を読み取り画像信号に変換して出力する画像読
み取り手段と、画像信号を記憶する記憶手段と、記憶手
段から読み出された画像信号に基づき記録体上に画像を
形成する作像手段とを備え、記録体に画像を形成する画
像形成装置において、原稿の全てが小サイズ原稿である
場合に、1ページおよび最終ページの原稿における画像
を大サイズの表紙用記録体の表面に配置し、2ページお
よび最終ページの1つ前のページの原稿における画像を
大サイズの表紙用記録体の裏面に配置するとともに、そ
の他のページの原稿における画像を小サイズの中身用記
録体の表面に配置する表紙大サイズ作成モード制御手段
を有する。
【0017】この画像形成装置では、小サイズである原
稿の画像が画像読み取り手段により読み取られ、それが
画像信号に変換される。そして、この画像信号は記憶手
段に記憶される。この画像信号の記憶の際には、表紙大
サイズ作成モード制御手段により、1ページおよび最終
ページの原稿における画像を大サイズの表紙用記録体の
表面に配置でき、2ページおよび最終ページの1つ前の
ページの原稿における画像を大サイズの表紙用記録体の
裏面に配置できるとともに、その他のページの原稿にお
ける画像を小サイズの中身用記録体の表面に配置できる
ように、原稿の各画像信号が所定のページメモリに格納
される。そして作像手段により、記憶手段から読み出さ
れた画像信号に基づき記録体上に画像が形成され複写物
が得られる。
【0018】得られた複写物においては、適切なページ
配列で、表紙は大サイズの記録体に画像が形成され、中
身は小サイズの記録体に画像が形成されている。従っ
て、表紙大サイズ作成モードを設定するという簡単な操
作により、確実に表紙のみを大サイズで作成した複写物
が得られる。このため、ミスコピーが防止されるので再
びコピーを取り直すために無駄な時間を費やすというこ
とがなくなる。
【0019】本発明に係る画像形成装置においては、原
稿のサイズが大サイズであるか小サイズであるかを判別
する原稿サイズ判別手段を有し、表紙大サイズ複製モー
ド制御手段は、原稿サイズ判別手段の判別結果に応じて
画像の配置を決定することが好ましい。
【0020】この画像形成装置でも、原稿の画像が画像
読み取り手段により読み取られ、それが画像信号に変換
される。この読み取りの際に原稿サイズ判別手段によ
り、原稿のサイズが自動的に判別される。そして、この
判別結果に応じて表紙大サイズ複製モード制御手段によ
り画像の配置が決定される。つまり、大サイズの表紙用
記録体の両面と小サイズの中身用記録体の片面とに適切
なページ配列で原稿の画像を配置できるように、原稿の
各画像信号が所定のページメモリに格納される。そして
作像手段により、記憶手段から読み出された画像信号に
基づき記録体上に画像が形成され複写物が得られる。
【0021】あるいは、本発明に係る画像形成装置にお
いては、原稿のサイズが大サイズであるか小サイズであ
るかを判別する原稿サイズ判別手段を有し、表紙大サイ
ズ作成モード制御手段は、原稿サイズ判別手段の判別結
果に応じて画像の配置を決定することが好ましい。
【0022】この画像形成装置でも、原稿の画像が画像
読み取り手段により読み取られ、それが画像信号に変換
される。この読み取りの際に原稿サイズ判別手段によ
り、原稿のサイズが自動的に判別される。そして、この
判別結果に応じて表紙大サイズ作成モード制御手段によ
り画像の配置が決定される。つまり、大サイズの表紙用
記録体の両面と小サイズの中身用記録体の片面とに適切
なページ配列で原稿の画像を配置できるように、原稿の
各画像信号が所定のページメモリに格納される。そして
作像手段により、記憶手段から読み出された画像信号に
基づき記録体上に画像が形成され複写物が得られる。
【0023】また、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、原稿を読み取り画像信号に変換して出力する画像読
み取り手段と、画像信号を記憶する記憶手段と、記憶手
段から読み出された画像信号に基づき記録体上に画像を
形成する作像手段とを備え、記録体に画像を形成する画
像形成装置において、原稿のうちの1枚が両面印刷の大
サイズ原稿であり、その他は小サイズ原稿である場合
に、大サイズ原稿の画像を分割して4枚の小サイズの記
録体に配置するとともに、小サイズ原稿における画像を
小サイズの中身用記録体の表面に配置する表紙大サイズ
戻しモード制御手段を有する。
【0024】この画像形成装置では、1枚が両面印刷の
大サイズ、その他がの小サイズである原稿の画像が画像
読み取り手段により読み取られ、それが画像信号に変換
される。そして、この画像信号は記憶手段に記憶され
る。この画像信号の記憶の際には、表紙大サイズ戻しモ
ード制御手段により、大サイズ原稿の画像を分割して4
枚の小サイズの記録体に配置できるとともに、小サイズ
原稿における画像を小サイズの中身用記録体の表面に配
置できるように、原稿の各画像信号が所定のページメモ
リに格納される。そして作像手段により、記憶手段から
読み出された画像信号に基づき記録体上に画像が形成さ
れ複写物が得られる。
【0025】得られた複写物においては、適切なページ
配列で、原稿の全ての画像が小サイズの記録体に形成さ
れている。従って、表紙大サイズ戻しモードを設定する
という簡単な操作により、確実に小サイズに統一した複
写物が得られる。このため、ページ配列を変更する等の
手間がなくなる。
【0026】本発明に係る画像形成装置においては、大
サイズの表紙用記録体に画像形成された表紙を中折りし
た中に、小サイズの中身用記録体に画像形成された中身
を入れ込み、それらを中央で綴じる表紙大サイズ綴じ処
理を指示する指示手段を備えることも好ましい。
【0027】このように表紙大サイズ綴じ処理を指示す
る指示手段を備えることにより、表紙として作成された
複写物が中折りされ、その中に中身として作成された複
写物が入れ込まれて中央で綴じられた体裁の良い製本物
を簡単な操作で作成することもできる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置を具
体化した実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に
説明する。本実施の形態は、原稿の画像をデジタル形式
で読み取って印刷用紙にコピーするデジタルコピー機で
ある。本実施の形態に係るデジタルコピー機1は、図1
に示す全体構造を有しており、イメージリーダIRとペ
ージプリンタPRTとを有している。
【0029】イメージリーダIRの本体は、原稿台ガラ
ス18上に載置された原稿の画像を画素に分解して読み
取る走査系10、走査系10が出力する光電変換信号の
量子化と種々の画像形成モードに応じた信号処理とを行
う画像信号処理部20、および原稿に対応した画像デー
タを記憶するメモリユニット部30を備えている。そし
て、この本体の上部に原稿カバーを兼ねた付加装置であ
る自動両面原稿送り装置(ADFR)500がその後端
部を支点に開閉可能に組み付けられている。
【0030】走査系10は、ライン操作方式の画像読み
取り機構であって、原稿照射用ランプ11とミラー12
とを有するスキャナ19、固定ミラー13a,13b、
集光レンズ14、CCDアレイからなるイメージセンサ
16、およびスキャナ19を駆動するスキャンモータM
2を備えている。メモリユニット部30については後述
する。
【0031】ADFR500は、原稿スタッカ510上
にセットされた原稿を、給紙ローラ501、捌きローラ
502、捌きパッド503、中間ローラ504、レジス
トローラ505および搬送ベルト506によって原稿台
ガラス18上に搬送し、読み取り後の原稿を排紙ローラ
509によって原稿排出トレイ511上に排出するもの
である。このADFR500には、原稿スケール51
2、原稿の有無を検出する原稿センサSE50、原稿サ
イズセンサSE51、および排出センサSE52が設け
られている。また、両面読み取りの場合に表面の読み取
り終了後に原稿を表裏反転して原稿台ガラス18上に戻
す反転ローラ507が設けられている。
【0032】ページプリンタPRTは、露光制御信号を
出力する印刷処理部40、半導体レーザ62を光源とす
るプリントヘッド60、感光体ドラム71とその周辺装
置からなる現像・転写系70A、定着ローラ対84およ
び排出ローラ85などを有する定着・排出系70B、お
よび再給紙ユニット600を含む循環式の用紙搬送系7
0C、感光体ドラム71等を駆動する駆動モータM1な
どを備えている。このページプリンタPRTは、イメー
ジリーダIRから転送された画像データに基づいて電子
写真プロセスにより複写画像をプリントするものであ
る。ページプリンタPRTの下部には、数百枚程度の印
刷用紙を収納できる2つの用紙カセット80a,80
b、用紙サイズセンサSE11,SE12および給紙用
ローラ群が設けられている。
【0033】プリントヘッド60は、半導体レーザ62
から射出されたレーザビームを、ポリゴンミラー65で
主走査方向に偏向し、主レンズ69および各種のミラー
67a,68,67cを経て感光体ドラム71の露光位
置に導くものである。感光体ドラム71の周辺には、感
光体ドラム71の表面を一様に帯電させる帯電チャージ
ャ72、感光体ドラム71の表面に露光により形成され
た潜像上にトナー像を形成する現像器73、印刷用紙を
トナー像の形成に同期して転写位置へ送り込むタイミン
グローラ82、トナー像を転写位置で印刷用紙上に転写
する転写チャージャ74、転写後の印刷用紙を感光体ド
ラム71から分離する分離チャージャ75、分離後の印
刷用紙を定着ローラ対84へ搬送する搬送ベルト83等
が配置されている。
【0034】再給紙ユニット600は、両面コピーを自
動化するための付加装置としてページプリンタPRTの
側面に組み付けられているものである。この再給紙ユニ
ット600は、両面コピーモードでは排出ローラ85に
よりページプリンタPRTの本体から排出された印刷用
紙を一旦収納し、スイッチバック搬送を行ってページプ
リンタPRTの本体に送り返す機能を有している。この
ため再給紙ユニット600は、排出ローラ85から排出
された印刷用紙を切換爪601および搬送ローラ602
により図1中下方に向かわせ、その後端が用紙センサS
E61に達すると正反転ローラ603の反転により印刷
用紙をページプリンタPRTの本体に戻すように構成さ
れている。そしてページプリンタPRTの本体には、水
平搬送ローラ86a,86b,86cが設けられてお
り、戻された印刷用紙が前回とは裏返しになるように再
び感光体ドラム71へ導かれるようになっている。ま
た、再給紙ユニット600の外部には、排紙トレイ62
1が取り付けられている。
【0035】また、コピー機全体の動作指示を入力する
ための操作パネルOPがデジタルコピー機1の上部に設
けられている。操作パネルOPには、図2に示すよう
に、コピー濃度や倍率などの詳細設定を行う液晶タッチ
パネル91、コピー枚数等の置数や複写倍率等を入力す
るテンキー92、置数等を標準値「1」に戻すクリアキ
ー93、コピー機10の内部に設定された設定値を標準
値に戻すパネルリセットキー94、コピー動作を中止さ
せるストップキー95、コピー動作を開始させるスター
トキー96が設けられている。
【0036】さらに、操作パネルOPには、コピーモー
ドとして、表紙大サイズ作成モードに設定する設定キー
97、表紙大サイズ戻しモードに設定する設定キー9
8、すべての原稿の読み込みが完了したことを装置に入
力する読み込み完了キー99、並びに設定されたコピー
モードが表紙大サイズ作成モードであることを表示する
表示部97a、および表紙大サイズ戻しモードであるこ
とを表示する表示部98aが設けられている。なお、設
定キー97,98により、表紙大サイズ作成モードある
いは表紙大サイズ戻しモードが設定されない場合には、
通常モードに設定されるようになっている。
【0037】ここで、本発明の表紙大サイズ作成(複
製)モードと表紙大サイズ戻しモードについて、図3〜
図8に示す具体例を挙げて説明する。
【0038】まず、表紙大サイズ作成モードについて説
明する。表紙大サイズ作成(複製)モードは、図3に示
す表紙用のA3サイズの両面原稿と中身用のA4サイズ
の片面原稿、図4に示す表紙用のA3サイズの片面原稿
と中身用のA4サイズの片面原稿、図5に示す表紙用の
A4サイズの両面原稿と中身用のA4サイズの片面原
稿、図6に示す表紙用のA4サイズの片面原稿と中身用
のA4サイズの片面原稿、のいずれの原稿であっても図
7に示す表紙のみを大サイズで作成した複写物が得られ
るモードである。なお、図3、図4に示す原稿から図7
に示す複写物を得るモードが本発明の表紙大サイズ複製
モードに該当し、図5、図6に示す原稿から図7に示す
複写物を得るモードが本発明の表紙大サイズ作成モード
に該当するが、表紙大サイズ複製モードは表紙大サイズ
作成モードに一形態であるから、以下の説明では、これ
らのモードを表紙大サイズ作成モードとして表現する。
【0039】つまり、表紙大サイズ作成モードが選択さ
れると、表表紙の表と裏、および裏表紙の表と裏にそれ
ぞれ相当する原稿が自動的に判別され、表紙用の大サイ
ズ(A3)の用紙両面に画像が形成されるとともに、小
サイズ(A4)の用紙片面に画像が形成された複写物が
作成されるようになっている。
【0040】なお、図中に示す「N」は原稿の最終ペー
ジを表している。また、ここに示した原稿の配列は単な
る一例であり、例えば図4、図5に示した配列の代わり
に表紙用原稿の間に中身用原稿を配列(最初と最後に表
紙用原稿を配列)したり、あるいは図6に示す配列の代
わりに後述する図8に示すように配列した場合であって
も、図7に示す表紙のみを大サイズで作成した複写物を
得ることができる。また、中身用のA4サイズの原稿は
両面印刷されたものでも良い。
【0041】次に、表紙大サイズ戻しモードについて説
明する。この表紙大サイズ戻しモードは、図3に示す表
紙のみを大サイズで作成した原稿から、図8に示すよう
なA4サイズに統一した複写物が得られるモードであ
る。
【0042】つまり、表紙大サイズ戻しモードが選択さ
れると、A3サイズの表紙用原稿の表と裏のそれぞれが
2分割されて、4枚のA4サイズの用紙にそれぞれの画
像が形成され、A4サイズの中身用原稿はそのままA4
サイズの用紙に画像形成された複写物が作成されるよう
になっている。
【0043】なお、オペレータの選択により、図8に示
すページ配列の代わりに、図6に示すようなページ配列
のA4サイズの複写物が得られるようにすることもでき
る。
【0044】デジタルコピー機1の制御系100は、図
9に示すように、6個のCPU101〜106を中心に
構成されている。各CPU101〜106にはそれぞ
れ、プログラムを格納したROM111〜116とその
プログラムの実行エリアとなるRAM121〜126と
が付設されている。なお、CPU101,102,10
5,106は、シリアル入出力インタフェイス(シリア
ルI/O)110を経て相互に接続されており、必要な
情報の交換が行われるようになっている。
【0045】CPU101は、操作パネルOPの各種操
作キーからの入力および表示部への表示出力の制御を実
行するものである。CPU102は画像信号処理部20
の制御を行うものであり、CPU103は走査系10の
駆動制御を行うものである。CPU104は、印刷処理
部40を含めてページプリンタPRT全体の制御を行う
ものである。CPU105は制御系100全体のタイミ
ング調整および動作モードの設定を担当しており、その
ために他のCPUとのシリアル通信によりコマンドやレ
ポートの授受を行う。CPU106は、メモリユニット
部30における画像データの記憶および読み出しの制御
を行うものである。
【0046】メモリユニット部30は、図10に示すよ
うに、バス切り換え部301と、2値化処理部302
と、マルチポートの画像メモリ304と、圧縮器311
と伸張器312とを備える符号処理部305と、マルチ
ポートの符号メモリ306と、回転処理部308と、こ
れらを制御するCPU106とを有するものであり、メ
モリの小容量化のために画像情報を圧縮して記憶するよ
うになっている。なお、画像メモリは400dpi の解像
度で読み取った2ページ分の画像データの記憶が可能な
容量を有する。
【0047】このメモリユニット部30では、例えば読
み取られた画像を一旦記憶するメモリモードのコピーに
おいて、2値化処理部302に画像信号処理部20から
バス切り換え部301を介して8ビットの画像データD
2が入力される。そうすると、2値化処理部302にお
いて、例えばディザ法等によって多値の画像データを復
元可能な範囲で2値の画像データに変換する処理が行わ
れ、2値化後の画像データが、画像メモリ304に一旦
書き込まれるようになっている。
【0048】符号処理部305は、画像メモリ304に
書き込まれた画像データを読み出しかつ圧縮して符号デ
ータを生成し、それを符号メモリ306に書き込むもの
である。なお、圧縮器311および伸張器312は、コ
ピー速度を向上させるために互いに独立してかつ平行に
動作可能に構成されており、これらと符号メモリ306
との間ではデータがそれぞれDMA転送されるようにな
っている。そして、伸張により1ページ分の画像データ
が再生されると、そのデータが画像メモリ304から読
み出され、必要に応じて回転処理部308で回転処理が
施された後、多値化処理部309で多値のデータに復元
されて、この多値の画像データが露光制御データD3と
して印字処理部40へ転送されるようになっている。こ
のような原稿画像の一時的な記憶に際し、符号メモリ3
06はRAM126内に設けられた管理テーブルMT1
によって管理されている。
【0049】管理テーブルMT1と符号メモリ306と
の関係について、図11、図12を用いて説明する。符
号メモリ306は、図11に示すように、32kバイト
単位のメモリ領域に区分されており、書き込み時(読み
取り時)と読み出し時(プリント時)との同時制御を可
能にすることを考慮して、それぞれの領域にはページご
との符号データが格納されるようになっている。一方、
管理テーブルMT1には、図12に示すように、符号メ
モリ306の領域を示す番号、書き込み順(原稿のスキ
ャン順)に付与される画像データのページ番号(原稿画
像の番号)PN、連結されている領域の番号(「前連
結」および「後連結」)、および付加情報が格納されて
おり、これらの情報に基づいて符号メモリ306を動的
に管理するようになっている。なお、付加情報とは、圧
縮方式およびデータ長等の圧縮伸張処理に必要な各種情
報である。
【0050】また、図12において連結されている領域
の番号を示す「前連結」は、各ページ内における32k
バイトごとの領域の前方向へのつながりを示すものであ
り、これが「00」であれば、1ページ分のデータの最
初の格納領域であることを示す。また、「後連結」もこ
れと同様に「FF」であれば、1ページ分のデータの最
後の格納領域であることを示し、「FF」以外であれば
後につながる領域の番号を示す。
【0051】ここで、画像メモリ304から画像データ
を読み出して圧縮する場合は、CPU106によって、
RAM126内の管理テーブルMT1の情報が参照され
ながら圧縮器311が制御されて符号メモリ306に格
納されるようになっている。一方、画像データを出力す
る場合は、これと逆の動作により符号メモリ306から
符号データを読み出していくようになっている。なお、
管理テーブルMT1内の情報は、該当ページの情報が正
常に読み出され、オペレータの指定した枚数分のコピー
が終了したときに消去されるようになっている。
【0052】続いて、デジタルコピー機1の動作を説明
する。オペレータがADFR500の原稿スタッカ51
0に原稿を載置してコピー開始指令を入力すると、イメ
ージリーダIRでは、次のような動作が行われる。すな
わちADFR500では、原稿スタッカ510に載置さ
れている原稿の用紙が1枚ずつ順に原稿台ガラス18上
に搬送され、走査系10による画像読み取りに供せられ
る。すなわち走査系10では、CPU103の制御によ
り、原稿照射用ランプ11が発光しつつスキャナ19が
走査方向に移動する。これにより、原稿の画像に対応す
る画素ごとの画像データがイメージセンサ16から出力
される。読み取りが済んだ用紙は原稿排出トレイ511
上に排出される。ただし両面読み取りモードの場合に
は、反転ローラ507により裏返されて再び原稿台ガラ
ス18上に戻される。
【0053】その画像データは、画像信号処理部20で
画像形成モードに応じてシェーディング補正、ガンマ補
正、変倍処理、回転処理その他の画像処理を受け、そし
てメモリユニット部30に送られる。メモリユニット部
30では、画像信号処理部20から供給された原稿の画
像データが、圧縮器311によりデータ圧縮され、圧縮
された状態で符号メモリ306に一旦格納される。
【0054】一方、ページプリンタPRTでは、CPU
104の制御により、用紙カセット80a,80bのい
ずれか一方から、原稿のサイズに合った印刷用紙が1枚
取り出され、感光体ドラム71へ向けて搬送される。ま
た、感光体ドラム71が回転させられるとともに帯電チ
ャージャ72等の周辺装置が駆動状態とされる。そして
印刷用紙の搬送と同期して、メモリユニット部30の符
号メモリ306に格納されている圧縮状態の画像データ
が、伸長器312により元の状態に復元された上で印刷
処理部40に送られる。このため印刷処理部40から露
光制御信号が出力され、プリントヘッド60による感光
体ドラム71への静電潜像の書き込みが行われる。この
潜像上に現像器73によりトナー像が形成されてそのト
ナー像が印刷用紙に転写される。トナー像の転写を受け
た印刷用紙は、定着ローラ対84で定着されてから排紙
トレイ621上にフェースアップ排出される。ただし両
面コピーモードの場合には、再給紙ユニット600でス
イッチバックされてから水平搬送ローラ86a,86
b,86cにより再び感光体ドラム71へ導かれる。
【0055】次に、上記のような基本動作により印刷処
理を行うデジタルコピー機1の制御系100の制御ルー
チンを説明する。まず、CPU101〜106で実行さ
れるメインルーチンについて説明し、その後、メインル
ーチン内のサブルーチンについて説明する。
【0056】図13のフローチャートに示されるCPU
101で実行されるメインルーチンについて説明する。
まず、初期設定がなされる(#11)。次いで、1ルー
チンの処理時間を一定にするための内部タイマがセット
され計時が開始される(#2)。そして、操作パネルO
Pからの各種スイッチ類、デジタルコピー機1の内部の
各種センサ類等からの入力信号の制御処理が実行される
(#13)。続いて、操作パネルOP上の液晶タッチパ
ネル91、表示素子等への表示制御処理が実行されてか
ら(#14)、その他の内部機構の制御処理が実行され
る(#15)。その後、内部タイマの計時終了を待ち
(#16)、#12の処理に戻る。なお、他のCPU1
02〜106との間の通信は、割り込み処理により実行
される。
【0057】図14のフローチャートに示されるCPU
105で実行されるメインルーチンについて説明する。
まず、初期設定がなされ(#61)、内部タイマがセッ
トされた後に計時が開始される(#62)。次いで、割
り込み処理で入力された各種データの内容が解析され
(#63)、動作モードの変更があった場合はモード設
定処理が実行される(#64)。そして、設定された複
写モードに応じてメモリへの書き込み、読み出し制御な
どのコマンドの設定が行われる(#65)。続いて、割
り込み処理で出力するデータがセットされ(#66)、
その他の処理が実行される(#67)。その後、内部タ
イマの計時終了を待ち(#68)、#62の処理に戻
る。
【0058】図15のフローチャートに示されるCPU
106で実行されるメインルーチンについて説明する。
まず、初期化されて(#71)、他のCPUからのコマ
ンドの受信処理が行われる(#72)。次いで、ステー
タスの送信処理が実行される(#73)。さらに、画像
メモリ304への書き込み制御(#74)、圧縮制御
(#75)、伸長制御(#76)、画像メモリ304か
らの読み出し制御(#77)、その他の処理(#78)
が実行された後、#72の処理に戻る。
【0059】次に、図13のフローチャートに示した#
13における入力信号の制御処理の詳細について、図1
6のフローチャートに基づき説明する。まず、表紙大サ
イズ作成モードが設定されているか否かが、設定キー9
7のオンエッジで判定される(#101)。オンエッジ
の場合には(#101:YES)、表紙大サイズ作成モ
ードの選択を示す表示部97aの点灯状態が判定される
(#102)。そして、消灯している場合には(#10
2:YES)、表示部97aが点灯され、表紙大サイズ
作成モードが設定される(#103)。一方、表示部9
7aが点灯している場合には(#102:NO)、表示
部97aが消灯され、通常モードが設定される(#10
4)。なお、#101で設定キー97がオンエッジでな
い場合には(#101:NO)、#105へ進む。
【0060】次いで、表紙大サイズ戻しモードが設定さ
れているか否かが、設定キー98のオンエッジで判定さ
れる(#105)。オンエッジの場合には(#105:
YES)、表紙大サイズ戻しモードの選択を示す表示部
98aの点灯状態が判定される(#106)。そして、
消灯の場合には(#106:YES)、表示部98aが
点灯され、表紙大サイズ戻しモードが設定される(#1
07)。一方、表示部98aが点灯の場合には(#10
6:NO)、表示部98aが消灯され、通常モードが設
定される(#108)。なお、#105で設定キー98
がオンエッジでない場合には(#105:NO)、#1
09へ進む。
【0061】続いて、コピー開始を指示する操作パネル
OP上のスタートキー96が押されたか否かが、スター
トキー96のオンエッジで判定される(#109)。オ
ンエッジの場合には(#109:YES)、スキャンス
タート要求が出力される(#110)。また、すべての
原稿の読み取りが終了したか否かが、操作パネルOP上
の読み込み完了キー99のオンエッジで判定される(#
111)。オンエッジの場合には(#111:YE
S)、画像メモリ304内にデータが存在するか否かが
確認される(#112)。データが存在する場合には
(#103:YES)、表紙大サイズ作成モードの読み
出し動作が開始された後に(#113)、メインルーチ
ンに戻る。一方、読み込み完了キー99がオンエッジで
ない場合(#111:NO)、または画像メモリ304
内にデータが存在しない場合(#112:NO)には、
直ちにメインルーチンに戻る。
【0062】次に、図14のフローチャートに示した#
65におけるコマンド設定の詳細について、図17のフ
ローチャートに基づき説明する。まず、スキャンスター
ト要求の有無が判定される(#121)。スキャンスタ
ート要求が出されている場合には(#121:YE
S)、メモリモード書き込み動作に必要なコマンドが設
定される(#122)。一方、スキャンスタート要求が
出されていない場合には(#121:NO)、#123
へ進む。
【0063】そして、#123では読み出し動作の有無
が判定される。読み出し動作の要求が出されている場合
には(#123:YES)、表紙大サイズ作成モードが
設定されているか否かが判定される(#124)。表紙
大サイズ作成モードが設定されている場合には(#12
4:YES)、後述する読み出し動作B1が実行された
後(#127)、メインルーチンに戻る。一方、表紙大
サイズ作成モードが設定されていない場合には(#12
4:NO)、表紙大サイズ戻しモードが設定されている
か否かが判定される(#125)。表紙大サイズ戻しモ
ードが設定されている場合には(#125:YES)、
後述する読み出し動作B2が実行された後(#12
6)、メインルーチンに戻る。一方、表紙大サイズ戻し
モードも設定されていない場合には(#125:N
O)、通常読み出し動作が実行された後(#128)、
メインルーチンに戻る。なお、#123において読み出
し要求が出されていない場合には(#123:NO)、
直ちにメインルーチンに戻る。
【0064】ここで、図17のフローチャートに示した
#122におけるメモリモード書き込み動作のコマンド
設定の詳細について、図18のフローチャートに基づき
説明する。このサブルーチン(画像メモリ書き込み制
御)は、表紙大サイズ作成モードが設定された場合にお
けるメモリ書き込み動作に必要なコマンドを設定するた
めのものである。
【0065】最初に、原稿が図3に示されるものである
場合(表紙用原稿がA3両面で作成されている)につい
て説明する。図17の#121でスキャンスタート要求
があった場合に、本サブルーチンが実行され原稿読み込
みモードとなる。
【0066】まず、原稿の読み込みが終了しているか否
かが判断される(#401)。読み込みが終了していな
い場合には(#401:NO)、原稿が1枚目か否かが
判断される(#402)。この#402での判断は、原
稿枚数ステートが「0」であるか否により行われる。な
お、原稿枚数ステートは初期状態において「0」がセッ
トされている。
【0067】そして、原稿が1枚目である場合には(#
402:YES)、その原稿が大サイズ(A4)である
か否かが判別される(#403)。大サイズである場合
には(#403:YES)、原稿の表面の画像が読み込
まれて、右ページのデータがメモリ1へ書き込まれ、左
ページのデータがメモリNへ書き込まれる(#40
4)。次いで、原稿の裏面の画像が読み込まれて、左ペ
ージのデータがメモリ2へ書き込まれ、右ページのデー
タがメモリN−1へ書き込まれる(#405)。ここま
での処理により、表紙用の全データ(4面分)が揃う。
【0068】続いて、原稿枚数ステートが「1」に更新
される。そして、表紙データが全部揃っているか否かが
判断される(#409)。ここでは、表紙データが全部
揃っているので、原稿枚数ステートが「4」に更新され
る(#410)。そして、原稿の読み込みが終了したか
否かが判断される(#411)。原稿の読み込みが終了
していない場合には(#411:NO)、次の原稿が読
み込まれる。ここでは、まだ中身用原稿の読み込みが終
了していないので、中身用原稿の読み込みが行われる。
この場合、原稿枚数ステートが「4」になっているの
で、読み込まれた画像データはページメモリへ書き込ま
れ(#427)、ページメモリアドレスがアップされる
(#428)。順次、この処理が繰り返されることによ
り、中身用原稿も指定のメモリエリアに書き込まれる。
【0069】そして、中身用原稿の読み込みが終了する
と(#411:YES)、読み込み完了フラグが「1」
にされ(#412)、原稿枚数ステートが「0」に更新
される。これで、原稿が図3に示されるものである場合
(表紙用原稿がA3両面で作成されている)についての
画像メモリへの書き込みが終了する。
【0070】次に、原稿が図4に示されるものである場
合(表紙用原稿がA3片面の2枚で作成されている)に
ついて説明する。この場合も図18の#409までは、
前述した場合と同様の処理が行われる。しかし、原稿の
裏面には画像がないため、#405の処理でメモリ2、
メモリN−1へ書き込まれるデータは白紙データ、つま
り原稿が存在しないというデータである。このため、#
409では表紙データが全部揃っていないと判断され
(#409:NO)、原稿枚数ステートは「1」のまま
である。
【0071】従って、原稿の読み込みが続行され、2枚
目の大サイズ原稿が読み込まれる。このとき、原稿枚数
ステートが「1」であるから、読み込んだ原稿が大サイ
ズか否かが判断される(#415)。そして、読み込ん
だ原稿は大サイズであるから(#415:YES)、原
稿の表面の左ページがメモリ2へ書き込まれ、右ページ
がメモリN−1へ書き込まれる。これにより、得ようと
している複写物における表紙の裏面の画像データが得ら
れたことになる。これで、表紙データが全部揃ったの
で、原稿枚数ステートが「4」に更新される(#41
0)。そして、中身用原稿は、前述したのと同様の処理
で読み込まれ、指定のメモリエリアに書き込まれる。
【0072】次に、原稿が図5に示されるものである場
合(表紙用原稿がA4両面の2枚で作成されている)に
ついて説明する。まず、1枚目の原稿が読み込まれ、原
稿が大サイズでないと判断される(#403:NO)。
そして、表面の画像データが表表紙の表ページとしてメ
モリ1へ書き込まれる(#407)。続いて、裏面の画
像データが読み込まれ、そのデータが表表紙の裏ページ
としてメモリ2へ書き込まれる(#408)。ここまで
の処理では、表紙データが全部揃っていないので(#4
09:NO)、原稿枚数ステートは「1」のままであ
る。
【0073】従って、原稿の読み込みが続行され、2枚
目の原稿が読み込まれる。このとき、原稿枚数ステート
が「1」であるから、読み込んだ原稿が大サイズか否か
が判断される(#415)。そして、読み込んだ原稿は
小サイズであるから(#415:NO)、表表紙の裏ペ
ージのデータ、つまりメモリ2にデータがあるか否かが
判断される(#417)。#408において、メモリ2
へデータが書き込まれているので(#417:YE
S)、2枚目の原稿の表面の画像データが読み込まれ、
そのデータが裏表紙の表ページとしてメモリN−1へ書
き込まれる(#418)。続いて、裏面の画像データが
読み込まれ、そのデータが裏表紙の裏ページとしてメモ
リNへ書き込まれる(#419)。
【0074】これにより、得ようとしている複写物にお
ける表紙の裏面の画像データが得られたことになる。こ
れで、表紙データが全部揃ったので、原稿枚数ステート
が「4」に更新される(#410)。そして、中身用原
稿は、前述したのと同様の処理で読み込まれ、指定のメ
モリエリアに書き込まれる。
【0075】最後に、原稿が図6に示されるものである
場合(表紙用原稿がA4片面の4枚で作成されている)
について説明する。まず、1枚目の原稿が読み込まれ、
原稿が大サイズでないと判断される(#403:N
O)。そして、画像データが表表紙の表ページとしてメ
モリ1へ書き込まれる(#407)。続いて、裏面の画
像データが読み込まれ、そのデータが表表紙の裏ページ
としてメモリ2へ書き込まれる(#408)。なお、原
稿の裏面には画像が存在しないため、メモリ2へは白紙
データが書き込まれることになる。ここまでの処理で
は、表紙データが全部揃っていないので(#409:N
O)、原稿枚数ステートは「1」のままである。
【0076】従って、原稿の読み込みが続行され、2枚
目の原稿が読み込まれる。このとき、原稿枚数ステート
が「1」であるから、読み込んだ原稿が大サイズか否か
が判断される(#415)。そして、読み込んだ原稿は
小サイズであるから(#415:NO)、表表紙の裏ペ
ージのデータ、つまりメモリ2にデータがあるか否かが
判断される(#417)。#408において、メモリ2
へ白紙データが書き込まれているので(#417:N
O)、2枚目の原稿の表面の画像データが読み込まれ、
そのデータが表表紙の裏ページとしてメモリ2へ書き込
まれる(#420)。そして、原稿枚数ステートが
「2」に更新される(#421)。
【0077】続いて、3枚目の原稿が読み込まれる。こ
のとき、原稿枚数ステートが「2」であるから(#42
2:YES)、読み込んだ画像データが裏表紙の表ペー
ジとしてメモリN−1へ書き込まれる(#423)。そ
して、原稿枚数ステートが「3」に更新される(#42
4)。
【0078】さらに、4枚目の原稿が読み込まれる。こ
のとき、原稿枚数ステートが「3」であるから(#42
5:YES)、読み込んだ画像データが裏表紙の裏ペー
ジとしてメモリNへ書き込まれる(#426)。
【0079】これで、表紙データが全部揃ったので、原
稿枚数ステートが「4」に更新される(#410)。そ
して、中身用原稿は、前述したのと同様の処理で読み込
まれ、指定のメモリエリアに書き込まれる。
【0080】続いて、上記の処理により画像メモリに書
き込まれた画像データを読み出すための読み出し動作に
ついて説明する。まず、図17のフローチャートに示し
た#127における読み出し動作B1の詳細について、
図19のフローチャートに基づき説明する。このサブル
ーチンは、表紙大サイズ作成モードが設定された場合に
おけるメモリ読み出し動作に必要なコマンドを設定する
ためのものである。
【0081】まず、読み出しステートの判定が行われ
(#301,#307,#314)、該当する読み出し
ステート番号により以下の処理が行われる。読み出しス
テートが「0」の場合には(#301:YES)、表紙
大サイズ作成モードにおける表表紙の表ページおよび裏
表紙の表ページに画像形成するための準備が行われる。
すなわち、伸長要求バッファにページ番号「2」および
「N−1」が登録される(#302,#303)。次い
で、プリント要求バッファに、印刷用紙の「表面」に対
するプリント要求と、印刷用紙のサイズとしてA3T
(A3サイズ縦置き)が登録される(#304,#30
5)。そして、読み出しステートが「1」に更新された
後(#306)、メインルーチンへ戻る。
【0082】読み出しステートが「1」の場合には(#
307:YES)、表紙大サイズ作成モードにおける表
表紙の裏ページおよび裏表紙の裏ページに画像形成する
ための準備が行われる。すなわち、まず給紙回答を受信
したか否かが判断される(#308)。そして、給紙回
答を受信した場合には(#308:YES)、伸長要求
バッファにページ番号「1」および「N」が登録される
(#309,#310)。次いで、プリント要求バッフ
ァに印刷用紙の「裏面」に対するプリント要求が登録さ
れる(#311)。そして、読み出しステートが「2」
に更新され(#312)、印刷用紙の出力が何番目であ
るかを示す変数mに「3」が代入された後(#31
3)、メインルーチンへ戻る。
【0083】読み出しステートが「2」の場合には(#
314:YES)、表紙大サイズ作成モードにおける表
紙以外の中間ページの第1面(表面)に画像形成するた
めの準備が行われる。すなわち、まず給紙回答を受信し
たか否かが判断される(#315)。そして、給紙回答
を受信した場合には(#315:YES)、全ページの
読み出しが終了したか否かが判断される(#316)。
読み出しが終了していない場合には(#316:N
O)、伸長要求バッファにページ番号として変数mが登
録される(#317)。例えば、初めて#317の処理
が実行される場合には、ページ番号としてm=3が登録
される。次いで、プリント要求バッファに印刷用紙の
「表面」に対するプリント要求と、印刷用紙のサイズと
してA4Y(A4サイズ横置き)が登録される(#31
8,#319)。その後、変数mに「m+1」が代入さ
れて(#321)、メインルーチンに戻る。
【0084】なお、#315の判断において、給紙回答
を受信していない場合には(#315:NO)、直ちに
メインルーチンに戻る。また、#316の判断におい
て、全ページの読み出しが終了している場合には(#3
16:YES)、全ての印刷用紙の供給が終了したこと
になるので、読み出しステートが「0」に更新された後
(#320)、メインルーチンに戻る。
【0085】次に、図17のフローチャートに示した#
126における読み出し動作B2の詳細について、図2
0のフローチャートに基づき説明する。このサブルーチ
ンは、表紙大サイズ戻しモードが設定された場合におけ
るメモリ読み出し動作に必要なコマンドを設定するため
のものである。
【0086】まず、読み出しステートの判定が行われ
(#330,#336,#343)、該当する読み出し
ステート番号により以下の処理が行われる。読み出しス
テートが「0」の場合には(#330:YES)、表紙
大サイズ戻しモードにおける第1ページに画像形成する
ための準備が行われる。すなわち、伸長要求バッファに
ページ番号「1」が登録される(#331)。次いで、
プリント要求バッファに印刷用紙の「表面」に対するプ
リント要求と、印刷用紙のサイズとしてA4Y(A4サ
イズ横置き)が登録される(#332,#333)。そ
して、読み出しステートが「1」に更新され(#33
4)、さらに印刷用紙の出力が何番目であるかを示す変
数mに「2」が代入された後(#335)、メインルー
チンへ戻る。
【0087】読み出しステートが「1」の場合には(#
336:YES)、表紙大サイズ戻しモードにおける第
2ページ以降に画像形成するための準備が行われる。す
なわち、まず給紙回答を受信したか否かが判断される
(#337)。そして、給紙回答を受信した場合には
(#337:YES)、全ページの読み出しが終了した
か否かが判断される(#338)。読み出しが終了して
いない場合には(#338:NO)、伸長要求バッファ
にページ番号として変数mが登録される(#339)。
例えば、初めて#339の処理が実行される場合には、
ページ番号としてm=2が登録される。次いで、プリン
ト要求バッファに印刷用紙の「表面」に対するプリント
要求と、印刷用紙のサイズとしてA4Y(A4サイズ横
置き)が登録される。その後、変数mに「m+1」が代
入されて(#342)、メインルーチンに戻る。
【0088】なお、#337の判断において、給紙回答
を受信していない場合には(#337:NO)、直ちに
メインルーチンに戻る。また、#338の判断におい
て、全ページの読み出しが終了している場合には(#3
38:YES)、全ての印刷用紙の供給が終了したこと
になるので、読み出しステートが「0」に更新された後
(#343)、メインルーチンに戻る。
【0089】これらの処理により、大サイズで作成され
た表紙用原稿がA4Y(A4サイズ横置き)の4ページ
に分割されて複写され、中身用原稿はそのままのサイズ
で複写される。
【0090】以上、詳細に説明したよう本実施の形態に
係るデジタルコピー機1によれば、操作パネルOPの設
定キー97で表紙大サイズ作成モードを選択することに
より、表紙のみを大サイズで作成した複写物が得られ
る。また、設定キー98で表紙大サイズ戻しモードを選
択することにより、表紙のみが大サイズで作成された原
稿から小サイズに統一した複写物が得られる。
【0091】なお、上記した実施の形態は単なる例示に
すぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であるこ
とはもちろんである。例えば、上記実施の形態では、メ
モリユニット部30に設けられた画像メモリ304は、
書き込み動作と読み出し動作を、それぞれ同時に独立し
て行えるものであれば、複数のメモリチップを用いても
良く、また1つのメモリチップの領域を分割して用いて
も良い。
【0092】また、デジタルコピー機1にフィニッシャ
を装着することにより、表紙のみを大サイズで作成した
複写物を中折りにして、その中に中身として作成した複
写物を入れ込んで中央でステープリングすることができ
る。これにより、体裁の良い製本物を簡単な操作で作成
することができる。
【0093】
【発明の効果】以上、説明した通り本発明の画像形成装
置によれば、表紙のみを大サイズで作成した複写物、あ
るいは表紙のみ大サイズで作成された原稿から小サイズ
に統一した複写物を、複写モードを選択するという簡単
な操作で作成することができる。これにより、特殊なペ
ージ編集作業が不要となるとともに、操作ミスによるミ
スコピーが確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るデジタルコピー機の全体構成
図である。
【図2】操作パネルの構成を示す平面図である。
【図3】表紙大サイズ作成モードで作成する複写物の原
稿の一例を説明する説明図である。
【図4】同じく、表紙大サイズ作成モードで作成する複
写物の原稿の一例を説明する説明図である。
【図5】同じく、表紙大サイズ作成モードで作成する複
写物の原稿の一例を説明する説明図である。
【図6】同じく、表紙大サイズ作成モードで作成する複
写物の原稿の一例を説明する説明図である。
【図7】表紙大サイズ作成モードで作成された複写物を
説明する説明図である。
【図8】表紙大サイズ戻しモードで作成された複写物を
説明する説明図である。
【図9】図1のデジタルコピー機における制御部の回路
構成を示すブロック図である。
【図10】図1のデジタルコピー機におけるメモリユニ
ット部の回路ブロック図である。
【図11】図10のメモリユニット部における符号メモ
リの構成を説明する説明図である。
【図12】図11の符号メモリを管理するための管理テ
ーブルを説明する説明図である。
【図13】操作パネルの各種キー入力、表示部への表示
出力の制御処理を示すフローチャート図である。
【図14】図1のデジタルコピー機における全体動作の
制御処理を示すフローチャート図である。
【図15】図10のメモリユニット部における制御処理
を示すフローチャート図である。
【図16】入力信号の制御処理を示すフローチャート図
である。
【図17】メモリ読み出し動作に必要なコマンド設定の
制御処理を示すフローチャート図である。
【図18】表紙大サイズ作成モード時のメモリ書き込み
動作に必要なコマンド設定の制御処理を示すフローチャ
ート図である。
【図19】表紙大サイズ作成モード時のメモリ読み出し
動作に必要なコマンド設定の制御処理を示すフローチャ
ート図である。
【図20】表紙大サイズ戻しモード時のメモリ読み出し
動作に必要なコマンド設定の制御処理を示すフローチャ
ート図である。
【符号の説明】
1 デジタルコピー機 10 走査系 20 画像信号処理部 30 メモリユニット部 40 印刷処理部 60 プリントヘッド 70A 現像・転写系 97 設定キー(表紙大サイズ作成モード) 98 設定キー(表紙大サイズ戻しモード) 500 自動両面原稿送り装置 600 再給紙ユニット OP 操作パネル
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DB09 FA27 FB12 FD08 2H072 AB07 5C062 AA05 AB02 AB20 AB43 AC09 AC60 AC67 AC71 AF07 AF10 BA00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取り画像信号に変換して出力
    する画像読み取り手段と、画像信号を記憶する記憶手段
    と、前記記憶手段から読み出された画像信号に基づき記
    録体上に画像を形成する作像手段とを備え、記録体に画
    像を形成する画像形成装置において、 原稿のうちの1枚が両面印刷の大サイズ原稿であり、そ
    の他は小サイズ原稿である場合に、前記大サイズ原稿に
    おける表面の画像を大サイズの表紙用記録体の表面に配
    置し、前記大サイズ原稿における裏面の画像を前記大サ
    イズの表紙用記録体の裏面に配置するとともに、前記小
    サイズ原稿における画像を小サイズの中身用記録体の表
    面に配置する表紙大サイズ複製モード制御手段を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿を読み取り画像信号に変換して出力
    する画像読み取り手段と、画像信号を記憶する記憶手段
    と、前記記憶手段から読み出された画像信号に基づき記
    録体上に画像を形成する作像手段とを備え、記録体に画
    像を形成する画像形成装置において、 原稿のうちの1枚は1ページと最終ページとが片面に印
    刷された大サイズ原稿で、他の1枚は2ページと最終ペ
    ージの1つ前のページとが片面に印刷された大サイズ原
    稿であり、その他は小サイズ原稿である場合に、前記1
    ページと最終ページが印刷された大サイズ原稿における
    画像を大サイズの表紙用記録体の表面に配置し、前記2
    ページと最終ページの1つ前のページが印刷された大サ
    イズ原稿における画像を前記大サイズの表紙用記録体の
    裏面に配置するとともに、前記小サイズ原稿における画
    像を小サイズの中身用記録体の表面に配置する表紙大サ
    イズ複製モード制御手段を有することを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取り画像信号に変換して出力
    する画像読み取り手段と、画像信号を記憶する記憶手段
    と、前記記憶手段から読み出された画像信号に基づき記
    録体上に画像を形成する作像手段とを備え、記録体に画
    像を形成する画像形成装置において、 原稿のうちの1枚は1ページと2ページとが両面に印刷
    された小サイズ原稿で、他の1枚は最終ページと最終ペ
    ージの1つ前のページとが両面に印刷された小サイズ原
    稿であり、その他は小サイズ原稿である場合に、前記両
    面に印刷された2枚の小サイズ原稿における表面の画像
    を大サイズの表紙用記録体の表面に配置し、前記両面に
    印刷された2枚の小サイズ原稿における裏面の画像を前
    記大サイズの表紙用記録体の裏面に配置するとともに、
    その他の原稿における画像を小サイズの中身用記録体の
    表面に配置する表紙大サイズ作成モード制御手段を有す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿を読み取り画像信号に変換して出力
    する画像読み取り手段と、画像信号を記憶する記憶手段
    と、前記記憶手段から読み出された画像信号に基づき記
    録体上に画像を形成する作像手段とを備え、記録体に画
    像を形成する画像形成装置において、 原稿の全てが小サイズ原稿である場合に、1ページおよ
    び最終ページの原稿における画像を大サイズの表紙用記
    録体の表面に配置し、2ページおよび最終ページの1つ
    前のページの原稿における画像を前記大サイズの表紙用
    記録体の裏面に配置するとともに、その他のページの原
    稿における画像を小サイズの中身用記録体の表面に配置
    する表紙大サイズ作成モード制御手段を有することを特
    徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載する画像
    形成装置において、 原稿のサイズが大サイズであるか小サイズであるかを判
    別する原稿サイズ判別手段を有し、 前記表紙大サイズ複製モード制御手段は、前記原稿サイ
    ズ判別手段の判別結果に応じて画像の配置を決定するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項3または請求項4に記載する画像
    形成装置において、 原稿のサイズが大サイズであるか小サイズであるかを判
    別する原稿サイズ判別手段を有し、 前記表紙大サイズ作成モード制御手段は、前記原稿サイ
    ズ判別手段の判別結果に応じて画像の配置を決定するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿を読み取り画像信号に変換して出力
    する画像読み取り手段と、画像信号を記憶する記憶手段
    と、前記記憶手段から読み出された画像信号に基づき記
    録体上に画像を形成する作像手段とを備え、記録体に画
    像を形成する画像形成装置において、 原稿のうちの1枚が両面印刷の大サイズ原稿であり、そ
    の他は小サイズ原稿である場合に、前記大サイズ原稿の
    画像を分割して4枚の小サイズの記録体に配置するとと
    もに、前記小サイズ原稿における画像を小サイズの中身
    用記録体の表面に配置する表紙大サイズ戻しモード制御
    手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項6までのいずれか1
    つに記載する画像形成装置において、 大サイズの表紙用記録体に画像形成された表紙を中折り
    した中に、小サイズの中身用記録体に画像形成された中
    身を入れ込み、それらを中央で綴じる表紙大サイズ綴じ
    処理を指示する指示手段を備えることを特徴する画像形
    成装置。
JP23950099A 1999-08-26 1999-08-26 画像形成装置 Pending JP2001069298A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106803861A (zh) * 2015-11-25 2017-06-06 富士通株式会社 文档扫描辅助装置及文档扫描方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106803861A (zh) * 2015-11-25 2017-06-06 富士通株式会社 文档扫描辅助装置及文档扫描方法

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