JP2001069006A - インクリメンタル信号処理方法及び装置 - Google Patents

インクリメンタル信号処理方法及び装置

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JP2001069006A
JP2001069006A JP23798799A JP23798799A JP2001069006A JP 2001069006 A JP2001069006 A JP 2001069006A JP 23798799 A JP23798799 A JP 23798799A JP 23798799 A JP23798799 A JP 23798799A JP 2001069006 A JP2001069006 A JP 2001069006A
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JP
Japan
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incremental signal
frequency
incremental
twice
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP23798799A
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English (en)
Inventor
Muneaki Kubota
宗明 久保田
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のインクリメンタル信号処理方法及び装
置は、高い回転速度の周波数に合わせたクロック信号の
みで2度読み回路部を駆動していたため、低い回転速度
での2度読みの精度が低下し、ノイズが入っていた。 【解決手段】 本発明によるインクリメンタル信号処理
方法及び装置は、インクリメンタル信号(3)の回転速度
に応じて2度読み回路部(1)を駆動する駆動用クロック
信号(5)の周波数を変えることにより、低速から高速ま
で最適な駆動用クロック信号(5)で駆動して高精度の2
度読みを行う構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクリメンタル
信号処理方法及び装置に関し、特に、インクリメンタル
信号の回転速度すなわち周波数に応じて駆動用クロック
信号の周波数を変えることにより、低い周波数のクロッ
ク信号でもインクリメンタル信号の2度読みを行えるよ
うにして、ノイズに対する信頼性を向上させるための新
規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のインクリ
メンタル信号処理方法及び装置としては、図2で示され
る構成が採用されていた。すなわち、図2において符号
1で示されるものは周知の2度読み回路部(インクリメ
ンタル信号3を時間差の状態で2度読む)であり、この
2度読み回路部1には、エンコーダの検出部2で得られ
予め波形整形後のインクリメンタル信号3が入力されて
いると共に、クロック生成部4からのクロック信号が駆
動用クロック信号5として入力されている。従って、こ
の駆動用クロック信号5の周波数によって2度読み回路
部1が駆動されてインクリメンタル信号3の2度読みが
行われ、この2度読み回路部1からの出力信号1aが次
の処理を行う回路6へ印加される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のインクリメンタ
ル信号処理方法及び装置は、以上のように構成されてい
たため、次のような課題が存在していた。すなわち、エ
ンコーダの回転速度が上がると、インクリメンタル信号
の周波数が上がるため、最高回転速度でのインクリメン
タル信号も2度読みできるように高い周波数のクロック
信号を用い、全回転速度のインクリメンタル信号を2度
読みしていた。そのため、2度読みは一般的にクロック
信号の周波数が低い方がノイズに対して効果が大きい
が、前述の従来技術では高い周波数のクロック信号しか
用いていないため、回転速度の低い状態のインクリメン
タル信号の2度読みにも、ノイズに対して効果が小さい
高い周波数のクロック信号しか使うことができなかっ
た。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、インクリメンタル信号の回
転速度すなわち周波数に応じて駆動用クロック信号の周
波数を変えることにより、低い周波数のクロック信号で
もインクリメンタル信号の2度読みを高精度に行えるよ
うにして、ノイズに対する信頼性を向上させるようにし
たインクリメンタル信号処理方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるインクリメ
ンタル信号処理方法は、検出部から得られたインクリメ
ンタル信号を2度読み回路部で2度読みするようにした
インクリメンタル信号処理方法において、前記インクリ
メンタル信号の回転速度に応じて前記2度読み回路部を
駆動する駆動用クロック信号の周波数を変える方法であ
り、また、検出部から得られたインクリメンタル信号を
2度読み回路部で2度読みするようにしたインクリメン
タル信号処理装置において、前記インクリメンタル信号
の回転速度を検出するための回転速度検出回路部と、前
記回転速度検出回路部の回転速度検出値が入力されると
共にクロック生成部からのクロック信号が入力されるセ
レクタと、前記セレクタから前記2度読み回路部に入力
される駆動用クロック信号とを備え、前記インクリメン
タル信号の回転速度に応じて前記駆動用クロック信号の
周波数を前記セレクタで変える構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるイ
ンクリメンタル信号処理方法及び装置の好適な実施の形
態について説明する。なお、従来例と同一又は同等部分
については、同一符号を用いて説明する。図1において
符号1で示されるものは周知の2度読み回路部であり、
この2度読み回路部1にはエンコーダの検出部2で得ら
れ予め波形整形後のインクリメンタル信号3が入力され
ている。
【0007】前記インクリメンタル信号3は、エンコー
ダの回転速度すなわち周波数を検出するための回転速度
検出回路部10に入力され、このインクリメンタル信号
3の回転速度(すなわち周波数)を検出した回転速度検
出値10aは、選択回路よりなるセレクタ11に入力さ
れていると共に、このセレクタ11にはクロック生成部
4からのクロック信号4a〜4nが入力されている。こ
のクロック信号4a〜4nは、エンコーダの最も低い回
転数から最も高い回転数に合わせた数種類の周波数で構
成されている。
【0008】前記セレクタ11は、前記回転速度検出値
10aに応じて前記各クロック信号4a〜4nを選択し
て駆動用クロック信号5として2度読み回路部1に入力
することができるように構成されている。
【0009】従って、前述の構成において、インクリメ
ンタル信号3の回転速度すなわち周波数が低い時又は高
い時でも、その回転速度に応じたクロック信号4a〜4
nがセレクタ11で選択されて駆動用クロック信号5と
して2度読み回路部1に入力され、インクリメンタル信
号3が如何なる速度すなわち周波数であっても、その周
波数に応じてノイズ等に対して最も効果的な2度読みを
行うことができる。
【0010】なお、前述の構成においては、セレクタ1
1を用いた場合について述べたが、セレクタ11を用い
ることなく、回転速度検出値10aをクロック生成部4
の時定数として用いることにより、クロック生成部4か
ら連続的にかつ可変的に駆動用クロック信号5の周波数
を変えるように構成することもできる。
【0011】
【発明の効果】本発明によるインクリメンタル信号処理
方法及び装置は、以上のように構成されているため、次
のような効果を得ることができる。すなわち、インクリ
メンタル信号の回転速度すなわち周波数に応じて駆動用
クロック信号を可変しているため、低い回転から高い回
転迄、最も効果的な2度読みを行うことができ、信頼性
の高いエンコーダを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクリメンタル信号処理装置を
示すブロック図である。
【図2】従来構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 2度読み回路部 2 検出部 3 インクリメンタル信号 4 クロック生成部 5 駆動用クロック信号 10 回転速度検出回路部 11 セレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出部(2)から得られたインクリメンタ
    ル信号(3)を2度読み回路部(1)で2度読みするようにし
    たインクリメンタル信号処理方法において、前記インク
    リメンタル信号(3)の回転速度に応じて前記2度読み回
    路部(1)を駆動する駆動用クロック信号(5)の周波数を変
    えることを特徴とするインクリメンタル信号処理方法。
  2. 【請求項2】 検出部(2)から得られたインクリメンタ
    ル信号(3)を2度読み回路部(1)で2度読みするようにし
    たインクリメンタル信号処理装置において、前記インク
    リメンタル信号(3)の回転速度を検出するための回転速
    度検出回路部(10)と、前記回転速度検出回路部(10)の回
    転速度検出値(10a)が入力されると共にクロック生成部
    (4)からのクロック信号(4a〜4n)が入力されるセレクタ
    (11)と、前記セレクタ(11)から前記2度読み回路部(1)
    に入力される駆動用クロック信号(5)とを備え、前記イ
    ンクリメンタル信号(3)の回転速度に応じて前記駆動用
    クロック信号(5)の周波数を前記セレクタ(11)で変える
    構成としたことを特徴とするインクリメンタル信号処理
    装置。
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