JP2001066658A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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Publication number
JP2001066658A
JP2001066658A JP24565999A JP24565999A JP2001066658A JP 2001066658 A JP2001066658 A JP 2001066658A JP 24565999 A JP24565999 A JP 24565999A JP 24565999 A JP24565999 A JP 24565999A JP 2001066658 A JP2001066658 A JP 2001066658A
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JP
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camera
display
charging
charger
cpu
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24565999A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Nishida
隆勇 西田
Masataka Ide
昌孝 井出
Keigo Ito
圭吾 伊藤
Mitsumasa Okubo
光將 大久保
Katsutoshi Nishiuchi
勝敏 西内
Osamu Nonaka
修 野中
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単純な構成としつつもユーザが所望とするとき
に明確な充電中表示を行うことを実現し、充電作業の誤
認を防止し、且つ、カメラのデザイン性を損なうことな
く、コストアップを招くことのないカメラシステムを提
供する。 【解決手段】本発明は、カメラ1と、当該カメラ1と接
続されて使用される別体の充電器2とからなるカメラシ
ステムであって、上記カメラ1の充電状態に係る情報を
表示すると共に上記カメラ1の撮影に係る情報を表示す
るLCD表示部25が同一の外装窓部に設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用の交流電源
からのエネルギーをカメラの充電用に用いる、カメラと
充電器からなるカメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラは、自動露出制御用、
ストロボ発光のために電池を搭載しているが、近年のマ
イクロコンピュータ制御による全自動化に伴い、電気回
路に対する依存が強くなる傾向にあるのが実状である。
【0003】かかる傾向の下、カメラの使用に際して電
池交換を常に意識するのは煩わしいことであり、また電
池の廃棄による環境に対する影響を考慮する必要もあ
る。
【0004】これに鑑みて、例えば特開平7−1461
5号公報では、充電器を用いて充電式としたカメラの電
源システムに関する技術が開示されている。
【0005】即ち、同公報により開示された技術では、
充電可能な2次電池をカメラ本体に装填し、充電器によ
り無接点方式の充電を行うと共に、充電レベル等の更新
を行うために無接点の交信を行うことを可能としてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
は撮影したい時には確実に充電されていて、操作時には
直ぐに作動し、例えばシャッタチャンスを逃すような事
態を回避することが求められる機器である。例えば、旅
行に行く前日に、充電を行なったつもりが、カメラが充
電時に正しく充電器に接続されておらず、旅先で撮影す
る際に作動しないといった事態を回避することはユーザ
も嘱望するところである。
【0007】また、カメラは、撮影機能の他、携帯性も
重視されるが、かかる携帯性を向上させると共に、外観
のデザインをスマートにさせる事が、市場において優位
性を獲得する上でも重要視されている。従って、例え
ば、充電中表示を行う表示部材もスマートなデザインの
中に自然に収めることが重要である。
【0008】今日では、カメラの前面に開閉自在のバリ
ア部材を設け、非撮影時には当該バリア部材を閉じる事
によって撮影レンズやファインダの窓を隠すようなデザ
インの製品も市場に出ている。しかし、そのような流れ
の中で、充電式カメラだからといって、充電表示用の窓
を別途設けると、デザインを損ねるおそれがあるので、
あまり好ましいものであるとは言えない。
【0009】このような場合、充電器側に表示手段を設
ける事も考えられるが、一般に、充電器側の回路は汎用
の回路で廉価に出回っているため、こちらを工夫する事
は、その汎用性を失わせ、コストアップを招くことが多
かった。
【0010】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、単純な構成としつつもユ
ーザが所望とするときに明確な充電中表示を行うことを
実現し、充電作業の誤認を防止し、且つ、カメラのデザ
イン性を損なうことなく、コストアップを招くことのな
いカメラシステムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様では、カメラと、当該カメラと
接続されて使用される別体の充電器とからなるカメラシ
ステムにおいて、上記カメラの充電状態に係る情報を表
示する第1の表示手段と、上記カメラの撮影に係る情報
を表示する第2の表示手段と、を有し、上記第1及び第
2の表示手段が同一の外装窓部に設けられていることを
特徴とするカメラシステムが提供される。
【0012】第2の態様では、上記第1の態様におい
て、上記第1及び第2の表示手段にエネルギーを供給す
る複数の電源手段を更に有し、上記カメラの充電時及び
非充電時で供給元の電源手段を切り替えることを特徴と
するカメラシステムが提供される。
【0013】第3の態様では、上記第1の態様におい
て、上記第1及び第2の表示手段は、カメラのセルフタ
イマ表示用のLED、液晶のバックライト、補助光用の
照明手段の少なくともいずれかであり、上記カメラの充
電時には、上記撮影に係る制御形式とは異なる制御形式
で当該第1及び第2の表示手段の表示を行うように制御
することを特徴とするカメラシステムが提供される。
【0014】第4の態様では、上記第1の態様におい
て、上記第1及び第2の表示手段は、カメラ外装に取り
付けられた7セグメントタイプのLCDドットマトリク
スタイプのLCDであり、充電中と撮影中とで表示の向
きを反転可能であることを特徴とするカメラシステムが
提供される。
【0015】上記第1乃至第3の態様によれば、以下の
作用が奏される。
【0016】即ち、本発明の第1の態様では、上記カメ
ラの充電状態に係る情報を表示する第1の表示手段と、
上記カメラの撮影に係る情報を表示する第2の表示手段
とが同一の外装窓部に設けられている。
【0017】第2の態様では、上記第1の態様におい
て、上記カメラの充電時及び非充電時で供給元の電源手
段が切り換えられる。
【0018】第3の態様では、上記第1の態様におい
て、上記第1及び第2の表示手段は、カメラのセルフタ
イマ表示用のLED、液晶のバックライト、補助光用の
照明手段の少なくともいずれかで構成され、上記カメラ
の充電時には、上記撮影に係る制御形式とは異なる制御
形式で当該第1及び第2の表示手段の表示が行われるよ
うに制御される。
【0019】第4の態様では、上記第1の態様におい
て、上記第1及び第2の表示手段が、カメラ外装に取り
付けられた7セグメントタイプのLCDドットマトリク
スタイプのLCDで構成され、充電中と撮影中とで表示
の向きを反転可能とされる。
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0020】図1は本発明の第1の実施の形態に係るカ
メラシステムの概念図である。
【0021】同図において、カメラ1は充電器2に搭載
されている。このように、カメラ1が充電器2に載せら
れている場合、カメラ1は充電状態にある。
【0022】しかし、上記充電器2とカメラ1の位置関
係がずれると、正しく充電が行われない可能性が高い。
そこで、この実施の形態では、カメラ1と充電器2の位
置関係が正しいかどうかを検出する手段を設け、正しい
場合はカメラ1側の発光部4を発光させて、ユーザーが
充電状態を認知できるようにしている。
【0023】上記カメラ1が正しく充電器2上に位置し
ているかどうかは、カメラ1の底面に設けられたスイッ
チ3のON/OFF状態に基づいて検出する。
【0024】尚、図中、符号5は家庭用のAC電源に接
続するコンセント部を示しており、符号25は各種表示
を行う為のLCD表示部を示している。
【0025】この第1の実施の形態では、特に高周波で
トランスに電流を流して磁気エネルギーの結合によって
充電を行う方式を前提としている。
【0026】ここで、充電器2側のトランスは、カメラ
1の側面にて磁気エネルギーを供給するように、充電器
2の台から略垂直に立った突起部2aに内蔵されてい
る。このような工夫によって、トランス部にゴミが貯ま
ったり、異物が置かれて、磁気エネルギーによる発熱が
起こることを防止している。
【0027】図2は上記カメラ1と充電器2の詳細な構
成を示すブロック図である。
【0028】同図において、充電器2のコンセント部5
から入力された電気エネルギーは、AC/ACコンバー
タ13でトランス11に高周波の電流信号として供給さ
れ、発生した磁気信号は、カメラ1側のトランス12に
入力されて電気的なエネルギーに変換され、整流回路1
4を介して二次電池9に供給される。
【0029】この二次電池9に蓄積されたエネルギーに
よって、カメラ全体のシーケンス制御が行われる。実際
にシーケンス制御を行うのは、ワンチップマイコン等で
構成された中央演算処理装置(CPU;Central Processi
ng Unit)10で、先の電池電源をフィルタ回路7で安
定させた電源によってエネルギー供給される。
【0030】上記カメラ1を充電器2にセットすると、
上記CPU10のポート6bとグランドラインは、充電
器2を介してショートされるので、CPU10は、この
ポート6bの電位をモニタすることで、充電器2にカメ
ラ1が正しくセットされたか、又は充電中ではないか等
を判断することができることになる。
【0031】CPU10は、この状態検知によってセル
フタイマ用のLED(発光部)4を制御するトランジス
タ8aを制御して充電表示をしても良いが、二次電池9
が完全に放電された後は、CPU10が正しく作動しな
い。そこで、第1の実施の形態では、トランス12の
後、バッテリチェック回路14で整流される前に、脈動
する電圧を用いて充電時はLED(発光部)4を駆動す
る。
【0032】トランジスタ8bのベースは、抵抗を介し
てポート6bで接地されて、LED(発光部)4をON
させる。つまり、充電中のLED(発光部)4の制御
は、CPU10による制御ではないので、充電電圧が不
十分でも、充電器2にカメラ1が正しく置かれれば、カ
メラ1と充電器2の接点の位置関係によって、CPU1
0を介することなく、LED(発光部)4の表示制御が
なされる。
【0033】トランスで磁気結合して充電するタイプで
は、トランス間のギャップが大きく効率に影響するの
で、上述したような工夫をしないと、カメラ1と充電器
2の突起部2aとの密着が悪くなって、効率が劣化す
る。LED(発光部)4が点灯すれば、このギャップが
適当だと判断できることになる。
【0034】こうして充電が進んで、CPU10が作動
開始すると、先に説明したポート6bのレベル判定で、
CPU10は充電中か否かを判断する。さらに、バッテ
リチェック回路15のレベルから、充電が完了したか否
かを検出できるので、この時には、CPU10はトラン
ジスタ8aをON/OFF制御して、LED(発光部)
4に流す電流量を増減させて点灯状態を変えてもよい。
【0035】以下、図3のフローチャートを参照して、
第1の実施の形態に係るカメラシステムの「セルフLE
D制御」の動作を説明する。
【0036】セルフLED制御の動作に入ると、先ず、
CPU10は、充電中かどうかを判断する(ステップS
1)。そして、充電中であると判断された場合には、C
PU10は、バッテリチェックの結果を判断する(ステ
ップS2)。ここで、バッテリチェックの結果、充電完
了と判断された場合には、トランジスタ8aのON/O
FFを切換え(ステップS4)、充電未完了と判断され
た場合には、トランジスタ8bをOFFし(ステップS
3)、上記ステップS1に戻る。
【0037】一方、上記ステップS1にて、充電中でな
いと判断された場合には、CPU10は、セルフモード
とするかを判断し(ステップS5)、セルフモードとし
ない場合には上記ステップS1に戻り、セルフモードと
する場合には、セルフモードに設定して(ステップS
6)、リターンする。
【0038】以上説明した、第1の実施の形態によれ
ば、部品を共用し、高い効率で正しく充電可能なカメラ
システムを提供することができる。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0040】図4は第2の実施の形態に係るカメラシス
テムの構成図である。
【0041】第2の実施の形態では、単に、カメラ1と
充電器2が正しくセットされた事のみならず、カメラ1
側に設けられたLCD表示部25を有効に活用して、例
えば図9(a)に示されるように、ユーザ30が充電状
態を一見して判るようにしている。このLCD表示部2
5の表示に先立って、トランス12から電気エネルギー
が供給されると、抵抗を介してLED4が点灯する。
【0042】カメラ1側のCPU10は、カメラ全体の
シーケンスを制御する。
【0043】つまり、測距部20の出力に基づいてピン
ト合せ部23を制御し、測光部24の出力に基づいて露
出制御部(シャッタ等)22を制御する。また、手ブレ
が起こりそうなシーンでは、ストロボ部21を発光させ
る。
【0044】また、カメラ外装に設けられたLCD表示
部25は、カメラの撮影モード設定部26の設定結果を
表示したり、日付写し込み表示やフィルムコマ等の情報
を表示するためのもので、これらもCPU10によって
制御される。
【0045】また、CPU10は、A/D変換部10a
を内蔵しており、電池電圧をバッテリチェック回路15
を介してモニタし、二次電池9に充電される電流量を切
り換えるためのスイッチ部27を駆動制御する。
【0046】以下、図5のフローチャートを参照して、
第2の実施の形態に係るカメラシステムによる充電のシ
ーケンスを詳細に説明する。
【0047】この充電動作に入ると、先ず、CPU10
は、カメラ1を充電器2にセットすればONするような
構成の開始スイッチ28の入力の有無を判断する(ステ
ップS11)。その判断の結果、充電開始と判定される
と、所定の開始表示がLCD表示部25上に表示される
(ステップS12)。
【0048】尚、このLCD表示部25としては、ドッ
トマトリクス表示タイプのものを想定しており、本実施
の形態では、漢字二文字までは表示したいので、30×
15以上のドットを持つものを採用している。
【0049】即ち、ここでは、例えば図6(a)に示さ
れる表示がなされる。本表示は、図6(b)に示される
ようにスクロールされる。これにより、ユーザに充電中
である旨をより明確に示唆し、当該ユーザに安心感を与
えている。
【0050】その後に、タイマをリセットし(ステップ
S13)、バッテリチェック回路15により最初のバッ
テリチェックを行う(ステップS14)。
【0051】そして、CPU10は、定電流回路等から
なるスイッチ部を小電流モードに設定し(ステップS1
5)、20分のタイマの計時終了判定をすると(ステッ
プS16)、再度バッテリチェックを行い(ステップS
17)、最初のバッテリチェックの結果VBC1と今回の
結果VBC2との差ΔVBCを計算し(ステップS18)、
この演算結果に基づいて、充電がどれくらい進んだか、
二次電池9の充電量レベル等を判定する(ステップS1
9)。
【0052】この判定の結果、20分の充電でも所定量
ΔVBC0に達しなかった場合は、充電失敗と判断し、図
6(c)に示されるように警告表示を行い(ステップS
20)、スイッチ27をOFFして(ステップS2
1)、二次電池9への充電を中止する。この表示は、点
滅表示にすると判りやすい。
【0053】これに対して、上記ステップS19にて、
二次電池9に異常はないと判断された場合には(ステッ
プS19)、充電電流量をスイッチ27の制御により増
加させ(ステップS22)、バッテリチェック、ピーク
検出、充電中表示を繰り返しながら充電を継続する(ス
テップS22乃至S25)。
【0054】ここで、図6(e)は、充電量と電圧の関
係を示す図である。
【0055】同図に示されるように、ニッカドやニッケ
ル、水素電池等、代表的な二次電池では、図6(e)に
示されるように100%充電の後、電圧が低下する現象
が見られるので、このピークを検出すれば満充電検知が
可能となる。
【0056】かかる点に鑑みて、この第2の実施の形態
に係るカメラシステムでは、CPU10が継続的にバッ
テリチェック結果をモニタして、そのピークが検知がさ
れた場合に(ステップS23)、カメラのLCD表示部
25に、図6(d)に示されるような終了表示を出し
(ステップS24)、スイッチ27をOFFし(ステッ
プS21)、充電を停止し、充電制御を終了することと
している。
【0057】以上説明したように、第2の実施の形態に
よれば、カメラのLCD表示部25を有効に用いてユー
ザーに判り易く確実な充電表示を示唆することが可能な
カメラシステムを提供することができる。
【0058】尚、以上説明した第2の実施の形態に係る
カメラシステムでは、LCD表示部25としてドットマ
トリクスのLCDを採用していたが、次に説明する第3
の実施の形態に係るカメラシステムは、当該LCD表示
部25を、7セグメントタイプのコマ数表示用LCDで
構成したものである。
【0059】以下、第3の実施の形態について詳述す
る。
【0060】図7は、7セグメントタイプのコマ数表示
用LCDの表示態様の一例を示す図である。図7(a)
に示されるような2つの7セグメントを採用すれば、図
7(b)に示されるようなコマ数表示や、図7(c),
(d)に示されるようなエンプティ/フルの表示が可能
となり、上記第2の実施の形態が採用したドットマトリ
クスよりも廉価な表示が実現される。
【0061】ここで、図8(a)は、第3の実施の形態
に係るカメラシステムの構成を示す回路構成図である。
【0062】一般に、LCDは暗い所では見えないので
バックライトを具備するカメラが開発されているが、こ
の第3の実施の形態では、図8(a)に示されるよう
に、LCDのバックライト用のLED4a,4bを充電
表示に兼用することで、さらに判り易い表示を実現して
いる。
【0063】上記LED4a,4bとしては、同一パッ
ケージに2つのチップが入れられたものを想定してお
り、発光色が違えば通常のバックライト4bの発光
(緑)と、充電中表示(バックライト4aの赤色LED
発光)を明確に区別してユーザに判り易く伝えることが
できる。
【0064】充電用トランス二次側12の出力電圧によ
っては、CPU10は動作不能な低電圧でも、充電表示
用LED4aは発光する。
【0065】しかし、CPU10がトランジスタ8のベ
ースをLレベルにすることにより発光が停止され、充電
器2から外されると、トランス12はエネルギを出さな
い。これにより、バックライト点灯時には、トランジス
タ8のベース制御とスイッチ29の制御によって、LE
D4bのみが発光制御される。
【0066】この第3の実施の形態では、図8(b)に
示されるように、充電器2にカメラ1が置かれると、L
CD表示部25が赤く光って充電中表示をなす。そし
て、充電が進むに従って、図8(c)に示されるよう
に、LCD表示をチャージ0〜チャージ7へ(C0〜C
F)と切り換えることで、充電完了までの時間をユーザ
に判り易く示唆することとしている。尚、先に図6
(e)に示したような充電特性をCPU10の内蔵RO
Mに予め記憶させておき、現在の電圧と当該記憶値とを
比較することで、上記判断は可能となる。
【0067】また、撮影時にカメラを構える時は、ユー
ザはカメラ1の背面からLCD表示部25を見ることに
なるが、カメラ1を部屋に飾る時は、デザインからして
も図9(a)に示されるように、レンズの前方からユー
ザがLCD表示部25を見ることが多いと考えられる。
【0068】このような事情に鑑みれば、図8(b)に
示されるように、フィルムコマ表示25aは正方向か
ら、充電表示25bは対向位置から読めるようにするの
が好適である。そこで、図8(a)に示されるように、
CPU10に表示反転部10aを設け、充電中と撮影中
とで表示の向きを可変自在としている。
【0069】また、充電完了までの時間表示について
も、図9(c)に示されるようにデート写し込み表示部
を兼用すればよいが、日付けを出す場合に対し(図9
(b)参照)、7セグメントを反射にして充電に必要な
時間表示を行う。この時、コマ数表示があると混乱する
ので、コマ数はOFFする。
【0070】このような工夫で、充電状態をユーザに判
り易く伝えることができる(図9(d)のステップS3
1乃至S35参照)。
【0071】次に、第4の実施の形態について説明す
る。
【0072】この第4の実施の形態は、充電器2側にも
制御回路や表示部を設けて、ユーザにとって、より判り
易い表示を実現するものである。
【0073】図10は第4の実施の形態に係るカメラシ
ステムの構成図である。
【0074】同図に示されるように、カメラボディ10
0の上部には、レリーズボタンRSW、モード切り換え
ボタンMDSW、フィルム巻き戻しボタンRWSW、及
び各種の表示を行うLCD表示部105が配設されてい
る。
【0075】カメラボディ100の前面には、レンズ鏡
筒181、パワースイッチPWSWが設けられている。
このパワースイッチPWSWがオンされると、レンズ鏡
筒181は、沈胴状態から繰り出され、前面に突出す
る。
【0076】また、カメラ前面には、ズームのアップダ
ウンを行うZUPSW,ZDNSW、ファインダ窓18
2、測光センサ109、リモコンセンサ110、セルフ
タイマ表示LED112のそれぞれの窓、キセノン管1
54を含むストロボ窓が配設されている。さらに、上記
レンズ鏡筒181の下部には、測距用の投光部107、
受光部108が配設されている。
【0077】また、カメラボディ100の底部には、三
脚取り付けネジ穴H101が設けられている。さらに、
カメラボディ100の内部には、CPU101をはじめ
とする各種電気回路、及び二次電池103、これに充電
するためのコイルL1等が設けられている。
【0078】一方、カメラ100内の二次電池103に
非接触にて充電するための充電器200の内部には、充
電器200の各種制御を行うCPU201、当該CPU
201によって制御されるAC−ACコンバータ20
2、家庭用のコンセントから電源を供給するためのソケ
ット203、カメラ100に充電するためのコイルL2
等が設けられている。さらに、充電貴200の前面に
は、各種表示を行うためのLCD表示器205が設けら
れる。
【0079】また、上記充電器200は、その中央部に
カメラ100が設置可能な開口部が設けられており、そ
の側面には、物体が設置された旨を検知するためのフォ
トリフレクタ206が、その底部には、三脚ネジ穴検知
用の突起状のスイッチPOSSWが設けられている。こ
のスイッチPOSSWは、突出しているとOFFしてお
り、押下されているとONする。また、カメラ100が
正しく充電器200に設置されていると、フォトリフレ
クタ206はONし、POSSWは、その突起部がカメ
ラ100の三脚ネジ穴に入りOFFする。
【0080】さらに、上記充電器200の開口部の側面
には、通信用の発光素子207、受光素子208が設け
られ、カメラ100の測距用の投光部107、受光部1
08と対向する位置になり、光通信が可能となってい
る。また、カメラ100のZDNSWと対向する位置
に、突起P202が設けられている。
【0081】図11は、第4の実施の形態に係るカメラ
システムの回路構成を示す図である。 先ず、カメラ1
00側の構成を説明する。
【0082】同図において、ワンチップマイクロコンピ
ュータ等により構成される中央演算処理装置たるCPU
101は、カメラ側の制御を司る。
【0083】さらに、不揮発性メモリたるEEPROM
102は、現在の撮影済み駒数をはじめとする各種のデ
ータを記憶するものである。
【0084】カメラ100の内部には、繰り返し充電可
能な二次電池103が配置されている。そして、この二
次電池103には、CPU101によって制御されるス
イッチCHSWを介して、コイルL2が接続されてい
る。また、この二次電池103には、電圧検知回路10
3dを介して、分圧された二次電池103の開放電圧を
CPU101でA/D変換して検出可能に構成してい
る。
【0085】上記カメラ100の内部には、レギュレー
タ104が設けられており、CPU101等に過大な電
圧がかかることを防止している。
【0086】さらに、カメラ100の内部には、LCD
表示器105が設けられており、カメラの駒数、設定モ
ード等の情報を外部に表示可能としている。
【0087】また、カメラ100の内部には、AFIC
106、アクティブ測距用の赤外LEDで構成された投
光部107、PSDで構成された受光部108が設けら
れており、公知のアクティブ三角測距を行うことを可能
としている。
【0088】さらに、CDSやSPD等で構成された測
光センサ109、SPD等で構成されたリモコンセンサ
110、LED発光回路111、更にセルフタイマの際
にその旨を告知するLED112も設けられている。
【0089】上記CPU101のポートには、先に記し
た各種スイッチ(RWSW,RSW,ZUPSW,ZD
NSW,MDSW,PWSW)が電気的に接続されてい
る。さらに、装填されているフィルムの情報が、DXコ
ードのような形で、上記CPU101のポートに入力さ
れる構成となっている。
【0090】ここで、カメラ100のZDNSWは、カ
メラ100が充電器200に正しくセットされると、当
該カメラ100のZDNSWが充電器200側の当該Z
DNSWと対向する位置に設けられた突起P202によ
り押下され、ON状態となり(図13(b)参照)、セ
ットが不完全だと押下されずONしないように(図13
(a)参照)構成されている。
【0091】さらに、カメラ100内には、ストロボ回
路150が設けられている。これは、充電回路151、
整流ダイオード152、ストロボコンデンサ153、キ
セノン管154、トリガ回路155からなり、充電の開
始と停止、トリガ制御はCPU101により制御される
ことになる。
【0092】次に、充電器200側の構成を説明する。
【0093】充電器200の内部には、CPU201が
設けられており、これにより各部の制御が行われる。A
C/ACコンバータ202は、家庭用の交流電源(例え
ば、100V、50Hz)を充電に好適な周波数・電圧
(例えば、10V、100kHz)に変換するものであ
る。この電源は、コンセント203から供給され、変換
出力はコイルL1に出力される。このAC/ACコンバ
ータ202は、上記変換動作をCPU2によってON/
OFF可能に構成されている。
【0094】AC/DCコンバータ204は、上記家庭
用の交流電源をDC電源(例えば、5V)に変換する。
この電源により、CPU201は動作する。
【0095】LCD表示器205は、充電器200の動
作に関する情報を表示する。
【0096】フォトリフレクタ(PR)206は、先に
述べたように、充電器200にカメラ100がセットさ
れたか否かを判定するものであり、その出力は、CPU
201に伝達される。赤外線を出力可能な発光素子20
7は、CPU2のポートからの信号に基づいて駆動され
る。一方、受光素子208は、カメラ100側からの赤
外線を検出し、その出力をCPU2に伝達する。
【0097】この第4の実施の形態では、発光素子10
7の出力を受光素子208で受け、また発光素子207
の出力を受光素子(PSD)108で受けることによ
り、カメラ100と充電器200が通信を行うことにな
る。
【0098】以上の他、カメラ100が正しく充電器2
00に設置されているか否かを検出するPOSSWが設
けられており、出力はCPU201に接続されている。
【0099】ここで、カメラ100が充電器200の正
しい位置にセットされていれば、図12(a)に示され
るように、POSSWは三脚ネジ穴に入り込む形でOF
Fし、セット位置がずれていれば、図12(b)に示さ
れるように、POSSWはONする。この時、カメラの
セルフタイマ用のLEDや、その他表示手段を制御し
て、ユーザに正しくカメラがセットされたか否かを認知
させる。
【0100】以下、図14のフローチャートを参照し
て、上記CPU1のカメラの充電に関する処理のシーケ
ンスを説明する。
【0101】カメラ100は、パワーオン状態では鏡筒
181が前方に繰り出されている為、そのまま充電器2
00にセットすることはできない。
【0102】従って、カメラ100をパワーオフさせて
セットすることになるが、カメラ100は、この時、ス
タンバイ状態(省電力状態)になっているため、充電の
際カメラはスタンバイ状態からスタートする(ステップ
S101)。
【0103】この際、PWSW、RWSW、及びZDN
SWでスタンバイリリースがかかるようになっており、
ZDNSWでスタンバイリリースがかかった場合は、ス
テップS102に進む。このステップS102では、発
光素子107を所定のプロトコルで発光させ、受光素子
108に所定の応答(エコーバック)が有ったか否かを
みることになる(ステップS103)。
【0104】ここで、所定の応答があれば、後述するサ
ブルーチン「充電モード」を実行する(ステップS30
0)。これに対して、応答がなければ、通信を開始して
から所定時間が経過したか否かをモニタしながら(ステ
ップS104)、上記通信動作を所定間隔でリトライし
続ける。そして、所定時間が経過した場合は、上記ステ
ップS101に戻ってスタンバイ状態となる。
【0105】ここで、図16のフローチャートを参照し
て、上記サブルーチン「充電モード」のシーケンスを詳
細に説明する。
【0106】先ず、CPU101で二次電池103の電
圧を検出し、その値と、EEPROM102から読み出
されたフル充電時の電圧に相当する値から、二次電池1
03がフル充電されているか否かの判定を行い(ステッ
プS301)、フル充電ならばステップS306に進
み、フル充電でなければステップS302に進む。
【0107】そして、ステップS302では、通常リー
ク電流を阻止するためオフしているCHSWをオンさ
せ、次いで、充電コマンドを充電器200側に送信する
(ステップS303)。次に、充電器200からのエコ
ーバックがあったか否かを判断し(ステップS30
4)、充電器20からのエコーバックがあればステップ
S305へ進み、エコーバックがなければステップS3
09へ進む。
【0108】続いて、後に述べるカメラのLCD表示器
105の設定を行う(ステップS305)。そして、充
電済みの電荷のレベルを通信にて充電器200に送信し
(ステップS306)、さらにフィルムの残り駒数を通
信にて充電器200に送信する(ステップS307)。
【0109】そして、ストロボコンデンサ153の電圧
をCPU101のA/Dコンバータを用いて検出し、必
要な場合は充電を行う(ステップS308)。この際、
不図示の充電中を示すランプの表示は、この二次電池1
03の充電中は一切表示させない。また、充電の詳細に
ついては後に詳しく述べる。このステップS308の処
理の後は、ステップS301に戻る。
【0110】上記ステップS304にて、エコーバック
がない場合には、カメラ100が充電器200から取り
外されたか、または充電器の電源が抜かれたと判断し、
CHSWをOFFさせ(ステップS309)、リターン
する(ステップS310)。
【0111】次に、図15のフローチャートを参照し
て、CPU201の充電器200の制御に関する処理の
シーケンスを説明する。
【0112】充電器200は、通電と同時に、カメラ1
00のセットを待つ待機モードに入る(ステップS20
1)。そして、PR206を動作させて、カメラ100
等の物体がセットされたか否かを判断する(ステップS
202,S203)。ここで、物体が検知されなければ
上記ステップS201へ戻り、物体が検知されたら、ス
テップS204以降の処理に進むことになる。
【0113】ステップS204では、POSSWがOF
Fされているか否かをみて(S204)、OFFしてい
なければ正しくセットされていない(カメラ100に位
置ずれがあるか、カメラ100以外の物が置かれてい
る)と判断し、上記ステップS201へ戻る。
【0114】一方、上記ステップS204でOFFが確
認できれば、コマンド受信モードに入り、カメラ100
からの通信を待つ(ステップS205)。そして、所定
時間内にコマンドが通信によって送られれば、ステップ
S208へ進む。
【0115】一方、所定時間内にコマンドが通信によっ
て送られなければ、所定時間充電動作を行った後、充電
をオフする(ステップS207)。これは、カメラの二
次電池103が、CPU101動作できない程に消耗し
ていた場合、CPU101を起動させられる程度にまで
充電するためである。また、カメラ100が故障してい
て動作しない場合や、カメラ100以外の物体で長時間
作動してしまうことを防止するために、所定時間後に充
電をオフする。
【0116】続いて、充電器200がカメラ100から
の通信を受け付けたことをカメラ100に伝達するため
に、所定のコードをエコーバックする(ステップS20
8)。そして、受け付けたコマンドに対応する動作(例
えば、AC/AC202をオンさせて充電動作を開始さ
せる)を行い(ステップS209)、それに対応した表
示を設定し(ステップS210)、上記ステップS20
5へ戻る。
【0117】次に、図17を参照して、カメラ100の
LCD表示器105の表示設定について説明する。
【0118】カメラ100は、パワーオフされた状態
(スタンバイ状態)では、表示を消している(図17
(a)参照)。そして、パワーオンしているときは、図
17(b)に示されるような表示を行う。一方、二次電
池103を充電している際は、図17(c)〜図17
(f)に示される表示がなされる。
【0119】この際、上記の充電済みの電荷のレベル、
即ちL0からL2のレベルに対応して、バッテリ残量表
示がなされる。
【0120】次に、図18を参照して、充電器200の
LCD表示器205の表示設定について説明する。
【0121】充電器200のコンセントがセットされて
いない場合は、図18(a)に示されるように表示は消
えている。コンセントが差し込まれ、カメラ100が充
電器200にセットされていないか、セットが正しくな
いか、または正しくセットされていてもカメラ100の
CPU101が動作できない場合は、図18(b)に示
される表示がなされる。充電中の場合は、カメラ100
と同様に図18(c)乃至図18(f)に示される表示
がなされる。
【0122】仮に、充電中にカメラ100が充電器20
0から取り外され、その直前の状態が1本のフィルム撮
影を保証できないL0以下のレベルの場合は、図18
(g)に示されるようにバッテリマークが一定時間点滅
し、且つ警告音を発することにより警告を行い、図18
(b)に示される表示に戻る。
【0123】図18(g)に示される警告表示をなす条
件としては、充電器200側で設定を変更可能になって
おり、充電中のカメラ100にフィルムが装填されてい
る場合は、カメラ100から送信される残り駒数情報
と、バッテリレベルの詳細情報を基に、充電器200が
残り駒数を撮影可能なレベル充電されていないと判断し
た場合にのみ、上記警告を発するように設定することも
できる。
【0124】次に、図19を参照して、ストロボコンデ
ンサ153の充電動作について説明する。この第4の実
施の形態では、カメラ100が充電器200にセットさ
れている間は、充電器200からカメラ100が外され
た場合、即座にストロボ撮影が可能になるように、常に
ストロボコンデンサ153が発光可能なレベルに充電制
御するようになっている。即ち、図19のように、発光
可能の下限電圧になると、ストロボ充電する。
【0125】次に、図20を参照して、二次電池103
への充電の詳細を説明する。
【0126】図20は、放電が進んだ二次電池103が
装填されたカメラ100を充電器200にセットした場
合の、当該二次電池103の電圧変化を示す図である。
【0127】完全に放電が進んでいると、CPU101
も動作できないため、カメラ100と充電器200の通
信は行われない。その場合、先に述べたように、CPU
101が動作可能となるレベルLcpuまでは、充電器
が強制的に充電する。
【0128】そして、二次電池103がLcpuのレベ
ルまで達すると、カメラ100と充電器200とは、相
互に通信しながら充電することになる。
【0129】図中のL0は、例えば常温で36枚撮りフ
ィルムが1本撮影出来るレベルの二次電池103の電
圧、L1は規定した最低温度でフィルムが1本撮影でき
るレベル、L2はカメラとして保証しているフィルム撮
影本数、即ち、例えば常温で24枚撮りフィルム10本
を撮影できるレベル、L3は二次電池103のフル充電
を示す電圧である。カメラ100が充電器200にセッ
トされると、必ずL3レベルまで充電し、その後は、L
3とL2の間に設けられたLcレベルになると、再度L
3まで充電することとしている。
【0130】以上説明したように、本発明によれば、非
接触にてカメラと充電器が相互に通信しながら充電等の
動作を進めていくため、双方に充電のレベルを含めた適
切な表示が可能であり、またカメラ側で検出した正確な
二次電池電圧に基づいて充電制御できるため、過充電を
引き起こすことなく高速な充電が可能である。
【0131】また、カメラが正しくセットされているか
を検知しているため、不必要な充電動作をしたり、別の
金属等の物体がセットされた際充電動作によりこれを加
熱させてしまうことがない。また、カメラは、通常パワ
ーオフでスタンバイ状態であり、バッテリの消耗を最小
限にでき、且つ充電器にセットされた場合はスタンバイ
が解除されるので、充電モードに入り、充電に対応でき
る。
【0132】また、バッテリが放電しきっていており、
カメラが通信不能の場合でも、通信可能となるレベルま
で強制的に充電するため、充電する二次電池の状況に関
わらず充電出来る。また、カメラが充電器から取り外さ
れた場合に、そのバッテリの充電度合いに応じて警告を
発するため、ユーザが撮影中に、意に反して電池切れを
起こす確率を低減できる。
【0133】また、充電中、その充電度合いに応じて、
カメラと充電器の双方にレベル表示をするため、表示が
見える角度が広く、見易くなる。また、位置ずれ検出は
三脚ネジ穴で行い、充電器セット時はZDNSWにより
スタンバイリリースする等、カメラの撮影に必要な部材
と充電に必要な部材を兼用しているため、別個に設ける
よりもカメラを小型にでき、コストも安くできる。
【0134】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を
逸脱しない範囲で種々の改良、変更が可能であることは
勿論である。例えば、充電が不十分な際の警告は、充電
器側のみでなく、カメラ側で警告してもよいし、双方で
行っても良い。また、カメラ側の通信手段は測距装置を
用いなくてもよく、測光手段やリモコンセンサ、セルフ
用を含めたいずれかの表示用発光素子、ストロボ等他の
発光手段、受光手段を用いてもよい。また、充電器にセ
ットした際のスタンバイリリース手段は、ZDNSW以
外の、PWSW、RWSW等その他のスイッチで行って
も良い。
【0135】尚、本発明の上記実施の形態には以下の発
明が含まれる。
【0136】(1)カメラと、当該カメラと接続されて
使用される別体の充電器とからなるカメラシステムにお
いて、上記カメラの充電状態に係る情報を表示する第1
の表示手段と、上記カメラの撮影に係る情報を表示する
第2の表示手段と、を有し、上記第1及び第2の表示手
段が同一の外装窓部に設けられていることを特徴とする
カメラシステム。
【0137】(2)上記第1及び第2の表示手段にエネ
ルギーを供給する複数の電源手段を更に有し、上記カメ
ラの充電時及び非充電時で供給元の電源手段を切り替え
ることを特徴とする上記(1)に記載のカメラシステ
ム。
【0138】(3)上記第1及び第2の表示手段は、カ
メラのセルフタイマ表示用のLED、液晶のバックライ
ト、補助光用の照明手段の少なくともいずれかであり、
上記カメラの充電時には、上記撮影に係る制御形式とは
異なる制御形式で当該第1及び第2の表示手段の表示を
行うように制御することを特徴とする上記(1)に記載
のカメラシステム。
【0139】(4)上記第1及び第2の表示手段はフィ
ルムのコマ数表示、または日付表示を行う液晶手段であ
って、上記充電時には、充電のレベル、時間に関する表
示形態に変更する変更手段を有する上記(1)に記載の
カメラシステム。
【0140】(5)上記第1及び第2の表示手段は、カ
メラ外装に取り付けられたドットマトリクスタイプのL
CDであり、充電中は表示をスクロールさせることを特
徴とする上記(1)に記載のカメラシステム。
【0141】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
単純な構成としつつもユーザが所望とするときに明確な
充電中表示を行うことを実現し、充電作業の誤認を防止
し、且つ、カメラのデザイン性を損なうことなく、コス
トアップを招くことのないカメラシステムを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るカメラシステ
ムの概念図である。
【図2】カメラ1と充電器2の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】第1の実施の形態に係るカメラシステムの「セ
ルフLED制御」の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】第2の実施の形態に係るカメラシステムの構成
図である。
【図5】第2の実施の形態に係るカメラシステムによる
充電のシーケンスを詳細に説明するフローチャートであ
る。
【図6】(a)は充電表示を示す図であり、(b)は当
該充電表示がスクロールする様子を示す図であり、
(c)は警告表示の様子を示す図であり、(d)は充電
終了の様子を示す図であり、(e)は充電量と電圧の関
係を示す図である。
【図7】7セグメントタイプのコマ数表示用LCDの表
示態様の一例を示す図である。
【図8】(a)は、第3の実施の形態に係るカメラシス
テムの構成を示す回路構成図であり、(b)は充電中表
示の様子を示す図であり、(c)はLCD表示の移り変
わりを示す図である。
【図9】(a)はカメラ1側に設けられたLCD表示部
25を有効活用する様子を示す図であり、(b)は日付
表示を示す図であり、(c)はデート写し込み表示を示
す図であり、(d)は上記表示動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図10】第4の実施の形態に係るカメラシステムの構
成図である。
【図11】第4の実施の形態に係るカメラシステムの回
路構成を示す図である。
【図12】スイッチPOSSWの動作状態を説明するた
めの図である。
【図13】スイッチZDNSWの動作状態を説明するた
めの図である。
【図14】CPU1のカメラの充電に関する処理のシー
ケンスを説明するフローチャートである。
【図15】CPU201の充電器200の制御に関する
処理のシーケンスを説明するフローチャートである。
【図16】サブルーチン「充電モード」のシーケンスを
詳細に説明するフローチャートである。
【図17】カメラ100のLCD表示器105の表示設
定について説明するための図である。
【図18】充電器200のLCD表示器205の表示設
定について説明するための図である。
【図19】ストロボコンデンサ153の充電動作につい
て説明するための図である。
【図20】二次電池103への充電の詳細を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 充電器 3 スイッチ 4 発光部 5 コンセント部 25 LCD表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 圭吾 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大久保 光將 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 西内 勝敏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 野中 修 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H002 BC11 HA11 2H102 AB01 AB15 BA12 BB05 BB08 BB24 2H105 EE27 5C022 AA13 AB15 AC16 AC73

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラと、当該カメラと接続されて使用
    される別体の充電器とからなるカメラシステムにおい
    て、 上記カメラの充電状態に係る情報を表示する第1の表示
    手段と、 上記カメラの撮影に係る情報を表示する第2の表示手段
    と、を有し、上記第1及び第2の表示手段が同一の外装
    窓部に設けられていることを特徴とするカメラシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記第1及び第2の表示手段にエネルギ
    ーを供給する複数の電源手段を更に有し、上記カメラの
    充電時及び非充電時で供給元の電源手段を切り替えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
  3. 【請求項3】 上記第1及び第2の表示手段は、カメラ
    のセルフタイマ表示用のLED、液晶のバックライト、
    補助光用の照明手段の少なくともいずれかであり、上記
    カメラの充電時には、上記撮影に係る制御形式とは異な
    る制御形式で当該第1及び第2の表示手段の表示を行う
    ように制御することを特徴とする請求項1に記載のカメ
    ラシステム。
  4. 【請求項4】 上記第1及び第2の表示手段は、カメラ
    外装に取り付けられた7セグメントタイプのLCDドッ
    トマトリクスタイプのLCDであり、充電中と撮影中と
    で表示の向きを反転可能であることを特徴とする請求項
    1に記載のカメラシステム。
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