JP2001063331A - ストラットマウント - Google Patents

ストラットマウント

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JP2001063331A
JP2001063331A JP23798699A JP23798699A JP2001063331A JP 2001063331 A JP2001063331 A JP 2001063331A JP 23798699 A JP23798699 A JP 23798699A JP 23798699 A JP23798699 A JP 23798699A JP 2001063331 A JP2001063331 A JP 2001063331A
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JP
Japan
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inner member
vehicle
strut mount
cylinder piece
inner cylinder
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JP23798699A
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Yoshiyuki Irie
義幸 入江
Akinari Kodama
陽成 児玉
Akira Suzuki
顕 鈴木
Toshihiro Kakimoto
敏宏 柿本
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数が少なく、製造工数も少なく、従って
製造コストが低く、かつ車両走行による振動によっても
ゴム弾性体の摩耗が発生することのないストラットマウ
ントを提供する。 【解決手段】ショックアブソーバー52のピストンロッ
ド55の端部と連結される内筒ピース2とその外周面を
囲む弾性体4とが内筒ピース2の軸芯位置LCがマウン
ト中心LAから偏位するように一体成形された外形が前
後方向に対称形である内側部材4と、上下一対のケース
からなり、その間に形成される空間に内側部材を収容し
て車両ボディに装着される外側部材7とから構成され、
上ケースは前後のいずれの向きでも内側部材4を嵌合可
能な非円形の凹状部30を有し、凹状部底部に長孔状開
口部21が形成されており、内側部材4は凹状部よりも
大きく形成されて、外側部材7に圧縮状態にて嵌合され
たストラットマウント1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用サスペンシ
ョンにおいてショックアブソーバーと車両ボディの間に
車両の左右に対称に1対にて介設されるストラットマウ
ントに関する。
【0002】
【従来の技術】ストラットマウントとしては、特開平1
0−220519号公報、実開昭58−104444号
公報、特開昭56−63143号公報記載の技術が公知
である。特開平10−220519号公報記載のストラ
ットマウントは、内側部材とこれを収容するケースから
構成されており、実開昭58−104444号公報、特
開昭56−63143号公報記載のストラットマウント
は、ケースを使用せず、上金具、下金具とゴム状弾性体
が一体化された構成である。
【0003】図5は従来のストラットマウントの実装状
態を示す横断側面図である。垂直方向との傾斜角λは、
キングピン角である。図5に示すように、ストラットマ
ウント51は、例えば自動車用(車両用)サスペンショ
ンにおけるショックアブソーバー52と車両ボディ53
の間に介設されてショックアブソーバー52と車両ボデ
ィ53との間を繋ぐ役割をする部品である。
【0004】自動車用サスペンションにおいては、車輪
側に接続されるアウターチューブ54と車両ボディ側に
接続されるピストンロッド55とを有するショックアブ
ソーバー52が配備されていて、アウターチューブ54
およびピストンロッド55の外周にはコイルスプリング
SPが同軸で嵌め合わせられている。
【0005】一方、ストラットマウント51は、ショッ
クアブソーバー52のピストンロッド55の端部と連結
される内筒ピース56と内筒ピース56の周面を囲む弾
性体57とが一体成形された内側部材58と、上下一対
のケース59,60から構成され、両ケース59,60
の間に形成される空間に内側部材58を嵌合、収容する
外側部材61とを備えている。
【0006】ストラットマウント51を実装する場合、
先端部をボルト状に形成したピストンロッド55の頭部
を内筒ピース56に挿通し、先端部をナットで固着して
内筒ピース56とピストンロッド55を結合するととも
に、ストラットマウント51の外側部材61の周縁部を
ボルトナット63で車両ボディ53に取り付ける。これ
により、ストラットマウント51がショックアブソーバ
ー52と車両ボディ53の間に介設され、弾性体のせん
断変形により、振動伝達を防止する効果を発揮するもの
である。
【0007】他方、自動車用サスペンションにおいて
は、ショックアブソーバー52は左右の各車輪に1個づ
つ、左右対称に一対配設されるものであり、これに対応
してストラットマウント51も左右に一対並んで取り付
け配備される。従って、ストラットマウントは場合、図
6に示すように、左側のストラットマウント51Lと右
側のストラットマウント51Rとで取り付けは垂直軸を
軸芯として180度回転させた状態、即ち車両前後方向
に逆向きでなされることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知のストラッ
トマウント装置は、いずれも、ショックアブソーバーの
ピストンロッド55を嵌合する内筒ピース56の軸芯位
置がマウント中心と一致した構造を有するものであり、
ピストンロッド55を内筒ピースに挿通して固定するた
めのナット62を装着するためのケース金具の開口部は
円形に形成されている。
【0009】ショックアブソーバーは、車両垂直方向か
ら車両左右方向内側に傾斜して立設され、車体を支持す
るが、車両の直進走行安定性を向上させるためには、図
7に示したように、さらに車両前後方向で、車体中央方
向にもキャスター角θをもって傾斜させることが有効で
ある。
【0010】上記のようにキャスター角を有するショッ
クアブソーバーを使用した車両のモデルチェンジや改良
において、車両の直進走行安定性をよりよくするため
に、キャスター角の変更が行われる場合が有る。かかる
場合に、車両の骨格を変更することなく、また車体側の
ストラットマウントの取付ボルト位置を変更する等のス
トラットマウントの設計変更を行うこともなく、ストラ
ットマウントを介設してショックアブソーバーを取り付
けることが要求される。
【0011】上記の要求に対応する手段として、ショッ
クアブソーバーのピストンロッドを嵌合する内筒ピース
の軸芯位置とマウント中心とを偏芯させる方法が考えら
れる。具体的には、図6に示したように、マウント中心
LAからLCだけ偏芯したLB位置に内筒ピース56の
軸芯が位置するように構成される。
【0012】しかし、上述のようにストラットマウント
は車両に左右対称に装着されるために、内筒ピース56
の軸芯位置LBとマウント中心LAとを偏芯させると、
従来のようにピストンロッド55を固定するためのナッ
ト62を装着するための金具の開口部が円形であると、
図6に示したように、ショックアブソーバーのピストン
ロッドの端部と連結される内筒ピースが一体成形された
内側部材を収容する上下一対のケースからなる外側部材
51L,51Rは左右同一形状にはならず、左右別々に
作成しなければならないという問題が発生する。特にピ
ストンロッドに固定する金具、車体に固定する金具、並
びにゴムが一体成形された従来のストラットマウントで
は、使用する金具、成形用の金型も含めて左右別とする
ことを回避できず、製造コストが高く、部品点数も多い
ものである。
【0013】製造コスト低減のために、図5の例のよう
に、金具とゴム弾性体を一体化せずに、ゴム弾性体を含
む内側部材とこれを収容する外側部材を別部材とし、外
側部材を車両方向上方に位置する上ケースと下方に位置
する下ケースから構成し、2つのケース部材に凹状部を
形成して内側部材収容空間を形成可能とし、内側部材を
外側部材に形成した内側部材収容空間に収容、固定する
構成も採用されている。
【0014】この場合も上ケースのナット装着孔が円形
であるため、上ケースは左右別部材にせざるを得ず、そ
の上、内側部材の外形と外側部材の内側部材収容空間の
形状がほぼ同じ寸法に構成されているために、走行によ
り車両の重量を支持した状態においてさらに上下方向の
振動や回転方向の振動受ける結果、内側部材のゴム弾性
体と外側部材の凹状部内面との間の摺動摩擦が発生し、
内側部材のゴム弾性体が摩耗してストラットマウントが
所定の効果を発揮しなくなる不具合が発生する。
【0015】本発明の目的は、部品点数が少なく、製造
工数も少なく、従って製造コストが低く、かつ車両走行
による振動によってもゴム弾性体の摩耗が発生すること
のないストラットマウントを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両用サスペ
ンションにおいてショックアブソーバーと車両ボディの
間に車両に左右対称に1対にて介設されるストラットマ
ウントであって、前記ショックアブソーバーのピストン
ロッドの端部と連結される内筒ピースと前記内筒ピース
の外周面を囲む弾性体とが前記内筒ピースの軸芯位置が
マウント中心から偏位するように一体成形され、少なく
とも車両前後方向に対称形である外形を有する内側部材
と、凹状部を有する上下一対のケースからなり、前記凹
状部により形成される空間部に前記内側部材を収容して
車両ボディに取り付けられる外側部材とから構成されて
おり、前記外側部材の上ケースが、内側部材を前後のい
ずれの向きでも嵌合可能な非円形の凹状部を有している
と共に、前記凹状部底部に前記ピストンロッドの先端部
と前記上ケースとの干渉を回避する長孔状開口部が形成
されたものであり、前記内側部材は、少なくとも前記内
筒ピースの径方向に前記凹状部よりも大きく形成されて
おり、前記内側部材が前記外側部材の前記空間部に圧縮
状態にて嵌合されていることを特徴とする。
【0017】内側部材を嵌合する外側部材の上ケースに
形成された凹状部を、非円形の、少なくとも車両前後方
向に関して対称な形状とし、かつ凹状部底部に長孔状の
開口部を形成することにより、内筒ピースの軸芯位置が
マウント中心から偏位するよう構成されていても、ピス
トンロッド先端部と上ケースに生じる各種の干渉が回避
される。
【0018】即ち、上ケースを逆転させても、内側部材
の外形が車両前後方向に関して対称であるために、内側
部材は逆転させずに内筒ピースの軸芯位置が車両左右方
向に関して対称位置、即ち同じLB位置に設置されるよ
うにケースに嵌合可能である。しかも、ピストンロッド
の先端部へのナットの装着固定時の装着操作への干渉の
回避により装着操作が容易に行え、かつ内筒ピースが軸
芯方向の荷重を受けて、弾性体がせん断変形を起こして
その端部が外側部材上ケースより外側に突出するような
変形が生じた場合でも、ピストンロッドの先端が外側部
材上ケースに衝突するという干渉が生じない。
【0019】以上の結果、本発明のストラットマウント
用金具である外側部材上ケースは左右位置のいずれにも
使用可能となり、製作金型を1個削減することができ、
部品点数を削減することができた。
【0020】また内側部材を、少なくとも内筒ピースの
径方向に凹状部よりも大きく形成し、前記内側部材を前
記外側部材に圧縮状態にて嵌合することにより、車両走
行による振動によってもゴム弾性体の摩耗が発生するこ
とのないストラットマウントが得られる。
【0021】マウント中心とは、図2に示すように、車
両を支持する中心であり、通常は外側部材を構成する金
具の車両前後方向に分ける中心線LAがマウント中心と
される。
【0022】また長円状とは、長円、楕円等の形状を含
む概念を意味し、長円において、中央部がくびれた形状
であってもよい。
【0023】なお、上記の構成を満たすためには、内側
部材は、車両左右方向よりも前後方向に長い形状とな
り、内筒ピースが円筒である結果、車両前後方向の弾性
体の厚みが厚くなり、前後方向の弾性率が低下して路面
の継ぎ目通過や小石を踏んだ際に生じる振動(ハーシュ
ネス)を抑制し、また旋回時の姿勢を滑らかさにする効
果が得られる。
【0024】前記内側部材を構成する前記弾性体は、J
IS A硬度が45〜70の加硫ゴムであり、前記圧縮
状態における圧縮率が20〜30%であることが好まし
い。弾性体は加硫ゴムであることが永久歪、クリープが
小さく、好ましい。また硬度がJIS Aにて45未満
では、弾性率が低く、振動吸収には好適であるが、車両
荷重等による歪が大きくなり過ぎる。70を超えると弾
性率が高くなり過ぎて振動吸収性能が低下し、ロードノ
イズが悪化する。
【0025】内側部材を外側部材に嵌合する際の圧縮率
が20未満の場合には、車両走行の振動により内側部材
が外側部材の内部で動いて、摩耗する場合が発生し、3
0を超えると嵌合に要する力が大きくなり過ぎる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は、本発明のストラットマウントの
好適な実施形態を示した組み立て斜視図であり、ストラ
ットマウントは、外側部材を構成する上ケース5、下ケ
ース6、及び内側部材4から構成され、図示の順に嵌合
して製品が形成される。図2は組み立てたストラットマ
ウント1を車両左右に1対配設した上面図である。また
図3はストラットマウントのA−A断面、図4はB−B
断面を示した断面図である。
【0027】上ケース5、下ケース6には、それぞれ凹
状部30、31が形成されており、上下のケースを組み
合わせると、内側部材4を収容する内側部材収容空間が
形成される外側部材7となる。
【0028】本発明のストラットマウント1の外側部材
7の上ケース5は、内側部材4を収容する凹状部30を
有し、前記凹状部30の底面に長孔状開口部21を有す
る。長孔状開口部21は、上述のように長円、楕円等の
形状であってよい。長孔状開口部21は、内側部材4を
外側部材7を構成する上ケース5、下ケース6に収容し
て組み立ててストラットマウント1とした後、図5と同
様な状態にて車両装着時に、ピストンロッドの先端部を
内筒ピース2に嵌挿し、上ケース側に突出したピストン
ロッドの先端部のボルト部にナットを装着して固定する
際に、ナットの装着操作に干渉が起こらず、また内筒ピ
ースが軸芯方向の荷重を受けて、弾性体がせん断変形を
起こしてその端部が外側部材上ケースより外側に突出す
るような変形が生じた場合でも、ピストンロッドの先端
が外側部材上ケースに衝突するという干渉が起こらなけ
れば、その大きさは限定されない。
【0029】上述のストラットマウント1は、図5に示
した従来のストラットマウント51に代えて装着され
る。
【0030】本発明のストラットマウントの外側部材の
上ケース、並びに下ケースは、高剛性材料、好ましくは
鋼板を使用し、平板の打ち抜き、プレス成形にて作製す
ることが好適である。
【0031】図1に示した内側部材は、その外形が少な
くとも車両前後方向にマウント中心線LAに関して対称
であり、またその直角方向に左右対称であることがより
好ましい。形状は車両前後方向に長く、左右方向に短い
楕円ないし長円形である。形状は、前後、左右に対称な
形状であれば限定されることはなく、矩形、6角形であ
ってもよい。内側部材の厚さ方向の形状は、図1に示し
たの例においては、楕円錐台であるが、柱状であっても
よい。
【0032】内側部材4は、ピストンロッド55の端部
が嵌まる内径を有する金属製の内筒ピース2をいわば芯
材にして金型(図示せず)内で加硫成形することにより
ゴム製の弾性体3が一体化されたものであることが、製
造コストの低い製品が得られ、好ましい。金属製の内筒
ピースとゴムの加硫接着は、公知の接着剤を使用して公
知の方法で行われる。
【0033】上ケース5の凹状部底面と接する内側部材
面には、図1に示したように4個の突起29が設けられ
ている。この突起29は、内側部材4を外側部材5に収
容したときに上ケース5の凹状部底面と圧接し、外側部
材5内での内側部材の摺動摩擦を防止する効果をより強
化する作用を有する。
【0034】内側部材は、LAに関して外形が対称形で
あり、LAに直交する方向に関しても対称形である結
果、内筒ピース2の軸芯位置LBがマウント中心LAか
らLC変位した状態において、左右同一の部材を使用す
ることが可能となる。そのため、左右同一の部材が使用
可能であり、製造金型が1個で済み、また部品点数も少
なくて済む。
【0035】上記の上ケース5もLAに関して外形が対
称形であるため、内筒ピース2の軸芯位置LBがマウン
ト中心LAからLC変位した状態において、左右同一の
部材を使用することが可能となる。即ち、上ケース5
を、車両垂直方向の軸を中心にして180度回転させる
と左右対称になり、内側部材は4はそのまま回転させず
に平行移動しても上ケース5の凹状部30に全く同じ状
態で圧縮状態で嵌合可能である。
【0036】図1に示した例においては、内側部材4の
弾性体の側面には、4箇所の上ケースの凹状部30の底
面側程側方に突出する突起23が設けられている。この
突起23は、上ケースの凹状部側面に形成された略同形
状の溝25a〜25dに嵌合し、内側部材4が非円形で
ある構造と共に、ケース内での内側部材の回転による摩
耗、損傷を防止する作用を発揮する。
【0037】下ケース6は、スプリングシート部材6c
と、凹状部31が形成されたカバー部材6bが一体に固
着された構成を有し、ピストンロッド挿通孔33が形成
されている。ピストンロッド挿通孔33は、円形である
必要があり、従って下ケースは左右別部材となる。
【0038】上ケース5と下ケース6は、孔27a〜2
7c、28a〜28cを使用してボルトナットにより固
着され、また車両に装着される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適なストラットマウントの上ケー
ス、内側部材、下ケースを示した組み立て斜視図
【図2】本発明の好適なストラットマウントを使用状態
である車両左右対称に配設した上面図
【図3】ストラットマウントのA−A断面図
【図4】ストラットマウントのB−B断面図
【図5】ストラットマウントの車両装着状況と従来のス
トラットマウントを示した断面図
【図6】従来のストラットマウントをマウント中心とピ
ストンロッドを偏芯させた状態にて配設した状態の上面
【図7】ショックアブソーバーにキャスター角θを付与
した状態を示した図
【符号の説明】
1 ストラットマウント 2 内筒ピース 3 弾性体 4 内側部材 5 上ケース 7 外側部材 21 長孔状開口部 30 上ケース凹状部 52 ショックアブソーバー 55 ピストンロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16F 15/08 F16F 15/08 K (72)発明者 鈴木 顕 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 (72)発明者 柿本 敏宏 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 3D001 AA18 BA02 DA09 3D003 AA04 AA10 BB01 CA60 DA29 3J048 AA02 BA19 EA16 3J059 AD02 AE05 BA42 BC06 BC19 GA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用サスペンションにおいてショック
    アブソーバーと車両ボディの間に、車両に左右対称に1
    対にて介設されるストラットマウントであって、 前記ショックアブソーバーのピストンロッドの端部と連
    結される内筒ピースと前記内筒ピースの外周面を囲む弾
    性体とが前記内筒ピースの軸芯位置がマウント中心から
    偏位するように一体成形され、少なくとも車両前後方向
    に対称形である外形を有する内側部材と、凹状部を有す
    る上下一対のケースからなり、前記凹状部により形成さ
    れる空間部に前記内側部材を収容して車両ボディに取り
    付けられる外側部材とから構成されており、 前記外側部材の上ケースが、車両前後方向いずれの向き
    でも前記内側部材を嵌合可能な非円形の凹状部を有して
    いると共に、前記凹状部底部に前記ピストンロッドの先
    端部と前記上ケースとの干渉を回避する長孔状開口部が
    形成されたものであり、 前記内側部材は、少なくとも前記内筒ピースの径方向に
    前記凹状部よりも大きく形成されており、前記内側部材
    が前記外側部材の前記空間部に圧縮状態にて嵌合されて
    いるストラットマウント。
  2. 【請求項2】 前記内側部材を構成する前記弾性体がJ
    IS A硬度が45〜70の加硫ゴムであり、前記圧縮
    状態における圧縮率が20〜30%である請求項1に記
    載のストラットマウント。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6616160B2 (en) 2001-04-05 2003-09-09 Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. Strut mount

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6616160B2 (en) 2001-04-05 2003-09-09 Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. Strut mount

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