JP2001062341A - 電気集塵フイルターとその製造方法 - Google Patents

電気集塵フイルターとその製造方法

Info

Publication number
JP2001062341A
JP2001062341A JP24473299A JP24473299A JP2001062341A JP 2001062341 A JP2001062341 A JP 2001062341A JP 24473299 A JP24473299 A JP 24473299A JP 24473299 A JP24473299 A JP 24473299A JP 2001062341 A JP2001062341 A JP 2001062341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
dust collecting
ground electrode
ground
filter according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24473299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4156141B2 (ja
Inventor
Takuya Fujimoto
卓也 藤本
Toyoji Okayama
豊治 岡山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP24473299A priority Critical patent/JP4156141B2/ja
Publication of JP2001062341A publication Critical patent/JP2001062341A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4156141B2 publication Critical patent/JP4156141B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
    • Y02A50/2351Atmospheric particulate matter [PM], e.g. carbon smoke microparticles, smog, aerosol particles, dust

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで集塵効率が高く、製造コストの
安い電気集塵フィルターを提供することを目的とする。 【解決手段】 荷電電極1の下流側に設けられる集塵電
極2と、集塵電極2に対向し設けられる対向電極4と荷
電電極1に対向するよう共通電極5を一体的に設けた接
地電極3とを備え、集塵電極2を絶縁フィルム等の絶縁
体24で覆った導体23で構成することにより、接地電
極3の対向電極4を集塵電極2に近づけることが可能と
なり、コンパクトに形成することができるとともに集塵
効率を高めることができる電気集塵フィルターが得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気清浄機、空気
調和機等に用いられる電気集塵フイルターとその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、室内等の空気を清浄化して環境の
良化を図るため、電気集塵フイルターを組み込んだ空気
清浄機や空気調和機が普及しており、電気集塵フイルタ
ーのコンパクト化と集塵効率の向上および製造コストの
低減等を図ることの要望が高まってきている。
【0003】従来、この種の電気集塵フイルターの一例
として図28に示されるものが知られている。以下、そ
の構成について図28を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、電気集塵フイルター10
1のイオナイザ部102の荷電電極103とコレクタ部
104の集塵電極105とに共通の接地電極106集塵
電極105に対向する接地電極106aを備え、イオナ
イザ部102とコレクタ部104とを一体に構成してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
集塵フイルターでは、荷電電極103と集塵電極105
との絶縁距離を大きく取る必要があり、電気集塵フイル
ターの形状が大形になるという課題があり、コンパクト
化を図ることが要求されている。
【0006】また、荷電電極103と集塵電極105間
の距離が離れることにより、集塵効率が悪くなるという
課題があり、集塵効率を高めることが要求されている。
【0007】また、イオナイザ部102の荷電電極10
3と、コレクタ部104の集塵電極105とに共通する
接地電極106と、コレクタ部104の集塵電極105
に対向する接地電極106aは別部材で形成されている
ことにより、組み立てが複雑で組み立て工数が多くかか
り製造コストが高くなるという課題があり、製造コスト
を低減することが要求されている。
【0008】本発明は、上記課題を解決するもので、コ
ンパクトで集塵効率が高く、製造コストの安い電気集塵
フイルターとその製造方法を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電気集塵フイル
ターは上記目的を達成するために、粉塵等を含む空気の
流れの上流側に第1の高電圧が印加されるように設けら
れる荷電電極と、この荷電電極の下流側に前記第1の高
電圧とは異なる第2の高電圧が印加されるように設けら
れる集塵電極と、この集塵電極に対向し設けられる対向
電極と前記荷電電極にも対向する共通電極を一体的に有
した接地電極とを備え、前記集塵電極を絶縁フィルム等
の絶縁体で覆った導体で構成したものである。
【0010】本発明によれば、コンパクトで集塵効率が
高い電気集塵フイルターが得られる。
【0011】また、他の手段は、共通電極形成部と対向
電極形成部を薄肉の導体板で一体的に打抜き、接地電極
形成部を形成するプレス工程と、接地電極形成部を波状
に折り曲げ共通電極と対向電極を有した接地電極を形成
する折り曲げ工程と、導体を絶縁フィルム等の絶縁体で
覆い集塵電極を形成するラミネート工程と、集塵電極板
を蛇行状に曲げて集塵電極を形成する蛇行状工程と、接
地電極と集塵電極とを組み合わせて電気集塵フイルター
を形成する組立工程とにより製造される電気集塵フイル
ターの製造方法とする。
【0012】本発明によれば、コンパクトで集塵効率が
高く、製造コストの安い電気集塵フイルターの製造方法
が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、粉塵等を含む空気の流
れの上流側に第1の高電圧が印加されるように設けられ
る荷電電極と、この荷電電極の下流側に前記第1の高電
圧とは異なる第2の高電圧が印加されるように設けられ
る集塵電極と、この集塵電極に対向し設けられる対向電
極と前記荷電電極にも対向する共通電極を一体的に有し
た接地電極とを備え、前記集塵電極を絶縁フィルム等の
絶縁体で覆った導体で構成したものであり、集塵電極に
対向する接地電極の対向電極を、集塵電極に近づけるこ
とが可能となり、電気集塵フイルターをコンパクトに形
成することができるとともに集塵効率を高めることがで
きるという作用を有する。
【0014】また、共通電極形成部と対向電極形成部を
薄肉の導体板で一体的に打抜き接地電極形成部を波状に
折り曲げ共通電極と対向電極を有した接地電極を形成す
る折り曲げ工程と、導体を絶縁フィルム等の絶縁体で覆
い集塵電極板を形成するラミネート工程と、集塵電極板
を蛇行状に曲げて集塵電極を形成する蛇行曲げ工程と、
接地電極と集塵電極とを組み合わせて電気集塵フイルタ
ーを形成する組立工程とにより製造したものであり、集
塵電極をラミネート工程で電気絶縁処理することによっ
て、接地電極との過大な電気絶縁距離を必要としなくな
り、コンパクトに製造することができるとともに、対向
電極と共通電極の二種類の電極部分を薄肉の導体板を打
抜くプレス工程と波状に折り曲げる折り曲げ工程により
一体的に形成したものであり、対向電極と共通電極との
組み合わせが容易で接地電極の製造コストを低減するこ
とができるという作用を有する。
【0015】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0016】
【実施例】(実施例1)図1〜図16に示すように、粉
塵等を含む空気の流れの上流側に第1の高電圧が印加さ
れるように荷電電極1と、荷電電極1の下流側に第1の
高電圧とは異なる第2の高電圧が印加されるように設け
られる集塵電極2と接地電極3は、集塵電極2に対向し
設けられる対向電極4と荷電電極1にも対向する共通電
極5を一体的に設け、接地電極3は共通電極形成部5a
と対向電極形成部4aを薄肉の導体板で一体的に打抜き
接地電極形成部3aを形成するプレス工程6と、接地電
極形成部3aを波状に折り曲げ、共通電極5と対向電極
4を有した接地電極3を形成する折り曲げ工程7により
形成する。
【0017】そして、接地電極3の下流側となる山形頂
部に空気の流通する開口8と接地電極3を波状に形成す
る折り曲げ治具9に設けた位置決め用ピン9aが係合す
る位置決め孔10および折り曲げを容易にするためのス
リット11を設ける。
【0018】また、接地電極3の山形頂部寄りの側壁に
は、接地電極3と集塵電極2の間の間隔を維持できるよ
うに、接地電極3が波状に折り曲げられたときに対向す
るように側壁の一部を絞り形成したスペーサ12を設け
る。
【0019】また、スペーサ12は、接地電極3の上流
側となる谷部側の折り曲げ線13との間に押え治具14
の押え代15が残存するように設ける。
【0020】また、スペーサ12の形状の一例として図
7に示すように、一方の面に開口部16を設け、反対側
の面に円弧状部17を形成した膨出部によりスペーサ1
2Aを形成したり、図8に示すように、一方の面に開口
部16を設け、反対側の面に円弧状部17を形成した膨
出部の裾の左右に流通孔18を設けスペーサ12Bを形
成したり、図9に示すように、スペーサ12Cの形状を
逆椀状の膨出部19よりなり、逆椀状の膨出部19の裾
の周囲に流通孔18Aを設ける。
【0021】また、図10および図11に示すように、
接地電極3の一部を逆L字状に切起したスペーサ12D
を形成したり台形状に切起こしたスペーサ12Eを設け
ることもできる。
【0022】また、折り曲げ工程7により波状に折り曲
げ形成された接地電極3を折り曲げ治具9より取り外し
搬送できるように搬送用治具20の搬送用ピン21が貫
通する搬送用孔22を接地電極3全体を貫くように設け
る。
【0023】そして、集塵電極2は帯状の導体23を絶
縁フィルム等の絶縁体24で覆い集塵電極板2aを形成
するラミネート工程25と、集塵電極板2aを治具26
aにより蛇行状に曲げて集塵電極2を形成する蛇行曲げ
工程26とにより形成され、接地電極3と集塵電極2と
を組み合わせ電気集塵フイルターを形成する組立工程2
7により製造されるように構成する。
【0024】上記構成において、接地電極3は、プレス
工程6で打抜かれた共通電極形成部5aと対向電極形成
部4aを有した接地電極形成部3aに設けられた位置決
め孔10を折り曲げ工程7の折り曲げ治具9に設けた位
置決め用ピン9aに嵌挿して位置決めしたのち押え治具
14により折り曲げ線13を形成するとともに、折り曲
げ治具9を移動して接地電極形成部3aを波状に折り曲
げ薄板の導板を重合した共通電極5と対向電極4が所定
の間隔で離間した状態の接地電極3を形成し、搬送用治
具20の搬送用ピン21を接地電極3に設けた搬送用孔
22に挿入し、搬送用治具20により接地電極3を折り
曲げ治具9より取り外す。
【0025】一方、集塵電極3は、帯状の導体23をラ
ミネート工程25により絶縁体24で覆った集塵電極板
2aを、蛇行曲げ工程26で蛇行状に曲げて集塵電極2
を形成し、組立工程27で接地電極3に設けられたスペ
ーサ12間に集塵電極2が挟持されるように組み合わ
せ、接地電極3と集塵電極2が挟持されるように組み合
わせ、接地電極3と集塵電極2間の間隔を所定の距離を
へだてて維持させ電気集塵フイルターを形成する。
【0026】次に、電気集塵フイルターを空気清浄機に
組み込んだ場合を例として動作を説明する。
【0027】図16に示すように、空気清浄機の本体2
8の風上側にプレフイルター29を設け、プレフイルタ
ー29の風下に荷電電極1に設けた共通電極5に対向す
るように放電線30を設けた電気集塵フイルター部31
を設け、電気集塵フイルター部31の風下に脱臭フイル
ター32を介して送風機33を配設する。
【0028】そして、空気清浄機を運転すると、粉塵等
を含む空気がプレフイルター29を通過して大きなほこ
りが除去され、荷電部の放電線30と共通電極5間に第
1の高電圧が印加されると、コロナ放電が生じ、コロナ
放電電域を通る小さな粉塵に電荷が与えられる。
【0029】また、電気集塵フイルター部31の集塵電
極2と対向電極4間に第2の高電圧が印加されることに
より、集塵電極2と対向電極4間に電界が生じ、荷電部
を通り帯電された小さな粉塵は、接地電極3に吸着し捕
集され、その後は脱臭フイルター32で大気の臭いが脱
臭され清浄化された空気が送風機33により送風される
こととなる。
【0030】このように本発明の実施例1の電気集塵フ
イルターとその製造方法によれば、粉塵等を含む空気の
流れの上流側に設けられる荷電電極1と、荷電電極1の
下流側に設けられ、絶縁フィルム等の絶縁体24で覆っ
た導体23で形成した集塵電極2と、集塵電極2に対向
し設けられる対向電極4と荷電電極1にも対向する共通
電極5を一体的に有した接地電極3とを設けたので、集
塵電極2と接地電極3間に過大な電気絶縁距離を必要と
しないので、電気集塵フイルターをコンパクトにするこ
とが可能となり、高い集塵効率が得られることとなる。
【0031】また、第2の高電圧の印加される集塵電極
2を蛇行状に形成したので、集塵電極2を一体的に形成
することができ製造コストを削減できる。
【0032】また、共通電極5間に複数の対向電極4が
形成されるように薄肉の導板を波状に曲折し形成した接
地電極3と、接地電極3の下流側となる山形頂部に空気
の流通する開口8を形成したので、空気が開口8を通り
スムーズに流れ集塵効率が高められるとともに、接地電
極3が一体的に形成されることにより、組立工数を低減
でき製造コストを削減できる。
【0033】また、接地電極3の山形頂部に接地電極3
を波状に形成する折り曲げ治具9の位置決め用ピン9a
が係合する位置決め孔10を設けたので、接地電極3を
正確に波状に折り曲げることができる。
【0034】また、波状に折り曲げられる接地電極3の
山形頂部または谷部の少なくとも一方に折り曲げを容易
にするスリット11または切り込み等を折り曲げ線上に
断続的に形成したので、接地電極3の波状の折り曲げが
容易にできる。
【0035】また、波状に折り曲げ形成される接地電極
3の下流側となる山形頂部寄りに接地電極3と集塵電極
2間の間隔を維持するスペーサ12を設けたので、集塵
効率の向上を図ることができる。
【0036】また、接地電極3と集塵電極2間の間隔を
維持するスペーサを、接地電極3の上流側となる谷部側
の折り曲げ線13との間に折り曲げ治具9の押え代15
が残存するように設けたので、折り曲げ治具9で確実に
折り曲げることができる。
【0037】また、接地電極3に設けられるスペーサ1
2を接地電極3を形成する薄肉の導板の一部を絞り形成
したので、バリ、エッジのない滑らかなスペーサ12と
なり、集塵電極2と対向するための組み立てが容易とな
る。
【0038】なお、スペーサ12の上流側に案内テーパ
34を設けることにより集塵電極2との組み合わせが容
易となる。
【0039】また、波状に折り曲げ形成される接地電極
3に、接地電極3全体を貫く搬送用孔22を設けたの
で、搬送用治具20に設けた搬送用ピン21を搬送用孔
22に挿入して接地電極2を折り曲げ治具9より取り外
し搬送することが容易にできる。
【0040】また、共通電極形成部5aと対向電極形成
部4aを薄肉の導板で一体的に打抜き接地電極形成部3
aを形成するプレス工程6と、接地電極形成部3aを波
状に折り曲げ共通電極5と対向電極4を有した接地電極
3を形成する折り曲げ工程7と、導体23を絶縁フィル
ム等の絶縁体24で覆い集塵電極板2aを形成するラミ
ネート工程25と、集塵電極板2aを蛇行状に曲げて集
塵電極2を形成する蛇行曲げ工程26と、接地電極3と
集塵電極2とを組み合わせて電気集塵フイルターを形成
する組立工程27により製造したので、製造コストを低
減することができる。
【0041】(実施例2)図17に示すように、短冊状
の導体の一端にL字状折曲部35を設けた複数の接地電
極板3bと、集塵電極2Aを蛇行状に配設した枠体36
に、集塵電極2A間に接地電極板3bが配設されるよう
に、接地電極板3bのL字状折曲部35の内側が当接す
るように設けられる支持ピン37と、支持ピン37に当
接したL字状折曲部35の外側に接触し、複数設けられ
る接地電極板3bを電気的に接続する接続導体38を枠
体36との間に嵌挿して保持し、接地電極3Aを形成し
た電気集塵フイルターの構成とする。
【0042】上記構成において、接地電極3Aは、接地
電極板3bの一端に設けたL字状折曲部35の内側を枠
体36に設けた支持ピン37で支持し、L字状折曲部3
5の外側を枠体36との間に嵌挿される接続導体38
で、複数の接地電極板3bのL字状折曲部35を電気的
に接続し、接地電極3Aが形成されることにより接地電
極3Aの形状が簡素となる。
【0043】このように本発明の実施例2の電気集塵フ
イルターによれば、短冊状の導板の一端にL字状折曲部
35を設けた複数の接地電極板3bを、枠体36内に蛇
行状に配設した集塵電極2A間に接地電極3Aが配設さ
れるように複数の接地電極板3bのL字状折曲部35の
内側を支持する支持ピン37を設け、L字状折曲部35
の外側を接地導体38で電気的に複数の接地電極3bを
接続したので、接地電極3Aの形状を簡素化することが
でき、製造設備を安価に設けることができる。
【0044】なお、接地電極3Aに実施例1と同様のス
ペーサ(図示せず)を設けることにより接地電極3Aと
集塵電極2A間の間隔を均一にすることができ、集塵効
率を高めることができる。
【0045】(実施例3)図18に示すように、短冊状
の導体の一端にL字状折曲部35Aを設けた複数の接地
電極板3bと、断面がほぼU字状で一側壁に接地電極板
3bが挿入され、接地電極板3bのL字状折曲部35A
がU字状部39内に配設されるように複数のスリット4
0を設けたホルダー41と、ホルダー41内に配設され
た複数の接地電極板3bのL字状折曲部35Aを電気的
に接続するようにホルダー41内に嵌挿される接続導体
38Aを設け接地電極3Bを形成する構成とする。
【0046】上記構成において、接地電極3Bは、複数
の接地電極板3bのL字状折曲部35Aをホルダー41
のスリット40に係合し、L字状折曲部35AをU字状
部39内に配設し、U字状部39内に接続導体38Aを
嵌挿して複数の接地電極板3bのL字状折曲部35Aを
接続して形成する。
【0047】このように本発明の実施例3の電気集塵フ
イルターによれば、短冊状の導板の一端にL字状折曲部
35Aを設けた複数の接地電極板3bのL字状折曲部3
5Aが、U字状部39内に配設されるように設けたスリ
ット40を有したホルダー41内に配設し、ホルダー4
1に嵌挿される接続導体38Aにより電気的に接続して
接地電極3Bを形成したので、接地電極3Bの形状を簡
素化することができ、製造設備を安価に設けることがで
きる。
【0048】(実施例4)図19に示すように、集塵電
極2Aに対向するアルマイト処理をしたアルミ板等の金
属製の第1の対向電極42と、荷電電極(図示せず)に
対向する導電性樹脂製の第2の対向電極43をインサー
ト成形で第1の対向電極42と第2の対向電極43が交
差する格子状に一体成形して接地電極3Cを形成する構
成とする。
【0049】上記構成において、接地電極3Cは第1の
対向電極42と第2の対向電極43をインサート成形で
格子状に一体に形成されることにより第1の対向電極4
2および第2の対向電極43の歪むのが互いに阻止さ
れ、接地電極3Cの変形が少なくなるように形成でき
る。
【0050】このように本発明の実施例4の電気集塵フ
イルターによれば、集塵電極2Aに対向するアルマイト
処理をしたアルミ板等の金属製の第1の対向電極42
と、荷電電極に対向する導電性樹脂製の第2の対向電極
43をインサート成形で格子状に一体成形して接地電極
3Cを形成したので、接地電極3Cの変形が少なく集塵
電極2Aと対向するための組み立てが容易となる。
【0051】また、集塵電極2Aに対向する第1の対向
電極42にアルマイト処理をしたアルミ板を用いること
ができるので洗浄性を向上することができる。
【0052】(実施例5)図20に示すように、荷電電
極(図示せず)に対向する導電性樹脂製の第2の対向電
極43Aと集塵電極2Aに対向する第1の対向電極42
Aとを樹脂成形で格子状に一体成形し接地電極3Dを形
成した構成とする。
【0053】上記構成において、接地電極3Dは、第1
の対向電極42Aと第2の対向電極43Aを樹脂成形で
格子状に一体成形されることにより、第1の対向電極4
2Aおよび第2の対向電極43Aの歪むのが互いに阻止
され、接地電極3Dの変形が少なくなるように形成でき
る。
【0054】このように本発明の実施例5の電気集塵フ
イルターによれば、荷電電極に対向する導電性樹脂製の
第2の対向電極43Aと、集塵電極2Aに対向する第1
の対向電極42Aとを樹脂成形で格子状に一体成形し接
地電極3Dを形成したので、接地電極3Dの変形が少な
く、集塵電極2Aと対向するための組み立てが容易であ
る。
【0055】(実施例6)実施例1に示すように、集塵
電極を形成する集塵電極板2aは図1のように導体23
を2枚の絶縁フィルム等の絶縁体24を貼り合わせ形成
していたが、導体23の両側部に貼り合せ部44が突出
するため幅広となることにより、省スペース化を図るた
めに種々の集塵電極板が発明された。以下、その構成に
ついて、図16〜図18を参照しながら説明する。
【0056】第1の発明は、図21に示すように、導体
23Aを熱収縮性チューブによる絶縁体24Aで覆った
集塵電極板2bにより構成する。
【0057】上記構成において、集塵電極板2bは導体
23Aを熱収縮性チューブによる絶縁体24Aで覆うこ
とにより導体23Aの表面全体に密着した状態に絶縁体
24Aが設けられ、集塵電極板2bの横幅を小幅に形成
できる。
【0058】このように本発明の実施例6の第1の発明
は、集塵電極板2bの絶縁体24Aを熱収縮性チューブ
で形成したので、2枚の絶縁フィルムを貼り合わせ、左
右に貼り合わせ代を必要とする場合と比較して貼り合わ
せ代によるデットスペースをなくすることができ、集塵
効率の向上、省スペース化を図ることができる。
【0059】また、第2の発明は、図22に示すよう
に、導体23Aを1枚の絶縁フィルムよりなる絶縁体2
4Bで覆い、貼り合わせ部44Aが導体23A上なる封
筒状に設け、集塵電極板2cを形成した構成とする。
【0060】上記構成において、集塵電極板2cは、導
体23Aを1枚の絶縁フィルムよりなる絶縁体24Bで
封筒状に覆うことにより、集塵電極板2cの横幅を小幅
に形成することができる。
【0061】このように本発明の実施例6の第2の発明
は、集塵電極板2cの絶縁体24Bを封筒状に形成した
ので、2枚の絶縁フィルムを貼り合わせ両側に貼り合わ
せ代を必要とする場合と比較して貼り合わせ代によるデ
ットスペースをなくすることができ、集塵効率の向上、
省スペース化を図ることができる。
【0062】また、第3の発明は、図23に示すよう
に、導体23Aを1枚の絶縁フィルムよりなる絶縁体2
4Cで覆い貼り合わせ部44Bが導体23Aの一側壁側
なる片側貼りとして集塵電極板2dを形成した構成とす
る。
【0063】上記構成において、集塵電極板2dは、導
体23Aを1枚の絶縁体24Cで覆い、導体23Aの一
側壁で貼り合わせることにより、貼り合わせ部44Bが
片側となり、貼り合わせ部を両側に設けた場合と比較し
て集塵電極板2dの横幅を小幅に形成することができ
る。
【0064】このように本発明の実施例6の第3の発明
は、集塵電極板2dの絶縁体24Cを片側貼りに形成し
たので、2枚の絶縁フィルムを貼り合わせ両側に貼り合
わせ代を必要とする場合と比較して貼り合わせ代による
デットスペースを小さくすることができ、集塵効率の向
上、省スペース化を図ることができる。
【0065】(実施例7)図24に示すように、エッジ
の端部に鋭角状の尖った針45を一定間隔で設けた複数
列の帯状導体46の両側を所定の間隔を設けて水平な接
続導体38Bに接続し、接続導体38Bに取り付け爪4
7を設けた状態で導板を打抜き、帯状導体46を水平な
接続導体38Bに対し垂直状に起立させるとともに、取
り付け爪47を起立して荷電電極1Aを構成する。
【0066】上記構成において、荷電電極1Aは、針4
5を有した複数列の帯状導体46を接続導体38Bによ
り一体化されることとなる。
【0067】また、取り付け爪47を一体的に設けるこ
とにより電気集塵フイルターを取り付ける枠体(図示せ
ず)に対して別部材を用いることなく取り付けできる。
【0068】このように本発明の実施例7の電気集塵フ
イルターによれば、垂直に起立したエッジの端部に鋭角
状に尖った針45を一定間隔で設けた帯状電極46を複
数列接続導体38Bで接続し、荷電電極1Aを形成した
ので、荷電電極1Aは一体化され組み立てが容易とな
る。
【0069】また、荷電電極1Aを形成する帯状導体3
8Bを複数列接続する接続導体38Bに取り付け用爪4
7を設けたので、組み立てが容易で正確に取り付けるこ
とができる。
【0070】(実施例8)図25に示すように、第1の
通気グリル48を有した枠体49内に荷電電極1Aと集
塵電極2および接地電極3を配設し、接地電極3の対向
電極4と荷電電極1Aとの間に絶縁フィルム50を介在
し、第2の通気グリル51を有したカバー52を枠体4
9の反第1の通気グリル側に着脱自在に設けた構成とす
る。
【0071】上記構成において、電気集塵フイルターを
形成するときには、第1の通気グリル48を有した枠体
49内に、荷電電極1Aと集塵電極2および荷電電極1
Aとの間に絶縁フィルム50を介在して接地電極3を配
設し、第2の通気グリル51を有したカバー52を枠体
49の反第1の通気グリル側に取り付けて形成する。
【0072】このように本発明の実施例8の電気集塵フ
イルターによれば、第1の通気グリル48を有した枠体
49内に荷電電極1Aと集塵電極2および接地電極3を
配設し、第2の通気グリル51を有したカバー52を枠
体49の反第1の通気グリル側に着脱自在に設けたの
で、枠体49とカバー52の部材により形成され、部品
点数が少なく製造コストの削減を図ることができる。
【0073】また、荷電電極1Aと接地電極3の対向電
極4との間に絶縁フィルム50を介在したので、過大な
絶縁距離を必要とすることがなくなりコンパクト化を図
ることができる。
【0074】なお、実施例8では第1の通気グリル48
側に荷電電極1Aを対向させたものにより説明したが、
第1の通気グリル48側に接地電極3が対向するように
配設しても同様の作用効果をもたらすことはいうまでも
ない。
【0075】(実施例9)図26および図27に示すよ
うに、アルミ箔等からなる導体23Cを覆う絶縁体24
Dを発泡材でラミネートするラミネート工程54と、ラ
ミネートされた発泡材を加熱し発泡させる発泡工程55
を、発泡されたスペーサ53を一定寸法に成形する成形
工程56により集塵電極板2cを製造する方法とする。
【0076】上記製造方法において製造された集塵電極
板2cは、導体23Cを覆う絶縁体24Dを発泡フィル
ムにより形成され、表面に発泡材からなるスペーサ53
が一体的に形成されることとなる。
【0077】このように本発明の実施例9の電気集塵フ
イルターによれば導体23Cを覆う絶縁体24Dを発泡
フィルムにより形成し、表面に発泡材からなるスペーサ
53を一体的に形成したので、接地電極側にスペーサを
設ける必要がなくなり、成形性を問わない安価な材料を
使用することができる。
【0078】また、導体23Cを覆う絶縁体24Dを発
泡材でラミネートするラミネート工程と、ラミネートさ
れた発泡材を加熱し発泡させる発泡工程と、発泡された
スペーサ53を一定寸法に形成する成形工程56により
集塵電極板2cを製造するので、製造が容易で安価に製
造できる。
【0079】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば粉塵等を含む空気の流れの上流側に第1の高
電圧が印加されるように設けられる荷電電極と、この荷
電電極の下流側に前記第1の高電圧とは異なる第2の高
電圧が印加されるように設けられる集塵電極と、この集
塵電極に対向し設けられる対向電極と前記荷電電極にも
対向する共通電極を一体的に有した接地電極とを備え、
前記集塵電極を絶縁フィルム等の絶縁体で覆った導体で
構成したので、過大な絶縁距離を必要とすることがなく
なり、コンパクトで高い集塵効率が得られる電気集塵フ
イルターを提供できる。
【0080】また、第2の高電圧の印加される集塵電極
を蛇行状に形成したので、集塵電極を一体的に形成する
ことができ製造コストを削減することができる。
【0081】また、共通電極間に複数の対向電極が形成
されるように薄肉の導体板を波状に曲折し形成した接地
電極と、この接地電極の下流側となる山形頂部に空気の
流通する開口を形成したので、集塵効率の向上、接地電
極の製造コストを低減することができる。
【0082】また、接地電極の山形頂部に、接地電極を
波状に形成する折り曲げ治具が係合する位置決め孔を設
けたので、接地電極を正確に波状に折り曲げることがで
きる。
【0083】また、波状に折り曲げられる接地電極の山
形頂部に、折り曲げを容易にするスリットまたは切り込
み等を折り曲げ線上に断続的に形成したので、接地電極
の波状の折り曲げが容易にできる。
【0084】また、波状に折り曲げ形成される接地電極
の下流側となる山形頂部寄りに接地電極と集塵電極間の
間隔を維持するスペーサを設けたので、集塵効率の向上
を図ることができる。
【0085】また、接地電極と集塵電極間の間隔を維持
するスペーサを、接地電極の上流側となる谷部側の折り
曲げ線との間に治具の押え代が残存するように設けたの
で、折り曲げ治具により確実に折り曲げることができ
る。
【0086】また、接地電極に設けられるスペーサを、
接地電極を形成する薄肉の導板の一部を絞り形成したの
で、バリ、エッジ等がなくなり集塵電極との組み立てが
容易となる。
【0087】また、波状に折り曲げ形成される接地電極
に、接地電極全体を貫く搬送用孔を設けたので、治具か
らの取り外しおよび搬送が容易となる。
【0088】また、共通電極形成部と対向電極形成部を
薄肉の導体板で一体的に打抜き接地電極形成部を形成す
るプレス工程と、接地電極形成部を波状に折り曲げ共通
電極と対向電極を有した接地電極を形成する折り曲げ工
程と、導体を絶縁フィルム等の絶縁体で覆い集塵電極板
を形成するラミネート工程と、集塵電極板を蛇行状に曲
げて集塵電極を形成する蛇行曲げ工程と、接地電極と集
塵電極とを組み合わせて電気集塵フイルターを形成する
組立工程とにより製造するので、製造コストを低減する
ことができる。
【0089】また、短冊状の導体板の一端にL字状折曲
部を設けた複数の接地電極と、集塵電極を蛇行状に配設
した枠体と、この枠体に前記集塵電極間に前記接地電極
が配設されるように、接地電極のL字状折曲部の内側が
当接するように設けられる支持ピンと、この支持ピンに
当接したL字状折曲部の外側に接触し、複数の接地電極
を電気的に接続するように前記枠体との間に嵌挿される
接続導体とを設けたので、接地電極の形状を簡素化で
き、製造設備を安価に設けることができる。
【0090】また、短冊状の導体の一端にL字状折曲部
を設けた複数の接地電極と、断面がほぼU字状で一側壁
に前記接地電極が挿入され、接地電極のL字状折曲部が
U字状部内に配設されるようにスリットを設けたホルダ
ーと、このホルダー内に配設された複数の接地電極のL
字状折曲部を電気的に接続するように前記ホルダー内に
嵌挿される接続導体を設けたので接地電極の形状を簡素
化でき、製造設備を安価に設けることができる。
【0091】また、集塵電極に対向する金属製の第1の
対向電極と、荷電電極に対向する導電性樹脂製の第2の
対向電極とを備え、前記第1の対向電極と第2の対向電
極をインサート成形で格子状に一体成形し接地電極を形
成したので、接地電極の変形が少なくなり集塵電極への
組立性が向上する。
【0092】また、荷電電極に対向する導電性樹脂製の
第2の対向電極と、集塵電極に対向する第1の対向電極
とを備え、前記第1の対向電極と第2の対向電極を樹脂
成形で格子状に一体成形し接地電極を形成したので、接
地電極の変形が少なくなり集塵電極への組立性が向上す
る。
【0093】また、集塵電極板の絶縁体を熱収縮性チュ
ーブで形成したので、集塵電極板を小幅に形成すること
ができる。
【0094】また、集塵電極板の絶縁体を封筒状に形成
したので、集塵電極板を小幅に形成することができる。
【0095】また、集塵電極板の絶縁体を片側貼りとし
たので、集塵電極板を小幅に形成することができる。
【0096】また、垂直に起立したエッジの端部に鋭角
状に尖った針を一定間隔で設けた帯状導体を複数列接続
導体で接続し荷電電極を形成したので、荷電電極は一体
化され組み立てが容易となる。
【0097】また、荷電電極を形成する帯状導体を複数
列接続する接続導体に取り付け用爪を設けたので、組み
立てが容易で正確に取り付けることができる。
【0098】また、第1の通気グリルを有した枠体内に
荷電電極と集塵電極および、接地電極を配設し、第2の
通気グリルを有したカバーを前記枠体の反第1の通気グ
リル側に着脱自在に設けたので、部品点数および製造コ
ストを削減することができる。
【0099】また、荷電電極と接地電極の対向電極との
間に絶縁フィルムを介在したので、コンパクト化を図る
ことができる。
【0100】また、導体を覆う絶縁体を発泡フィルムに
より形成し、表面に発泡材からなるスペーサを一体的に
形成した集塵電極板を設けたので、成形性を問わない安
価な材料を使用することができる。
【0101】また、導体を覆う絶縁体を発泡材でラミネ
ートするラミネート工程と、ラミネートされた発泡材を
加熱し発泡させる発泡工程と、発泡されたスペーサを一
定寸法に成形するスペーサの成形工程により集塵電極板
を製造するので、製造が容易で安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例1の電気集塵フイルター
の構成を示す斜視図 (b)同電気集塵フイルターの集塵電極板の斜視図
【図2】同電気集塵フイルターの分解斜視図
【図3】同電気集塵フイルターの接地電極板と折り曲げ
治具の関係を示す斜視図
【図4】同電気集塵フイルターの接地電極板を折り曲げ
る状態を示す斜視図
【図5】同電気集塵フイルターのスペーサと押え治具と
の関係を示す斜視図
【図6】同電気集塵フイルターの接地電極板を折り曲げ
た状態を示す斜視図
【図7】同電気集塵フイルターのスペーサの構成を示す
斜視図
【図8】同電気集塵フイルターのスペーサの構成を示す
斜視図
【図9】同電気集塵フイルターのスペーサの構成を示す
斜視図
【図10】同電気集塵フイルターのスペーサの構成を示
す斜視図
【図11】同電気集塵フイルターのスペーサの構成を示
す斜視図
【図12】同電気集塵フイルターの接地電極板を治具よ
り取り外す状態を示す斜視図
【図13】同電気集塵フイルターの製造工程を示すブロ
ック図
【図14】同電気集塵フイルターの集塵電極板の蛇行曲
げの状態を示す斜視図
【図15】同電気集塵フイルターの組立状態を示す斜視
【図16】同電気集塵フイルターを空気清浄機に組み込
んだ状態を示す断面図
【図17】本発明の実施例2の電気集塵フイルターの構
成を示す斜視図
【図18】本発明の実施例3の電気集塵フイルターの構
成を示す斜視図
【図19】本発明の実施例4の電気集塵フイルターの構
成を示す斜視図
【図20】本発明の実施例5の電気集塵フイルターの構
成を示す斜視図
【図21】本発明の実施例6の第1の発明の集塵電極板
の斜視図
【図22】同第2の発明の集塵電極板の斜視図
【図23】同第3の発明の集塵電極板の斜視図
【図24】本発明の実施例7の電気集塵フイルターの荷
電電極の構成を示す斜視図
【図25】本発明の実施例8の電気集塵フイルターの分
解斜視図
【図26】本発明の実施例9の電気集塵フイルターの集
塵電極板の斜視図
【図27】同電気集塵フイルターの集塵電極の製造工程
を示すブロック図
【図28】従来の電気集塵フイルターの構成を示す概略
【符号の説明】
1 荷電電極 1A 荷電電極 2 集塵電極 2A 集塵電極 2B 集塵電極 2a 集塵電極板 2b 集塵電極板 2c 集塵電極板 3 接地電極 3A 接地電極 3B 接地電極 3C 接地電極 3D 接地電極 3a 接地電極形成部 3b 接地電極板 4 対向電極 4a 対向電極形成部 5a 共通電極形成部 6 プレス工程 7 折り曲げ工程 8 開口 9 折り曲げ治具 9a 位置決め用ピン 10 位置決め孔 11 スリット 12 スペーサ 12A スペーサ 12B スペーサ 12C スペーサ 12D スペーサ 12E スペーサ 13 折り曲げ線 14 押え治具 15 押え代 16 開口部 17 円弧状部 18 流通孔 18A 流通孔 19 膨出部 20 搬送用治具 21 搬送用ピン 22 搬送用孔 23 導体 23C 導体 24 絶縁体 24A 絶縁体 24B 絶縁体 24D 絶縁体 25 ラミネート工程 26 蛇行曲げ工程 27 組立工程 28 空気清浄機の本体 29 プレフイルター 30 放電線 31 電気集塵フイルター部 32 脱臭フイルター 33 送風機 34 案内テーパ 35 L字状折曲部 35A L字状折曲部 36 枠体 37 支持ピン 38 接続導体 38A 接続導体 38B 接続導体 39 U字状部 40 スリット 41 ホルダー 42 第1の対向電極 42A 第1の対向電極 43 第2の対向電極 43A 第2の対向電極 44 貼り合せ部 44A 貼り合せ部 44B 貼り合せ部 45 針 46 帯状導体 47 取り付け用爪 48 第1の通気グリル 49 枠体 50 絶縁フィルム 51 第2の通気グリル 52 カバー 53 スペーサ 54 ラミネート工程 55 発泡工程 56 成形工程

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉塵等を含む空気の流れの上流側に第1
    の高電圧が印加されるように設けられる荷電電極と、こ
    の荷電電極の下流側に前記第1の高電圧とは異なる第2
    の高電圧が印加されるように設けられる集塵電極と、こ
    の集塵電極に対向し設けられる対向電極と前記荷電電極
    にも対向する共通電極を一体的に有した接地電極とを備
    え、前記集塵電極を絶縁フイルム等の絶縁体で覆った導
    体で構成した電気集塵フイルター。
  2. 【請求項2】 第2の高電圧の印加される集塵電極を蛇
    行状に形成した請求項1記載の電気集塵フイルター。
  3. 【請求項3】 共通電極間に複数の対向電極が形成され
    るように薄肉の導体板を波状に曲折し形成した接地電極
    と、この接地電極の下流側となる山形頂部に空気の流通
    する開口を形成した請求項1記載の電気集塵フイルタ
    ー。
  4. 【請求項4】 接地電極の山形頂部に、接地電極を波状
    に形成する折り曲げ治具が係合する位置決め孔を設けた
    請求項1または3記載の電気集塵フイルター。
  5. 【請求項5】 波状に折り曲げられる接地電極の山形頂
    部または谷部の少なくとも一方に、折り曲げを容易にす
    るスリットまたは切り込み等を折り曲げ線上に断続的に
    形成した請求項3または4記載の電気集塵フイルター。
  6. 【請求項6】 波状に折り曲げ形成される接地電極の下
    流側となる山形頂部寄りに、接地電極と集塵電極間の間
    隔を維持するスペーサを設けた請求項3、4または5記
    載の電気集塵フイルター。
  7. 【請求項7】 接地電極と集塵電極間の間隔を維持する
    スペーサを、接地電極の上流側となる谷部側の折り曲げ
    線との間に治具の押え代が残存するように設けた請求項
    6記載の電気集塵フイルター。
  8. 【請求項8】 接地電極に設けられるスペーサを、接地
    電極を形成する薄肉の導板の一部を絞り形成した請求項
    6または7記載の電気集塵フイルター。
  9. 【請求項9】 波状に折り曲げ形成される接地電極に、
    接地電極全体を貫く搬送用孔を設けた請求項3、4、
    5、6、7または8記載の電気集塵フイルター。
  10. 【請求項10】 共通電極形成部と対向電極形成部を薄
    肉の導板で一体的に打抜き接地電極形成部を形成するプ
    レス工程と、接地電極形成部を波状に折り曲げ共通電極
    と対向電極を有した接地電極を形成する折り曲げ工程
    と、導体を絶縁フイルム等の絶縁体で覆い集塵電極板を
    形成するラミネート工程と、集塵電極板を蛇行状に曲げ
    て集塵電極を形成する蛇行曲げ工程と、接地電極と集塵
    電極とを組み合わせて電気集塵フイルターを形成する組
    立工程とにより製造される電気集塵フイルターの製造方
    法。
  11. 【請求項11】 短冊状の導板の一端にL字状折曲部を
    設けた複数の接地電極と、集塵電極を蛇行状に配設した
    枠体と、この枠体に、前記集塵電極間に前記接地電極が
    配設されるように、接地電極のL字状折曲部の内側が当
    接するように設けられる支持ピンと、この支持ピンに当
    接したL字状の折曲部の外側に接触し、複数の接地電極
    を電気的に接続するように前記枠体との間に嵌挿される
    接続導体とを設けた請求項1または2記載のの電気集塵
    フイルター。
  12. 【請求項12】 短冊状の導板の一端にL字状折曲部を
    設けた複数の接地電極と、断面がほぼU字状で一側壁に
    前記接地電極が挿入され、接地電極のL字状折曲部がU
    字状部内に配設されるようにスリットを設けたホルダー
    と、このホルダー内に配設された複数の接地電極のL字
    状折曲部を電気的に接続するように前記ホルダー内に嵌
    挿される接続導体を設けた請求項1または2記載の電気
    集塵フイルター。
  13. 【請求項13】 集塵電極に対向する金属製の第1の対
    向電極と、荷電電極に対向する導電性樹脂製の第2の対
    向電極とを備え、前記第1の対向電極と第2の対向電極
    をインサート成形で格子状に一体成形し接地電極を形成
    した請求項1または2記載の電気集塵フイルター。
  14. 【請求項14】 荷電電極に対向する導電性樹脂製の第
    2の対向電極と、集塵電極に対向する第1の対向電極と
    を備え、前記第1の対向電極と第2の対向電極を樹脂成
    形で格子状に一体成形し接地電極を形成した請求項1ま
    たは2記載の電気集塵フイルター。
  15. 【請求項15】 集塵電極板の絶縁体を熱収縮性チュー
    ブで形成した請求項1、2、3、4、5、6、7、8、
    9、11、12、13または14記載の電気集塵フイル
    ター。
  16. 【請求項16】 集塵電極板の絶縁体を封筒状に形成し
    た請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、11、
    12、13または14記載の電気集塵フイルター。
  17. 【請求項17】 集塵電極板の絶縁体を片側貼りとした
    請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、11、1
    2、13または14記載の電気集塵フイルター。
  18. 【請求項18】 垂直に起立したエッジの端部に鋭角状
    に尖った針を一定間隔で設けた帯状導体を複数列接続導
    体で接続し荷電電極を形成した請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9、11、12、13、14、15、
    16または17記載の電気集塵フイルター。
  19. 【請求項19】 荷電電極を形成する帯状導体を複数列
    接続する接続導体に取り付け用爪を設けた請求項18記
    載の電気集塵フイルター。
  20. 【請求項20】 第1の通気グリルを有した枠体内に荷
    電電極と集塵電極および接地電極を配設し、第2の通気
    グリルを有したカバーを前記枠体の反第1の通気グリル
    側に着脱自在に設けた請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、11、12、13、14、15、16、1
    7または19記載の電気集塵フイルター。
  21. 【請求項21】 荷電電極と接地電極の対向電極との間
    に絶縁フイルムを介在した請求項20記載の電気集塵フ
    イルター。
  22. 【請求項22】 導体を覆う絶縁体を発泡フイルムによ
    り形成し、表面に発泡材からなるスペーサを一体的に形
    成した集塵電極板を設けた請求項1、2、3、4、5、
    9、11、12、13、14、15、16、17、1
    8、19、20または21記載の電気集塵フイルター。
  23. 【請求項23】 導体を覆う絶縁体およびスペーサを発
    泡材でラミネートするラミネート工程と、ラミネートさ
    れた発泡材を加熱し発泡させる発泡工程と、発泡された
    スペーサを一定寸法に成形するスペーサの成形工程によ
    り集塵電極板を製造する電気集塵フイルターの製造方
    法。
JP24473299A 1999-08-31 1999-08-31 電気集塵フイルター Expired - Fee Related JP4156141B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24473299A JP4156141B2 (ja) 1999-08-31 1999-08-31 電気集塵フイルター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24473299A JP4156141B2 (ja) 1999-08-31 1999-08-31 電気集塵フイルター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001062341A true JP2001062341A (ja) 2001-03-13
JP4156141B2 JP4156141B2 (ja) 2008-09-24

Family

ID=17123079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24473299A Expired - Fee Related JP4156141B2 (ja) 1999-08-31 1999-08-31 電気集塵フイルター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4156141B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100348297C (zh) * 2003-04-30 2007-11-14 乐金电子(天津)电器有限公司 空气净化器的电式集尘过滤器
JP2008507364A (ja) * 2004-07-23 2008-03-13 シャーパー・イメージ・コーポレーション 着脱可能な駆動電極を備えた空気清浄装置
CN104741240A (zh) * 2014-09-30 2015-07-01 广东美的制冷设备有限公司 端子绝缘卡扣及具有其的集尘组件
CN106733196A (zh) * 2017-02-08 2017-05-31 珠海格力电器股份有限公司 静电模块结构、电极组件及其极板结构
CN110354995A (zh) * 2018-04-10 2019-10-22 Bsh家用电器有限公司 静电的过滤器单元和带有静电的过滤器单元的通风装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105080713A (zh) * 2014-04-29 2015-11-25 杭州天明环保工程有限公司 静电空气净化器
KR102336514B1 (ko) 2017-03-06 2021-12-08 삼성전자주식회사 전기집진장치 및 집진유닛의 제조방법

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100348297C (zh) * 2003-04-30 2007-11-14 乐金电子(天津)电器有限公司 空气净化器的电式集尘过滤器
JP2008507364A (ja) * 2004-07-23 2008-03-13 シャーパー・イメージ・コーポレーション 着脱可能な駆動電極を備えた空気清浄装置
CN104741240A (zh) * 2014-09-30 2015-07-01 广东美的制冷设备有限公司 端子绝缘卡扣及具有其的集尘组件
CN106733196A (zh) * 2017-02-08 2017-05-31 珠海格力电器股份有限公司 静电模块结构、电极组件及其极板结构
CN110354995A (zh) * 2018-04-10 2019-10-22 Bsh家用电器有限公司 静电的过滤器单元和带有静电的过滤器单元的通风装置
CN110354995B (zh) * 2018-04-10 2022-11-29 Bsh家用电器有限公司 静电的过滤器单元和带有静电的过滤器单元的通风装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4156141B2 (ja) 2008-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7238225B2 (en) Plasma air dust collector
CN104321145B (zh) 电晕放电装置及空气调节机
JP5868289B2 (ja) 放電装置及び空気調和機
CN100461522C (zh) 可再充电电池及其制造方法
JP2014041754A (ja) 放電装置及び空気調和機
JP2014041754A5 (ja)
JP2014039659A5 (ja)
JP2000000488A (ja) 電気集塵フィルタとその製造方法
EP0550040A1 (en) Electrostatic dust collector
JP4156141B2 (ja) 電気集塵フイルター
JPH06238194A (ja) 放電極
JPH0751594A (ja) 空気清浄器の集塵装置
JP4290242B2 (ja) 電気集塵フィルタとその電気集塵フィルタの製造方法
JP2663740B2 (ja) 電気集塵機における極板の支持構造
JP3261167B2 (ja) 電気集塵フィルタ
CN214766185U (zh) 一种极板结构及单高压空气净化电场模块
CN212237750U (zh) 一种插卡式方形静电式净化器的阳极结构及净化器电场
JPH04187252A (ja) 電気集塵機
JP7110660B2 (ja) 電気集塵機の集塵部
JP2003314845A (ja) 空気調和機
JP2019171334A (ja) 電気集塵機の集塵部
JP2015131152A (ja) 放電装置及び放電装置を備える製品
JP5968489B2 (ja) 放電装置
JP5996035B2 (ja) 放電装置及び放電装置を備える製品
JP5996034B2 (ja) 放電装置及び放電装置を備える製品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060713

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060821

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080610

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080709

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees