JP2001060992A - 無線電話装置及び車両用照明装置 - Google Patents

無線電話装置及び車両用照明装置

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JP2001060992A
JP2001060992A JP23537699A JP23537699A JP2001060992A JP 2001060992 A JP2001060992 A JP 2001060992A JP 23537699 A JP23537699 A JP 23537699A JP 23537699 A JP23537699 A JP 23537699A JP 2001060992 A JP2001060992 A JP 2001060992A
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call
lighting
unit
voice
wireless telephone
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JP23537699A
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Inventor
Toshihiro Takeuchi
利浩 竹内
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Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗い場所等で無線電話装置を使用する場合
に、通話終了キーを正確に操作可能にする。 【解決手段】 本発明の無線電話装置1は、照明手段1
4を備えると共に、音声認識手段16を備え、そして、
通話中において音声認識手段16により通話終了を意味
する音声を認識したときに照明手段14をオンさせる照
明制御手段10を備えるように構成したものである。こ
の構成によれば、暗い場所等で無線電話装置1を使用す
る場合に、通話を終了するとき(即ち、通話終了を意味
する音声を発声したとき)には、無線電話装置1のキー
操作部3が照明されて視認可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話装置やP
HSの端末機等として好適する無線電話装置及び車両用
照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話装置には、操作キーを照明する
照明手段が設けられており、操作キーのうちの適当な1
つが操作されると、上記照明手段により全ての操作キー
が所定時間照明されるように構成されている。これによ
り、例えば、夜、暗い場所や暗い部屋などで、携帯電話
装置を使用する場合であっても、複数の操作キーのうち
の適当な1つを操作すると、全ての操作キーが照明され
ることから、通話相手の電話番号を入力するキー操作な
どを容易に行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話装置で通話し
た後、通話を終了する場合、複数の操作キーのうちの通
話終了キーを操作する必要がある。しかし、暗い場所
で、携帯電話装置を使用している場合には、操作キーを
視認することが困難であるため、通話を終了する場合
に、通話終了キーを正確に操作できず、誤操作してしま
うという問題点があった。特に、夜、自動車の車室内は
かなり暗いため、上記通話終了キーの誤操作が起こり易
かった。
【0004】そこで、本発明の目的は、暗い場所等で無
線電話装置を使用する場合であっても、通話終了キーを
正確に操作することができる無線電話装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、通話中において音声認識手段により通話終了を意味
する音声を認識したときに、照明手段をオンさせるよう
に制御したので、暗い場所等で無線電話装置を使用する
場合であっても、通話終了時には無線電話装置の操作キ
ーを視認可能になることから、通話終了キーを正確に操
作することができる。
【0006】請求項2の発明においては、照明手段を、
装置本体に設けられたものであって、操作キーを照明す
るものとした。この構成によれば、通話終了時に、操作
キーが照明されるから、通話終了キーが確実に照明され
るようになる。また、請求項3の発明においては、照明
手段を、装置本体の外部に設けられたものであって、無
線電話装置の本体の周囲を照明するものとした。この構
成によれば、通話終了時には、無線電話装置の本体の周
囲が照明されるから、通話終了キーが確実に照明される
ようになる。
【0007】請求項4の発明によれば、照明手段をオン
してから所定時間後にオフするように構成したので、照
明手段がオンされ続けることを防止でき、節電すること
ができる。また、請求項5の発明によれば、明るさ検知
手段により装置本体の周囲が暗いことを検知したときだ
け、照明手段をオンする制御を実行するように構成した
ので、周囲が明るく照明が不要なときには、上記照明制
御が実行されることがない。従って、節電することがで
きる。
【0008】請求項6の発明によれば、照明手段がオン
された後、設定時間が経過したときに、自動的に通話を
終了させるように構成したので、通話を終了させるため
のキー操作が不用になり、操作性が向上する。
【0009】請求項7の発明によれば、音声認識手段に
より発信を意味する音声を認識したときに照明手段をオ
ンさせるように構成したので、暗いところで発信する時
に、通話相手の電話番号を入力するキー操作などを容易
に行うことができる。更に、請求項8の発明によれば、
音声認識手段により発信を意味する音声を認識したとき
に自動的に発信させるように構成したので、発信時に、
発信のためのキー操作が不用になり、操作性がより一層
向上する。
【0010】請求項9の発明によれば、請求項6の発明
とほぼ同様な作用効果を得ることができる。また、請求
項10の発明によれば、請求項7の発明とほぼ同様な作
用効果を得ることができる。更に、請求項11の発明に
よれば、請求項8の発明とほぼ同様な作用効果を得るこ
とができる。そして、請求項12の発明によれば、請求
項1の発明とほぼ同様な作用効果を得ることができる。
また、請求項13の発明によれば、請求項7の発明とほ
ぼ同様な作用効果を得ることができる。更に、請求項1
4の発明によれば、請求項4の発明とほぼ同様な作用効
果を得ることができる。そして、請求項15の発明によ
れば、請求項5の発明とほぼ同様な作用効果を得ること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を携帯電話装置に適
用した第1の実施例について、図1ないし図3を参照し
ながら説明する。まず、図2は、本実施例の携帯電話装
置(携帯電話機であり、本発明の無線電話装置に相当す
る)の外観構成を示す斜視図である。この図2に示すよ
うに、携帯電話装置1の筐体(装置本体)2の正面部に
は、複数の操作キーからなるキー操作部3、マイク4、
スピーカ5、LCDで構成されたディスプレイ(表示手
段)6などが配設されている。
【0012】上記キー操作部3に設けられた複数の操作
キーのうちの、図2中上部左端の操作キーが例えば通話
開始キー7であり、図2中上部右端の操作キーが例えば
通話終了キー8である。また、キー操作部3には、上記
した通話開始キー7及び通話終了キー8の他に、リダイ
ヤルキー、「0」〜「9」の数字キー、*(アスタリス
ク)キー、#(シャープ)キー、スクロールキーなどの
各種の操作キーが設けられている。そして、上記筐体2
の上面部には、伸縮式のロッドアンテナ(以下、単にア
ンテナと称す)9が配設されている。
【0013】また、図1は、携帯電話装置1の電気的構
成を示す機能ブロック図である。この図1に示すよう
に、携帯電話装置1は、マイクロコンピュータなどから
なる制御回路(照明制御手段)10を中心として構成さ
れており、この制御回路10には、キー操作部3から操
作信号が与えられるように構成されている。また、制御
回路10は、ディスプレイ6における表示を制御するよ
うに構成されている。
【0014】そして、音声がマイク4に入力されると、
マイク4から音声信号が出力され、この音声信号は、音
声処理部11に与えられてA/D変換され、更に、デー
タ変換部12に与えられる。このデータ変換部12にお
いては、例えばπ/4シフトDQPSK(Differential
Quadrature Phase Shift Keying)信号に変換されるよ
うに構成されている。そして、上記DQPSK信号に変
換(デジタル変調)された送信データは、送受信部13
に与えられ、ここで、例えば800MHz帯の搬送波信
号によって直交変調され、アンテナ9から電波信号とし
て外部へ送信されるように構成されている。
【0015】また、アンテナ9に電波信号を受信する
と、受信信号は、送受信部13及びデータ変換部12に
おいて復調されてから、音声処理部11に与えられる。
そして、音声処理部11においてD/A変換されて音声
信号として出力され、この音声信号がスピーカ5に与え
られ、該スピーカ5から音声として出力されるようにな
っている。
【0016】そして、制御回路10は、音声処理部1
1、データ変換部12、送受信部13及び照明部(照明
手段)14の各制御を実行するように構成されている。
また、上記照明部14は、例えばLEDや電球等のバッ
クライトで構成されており、キー操作部3の各操作キー
を照明する機能を有している。この照明部14が、本発
明の照明手段を構成している。
【0017】更に、制御回路10は、RAMやEEPR
OM等から構成された記憶部15に対して、データの書
き込み及びデータの読み出しを実行するように構成され
ている。上記記憶部15には、種々のデータ(例えば複
数の相手先の電話番号及び名前のデータや各種のメッセ
ージのデータや各種のメロディのデータなど)を記憶さ
せることが可能になっている。
【0018】また、制御回路10は、音声認識部(音声
認識手段)16及び光量検出部(明るさ検知手段)17
からの各検出信号を受けるように構成されている。音声
認識部16は、ユーザーが発声する音声をマイク4を介
して入力し、この入力した音声を認識し、音声認識結果
を制御回路10に与える機能を有している。上記音声認
識部16は、周知構成の音声認識装置(例えばカーナビ
ゲーションシステム等に搭載されている音声認識装置)
で構成されており、音声認識用の辞書部、音声入力に最
も近い文字(文字列)を辞書部から選択する照合処理を
行う照合部、過去の照合に基づく学習結果等を保存する
記憶部等を備えている。この音声認識部16が、本発明
の音声認識手段を構成している。
【0019】そして、光量検出部17は、例えばフォト
トランジスタやフォトダイオード等の光センサ(受光素
子)で構成されており、携帯電話装置1の筐体2の周囲
の明るさを検知し、明るさ検知結果を制御回路10に与
える機能を有している。この光量検出部17が、本発明
の明るさ検知手段を構成している。
【0020】更に、制御回路10は、所定時間(例えば
5秒)を計時するためのタイマー18にリセット信号、
計時開始信号及び計時ストップ信号を与えると共に、タ
イマー18から出力される計時信号を逐次受けるように
構成されている。
【0021】次に、上記した構成の作用、具体的には、
携帯電話装置1の通話中において、通話終了を意味する
音声を認識したときに照明部14によりキー操作部3を
照明する照明制御の動作について、図3のフローチャー
トを参照して説明する。尚、図3のフローチャートは、
制御回路10の制御機能(即ち、携帯電話装置1全体の
動作を制御する制御機能)のうちの、通話終了音声を認
識したときの照明部14の制御(部分制御)の内容を示
している。
【0022】さて、携帯電話装置1において通話が開始
されると、まず、図3のステップS1において、光量検
出部17からの検知信号に基づいて、携帯電話装置1
(の筐体2)の周囲の明るさが予め決められた基準値以
下か否か(即ち、周囲の明るさが暗いか否か)を判断す
る。ここで、周囲の明るさが基準値以下である(即ち、
周囲が暗い)場合には、ステップS1にて「YES」へ
進み、音声認識部16により通話終了(終話)を意味す
る音声を認識(検出)したか否かを判断する(ステップ
S2)。
【0023】尚、通話終了を意味する音声としては、
「バイバイ」、「じゃあね」、「またね」、「さような
ら」などの言葉が考えられる。これらの言葉の少なくと
も1つを認識したら、通話終了を意味する音声を認識し
たと判断するように構成されている。
【0024】そして、上記ステップS2において、通話
終了を意味する音声を認識した場合には、「YES」へ
進み、照明部14をオン(点灯)してキー操作部3を照
明する(ステップS3)。これにより、キー操作部3の
通話終了キー8が照明されるようになる。続いて、ステ
ップS4へ進み、タイマー18からの計時信号に基づい
て、照明部14をオンしてキー操作部3の照明を開始し
てから所定時間(例えば5秒間)が経過したことを判断
した時点で、照明部14をオフ(消灯)して照明を止め
るようになっている。
【0025】この後、ステップS5へ進み、ここで、通
話中であるか否かを判断する。このステップ5におい
て、通話中である場合には、「YES」へ進み、ステッ
プS1へ戻り、上述した照明制御を繰り返し実行するよ
うに構成されている。これに対して、ステップS5にお
いて、通話が終了している場合には、「NO」へ進み、
上述した照明制御を終了するように構成されている。
【0026】一方、前記ステップS2において、通話終
了を意味する音声を認識しなかった場合には、「NO」
へ進み、ステップS1へ戻り、上述した照明制御を繰り
返すように構成されている。
【0027】また、前記ステップS1において、携帯電
話装置1の周囲の明るさが基準値以下でない(即ち、周
囲が暗くない)場合には、「NO」へ進み、通話中であ
るか否かを判断する(ステップS6)。ここで、通話中
である場合には、ステップS6にて、「YES」へ進
み、ステップS1へ戻り、上述した照明制御を繰り返し
実行するように構成されている。これに対して、ステッ
プS6において、通話が終了している場合には、「N
O」へ進み、上述した照明制御を終了するように構成さ
れている。
【0028】このような構成の本実施例においては、携
帯電話装置1の通話中において、音声認識部16により
通話終了を意味する音声(「バイバイ」などの言葉)を
認識したときに、照明部14をオンさせてキー操作部3
を照明するように制御した。このため、暗い場所(例え
ば夜の自動車の車室内)等で携帯電話装置1を使用する
場合に、通話を終了する時には携帯電話装置1の各種の
操作キーが視認可能になるから、通話終了キーを正確に
操作することができる。
【0029】また、上記実施例では、照明部14をオン
してから所定時間(5秒)後にオフするように構成した
ので、照明部14がオンされ続けることを防止でき、節
電することができる。更に、上記実施例によれば、光量
検出部17により携帯電話装置1の筐体2の周囲が暗い
ことを検知したときだけ、上記した照明部14のオンオ
フ制御(照明制御)を実行するように構成したので、周
囲が明るく照明が不要なときには、上記照明制御が実行
されることがない。従って、節電することができる。
【0030】尚、上記実施例では、照明部14によりキ
ー操作部3全体を照明するように構成したが、これに限
られるものではなく、キー操作部3のうちの通話終了キ
ー8だけを照明するように構成しても良いし、通話終了
キー8及びその周辺のキーだけを照明するように構成し
ても良い。更に、上記実施例では、照明部14をオンし
続ける所定時間を5秒としたが、5秒以外の適当な時間
でも良い。
【0031】また、上記実施例では、通話終了を意味す
る音声を認識したときに携帯電話装置1に内蔵された照
明部14をオンするように構成したが、これに限られる
ものではなく、携帯電話装置1の外部の照明手段、例え
ば、自動車の車室内を照明する車内灯(やスポットライ
ト等)をオンするように構成しても良い。この構成の場
合、携帯電話装置1と、自動車の車内灯等をオンオフ制
御する制御装置とを接続し、携帯電話装置1から車内灯
等をオンオフ制御する信号を制御装置へ与えるように構
成すれば良い。
【0032】また、上記実施例では、携帯電話装置1に
内蔵された音声認識部16により、通話終了を意味する
音声を認識するように構成したが、これに限られるもの
ではなく、携帯電話装置1の外部の音声認識手段、例え
ば、自動車に搭載されたカーナビゲーションシステムに
内蔵された音声認識装置により通話終了を意味する音声
を認識するように構成しても良い。この構成の場合、携
帯電話装置1と、自動車に搭載されたカーナビゲーショ
ンシステムの制御装置とを接続し、カーナビゲーション
システムの制御装置から音声認識結果を携帯電話装置1
へ与えるように構成すれば良い。
【0033】更に、上記実施例において、音声認識部1
6により通話終了を意味する音声を認識したときに、自
動的に通話を終了させるように制御する構成としても良
い。この構成の場合、制御回路10に、自動的に通話を
終了させる通話制御手段としての機能を付加するように
構成すれば良い。尚、通話終了を意味する音声を認識し
た後、設定時間が経過した時点で自動的に通話を終了さ
せるように制御しても良い。また、このように自動的に
通話を終了させる機能を持たせた構成においては、前述
した照明部14をオンする照明制御を省略しても良い。
【0034】更にまた、上記実施例において、音声認識
部16により発信を意味する音声を認識したときに、照
明部14をオンしてキー操作部3を照明するように構成
しても良い。この構成の場合、照明部14をオンしてキ
ー操作部3を照明した後、設定時間が経過した時点で自
動的に照明部14をオフするように制御することが好ま
しい。
【0035】一方、上記実施例において、音声認識部1
6により発信を意味する音声を認識したときに、自動的
に発信させるように制御する構成としても良い。この構
成の場合、制御回路10に、自動的に発信させる発信制
御手段としての機能を付加するように構成すれば良い。
また、上記構成の場合、音声認識部16により発信先
(通話相手)の名前や電話番号等の音声を認識し、この
認識結果に基づいて通話相手の電話番号を自動的に入力
して発信するように構成することが好ましい構成であ
る。
【0036】尚、上記実施例及び各変形例においては、
本発明を携帯電話装置1(携帯電話の端末機)に適用し
たが、これに限られるものではなく、例えばPHSの端
末機などに適用しても良い。
【0037】また、図4は本発明の第2の実施例を示す
ものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。
この第2の実施例は、本発明を自動車の室内を照明する
車両用照明装置に適用した実施例であり、以下、この実
施例について図4を参照して説明する。この図4は、車
両用照明装置19の電気的構成を示す機能ブロック図で
ある。尚、図4には、無線電話装置である例えば携帯電
話装置20と、携帯電話の基地局21とを、上記車両用
照明装置19と一緒に図示している。上記携帯電話装置
20は、音声認識機能を持たない周知構成の携帯電話装
置である。
【0038】図4に示すように、車両用照明装置19
は、マイクロコンピュータなどからなる制御回路(照明
制御手段)22を中心として構成されており、この制御
回路22には、音声認識部(音声認識手段)23と光量
検出部(明るさ検知手段)24からの各検出信号が与え
られると共に、マイク25からの入力音声信号が与えら
れるように構成されている。そして、制御回路22は、
自動車の室内を照明する照明部(照明手段)26をオン
オフ制御すると共に、タイマー27を制御するように構
成されている。
【0039】上記音声認識部23は、第1の実施例の音
声認識部16とほぼ同じ音声認識機能を備えるように構
成されており、マイク25からの入力音声信号を受け
て、音声認識処理を行い、その認識結果を制御回路22
に与えるように構成されている。また、上記光量検出部
24は、例えばフォトトランジスタやフォトダイオード
等の光センサ(受光素子)を備えて構成されており、自
動車の車室内の明るさを検知する機能を有していると共
に、その明るさ検知信号を制御回路22へ与えるように
構成されている。
【0040】更に、タイマー27は、所定時間(例えば
5秒)を計時するためのタイマーである。この場合、制
御回路22からタイマー27にリセット信号及び計時ス
タート信号が与えられると、タイマー27がリセットさ
れると共に計時動作が開始され、タイマー27から計時
信号が逐次制御回路22に与えられるように構成されて
いる。そして、制御回路22から、タイマー27に計時
ストップ信号が与えられると、タイマー27の計時動作
が停止するように構成されている。
【0041】また、照明部26は、例えば、車両の室内
を照明する車内灯で構成されており、制御回路22によ
りオン・オフ(点灯・消灯)制御されるように構成され
ている。尚、照明部26を、車内灯に代えてスポットラ
イト(車両の室内の人が個人的に使用するライト)等で
構成しても良い。
【0042】次に、上記構成の作用、具体的には、制御
回路22の制御動作について簡単に説明する。今、自動
車の車室内において、ユーザーにより携帯電話装置20
を使用して携帯電話の通話が開始されると、車両用照明
装置19の音声認識部23により通話中を意味する音声
が認識され、この認識に基づいて制御回路22は、携帯
電話装置20が通話中であると判断(認識)するように
構成されている。
【0043】この後、ユーザーが通話終了を意味する音
声を発声すると、この音声について車両用照明装置19
の音声認識部23が音声認識処理を実行し、通話終了を
意味する音声であると認識し、この認識結果を制御回路
22に与える。すると、制御回路22は、上記認識結果
を受けたときに、即ち、通話終了を意味する音声を認識
したときに、照明部26をオンさせるように構成されて
いる。そして、制御回路22は、照明部26をオンして
から所定時間(例えば5秒)後に、照明部26をオフす
るように構成されている。
【0044】更に、上記第2の実施例の場合、照明部2
6をオンして照明する制御(即ち、照明制御)は、光量
検出部24により車室内が暗いことを検知したときだ
け、実行されるように構成されている。
【0045】このような構成の第2の実施例において
は、車両用照明装置19の音声認識部23により通話中
を意味する音声が認識されて、携帯電話装置20が通話
中であると判断(認識)された後、上記音声認識部23
により通話終了を意味する音声を認識したときに、制御
回路22によって、照明部26をオンさせるように構成
した。この構成によれば、暗い場所、例えば夜の自動車
の車室内で携帯電話装置1を使用する場合において、通
話を終了する時には、携帯電話装置1の各種の操作キー
が視認可能になるから、通話終了キーを正確に操作する
ことができる。
【0046】そして、第2の実施例では、制御回路22
は、照明部26をオンしてから所定時間(例えば5秒)
後に、上記照明部26をオフするように構成されてい
る。この構成によれば、節電することができる。更に、
上記第2の実施例によれば、光量検出部24により車室
内が暗いこと、即ち、携帯電話装置1の筐体2の周囲が
暗いことを検知したときだけ、上記した照明部14のオ
ンオフ制御(照明制御)を実行するように構成したの
で、周囲が明るく照明が不要なときには、上記照明制御
が実行されることがない。従って、節電することができ
る。
【0047】尚、上記第2の実施例では、車両用照明装
置19に内蔵された音声認識部23により、通話終了を
意味する音声(並びに通話開始及び通話中を意味する音
声)を認識するように構成したが、これに限られるもの
ではなく、車両用照明装置19の外部の音声認識手段、
例えば、自動車に搭載されたカーナビゲーションシステ
ムに内蔵された音声認識装置により通話終了を意味する
音声等を認識するように構成しても良い。
【0048】また、上記第2の実施例において、音声認
識部16により通話終了を意味する音声を認識したとき
に、自動的に通話を終了させるように制御する構成とし
ても良い。この構成の場合、車両用照明装置19の制御
回路22と、携帯電話装置20とを接続すると共に、携
帯電話装置20の制御回路(図示しない)に、自動的に
通話を終了させる通話制御手段としての機能を付加する
ように構成すれば良い。尚、通話終了を意味する音声を
認識した後、設定時間が経過した時点で自動的に通話を
終了させるように制御しても良い。また、このように自
動的に通話を終了させる機能を持たせた構成において
は、前述した照明部26をオンする照明制御を省略して
も良い。
【0049】更にまた、上記第2の実施例において、音
声認識部23により発信を意味する音声を認識したとき
に、照明部26をオンして車室内(ひいてはキー操作部
3)を照明するように構成しても良い。この構成によれ
ば、例えば夜の自動車の車室内で携帯電話装置20を発
信させる場合のキー操作等が容易になる。そして、上記
構成の場合、照明部26をオンして車室内を照明した
後、予め決められた設定時間が経過した時点で自動的に
照明部26をオフするように制御することが好ましい。
【0050】一方、上記第2の実施例において、音声認
識部23により発信を意味する音声を認識したときに、
自動的に発信させるように制御する構成としても良い。
この構成の場合、車両用照明装置19の制御回路22
と、携帯電話装置20とを接続すると共に、携帯電話装
置20の制御回路(図示しない)に、自動的に発信させ
る発信制御手段としての機能を付加するように構成すれ
ば良い。また、上記構成の場合、音声認識部23により
発信先(通話相手)の名前や電話番号等の音声を認識
し、この認識結果に基づいて通話相手の電話番号を自動
的に入力して発信するように構成することが好ましい構
成である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す携帯電話装置のブ
ロック図
【図2】携帯電話装置の斜視図
【図3】フローチャート
【図4】本発明の第2の実施例を示す車両用照明装置の
ブロック図
【符号の説明】 1は携帯電話装置(無線通信装置)、2は筐体(装置本
体)、3はキー操作部、4はマイク、5はスピーカ、7
は通話開始キー、8は通話終了キー、10は制御回路
(照明制御手段)、11は音声処理部、14は照明部、
15は記憶部、16は音声認識部(音声認識手段)、1
7は光量検出部(明るさ検知手段)、18はタイマー、
19は車両用照明装置、20は携帯電話装置、21は基
地局、22は制御回路(照明制御手段)、23は音声認
識部(音声認識手段)、24は光量検出部(明るさ検知
手段)、25はマイク、26は照明部(照明手段)、2
7はタイマーを示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 3K040 AA02 DB01 GA01 GB01 3K073 AA14 AA49 AA50 BA28 BA33 CA04 CA05 CG15 CG18 CJ22 CM05 5K023 AA07 AA09 BB12 GG04 MM07 MM23 5K027 AA11 AA16 BB02 EE04 FF22 GG08 HH20 HH30

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明手段と、 音声認識手段と、 通話中において前記音声認識手段により通話終了を意味
    する音声を認識したときに前記照明手段をオンさせる照
    明制御手段とを備えたことを特徴とする無線電話装置。
  2. 【請求項2】 前記照明手段は、装置本体に設けられて
    いると共に、前記装置本体に設けられた操作キーを照明
    するように構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の無線電話装置。
  3. 【請求項3】 前記照明手段は、装置本体の外部に設け
    られたものであると共に、前記装置本体の周囲を照明す
    るように構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の無線電話装置。
  4. 【請求項4】 前記照明制御手段は、前記照明手段をオ
    ンしてから所定時間後にオフするように構成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    無線電話装置。
  5. 【請求項5】 装置本体の周囲の明るさを検知する明る
    さ検知手段を備え、 前記照明制御手段は、前記明るさ検知手段により前記装
    置本体の周囲が暗いことを検知したときだけ、前記照明
    手段をオンする制御を実行するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の無
    線電話装置。
  6. 【請求項6】 前記照明手段がオンされた後、設定時間
    が経過したときに、自動的に通話を終了させる通話制御
    手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れかに記載の無線電話装置。
  7. 【請求項7】 前記照明制御手段は、前記音声認識手段
    により発信を意味する音声を認識したときに前記照明手
    段をオンさせるように構成されていることを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれかに記載の無線電話装置。
  8. 【請求項8】 前記音声認識手段により発信を意味する
    音声を認識したときに自動的に発信させる発信制御手段
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか
    に記載の無線電話装置。
  9. 【請求項9】 音声認識手段と、 通話中において前記音声認識手段により通話終了を意味
    する音声を認識したときに自動的に通話を終了させる通
    話制御手段とを備えたことを特徴とする無線電話装置。
  10. 【請求項10】 照明手段と、 音声認識手段と、 この音声認識手段により発信を意味する音声を認識した
    ときに前記照明手段をオンさせる照明制御手段とを備え
    たことを特徴とする無線電話装置。
  11. 【請求項11】 音声認識手段と、 この音声認識手段により発信を意味する音声を認識した
    ときに自動的に発信させる発信制御手段とを備えたこと
    を特徴とする無線電話装置。
  12. 【請求項12】 車両室内を照明する照明手段を備えた
    車両用照明装置において、 音声認識手段と、 前記音声認識手段により通話中を意味する音声を認識し
    た後、前記音声認識手段により通話終了を意味する音声
    を認識したときに前記照明手段をオンさせる照明制御手
    段とを備えたことを特徴とする車両用照明装置。
  13. 【請求項13】 前記照明制御手段は、前記音声認識手
    段により発信を意味する音声を認識したときに前記照明
    手段をオンさせるように構成されていることを特徴とす
    る請求項12記載の車両用照明装置。
  14. 【請求項14】 前記照明制御手段は、前記照明手段を
    オンしてから所定時間後にオフするように構成されてい
    ることを特徴とする請求項12または13に記載の車両
    用照明装置。
  15. 【請求項15】 無線電話装置の本体の周囲の明るさを
    検知する明るさ検知手段を備え、 前記照明制御手段は、前記明るさ検知手段により前記無
    線電話装置の本体の周囲が暗いことを検知したときだ
    け、前記照明手段をオンする制御を実行するように構成
    されていることを特徴とする請求項12ないし14のい
    ずれかに記載の車両用照明装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006163262A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2012205170A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Kyocera Corp 携帯電子機器、表示切替方法及び表示切替プログラム
WO2016093190A1 (ja) * 2014-12-08 2016-06-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 車内灯制御装置

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