JP2001059382A - 車両用ドアの開閉駆動装置 - Google Patents

車両用ドアの開閉駆動装置

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JP2001059382A
JP2001059382A JP11234566A JP23456699A JP2001059382A JP 2001059382 A JP2001059382 A JP 2001059382A JP 11234566 A JP11234566 A JP 11234566A JP 23456699 A JP23456699 A JP 23456699A JP 2001059382 A JP2001059382 A JP 2001059382A
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JP
Japan
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motor
conversion mechanism
motion conversion
vehicle
door
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JP11234566A
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English (en)
Inventor
Masaaki Yuge
正明 弓削
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
Original Assignee
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE10040382A priority patent/DE10040382B4/de
Priority to FR0010712A priority patent/FR2797654B1/fr
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運動変換機構及びモータを、限られた狭い取
付スペースに配置することができ、室内空間を減少させ
ることがないようにした車両用ドアの開閉駆動装置を提
供する。 【解決手段】 運動変換機構7を、ドアのヒンジ軸とほ
ぼ直交する方向を向く基板7aの一端部に枢着されると
ともに、モータ5の出力軸5aに連結されて正逆回転可
能な駆動プーリ8と、基板7aの他端部に枢着された従
動プーリ9と、駆動プーリ8と従動プーリ9とに掛け回
され、かつ出力部となる一部に連結部材が連結された無
端のベルト10とを備えるものとし、かつモータ5を、
運動変換機構7の一端部にほぼ直角に連結することによ
り、運動変換機構7とモータとをほぼL字状に配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の後部ドアの
ような車両用ドアを、モータ駆動により開閉させるよう
にした車両用ドアの開閉駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワゴン車等の後部ドアをモータ駆
動により開閉させるようにした開閉駆動装置としては、
例えば実開平6-71852号公報に開示されているようなも
のがある。この従来の技術は、車体のルーフに、モータ
と、このモータに並設された減速機構と、減速機構のピ
ニオンギヤに噛合して揺動可能に枢着されたセグメント
ギヤと、セグメントギヤの回転中心より離れた部位に枢
着されて往復直線運動するロッドとを設け、このロッド
をドアに連結し、セグメントギヤの揺動により、ロッド
を前後動させて、ドアを開閉させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の開閉駆動装置においては、ロッドを前後に直線運
動させるためには、セグメントギヤをルーフ面に沿って
大きく揺動させなければならず、ルーフ内に取り付ける
ためのスペースを広範囲に亘って確保しなければならな
い。その結果、後席乗員のヘッドクリアランス等の室内
空間を減少させざるを得ないという問題がある。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、駆動装置を、限られた狭い取付スペー
スに配置することができ、室内空間を減少させることが
ないようにした車両用ドアの開閉駆動装置を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 車体に取り付けたモータの回転力を直線運動に変
換して出力する運動変換機構の出力部と、前記車体にヒ
ンジ軸をもって開閉可能に枢着されたドアとを連結部材
により連結し、前記モータの回転力により、前記運動変
換機構及び連結部材を介して、ドアを開閉させるように
した車両用ドアの開閉駆動装置において、前記運動変換
機構を、前記ヒンジ軸とほぼ直交する方向を向く基板の
一端部に枢着されるとともに、前記モータの出力軸に連
結されて正逆回転可能な駆動プーリと、前記基板の他端
部に枢着された従動プーリと、前記駆動プーリと従動プ
ーリとに掛け回され、かつ出力部となる一部に前記連結
部材が連結された無端の巻掛け伝動部材とを備えるもの
とし、かつ前記モータを、前記運動変換機構の一端部に
ほぼ直角に連結することにより、前記運動変換機構とモ
ータとを、ほぼL字状に配置する。
【0006】(2) 上記(1)項において、モータを、運
動変換機構のドア寄りの端部に連結する。
【0007】(3) 上記(1)または(2)項において、巻
掛け伝動部材を、ベルトとする。
【0008】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、モータと運動変換機構とを、車両のルーフの一隅部
に、ルーフの縁に沿うようにして配置する。
【0009】(5) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、運動変換機構及びモータを、車体側面の窓のコーナ
部に沿って配置する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、添
付図面の図1〜5を参照して説明する。図中(1)は、車
両のルーフ、(2)は、ルーフ(1)の後端部に、車幅方向
を向くヒンジ軸(2a)をもって枢着され、車体の後端開
口を開閉する後部のドアである。(3)は、ルーフ(1)の
後部におけるルーフパネルの内側に複数の取付ブラケッ
ト(4)をもって固定されるとともに、ドア(2)に連結さ
れた駆動装置で、車両の運転席近傍またはドア(2)に配
置された操作スイッチ(図示略)を操作して電力を供給す
ることにより、ドア(2)を開閉させるものである。
【0011】駆動装置(3)は、正逆転可能な出力軸(5
a)がヒンジ軸(2a)とほぼ平行に配置されたモータ(5)
と、モータ(5)の出力軸(5a)に固着されたピニオン(5
b)に噛合して、出力軸(5a)の回転を減速する複数の平
歯車(6a)、(6b)を有する減速機構(6)と、基板(7a)
がその長手方向をヒンジ軸(2a)の軸線とほぼ直交して
配置されるとともに、ドア(2)寄りの端部にモータ(5)
がほぼ直角に連結された運動変換機構(7)とを備えてい
る。
【0012】モータ(5)と運動変換機構(7)とは、平面
視においてほぼL字状にルーフ(1)に配置されている。
図4に示すように、モータ(5)と運動変換機構(7)は、
後席乗員の頭上を避けた位置のルーフ(1)の後隅部に、
ルーフ(1)の後縁と側縁とに沿うように配置され、後席
乗員のヘッドクリアランスを減少させることがないよう
になっている。
【0013】運動変換機構(7)は、図2及び図3に示す
ように、減速機構(6)の平歯車(6b)と一体的に形成さ
れて、基板(7a)の一端部に枢着された駆動プーリ(8)
と、基板(7a)の他端部に枢着された従動プーリ(9)
と、駆動プーリ(8)と従動プーリ(9)とに掛け回された
巻掛け伝動部材であるゴム等の可撓製材料により形成さ
れた無端のベルト(10)と、ベルト(10)の端末同士を接続
する接続金具(11)とを備えている。接続金具(11)は、駆
動プーリ(8)と従動プーリ(9)との間をベルト(10)とと
もに直線移動可能で、運動変換機構(7)の出力部をな
し、その下面より垂下する取付片(11a)には、ドア(2)
との連結部材をなすリンク(12)の前端部が連結されてい
る。リンク(12)の後端部は、ドア(2)の上部前面に固着
されたブラケット(2b)に枢着されている。
【0014】なお、巻掛け伝動部材(10)は、上記のよう
なゴム製のベルト(10)に限定されるものではなく、例え
ば、合成樹脂製のベルトであっても良いし、さらには、
駆動プーリ(8)の外周面に歯を形成して、各プーリに掛
け回される面に駆動プーリ(8)の歯に噛合する歯を形成
した歯付きベルトや、金属製または合成樹脂製のチェー
ンや、ケーブルであっても良い。
【0015】次に、上記のように構成された車両用ドア
の開閉駆動装置の動作について説明する。ドア(2)が図
5に実線で示す閉止位置にある場合、接続金具(11)は、
運動変換機構(7)の前端部に位置している。操作スイッ
チによりモータ(5)を予め定めた方向に回転させて、減
速機構(6)を介して、駆動プーリ(8)を図3における反
時計方向に回転させると、接続金具(11)は、ベルト(10)
を介して後方に移動させられ、ドア(2)がリンク(12)を
介して後方に押されて、ヒンジ軸(2a)を中心に図5に
想像線で示す開放位置へ回動させられる。
【0016】また、ドア(2)が開放位置にある場合は、
操作スイッチによりモータ(5)を上述の場合と逆方向に
回転させ、駆動プーリ(8)及びベルト(10)を反転させる
と、接続金具(11)は前方に移動させられ、ドア(2)はリ
ンク(12)を介して前方に引き込まれて、閉止位置に移動
させられる。
【0017】図6は、本発明の他の実施形態を示す。こ
の実施形態においては、駆動装置(13)は、車体のサイド
パネル(14)の窓(14a)の近傍のパネル内に配置されてい
る。運動変換機構(15)は、その長手方向をヒンジ軸(2
a)とほぼ直交するようにして、窓(14a)の上縁に沿って
前後方向に向けて配置されている。
【0018】モータ(16)は、運動変換機構(15)のドア
(2)寄りの端部より垂下するように配設され、モータ(1
6)と運動変換機構(15)とは、側面視でほぼL字状に車体
側面に配置されている。運動変換機構(15)は、前記実施
形態と同様の構造であり、リンク(17)を介して後部のド
ア(2)に連結されている。この実施形態にあっては、モ
ータ(16)と運動変換機構(15)とを、サイドパネル(14)の
窓(14a)のコーナ部に沿って配置することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 請求項1〜3の発明によると、運動変換機構の小
型化が可能になるとともに、運動変換機構とモータと
を、ほぼL字状に配置して、車体に取り付けることがで
きるので、限られたスペース内に効率的に配置すること
ができ、室内空間の減少を最小限に押さえることができ
る。
【0020】(b) 請求項4の発明によると、後席乗員
の頭部上方を避けた位置に、モータと運動変換機構とを
配置することができるので、乗員のヘッドクリアランス
を減少させることがない。
【0021】(c) 請求項5の発明によると、モータと
運動変換機構とを、窓のコーナ部に沿って配置すること
ができるので、狭いスペース内にも効率的に配置するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の要部の概略斜視図であ
る。
【図2】同じく、駆動装置の要部の一部切欠平面図であ
る。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】車両後部の概略平面図である。
【図5】車両後部の概略側面図である。
【図6】本発明の他の実施形態の車両後部の概略側面図
である。
【符号の説明】
(1)ルーフ (2)ドア (2a)ヒンジ軸 (3)(13)駆動装置 (5)(16)モータ (6)減速機構 (7)(15)運動変換機構 (7a)基板 (8)駆動プーリ (9)従動プーリ (10)ベルト(巻掛け伝動部材) (11)接続金具(出力部) (12)リンク(連結部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に取り付けたモータの回転力を直線
    運動に変換して出力する運動変換機構の出力部と、前記
    車体にヒンジ軸をもって開閉可能に枢着されたドアとを
    連結部材により連結し、前記モータの回転力により、前
    記運動変換機構及び連結部材を介して、ドアを開閉させ
    るようにした車両用ドアの開閉駆動装置において、 前記運動変換機構を、前記ヒンジ軸とほぼ直交する方向
    を向く基板の一端部に枢着されるとともに、前記モータ
    の出力軸に連結されて正逆回転可能な駆動プーリと、前
    記基板の他端部に枢着された従動プーリと、前記駆動プ
    ーリと従動プーリとに掛け回され、かつ出力部となる一
    部に前記連結部材が連結された無端の巻掛け伝動部材と
    を備えるものとし、かつ前記モータを、前記運動変換機
    構の一端部にほぼ直角に連結することにより、前記運動
    変換機構とモータとを、ほぼL字状に配置したことを特
    徴とする車両用ドアの開閉駆動装置。
  2. 【請求項2】 モータを、運動変換機構のドア寄りの端
    部に連結した請求項1記載の車両用ドアの開閉駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 巻掛け伝動部材を、ベルトとした請求項
    1または2記載の車両用ドアの開閉駆動装置。
  4. 【請求項4】 モータと運動変換機構とを、車両のルー
    フの一隅部に、ルーフの縁に沿うようにして配置した請
    求項1〜3のいずれかに記載の車両用ドアの開閉駆動装
    置。
  5. 【請求項5】 運動変換機構及びモータを、車体側面の
    窓のコーナ部に沿って配置した請求項1〜3のいずれか
    に記載の車両用ドアの開閉駆動装置。
JP11234566A 1999-08-20 1999-08-20 車両用ドアの開閉駆動装置 Pending JP2001059382A (ja)

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US09/639,883 US6283535B1 (en) 1999-08-20 2000-08-17 Apparatus for driving vehicle door to open and close
DE10040382A DE10040382B4 (de) 1999-08-20 2000-08-18 Antriebsvorrichtung
FR0010712A FR2797654B1 (fr) 1999-08-20 2000-08-18 Appareil d'entrainement d'une porte de vehicule

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