JP2001056058A - 非接触形メカニカルシール - Google Patents

非接触形メカニカルシール

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JP2001056058A
JP2001056058A JP11229601A JP22960199A JP2001056058A JP 2001056058 A JP2001056058 A JP 2001056058A JP 11229601 A JP11229601 A JP 11229601A JP 22960199 A JP22960199 A JP 22960199A JP 2001056058 A JP2001056058 A JP 2001056058A
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ring
sealed
rotary
sealing ring
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敏彦 布施
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニューマチックハンマによる回転密封環の振
動を可及的に防止することができる静圧形の非接触形メ
カニカルシールを提供する。 【解決手段】 回転密封環6の外周面21aとスプリン
グリテーナ5の保持部13の内周面13aとの間に一対
のOリング22,22でシールされた環状空間23を形
成し、回転密封環6に、密封端面3a,6a間と環状空
間23とを連通するシールガス導入路24を形成してあ
る。静圧発生溝15に供給されたシールガス8はシール
ガス導入路24から環状空間23に導入されて、Oリン
グ22,22を、その上記内外周面13a,21aへの
圧接力を高めるべく、変形させる。その結果、回転密封
環6が保持部13にOリング22,22を介して強力に
固定され、ニューマチックハンマによる回転密封環6の
振動が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毒性ガス,可燃性
ガス,爆発性ガス,粉体混入ガス等の各種ガスを扱うタ
ービン,ブロワ,コンプレッサ,攪拌機,ロータリバル
ブ等の回転機器において好適に使用される静圧形の非接
触形メカニカルシールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の非接触形メカニカルシー
ルとして、シールケースに固定された静止密封環と、回
転軸に設けられたスプリングリテーナと、静止密封環と
スプリングリテーナとの間に配して、回転軸にこれとの
間をOリングにより二次シールされた状態で軸線方向に
移動可能に嵌挿保持された回転密封環と、静止密封環を
貫通して、両密封環の対向端面である密封端面間に被密
封流体より高圧のシールガスを供給するシールガス供給
路と、回転密封環とスプリングリテーナとの間に介装さ
れて回転密封環を静止密封環へと押圧附勢するスプリン
グ部材とを具備して、両密封端面をその間に供給された
シールガスにより非接触状態に保持させつつ相対回転さ
せることによって、その相対回転部分の内外周側領域で
ある被密封流体領域と非密封流体領域(一般に、大気領
域である)とをシールするように構成されたものがあ
る。かかる構成の非接触形メカニカルシールにあって
は、密封端面間にシールガスによる静圧の流体膜が形成
され、この流体膜の存在によって、両密封端面が微小な
隙間を隔てた非接触状態に保持される。そして、密封端
面間に供給されるシールガスが被密封流体より高圧であ
るから、シールガスは相対回転する密封端面間から被密
封流体領域及び非密封流体領域へと漏洩するが、被密封
流体は密封端面間に侵入することがなく、被密封流体の
非密封流体領域への漏洩を完全に阻止することができ
る。したがって、被密封流体が毒性ガス,可燃性ガス,
爆発性 ガス等のように機外に漏洩することを回避すべ
きものである回転機器においても、好適な軸封を行うこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような静圧形の非
接触形メカニカルシールにあっては、シールガス供給路
から密封端面間に供給されるシールガスが圧縮性のもの
であることから、密封端面間に至るシールガス流動経路
には、いわゆるニューマチックハンマと称せられる自励
振動が不可避的に生じる。その結果、シールケースに固
定されている静止密封環については問題はないが、回転
軸にOリングを介して嵌挿保持されているにすぎない回
転密封環については、上記自励振動により、密封端面間
の隙間と同程度若しくはそれ以下の微小振幅で振動する
ことになる。このような回転密封環の振動は、当該非接
触形メカニカルシールのシール機能自体には格別の悪影
響を与えるものではないが、振動音を発生するために防
止しておくことが好ましい。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、ニューマチックハンマによる回転密封環の振動
を可及的に防止することができる静圧形の非接触形メカ
ニカルシールを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、シールケース
に固定された静止密封環と、回転軸に設けられたスプリ
ングリテーナと、静止密封環とスプリングリテーナとの
間に配して、回転軸にこれとの間を二次シールされた状
態で軸線方向に移動可能に嵌挿保持された回転密封環
と、静止密封環を貫通するシールガス供給路から両密封
環の対向端面である密封端面間へと被密封流体より高圧
のシールガスを供給するシールガス供給機構と、回転密
封環とスプリングリテーナとの間に介装されて回転密封
環を静止密封環へと押圧附勢するスプリング部材とを具
備して、両密封端面をその間に供給されたシールガスに
より非接触状態に保持させつつ相対回転させることによ
って、その相対回転部分の内外周側領域である被密封流
体領域と非密封流体領域とをシールするように構成され
た非接触形メカニカルシールにおいて、上記の目的を達
成すべく、特に、スプリングリテーナに、回転密封環の
外周部を囲繞する円筒状の保持部を形成し、回転密封環
の外周部に形成した環状溝に、軸線方向に並列する一対
のOリングを係合保持して、回転密封環とスプリングリ
テーナの保持部との対向周面間に両Oリングでシールさ
れた環状空間を形成し、回転密封環に、密封端面間と前
記環状空間とを連通するシールガス導入路を形成してお
くことを提案する。なお、環状空間をシールするOリン
グとしては、天然ゴム,合成ゴム等の非圧縮性弾性材で
構成されたものを使用される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4に基づいて具体的に説明する。なお、以下の説明
において、前後とは図1における左右をいうものとす
る。
【0007】この実施の形態における非接触形メカニカ
ルシール1は、図1に示す如く、シールケース2に固定
された静止密封環3と、回転機器の回転軸4に嵌合固着
されたスプリングリテーナ5と、回転軸4に軸線方向
(前後方向)に移動可能に嵌挿保持された回転密封環6
と、回転密封環6を静止密封環3へと押圧附勢するスプ
リング部材7と、両密封環3,6の対向端面である密封
端面3a,6a間にシールガス8を供給するシールガス
供給機構9と、回転密封環5の振動を防止する防振機構
10とを具備して、両密封環3,6の対向端面たる密封
端面3a,6aを非接触状態で相対回転させることによ
り、その相対回転部分の内周側領域である被密封流体領
域Gと外周側領域である非密封流体領域Aとをシールす
るようになっている。なお、被密封流体領域Gは回転機
器内に連通する機内領域であり、密封すべき機内ガス
(被密封流体)が充満している。また、非密封流体領域
Aは回転機器外の大気領域である。
【0008】シールケース2は円筒状のものであり、回
転軸4が同心状に貫通する状態で、その後端部を回転機
器のハウジング(図示せず)に取付けたものである。
【0009】静止密封環3は円環状体であり、図1に示
す如く、回転軸4に同心状に遊嵌された状態でシールケ
ース2の内周部に嵌合固定されている。静止密封環3の
前端面である密封端面(以下「静止密封端面」という)
3aは、軸線に直交する環状平滑面に構成されている。
静止密封環3の後端部と回転軸4との間には周知のラビ
リンスシール11が設けられている。このラビリンスシ
ール11は、図1に示す如く、静止密封環3の内周面に
回転軸4の外周面に近接した状態で軸線方向に並列する
複数の環状突起11a…を突設してなる。
【0010】スプリングリテーナ5は円環状体であり、
図1に示す如く、静止密封環3の前方位に配して回転軸
4に嵌合固着されている。このスプリングリテーナ5の
内外周縁部には、円筒状のOリング係止部12及び円筒
状の保持部13が後方に向けて同心状に突出形成されて
いる。
【0011】回転密封環6は、図1に示す如く、その後
端面たる密封端面(以下「回転密封端面」という)6a
を軸線に直交する環状平滑面に形成した円環状体であ
り、静止密封環3とスプリングリテーナ5との間に配し
て、回転密封環6の内周面と回転軸4の外周面との間に
Oリング14を装填した二次シール状態で、回転軸4に
軸線方向移動可能に嵌挿保持されている。また、回転密
封環6は、その前端部に突設した回り止めピン15をス
プリングリテーナ5に穿設した係合孔16に挿通係合さ
せることにより、一定範囲での軸線方向移動が許容され
た状態で、回転軸4ないしスプリングリテーナ5に対す
る相対回転を阻止されている。
【0012】スプリング部材7は、図1に示す如く、ス
プリングリテーナ5と回転密封環6との間に介挿された
複数のコイルスプリング(一個のみ図示)で構成されて
いて、回転密封環6を静止密封環3へと押圧附勢するも
のであり、密封端面3a,6a間を閉じる方向に作用す
る閉力を発生させるものである。
【0013】シールガス供給機構9は、図1〜図3に示
す如く、シールケース2及び静止密封環3に形成された
一連のシールガス供給路15,16,17,18とその
適所に配設した絞り器19とを具備して、被密封流体の
圧力Pgより高圧のシールガス8を密封端面3a,6a
間に供給させることにより、密封端面3a,6a間にこ
れを開く方向に作用する静圧(開力)を発生させるよう
になっている。
【0014】シールガス供給路は、静止密封端面3aに
形成された静圧発生溝15と、静止密封環3の外周面と
シールケース3の内周面との間に形成される環状の連通
空間16と、シールケース2を貫通して連通空間16に
至るケース側通路17と、静止密封環3を貫通して連通
空間16から静圧発生溝15に至る密封環側通路18と
からなる。静圧発生溝15は、静止密封端面3aと同心
状の環状をなして連続又は断続する浅い凹溝であり、こ
の例では後者を採用している。すなわち、静圧発生溝1
5は、図3に示す如く、静止密封端面3aと同心環状を
なして並列する複数の円弧状凹溝15a…で構成されて
いる。より具体的には、静止密封端面3aに同一形状を
なす4つの円弧状15a…を等間隔Lを隔てて形成して
あり、隣接する各円弧状凹溝15a,15a相互間の静
止密封端面部分(以下「溝間ランド部分」という)15
bの周方向長さLは静圧発生溝15の溝幅Wと同一又は
略同一の寸法に設定されている。連通空間16は、シー
ルケース2と静止密封環3との対向周面間に装填したO
リング20,20によってシールされている。密封環側
通路18の下流端部は分岐されていて、その各分岐部
を、図3に示す如く、静圧発生溝15を構成する各円弧
状凹溝15aに開口18aさせてある。ケース側通路1
7の上流端部は所定のシールガス供給源(図示せず)に
接続されていて、シールガス8をケース側通路17、連
通空間16及び密封環側通路18から静圧発生溝15に
供給するようになっている。シールガス8としては、各
領域G,Aに流出しても無害であり且つ機内ガスたる被
密封流体に悪影響を及ぼさない性状のものを、シール条
件に応じて適宜に選定する。この例では、各種物質に対
して不活性であり且つ人体に無害である清浄な窒素ガス
が使用されている。なお、シールガス8は、回転機器の
運転中(回転軸4の駆動中)においてのみ供給され、運
転停止後には供給を停止される。回転機器の運転は、シ
ールガス8の供給が開始された後であって、密封端面3
a,6a間が適正な非接触状態に保持された後において
開始され、シールガス8の供給停止は、当該回転機器の
運転停止後であって回転軸4が完全に停止した後に行な
われる。
【0015】絞り器19は、オリフィス,毛細管,多孔
質部材等の絞り機能を有するものであり、図1に示す如
く、密封環側通路18の適所(円弧状凹溝15a…に連
通する分岐部分より上流側の部分)に配設されている。
【0016】而して、シールガス8を静圧発生溝15に
供給すると、静圧発生溝15に導入されたシールガス8
により、密封端面3a,6a間にこれを開く方向に作用
する開力が発生する。この開力は、密封端面3a,6a
間に導入されたシールガス8によって発生する静圧によ
るものである。したがって、密封端面3a,6aは、こ
の開力と密封端面3a,6a間を閉じる方向に作用する
スプリング部材7による閉力(スプリング荷重)とがバ
ランスする非接触状態に保持される。すなわち、静圧発
生溝15に導入されたシールガス8は密封端面3a,6
a間に静圧の流体膜を形成し、この流体膜の存在によっ
て、密封端面3a,6aの内外周側領域G,A間が遮蔽
シールされる。シールガス8の圧力及びスプリング部材
7のバネ力(スプリング荷重)は、密封端面3a,6a
間の隙間が適正(一般に、5〜15μmである)となる
ように、シール条件に応じて適宜に設定される。ところ
で、シールガス8は絞り器19で絞られた上で静圧発生
溝15に導入されることから、密封端面3a,6aの隙
間が変動した場合にも、その隙間が自動的に調整されて
適正に保持される。すなわち、回転機器の振動等により
密封端面3a,6aの隙間が大きくなったときは、静圧
発生溝15から密封端面3a,6a間に流出するシール
ガス量と絞り器19を通って静圧発生溝15に供給され
るシールガス量とが不均衡となり、静圧発生溝15内の
圧力が低下して、開力が閉力より小さくなるため、密封
端面3a,6a間の隙間が小さくなるように変化して、
その隙間が適正なものに調整される。逆に、密封端面3
a,6a間の隙間が小さくなったときは、上記したと同
様の絞り器19による絞り機能により静圧発生溝15内
の圧力が上昇して、開力が閉力より大きくなり、密封端
面3a,6a間の隙間が大きくなるように変化して、そ
の隙間が適正なものに調整される。
【0017】ところで、シールガス供給源からケース側
通路17に供給されるシールガス8の圧力(以下「シー
ルガス圧力」という)Psは、次のような理由から、絞
り器19を通って密封環側通路18から静圧発生溝15
に導入されたシールガス8の圧力(各円弧状凹溝15a
内における圧力であり、以下「ポケット圧力」という)
Ppが被密封流体圧力Pgより0.5〜1.5bar高
くなる(Pg+0.5bar≦Pp≦Pg+1.5ba
r)ように、制御しておくことが好ましい。すなわち、
静止密封端面3aにおける各溝間ランド部分15bの周
方向長さLは前述したように静圧発生溝9の溝幅(円弧
状凹溝15aの溝幅)Wと同一又は略同一の寸法に設定
されるが、Pp<Pg+0.5barであると、密封端
面3a,6a間に形成されるシールガス8による流体膜
の圧力分布が溝間ランド部分15bに対応する部分で大
きく変動して、溝間ランド部分15bに対応する部分に
おける流体膜圧力が被密封流体圧力Pgより低下して、
溝間ランド部分15bと回転密封端面6aとの間から機
内ガスが非密封流体領域(大気領域)Aに漏洩する虞れ
がある。また、Pp>Pg+1.5barであると、密
封端面3a,6aから被密封流体領域Gへのシールガス
洩れ量が必要以上に増大する。したがって、この例で
は、ポケット圧力Ppを上記した如くPg+0.5ba
r≦Pp≦Pg+1.5barに維持するために、シー
ルガス圧力Psを被密封流体圧力Pgより1〜3bar
高くなる(Pg+1bar≦Ps≦Pg+3bar)よ
うに設定してある。このシールガス圧力Psは、当該回
転機器の運転中(回転軸4の回転中)において機内圧力
たる被密封流体圧力Pgが変動しない場合や変動しても
その変動幅が小さい場合には、上記条件(Pg+0.5
bar≦Pp≦Pg+1.5bar,Pg+1bar≦
Ps≦Pg+3bar)を満足する範囲で一定に保持さ
れる。一方、運転中における被密封流体圧力Pgの変動
幅が大きい場合には、シールガス圧力Psを一定に保持
していたのでは上記条件を満足しない事態が発生するた
め、被密封流体圧力Pgの変動に応じて上記条件を満足
するようにシールガス圧力Psを調整制御するようにし
ておくことが好ましい。かかる調整制御は、差圧制御弁
等を使用する周知の制御システムによって容易に行なう
ことができる。勿論、被密封流体圧力Pgの変動幅が小
さい場合にも、シールガス圧力Psを被密封流体圧力P
gの変動に応じて調整制御するようにしてもよい。な
お、上記した圧力Pg,Pp,Psは、何れも、大気圧
に対するゲージ圧(bar)である。
【0018】防振機構10は、図1及び図2に示す如
く、回転密封環6の外周部を囲繞するスプリングリテー
ナ5の保持部13と、回転密封環6の外周部に形成した
一対の環状のOリング溝21,21と、各Oリング溝2
1に係合保持されて軸線方向に並列する一対のOリング
22,22と、回転密封環6とスプリングリテーナ5の
保持部13との対向周面間に形成され且つOリング2
2,22でシールされた環状空間23と、回転密封環6
に形成された複数のシールガス導入路24…とからな
る。
【0019】各Oリング22は、合成ゴム,天然ゴム等
の非圧縮性弾性材で構成されたものであり、Oリング溝
21の底面21aと保持部13の内周面13aとの間に
適度に圧縮された状態(回転密封環6の軸線方向移動を
妨げない状態)で充填されていて、環状空間23の軸線
方向両端部をシールしている。この例では、各Oリング
22として、上記した他のOリング14,20と同様の
バイトン製のものを使用している。
【0020】各シールガス導入路24は、図1及び図2
に示す如く、回転密封環6を貫通しており、一端部24
aが回転密封端面6aに開口すると共に他端部24bが
環状空間23に開口している。各シールガス導入路24
の一端開口部24aは、図2及び図4に示す如く、静圧
発生溝15に直対向しており、その径(より正確には回
転密封環6の径方向における長さ)Dは静圧発生溝15
の溝幅(円弧状凹溝15aの溝幅)Wと同一若しくは小
さく設定されている(D≦W)。各シールガス導入路2
4の他端開口部24bは、Oリング溝21,21間つま
りOリング22,22間に位置されている。この例で
は、円弧状凹溝15a…と同数(4つ)のシールガス導
入路24…を回転密封環6の周方向に等間隔を隔てて設
けてある。すなわち、それらの両端部24a…及び24
b…は回転密封環6の周方向に均等間隔を隔てた位置に
おいて回転密封端面6a及び回転密封環6の外周面に開
口されている。
【0021】このような防振機構10が設けられた非接
触形メカニカルシール1にあっては、静圧発生溝15に
供給されたシールガス8により密封端面3a,6a間が
適正な非接触状態に保持されると共に、密封端面3a,
6a間に供給されたシールガス8がシールガス導入路2
4…から環状空間23に導入されて、環状空間23内が
密封端面3a,6a間の圧力と同一に保持される。した
がって、各Oリング22は、環状空間23内のシールガ
ス8によってOリング溝21の外側の壁面21bへと押
圧されることになり、回転密封環6の軸線方向に圧縮さ
れる。その結果、各Oリング22が非圧縮性の弾性材で
構成されたものであることから、回転密封環6の外周面
(Oリング溝21の底面21a)及びこれに対向するス
プリングリテーナ5の保持部13の内周面13aへの各
Oリング22の圧接力が増大し、回転密封環6はスプリ
ングリテーナ5の保持部13の内周面にOリング22,
22を介して強力に固定されることになる。
【0022】したがって、絞り器19を経て静圧発生溝
15から密封端面3a,6a間に至るシールガス流動経
路においてニューマチックハンマ(自励振動)が発生せ
ず、これによって回転密封環5が振動するようなことが
なく、一般に「鳴き」と称せられる振動音が発生するこ
とがない。
【0023】なお、本発明は上記した実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の基本原理を逸脱しない範
囲で適宜に改良,変更することができる。例えば、本発
明は、密封端面3a,6aの相対回転部分の外周側領域
が被密封流体領域となり且つその内周側領域が非密封流
体領域ないし大気領域となるような構成の非接触形メカ
ニカルシールにも、上記した場合と同様に、好適に適用
することができる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明によれば、静圧形の非接触形メカニカルシールにおい
て不可避的に発生するニューマチックハンマによる回転
密封環の振動を効果的に防止して、その振動音の発生を
阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非接触形メカニカルシールの一例
を示す縦断側面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う縦断正面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う縦断背面図である。
【符号の説明】
1…非接触形メカニカルシール、2…シールケース、3
…静止密封環、3a…静止密封端面(静止密封環の密封
端面)、4…回転軸、5…スプリングリテーナ、6…回
転密封環、6a…回転密封端面(回転密封環の密封端
面)、7…スプリング部材、8…シールガス、9…シー
ルガス供給機構、10…防振機構、13…保持部、13
a…保持部の内周面、14…Oリング、15…静圧発生
溝(シールガス供給路)、15a…円弧状凹溝(シール
ガス供給路)、16…連通空間(シールガス供給路)、
17…ケース側通路(シールガス供給路)、18…密封
環側通路(シールガス供給路)、19…絞り器、21…
Oリング溝、21a…Oリング溝の底面(回転密封環の
外周面)、21b…Oリング溝の外側の壁面、22…O
リング、23…環状空間、24…シール導入路、24a
…シール導入路の一端部(一端開口部)、24b…シー
ル導入路の他端部(他端開口部)、A…大気領域(非密
封流体領域)、G…被密封流体領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールケースに固定された静止密封環
    と、回転軸に設けられたスプリングリテーナと、静止密
    封環とスプリングリテーナとの間に配して、回転軸にこ
    れとの間を二次シールされた状態で軸線方向に移動可能
    に嵌挿保持された回転密封環と、静止密封環を貫通する
    シールガス供給路から両密封環の対向端面である密封端
    面間へと被密封流体より高圧のシールガスを供給するシ
    ールガス供給機構と、回転密封環とスプリングリテーナ
    との間に介装されて回転密封環を静止密封環へと押圧附
    勢するスプリング部材とを具備して、両密封端面をその
    間に供給されたシールガスにより非接触状態に保持させ
    つつ相対回転させることによって、その相対回転部分の
    内外周側領域である被密封流体領域と非密封流体領域と
    をシールするように構成された非接触形メカニカルシー
    ルにおいて、 スプリングリテーナに、回転密封環の外周部を囲繞する
    円筒状の保持部を形成し、 回転密封環の外周部に形成した環状のOリング溝に、軸
    線方向に並列する一対のOリングを係合保持して、回転
    密封環とスプリングリテーナの保持部との対向周面間に
    両Oリングでシールされた環状空間を形成し、 回転密封環に、密封端面間と前記環状空間とを連通する
    シールガス導入路を形成したことを特徴とする非接触形
    メカニカルシール。
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