JP2001053371A - 真空紫外光発生方法及び発生装置並びにその利用装置 - Google Patents

真空紫外光発生方法及び発生装置並びにその利用装置

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JP2001053371A
JP2001053371A JP22796799A JP22796799A JP2001053371A JP 2001053371 A JP2001053371 A JP 2001053371A JP 22796799 A JP22796799 A JP 22796799A JP 22796799 A JP22796799 A JP 22796799A JP 2001053371 A JP2001053371 A JP 2001053371A
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light
laser
vacuum ultraviolet
laser beam
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Tomoyuki Wada
智之 和田
Hideo Tashiro
英夫 田代
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトな装置構成で波長157nmの真
空紫外光を安定に発生する。 【解決手段】 NdあるいはYbを活性イオンとする固
体レーザー10から発生された波長1046nmのレー
ザー光11を非線形光学結晶35〜37により第5高調
波である波長213nmのレーザー光31に波長変換
し、波長変換された波長213nmのレーザー光を水素
ガス40に入射させて4次の反ストークス誘導ラマン散
乱により波長157nmのレーザー光21を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長157nmの
真空紫外光を発生する方法及び装置、並びに波長157
nmの真空紫外光を利用する利用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日のインターネットを初めとする情報
産業の基盤となる電子産業においては、半導体装置の集
積技術がその中核をなしている。半導体装置の回路パタ
ーンを微細化して高集積化を図るためには、フォトリソ
グラフィーを利用して半導体デバイスを製造する露光装
置の光源として短波長の光源が必要である。そのような
短波長光源としてKrFレーザー(波長248nm)、
ArFレーザー(波長193nm)などのエキシマレー
ザーが実用化され、次の段階ではより短波長である波長
157nmの真空紫外光を発生することのできるF2
ーザーの整備及びその利用技術の確立が進められてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、半導体
装置製造のためのフォトリソグラフィー工程ではF2
ーザー(波長157nm)の採用が現実のものとなって
おり、波長157nmの真空紫外光を用いた半導体露光
技術を完成させるためには、波長157nmの真空紫外
光用の光学材料やコーティング材料の検討、組み立てら
れた光学系の検査、感光材料(フォトレジスト)の検討
など多くの解決しなければならない問題がある。従っ
て、簡便な光源はこれらに不可欠であるが、現在のとこ
ろ波長157nmの真空紫外光を発生することのできる
光源として固体レーザーをベースとした光源はない。波
長157nmの光を出すことができる唯一のコヒーレン
ト光源は、これまで放電励起のF2レーザーのみであっ
た。しかしながら、F2レーザーは大きな出力が得られ
るものの、装置が比較的大きく、メンテナンスが必要で
ある、ガスの給排気設備が必要であるなどの問題点があ
った。
【0004】本発明は、このような真空紫外光発生装置
の現状に鑑み、コンパクトな装置構成で波長157nm
の真空紫外光を安定に発生することのできる方法及び固
体レーザー励起157nm真空紫外光発生装置、並びに
その157nm真空紫外光発生装置を組み込んだ157
nm真空紫外光利用装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明において、典型的
には、Nd:YAGレーザーの第5高調波を励起光とし
て水素ガス中での反ストークス誘導ラマン散乱により4
次の反ストークス光を発生することで前記目的を達成す
る。
【0006】すなわち、本発明による真空紫外光発生方
法は、水素ガスに波長213nm±1.5nmの範囲の
レーザー光を入射させて4次の反ストークス誘導ラマン
散乱により波長157nmのレーザー光を得ることを特
徴とする。水素ガスに入射させるレーザー光の波長を2
13nm±1.5nmの範囲とすることにより、4次の
反ストークス誘導ラマン散乱により波長156.5〜1
57.5nmの範囲のレーザー光を得ることができる。
【0007】本発明による真空紫外光発生方法は、ま
た、NdあるいはYbを活性イオンとする固体レーザー
から発生された波長1064±7.5nmの範囲のレー
ザー光を非線形光学結晶により第5高調波である波長2
13nmのレーザー光に波長変換し、前記波長変換され
た波長213nmのレーザー光を水素ガスに入射させて
4次の反ストークス誘導ラマン散乱により波長157n
mのレーザー光を得ることを特徴とする。Ndあるいは
Ybを活性イオンとする固体レーザーから発生された波
長1064±7.5nmの範囲のレーザー光を用いるこ
とにより、最終的に波長156.5〜157.5nmの
範囲のレーザー光を得ることができる。
【0008】本発明による真空紫外光発生装置は、波長
1064nmのレーザー光を発生する固体レーザーと、
固体レーザーから発生された波長1064nmのレーザ
ー光をその第5高調波である波長213nmのレーザー
光に変換する第1の波長変換部と、第1の波長変換部か
ら出射した波長213nmのレーザー光を水素ガスによ
る反ストークス誘導ラマン散乱を利用して波長157n
mの真空紫外光に変換する第2の波長変換部と、第2の
波長変換部から出射する光線から波長157nmの真空
紫外光を選択的に取り出すための波長選択部とを含むこ
とを特徴とする。第1の波長変換部は、非線形光学結晶
の組み合わせにより構成することができる。
【0009】波長1064nmのレーザー光を発生する
固体レーザーは、NdあるいはYbを活性イオンとする
固体レーザーとするのが好ましい。本発明による波長変
換装置は、入射された波長1064nmの光線の第5高
調波として波長213nmの光線を発生させるための非
線形光学結晶と、非線形光学結晶から出射した波長21
3nmの光線が入射される水素ガスセルと、水素ガスセ
ルから出射した光線から波長157nmの光線を選択的
に取り出すための波長選択部とを備えることを特徴とす
る。波長1064nmの光線の第5高調波として波長2
13nmの光線を発生させるための非線形光学結晶は、
複数の非線形光学結晶を組み合わせたものとすることが
できる。
【0010】本発明による光利用装置は、波長157n
mのレーザー光を発生する光源と、光源から出射された
レーザー光を利用する光利用手段とを備える光利用装置
において、光源として前述の真空紫外光発生装置を用い
たことを特徴とする。光利用装置は、フォトリソグラフ
ィ工程で半導体装置を製造する際に感光基板に回路パタ
ーン等を露光するのに用いられる一括露光装置とするこ
とができる。その場合、光利用手段は、パターンを形成
したマスクを保持するマスクステージと、光源から出射
されたレーザー光の径を拡大してマスクに照射するマス
ク照明光学系と、マスクに形成されたパターンを感光基
板に投影する投影光学系と、感光基板を保持する基板ス
テージとを含む。
【0011】光利用装置は、フォトリソグラフィ工程で
半導体装置を製造する際にマスクを用いることなく感光
基板に回路パターン等を直接描画する露光装置とするこ
とができる。その場合、光利用手段はレーザー光を偏向
するビームステアリング手段と、ビームステアリング手
段を制御する制御手段と、ビームステアリング手段から
出射したレーザー光を感光基板上に収束する光学系と、
感光基板を保持する基板ステージとを含む。
【0012】光利用装置としては、上に述べた装置の他
にも種々のものがある。例えば、真空紫外域で使用され
るレンズの透過率や収差を検査する検査装置、真空紫外
用光学素子のコーティングを検査する検査装置、真空紫
外線対応のフォトレジストの性能を検査する検査装置等
においても、その光源として本発明による真空紫外光発
生装置を用いることができる。
【0013】本発明の非線形波長変換法による波長15
7nmの真空紫外光の発生方法は、出力がF2レーザー
ほど期待できないが、完全な固体レーザー方式であるの
でその信頼性は高く、固体レーザーに特有のメンテナン
スフリー、簡便な使用法、小型化可能といったメリット
をそのまま生かすことができる。本発明の方法は、最終
段の波長変換においてガスのセルを利用するものの、放
電等をかけるわけではなく封じきりの装置として利用で
きる。
【0014】前述のように、波長157nmの露光技術
を完成するためにはレジスト材の開発、光学材料の開
発、コーティングの開発など周辺技術の確立が必要不可
欠である。これらの技術を完成させる上で、本発明によ
る固体レーザーベースのコンパクトな157nmの光源
は極めて有用である。
【0015】また、本発明による真空紫外光発生装置
は、光の吸収特性から可視光や紫外光でのレーザーアブ
レーションによる直接加工が困難なテフロンなどの高分
子材料、石英などのガラス材料、あるいはバンドがギャ
ップが大きな半導体材料などの微細加工にも応用可能で
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明による真空紫外光
発生装置の一例を示す概略図である。この真空紫外光発
生装置は、波長1064nmのレーザー光を発生する固
体レーザー10と、波長変換装置20とから構成されて
いる。波長変換装置20は、固体レーザー10から出射
された波長1064nmのレーザー光11を波長157
nmの真空紫外光21に変換して出力する機能を有する
もので、波長1064nmのレーザー光をその第5高調
波である波長213nmのレーザー光31に変換するた
めの非線形光学結晶35,36,37を用いた第1の波
長変換部30、第1の波長変換部30から出射された波
長213nmのレーザー光31を水素ガス中での反スト
ークス誘導ラマン散乱を利用して波長157nmの真空
紫外光を含む波長に変換するための第2の波長変換部4
0、及び第2の波長変換部40から出射する光線41の
うちから4次の反ストークス光である波長157nmの
真空紫外光を選択的に取り出すための波長選択部50か
ら構成される。
【0017】波長1064nmのレーザー光を発生する
固体レーザー10としては、市販の固体レーザーの中で
最も安定性が高く高出力であり、信頼性の高いNd:Y
AGレーザーを用いるのが好ましい。ただし、1064
nmのレーザー光を発生することができる他の固体レー
ザー、例えばYb:YAGレーザーなども使用可能であ
る。一般的にいえば、固体レーザー10としてはNdを
活性イオンとした固体レーザー、あるいはYbを活性イ
オンとした固体レーザーが適当である。
【0018】第1の波長変換部30に備えられている非
線形光学結晶35は、例えばKDPであり、波長106
4の光線の第2高調波である波長532nmの光線を発
生する。非線形光学結晶36は、例えばCLBOであ
り、波長532nmの光線の第2高調波(波長1064
の第4高調波)である波長266nmの光線を発生す
る。また、非線形光学結晶37は、例えばCLBOであ
り、1064nm+266nmの和周波により波長21
3nmの光線(波長1064の第5高調波)を発生す
る。なお、ここに述べた非線形光学結晶の組み合わせや
材質は一例であり、要は入射光である波長1064nm
のレーザー光をその第5高調波である波長213nmの
光線に変換して出力できるものであればどの様な非線形
光学結晶を用いても構わない。
【0019】第2の波長変換部40は、水素ガスを封入
した水素ガスセルからなる。水素ガス中での誘導ラマン
散乱では、レーザー光の波数はラマンシフト量4155
cm-1の整数倍だけ変化し、n次の反ストークス光の光
の角周波数ωは、入射レーザー光の角周波数をωinとし
てω=ωin+n×4155で表され、波長213nmの
光を入射するとき4次の反ストークス光(n=4)とし
て波長157nmの真空紫外光が得られる。
【0020】第2の波長変換部40による最終的な波長
変換の後、第2の波長変換部40からは出射光として波
長が長波長側ヘシフトした高次のストークス光、励起
光、短波長側に波長シフトした反ストークス光が同時に
出射される。波長選択部50は、この中から4次の反ス
トークス光である波長157nmの真空紫外光を選択し
て出力するもので、具体的にはプリズムや回折格子等の
分散光学系あるいは真空紫外用のコーティングを施した
ダイクロイックミラー等により実現することができる。
【0021】図2は、第2の波長変換部40と波長選択
部50の一例を示す概略図である。第2の波長変換部4
0の水素ガスを封入したガス容器45は、内壁を電解研
磨し、その上に高分子膜等をコーティングすることで、
ガス容器から封入水素ガスヘの不純物の混入を防ぎ、ガ
スの封じきりの動作を可能とした。さらに安全を考えて
セルを2重構造とすることによって、完全なメンテナン
スフリー化を実現している。なお、第2の波長変換部4
0での波長変換過程では、位相整合条件と呼ばれる入射
光と出射光との波数ベクトルの整合が波長変換の効率を
大きく左右し、同時にビームパターンにも大きな影響を
与える。この位相整合条件を満たすため、本実施の形態
では、ガス容器45への水素ガスの封入圧力を3kg/
cm2とした。また、図2に図示した波長選択部50
は、157nmを透過し他の波長を反射するするダイク
ロイックミラー55,56を組み合わせて用いる例を示
している。
【0022】固体レーザー10としてNd:YAGレー
ザーを用い、波長変換装置20の第1の波長変換部30
要素である非線形光学結晶35としてKDP、非線形光
学結晶36,37としてCLBOを用い、第2の波長変
換部40として水素ガスを3kg/cm2の圧力で封入
した水素ガス容器45を用いて図1及び図2に示す真空
紫外光発生装置を組み立て、運転した。図3は、第2の
波長変換部40から出射された反ストークス光の出力特
性を示す図である。第2の波長変換部40の励起光波長
をNd:YAGの第5高調波(213nm)とすること
より、9次の反ストークス光までの出力が得られてお
り、波長157nmの真空紫外光が充分な強度で出力さ
れていることが分かる。
【0023】157nmの光を発生するF2レーザーが
ガスの寿命が短い、ガスの排気設備などが必要など複雑
なメンテナンスを必要とし、使い勝手が悪く、放電のノ
イズなどがあるのに対して、固体レーザーをベースとし
た波長変換による本発明の157nm光源は簡便な装置
構成で安定性が高く、ほとんどメンテナンスを必要とせ
ず、スイッチを入れるだけで波長157nmの光を得る
ことが可能となる。従って、F2レーザーを用いて15
7nm光による露光を行うための基礎段階として、露光
装置に用いる光学素子の評価、測定器の評価、あるいは
フォトレジスト等の開発に必要な157nmの光を簡単
かつ安定して提供することが可能になり、157nm露
光の周辺開発に大きな寄与が期待できる。さらには、露
光そのものにも使用可能である。
【0024】以下に、本発明の真空紫外光発生装置を組
み込んだ利用装置の例について説明する。図4は、本発
明による真空紫外光発生装置を組み込んだ一括露光型の
露光装置の一例を示す概略図である。この露光装置は、
本発明による真空紫外光発生装置60、ビーム径拡大光
学系61,62、パターンが形成されたマスク64を保
持するマスクステージ63、投影光学系65、フォトレ
ジスト等の感光材が塗布された感光基板66を保持して
光軸と直交する2次元方向に移動可能な基板ステージ6
7を備える。真空紫外光発生装置60から出射された波
長157nmの真空紫外光は、ビーム径拡大光学系6
1,62によって光束の径が拡大され、マスク64を一
様に照明する。マスク64に形成されたパターンは、投
影光学系65によって感光基板66に投影され、感光基
板66にマスク64のパターンが転写される。
【0025】図5は、本発明による真空紫外光発生装置
を組み込んだ直接描画方式の露光装置の一例を示す概略
図である。この露光装置は、本発明による真空紫外光発
生装置60、ガルバノミラー等によって光線を偏向する
偏向するビームステアリング手段71、ビームステアリ
ング手段71を制御する制御手段72、ビームステアリ
ング手段71から出射した光線を感光基板74上に収束
する収束光学系73、感光基板74を保持する基板ステ
ージ75を備える。真空紫外光発生装置60から出射さ
れた波長157nmの真空紫外光は、ビームステアリン
グ手段71で偏向され、光学系73で収束されて感光基
板74を照射する。制御手段72は、その内部メモリ等
に記憶されている偏向データに基づいてビームステアリ
ング手段71を時系列的に制御することで、感光基板7
4上に所望のパターンが描画、露光される。
【0026】図6は、本発明による真空紫外光発生装置
を組み込んだ真空紫外域用光学レンズ検査装置の一例を
示す概略図である。光学レンズ検査装置は、光学レンズ
の透過率や収差の測定を行う装置である、その構造自体
は周知のものである。図示した光学レンズ検査装置は、
本発明による真空紫外光発生装置60、ハーフミラー8
1、光検出器82,83を備える。真空紫外光発生装置
60から被検レンズ80に波長157nmの真空紫外光
を照射し、被検レンズ80を透過する前後の光強度を光
検出器82,83で検出して比較することにより、波長
157nmの真空紫外光に対する光学レンズ80の透過
率を測定する。
【0027】
【発明の効果】本発明によると、固体レーザーをベース
にしたコンパクトな装置構成で波長157nmの真空紫
外光を安定に発生し、また簡便かつ安定に利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による真空紫外光発生装置の一例を示す
概略図。
【図2】波長変換ガスセルと波長選択手段の一例を示す
概略図。
【図3】波長変換ガスセルから出射された反ストークス
光の出力特性を示す図。
【図4】本発明による真空紫外光発生装置を組み込んだ
一括露光型の露光装置の例を示す概略図。
【図5】本発明による真空紫外光発生装置を組み込んだ
直接描画方式の露光装置の例を示す概略図。
【図6】本発明による真空紫外光発生装置を組み込んだ
検査装置の一例を示す概略図。
【符号の説明】
10…固体レーザー、11…波長1064nmのレーザ
ー光、20…波長変換装置、21…波長157nmの真
空紫外光、30…第1の波長変換部、31…波長213
nmのレーザー光、35,36,37…非線形光学結
晶、40…第2の波長変換部、41…出射光、45…ガ
ス容器、50…波長選択部、55,56…ダイクロイッ
クミラー、60…真空紫外光発生装置、61,62…ビ
ーム径拡大光学系、63…マスクステージ、64…マス
ク、65…投影光学系、66…感光基板、67…基板ス
テージ、71…ビームステアリング手段、72…制御手
段、73…収束光学系、74…感光基板、75…基板ス
テージ、80…被検レンズ、81…ハーフミラー、8
2,83…光検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2K002 AA07 AB12 BA01 CA02 CA04 GA04 HA20 HA23 5F072 AB02 JJ01 JJ05 KK05 KK12 KK30 MM08 QQ02 QQ05 QQ07 RR05 YY09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素ガスに波長213nm±1.5nm
    の範囲のレーザー光を入射させて4次の反ストークス誘
    導ラマン散乱により波長157nmのレーザー光を得る
    ことを特徴とする真空紫外光発生方法。
  2. 【請求項2】 NdあるいはYbを活性イオンとする固
    体レーザーから発生された波長1064±7.5nmの
    範囲のレーザー光を非線形光学結晶により第5高調波で
    ある波長213nmのレーザー光に波長変換し、前記波
    長変換された波長213nmのレーザー光を水素ガスに
    入射させて4次の反ストークス誘導ラマン散乱により波
    長157nmのレーザー光を得ることを特徴とする真空
    紫外光発生方法。
  3. 【請求項3】 波長1064nmのレーザー光を発生す
    る固体レーザーと、前記固体レーザーから発生された波
    長1064nmのレーザー光をその第5高調波である波
    長213nmのレーザー光に変換する第1の波長変換部
    と、前記第1の波長変換部から出射した波長213nm
    のレーザー光を水素ガスによる反ストークス誘導ラマン
    散乱を利用して波長157nmの真空紫外光に変換する
    第2の波長変換部と、前記第2の波長変換部から出射す
    る光線から波長157nmの真空紫外光を選択的に取り
    出すための波長選択部とを含むことを特徴とする真空紫
    外光発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の真空紫外光発生装置にお
    いて、波長1064nmのレーザー光を発生する前記固
    体レーザーは、NdあるいはYbを活性イオンとする固
    体レーザーであることを特徴とする真空紫外光発生装
    置。
  5. 【請求項5】 入射された波長1064nmの光線の第
    5高調波として波長213nmの光線を発生させるため
    の非線形光学結晶と、前記非線形光学結晶から出射した
    波長213nmの光線が入射される水素ガスセルと、前
    記水素ガスセルから出射した光線から波長157nmの
    光線を選択的に取り出すための波長選択部とを備えるこ
    とを特徴とする波長変換装置。
  6. 【請求項6】 波長157nmのレーザー光を発生する
    光源と、前記光源から出射されたレーザー光を利用する
    光利用手段とを備える光利用装置において、前記光源と
    して請求項3又は4記載の真空紫外光発生装置を用いた
    ことを特徴とする光利用装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の光利用装置において、前
    記光利用手段は、パターンを形成したマスクを保持する
    マスクステージと、前記光源から出射されたレーザー光
    の径を拡大して前記マスクに照射するマスク照明光学系
    と、前記マスクに形成されたパターンを感光基板に投影
    する投影光学系と、感光基板を保持する基板ステージと
    を含むことを特徴とする光利用装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の光利用装置において、前
    記光利用手段はレーザー光を偏向するビームステアリン
    グ手段と、前記ビームステアリング手段を制御する制御
    手段と、前記ビームステアリング手段から出射したレー
    ザー光を感光基板上に収束する光学系と、感光基板を保
    持する基板ステージとを含むことを特徴とする光利用装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072134A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Mitsubishi Electric Corp 波長変換レーザ装置
JP2012022340A (ja) * 2005-07-28 2012-02-02 Kla-Encor Corp サブ213nm波長を生成するためのCLBOにおける非臨界位相整合
JP2017537334A (ja) * 2014-08-27 2017-12-14 ヌブル インク 可視ラマンレーザーを用いた材料加工のための用途、方法、及びシステム

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