JP2001052068A - 電子商取引のための個人認証システムおよび個人認証方法 - Google Patents

電子商取引のための個人認証システムおよび個人認証方法

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JP2001052068A
JP2001052068A JP22859899A JP22859899A JP2001052068A JP 2001052068 A JP2001052068 A JP 2001052068A JP 22859899 A JP22859899 A JP 22859899A JP 22859899 A JP22859899 A JP 22859899A JP 2001052068 A JP2001052068 A JP 2001052068A
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Satoshi Isomatsu
聡 磯松
Hajime Saito
元 齋藤
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JAC KK
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BIGBANG TECHNOLOGY Ltd
JAC KK
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネット上の販売サイトへアクセスして
来た利用者の信頼度を比較的簡単な仕組みで効率よく判
定できるようにし、電子商取引におけるセキュリティー
の向上を図る。 【解決手段】購入希望者16が商品の購入のために個人
情報やカード情報を入力すると、例えばリモートホスト
名やリモートIPといった購入希望者16の端末に関す
る情報が自動的にオンライン・サービス・プロバイダ1
3の認証サーバによって検出され、それが個人情報デー
タベース151と照合される。個人情報データベース1
51には、予め各利用者毎にその個人情報と利用者の端
末に関する情報などが関連づけて保持されているので、
端末に関する情報から実際にサーバにアクセスした利用
者を割り出したり、その利用者の信頼度を判定するとい
った、認証処理を容易に行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
用いた電子商取引に適用される個人認証システムおよび
個人認証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを用いた電子商取
引(EC;Electronic Commerce)
が注目されている。ECは、インターネットを使って商
品やサービスをオンラインで売買するシステムであり、
これまで、店舗販売や通信販売等で行われていたサービ
スをインターネット上でオンラインで提供することがで
きる。このECを利用することにより、一般消費者など
の最終顧客は、実際の店舗に出かけることなく、ソフト
ウェア、画像、音楽データなどのコンテンツや、物品
を、インターネット上で購入することができる。サービ
ス提供者は、インターネット上にバーチャルショップ
(テナント)を開設することにより、1)実際に店舗を
出店することなく商売を始めることができる、2)イン
ターネット上でのカタログ検索などにより効率よくマー
ケティングを行うことができる、などの恩恵を受けるこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ECにおける購入の支
払いおいては、通常、クレジットカードやデビットカー
ドが使用されており、利用者はカード番号と名前を入力
するだけで済む。しかし、ECでは、実際の購入者の顔
は見えず、またサインも必要ないため、本人確認が出来
ないというリスクが発生する。例えば、実際には本人が
購入したにも拘わらず、購入代金の引き落とし、支払い
の段階になって、「購入していない」または「他人に利
用された」という虚偽の申し出が行われることもある。
係る状況のもとでは、インターネット上での健全な販売
サービスが阻害されてしまうという問題がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、インターネット上の販売サイトへアクセス
して来た利用者の信頼度を比較的簡単な仕組みで効率よ
く判定できるようにし、電子商取引におけるセキュリテ
ィーの向上を図ることが可能な個人認証システムおよび
個人認証方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、インターネット上でサービスまたは物品
の販売を行う電子商取引に適用される個人認証システム
であって、前記インターネット上で販売されているサー
ビスまたは物品の購入を希望する利用者からのアクセス
に応答して、前記利用者の端末に関する情報を検出する
検出手段と、各利用者毎に少なくともその個人情報と端
末に関する情報とを関連づけて保持する個人情報データ
ベースとを具備し、前記利用者からの入力情報および前
記検出手段によって検出された端末に関する情報を前記
個人情報データベースと照合することによって、前記利
用者を認証できるようにしたことを特徴とする。
【0006】この個人認証システムにおいては、サービ
スまたは物品の販売のためのホームページに利用者がア
クセスすると、例えばリモートホスト名やリモートIP
といった利用者の端末に関する情報が自動的に検出さ
れ、それが個人情報データベースと照合される。個人情
報データベースには、予め各利用者毎にその個人情報と
利用者の端末に関する情報とが関連づけて保持されてい
るので、端末に関する情報から実際にサーバにアクセス
した利用者を割り出したり、その利用者の信頼度を判定
するといった、認証処理を容易に行うことが可能とな
る。
【0007】また、前記個人情報データベースは、例え
ば懸賞サイトや無料サービスサイトのサーバに利用者が
アクセスしたときに、利用者の端末に関する情報を検出
し、その検出した端末に関する情報と利用者から入力さ
れた個人情報とを関連付けることによって作成すること
ができる。
【0008】また、リモートホスト名やリモートIPと
いった利用者の端末に関する情報を含む個人情報データ
ベースを利用者のアクセス履歴として残すことにより、
それをアクセスの証拠として利用することが可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1には、本発明の一実施形態に係
る電子商取引のための個人認証システムの構成が示され
ている。
【0010】この個人認証システムは、インターネット
10上でサービスや商品の売買を行う電子商取引(E
C)に利用されるものである。インターネット10に
は、図示のように、テナントサーバ11、テナントサー
バ11からサービスや商品の購入を希望する購入希望者
16をインターネット10に接続するためのオンライン
・サービス・プロバイダ(インターネット・サービス・
プロバイダ:ISP)12、認証システムを運営するオ
ンライン・サービス・プロバイダ13、認証機関14、
懸賞ホームページなどを運営するオンライン・サービス
・プロバイダ15などが接続されている。
【0011】テナントサーバ11は、インターネット1
0上で、ソフトウェア、画像、音楽データなどのコンテ
ンツや各種物品を販売するバーチャルショップ(テナン
ト)のWEBサーバである。このテナントサーバ11
は、テナントサーバ11の開設者が自ら運営しているW
EBサーバによって実現されている場合と、そのテナン
トサーバ11の開設者が会員登録しているインターネッ
ト・サービス・プロバイダ(ISP)上の記録領域上に
実現されている場合(インターネット・サービス・プロ
バイダにWEBホスティングを委託)とがある。
【0012】オンライン・サービス・プロバイダ13
は、テナントサーバ11に対して認証および決済等のサ
ービスをオンラインで提供するためのものであり、通常
は、テナントサーバ11とは異なるサーバによって実現
されている。なお、オンライン・サービス・プロバイダ
13自体が、インターネット・サービス・プロバイダ
(ISP)としての機能を有していても良い。
【0013】オンライン・サービス・プロバイダ13が
テナントサーバ11に提供するサービスには、クレジッ
トカード認証、個人認証、コンテンツ・物品の再販、決
済、顧客の個人情報、購入内容、サービス利用限定など
の管理があり、これら処理が、テナントサーバ11に代
わって、オンライン・サービス・プロバイダ13によっ
て代行して実行される。
【0014】オンライン・サービス・プロバイダ13
は、第3者によって運営・管理されているサイバーキャ
ッシュなどの認証機関14と通信可能に接続されてお
り、クレジットカード認証や決済等の処理は、オンライ
ン・サービス・プロバイダ13が認証機関14に接続、
照会することによって行われる。オンライン・サービス
・プロバイダ13による個人認証は、個人情報データベ
ース151を利用して行われる。この個人情報データベ
ース151はオンライン・サービス・プロバイダ13側
で構築および管理してもよいが、図示のように、懸賞ホ
ームページなどを運営する他のオンライン・サービス・
プロバイダ15上に設けてもよい。
【0015】購入希望者16は、インターネット10上
で提供される各種サービスを利用するユーザであり、パ
ーソナルコンピュータ等の端末上で実行されるWWWブ
ラウザを通じてテナントサーバ11をアクセスすること
により、そのテナントサーバ11によって販売サービス
が行われているコンテンツや物品をオンラインで購入す
るための手続を行うことができる。
【0016】ここで、本個人認証システムの原理を説明
する。
【0017】本システムは、テナントサーバ11によっ
て提供されるサービスや商品の販売のためのホームペー
ジにアクセスして来た購入希望者16が、購入の際に入
力するクレジットカード番号(デビットカード番号)、
カード名義、住所などの情報と共に、購入希望者16の
端末から自動検出した端末情報(「リモートIPアドレ
ス」、「リモートホスト名」、「ブラウザの種類」な
ど)等を一緒に個人認証データベース151としてデー
タベース化すると共に、既に登録されている場合にはそ
の個人認証データベース151との照合を行って本人確
認を行うシステムである。この個人認証データベース1
51は、虚偽の申告があった場合にアクセスの証拠とし
て利用することができる他、不正利用者リスト(ブラッ
クリスト)の作成によって不正を未然に防止するためな
どにも利用することができる。従来、本人確認のための
システムは、例えば入力されたカード情報とそのカード
利用者の住所との照合によるものがほとんどであり、入
力ミスなどがあると正確な判別が出来ない場合が多い
為、商品の円滑な購入に支障をきたしていた。
【0018】本システムでは、「リモートIPアドレ
ス」や「リモートホスト名」などの端末情報を元にデー
タベースを構築しておき、利用者からアクセスされたと
きに、自動検出した端末情報を元に個人情報データベー
ス151の照会を行うことで、利用者から自らの入力情
報以外の物理的な情報を用いた個人認証を行うことがで
き、これにより、より確実な本人確認を自動的に行うこ
とができる。また、個人情報データベース151を利用
者のアクセス履歴として残すことにより、虚偽の申告が
あった場合などに、アクセスの証拠として利用すること
ができる。さらに、検出された「リモートIPアドレ
ス」や「リモートホスト名」には利用者のアクセス元の
国名、アクセス時間などの情報が付帯するので、それら
の付帯情報をマーケティングに利用することもできる。
【0019】本システムは、オンライン・サービス・プ
ロバイダ13の認証サーバ上に構築された認証システム
と、個人情報データベース151とから構成される。購
入希望者16がテナントサーバ11上で販売されている
サービスや商品をクレジットカードやデビットカードな
どにて購入する際には、購入希望者16は、カード番
号、カード有効期限、カード名義などの金融関係情報の
他に、名前、住所、電話番号などの個人情報を入力し、
その有効性の認証をオンライン・サービス・プロバイダ
13の認証サーバによって受けるが、この際に、オンラ
イン・サービス・プロバイダ13の認証サーバは、購入
希望者16の端末から「リモートIPアドレス」や「リ
モートホスト名」などの端末情報を自動的に取得し、そ
れら「リモートIPアドレス」や「リモートホスト名」
などを元に個人情報データベース151の構築や、個人
情報データベース151との照合を行う。
【0020】個人情報データベース151の一例を図2
に示す。このように、個人情報データベース151に
は、利用者毎に、カード番号や氏名、住所、電話番号な
どの個人情報に加え、「リモートIPアドレス」、「リ
モートホスト名」などの端末情報が関連づけられて管理
されている。通常、「リモートIPアドレス」、「リモ
ートホスト名」は、購入希望者16がダイアルアップに
よるインターネット接続を行っている場合には、接続の
都度、オンライン・サービス・プロバイダ12のサーバ
から割り当てられる。このため、図2に示されているよ
うに、一つの「リモートIPアドレス」、「リモートホ
スト名」に対して、複数の個人情報が登録されることに
なる。この場合、「リモートIPアドレス」の上位ビッ
ト部のネットワークアドレスは、インターネット接続に
使用したオンライン・サービス・プロバイダのアドレス
となる。また、「リモートホスト名」は、インターネッ
ト接続に使用したオンライン・サービス・プロバイダの
ホスト名である。よって、「リモートIPアドレス」、
「リモートホスト名」を検出するということは、利用者
がテナントサーバ11などのアクセスに利用したアクセ
スサイトを検出することにもなる。
【0021】また、個人情報データベース151には、
他人のカードを不正使用したり、あるいは本人がアクセ
スしたにも拘わらず他人に不正使用されたと虚偽の申告
を行うなどの、不正を過去に行ったことがあるか否かを
示す履歴フィールドが用意されており、その事実が確認
された時点で該当する履歴フィールドに「X」印が管理
者などによって登録される。
【0022】構築された個人情報データベース151
は、不正が発生した場合の本人確認による対処や、不正
の履歴をいわゆるブラックリストとして利用し、認証業
務の事前、事後のセキュリティーシステムとして活用す
ることができる。また、同様の認証業務を行うオンライ
ン・サービス・プロバイダからの照会も受け付ける事が
できる。さらに、実際にクレジットカード番号を用いた
認証業務を実行する前に個人情報データベースに照会す
ることで、不正利用者に対する不要なカード認証を行わ
ないようにすることが出来、これによって認証に係る手
数料の削減にもつながる。検出された「リモートIPア
ドレス」、「リモートホスト名」には、利用者のアクセ
スもとの国名、アクセス時間など対応する付帯情報が存
在するため、前述したように、それらをマーケティング
に利用することもできる。
【0023】また、個人情報データベース151は、オ
ンライン・サービス・プロバイダ13の認証サーバとオ
ンラインで接続されていればよく、前述したように、認
証サーバとは異なる場所に配置しても良い。図1では、
懸賞ホームページなどを運営する他のオンライン・サー
ビス・プロバイダ15上に個人情報データベース151
を配置した場合を例示している。この場合、オンライン
・サービス・プロバイダ15は、例えば懸賞ホームペー
ジ、無料サービスページなど、利用者が積極的に個人情
報を入力したくなるサービスを行い、利用者からアクセ
スされる度に、その利用者から入力された個人情報と、
同時に自動検出した端末情報とを関連づけて保存するこ
とにより、個人情報データベース151を構築する。こ
の場合、利用者から入力される個人情報は、名前、住
所、電話番号、誕生日などの情報であり、クレジットカ
ード番号などの情報は入力されないことが多い。したが
って、懸賞ホームページなどを運営するオンライン・サ
ービス・プロバイダ15にて個人情報データベース15
1を構築する場合には、利用者毎に、名前、住所、電話
番号、誕生日などの個人情報と、「リモートIPアドレ
ス」、「リモートホスト名」とが関連づけられ、クレジ
ットカード番号などの情報は登録されない。
【0024】オンライン・サービス・プロバイダ13の
認証サーバは、認証処理の度にインターネット10を介
してオンライン・サービス・プロバイダ15に接続して
個人情報データベース151への照会を行う。未登録の
利用者については、その利用者の個人情報(クレジット
カード番号も含む)と、「リモートIPアドレス」、
「リモートホスト名」を、新たに個人情報データベース
151に追加登録する。万が一不正の履歴などがある場
合には、商品の購入を事前に止めることができる。
【0025】次に、図1および図3を参照して、一連の
処理の流れを説明する。
【0026】(1)購入希望者16がオンライン・サー
ビス・プロバイダ15が運営する懸賞ホームページなど
にアクセスすると、オンライン・サービス・プロバイダ
15によって図4(A)のような個人情報入力画面が呈
示され、それが購入希望者16のブラウザによって画面
表示される。購入希望者16が個人情報入力画面上に個
人情報(B1:個人名前、B2:個人住所、B3:個人
生年月日、B4:個人電話番号またはメールアドレス)
を入力すると、その個人情報(B1〜B4)はオンライ
ン・サービス・プロバイダ15に送られ、個人情報デー
タベース151に登録される。この際、オンライン・サ
ービス・プロバイダ15は、購入希望者16の端末の情
報(C1:リモートIPアドレス、C2:リモートホス
ト名、C3:ブラウザの種類、C4:アクセス元)を端
末の環境変数を参照することによって自動的に検出し、
入力された個人情報と関連づけて個人情報データベース
151に登録する。自動検出された端末の情報は、不正
利用者の照会に利用する他、購入希望者16が当該ホー
ムページをどのような地域から、どのような環境で利用
し、どのようなホームページからハイパーリンクされて
来たか、等、今後のマーケティングに活用することもで
きる。
【0027】(2)購入希望者16がテナントサーバ1
1にアクセスして購入すべきサービスや商品を選択する
と、CGIなどを用いて自動的にオンライン・サービス
・プロバイダ13から図4(B)のよう個人情報入力画
面およびカード情報入力画面が呈示され、それが購入希
望者16のブラウザによって画面表示される。購入希望
者16は、クレジットカードやデビットカードなどのカ
ード情報(A1:クレジットカード番号、A2:クレジ
ットカード有効期限、A3:クレジットカード名義)、
個人情報(B1〜B4)を入力する事で、カード情報の
認証を受けようとする。この際、購入希望者の端末の情
報(C1〜C4)はオンライン・サービス・プロバイダ
13の認証サーバによって自動検出される。
【0028】(3)オンライン・サービス・プロバイダ
13の認証サーバに入力された個人情報、購入希望者の
端末の情報はインターネット10を通じ、オンライン・
サービス・プロバイダ15の個人情報デーベース151
と照合されて、個人情報と端末の情報との関係に基づく
購入希望者の信頼度を判定したり、履歴による不正利用
者かどうかの確認、もしくはデータベースへの追加処理
などが行われる。
【0029】(4)購入希望者16の端末の情報を基に
照会された個人情報に、特に不正利用などの履歴ない場
合には、認証機関14を通じてカード認証がオンライン
で実行される。以前に不正利用の履歴があれば、カード
認証は実行せず、ここで処理を終了する。また、個人情
報と端末の情報との関係が個人情報データベース151
の内容と不整合の場合など、購入希望者の信頼度が低い
ときには、端末情報から実際にサーバにアクセスした利
用者を割り出すこともできる。また、この場合には、カ
ード認証は実行せずに処理を終了したり、購入希望者1
6に個人情報を再度入力し直させるなどの処理を行って
も良い。
【0030】尚、オンライン・サービス・プロバイダ1
3の認証サーバが定期的にオンライン・サービス・プロ
バイダ15から個人情報デーベース151の内容を読み
取るようにし、実際の認証時には、オンライン・サービ
ス・プロバイダ15との接続を行わないようにしてもよ
い。これにより、より効率的に認証処理を行うことがで
きる。また、オンライン・サービス・プロバイダ13の
認証サーバ側で個人情報データベース151を管理する
場合には、個人情報および端末情報に加え、クレジット
カード情報についても一緒に管理できるので、より確実
な認証を行うことができる。
【0031】また、以上の手順は全てソフトウェアによ
って実現できるものであるので、そのための手順を含む
コンピュータプログラムを記録媒体に記録しておけば、
そのコンピュータプログラムを記録媒体を通じてコンピ
ュータに導入するだけで、本実施形態と同様の効果を得
ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者からアクセスされたときに、端末情報を自動検出
することにより、インターネット上の販売サイトへアク
セスして来た利用者の信頼度を比較的簡単な仕組みで効
率よく判定できるようなり、電子商取引におけるセキュ
リティーの向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る個人認証システムの
構成を説明するためのブロック図。
【図2】同実施形態のシステムで用いられる個人情報デ
ータベースの一例を示す図。
【図3】同実施形態における処理の流れを説明するため
の図。
【図4】同実施形態のシステムにおいて利用者端末に表
示される画面の一例を示す図。
【符号の説明】
10…インターネット、11…テナントサーバ、12…
インターネット接続の為のオンライン・サービス・プロ
バイダ、13…認証システムを構成するオンライン・サ
ービス・プロバイダ、14…認証機関、15…懸賞ホー
ムページなどを運営しているオンライン・サービス・プ
ロバイダ、151…個人情報データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 元 東京都中央区日本橋小伝馬町14番5号 ビ ッグバンテクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB11 CC03 CC08 CC39 EE22 EE23 FF07 GG02 GG04 GG07 5B085 AE02 AE04 AE23

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット上でサービスまたは物品
    の販売を行う電子商取引に適用される個人認証システム
    であって、 前記インターネット上で販売されているサービスまたは
    物品の購入を希望する利用者からのアクセスに応答し
    て、前記利用者の端末に関する情報を検出する検出手段
    と、 各利用者毎に少なくともその個人情報と端末に関する情
    報とを関連づけて保持する個人情報データベースと、 前記利用者からの入力情報および前記検出手段によって
    検出された端末に関する情報を用いて前記個人情報デー
    タベースとの照合を行うことによって、前記利用者を認
    証できるようにしたことを特徴とする個人認証システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記利用者の端末が前
    記インターネットへの接続に使用しているリモートホス
    ト名またはリモートIPアドレスを前記利用者の端末か
    ら取得し、それを前記利用者の端末に関する情報として
    検出することを特徴とする請求項1記載の個人認証シス
    テム。
  3. 【請求項3】 インターネット上に開設された所定のサ
    ーバが利用者からアクセスされたとき、前記利用者の端
    末に関する情報を検出する検出手段と、 前記利用者から入力される個人情報と、前記検出手段に
    よって検出された端末に関する情報とを用いて、各利用
    者毎にその個人情報と端末に関する情報とを関連づけて
    保持する、認証用の個人情報データベースを作成する手
    段とを具備することを特徴とする個人認証システム。
  4. 【請求項4】 インターネット上でサービスまたは物品
    の販売を行う電子商取引に適用される個人認証システム
    であって、 前記インターネット上で販売されているサービスまたは
    物品の購入を希望する利用者からのアクセスに応答し
    て、前記利用者の端末に関する情報を検出する検出手段
    と、 前記利用者から入力される個人情報と前記検出手段によ
    って検出された端末に関する情報とを関連づけ、それを
    利用者のアクセス履歴として保存する手段とを具備する
    ことを特徴とする個人認証システム。
  5. 【請求項5】 インターネット上でサービスまたは物品
    の販売を行う電子商取引に適用される個人認証方法であ
    って、 前記インターネット上で販売されているサービスまたは
    物品の購入を希望する利用者からのアクセスに応答し
    て、前記利用者の端末に関する情報を検出し、 前記利用者からの入力情報および前記検出手段によって
    検出された端末に関する情報を用いて、各利用者毎に少
    なくともその個人情報と端末に関する情報とを関連づけ
    て保持する個人情報データベースとの照合を行うことに
    よって、前記利用者を認証できるようにしたことを特徴
    とする個人認証方法。
  6. 【請求項6】 前記利用者の端末が前記インターネット
    への接続に使用しているリモートホスト名またはリモー
    トIPアドレスを前記利用者の端末から取得し、それを
    前記利用者の端末に関する情報として検出することを特
    徴とする請求項5記載の個人認証方法。
  7. 【請求項7】 インターネット上に開設された所定のサ
    ーバが利用者からアクセスされたとき、前記利用者の端
    末に関する情報を検出する検出し、 前記利用者から入力される個人情報と、前記検出手段に
    よって検出された端末に関する情報とを用いて、各利用
    者毎にその個人情報と端末に関する情報とを関連づけて
    保持する、認証用の個人情報データベースを作成するこ
    とを特徴とする個人認証方法。
  8. 【請求項8】 インターネット上でサービスまたは物品
    の販売を行う電子商取引に適用される個人認証方法であ
    って、 前記インターネット上で販売されているサービスまたは
    物品の購入を希望する利用者からのアクセスに応答し
    て、前記利用者の端末に関する情報を検出する検出し、 前記利用者から入力される個人情報と前記検出された端
    末に関する情報とを関連づけ、それを利用者のアクセス
    履歴として保存することを特徴とする個人認証システ
    ム。
  9. 【請求項9】 インターネット上でサービスまたは物品
    の販売を行う電子商取引に適用される個人認証のための
    コンピュータプログラムが記録された記録媒体であっ
    て、 前記コンピュータプログラムは、 前記インターネット上で販売されているサービスまたは
    物品の購入を希望する利用者からのアクセスに応答し
    て、前記利用者の端末に関する情報を検出する手順と、 前記利用者からの入力情報および前記検出手段によって
    検出された端末に関する情報を用いて、各利用者毎に少
    なくともその個人情報と端末に関する情報とを関連づけ
    て保持する個人情報データベースとの照合を行うための
    手順とを含むことを特徴とする記録媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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