JP2001051868A - デバック機構内蔵のデータ処理装置、ホストマシン、及び記録媒体 - Google Patents

デバック機構内蔵のデータ処理装置、ホストマシン、及び記録媒体

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JP2001051868A
JP2001051868A JP11222225A JP22222599A JP2001051868A JP 2001051868 A JP2001051868 A JP 2001051868A JP 11222225 A JP11222225 A JP 11222225A JP 22222599 A JP22222599 A JP 22222599A JP 2001051868 A JP2001051868 A JP 2001051868A
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communication
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Tetsuya Okabe
哲也 岡部
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信インタフェースの一部に不具合がある場
合でも、ソフトウェアのデバックや評価を可能にするデ
バック機構内蔵のデータ処理装置を得る。 【解決手段】 デバック機構内蔵のデータ処理装置は、
ホストマシンに接続される複数の通信インタフェース回
路と、複数の通信インタフェース回路に対応して複数の
通信制御モジュールプログラムが含まれ、デバックを行
うための実行プログラムが格納されたメモリと、プロセ
ッサにより構成される。実行プログラムの処理は、ホス
トマシンから複数の通信インタフェース回路のいずれか
一つを選択するためのデジタル値を受け、プロセッサに
取り込まれる第1のステップと、デジタル値により選択
された通信インタフェース回路に対応する通信制御モジ
ュールを介してデバックのためのコマンドとその応答が
行われる第2のステップを含むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデバック対象のプロ
グラムをデバックするための機構を含んだデータ処理装
置、ホストマシン、及び記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12に従来のソフトウェアデバック装
置1の構成図を示す。CPUあるいはDSPなどのプロ
セッサを内蔵したLSIのソフトウェアデバッグ装置1
は、図12のように、デバッグ対象LSI10が搭載さ
れた評価ボード20とPCやWS等のホストマシン30
が通信ケーブル40を介して接続された構成となってい
る。このようなソフトウェアデバッグ装置1による評価
ボード20上のソフトウェアのデバッグは、以下のよう
にして行われる。
【0003】初めにデバックを行う設計者の判断によ
り、ホストマシン30からデバッグ用のコマンドが評価
ボード20上のデバッグ対象LSI10に対して送信さ
れる。そのコマンドを受信したデバック対象LSI10
は、デバック対象LSI10に内蔵されているデバッガ
処理プログラムとそのプログラムを実行するプロセッサ
によりそのコマンドを解釈し、実行される。デバック対
象LSI10は、そのコマンドの実行結果をホストマシ
ン30に送り返すことにより、ホストマシン30のディ
スプレイにそのコマンドに対する処理結果が表示され、
一つのデバック用のコマンドに対する処理が終了する。
ホストマシン30によりこれらの操作を繰り返すことに
よりソフトウェアのデバックが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような現状のソフ
トウェアデバック装置1では、通信を行うためのH/W
など通信インタフェースに不具合があると、ホストマシ
ン30と評価ボード間の通信が困難になるため、ソフト
ウェアデバッグ装置1を動作させることができなくな
る。このように、通信を行うための通信インタフェース
の不具合により、チップ製造後のLSIの評価/デバッ
グが不可能になるという問題点があった。
【0005】また、デバッグ対象LSI10が搭載され
るボード(システム)の制約により、デバッグ対象LS
I10に搭載されている通信手段のすべてを使用するこ
とができない場合もある。例えば、デバッグ対象LSI
10内にはパラレルインタフェースが内蔵されているに
もかかわらず、そのデバッグ対象LSI10が搭載され
るボード(システム)においてはパラレルインタフェー
スをサポートしていない場合などがある。このときデバ
ックのためのホストマシン30と評価ボード20との通
信のインタフェースとして、パラレルインタフェースし
かサポートされていなければデバック対象LSI10の
デバックができないという問題があった。
【0006】この発明は上述のような問題を解決するた
めになされたもので、通信を行うための通信インタフェ
ースの一部に不具合がある場合やデバック対象LSI1
0が搭載されるボード(システム)側に制約があり、デ
バック対象LSI10で用意されている通信インタフェ
ースのすべてをボード(システム)側で用意できない場
合でも、ソフトウェアのデバックや評価を行うことを可
能にするデバック機構を搭載したデータ処理装置を得る
ことを目的としている。また、ソフトウェアのデバック
や評価を行うことを可能にするデバック機構を搭載した
データ処理装置と一体になってソフトウェアデバック装
置1を実現するホストマシン30を得ることを目的にし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるデバ
ック機構内蔵のデータ処理装置においては、各々はホス
トマシンにそれぞれ接続される複数の通信インタフェー
ス回路と、前記複数の通信インタフェース回路のそれぞ
れに対応して通信制御を行うための複数の通信制御モジ
ュールプログラムが含まれ、デバックを行うための実行
プログラムが格納されたメモリと、前記メモリに格納さ
れた前記実行プログラムを読み出して実行するプロセッ
サとにより構成され、前記実行プログラムにより指示さ
れる処理は、(1)前記ホストマシンから前記複数の通
信インタフェース回路の中でいずれか一つを選択するた
めのデジタル値を受けた場合、このデジタル値が前記プ
ロセッサに取り込まれる第1のステップと、(2)第1
のステップの後に前記デジタル値により選択された通信
インタフェース回路に対応する通信制御モジュールを介
してデバックのためのコマンドとその応答の送受信が行
われる第2のステップとを含むようにしたものである。
【0008】第2の発明に係わるデバック機構内蔵のデ
ータ処理装置においては、前記実行プログラムにより指
示される処理はさらに、第1のステップの前にホストマ
シンから複数の通信インタフェース回路の内の一つを介
してテストの要求を受けた場合、前記プロセッサがテス
ト応答データを前記テストの要求を受けた通信インタフ
ェース回路と同じ通信インタフェース回路を介してホス
トマシンに送出する第3のステップが含まれているよう
にしたものである。
【0009】第3の発明に係わるデバック機構内蔵のデ
ータ処理装置においては、複数の通信インタフェース回
路とは別の通信インタフェース回路をさらに備え、いず
れか一つの通信インタフェース回路を選択するためのデ
ジタル値を受けるのは、前記別の通信インタフェース回
路により行われるようにしたものである。
【0010】第4の発明に係わるデバック機構内蔵のデ
ータ処理装置においては、いずれか一つの通信インタフ
ェース回路を選択するためのデジタル値を受けるのは、
複数の通信インタフェース回路の中で動作可能ないずれ
か一つの通信インタフェース回路により行われるように
したものである。
【0011】第5の発明に係わるデバック機構内蔵のデ
ータ処理装置においては、各々はホストマシンにそれぞ
れ接続される複数の通信インタフェース回路と、前記複
数の通信インタフェース回路のそれぞれに対応して通信
制御を行うためのプログラムである複数の通信制御モジ
ュールが含まれ、デバックを行うための実行プログラム
が格納されたメモリと、前記メモリに格納された前記実
行プログラムを読み出して実行するプロセッサとにより
構成され、前記実行プログラムにより指示される処理
は、ホストマシンからテストの要求を受けた場合、前記
プロセッサが前記複数の通信インタフェース回路のそれ
ぞれを介してテスト応答データをそれぞれホストマシン
に送出するステップが含まれるようにしたものである。
【0012】第6の発明に係わるホストマシンにおいて
は、デバック機構内蔵のデータ処理装置のデバック制御
を行う制御プログラムが内蔵され、前記データ処理装置
のデバック制御を行う処理部と、前記データ処理装置と
の間をそれぞれ接続する複数の通信インタフェースとを
含み、前記処理部の前記制御プログラムにより指示され
る処理は、(1)前記データ処理装置に対してテストを
要求するコマンドの送信を行う第1のステップと、
(2)前記第1のステップによるテストを要求するコマ
ンドに対する前記データ処理装置からの応答を受信する
第2のステップと、(3)前記第2のステップにより受
信した応答を判断することにより前記いずれか一つの通
信インタフェースを選択し、その選択された通信インタ
フェースに対応するデジタル値を送信する第3のステッ
プを含む通信インタフェース確立手順を有しており、通
信インタフェース確立後は前記いずれか一つの通信イン
タフェースを用いてコマンドとそのコマンドに対する応
答の送受信が行われるようにしたものである。
【0013】第7の発明に係わるホストマシンにおいて
は、複数の通信インタフェースとは別の通信インタフェ
ースをさらに備え、第3のステップにおける選択された
通信インタフェースに対応するデジタル値の送信は、前
記別の通信インタフェースにより行われるようにしたも
のである。
【0014】第8の発明に係わるホストマシンにおいて
は、第3のステップにおける選択された通信インタフェ
ースに対応するデジタル値の送信は、複数の通信インタ
フェースの中で動作可能ないずれか一つの通信インタフ
ェースにより行われるようにしたものである。
【0015】第9の発明に係わるホストマシンにおいて
は、デバック機構内蔵のデータ処理装置のデバック制御
を行う制御プログラムが内蔵され、前記データ処理装置
のデバック制御を行う処理部と、前記データ処理装置と
の間をそれぞれ接続する複数の通信インタフェースとを
含み、前記処理部の前記制御プログラムにより指示され
る処理は、(1)前記データ処理装置に対してテストを
要求するコマンドの送信を行う第1のステップと、
(2)前記第1のステップによるテストを要求するコマ
ンドに対する前記データ処理装置からの応答を前記複数
の通信インタフェースのそれぞれの通信インタフェース
から受信する第2のステップとを含む通信インタフェー
ス確立手順を有しており、通信インタフェース確立後は
前記いずれか一つの通信インタフェースを用いてコマン
ドとそのコマンドに対する応答の送受信が行われるよう
にしたものである。
【0016】第10の発明に係わる記録媒体において
は、ホストマシンのメモリ内に記憶されデバック機構内
蔵のデータ処理装置のデバック制御を行うための制御プ
ログラムが格納されたものであり、前記制御プログラム
により指示される処理は、(1)前記データ処理装置に
対してテストを要求するコマンドの送信を行う第1のス
テップと、(2)前記第1のステップによるテストを要
求するコマンドに対する前記データ処理装置からの応答
を受信する第2のステップと、(3)前記第2のステッ
プにより受信した応答を判断することにより前記いずれ
か一つの通信インタフェースを選択し、その選択された
通信インタフェースに対応するデジタル値を送信する第
3のステップを含む通信インタフェース確立手順を有し
ており、通信インタフェース確立後は前記いずれか一つ
の通信インタフェースを用いてコマンドとそのコマンド
に対する応答の送受信を行わせるように前記ホストマシ
ンを制御するための前記制御プログラムを格納した前記
ホストマシンで読み取り可能であるようにしたものであ
る。
【0017】第11の発明に係わる記録媒体において
は、ホストマシンのメモリ内に記憶されデバック機構内
蔵のデータ処理装置のデバック制御を行うための制御プ
ログラムが格納されたものであり、前記制御プログラム
により指示される処理は、(1)前記データ処理装置に
対してテストを要求するコマンドの送信を行う第1のス
テップと、(2)前記第1のステップによるテストを要
求するコマンドに対する前記データ処理装置からの応答
を前記複数の通信インタフェースのそれぞれの通信イン
タフェースから受信する第2のステップとを含む通信イ
ンタフェース確立手順を有しており、通信インタフェー
ス確立後は前記いずれか一つの通信インタフェースを用
いてコマンドとそのコマンドに対する応答の送受信を行
わせるように前記ホストマシンを制御するための前記制
御プログラムを格納した前記ホストマシンで読み取り可
能であるようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1に実施の形態
1におけるデバック対象LSI10が搭載された評価ボ
ード20内のソフトウェアやファームウェアなどのプロ
グラムをデバックするときのソフトウェアデバック装置
1の構成図を示す。ソフトウェアデバック装置1はデバ
ック対象LSI10と、デバック対象LSI10が実装
された評価ボード20と、デバック対象LSI10に搭
載されているプログラムなどをデバックや評価をするた
めのデバック制御を行う制御部31を含んだホストマシ
ン30と、評価ボート20とホストマシン30との間を
接続する複数のケーブルからなる通信ケーブル40とに
より構成されている。図1には示されていないが、ホス
トマシン30の制御部31には、評価ボード20側のデ
バック制御を行うための制御プログラムが格納されたメ
モリと、そのメモリに格納されている制御プログラムを
実行するCPUが含まれている。また、ホストマシン3
0には、デバック制御を行うための制御プログラムが格
納された記録媒体の内容を読み出し、その記録媒体に格
納されていた制御プログラムを制御部31内のメモリに
書き込む装置を内蔵している。
【0019】次にデバック対象LSI10のH/W内部
構成と評価ボード20の構成について図2に示す。デバ
ック対象LSI10はCPUあるいはDSPなどのプロ
セッサ101と、プロセッサ101が実行する命令が格
納されている命令ROM102と、プロセッサ101が
実行するときのデータが格納されているデータRAM1
03と、デバック対象LSIの外部との通信をするため
の通信インタフェース60、61、62とにより構成さ
れている。また、通信インタフェース60は、デバック
対象LSI10内の通信ポート110と、評価ボード2
0上のコネクタ210と、ホストマシン30に接続され
たケーブル400とが含まれている。通信インタフェー
ス61は、デバック対象LSI10内の第1通信インタ
フェース回路111と、評価ボード20上のコネクタ2
11と、ホストマシン30に接続されたケーブル401
とが含まれている。通信インタフェース62は、デバッ
ク対象LSI10内の第2通信インタフェース回路11
2と、評価ボード20上のコネクタ212と、ホストマ
シン30に接続されたケーブル402とが含まれてい
る。
【0020】次にデバック対象LSI10内部の接続形
態について説明する。プロセッサ101はAD1バスを
介して命令ROM102に接続されている。また、プロ
セッサ101はAD2バスを介してデータRAM103
と、通信インタフェース60内の通信ポート110の受
信側出力端と、通信インタフェース61内の第1通信イ
ンタフェース回路111の送信側入力端及び受信側出力
端と、通信インタフェース62内の第2通信インタフェ
ース回路112の送信側入力端及び受信側出力端とに接
続されている。
【0021】次に評価ボード20の接続形態について説
明する。通信インタフェース60内のデバック対象LS
I10の通信ポート110の受信側入力端は、信号線C
P1と、コネクタ210を介して通信ケーブル40の一
つであるケーブル400とに接続されている。また、通
信インタフェース61内の第1通信インタフェース回路
111の送信側出力端及び受信側入力端は、信号線C1
と、コネクタ211を介して通信ケーブル40の一つで
あるケーブル401とに接続されている。さらに、通信
インタフェース62内の第2通信インタフェース回路1
12の送信側出力端及び受信側入力端は、信号線C2
と、コネクタ212を介して通信ケーブル40の一つで
あるケーブル402と接続されている。図では示されて
いないがホストマシン30と評価ボード20はケーブル
400、401、402からなる通信ケーブル40によ
り接続されている。
【0022】次に動作について説明する。プロセッサ1
01は命令ROM102あるいはここでは示されていな
いが命令RAMに格納されているプログラムに従い、デ
ータRAM103に格納されているデータを参照しなが
ら命令を実行してゆく。また、命令ROM102に格納
されているプログラムに従って、通信インタフェース6
0、61、62を介してホストマシン30との間でデー
タの送受信が行われる。なお、命令ROM102にはデ
バック機能を実現するデバッガ処理プログラム500が
格納されている。デバック対象である被デバックプログ
ラムは、命令ROM102もしくはここでは示されてい
ないがデバック対象LSI10の内部あるいは外部に存
在する命令RAMに格納されている。
【0023】図3に命令ROM102に格納されている
デバッガ処理プログラム500の内部構成を示す。デバ
ッガ処理プログラム500はデバッガメインルーチン5
01と、デバッガメインルーチン501より呼び出され
るコマンド解析ルーチン502と、同様にデバッガメイ
ンルーチン501より呼び出されるコマンド実行ルーチ
ン503と、コマンド解析ルーチン502又はコマンド
実行ルーチン503もしくはデバッガメインルーチン5
01より呼び出される通信インタフェース制御ルーチン
504により構成されている。
【0024】また通信インタフェース制御ルーチン50
4はデバッグ対象LSI10内の通信ポート110、第
1通信インタフェース回路111及び第2通信インタフ
ェース回路112のそれぞれに対応する通信制御モジュ
ールCP1M、C1M、C2Mが含まれている。通信制
御モジュールCP1M、C1M、C2Mの各々は、ドラ
イバとも呼ばれ、対応する通信ポート110、第1通信
インタフェース回路111及び第2通信インタフェース
回路112のH/Wを直接制御することにより送受信デ
ータの受け渡しを行うプログラムである。
【0025】ここで通信ポート110が含まれている通
信インタフェース60は、ホストマシン30からデバッ
クコマンド及びそのデバックコマンドの応答のデータを
送受信するときに使用される通信インタフェースを指示
するための信号が伝達される。デバックコマンド及びそ
のデバックコマンドの応答のデータを送受信するときに
使用される通信インタフェースとしては、第1通信イン
タフェース回路111が含まれている通信インタフェー
ス61及び第2通信インタフェース回路112が含まれ
ている通信インタフェース62のいずれか一方が使用さ
れる。
【0026】ホストマシン30が起動され、評価ボート
20に搭載されたデバッグ対象LSI10のデバックを
開始するためには、ホストマシン30と評価ボード20
の間の通信インタフェースとして通信インタフェース6
1及び通信インタフェース62のいずれか一つを選択し
て通信するための通信路を決定する必要がある。すなわ
ち、デバックのためのデバックコマンドとその応答を送
受信するための通信インタフェースの確立を行わなけれ
ばならない。
【0027】図4のフローチャートにより、ホストマシ
ン30側からみたときの通信インタフェースの確立のた
めの手順を示す。ホストマシン30はデバックを行うた
めに通信インタフェースの確立が必要であると判断する
と、初めにステップS101の処理が開始される。ステ
ップS101では通信インタフェース番号の初期値とし
て“0”が設定される。ステップS102で、ステップ
S101により指定された通信インタフェース番号に対
応する通信インタフェースを使用してテストコマンドが
送出される。ここで、通信インタフェース番号の値が
“0”の場合には第1通信インタフェース回路111が
含まれる通信インタフェース61を利用した通信であ
り、通信インタフェース番号の値が“1”の場合には第
2通信インタフェース回路112が含まれる通信インタ
フェース62を利用した通信であると仮定する。
【0028】ステップS103で、ステップS102で
送出されたテストコマンドに対する期待された応答をホ
ストマシン30で受信することができたかをデータRA
M103に記録される。ステップS104で、指定され
た通信インタフェース番号が通信インタフェース番号の
最後のものかを判断し、もし通信インタフェース番号が
最後の番号でない場合にはステップS105の処理が行
われる。もし、通信インタフェース番号が最後の番号で
ある場合にはステップS106の処理が行われる。な
お、この例では通信インタフェース番号として“0”、
“1”しかないので、通信インタフェース番号が最後の
番号とは“1”の値を指している。ステップS105に
おいて、通信インタフェース番号の値がインクリメント
され、ステップS102に戻る。
【0029】ステップS106で、ステップS103に
よりメモリに記憶されている期待された応答を受信する
ことのできた通信インタフェース番号の中で、デバック
コマンドを送出するのに最適な通信インタフェース番号
が選択される。なお、デバックコマンドを送出するのに
最適な通信インタフェースとしては、送受信が可能な通
信インタフェースの中で通信のオーバーヘッドが最も小
さくなる通信インタフェースを用いることが望ましい。
ステップS107で、選択された通信インタフェース番
号のデータを通信インタフェース60の通信ポート11
0に向けて送出され、通信インタフェースの確立の処理
が終わる。
【0030】次に、図5のフローチャートにより、評価
ボード20側からみたときの通信インタフェースの確立
のための手順を示す。評価ボード20側は電源が投入さ
れるとステップS121の処理が開始される。ステップ
S121はホストマシン30から送られてくるコマンド
のデータの受信待ちの状態であり、ホストマシン30側
からのデータを受信することによりステップS122の
処理が行われる。ステップS122では、ホストマシン
30側からの受信データが通信インタフェース60の通
信ポート110から入力されたものであるかを判断し、
そうであれば、ステップS125が実行される。もし、
そうでない、すなわち通信インタフェース61もしくは
通信インタフェース62からの受信であれば、ステップ
S123が実行される。
【0031】ステップS123で、ホストマシン30側
から受信したコマンドはテストコマンドであり、そのテ
ストコマンドで指示された処理が行われる。ステップS
124で、テストコマンドを受信した通信インタフェー
スと同じ通信インタフェースを用いてテストコマンドに
対する応答を送出してステップS121に戻る。
【0032】ステップS125でデバック対象LSI1
0は通信ポート110が含まれる通信インタフェース6
0を介してホストマシン30側から送出された通信イン
タフェース番号データを取り込み、データRAM103
に格納して通信インタフェースの確立の処理が終了とな
る。ここで、通信インタフェース番号の値が“0”の場
合には通信インタフェース61を利用した通信であり、
通信インタフェース番号の値が“1”の場合には通信イ
ンタフェース62を利用した通信である。
【0033】なお、テストコマンドとは、ホストマシン
30側から評価ボード20に搭載されたデバック対象L
SI10のデバックを実行することができるか否かを判
断するためのコマンドであり、評価ボード20を含めて
デバック対象LSI10とホストマシン30との間で通
信が正常にできるかのテストと、デバック対象LSI1
0内のデータRAM103に対して読み書きテストを行
うコマンドである。それらのテスト結果をテストコマン
ドに対する応答として、評価ボード20側よりホストマ
シン30側へ出力される。すなわち、ホストマシン30
は評価ボート20に搭載されたデバッグ対象LSI10
に対してテストコマンドを実行することにより通信イン
タフェース61及び通信インタフェース62のそれぞれ
のテスト及びデバック対象LSI10内のデータRAM
103のテストが行われる。
【0034】その結果ホストマシン30は、第1通信イ
ンタフェース回路111が含まれる通信インタフェース
61及び第2通信インタフェース回路112が含まれる
通信インタフェース62のそれぞれが使用可能であるか
否かと、デバック対象LSI10内のデータRAM10
3に読み書きできるかを知ることができる。ホストマシ
ン30がデバック対象LSI10のデバックが可能と判
断されると、以降の通信はテスト結果に基づいていずれ
か一方の通信インタフェースを介して通信するように制
御される。
【0035】すなわち、通信インタフェース61を用い
て通信を行うときは、通信インタフェース60の通信ポ
ート110に向けて“0”が送出される。また、通信イ
ンタフェース62を用いて通信を行うときは、通信イン
タフェース60の通信ポート110に向けて“1”が送
出される。
【0036】次に通信インタフェースの確立後の動作に
ついて説明する。なおここでは、通信インタフェースの
確立においてデバックコマンドとその応答を送受信する
通信インタフェースとして、第1通信インタフェース回
路111が含まれる通信インタフェース61が選択され
ているものと仮定して説明する。図6にデバック機能を
実現するデバッガ処理プログラム500のデバックコマ
ンド処理の処理フローを示す。
【0037】初めにデバックコマンドの受信の前処理と
して、データRAM103に格納されている通信インタ
フェース番号の値が“0”であるので、デバッガ処理プ
ログラム500内の通信制御モジュールC1Mが起動さ
れ、第1通信インタフェース回路111からのコマンド
受信待ち状態になる。このコマンド受信待ち状態にある
ときに、ホストマシン30よりデバックコマンドが通信
インタフェース61の第1通信インタフェース回路11
1に向けて送出される。そのデバックコマンドを受信す
ることによりプロセッサ101に対して割り込みが発生
し、デバッガ処理プログラム500が起動され、デバッ
クコマンド処理が開始される。
【0038】ステップS501において、この送られて
きたデバックコマンドを通信インタフェース制御ルーチ
ン504の通信モジュールC1Mにより第1通信インタ
フェース回路111の受信側を介してプロセッサ101
に読み込まれる。すなわちデバックコマンドの入力が行
われる。ステップS502で読み込まれたデバックコマ
ンドをコマンド解析ルーチン502で解析し、その解析
結果に基づいてコマンド実行ルーチン503によりデバ
ックコマンドが実行される。ステップS503で、デー
タRAM103に格納されている通信インタフェース番
号の値が“0”であるので、デバックコマンドを実行し
た結果のデータをレスポンスとして第1通信インタフェ
ース回路111の送信側を介してホストマシン30に送
信される。ホストマシン30に対する送信は、通信制御
モジュールC1Mを指定した通信インタフェース制御ル
ーチン504を起動することにより第1通信インタフェ
ース回路111を介して送出される。
【0039】このように、第1通信インタフェース回路
111あるいは第2通信インタフェース回路112を含
む二つの通信インタフェース61、62と、第1通信イ
ンタフェース回路111及び第2通信インタフェース回
路112のそれぞれに対応する通信制御モジュールC1
M及びC2Mと、通信ポート110とを備えた。また、
二つの通信インタフェース61、62のいずれか一つを
選択する通信インタフェース選択手段として、ホストマ
シン30からのテストコマンドによるテスト要求に従っ
て二つの通信インタフェース61、62をそれぞれテス
トを行うステップと、そのテスト結果をホストマシン3
0に応答するステップと、応答を受け取ったホストマシ
ン30がデバックに使用する通信インタフェースを通信
ポート110を使用してプロセッサ101に知らせるス
テップから成る通信インタフェース確立手順を有してい
るので、この通信インタフェース確立手順により第1通
信インタフェース回路111あるいは第2通信インタフ
ェース回路112を含む二つの通信インタフェース6
1、62の一方の通信インタフェースが使用することが
できない場合でも、プロセッサ101が使用できる方の
通信インタフェースを簡単に知ることができ、選択する
ことができるので、容易に信頼性の高いデバック機構内
蔵のデバック対象LSIが搭載された評価ボード20が
得られるようになるという効果がある。
【0040】また、評価ボード20の制約により、第1
通信インタフェース回路111あるいは第2通信インタ
フェース回路112の一方の通信インタフェース回路し
か搭載することができない場合でも、ホストマシン30
は通信インタフェース確立手順によりデバックに使用で
きる通信インタフェースを知ることができるので、その
通信インタフェースを使用してデバックや評価を行うこ
とができるようになるという効果がある。
【0041】さらに、テストの結果、第1通信インタフ
ェース回路111を含む通信インタフェース61及び第
2通信インタフェース回路112を含む通信インタフェ
ース62の双方に問題があり、デバックを行うことがで
きないときに、ホストマシン30より通信ポート110
に向けて通信不能を示すデータを送出し、評価ボード2
0側にそのことを知らせることができ、信頼性の向上の
役に立つという効果がある。
【0042】なお、通信インタフェースの確立のための
手順において、ホストマシン30は通信インタフェース
番号が“0”から最終番号まで順次テストしているが、
すべてをテストするのではなく、期待された応答を受信
することができた時点でテストを終了とし、その通信イ
ンタフェース番号データを通信ポート110に接続され
たケーブルに送出するようにしてもよい。
【0043】また、第1通信インタフェース回路111
及び第2通信インタフェース回路112は、それぞれビ
ットI/O、パラレルI/O、一般のパラレル/シリア
ルあるいはシリアル/パラレル変換が行われる非同期式
通信制御回路あるいは同期式通信制御回路、及びJTA
G仕様のシリアルインタフェース回路のいずれでもよ
い。
【0044】さらに、ここではデバックコマンドとその
応答を送受信する通信インタフェースとして、第1通信
インタフェース回路111が含まれる通信インタフェー
ス61と第2通信インタフェース回路112が含まれる
通信インタフェース62の二つの場合について示した
が、通信インタフェースをn個としてもよい。“n”は
2以上の自然数である。このときn個の通信インタフェ
ースのそれぞれに対応して、n個の通信インタフェース
回路と、n個のケーブルと、通信インタフェースモジュ
ール504内に対応するn個の通信制御モジュールとが
必要となる。このとき通信ポート110は、“n”の値
が指定できるビット数のポートが必要となる。
【0045】なお、評価ボード20の制約により、n個
の通信インタフェース回路のすべてを評価ボード20に
搭載できない場合でも、ホストマシン30は通信インタ
フェース確立手順によりデバックに使用可能な通信イン
タフェースを知ることができ、それらの使用可能な通信
インタフェースの中でデバックコマンドとその応答の送
受信に使用する通信インタフェースを評価ボード20の
プロセッサ101に知らせることができるので、知らさ
れた通信インタフェースを使用することによりデバック
や評価を行うことができるようになるという効果があ
る。
【0046】実施の形態2.実施の形態2は、図2で示
した実施の形態1のデバック対象LSI10のH/W内
部構成と評価ボード20の構成から通信インタフェース
60を除いた構成である。すなわち、通信インタフェー
ス60が備えていたデバック対象LSI10内の通信ポ
ート110と、評価ボード上のコネクタ210と、コネ
クタ210に接続された信号線CP1と、通信ケーブル
40内のケーブル400とが削除された構成となってい
る。この実施の形態2におけるデバック対象LSI10
のH/W内部構成と評価ボード20の構成を図7に示
す。
【0047】なお、デバック対象LSI10が搭載され
た評価ボード20内のソフトウェアやファームウェアな
どのプログラムをデバックするときのデバックシステム
構成図は実施の形態1で示した図1と同一であるので、
その部分の説明は省略する。また図7で示したデバック
対象LSI10のH/W内部構成と評価ボード20の構
成についての説明も上記に述べたように図2の構成から
一部が削除された構成なので省略する。
【0048】次に実施の形態2の動作について説明す
る。プロセッサ101は命令ROM102あるいはここ
では示されていないが命令RAMに格納されているプロ
グラムに従い、データRAM103に格納されているデ
ータを参照しながら命令を実行してゆく。また、命令R
OM102に格納されているプログラムに従って、通信
インタフェース61あるいは通信インタフェース62を
介してホストマシン30との間でデータの送受信が行わ
れる。なお、命令ROM102にはデバック機能を実現
するデバッガ処理プログラム500が格納されている。
デバック対象である被デバックプログラムは、命令RO
M102もしくはここでは示されていないがデバック対
象LSI10の内部あるいは外部に存在する命令RAM
に格納されている。
【0049】命令ROM102に格納されているデバッ
ガ処理プログラム500の内部構成は、図3で示した実
施の形態1におけるデバッガ処理プログラム500の内
部構成から通信インタフェース制御ルーチン504内に
通信制御モジュールCP1Mが存在しないことである。
他の内部構成は実施の形態1と同様である。よって、デ
バッガ処理プログラム500はデバッガメインルーチン
501と、デバッガメインルーチン501より呼び出さ
れるコマンド解析ルーチン502と、同様にデバッガメ
インルーチン501より呼び出されるコマンド実行ルー
チン503と、コマンド解析ルーチン502又はコマン
ド実行ルーチン503もしくはデバッガメインルーチン
501より呼び出される通信インタフェース制御ルーチ
ン504により構成されている。
【0050】また通信インタフェース制御ルーチン50
4はデバッグ対象LSI10内の第1通信インタフェー
ス回路111及び第2通信インタフェース回路112の
それぞれに対応する通信制御モジュールC1M、C2M
が含まれている。通信制御モジュールC1M、C2Mの
各々は、ドライバとも呼ばれ、対応する第1通信インタ
フェース回路111及び第2通信インタフェース回路1
12のH/Wを直接制御することにより送受信データの
受け渡しを行うプログラムである。
【0051】ホストマシン30が起動され、評価ボート
20に搭載されたデバッグ対象LSI10のデバックを
開始するためには、ホストマシン30と評価ボード20
の間の通信インタフェースとして通信インタフェース6
1及び通信インタフェース62のいずれか一つを選択し
て通信するための通信路を決定する必要がある。すなわ
ち、デバックのためのデバックコマンドとその応答を送
受信するための通信インタフェースの確立を行わなけれ
ばならない。
【0052】図8のフローチャートにより、実施の形態
2におけるホストマシン30側からみたときの通信イン
タフェースの確立のための手順を示す。ホストマシン3
0はデバックを行うために通信インタフェースの確立が
必要であると判断すると、初めにステップS201の処
理が開始される。ステップS201では通信インタフェ
ース番号の初期値として“0”が設定される。ステップ
S202で、指定された通信インタフェース番号に対応
する通信インタフェースを使用してテストコマンドが送
出される。ここで、通信インタフェース番号の値が
“0”の場合には通信インタフェース回路111が含ま
れた通信インタフェース61を利用した通信であり、通
信インタフェース番号の値が“1”の場合には通信イン
タフェース回路112が含まれた通信インタフェース6
2を利用した通信であると仮定する。
【0053】ステップS203で、ステップS202で
送出されたテストコマンドに対する期待された応答をホ
ストマシン30で受信することができたかをメモリに記
録される。ステップS204で、指定された通信インタ
フェース番号が通信インタフェース番号の最後のものか
を判断し、もし通信インタフェース番号が最後の番号で
ない場合にはステップS205の処理が行われる。も
し、通信インタフェース番号が最後の番号である場合に
はステップS206の処理が行われる。なお、この例で
は通信インタフェース番号として“0”と“1”しかな
いので、通信インタフェース番号が最後の番号とは
“1”の値を指している。ステップS205において、
通信インタフェース番号の値がインクリメントされ、ス
テップS202に戻る。
【0054】ステップS206で、ステップS203に
よりメモリに記憶されている期待された応答を受信する
ことのできた通信インタフェース番号の中で、デバック
コマンドを送出するのに最適な通信インタフェース番号
が選択される。なお、デバックコマンドを送出するのに
最適な通信インタフェースとしては、送受信が可能な通
信インタフェースの中で通信のオーバーヘッドが最も小
さくなる通信インタフェースを用いることが望ましい。
ステップS207で、選択された通信インタフェース番
号のデータをテストコマンドの送信データの所定位置に
含めて、予めソフトウェアデバック装置1で決められて
いる通信インタフェースを用いて送出される。例えば、
予めソフトウェアデバック装置1で決められている通信
インタフェースとして通信インタフェース61であれ
ば、その通信インタフェース61の第1通信インタフェ
ース回路111に向けてテストコマンドが送出される。
【0055】なお、通信インタフェースの確立のための
手順において、ホストマシン30は通信インタフェース
のテスト結果から、デバックコマンドとその応答の送受
信に使用する通信インタフェースに対応する通信インタ
フェース番号のデータを予め設定されている通信インタ
フェース61により評価ボード20に送出しようとする
が、その通信インタフェース61に問題があり通信でき
ないときは、次の通信インタフェースである通信インタ
フェース62により通信インタフェース番号のデータが
送出される。
【0056】次に、図9のフローチャートにより、実施
の形態2における評価ボード20側からみたときの通信
インタフェースの確立のための手順を示す。評価ボード
20側は電源が投入されるとステップS221の処理が
開始される。ステップS221はホストマシン30から
送られてくるテストコマンドの受信待ちの状態であり、
ホストマシン30側からのテストコマンドを受信するこ
とによりステップS222の処理が行われる。ステップ
S222では、ホストマシン30側からのテストコマン
ドの受信データの中に通信インタフェース番号データが
含まれているか否かを判断し、通信インタフェース番号
データが含まれているときはステップS225が実行さ
れる。もし、含まれていなければ、ステップS223が
実行される。
【0057】ステップS223で、ホストマシン30側
から受信したテストコマンドで指示された処理が行われ
る。ステップS224で、テストコマンドを受信した通
信インタフェース回路と同じ通信インタフェース回路を
用いてテストコマンドに対する応答を送出してステップ
S221に戻る。
【0058】ステップS225でホストマシン30側か
ら送出された通信インタフェース番号データを取り込
み、その番号データをデータRAM103に格納して通
信インタフェースの確立の処理が終了となる。ここで、
通信インタフェース番号の値が“0”の場合には通信イ
ンタフェース回路111が含まれる通信インタフェース
61を利用した通信であり、通信インタフェース番号の
値が“1”の場合には通信インタフェース回路112が
含まれる通信インタフェース62を利用した通信であ
る。
【0059】なお、テストコマンドとは、ホストマシン
30側から評価ボード20に搭載されたデバック対象L
SI10のデバックを実行することができるか否かを判
断するためのコマンドであり、評価ボード20を含めて
デバック対象LSI10とホストマシン30との間で通
信が正常にできるかのテストと、デバック対象LSI1
0内のデータRAM103に対して読み書きテストを行
うコマンドである。それらのテスト結果をテストコマン
ドに対する応答として、評価ボード20側よりホストマ
シン30側へ出力される。すなわちホストマシン30は
評価ボート20に搭載されたデバッグ対象LSI10に
対してテストコマンドをそれぞれの通信インタフェース
回路111、112を介して順次実行することにより通
信インタフェース61及び通信インタフェース62のそ
れぞれのテスト及びデバック対象LSI10内のデータ
RAM103のテストが行われる。なお、通信インタフ
ェースを選択するための通信インタフェース番号のデー
タが含まれたテストコマンドの場合、そのコマンドを受
信しても特にテストを行う必要はない。
【0060】その結果ホストマシン30は、通信インタ
フェース61及び通信インタフェース62のそれぞれが
使用可能であるか否かと、デバック対象LSI10内の
データRAM103に読み書きできるかを知ることがで
きる。ホストマシン30がデバック対象LSI10内の
デバックが可能と判断されると、以降の通信すなわちデ
バックコマンドとその応答の送受信は、テスト結果に基
づいていずれか一方の通信インタフェースを介して行わ
れる。
【0061】なお、テスト結果に基づいていずれか一つ
の通信インタフェースを選択するための通信インタフェ
ース番号のデータを送るときに使用する通信インタフェ
ースは、予めソフトウェアデバック装置1で決められて
いる。ここではその通信インタフェースとして通信イン
タフェース61が設定されており、通信インタフェース
番号のデータが“0”であれば、通信インタフェース6
1の第1通信インタフェース回路111に向けて通信イ
ンタフェース番号データを意味する所定の位置に“0”
が含まれるテストコマンドが送出される。また、通信イ
ンタフェース番号のデータが“1”であれば、通信イン
タフェース61の第1通信インタフェース回路111に
向けて通信インタフェース番号データを意味する所定の
位置に“1”が含まれるテストコマンドが送出される。
【0062】なお、通信インタフェースの確立のための
手順において、ホストマシン30は通信インタフェース
のテスト結果から、デバックコマンドとその応答の送受
信に使用する通信インタフェースに対応する通信インタ
フェース番号のデータを予め設定されている通信インタ
フェース61により評価ボード20に送出しようとする
が、その通信インタフェース61に問題があり通信でき
ないときは、次の通信インタフェースである通信インタ
フェース62により通信インタフェース番号のデータが
送出される。
【0063】次に通信インタフェースの確立後の動作に
ついて説明する。通信インタフェースの確立後の動作に
ついては、実施の形態1と同様の動作となるので、ここ
ではその部分の動作説明を省略する。
【0064】このように、第1通信インタフェース回路
111あるいは第2通信インタフェース回路112を含
む二つの通信インタフェース61、62と、第1通信イ
ンタフェース回路111及び第2通信インタフェース回
路112のそれぞれに対応する通信制御モジュールC1
M及びC2Mとを備えた。また、二つの通信インタフェ
ース61、62のいずれか一つを選択する通信インタフ
ェース選択手段として、ホストマシン30からのテスト
コマンドによるテスト要求に従って二つの通信インタフ
ェース61、62をそれぞれテストを行うステップと、
そのテスト結果をホストマシン30に応答するステップ
と、応答を受け取ったホストマシン30がデバックに使
用する通信インタフェースを通信可能ないずれか一つの
通信インタフェースを使用してプロセッサ101に知ら
せるステップから成る通信インタフェース確立手段を有
しているので、この通信インタフェース確立手段により
第1通信インタフェース回路111あるいは第2通信イ
ンタフェース回路112を含む二つの通信インタフェー
ス61、62の一方の通信インタフェースが使用するこ
とができない場合でも、プロセッサ101が使用できる
方の通信インタフェースを簡単に知ることができ、選択
することができるので、容易に信頼性の高いデバック機
構内蔵のデバック対象LSIが得られるようになるとい
う効果がある。
【0065】また、評価ボード20の制約により、第1
通信インタフェース回路111あるいは第2通信インタ
フェース回路112の一方の通信インタフェース回路し
か搭載することができない場合でも、ホストマシン30
は通信インタフェース確立手順によりデバックに使用で
きる通信インタフェースを知ることができるので、その
通信インタフェースを使用してデバックや評価を行うこ
とができるようになるという効果がある。
【0066】また、通信インタフェースの確立のための
手順において、ホストマシン30は通信インタフェース
番号が“0”から最終番号まで順次テストしているが、
通信インタフェースのすべてをテストするのではなく、
期待された応答を受信することができた時点でテストを
終了とし、その通信インタフェース番号のデータを予め
設定されている通信インタフェース61に送出するよう
にしてもよい。
【0067】また、ホストマシン30はテスト結果に基
づいてデバックコマンドとその応答の送受信に使用され
る通信インタフェースを選択し、指定する必要がある。
通信インタフェース番号のデータを送出する通信インタ
フェースとして、実施の形態1で示した通信ポート60
が含まれる通信インタフェースではなく、デバックコマ
ンドとその応答を送受信することの可能性がある二つの
通信インタフェース61、62の内でいずれか一つの通
信インタフェースを予めソフトウェアデバック装置1で
決め、その予め決められた通信インタフェースを用いて
通信インタフェース番号のデータを送出するようにした
ので、実施の形態1での通信ポート110と、評価ボー
ド上のコネクタ210と、ケーブル400とを削減する
ことができるので、ソフトウェアデバック装置1のコス
トを低減することができるという効果を奏する。
【0068】なお、第1通信インタフェース回路111
及び第2通信インタフェース回路112はそれぞれビッ
トI/O、パラレルI/O、一般のパラレル/シリアル
あるいはシリアル/パラレル変換が行われる非同期式通
信制御回路あるいは同期式通信制御回路、及びJTAG
仕様のシリアルインタフェース回路のいずれでもよい。
【0069】また、ここではデバックコマンドとその応
答を送受信する通信インタフェースとして、第1通信イ
ンタフェース回路111が含まれる通信インタフェース
61と第2通信インタフェース回路112が含まれる通
信インタフェース62の二つの場合について示したが、
通信インタフェースをn個としてもよい。“n”は2以
上の自然数である。このときn個の通信インタフェース
のそれぞれに対応してn個の通信インタフェース回路及
び通信インタフェースモジュール504内に対応するn
個の通信制御モジュールが必要となる。
【0070】なお、評価ボード20の制約により、n個
の通信インタフェース回路のすべてを評価ボード20に
搭載できない場合でも、ホストマシン30は通信インタ
フェース確立手順によりデバックに使用可能な通信イン
タフェースを知ることができ、それらの使用可能な通信
インタフェースの中でデバックコマンドとその応答の送
受信に使用する通信インタフェースを評価ボード20の
プロセッサ101に知らせることができるので、知らさ
れた通信インタフェースを使用することによりデバック
や評価を行うことができるようになるという効果があ
る。
【0071】実施の形態3.実施の形態3は実施の形態
2と同一のH/W構成で制御の方法を変えたものであ
る。よって、デバック対象LSI10が搭載された評価
ボード20内のソフトウェアやファームウェアなどのプ
ログラムをデバックするときのソフトウェアデバック装
置1のデバックシステム構成図は実施の形態1及び実施
の形態2で示した図1と同一であるので、その部分の説
明は省略する。また、デバック対象LSI10のH/W
内部構成と評価ボードの構成についても実施の形態2で
示した図7と同一なので、その部分の説明は省略する。
【0072】次に実施の形態3の動作について説明す
る。プロセッサ101は命令ROM102あるいはここ
では示されていないが命令RAMに格納されているプロ
グラムに従い、データRAM103に格納されているデ
ータを参照しながら命令を実行してゆく。また、命令R
OM102に格納されているプログラムに従って、第1
通信インタフェース回路111及び第2通信インタフェ
ース回路112を介してホストマシン30との間で送受
信が行われる。なお、命令ROM102にはデバック機
能を実現するデバッガ処理プログラム500が格納され
ている。デバック対象である被デバックプログラムは、
命令ROM102もしくはここでは示されていないがデ
バック対象LSI10の内部あるいは外部に存在する命
令RAMに格納されている。
【0073】命令ROM102に格納されているデバッ
ガ処理プログラム500の内部構成は、実施の形態2に
おけるデバッガ処理プログラム500の内部構成と同一
構成であり、ここではデバッガ処理プログラム500の
内部構成の説明を省略する。
【0074】ホストマシン30が起動され、評価ボート
20に搭載されたデバッグ対象LSI10のデバックを
開始するためには、ホストマシン30と評価ボード20
の間の通信インタフェースとして通信インタフェース6
1及び通信インタフェース62のいずれか一つを選択し
て通信するための通信路を決定する必要がある。すなわ
ち、デバックのためのデバックコマンドとその応答を送
受信するための通信インタフェースの確立を行わなけれ
ばならない。
【0075】図10のフローチャートにより、実施の形
態3におけるホストマシン30側からみたときの通信イ
ンタフェースの確立のための手順を示す。ホストマシン
30はデバックを行うために通信インタフェースの確立
が必要であると判断すると、初めにステップS301の
処理が開始される。ステップS301において、複数の
通信インタフェースの中でいずれか一つの通信インタフ
ェースが選択される。ステップS302で、選択された
通信インタフェースを使用してテストコマンドが送出さ
れる。ここで、図7との対応を考えたときの通信インタ
フェースとしては、ケーブル401と第1通信インタフ
ェース回路111が含まれる通信インタフェース61
と、ケーブル402と第2通信インタフェース回路11
2が含まれる通信インタフェース62がある。なお、ス
テップS302によりテストコマンドを受信した評価ボ
ード20は、通信インタフェース61および通信インタ
フェース62のそれぞれを使用してそのテストコマンド
に対する応答をそれぞれ送出する。これは後述の評価ボ
ード20からみたときの通信インタフェースの確立のた
めの手順のステップS324の処理である。
【0076】ステップS303で、ステップS302で
送出されたテストコマンドに対する期待された応答をス
テップS302で選択された通信インタフェースより受
信することができたか否かが判断される。もし期待され
た応答を選択された通信インタフェースより受信するこ
とができたときはステップS308にスキップされる。
そうでないときはステップS304が実行される。ステ
ップS304で、ステップS302で送出されたテスト
コマンドに対する期待された応答をステップS302で
選択された通信インタフェース以外の通信インタフェー
スにより受信することができたか否かが判断される。も
し期待された応答を選択された通信インタフェース以外
の通信インタフェースにより受信することができたとき
はステップS305が実行される。そうでないときはス
テップS306が実行される。
【0077】ステップS305において、期待された応
答のあった通信インタフェースを選択してステップS3
02に戻る。ステップS306で、すべての通信インタ
フェース61、62が選択されたか否かが判断され、も
しすべての通信インタフェース61、62が今までに選
択されたことがあれば、それ以上テストをする意味がな
いので異常終了となる。もしそうでなければステップS
307の処理を行う。異常終了したときはデバックのた
めの通信インタフェースの確立ができなかったことを示
し、ホストマシン30のディスプレイに通信インタフェ
ースに異常があり、デバックを行うことができないこと
を表示して処理を終了する。ステップS307におい
て、今までに選択されたことのない通信インタフェース
を選択してステップS302に戻る。
【0078】ステップS308で、現在選択されている
通信インタフェースをデバックコマンドとその応答を送
受信するための通信インタフェースとすることをホスト
マシン30のメモリに記憶して通信インタフェースの確
立の処理が終了となる。
【0079】次に、図11のフローチャートにより、実
施の形態3における評価ボード20側からみたときの通
信インタフェースの確立のための手順を示す。評価ボー
ド20側は電源が投入されるとステップS321の処理
が開始される。ステップS321はホストマシン30か
ら送られてくるテストコマンドの受信待ちの状態であ
り、ホストマシン30側からのテストコマンドを受信す
ることによりステップS322の処理が行われる。ステ
ップS322では、ホストマシン30側から送られてき
たコマンドがテストコマンドであるか判断し、テストコ
マンドである場合はステップS323が実行される。テ
ストコマンド以外であればステップS325が実行され
る。ステップS323では、ホストマシン30側から送
られてきたテストコマンドで指示された処理が行われ
る。ステップS324で、テストコマンドで指示された
処理の結果をテストコマンドに対する応答として、複数
の通信インタフェースのそれぞれの通信インタフェース
によりそれぞれ応答を送出してステップS321に戻
る。すなわち、通信インタフェース61及び通信インタ
フェース62のそれぞれを使用してテストコマンドに対
する応答がそれぞれ送出される。
【0080】ステップS325で、以降の処理におい
て、ステップS322で受信した通信インタフェースを
示す値をデバックコマンドとその応答を送受信するため
の通信インタフェースを示す値としてデータRAM10
3上に記憶するとともに、受信したコマンドの応答をそ
の通信インタフェースを使用して送出することにより、
通信インタフェースの確立の処理が終了となる。
【0081】なお、テストコマンドとは、ホストマシン
30側から評価ボード20に搭載されたデバック対象L
SI10のデバックを実行することができるか否かを判
断するためのコマンドであり、評価ボード20を含めて
デバック対象LSI10とホストマシン30との間で通
信が正常にできるかのテストと、デバック対象LSI1
0内のデータRAM103に対して読み書きテストを行
うコマンドである。それらのテスト結果をテストコマン
ドに対する応答として、評価ボード20側よりホストマ
シン30側へ出力される。すなわちホストマシン30は
評価ボート20に搭載されたデバッグ対象LSI10に
対してテストコマンドを実行することにより通信インタ
フェース61及び通信インタフェース62のそれぞれの
テスト及びデバック対象LSI10内のデータRAM1
03のテストが行われる。
【0082】その結果、ホストマシン30は第1通信イ
ンタフェース回路111が含まれる通信インタフェース
61及び第2通信インタフェース回路112が含まれる
通信インタフェース62の中で使用可能な通信インタフ
ェースと、デバック対象LSI10内のデータRAM1
03に読み書きできるかを知ることができる。ホストマ
シン30がデバック対象LSI10内のデバックを行う
ことが可能と判断すると、以降の通信はテスト結果に基
づいていずれか一方の通信インタフェース回路介して行
われるようになる。
【0083】次に通信インタフェースの確立後の動作に
ついて説明する。通信インタフェースの確立後の動作は
実施の形態1及び実施の形態2と同様の動作となるの
で、ここではその部分の動作説明を省略する。
【0084】このように、第1通信インタフェース回路
111を含む通信インタフェース61と、第2通信イン
タフェース回路112を含む通信インタフェース62
と、第1通信インタフェース回路111及び第2通信イ
ンタフェース回路112のそれぞれに対応する通信制御
モジュールC1M及びC2Mとを備えた。また、二つの
通信インタフェース61、62のいずれか一つを選択す
る通信インタフェース選択手段として、ホストマシン3
0からのテストコマンドによるテスト要求に従って通信
インタフェースのテストを行うステップと、二つの通信
インタフェース61、62のそれぞれによりそのテスト
結果の応答をそれぞれ返送するするステップから成る通
信インタフェース確立手順を有しているので、この通信
インタフェース確立手順により二つの通信インタフェー
ス61、62の中でデバック対象LSI10からホスト
マシン30への上り方向の伝送路の一部に不具合があっ
ても、ホストマシン30側で不具合のある通信インタフ
ェースをただちに知ることができるので、不具合のある
通信インタフェースを短時間で検出できようになるとい
う効果を奏する。
【0085】また、通信インタフェースの中のホストマ
シン30からデバック対象LSIへの下り方向の伝送路
に不具合がある場合には、ホストマシン30側が期待さ
れた応答を受信することができないので、通信インタフ
ェース確立手順に、二つの通信インタフェース61、6
2の中で今まで選択されたことのない通信インタフェー
スを選択してテストコマンドを送出するステップを設け
た。その結果、正常に動作する通信インタフェースを調
べて、選択することができるので、通信インタフェース
61及び通信インタフェース62の一方が使用すること
ができない場合でも、使用できる方の通信インタフェー
ス回路を知ることができるので、容易に信頼性の高いデ
バック機構内蔵のデバック対象LSIが得られるように
なるという効果がある。
【0086】また、評価ボード20の制約により、第1
通信インタフェース回路111あるいは第2通信インタ
フェース回路112の一方の通信インタフェース回路し
か搭載することができない場合でも、ホストマシン30
は通信インタフェース確立手順によりデバックに使用で
きる通信インタフェースを知ることができるので、その
通信インタフェースを使用してデバックや評価を行うこ
とができるようになるという効果がある。
【0087】さらに、実施の形態1での通信インタフェ
ース60を削除できる、すなわち通信インタフェース6
0に含まれていた通信ポート110と、評価ボード上の
コネクタ210と、ケーブル400とを削減することが
できるので、ソフトウェアデバック装置1のコストを低
減することができるという効果を奏する。
【0088】なお、第1通信インタフェース回路111
及び第2通信インタフェース回路112はそれぞれビッ
トI/O、パラレルI/O、一般のパラレル/シリアル
あるいはシリアル/パラレル変換が行われる非同期式通
信制御回路あるいは同期式通信制御回路、及びJTAG
仕様のシリアルインタフェース回路のいずれでもよい。
【0089】また、ここではデバックコマンドとその応
答を送受信する通信インタフェースとして、第1通信イ
ンタフェース回路111が含まれる通信インタフェース
61と第2通信インタフェース回路112が含まれる通
信インタフェース62の二つの場合について示したが、
通信インタフェースをn個としてもよい。“n”は2以
上の自然数である。このときn個の通信インタフェース
のそれぞれに対応してn個の通信インタフェース回路及
び通信インタフェースモジュール504内に対応するn
個の通信制御モジュールが必要となる。
【0090】なお、評価ボード20の制約により、n個
の通信インタフェース回路のすべてを評価ボード20に
搭載できない場合でも、ホストマシン30は通信インタ
フェース確立手順によりデバックに使用可能な通信イン
タフェースを知ることができ、それらの使用可能な通信
インタフェースの中でデバックコマンドとその応答の送
受信に使用する通信インタフェースを選択し、その選択
された通信インタフェースを使用することによりデバッ
クや評価を行うことができるようになるという効果があ
る。
【0091】
【発明の効果】第1の発明に係わるデバック機能内蔵の
データ処理装置において、複数の通信インタフェース回
路と、複数の通信インタフェース回路のそれぞれに対応
する複数の通信制御モジュールプログラムが含まれ、デ
バックを行うための実行プログラムが格納されたメモリ
と、プロセッサとにより構成され、実行プログラムによ
り指示される処理は、ホストマシンから複数の通信イン
タフェース回路の中でいずれか一つを選択するするため
のデジタル値を受けた場合、このデジタル値がプロセッ
サに取り込まれる第1のステップと、第1のステップの
後にデジタル値により選択された通信インタフェース回
路に対応する通信制御モジュールを介してデバックのた
めのコマンドとその応答の送受信が行われる第2のステ
ップとを含むようにした。その結果、複数の通信インタ
フェース回路の中に使用できない通信インタフェース回
路が存在したとしても、複数の通信インタフェース回路
の中で使用可能であり、デバッグをするためのコマンド
とその応答の送受信に使用できるいずれか一つの通信イ
ンタフェース回路を選択するためのデジタル値をホスト
マシンより受けることが可能であるので、そのデジタル
値により選択された通信インタフェース回路に対応する
通信制御モジュールを介してデバックを行うことができ
るようになり、信頼性の向上したデバック機構内蔵のデ
ータ処理装置が得られるという効果を奏する。
【0092】第2の発明に係わるデバック機能内蔵のデ
ータ処理装置において、実行プログラムにより指示され
る処理はさらに、第1及び第2のステップの前にホスト
マシンからテストの要求を受けた場合、プロセッサがテ
スト応答データを同じ通信インタフェース回路を介して
ホストマシンに送出する第3のステップが含まれている
ことその結果、複数の通信インタフェース回路の中に使
用できない通信インタフェース回路が存在したとして
も、ホストマシンが第3のステップに基づいて複数の通
信インタフェース回路をそれぞれテストを行うことがで
き、そのテスト結果に基づいて、複数の通信インタフェ
ース回路の中で使用可能であり、デバッグをするための
コマンドとその応答の送受信に使用できるいずれか一つ
の通信インタフェース回路を選択するためのデジタル値
をホストマシンより受けることが可能であるので、その
デジタル値により選択された通信インタフェース回路に
対応する通信制御モジュールを介してデバックを行うこ
とができるようになり、信頼性の向上したデバック機構
内蔵のデータ処理装置が得られるという効果を奏する。
【0093】第3の発明に係わるデバック機能内蔵のデ
ータ処理装置において、複数の通信インタフェースとは
別の通信インタフェースをさらに備え、いずれか一つの
通信インタフェースを選択するためのデジタル値を受け
るのは、別の通信インタフェースにより行われるように
した。その結果、複数の通信インタフェース回路の中に
使用できない通信インタフェース回路が存在したとして
も、別の通信インタフェース回路により容易に動作可能
ないずれか一つの通信インタフェース回路を選択するた
めのデジタル値を受けることができ、さらに複数の通信
インタフェースのすべてが使用できないときにはその旨
を別の通信インタフェースにより知らせることができる
ので、信頼性のより向上したデバック機構内蔵のデータ
処理装置が得られるという効果を奏する。
【0094】第4の発明に係わるデバック機能内蔵のデ
ータ処理装置において、いずれか一つの通信インタフェ
ース回路を選択するためのデジタル値を受けるのは、複
数の通信インタフェース回路の中で動作可能ないずれか
一つの通信インタフェース回路により行われるようにし
たので、いずれか一つの通信インタフェース回路を選択
するためのデジタル値を受けるために別の通信インタフ
ェース回路を設けなくとも実現できるようになり、デバ
ック機構内蔵のデータ処理装置のコストを低減すること
ができるという効果を奏する。
【0095】第5の発明に係わるデバック機能内蔵のデ
ータ処理装置において、複数の通信インタフェース回路
と、複数の通信インタフェース回路のそれぞれに対応す
る複数の通信制御モジュールが含まれ、デバックを行う
ための実行プログラムが格納されたメモリと、プロセッ
サとにより構成され、実行プログラムにより指示される
処理は、ホストマシンからテストの要求を受けた場合、
プロセッサが複数の通信インタフェース回路のそれぞれ
を介してテスト応答データをそれぞれホストマシンに送
出する第4のステップが含まれるようにしたものであ
る。その結果、複数の通信インタフェース回路の中に使
用できない通信インタフェース回路が存在したとして
も、第4のステップにより複数の通信インタフェース回
路の中でデバッグをするためのコマンドとその応答の送
受信に使用することが可能な通信インタフェース回路を
短時間で知ることができ、その通信インタフェース回路
を選択することによりデバックを行うことができるよう
になるので、デバックまでの準備時間を短縮したデバッ
ク機構内蔵のデータ処理装置が得られるという効果を奏
する。
【0096】第6の発明に係わるホストマシンにおいて
は、デバック機構内蔵のデータ処理装置のデバック制御
を行う制御プログラムが内蔵され、データ処理装置のデ
バック制御を行う処理部と、複数の通信インタフェース
とを含み、処理部の前記制御プログラムにより指示され
る処理は、データ処理装置に対してテストを要求するコ
マンドの送信を行う第1のステップと、第1のステップ
によるテストを要求するコマンドに対するデータ処理装
置からの応答を受信する第2のステップと、第2のステ
ップにより受信した応答を判断することによりいずれか
一つの通信インタフェースを選択し、その選択された通
信インタフェースに対応するデジタル値を送信する第3
のステップを含む通信インタフェース確立手順を有して
おり、通信インタフェース確立後はいずれか一つの通信
インタフェースを用いてコマンドとそのコマンドに対す
る応答の送受信が行われるようにしたものである。その
結果、複数の通信インタフェースの中に使用できない通
信インタフェースが存在したとしても、通信インタフェ
ース確立手順により複数の通信インタフェースの中で使
用可能であり、デバッグをするためのコマンドとその応
答の送受信に使用するいずれか一つの通信インタフェー
スに対応するデジタル値を送信し、その通信インタフェ
ースが選択されることによりデバックを行うことができ
るようになり、信頼性の向上したデバックのためのホス
トマシンが得られるという効果を奏する。
【0097】なお、第10の発明に係わる記録媒体にお
いては、その記録媒体に記録されている制御プログラム
をホストマシンのメモリに書き込み、データ処理装置を
制御することにより、第6の発明と同様の効果が得られ
る。
【0098】第7の発明に係わるホストマシンにおいて
は、複数の通信インタフェースとは別の通信インタフェ
ースをさらに備え、第3のステップにおける選択された
通信インタフェースに対応するデジタル値の送信は、別
の通信インタフェースにより行われるようにしたもので
ある。その結果、複数の通信インタフェースの中に使用
できない通信インタフェースが存在したとしても、別の
通信インタフェースにより容易に動作可能ないずれか一
つの通信インタフェースを選択するためのデジタル値を
送信することができ、そのデジタル値に基づいた通信イ
ンタフェースを選択することによりデバックを行うこと
ができるようになり、さらに複数の通信インタフェース
のすべてが使用できないときにはその旨を別の通信イン
タフェースにより知らせることができるので、信頼性の
より向上したデバックのためのホストマシンが得られる
という効果を奏する。
【0099】第8の発明に係わるホストマシンにおいて
は、第3のステップにおける選択された通信インタフェ
ースに対応するデジタル値の送信は、複数の通信インタ
フェースの中で動作可能ないずれか一つの通信インタフ
ェースにより行われるようにしたので、いずれか一つの
通信インタフェースを選択するためのデジタル値を送信
するために別の通信インタフェースを設けないですむの
で、デバックのためのホストマシンのコストを低減する
ことができるという効果を奏する。
【0100】第9の発明に係わるホストマシンにおいて
は、デバック機構内蔵のデータ処理装置のデバック制御
を行う制御プログラムが内蔵され、データ処理装置のデ
バック制御を行う処理部と、複数の通信インタフェース
とを含み、処理部の前記制御プログラムにより指示され
る処理は、データ処理装置に対してテストを要求するコ
マンドの送信を行う第1のステップと、第1のステップ
によるテストを要求するコマンドに対するデータ処理装
置からの応答を複数の通信インタフェースのそれぞれの
通信インタフェースから受信する第2のステップとから
なる通信インタフェース確立手順を有しており、通信イ
ンタフェース確立後はいずれか一つの通信インタフェー
スを用いてコマンドとそのコマンドに対する応答の送受
信が行われるようにしたものである。その結果、複数の
通信インタフェースの中に使用できない通信インタフェ
ースが存在したとしても、通信インタフェース確立手順
により複数の通信インタフェースの中でデバッグをする
ためのコマンドとその応答の送受信に使用することが可
能な通信インタフェースを短時間で知ることができ、そ
の通信インタフェースを選択することによりデバックを
行うことができるようになるので、準備時間の短い信頼
性の向上したデバックのためのホストマシンが得られる
という効果を奏する。
【0101】なお、第11の発明に係わる記録媒体にお
いては、その記録媒体に記録されている制御プログラム
をホストマシンのメモリに書き込み、データ処理装置を
制御することにより、第9の発明と同様の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1、実施の形態2、又は
実施の形態3によるソフトウェアデバック装置1の構成
図である。
【図2】 本発明の実施の形態1によるデバック対象L
SI10のH/W内部構成と評価ボード20の構成を示
す構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態1による命令ROM10
2に格納されているデバッガ処理プログラム500の構
成図である。
【図4】 本発明の実施の形態1によるホストマシン3
0側からみた通信インタフェースの確立のための手順を
示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態1による評価ボード20
側からみた通信インタフェースの確立のための手順を示
すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態1によるデバックコマン
ド処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態2によるデバック対象L
SI10のH/W内部構成と評価ボード20の構成を示
す構成図である。
【図8】 本発明の実施の形態2によるホストマシン3
0側からみた通信インタフェースの確立のための手順を
示すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態2による評価ボード20
側からみた通信インタフェースの確立のための手順を示
すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態3によるホストマシン
30側からみた通信インタフェースの確立のための手順
を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態3による評価ボード2
0側からみた通信インタフェースの確立のための手順を
示すフローチャートである。
【図12】 従来のソフトウェアデバック装置の構成図
である。
【符号の説明】
20 評価ボード 30 ホストマシン 31 処理部 60、61、62 通信インタフェース 101 プロセッサ 102 命令ROM 103 データRAM 110 通信ポート 111 第1通信インタフェース回路 112 第2通信インタフェース回路 400、401、402 ケーブル CP1M、C1M、C2M 通信制御モジュール

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々はホストマシンにそれぞれ接続され
    る複数の通信インタフェース回路と、 前記複数の通信インタフェース回路のそれぞれに対応し
    て通信制御を行うためのプログラムである複数の通信制
    御モジュールが含まれ、デバックを行うための実行プロ
    グラムが格納されたメモリと、 前記メモリに格納された前記実行プログラムを読み出し
    て実行するプロセッサとにより構成され、 前記実行プログラムにより指示される処理は、(1)前
    記ホストマシンから前記複数の通信インタフェース回路
    の中でいずれか一つを選択するためのデジタル値を受け
    た場合、このデジタル値が前記プロセッサに取り込まれ
    る第1のステップと、(2)第1のステップの後に前記
    デジタル値により選択された通信インタフェース回路に
    対応する通信制御モジュールを介してデバックのための
    コマンドとその応答の送受信が行われる第2のステップ
    とを含むことを特徴としたデバック機構内蔵のデータ処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記実行プログラムにより指示される処
    理はさらに、 第1のステップの前にホストマシンから複数の通信イン
    タフェース回路の内の一つを介してテストの要求を受け
    た場合、前記プロセッサがテスト応答データを前記テス
    トの要求を受けた通信インタフェース回路と同じ通信イ
    ンタフェース回路を介してホストマシンに送出する第3
    のステップが含まれていることを特徴とする請求項1記
    載のデバック機構内蔵のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 複数の通信インタフェース回路とは別の
    通信インタフェース回路をさらに備え、 いずれか一つの通信インタフェース回路を選択するため
    のデジタル値を受けるのは、前記別の通信インタフェー
    ス回路により行われることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載のデバック機構内蔵のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 いずれか一つの通信インタフェース回路
    を選択するためのデジタル値を受けるのは、複数の通信
    インタフェース回路の中で動作可能ないずれか一つの通
    信インタフェース回路により行われるように構成されて
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデバ
    ック機構内蔵のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 各々はホストマシンにそれぞれ接続され
    る複数の通信インタフェース回路と、 前記複数の通信インタフェース回路のそれぞれに対応し
    て通信制御を行うためのプログラムである複数の通信制
    御モジュールが含まれ、デバックを行うための実行プロ
    グラムが格納されたメモリと、 前記メモリに格納された前記実行プログラムを読み出し
    て実行するプロセッサとにより構成され、 前記実行プログラムにより指示される処理は、ホストマ
    シンからテストの要求を受けた場合、前記プロセッサが
    前記複数の通信インタフェース回路のそれぞれを介して
    テスト応答データをそれぞれホストマシンに送出するス
    テップが含まれていることを特徴とするデバック機構内
    蔵のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 デバック機構内蔵のデータ処理装置のデ
    バック制御を行う制御プログラムが内蔵され、前記デー
    タ処理装置のデバック制御を行う処理部と、 前記データ処理装置との間をそれぞれ接続する複数の通
    信インタフェースとを含み、 前記処理部の前記制御プログラムにより指示される処理
    は、(1)前記データ処理装置に対してテストを要求す
    るコマンドの送信を行う第1のステップと、(2)前記
    第1のステップによるテストを要求するコマンドに対す
    る前記データ処理装置からの応答を受信する第2のステ
    ップと、(3)前記第2のステップにより受信した応答
    を判断することにより前記いずれか一つの通信インタフ
    ェースを選択し、その選択された通信インタフェースに
    対応するデジタル値を送信する第3のステップを含む通
    信インタフェース確立手順を有しており、 通信インタフェース確立後は前記いずれか一つの通信イ
    ンタフェースを用いてコマンドとそのコマンドに対する
    応答の送受信が行われるように構成されていることを特
    徴とするホストマシン。
  7. 【請求項7】 複数の通信インタフェースとは別の通信
    インタフェースをさらに備え、 第3のステップにおける選択された通信インタフェース
    に対応するデジタル値の送信は、前記別の通信インタフ
    ェースにより行われることを特徴とする請求項6記載の
    ホストマシン。
  8. 【請求項8】 第3のステップにおける選択された通信
    インタフェースに対応するデジタル値の送信は、複数の
    通信インタフェースの中で動作可能ないずれか一つの通
    信インタフェースにより行われることを特徴とする請求
    項6記載のホストマシン。
  9. 【請求項9】 デバック機構内蔵のデータ処理装置のデ
    バック制御を行う制御プログラムが内蔵され、前記デー
    タ処理装置のデバック制御を行う処理部と、 前記データ処理装置との間をそれぞれ接続する複数の通
    信インタフェースとを含み、 前記処理部の前記制御プログラムにより指示される処理
    は、(1)前記データ処理装置に対してテストを要求す
    るコマンドの送信を行う第1のステップと、(2)前記
    第1のステップによるテストを要求するコマンドに対す
    る前記データ処理装置からの応答を前記複数の通信イン
    タフェースのそれぞれの通信インタフェースから受信す
    る第2のステップとを含む通信インタフェース確立手順
    を有しており、 通信インタフェース確立後は前記いずれか一つの通信イ
    ンタフェースを用いてコマンドとそのコマンドに対する
    応答の送受信が行われるように構成されていることを特
    徴とするホストマシン。
  10. 【請求項10】 ホストマシンのメモリ内に記憶されデ
    バック機構内蔵のデータ処理装置のデバック制御を行う
    ための制御プログラムが格納されたものであり、 前記制御プログラムにより指示される処理は、(1)前
    記データ処理装置に対してテストを要求するコマンドの
    送信を行う第1のステップと、(2)前記第1のステッ
    プによるテストを要求するコマンドに対する前記データ
    処理装置からの応答を受信する第2のステップと、
    (3)前記第2のステップにより受信した応答を判断す
    ることにより前記いずれか一つの通信インタフェースを
    選択し、その選択された通信インタフェースに対応する
    デジタル値を送信する第3のステップを含む通信インタ
    フェース確立手順を有しており、 通信インタフェース確立後は前記いずれか一つの通信イ
    ンタフェースを用いてコマンドとそのコマンドに対する
    応答の送受信を行わせるように前記ホストマシンを制御
    するための前記制御プログラムを格納した前記ホストマ
    シンで読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 ホストマシンのメモリ内に記憶されデ
    バック機構内蔵のデータ処理装置のデバック制御を行う
    ための制御プログラムが格納されたものであり、 前記制御プログラムにより指示される処理は、(1)前
    記データ処理装置に対してテストを要求するコマンドの
    送信を行う第1のステップと、(2)前記第1のステッ
    プによるテストを要求するコマンドに対する前記データ
    処理装置からの応答を前記複数の通信インタフェースの
    それぞれの通信インタフェースから受信する第2のステ
    ップとを含む通信インタフェース確立手順を有してお
    り、 通信インタフェース確立後は前記いずれか一つの通信イ
    ンタフェースを用いてコマンドとそのコマンドに対する
    応答の送受信を行わせるように前記ホストマシンを制御
    するための前記制御プログラムを格納した前記ホストマ
    シンで読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012141906A (ja) * 2011-01-06 2012-07-26 Nec Access Technica Ltd デバッグ対象装置、デバッグ情報出力システム、デバッグ情報出力方法およびデバッグ情報出力プログラム
US9875170B2 (en) 2014-12-03 2018-01-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Data storage device for self-detecting error and logging operation and method of operating the same

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