JP2001050678A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2001050678A
JP2001050678A JP11225277A JP22527799A JP2001050678A JP 2001050678 A JP2001050678 A JP 2001050678A JP 11225277 A JP11225277 A JP 11225277A JP 22527799 A JP22527799 A JP 22527799A JP 2001050678 A JP2001050678 A JP 2001050678A
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fin
tube
heat exchanger
dust
tip
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JP11225277A
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Susumu Kozai
晋 古財
Tamio Komatsubara
民雄 小松原
Atsushi Igarashi
敦志 五十嵐
Katsuo Tezuka
勝男 手塚
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Tokyo Radiator Mfg Co Ltd
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Tokyo Radiator Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空冷式の熱交換器に関し、目詰まりが少なく
本来の性能が発揮できる熱交換器を提供することを課題
とする。 【解決手段】 所定の間隔を隔てて複数並列に配置さ
れ、冷却風が通過する側部が所定の厚さを有するチュー
ブ6と、隣合うチューブ6間に所定の隙間をおいて積層
形成され、チューブ6内を通過する流体の放熱を行うフ
ィン7とを有し、上記チューブ6の風上側の先端部から
上記フィン7の先端部を突出形成させ、この突き出た長
さが、チューブ6の上記厚さ以上となる関係にある構成
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空冷式の熱交換器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、産業機械或いは車両等のエンジン
に用いられる空冷式の熱交換器として、例えばラジエー
タは、フィンとチューブからなる形式の放熱機構(コ
ア)のものが多く採用されている。
【0003】空冷式のラジエータ50の放熱機構は、上
記チューブが冷却風と直交する上下方法に所定の間隔を
隔てて複数並列に配置され、これらチューブ間に所定の
隙間をおいて放熱のためのフィンが積層形成されてい
る。
【0004】特に建設土木機械等のエンジンに用いられ
るフィンは、ルーバのような切り欠きの無い、フィン面
上に波状の凹凸をつけたウェービーフィンを使用するの
が一般的である。これは、通常自動車等に用いられる高
性能なコルゲートルーバ付のフィンは、建設土木等の現
場では塵等による目詰まりが発生しやすく、このような
耐目詰まり性能を改善するため、このフィンに比べて性
能は若干低下するウェービーフィンを採用している。
【0005】図9は、上記ラジエータ50を搭載した冷
却機構の概略を示したものである。この冷却機構は、ラ
ジエータ50の他に、インタークーラ61及びオイルク
ーラ62等の熱交換器を冷却するものであり、エンジン
65と連動するファン66によって、外気がグリル64
から取り込まれ上記熱交換器を冷却する。またこの冷却
機構は全体が架体68に収容され、ファン66の周辺に
はファンガイド67が設けられている。
【0006】上記ファン66により取り込まれる外気と
ともに、外部周辺の作業現場の塵(泥、虫、木屑、綿ボ
コリ等)が冷却風と一緒に持ち込まれる。このような塵
による目詰まりを防止するため、一般にラジエータ50
等の前方に金網63(粒度#10〜20)を設置して、
虫など比較的大きな塵によるラジエータ50等の目詰ま
りを防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記金網63
を通過してしまう小さな塵は、ラジエータ50等の熱交
換器のフィンやチューブの前部に堆積する。このような
塵の堆積による目詰まりが進行すると、空気抵抗が著し
く増加して熱交換器を通過する冷却風量が低下し、最悪
の場合にはエンジンのオーバーヒート等の不具合が生じ
る。
【0008】熱交換器の冷却機構の容量が同じ場合、フ
ィンピッチを縮小して放熱面積を大きくするか、または
フィンの高さ幅を狭くするなどしてフィン効率を改善す
れば、上記ウェービーフィンの放熱性能は向上する。し
かし、そのような対策では冷却風の通路が縮小され、か
えって耐目詰まり性能が悪化することが懸念される。
【0009】このように放熱性能と耐目詰まり性能を両
立させることは困難な状況にあり、フィンの目詰まりに
対する有効な対策がとれていないのが実状である。しか
し、建設土木機械に用いられる熱交換器は、騒音規制や
排ガス規制の強化に伴って、効率の改善、容量の制限
等、により必要な冷却風の確保が難しくなるとともに、
インタークーラを装着する車両の増加などにより、冷却
系を取り巻く環境は一段と厳しくなっている。また、建
設土木機械等はホコリや塵が多量に浮遊する劣悪な環境
下で使用されることが多く、一般の自動車などの熱交換
器とは比較にならないほど、ホコリや塵による熱交換器
の冷却機構であるフィンやチューブの目詰まりが起こり
やすく、その対策が望まれている。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、目詰まりが少なく本来の性能が発揮できる熱交
換器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の技術的課題を解決
するため、本発明に係る熱交換器は、図1に示すよう
に、所定の間隔を隔てて複数並列に配置され、冷却風が
通過する側部が所定の厚さを有するチューブ6と、隣合
うチューブ6間に所定の隙間をおいて積層形成され、チ
ューブ6内を通過する流体の放熱を行うフィン7とを有
し、上記チューブ6の風上側の先端部から上記フィン7
の先端部を突出形成させ、この突き出た長さが、チュー
ブ6の上記厚さ以上となる関係にある構成である。
【0012】また、本発明に係る熱交換器は、所定の間
隔を隔てて複数並列に配置され、冷却風が通過する側部
が所定の厚さを有するチューブ6と、隣合うチューブ6
間に所定の隙間をおいて積層形成され、チューブ6内を
通過する流体の放熱を行うフィン7とを有し、上記チュ
ーブ6の風上側の先端部から上記フィン7の先端部を突
出形成させ、この突き出た長さをLとしたとき、上記チ
ューブ6厚さdに対するフィン7の上記長さLの比Δ
(=L/d)が1以上でかつ3以下となる関係にある構
成である。
【0013】また、本発明に係る熱交換器は、上記フィ
ン7を、断面凸凹状に形成した構成である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る熱交換器の実
施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、建設土木
機械等のエンジンに用いられる上記熱交換器としてのラ
ジエータを示したものである。このラジエータ11は、
冷却水の注入口3及びエンジンからの冷却水の流入口2
が設けられた上部タンク1、エンジンへ戻る冷却水の流
出口5及び水抜き弁12が設けられた下部タンク4、こ
れら上部タンク1と下部タンク4とを連結し、上部タン
ク1から下部タンク4に向けて冷却水が流通する複数の
チューブ6及びこれらチューブ6を冷却するフィン7を
有している。
【0015】上記チューブ6は、冷却風と直交する上下
方向に、所定の間隔を隔てて複数並列に配置され、これ
らチューブ6は、冷却風が通過する側部は厚さが薄く形
成されている。上記フィン7は、隣合うチューブ6間
に、帯状の板を折り畳むように上下に所定の隙間をおい
て積層形成され、チューブ6間は水平状に、またチュー
ブ6に接する部位は半円状に屈曲形成されている。
【0016】さらに上記フィン7は、フィン7の水平状
面の中央部を凹凸状にエンボス成形8したいわゆるウェ
ービーフィンを採用している。また、上記チューブ6
は、断面が平行な偏平面6a,6bを有する長円形状で
あり、これら偏平面6a,6bの外面間は所定の厚さ
「d」を有している。さらに、この実施の形態では、上
記フィン7は、冷却風15の風上側の先端部7aが、チ
ューブ6の同風上側の先端部6cから所定の長さ「L」
だけ突出形成されている。
【0017】ここで、上記フィン7を突出成形(長さ
「L」)させた場合の効果につき、社内における目詰ま
り試験をふまえて説明する。図2は、この目詰まり試験
の概略図を示したものである。この目詰まり試験では、
冷却風の風上側と風下側にそれぞれ測定室21,22を
設け、両測定室21,22の間に試験用のラジエータ1
1を配置する。そして、風下側の測定室22からの途中
にフィルタボックス26を設け、ブロア23を用いて風
下側の測定室22から空気を吸い込んで冷却風を発生さ
せる。
【0018】そして、風上側の測定室21の前方に塵散
布装置24を設置して塵14を散布し、この塵14によ
るラジエータ11の目詰まりの程度を、上記測定室21
内と測定室22内との気圧の差(以下「差圧」という)
を測定しその差圧を比較して判断する。この場合、塵1
4を散布した後は、塵14の付着によって冷却風がラジ
エータ11を通過しにくくなり、風上側と風下側の各測
定室の差圧が大きくなる。
【0019】試験には、試料及び試料の2種類のラ
ジエータ11を用いた。ラジエータ11の各部のサイズ
は、試料については、フィン7が、間口H=10.8
mm、奥行きFW=38mm、上下の隙間間隔(ピッ
チ)P=3.0mmであり、またチューブ6の形状は厚
さ「d」が4.4mm、奥行きW=35mmである。試
料は、フィン7が、間口H=7.3mm、奥行きFW
=49mm、上下のピッチP=3.5mmであり、また
チューブ6の形状は厚さ「d」が1.7mm、奥行きW
=45mmである。上記散布した塵14は、繊維類及び
パルプ材を主な成分としている。
【0020】この目詰まり試験では、上記フィン7の突
出し長さ「L」を、最初は埋め込んだ状態(Lがマイナ
ス)から次第に長く突出させ、そのときの「L」に対す
る耐目詰まり性能を調べた。具体的には、耐目詰まり性
能の判断基準として、目詰まり物質(上記塵14)を散
布したサイクル数「cycle」と抵抗増加倍率αとの
関係を測定した。上記サイクル数は、一定の散布間隔を
おいて塵14を散布した回数(1回につき塵のかたまり
10ccを散布)のことである。この散布間隔は基本的
には1分としたが、記録をとるとき等、実験の都合で2
〜3分となる場合もある。
【0021】また、上記抵抗増加倍率αは、ラジエータ
11に塵14が付着してない状態における上記風上側の
測定室21と風下側の測定室22との差圧「A」を基準
値とし、塵14が付着したときの差圧を上記差圧Aと比
較したものである。例えば塵14が付着した後の上記風
上側の測定室21と風下側の測定室22との差圧を
「B」としたとき、抵抗増加倍率αはα=B/Aとな
る。
【0022】このように、塵散布後における差圧Bと、
塵散布前における差圧Aとの比を上記抵抗増加倍率αと
している。すなわち、この抵抗増加倍率αは目詰まりの
程度を表す尺度といえる。この試験で用いた差圧計の単
位はPa(パスカル)であり、上記差圧は数百Pa程度
である。この目詰まり試験では、抵抗増加倍率αが1.
5倍、2.0倍、2.5倍、3.0倍となる場合につい
て調べた。
【0023】図3は、上記試料(チューブの厚さ
「d」=4.4mm)について、上記フィン7の突出し
長さ「L」に対する、耐目詰まり性能を調べた結果をグ
ラフに示したものである。このグラフは、横軸を長さ
「L」、縦軸をサイクル数「cycle」として、これ
に上記抵抗増加倍率αが一定の場合の軌跡を示してい
る。このグラフでは、長さ「L」を増加させると、サイ
クル数を増加させ散布した塵14の量を多くしても、抵
抗増加倍率は変わらないという特性が確認できる。これ
によれば、フィン7の突出し長さ「L」を長くすれば、
目詰まりがしずらくなり、塵14に対して優れた耐目詰
まり性能が得られたことになる。このグラフでは、長さ
「L」が10mm前後まで耐目詰まり性能の向上が見ら
れる。
【0024】図4に示すグラフは、上記試料(チュー
ブの厚さ「d」=1.7mm)について、上記フィン7
の突出し長さ「L」に対する、耐目詰まり性能を調べた
結果を示したものである。このグラフでは、少なくとも
長さ「L」が4mm前後まで耐目詰まり性能の向上が見
られる。
【0025】図5に示すグラフは、横軸を、フィン7の
突出し長さ「L」とチューブ6の厚さ「d」との比
「Δ」(Δ=L/d)とし、縦軸をサイクル数として、
これに上記抵抗増加倍率αが一定の場合の軌跡を示した
ものである。そしてこのグラフ上に上記試料と試料
についての軌跡を併記している。このグラフからすれ
ば、上記試料及び試料は、上記抵抗増加倍率αが一
定の場合、少なくとも比Δが1〜3の範囲では、フィン
7を突出しない場合(Δ=0)と比べて耐目詰まり性能
の向上或いは改善が見られる。したがって、上記フィン
7の突出による効果は、一般的に、その突出し長さ
「L」と、チューブ6の厚さ「d」との比(Δ=L/
d)を基準として判断することができる。
【0026】さらに詳細に上記試験結果をみると、いず
れについてもαが一定の場合、フィン7の突き出しによ
り、上記比Δ(=L/d)が2程度までは、耐目詰まり
性能が向上し、さらに比Δが略2〜3の範囲で特性のピ
ークが見られる。そして比ΔがΔ=1〜3の範囲では、
フィン7を突き出さない状態(Δ=0)に比べて、良好
な耐目詰まり効果が得られる。なお、従来のラジエータ
等の熱交換器においても、製造上の都合等により若干フ
ィン7を突出形成することが行われているが、これはΔ
が1より小さい範囲に限られている。
【0027】上記抵抗増加倍率αに関する試験と並行し
て、ラジエータ11の表面における塵付着の程度を調査
した。これによれば、抵抗増加倍率αが一定の場合に
は、塵の散布の量にかかわりなく、塵の付着(目詰ま
り)の程度は略同じであり、上記グラフと同様な傾向が
見られた。
【0028】また、上記試験結果において、フィン7の
突出し長さ「L」又は比「Δ」がマイナスのポイントが
示されているが、これはチューブ6の先端の半円状に屈
曲した部分13と平坦な部分との境界部、すなわち図6
(a)に示すようにチューブ6の先端部から少し後方の
部位とフィン7の先端部とをあわせたときの測定結果で
ある。この場合、試験中の観察によれば、図7に示すよ
うに、フィン7とチューブ6とが接触する部分のフィン
7先端の屈曲部分13に、早いサイクル数で塵14によ
る目詰りが発生していることが確認された。
【0029】また、試みにチューブ6のアール部分の丸
みをとって、図6(b)に示すように角状断面として試
験したところ、上記と同様、早いサイクル数でフィン7
先端の屈曲部分13に目詰まりが発生した。これらから
すれば、フィン7がチューブ6に対して突出形成されて
いない場合には、冷却風15はチューブ6の先端部の手
前でフィン7方向にかたむいてフィン7の屈曲部分13
に集まり、この屈曲部分13に掛った塵14は、他に逃
げ場がなく、次々とその場に堆積していくためと考えら
れる。
【0030】これに対して、この実施の形態のようにフ
ィン7の先端部をチューブ6から突出形成した場合に、
耐目詰まり性能が向上するのは以下の理由によるものと
考えられる。まず、フィン7の先端部における冷却風の
風当たりがよくなり、すでにフィン7の屈曲部分13に
掛った塵14が次に飛んできた塵14と衝突し、これに
よって先の塵14をフィン7から吹き飛ばして風下に流
してしまう。
【0031】また、図8に示すように塵14がフィン7
の先端の屈曲部分13に集中しなくなり、この屈曲部分
13をよけて流れ、塵14の堆積し易い屈曲部分13へ
の塵の付着が軽減される。この場合、フィン7の屈曲部
分13をよけた塵14の一部は、チューブ6の先端部に
付着することもあるが、チューブ6自体に付着した塵1
4は、それ自体によって冷却風のフィン7通過を阻むも
のでもなく、面積的にも僅かであり、冷却効果への影響
は少ない。
【0032】さらに、フィン7を突出形成することによ
り、フィン7が突出した分冷却風がフィン7内部に進入
する間口が広くなって、冷却風に対する抵抗が少なくな
る。この場合、たとえフィン7の屈曲部分13に塵14
が堆積しても、フィン7の突出部分の側部にはチューブ
6との間に空間部が形成されていることから、この部位
から冷却風がフィン7内部に進入することができる。以
上が、耐目詰まり性能が向上する理由である。
【0033】従って、上記実施の形態のラジエータによ
れば、フィン7の先端部をチューブ6から突出形成した
から、フィン7への塵14の目詰まり現象が緩和され、
また、冷却風が流入する間口も広くなったことから、耐
目詰まり性能が向上し、塵14等が多く散乱する環境下
においても、良好な冷却効果が得られる。また、フィン
7には放熱特性に優れたウェービーフィンを採用した
が、耐目詰まり性能については、フラットなフィンであ
っても同様な効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る熱交
換器によれば、チューブの風上側の先端部からフィンの
先端部を突出形成させ、この突き出た長さが、チューブ
の厚さ以上となる関係にある構成を採用したから、塵の
目詰まり現象が緩和され、耐目詰まり性能に優れ熱交換
器本来の性能が発揮できるという効果がある。
【0035】また、本発明に係る熱交換器によれば、チ
ューブの風上側の先端部からフィンの先端部を突出形成
させ、この突き出た長さをLとしたとき、チューブ厚さ
dに対するフィンの長さLの比Δが1以上でかつ3以下
となる関係にある構成を採用したから、実用的に優れた
耐目詰まり性能が得られるという効果がある。
【0036】また、本発明に係る熱交換器によれば、フ
ィンのチューブ間の部位を、断面凸凹状に形成したか
ら、さらに放熱特性に優れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る熱交換器の構成図で
ある。
【図2】実施の形態に係る目詰まり試験の概略図を示し
たものである。
【図3】(a)は試料の目詰まり試験の試験結果を示
したグラフであり、(b)は測定値を示す。
【図4】(a)は試料の目詰まり試験の試験結果を示
したグラフであり、(b)は測定値を示す。
【図5】(a)は突出し長さLとチューブの厚さdを示
す図、(b)は試験結果につき横軸に比Δ(=L/d)
をとったグラフを示す。
【図6】冷却風の流れ方向を示す図で、(a)はチュー
ブの先端が屈曲する場合、(b)はチューブの先端が角
状の場合を示す。
【図7】フィンに堆積した塵を示す図である。
【図8】フィンを突出形成した場合の冷却風の流れ方向
を示す図である。
【図9】熱交換器を搭載した冷却機構の概略を示す図で
ある。
【符号の説明】
6 チューブ 7 フィン 11 熱交換器(ラジエータ)
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月14日(2000.4.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 敦志 神奈川県川崎市川崎区藤崎3丁目5番1号 東京ラヂエーター製造株式会社内 (72)発明者 手塚 勝男 神奈川県川崎市川崎区藤崎3丁目5番1号 東京ラヂエーター製造株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔を隔てて複数並列に配置さ
    れ、冷却風が通過する側部が所定の厚さを有するチュー
    ブと、 隣合うチューブ間に所定の隙間をおいて積層形成され、
    チューブ内を通過する流体の放熱を行うフィンとを有
    し、 上記チューブの風上側の先端部から上記フィンの先端部
    を突出形成させ、この突き出た長さが、チューブの上記
    厚さ以上となる関係にあることを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 所定の間隔を隔てて複数並列に配置さ
    れ、冷却風が通過する側部が所定の厚さを有するチュー
    ブと、 隣合うチューブ間に所定の隙間をおいて積層形成され、
    チューブ内を通過する流体の放熱を行うフィンとを有
    し、 上記チューブの風上側の先端部から上記フィンの先端部
    を突出形成させ、この突き出た長さをLとしたとき、 上記チューブ厚さdに対するフィンの上記長さLの比Δ
    (=L/d)が1以上でかつ3以下となる関係にあるこ
    とを特徴とする熱交換器。
  3. 【請求項3】 上記フィンを、断面凸凹状に形成したこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の熱交換
    器。
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